JP4896307B2 - 運転状況管理方法、運転状況管理プログラム及び運転状況管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムであり、より詳細には、クレーン車やパワーショベル、ブルドーザーなどの重機の管理に好適に用いられる運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、重機のレンタルにおいて、料金を請求する際には、借りていた延べ日数のうち天候等によって使用できない期間の料金を差し引いて請求することがあった。この場合、使用できない期間については、主に顧客からの自己申告に基づいて決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この使用できない期間を顧客からの自己申告に基づき決定した場合、顧客は顧客側にとって都合がいいような申告を行う可能性がある。即ち、顧客側にとって都合がいいような申告とは、レンタル料が安くなるような内容の虚偽の申告を顧客が行うことである。
【0004】
また、顧客によって悪天候等で重機が使用できない期間についての解釈がそれぞれ異なる場合がある。さらに、顧客とレンタル業者間の悪天候で重機が使用できない期間についての解釈がそれぞれ異なる場合もある。
【0005】
故に、レンタル重機の貸出期間中における、重機が使用できない期間の算出には不透明な要素が多々見られた。
【0006】
本発明は、以上の点を考慮しなされたもので、重機の運転状況を正確に管理する運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムを提供することを課題とする。また、重機の運転状況を正確に管理することで、重機を貸し出した場合の貸料の算出を正確に行うことができる運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した技術的課題を解決するため、本発明は以下の方法を採用した。
即ち、重機の運転状況をコンピュータで管理する運転状況管理方法であって、本発明は重機の運転状況を測定するステップと、この測定した重機の運転状況を運転状況データとして記憶するステップとを含み、そして記憶した重機の運転状況データを処理して前記重機の運転状況を管理するステップとを含むことを特徴とする運転状況管理方法である。
【0008】
また、運転状況管理方法は、重機の運転状況を管理するステップにおいて、記憶された重機の運転状況データから重機の運転時間を算出し、そして算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0009】
さらに、運転状況管理方法は、重機の運転状況を管理するステップにおいて、重機の所在地の天候と算出した重機の運転時間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0010】
また、運転状況管理方法は、重機の運転状況を管理するステップにおいて、重機を貸し出した際の貸出期間内における重機の運転時間と重機の所在地の天候とから重機の非稼働期間を休車期間として算出し、休車期間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0011】
このような手順で行われる運転状況管理方法では、従来レンタル業者から見て不明確な部分の多かった顧客に貸し出されている重機の運転状況を正確に知ることができるため、レンタル時における重機の貸料の算出が公正に行われることになる。
【0012】
なお、運転状況管理方法は、重機の運転状況を測定するステップを実行する測定端末から、運転状況データを記憶するステップ及び/又は運転状況を管理するステップを実行する管理装置へ運転状況データを送信するステップを含むことを特徴としてもよい。
【0013】
加えて、運転状況管理方法は、運転状況データを送信するステップにおいて、携帯電話回線を用いることを特徴としてもよい。
【0014】
また、上記した技術的課題を解決するため、本発明は以下のプログラムを採用した。
即ち、重機の運転状況をコンピュータで管理する運転状況管理プログラムであって、重機の運転状況を測定するステップと、測定した重機の運転状況を運転状況データとして記憶するステップとを含み、そして記憶した重機の運転状況データを処理して前記重機の運転状況を管理するステップと含み、これらをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
また、運転状況管理プログラムは、重機の運転状況を管理するステップにおいて、記憶された重機の運転状況データから前記重機の運転時間を算出し、算出した重機の運転時間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0016】
さらに、運転状況管理プログラムは、前記重機の運転状況を管理するステップにおいて、重機の所在地の天候と算出した重機の運転時間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0017】
そして、運転状況管理プログラム重機の運転状況を管理するステップにおいて、重機を貸し出した際の貸出期間内における重機の運転時間と重機の所在地の天候とから重機の非稼働期間を休車期間として算出し、休車期間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする。
