JP3853988B2 - 建設機械及びその制御情報管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建設機械及びその建設機械の制御情報を管理する制御情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、建設現場等で使用される油圧ショベル等の建設機械の分野においてもメカトロニクス化が進み、作動部の種々の動作をコンピュータにより制御させるようになってきているが、機械の使用開始後に記憶部に記憶されているプログラムにバグが発見されたり、建設機械の用途が多様化することにより開発時には予期しなかった使い方がされることがあったりしてプログラムやデータ(以下、制御情報という。)の変更が必要になる場合がある。このような場合、従来では、更新すべき制御情報の書き込まれたフロッピーディスクやCD−ROM等の記録媒体を持って建設機械を管理している管理センターからサービスマンが建設現場に出向き、持参した記録媒体を用いて制御情報を更新するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建設機械の作動部の動作を制御するプログラム等の制御情報の更新を行う場合、建設機械を管理している管理センターからサービスマンが建設現場に出向くことになると、建設機械が山間部等の僻地にある場合等では稼動場所を把握するだけでも時間がかかるうえ、建設機械が稼動中である場合は稼動終了まで待機する必要があることから各地に点在している多数の建設機械の制御情報の更新を行うにはかなりの日数を要するという問題がある。また、多数の建設機械の制御情報の更新を短期間で実施しようとすると、パソコン等の操作に習熟しているサービスマンが多数必要になるが、そのような人材を確保するのが困難であるという問題もある。このような種々の問題が生じるのは、建設機械が管理センターから離間した場所において使用されるものであることに起因するものである。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、建設現場等に出向かなくても管理センターにおいて確実に管理することができる建設機械及びその制御情報管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、エンジンを始動させるキースイッチ、電源部を構成するオルタネータ及び所定の作動部を備えた建設機械であって、前記作動部の動作を制御する制御情報を記憶する書き換え可能な情報記憶手段と、この情報記憶手段に記憶される制御情報であり、管理センターから送信されてくる制御情報を受信する受信手段と、この受信手段で受信した制御情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されている場合に前記作動部が稼動状態にあると判別し、前記キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていない場合に前記作動部が稼動停止状態にあると判別する停止判別手段と、この停止判別手段により前記作動部が稼動停止状態にあると判別された場合に前記一時記憶手段に記憶されている制御情報を前記情報記憶手段に転送して当該情報記憶手段に記憶されている制御情報を更新する情報更新手段とを備えたことを特徴としている。
【0006】
この構成によれば、管理センターから送信された制御情報が受信手段により受信され、この受信された制御情報が一時記憶手段に記憶される。この一時記憶手段に記憶された制御情報は、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていないことで作動部が稼動停止状態にあると判別された場合に情報記憶手段に転送され、情報記憶手段に記憶されている制御情報が更新される。これにより、建設機械の制御情報が人手を介さずに更新され、建設現場等に出向かなくても建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0007】
また、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されている場合に作動部が稼動状態にあると判別され、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていない場合に作動部が稼動停止状態にあると判別されることで、作動部が稼動停止状態にあるか否かが確実に判別でき、これにより制御情報の更新を確実に行うことができるようになる結果、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。なお、制御情報とは、建設機械の作動部の制御に関連する種々の情報であり、建設機械の例えばアタッチメントを制御する制御プログラムやデータ等である。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1に係るものにおいて、前記受信手段が、前記管理センターから通信衛星を介して送信されてくる制御情報を受信するものであることを特徴としている。
【0009】
この構成によれば、管理センターから通信衛星を介して送信されてくる制御情報が受信手段により受信される。これにより、建設機械と管理センターとの間で制御情報の授受がリアルタイムで行われ、建設現場等に出向かなくても建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に係るものにおいて、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、前記管理センターからの問合せに応じて前記バージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を前記管理センターに送信する送信手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】
この構成によれば、情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号が管理センターからの問合せに応じて読み出され、この読み出されたバージョン番号が管理センターに送信される。これにより、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0012】
