JP4714446B2 - タクシー車両の営業データの送信方法 - Google Patents

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本発明は、タクシー車両に搭載されたDSRC(Dedicated Short Range Communication;専用狭域通信)車載器にて、このタクシー車両に搭載されたタクシーメータからの営業データをシリアル通信線を介して受信し、DSRCを用いて効率的に事務所システム側に送信するための方法に関する。
タクシー車両において、1営業毎の賃走時間や運賃等から構成される営業データを、タクシーメータに付随するメモリカード等の記録媒体に納めておき、1日の業務終了時に所属事務所に戻ったときに、この記録媒体に納められている営業データを事務所のPC(パーソナルコンピュータ)に転送して、営業データを管理するシステムが知られている。
ところが、このシステムでは、記録媒体を持ち帰って、毎日、その内容を事務所のPCに転送する必要があるため、業務効率がよくないうえに作業ミスが発生することもある。そこで、下記特許文献1に示されるように、タクシーメータで収集された営業データを、当該タクシー車両に搭載された無線機に転送し、営業データを無線回線を用いて逐次事務所側に送信するシステムが提案されている。
ところが、この特許文献1のシステムでは、各タクシー車両から事務所に対して、逐次、営業データが送信されてくるため、1日中、事務所のPCに大きな負荷がかかる。更に、上記無線回線としては、タクシー無線が用いられるので、肝心の配車指示に支障がでてくる。
そこで、下記特許文献2に示すように、DSRC無線機をタクシー車両及び事務所システムに装備しておき、1日の業務終了時に所属事務所に戻って、タクシー車両がDSRCの通信エリアを通過したときに、DSRCを用いて、1日の営業データを事務所システム側に送信するシステムが提案されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
特開平6−203234号公報 特開平4−248692号公報
ところで、上述のようなDSRCを用いたシステムを採用するに際し、コストアップ抑制等のために、特に過渡期には、既存のタクシーメータを流用することが考えられる。この場合には、既存のタクシーメータに装備される入出力ポートが利用されるので、シリアル通信線を介してタクシーメータがDSRC無線機に接続されることになる。そして、メモリカード内には1日の営業データが収められているので、1日の業務終了時に所属事務所に戻って、タクシー車両がDSRCの通信エリアを通過する際に、メモリカード内の営業データをDSRC無線機に転送し、更に、これをDSRCにより事務所システムのDSRC無線機に送信することになる。
周知のように、DSRCでは、タクシー車両がスポット状の通信エリア内を通過する間に、1日の営業データを送信する必要がある。しかしながら、シリアル通信線を介してタクシーメータとDSRC無線機とを接続すると、シリアル通信は通信速度が遅いため、タクシーメータからDSRC無線機に全データを転送し、且つ、これを事務所システムに送信してしまう前に、当該タクシー車両が通信エリアを通過してしまうことも考えられる。そうすると、事務所システムでは、必要な営業データが得られず、十分な管理ができなくなる。
よって本発明は、上述した現状に鑑み、既存のタクシーメータを流用することでコストアップを抑制しつつ、且つ、DSRCを用いることで業務効率を向上させることができるタクシー車両の営業データの送信方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の送信方法は、タクシー車両に搭載されたDSRC車載器にて、このタクシー車両に搭載されたタクシーメータからの営業データをシリアル通信線を介して受信し、DSRCを用いて前記営業データを管理する事務所システム側に送信するための方法であって、前記シリアル通信線を介して、前記タクシーメータから1営業毎に送信されてくる1営業データを取り込む取込工程と、取り込む毎に前記1営業データを蓄積して、前記DSRCを用いて送信すべきDSRCデータをプログラム用メモリに作成する作成工程と、DSRC通信時に、前記プログラム用メモリにある前記DSRCデータを、DSRCを用いて、前記事務所システム側に送信する送信工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、シリアル通信線を介して、タクシーメータから1営業毎に送信されてくる1営業データを取り込み、取り込む毎に1営業データを蓄積して、DSRCを用いて送信すべきDSRCデータをプログラム用メモリに作成し、DSRC通信時に、プログラム用メモリにあるDSRCデータを、DSRCを用いて、事務所システム側に送信する。よって、シリアル通信線で接続されたタクシーメータで取得された営業データも、DSRCを用いて、完全に事務所システム側に送信することが可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の送信方法は、請求項1記載の送信方法において、前記プログラム用メモリに作成した前記DSRCデータを、不揮発メモリにバックアップするバックアップ工程、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、プログラム用メモリに作成したDSRCデータを、不揮発メモリにバックアップするようにしているので、何らかの理由で、プログラム用メモリから消失したDSRCデータも、即座にプログラム用メモリに復元可能になる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の送信方法は、請求項2記載の送信方法において、前記不揮発メモリにバックアップしている前記DSRCデータを、電源オン時に、前記プログラム用メモリに転送する転送工程、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、電源オン時に、バックアップしているDSRCデータを、プログラム用メモリに転送するようにしているので、1日の営業のうちで、タクシー車両のエンジンを切った際にプログラム用メモリから消失したDSRCデータが、エンジン起動と共に自動的にプログラム用メモリに復元可能になる。