【0018】
このような手順で行われる運転状況管理プログラムでは、従来レンタル業者から見て不明確な部分の多かった顧客に貸し出されている重機の運転状況を正確に知ることができるため、レンタル時における重機の貸料の算出が公正に行われることになる。
【0019】
なお、運転状況管理プログラムは、重機の運転状況を測定するステップを実行する測定端末から、運転状況データを記憶するステップ及び/又は運転状況を管理するステップを実行する管理装置へ運転状況データを送信するステップを含むことを特徴としてもよい。
【0020】
加えて、運転状況管理プログラムは、運転状況データを送信するステップにおいて、携帯電話回線を用いることを特徴としてもよい。
【0021】
さらに、上記した技術的課題を解決するために、本発明では以下の手段を採用した。
即ち、重機に設けられ重機の運転状況を測定する測定端末と、測定端末による測定結果に基づいて重機の運転状況を管理する管理装置とを備える運転状況管理システムである。
【0022】
そして運転状況管理システムは、測定端末が重機の運転状況を測定する運転状況測定手段と、運転状況測定手段で測定した重機の運転状況を運転状況データとして記憶する運転状況記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
さらに運転状況管理システムは、管理装置が運転状況記憶手段に記憶した重機の運転状況データを処理して重機の運転状況を管理する運転状況管理手段を備えることを特徴とする。
【0024】
加えて、運転状況管理システムは、重機の運転状況を管理する管理装置において、運転状況記憶手段に記憶された重機の運転状況データから重機の運転時間を算出して、算出した重機の運転時間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を運転状況管理手段が行うことを特徴とする。
【0025】
そして運転状況管理システムは重機の運転状況を管理する前記管理装置において、重機の所在地の天候と算出した重機の運転時間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を運転状況管理手段が行うことを特徴とする。
【0026】
さらに、運転状況管理システムは、重機の運転状況を管理する管理装置において、重機を貸し出した際の貸出期間内における重機の運転時間と重機の所在地の天候とから重機の非稼働期間を休車期間として算出し、休車期間に基づいて重機を貸し出した場合の貸料の算出を運転状況管理手段が行うことを特徴とする。
【0027】
このような手順で行われる運転状況管理システムでは、従来レンタル業者から見て不明確な部分の多かった顧客に貸し出されている重機の運転状況を正確に知ることができるため、レンタル時における重機の貸料の算出が公正に行われることになる。
【0028】
なお、運転状況管理システムは、重機の運転状況を測定する前記運転状況測定手段で測定した運転状況データを、運転状況記憶手段或いは運転状況管理手段に通信する通信手段を備えることを特徴としてもよい。
【0029】
加えて、運転状況管理システムは、運転状況データを運転状況記憶手段或いは運転状況管理手段に通信する通信手段に携帯電話回線を用いることを特徴としてもよい。
【0030】
そして、測定端末は重機の運転状況を測定する端末であって、重機の運転状況を測定する運転状況測定手段と、運転状況測定手段で測定した運転状況を運転状況データとして記憶する運転状況記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0031】
さらに、管理装置は、重機の運転状況データを管理する装置であって、運転状況記憶手段に記憶した重機の運転状況データを処理して重機の運転状況データを管理する運転状況管理手段を備えることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照にして本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムをレンタル用重機1に適用した例を示している。
【0033】
〈実施形態1〉
本実施の形態に示す運転状況管理方法は、主に建物の建築工事、道路、河川等の土木工事に使用されるクレーン車、パワーショベル、ブルドーザー等の重機1の内部に以下の要素を持たせて構成される。図1は本発明の重機に組み込んだ測定端末2と、この測定端末2で測定した運転状況データを管理する管理装置8とからなる運転状況管理システムの概略構成図である。
【0034】
なお、本発明における運転状況とは、建物等の建設工事、道路、河川等の土木工事に使用されるクレーン車、パワーショベル、ブルドーザー等の重機が、建設、土木工事の各作業に従事している際の各重機の動作、即ち、移動時走行以外の重機の動作である。運転状況管理方法は、上記した重機の動作を測定し、管理を行っている。
【0035】
図1に示すように、測定端末2は本体内に、CPU(central processing unit)10やメインメモリ11等よりなる演算処理部12、演算処理の為のソフトウェアを記憶した記憶手段4を備える。また、測定端末2には重機1の運転状況を測定する重機の運転状況測定手段3や、データの入出力部(I/O)13があり、通信回線を介して通信を行う為の通信制御手段(CCU)5等が備えられている。