また、請求項4の発明は、請求項1又は2に係るものにおいて、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、この完了信号発生手段により生成された更新完了信号を前記管理センターに送信する送信手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号が生成され、管理センターに送信される。これにより、管理センターにおいて制御情報の更新が完了したことが確認でき、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0014】
また、請求項5の発明は、建設機械の制御情報管理システムであって、請求項1又は2記載の建設機械と、前記管理センターに設置され、前記制御情報を送信する情報書換装置とを備えたことを特徴としている。
【0015】
この構成によれば、管理センターに設置された情報書換装置から建設機械に最新バージョン等の制御情報が送信され、建設機械では受信した制御情報が一時記憶手段に記憶され、この一時記憶手段に記憶されている制御情報が作動部の稼動停止中に情報記憶手段に転送され、情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が行われる。これにより、建設機械の制御情報が人手を介さずに確実に更新され、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0016】
また、請求項6の発明は、請求項5に係るものであって、前記建設機械が、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、前記管理センターからの問合せに応じて前記バージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を前記管理センターに送信する送信手段とを備え、前記情報書換装置が、前記建設機械に記憶されている制御情報のバージョン番号を問合せる番号問合せ手段と、前記建設機械から送信されてきたバージョン番号が最新のバージョン番号でない場合に最新バージョンの制御情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】
この構成によれば、情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号が管理センターからの問合せに応じて読み出され、この読み出されたバージョン番号が管理センターに送信される一方、建設機械から送信されてきたバージョン番号が最新のバージョン番号でない場合に最新バージョンの制御情報が管理センターから建設機械に送信される。これにより、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0018】
また、請求項7の発明は、請求項5又は6に係るものであって、前記建設機械が、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、この完了信号発生手段により生成された更新完了信号を前記管理センターに送信する送信手段とを備え、前記情報書換装置が、前記建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信する受信手段と、前記建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信して更新の完了を確認する更新完了確認手段とを備えたことを特徴としている。
【0019】
この構成によれば、情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したときに建設機械から更新完了信号が管理センターに送信され、管理センターでは情報書換装置により制御情報の更新の完了が確認される。これにより、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係る建設機械に適用される制御情報管理システムの概略構成を示す図である。この図において、情報管理システムは、山間部等で稼動されている建設機械の動作を制御する制御プログラムやデータ等(以下、制御情報という。)を管理センターから通信衛星を介して前記建設機械に送信し、自動的に動作制御情報を更新するようにしたものである。
【0021】
すなわち、この情報管理システムは、管理センターに設置された情報書換装置(情報伝送装置)50と、基地局52及び通信衛星54を介して情報書換装置50との間で情報の送受信を行う油圧ショベル等の建設機械56とを備えている。
【0022】
情報書換装置50は、例えば、パーソナルコンピュータ等で構成され、情報書換装置50の全体の動作を制御する制御部501と、所定の情報を表示するCRT等からなる表示部502と、制御部501に対して制御信号等を入力するキーボード等の入力部503と、フロッピーディスク等の記録媒体に書き込まれている制御情報を読み取る読取装置504と、読取装置504により読み取られた制御情報を識別情報と共に基地局52に送信する送信部505と、建設機械56から通信衛星54及び基地局52を介して送信されてくる識別情報及びバージョン番号情報を受信する受信部506とを備えている。
【0023】
制御部501は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU507と、所定の制御プログラム及び識別情報が記憶されたROM508と、処理データや読取装置504で読み取られた制御情報を一時的に記憶するRAM509とを備えており、この制御部501には、上記表示部502、入力部503、読取装置504、送信部505及び受信部506がそれぞれ接続されている。
【0024】
また、CPU507には、複数の建設機械56のうちの1の建設機械56を呼び出す呼出手段510と、呼び出された建設機械56から送信されてくる識別情報をROM508に記憶されている識別情報と照合して一致、不一致を判別するID照合手段511と、識別情報が一致したときに建設機械56の後述するメモリ584に記憶されている制御情報のバージョン番号を問い合わせる番号問合手段512と、建設機械56から送信されてくるバージョン番号情報を最新のバージョン番号と照合して一致、不一致を判別する番号照合手段513と、バージョン番号が一致しないときに読取装置504で読み取られる最新バージョンの制御情報の送信を指示する送信指示手段514と、建設機械56から送信されてくる更新完了信号を受信して更新の完了を確認する更新完了確認手段515としての各機能実現手段を備えている。