請求項1記載の発明によれば、シリアル通信線を介して、タクシーメータから1営業毎に送信されてくる1営業データを取り込み、取り込む毎に1営業データを蓄積して、DSRCを用いて送信すべきDSRCデータをプログラム用メモリに作成し、DSRC通信時に、プログラム用メモリにあるDSRCデータを、DSRCを用いて、事務所システム側に送信する。よって、シリアル通信線で接続されたタクシーメータで取得された営業データも、DSRCを用いて、完全に事務所システム側に送信することが可能になる。したがって、既存のタクシーメータを流用することでコストアップを抑制しつつ、且つ、DSRCを用いることで業務効率を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、プログラム用メモリに作成したDSRCデータを、不揮発メモリにバックアップするようにしているので、何らかの理由で、プログラム用メモリから消失したDSRCデータも、即座にプログラム用メモリに復元可能になる。したがって、信頼性も向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、電源オン時に、バックアップしているDSRCデータを、プログラム用メモリに転送するようにしているので、1日の営業のうちで、タクシー車両のエンジンを切った際にプログラム用メモリから消失したDSRCデータが、エンジン起動と共に自動的にプログラム用メモリに復元可能になる。したがって、実用性も向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、本発明の実施形態に係るハードウエア構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示す図である。図2は、本発明の一実施形態に係るDSRC車載器、タクシーメータ及び事務所システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、タクシー車両CRには、DSRC車載器1及びタクシーメータ2が搭載されている。事務所システム3は、タクシー会社の構内入口のゲートGTに設置されたDSRC無線機31及びタクシー会社の事務所MG内に設置されたPC32を含んで構成される。タクシー車両CRに搭載されたDSRC車載器1は、当該タクシー車両CRがDSRC無線機31のカバーする通信エリアARを通過中に、タクシーメータ2からの営業データを受信し、DSRCを用いて事務所システム1に送信する。なお、図示しないが、実際には、図1のタクシー車両CRと同等のDSRC車載器1及びタクシーメータ2を搭載した複数のタクシー車両CRが存在し、事務所MGはこれら複数のタクシー車両CRを管理するものとする。
DSRC車載器1は、詳しくは、図2に示すように、CPU(中央処理装置)11、並びにこれに接続されたDSRC無線機12、プログラム用メモリ13、不揮発性メモリ14及びI/F(シリアルインターフェース回路)15を含んで構成される。
CPU11は、後述の本発明に係る処理手順をはじめとして、主に、DSRC無線に関する制御を司る。プログラム用メモリ13は、DSRC無線に関するアプリケーションプログラムの他に、タクシーメータ2から送信されてくる営業データから作成したDSRCデータを一時的に格納する。
CPU11とプログラム用メモリ13とは、マイクロコンピュータに含まれるCPUとRAMとの関係に相当し、両者間のアクセス速度及びデータ電送速度共に非常に高速である。但し、CPU11に電源供給が停止されると同時に、プログラム用メモリ13の内容も消失する。
不揮発性メモリ14は、例えば、CPU11を含むマイクロコンピュータに外付けされるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)である。不揮発性メモリ14は、ここでは、プログラム用メモリ13に格納されるDSRCデータをバックアップする。不揮発性メモリ14は、CPU11に電源供給が停止されても、バックアップしているDSRCデータを保持可能であるが、不揮発性メモリ14とCPU11との間のアクセス速度及びデータ電送速度は、プログラム用メモリ13とCPU11との間のアクセス速度及びデータ電送速度ほど高速ではない。
DSRC無線機12は、事務所システム3のDSRC無線機31との間で、周知のDSRCを行うための送受信機能を備える。このDSRCでは、例えば、5.8GHz帯の電波を使用する。I/F15は、CPU11がシリアル通信線SBを介して、タクシーメータ2のCPU21と通信を行うためのインターフェース回路である。