【0036】
運転状況測定手段3には、重機1の主スイッチ6や、重機1の各被操作機器9を操作するための各種操作レバー7と接続されており、この主スイッチ6や操作レバー7の操作状況と各被操作機器9の状態を検知している。
【0037】
記憶手段4には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト(運転状況管理プログラム)がインストールされている。また、記憶手段4は、当該重機1の運転状況データを記憶している。
【0038】
演算処理部12は、周辺機器からの情報やアプリケーションソフトに基づき、運転状況測定手段3や通信制御手段5等の手段を制御して後述する所定のステップ(運転状況の管理手順)を実行している。
【0039】
入出力部13には、キーボードやマウス等の入力手段、ディスプレイやプリンタ等の出力手段と言ったユーザーインターフェイス等が接続される。
【0040】
図2は、本発明の管理装置8の概略構成図である。管理装置8は、重機1をレンタルする業者の事業所等に設置され、運転状況を測定する測定端末2からの運転状況データを管理するものである。
【0041】
図2に示すように、管理装置8は本体内に、CPU(central processing unit)20やメインメモリ21等よりなる演算処理部22があり、データの入出力部(I/O)23や、演算処理の為のソフトウェアを記憶した記憶手段24が備えられており、通信回線と接続して通信を行う為の通信制御手段(CCU)25等が備えられている。
この入出力部23には、キーボードやマウス等の入力手段や、ディスプレイやプリンタ等の出力手段といったユーザインターフェイス等が接続される。
【0042】
記憶手段24には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフト(運転状況管理プログラム)がインストールされている。また、記憶手段24は、当該重機の運転状況データを記憶している。
【0043】
演算処理部22は、周辺機器からの情報やアプリケーションソフトに基づき、運転状況読込手段や運転状況管理手段の機能を実現すると共に、各手段を制御して後述する所定のステップ(運転状況の管理手順)を実行している。
【0044】
この運転状況読込手段の機能としては、通信制御手段25を介して前記測定端末2からの運転状況を受信し、この運転状況を重機毎に対応させて記憶手段24に記憶させる。
【0045】
運転状況管理手段の機能としては、前記記憶手段24に記憶した重機1の運転状況に基づき、当該重機1を貸し出した場合の貸料の算出を行う。
【0046】
続いて、前記した運転状況管理システムによる運転状況の管理手順(運転状況管理方法)について、図3を用いて説明する。
【0047】
まず、重機1の操作用主スイッチ6が入ることによって、測定端末2が作動状態となる。この時点から、運転時間、操作時間、操作回数の測定を開始する(S1)。
【0048】
このときの各操作の測定について、移動式クレーン車を例に挙げて説明する。
通常、移動式クレーン車は、作業時の横転防止のため、アウトリガーと呼ばれる足を車両の側方に出してから作業を行うようになっている。このため、操作用主スイッチ6を入れて、且つアウトリガーを出した状態のとき、クレーン車は運転状態であると運転状況測定手段3が判断して運転時間の計測を行う。
【0049】
上記以外にも、重機1の運転者が操作レバー7を操作して重機1の運転を行うと、ウインチの駆動時間等、クレーン車の運転に関与する各種動作を運転状況測定手段3によって測定し、作業時間を詳細に記録する(S2)。
【0050】
なお、本実施の形態では各種重機の中でも特に移動式クレーン車の運転状況の測定について記述したが、パワーショベル、ブルドーザー等、他の重機においても各重機が重機本来の用途で使用していることが確認可能な動作を測定することで正確な運転状況を記録することができる。
【0051】
また、運転状況管理システムが運転状況の測定を行う際、運転状況データに運転時間等、日時に関するデータを記録する必要がある。この日時に関するデータを記憶手段4に記録するため、測定端末2は、演算処理部12内に備えたCPU10内のクロック機能を時計として利用して時間を記録し、さらに電波時計等、外部から日時に関するデータを入手し定期的に時計機能の補正を行う。上記の機能を備えることで、測定端末2は常に重機1の正確な運転時間の記録を行うことが可能となる。
【0052】
続いて運転状況測定手段3が測定した各操作毎の運転状況の情報を、記憶手段4にて記憶する(S3)。なお、記憶手段4には、書き込み自在なフロッピーディスクのような形態を備える記憶媒体を用いることが望ましい。
【0053】
そして記憶した運転状況は、記憶手段4の記憶媒体ごと取り出し、記憶媒体自体を持ち出すことで運転状況データを管理装置8に受け渡すか或いは記憶手段4から通信制御手段5を介して、外部の管理装置8に通信される(S4)。
【0054】
上記のようにして、通信制御手段5から受け取った重機1の運転状況の情報は、管理装置8側の記憶手段24にて保存される(S5)。
【0055】
そして、運転状況管理手段は、測定装置2によって得た重機1の主スイッチ5のONの時間、アウトリガーを使用していた時間、各機能毎の運転時間等を適宜設定しておいた基準から、使用した日、使用しなかった日を算出する(S6)。
【0056】