【0025】
また、送信部505及び受信部506は、基地局52とDSU517を介して通信可能に接続されている。なお、RAM509に記憶されている制御情報は、建設機械56の後述するメモリ584に書き込まれている制御情報の更新が完了した後に消去されるようになっている。
【0026】
基地局52は、情報書換装置50から建設機械56に送信するための制御情報を通信衛星54に向けて送信する一方、建設機械56から通信衛星54を介して送信されてくる識別情報及びバージョン番号情報を情報書換装置50に割り当てられたメモリに一旦保存するものである。通信衛星54は、例えば高度780km付近の極軌道上に打ち上げられた低軌道周回衛星であって、基地局52から送信された制御情報を一旦受信した後に建設機械56に送信する一方、建設機械56から送信された識別情報及びバージョン番号情報を一旦受信した後に基地局52に送信するものである。
【0027】
前記建設機械56は、油圧ショベル等であり、この建設機械56の全体の動作を制御する機体コントローラ部58を備えている。この機体コントローラ部58は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU581と、所定の制御プログラム及び識別情報が記憶されたROM582と、処理データ及び情報書換装置50から送信されてくる制御情報を一時的に記憶するRAM583と、制御情報をバージョン番号と共に記憶するEEPROMやフラッシュEEPROM等の電気的に書き換え可能なメモリ584と、ROM582及びメモリ584から読み出した識別情報及びバージョン番号情報を基地局52に送信する送信部585と、情報書換装置50から送信されてくる制御情報等を受信する受信部586とを備えている。
【0028】
また、CPU581には、建設機械56のエンジンを始動するための始動キーが装着されるキースイッチ561と、バッテリと共に建設機械56の電源部を構成するオルタネータ562とが接続され、それぞれから出力された信号が入力されるようになっている。なお、始動キーがキースイッチ561のキー穴に差し込まれ、「LOCK」位置から「ON」位置を経由して「START」位置に回動されると、始動モータが駆動されて建設機械56のエンジンが始動され、その後はキースイッチ561は「ON」位置に戻るようになっている。また、オルタネータ562は、エンジンが始動されると同時に駆動されることになる。
【0029】
これにより、キースイッチ561から「ON」信号が出力され、かつオルタネータ562から駆動信号が出力されているときは建設機械56の作動部が稼動状態であると判断され、キースイッチ561からの「ON」信号とオルタネータ562からの駆動信号とが消滅したときは建設機械56の作動部が停止状態にあると判断される。
【0030】
また、CPU581には、情報書換装置50からのバージョン番号の問い合わせに応じてメモリ584に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段590と、読み出したバージョン番号の情報書換装置50への送信を指示する送信指示手段591と、建設機械56の作動部(油圧ショベルのバケット等)が停止状態にあるか否かを判別する停止判別手段592と、情報書換装置50から送信されてくる制御情報をバージョン番号と共に一旦RAM583に取り込む一方、建設機械56が停止状態にあるときにRAM583に取り込んだ制御情報をメモリ584にバージョン番号と共に転送し、メモリ584に記憶されている旧バージョンの制御情報を更新する情報更新手段593と、メモリ584に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段594と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を発生する完了信号発生手段595としての各機能実現手段を備えている。
【0031】
また、送信部585及び受信部586には、通信衛星54との間で通信を行うためのアンテナ595がデュプレクサ596を介して接続されている。
【0032】
次に、上記のように構成された情報管理システムの情報書換装置50側の情報の送受信動作の概略について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】
まず、1の建設機械56に対して番号問合手段512から問合せ信号が出力され、メモリ584に記憶されている制御情報のバージョン番号の問い合わせが行われる(ステップS31)。この問い合わせは、複数ある建設機械56のうちの1の建設機械56を特定するための装置番号が入力部503から入力されることにより、呼出手段510から出力された呼出し信号により指定された建設機械56が呼び出され、それに応じて建設機械56から送信されてきた識別情報がID照合手段511により照合された上で行われる。
【0034】
次いで、建設機械56から基地局52を介して送信されてきたバージョン番号情報が受信され(ステップS33)、その受信されたバージョン番号が番号照合手段513により最新のバージョン番号と一致するか否かが判別される(ステップS35)。なお、この判別に先立ち、最新バージョンの制御情報が読取装置504に装着された記録媒体からバージョン番号と共に読み取られてRAM509に記憶されており、このRAM509に記憶されているバージョン番号と受信されたバージョン番号とが照合されることになる。
【0035】
そして、ステップS35で判定が否定されると、建設機械56には最新バージョンの制御情報が取り込まれていないものと判断されてRAM509に取り込まれている最新バージョンの制御情報が送信指示手段514からの指示により送信される(ステップS37)。
【0036】
その後、最新バージョンの制御情報による更新が完了したときに建設機械56から送信されてくる更新完了信号が受信されたか否かが更新完了確認手段515により判別され(ステップS39)、この判定が肯定されると指定された建設機械56に対する更新作業が終了し、判定が否定されたときは判定が肯定されるまで待機することになる。なお、ステップS35で判定が肯定されると、指定された建設機械56には最新バージョンの制御情報がすでに取り込まれているものと判断され、その建設機械56に対する更新作業が終了する。これにより、無駄な更新作業を行う必要がなくなって更新作業を効率的に行うことができる。