また、タクシーメータ2は、図2に示すように、CPU21、I/F(シリアルインターフェース回路)22及びカードR/W(リーダライタ)23を含んで構成される。CPU21は、主に営業データを収集に係る処理を司る。I/F22は、CPU21がシリアル通信線SBを介して、DSRC無線機12のCPU11と通信を行うためのインターフェース回路である。なお、I/F22には、シリアル通信線SBが接続される入出力ポートも含まれる。カードR/W23は、収集された営業データをメモリカード24に記録するための装置である。
シリアル通信は、周知のように通信速度が遅いが、シンプルであるため、外部機器との接続のために多くのタクシーメータに、シリアル通信用の入出力ポートが装備されている。そこで、本実施形態は、このシリアル通信を積極的に利用しつつ、すなわち、タクシーメータ自体には手を加えることなく、且つ、DSRCの長所も享受しようとするものである。
なお、カードR/W23及びメモリカード24は、本発明の構成には不要であるが、メモリカード24の内容と同一のデータがDSRCを用いて送信されるということを理解するために記載している。また、タクシーメータ2は、この他にも、表示部や入力部等を有するが、本発明を理解するには必要ないので省略している。
タクシーメータ2は、1営業毎に賃走時間や運賃等から構成されるデータ(1営業データとよぶ)を収集し、それらをカードリーダライタ23を介して、逐次、メモリカード24に記録する。ここで、1営業とは、1乗客(複数人の場合もある)に要した賃走業務である。タクシーメータ2は、1営業データを収集する毎に、これをシリアル通信線SBを介して、逐次、DSRC無線機12に転送する。
一方、事務所システム3は、詳しくは、図2に示すように、DSRC無線機31及びPC32を含んで構成される。DSRC無線機31は、例えば、5.8GHz帯の電波を使用して、DSRC車載器1のDSRC無線機12との間で、DSRCを行うための送受信機能を備える。DSRC無線機31は、図1に示すように、1台のタクシー車両CRに搭載されるDSRC車載器1(DSRC無線機12)とだけ、通信可能な通信エリアをカバーする。
PC32は、例えば、周知のデスクトップ型のコンピュータである。PC32は、DSRC車載器1から送信されてくる、例えば、1日分の営業データを、DSRC無線機31を介して受信して、タクシー車両CRの乗務員の業務管理等に利用する情報を作成する。
続いて、本発明の一実施形態に係る処理手順について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る、DSRC車載器、タクシーメータ及び事務所システムの間の通信シーケンス図である。図4は、本発明の一実施形態に係る、DSRC車載器の処理手順を示すフローチャートである。図5は、本発明の一実施形態に係る、プログラム用メモリ及び不揮発メモリの間のデータのやりとりを説明するための図である。
図3に示すように、タクシーメータ2では、1営業データを収集する毎に、これをシリアル通信線SBを介して、逐次、DSRC無線機12に送信する(ステップT201)。DSRC車載器1では、これを受信して(ステップT101)、メモリのワークエリアに取り込み(ステップT102)、新たにDSRCデータを作成し(ステップT103)、不揮発メモリのDSRCデータを更新する(ステップT104)。
補足すると、ステップT103で作成されるDSRCデータとは、1営業データが取り込まれる毎にこれらが蓄積されたデータ、すなわち、1営業データが時系列的に結合されたデータである。但し、初回の1営業データの取り込み後には、結合すべきDSRCデータは未だ存在しないので、取り込んだデータそのものがDSRCデータとなる。また、ステップT104のDSRCデータの更新では、不揮発性メモリ14の既存のDSRCデータが消去されて、新たにプログラム用メモリ13に作成されたDSRCデータが不揮発性メモリ14に転送される。
なお、上記ステップT201及びステップT101〜ステップT104の処理は、当該DSRC車載器1を搭載したタクシー車両CRが、1日の業務終了時に所属事務所に戻って、事務所システム3のDSRC無線機31の通信エリアARに進入して、DSRCが開始されるまで繰り返される。
DSRC車載器1では、DSRCが開始されると(ステップT105)、DSRCを用いて、DSRCデータを送信し(ステップT106)、送信完了すると次の処理に備えて、プログラム用メモリ13のDSRCデータをクリアすると共に(ステップT107)、不揮発性メモリ14のDSRCデータもクリアする(ステップT108)。なお、ステップT106は、請求項中の送信工程に対応する。
事務所システム3では、DSRC車載器1からのDSRCデータを受信し(ステップT301)、タクシー車両CRの乗務員の業務管理等に利用する情報を作成する。
上記DSRC車載器1の処理を図4を用いて補足すると、ステップS1において、電源オンが検知されると(ステップS1のY)、ステップS2において、DSRC車載器1のCPU11は、不揮発性メモリ14にDSRCデータがあるか否かをチェックする。CPU11は、不揮発性メモリ14にDSRCデータがあれば(ステップS2のY)、ステップS3において、不揮発性メモリ14にあるDSRCデータをプログラム用メモリ13に転送して、DSRCの開始に備え、不揮発性メモリ14にDSRCデータがなければ(ステップS2のN)、上記転送処理無しに、DSRCの開始に備える。
なお、このステップS1〜ステップS4は、1日の営業のうちで、タクシー車両のエンジンを切った際にプログラム用メモリ13から消失したDSRCデータを、エンジン起動と共に自動的にプログラム用メモリ13に復元するための処理である。なお、ステップS3は、請求項中の転送工程に対応する。