また、運転状況管理システムは、各種気象情報提供サービスを利用して、顧客に貸し出された貸出期間中における重機1の所在地周辺に関する気象情報を入手する。そして運転状況管理システムは、入手した重機1の所在地周辺に関する気象情報をステップ6までに算出した重機1の運転時間と照合する。
以上により、重機1の所在地周辺気象情報と運転時間から、顧客が天候の都合により重機1を利用した作業を行うことができなかったと判断できる日を算出する。
【0057】
また、重機を貸し出し、貸出期間中顧客が借り受けた重機1を天候等の都合によって利用できなかった期間を特に休車期間と称する。そして上記の処理を運転状況管理システムが行った結果、この休車期間の算出を正確に且つ公平に行うことができる。
故に、上記の処理を運転状況管理システムが行った結果、レンタル業者、顧客側双方にとって公正な基準による料金精算が行われることとなる。
【0058】
また、通信制御手段5は、管理装置8との通信には、互いに遠隔の位置にあることも考えられる。このため、測定端末2と管理装置8との通信制御手段5には、携帯電話回線を用いることが望ましい。また、携帯電話の電波が届かない僻地などでは衛星携帯電話回線を用いてもよい。
【0059】
そして、管理装置8は、一台の重機1に対して一つの管理装置8を持つものに限らず、図4のように一つの管理装置8で何台もの重機1の運転状況を集中的に管理を行うような構成を取ることもできる。このことによって、レンタル業者は、自社で保有している重機の運転状況、レンタル先、使用期間、料金算出を統合的に管理することができる。
【0060】
〈実施形態2〉
次に本発明の実施形態2について説明する。本実施形態は本発明の運転状況管理システムをレンタル用重機1に適用し、運転状況管理システムに機能を追加した例を示している。
なお、本実施形態において前述の実施形態1と同一の要素には同符号を付す等して再度の説明を省略している。
【0061】
測定端末2には、重機1の使用者が作業の運行記録をつけることや、故障等の報告をレンタル業者側に行えるよう、キーボードに代表される入出力部13を設ける構成を取ることも考えられる。
【0062】
また、測定端末2には、操作レバー7からの操作情報が入力する。このため、測定端末2は、操作レバー7から運転状況測定手段3を介してクレーン車におけるアウトリガーやウインチの操作等、被操作機器9への指令を電気的に行うシステムを構築することもできる。
【0063】
さらに、測定端末2には、通信制御手段5を活用して万が一作業場で事故が発生したとき、即座に管理装置8に通知して救急車等の手配を行う機能を追加することもできる。
【0064】
その上、測定端末2は、運転状況測定手段3を活用して、近年頻発している重機を狙った窃盗事件に対抗するため、運転状況測定手段3に重機1の異常(振動や、揺れ、傾き)を測定する機能を追加して常時監視を行うこともできる。
【0065】
さらに、測定端末2は、通信制御手段5を活用して、重機1を狙った窃盗事件の際に、盗まれた重機1の現在位置を管理装置8に通知し、重機1の発見を補助するような構成を取ることもできる。
【0066】
なお、上記した実施の形態ではいずれもクレーン車に適用した例を取り上げ説明を行ったが、本発明の運転状況管理システムはクレーン車のみならず、パワーショベル、ブルドーザー等の各種重機にも適用できる。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、重機の運転状況を正確に管理するシステムを提供することができる。また、重機の運転状況を正確に管理することで、重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことのできる運転状況管理方法、運転状況管理プログラム、及び運転状況管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転状況管理システムを重機に適用した一実施形態の概略構成図。
【図2】本発明の運転状況管理システムを重機に適用した一実施形態に備えられる管理装置の構成図。
【図3】本実施の形態1における運転状況管理システムの作用を示すフローチャート。
【図4】本実施の形態における重機に備えられた測定端末を一つの管理装置で管理した際の構成図。
【符号の説明】
1 重機
2 管理端末
3 運転状況測定手段
4 記憶手段
5 通信制御手段
6 主スイッチ
7 操作レバー
8 管理装置
9 被操作機器
10 CPU
11 メインメモリ
12 演算処理部
13 入出力部
20 CPU
21 メインメモリ
22 演算処理部
23 入出力部
24 記憶手段
25 通信制御手段
Claims (16)
- 重機の運転状況をコンピュータで管理する運転状況管理方法であって、
前記重機の運転状況データを測定するステップと、
気象情報提供サービスによって提供された前記重機の所在地における気象情報の入力を受けるステップと、
前記測定した重機の運転状況データを所定の基準に照らして、重機を使用した日及び使用しなかった日を求めるステップと、
前記重機の貸出期間のうち、前記運転状況データに基づいて重機を使用しなかったと判定した日であって、且つ前記気象情報に基づいて所定の天候と判断した日を悪天候によって作業を行うことができなかった休車期間とし、当該休車期間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うステップと、