【0037】
次に、上記のように構成された情報管理システムの建設機械56側の情報の送受信動作の概略について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0038】
まず、建設機械56で通信衛星54を介して情報書換装置50から送信されてきた最新バージョンの制御情報が受信される(ステップS51)。この受信された最新バージョンの制御情報は、一旦RAM583に取り込まれる。この受信にあたり建設機械56からは情報書換装置50からの呼出しに応じて識別情報が送信される一方、情報書換装置50からの問合せに応じてバージョン番号読出手段590によりメモリ584に記憶されている制御情報のバージョン番号が読み出されて送信指示手段591からの指示により情報書換装置50に送信され、情報書換装置50では最新バージョンの制御情報かどうかが判別される。
【0039】
次いで、建設機械56の作動部が稼動停止状態にあるか否かが停止判別手段592により判別され(ステップS53)、判定が肯定されると情報更新手段593によりRAM583に取り込まれている最新バージョンの制御情報がメモリ584に転送されてメモリ584の制御情報が更新され(ステップS55)、判定が否定されると稼動停止状態になるまで判定が繰り返し実行される。なお、建設機械56の作動部が稼動状態にあるときに制御情報の更新動作が実行されるとプログラムが暴走したりする虞があるため、建設機械56の作動部が稼動停止状態にあるときに更新動作が実行される。
【0040】
次いで、更新が完了したか否かが更新完了判別手段594により判別され(ステップS57)、判定が肯定されると完了信号発生手段595により更新完了信号が出力され、情報書換装置50に送信される(ステップS59)。これにより制御情報の更新作業が完了する。なお、ステップS57で判定が否定されると更新が完了するまで判定動作が繰り返し実行される。
【0041】
本発明に係る建設機械及びその情報管理システムは、上記実施形態のように、制御情報を記憶する記憶手段と、通信衛星を介して管理センターから送信される制御情報を受信する受信手段と、受信した制御情報により記憶手段に記憶されている制御情報を更新する更新手段とを備えて構成されているので、サービスマンが建設現場に出向かずに制御情報をリアルタイムに更新することができ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0042】
なお、本実施形態では、情報書換装置50から基地局52及び通信衛星54を介して建設機械56に制御情報を送信するようにしているが、基地局52をなくして通信衛星54のみを介して送信するようにしてもよい。この場合、情報書換装置50に基地局52と同様の機能を有するようにしておけばよい。要するに、基地局52の有無にかかわらず、情報書換装置50から通信衛星54を介して建設機械56に制御情報が送信可能に構成されておればよい。
【0043】
また、本実施形態では、建設機械56のメモリ584に記憶されている現在の制御情報のバージョン番号を確認し、最新バージョンでない場合に制御情報を最新バージョンのものに更新するようにしているが、現在のバージョン番号を確認しないで強制的に制御情報を更新するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明は、作動部の動作を制御する制御情報を記憶する書き換え可能な情報記憶手段と、情報記憶手段に記憶される制御情報であり、管理センターから送信されてくる制御情報を受信する受信手段と、この受信手段で受信した制御情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されている場合に作動部が稼動状態にあると判別し、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていない場合に作動部が稼動停止状態にあると判別する停止判別手段と、この停止判別手段により作動部が稼動停止状態にあると判別された場合に一時記憶手段に記憶されている制御情報を情報記憶手段に転送して当該情報記憶手段に記憶されている制御情報を更新する情報更新手段とを備えている建設機械であるので、この建設機械の制御情報が人手を介さずに更新され、建設現場等に出向かなくても建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0045】
また、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されている場合に作動部が稼動状態にあると判別し、キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていない場合に作動部が稼動停止状態にあると判別することで、作動部が稼動停止状態にあるか否かが確実に判別でき、これにより制御情報の更新が確実に行われるようになる結果、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0046】
また、請求項2の発明によれば、受信手段が管理センターから通信衛星を介して送信されてくる制御情報を受信するものであるので、建設機械と管理センターとの間で制御情報の授受がリアルタイムで行われ、建設現場等に出向かなくても建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0047】
また、請求項3の発明によれば、情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、管理センターからの問合せに応じてバージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を管理センターに送信する送信手段とを備えているので、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0048】
また、請求項4の発明によれば、情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、この完了信号発生手段により生成された更新完了信号を前記管理センターに送信する送信手段とを備えているので、管理センターにおいて制御情報の更新が完了したことが確認でき、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0049】