そして、当該DSRC車載器1を搭載したタクシー車両CRが、1日の業務終了時に所属事務所に戻って、事務所システム3のDSRC無線機31の通信エリアARに進入すると、ステップS4において、DSRCが開始され(ステップS4のY)、CPU11は、ステップS5において、プログラム用メモリ13にあるDSRCデータを読み出して、これをDSRC無線機12から送信させる。送信完了すると、CPU11は、ステップS6において、プログラム用メモリ13のDSRCデータをクリアすると共に、ステップS7において、不揮発性メモリ14のDSRCデータもクリアして、次の処理に備える。
一方、当該DSRC車載器1を搭載したタクシー車両CRが、事務所システム3のDSRC無線機31の通信エリアARに進入するまでは、すなわち、ステップS4において、DSRCが開始されない限り(ステップS4のN)、CPU11は、ステップS8において、タクシーメータ2からの営業データの受信を待機する(ステップS8のN)。
ステップS8において、タクシーメータ2からの営業データの受信があると(ステップS8のY)、CPU11は、ステップS9において、この営業データ(1営業データぶん)をプログラム用メモリ13のワークエリアに取り込み、ステップS10において、既存のDSRCデータに今回取り込んだ1営業データを結合して、新たにDSRCデータを作成し、ステップS11において、不揮発性メモリ14のDSRCデータを更新する。なお、ステップS8、ステップS9は、請求項中の取込工程に対応し、ステップS10は、請求項中の作成工程に対応し、ステップS11は、請求項中のバックアップ工程に対応する。
図5を用いてデータのやりとりを説明すると、タクシーメータ2から1営業毎に送信されてくる1営業データ2aは、取り込まれる毎に(ステップS9)、プログラム用メモリ13で結合されてDSRCデータ13aが作成され(ステップS10)、DSRCデータ13aと同等のDSRCデータ14aが不揮発性メモリ14上に逐次バックアップされる(ステップS11)。また、電源オフ時には、プログラム用メモリ13のDSRCデータ13aは消失するので、次に電源オンと同時に不揮発性メモリ14上にバックアップされているDSRCデータ14aが、プログラム用メモリ13に転送される(ステップS3)。
以上説明したように、本発明の実施形態によると、シリアル通信線SBで接続されたタクシーメータ2で取得された営業データも、DSRCを用いて、完全に事務所システム3側に転送することが可能になる。したがって、既存のタクシーメータを流用することでコストアップを抑制しつつ、且つ、DSRCを用いることで業務効率を向上させることができる。
また、電源オン時に、不揮発性メモリ14にバックアップしているDSRCデータを、プログラム用メモリ13に転送するようにしているので、1日の営業のうちで、タクシー車両のエンジンを切った際にメモリ13から消失したDSRCデータが、エンジン起動と共に自動的にプログラム用メモリに復元可能になる。したがって、実用性も向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るシステム全体の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るDSRC車載器、タクシーメータ及び事務所システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、DSRC車載器、タクシーメータ及び事務所システムの間の通信シーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る、DSRC車載器の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、プログラム用メモリ及び不揮発メモリの間のデータのやりとりを説明するための図である。
符号の説明
1 DSRC車載器
2 タクシーメータ
3 事務所システム
11、21 CPU
12、31 DSRC無線機
13 プログラム用メモリ
14 不揮発メモリ
15、22 シリアルインターフェース回路
23 カードリーダライタ
24 メモリカード
SB シリアル通信線

Claims (3)

  1. タクシー車両に搭載されたDSRC車載器にて、このタクシー車両に搭載されたタクシーメータからの営業データをシリアル通信線を介して受信し、DSRCを用いて前記営業データを管理する事務所システム側に送信するための方法であって、
    前記シリアル通信線を介して、前記タクシーメータから1営業毎に送信されてくる1営業データを取り込む取込工程と、
    取り込む毎に前記1営業データを蓄積して、前記DSRCを用いて送信すべきDSRCデータをプログラム用メモリに作成する作成工程と、
    DSRC通信時に、前記プログラム用メモリにある前記DSRCデータを、DSRCを用いて、前記事務所システム側に送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とするタクシー車両の営業データの送信方法。
  2. 請求項1記載の送信方法において、
    前記プログラム用メモリに作成した前記DSRCデータを、不揮発メモリにバックアップするバックアップ工程、
    を含むことを特徴とするタクシー車両の営業データの送信方法。
  3. 請求項2記載の送信方法において、
    前記不揮発メモリにバックアップしている前記DSRCデータを、電源オン時に、前記プログラム用メモリに転送する転送工程、
    を含むことを特徴とするタクシー車両の営業データの送信方法。
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