を含むことを特徴とする運転状況管理方法。 - 前記貸料の算出を行うステップにおいて、前記記憶された前記重機の運転状況データから前記重機の運転時間を算出し、算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項1に記載の運転状況管理方法。
- 前記貸料の算出を行うステップにおいて、前記重機の所在地の天候と前記算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項2に記載の運転状況管理方法。
- 前記重機の運転状況データを測定するステップを実行する測定端末から、前記重機の使用日を求めるステップ及び貸料の算出を行うステップを実行する管理装置へ運転状況データを送信するステップを含むことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の運転状況管理方法。
- 前記運転状況データを送信するステップにおいて、携帯電話回線を用いることを特徴とする請求項4に記載の運転状況管理方法。
- 重機の運転状況をコンピュータで管理する運転状況管理プログラムであって、
前記重機の運転状況データを測定するステップと、
気象情報提供サービスによって提供された前記重機の所在地における気象情報の入力を受けるステップと、
前記測定した重機の運転状況データを所定の基準に照らして、重機を使用した日及び使用しなかった日を求めるステップと、
前記重機の貸出期間のうち、前記運転状況データに基づいて使用しなかったと判定した日であって、且つ前記気象情報に基づいて所定の天候と判断した日を休車期間とし、当該休車期間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うステップと、
をコンピュータに実行させるための運転状況管理プログラム。 - 前記貸料の算出を行うステップにおいて、前記記憶された前記重機の運転状況データから前記重機の運転時間を算出し、算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機を貸し出した場合の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項6に記載の運転状況管理プログラム。
- 前記貸料の算出を行うステップにおいて、前記重機の所在地の天候と前記算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項7に記載の運転状況管理プログラム。
- 前記重機の運転状況データを測定するステップを実行する測定端末から、前記重機の使用日を求めるステップ及び貸料の算出を行うステップを実行する管理装置へ運転状況データを送信するステップを含むことを特徴とする請求項6から8の何れか一項に記載の運転状況管理プログラム。
- 前記運転状況データを送信するステップにおいて、携帯電話回線を用いることを特徴とする請求項9に記載の運転状況管理プログラム。
- 重機に設けられ前記重機の運転状況を測定する測定端末と、前記測定端末による測定結果に基づいて前記重機の運転状況を管理する管理装置とを備える運転状況管理システムであって、
前記測定端末が、
前記重機の運転状況データを測定する運転状況測定手段と、
前記運転状況測定手段で測定した重機の運転状況データを記憶する運転状況記憶手段とを備え、
前記管理装置が、
気象情報提供サービスによって提供された前記重機の所在地における気象情報の入力を受ける手段と、
前記測定した重機の運転状況データを所定の基準に照らして、重機を使用した日及び使用しなかった日を求め、前記重機の貸出期間のうち、前記運転状況データに基づいて使用しなかったと判定した日であって、且つ前記気象情報に基づいて所定の天候と判断した日を休車期間とし、当該休車期間に基づいて前記重機の貸料の算出を行う運転状況管理手段を備えることを特徴とする運転状況管理システム。 - 前記運転状況管理手段が、前記重機の運転状況データから前記重機の運転時間を算出して、算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項11に記載の運転状況管理システム。
- 前記運転状況管理手段が、前記重機の所在地の天候と前記算出した前記重機の運転時間に基づいて前記重機の貸料の算出を行うことを特徴とする請求項12に記載の運転状況管理システム。
- 前記測定端末が、前記運転状況データを前記管理装置へ送信する通信手段を備えることを特徴とする請求項11から13の何れか一項に記載の運転状況管理システム。
- 前記通信手段が、前記運転状況データの送信に携帯電話回線を用いることを特徴とする請求項14に記載の運転状況管理システム。
- 重機の運転状況データを管理する管理装置であって、
気象情報提供サービスによって提供された前記重機の所在地における気象情報の入力を受ける手段と、
前記重機の運転状況データを所定の基準に照らして、重機を使用した日及び使用しなかった日を求め、前記重機の貸出期間のうち、前記運転状況データに基づいて使用しなかったと判定した日であって、且つ前記気象情報に基づいて所定の天候と判断した日を休車期間とし、当該休車期間に基づいて前記重機の貸料の算出を行う運転状況管理手段を備えることを特徴とする管理装置。
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