また、請求項5の発明によれば、請求項1又は2記載の建設機械と、管理センターに設置され、制御情報を送信する情報書換装置とを備えているので、建設機械の制御情報が人手を介さずに更新され、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0050】
また、請求項6の発明によれば、建設機械が、情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、管理センターからの問合せに応じてバージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を管理センターに送信する送信手段とを備え、情報書換装置が、建設機械に記憶されている制御情報のバージョン番号を問合せる番号問合せ手段と、建設機械から送信されてきたバージョン番号が最新のバージョン番号でない場合に最新バージョンの制御情報を送信する送信手段とを備えているので、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【0051】
また、請求項7の発明によれば、建設機械が、情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、完了信号発生手段により生成された更新完了信号を管理センターに送信する送信手段とを備え、情報書換装置が、建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信する受信手段と、建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信して更新の完了を確認する更新完了確認手段とを備えているので、制御情報の更新が効率的に行われ、建設機械を管理センターにおいて確実に管理することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る建設機械に適用される制御情報管理システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示す制御情報管理システムの情報書換装置側の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】 図1に示す制御情報管理システムの建設機械側の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
50 情報書換装置
52 基地局
54 通信衛星
56 建設機械
512 番号問合せ手段
584 メモリ(記憶手段)
586 受信部(通信手段)
592 停止判別手段
593 情報更新手段(更新手段)
Claims (7)
- エンジンを始動させるキースイッチ、電源部を構成するオルタネータ及び所定の作動部を備えた建設機械であって、前記作動部の動作を制御する制御情報を記憶する書き換え可能な情報記憶手段と、この情報記憶手段に記憶される制御情報であり、管理センターから送信されてくる制御情報を受信する受信手段と、この受信手段で受信した制御情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されている場合に前記作動部が稼動状態にあると判別し、前記キースイッチ及びオルタネータから信号が出力されていない場合に前記作動部が稼動停止状態にあると判別する停止判別手段と、この停止判別手段により前記作動部が稼動停止状態にあると判別された場合に前記一時記憶手段に記憶されている制御情報を前記情報記憶手段に転送して当該情報記憶手段に記憶されている制御情報を更新する情報更新手段とを備えたことを特徴とする建設機械。
- 前記受信手段は、前記管理センターから通信衛星を介して送信されてくる制御情報を受信するものであることを特徴とする請求項1記載の建設機械。
- 前記情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、前記管理センターからの問合せに応じて前記バージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を前記管理センターに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械。
- 前記情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、この完了信号発生手段により生成された更新完了信号を前記管理センターに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の建設機械。
- 請求項1又は2記載の建設機械と、前記管理センターに設置され、前記制御情報を送信する情報書換装置とを備えたことを特徴とする建設機械の制御情報管理システム。
- 前記建設機械は、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報のバージョン番号を読み出すバージョン番号読出手段と、前記管理センターからの問合せに応じて前記バージョン番号読出手段により読み出したバージョン番号を前記管理センターに送信する送信手段とを備え、前記情報書換装置は、前記建設機械に記憶されている制御情報のバージョン番号を問合せる番号問合せ手段と、前記建設機械から送信されてきたバージョン番号が最新のバージョン番号でない場合に最新バージョンの制御情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載の建設機械の制御情報管理システム。
- 前記建設機械は、前記情報記憶手段に記憶されている制御情報の更新が完了したか否かを判別する更新完了判別手段と、制御情報の更新が完了したときに更新完了信号を生成する完了信号発生手段と、この完了信号発生手段により生成された更新完了信号を前記管理センターに送信する送信手段とを備え、前記情報書換装置は、前記建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信する受信手段と、前記建設機械から送信されてくる更新完了信号を受信して更新の完了を確認する更新完了確認手段とを備えたことを特徴とする請求項5又は6記載の建設機械の制御情報管理システム。
Priority Applications (8)
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