JPH10333716A - プログラマブルコントローラの制御システム - Google Patents

プログラマブルコントローラの制御システム

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Publication number
JPH10333716A
JPH10333716A JP13839797A JP13839797A JPH10333716A JP H10333716 A JPH10333716 A JP H10333716A JP 13839797 A JP13839797 A JP 13839797A JP 13839797 A JP13839797 A JP 13839797A JP H10333716 A JPH10333716 A JP H10333716A
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JP
Japan
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programmable controller
user program
tool
data
command
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Application number
JP13839797A
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English (en)
Inventor
Shinya Ishibashi
伸也 石橋
Takashi Moriuchi
孝 森内
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCに通信ラインを介して複数のツールを接
続した構成において、PC内のユーザープログラムと一
致しないユーザープログラムを記憶するツールによる編
集等の操作を実行できないようにする。 【解決手段】 本発明のPCの制御システムは、複数の
ツールの中の1つから指令を受信すると共に、この指令
を実行する際にPC内のユーザープログラムと上記指令
を送信したツール内のユーザープログラムとが一致する
必要があるときには、PC内のIDデータと指令を送信
したツール内のIDデータとが一致しているか否かを判
断し、そして、この判断結果が一致のときは指令を実行
し、不一致のときは指令を拒絶するように構成したもの
である。この構成によれば、ユーザープログラムが不一
致のままで編集等の操作が実行されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラに接続されたプログラミングツールによっ
て、プログラマブルコントローラ内のユーザープログラ
ムの編集等を行うように構成されたプログラマブルコン
トローラの制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラ(以下、P
Cと称す)とプログラミングツール(以下、ツールと称
す)を通信ラインにより接続し、ツール側から通信ライ
ンを介して指令することにより、PC内のメモリに記憶
されたユーザープログラムを編集する操作等を実行可能
にした構成がある。この構成の場合、PC内に記憶され
ているユーザプログラムと、ツール内に記憶されている
ユーザープログラムとが一致していないと、ユーザープ
ログラムを編集した際にユーザープログラムがおかしく
なってしまい、PCが暴走するおそれがあった。
【0003】これに対して、特開平8−69303号公
報に記載された装置では、通信ラインを通して操作を行
うように切り替える際に、PC側のユーザープログラム
とツール側のユーザープログラムを照合すること、即
ち、メモリ照合機能を持たせることにより両者のユーザ
ープログラムが一致していることを確認するようにして
いる。また、特開平5−80813号公報に記載された
装置では、通信ラインを通して編集を行う際に、PC側
のユーザープログラム及びツール側のユーザープログラ
ムを同時に編集するように、即ち、同時編集機能を持た
せるように構成し、ユーザープログラムの不一致を防止
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、PC
に複数のツールを通信ラインを介して接続し、これら複
数のツールによってPC内のユーザープログラムを編集
可能に構成した装置が考えられている。しかし、このよ
うな構成の装置においては、上記従来構成の2つの機能
を設けたとして、PC内のユーザープログラムとツール
内のユーザープログラムが一致しないことがあった。
【0005】具体的には、メモリ照合機能によって最初
にPC内のユーザープログラムと複数のツール内のユー
ザープログラムとを照合して一致させておいた状態で、
複数のツールの中の1つのツールによりPC内のユーザ
ープログラムを編集する操作を実行すると、同時編集機
能によって上記1つのツール内のユーザープログラムと
PC内のユーザープログラムとは一致した状態となる。
しかし、他のツール内のユーザープログラムとPC内の
ユーザープログラムとは一致しない状態となる。このた
め、上記状態で、他のツールの中の1つのツールにより
PC内のユーザープログラムを編集する操作を実行する
と、暴走するおそれがある。
【0006】そこで、本発明の目的は、プログラマブル
コントローラに通信ラインを介して複数のプログラミン
グツールを接続した構成において、プログラマブルコン
トローラ内のユーザープログラムと一致しないユーザー
プログラムを記憶するプログラミングツールによる編集
等の操作を確実に防止することができるプログラマブル
コントローラの制御システムを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、複数のプログラミングツールの中の1つから指令を
受信すると共に、この指令を実行する際にプログラマブ
ルコントローラ内のユーザープログラムと上記指令を送
信したプログラミングツール内のユーザープログラムと
が一致する必要があるときには、プログラマブルコント
ローラ内のIDデータと指令を送信したプログラミング
ツール内のIDデータとが一致しているか否かを判断
し、そして、この判断結果が一致のときは指令を実行
し、不一致のときは指令を拒絶するように構成した。こ
の構成によれば、プログラマブルコントローラ内のユー
ザープログラムと一致しないユーザープログラムを記憶
するプログラミングツールから編集等の操作の指令がプ
ログラマブルコントローラに送信された場合、プログラ
マブルコントローラは上記指令を拒絶するから、ユーザ
ープログラムが不一致のままで編集等の操作が実行され
ることがない。
【0008】請求項2の発明によれば、プログラミング
ツールから送信された指令を実行するときに、プログラ
マブルコントローラ内のIDデータを更新し、そして、
この更新したIDデータを上記指令を送信したプログラ
ミングツールへ送信するように構成した。これにより、
プログラマブルコントローラ内のユーザープログラムと
プログラミングツール内のユーザープログラムとが一致
しているか否かを、両者内のIDデータの比較によって
簡単且つ確実に判別することができる。
【0009】請求項3の発明によれば、プログラミング
ツールから送信された指令の実行の可否を判断し、この
判断結果を指令を送信したプログラミングツールへ送信
するように構成したので、指令の実行により不具合が発
生するような指令を回避することが可能となる。
【0010】請求項4の発明によれば、プログラミング
ツールからの要求に応じてユーザプログラムの記憶用と
して使用可能なメモリのサイズを送信する機能をプログ
ラマブルコントローラに設け、そして、プログラミング
ツール側において、プログラマブルコントローラへダウ
ンロードしたいユーザープログラムのサイズと上記プロ
グラマブルコントローラから送信されたメモリサイズと
を比較すると共に、メモリサイズの方が小さいときにダ
ウンロードの際に必要なメモリサイズを表示するように
構成した。これにより、ユーザープログラムをダウンロ
ードする際に、プログラマブルコントローラ側のメモリ
サイズが不足している場合には、必要なメモリサイズが
表示される。従って、プログラマブルコントローラ側の
メモリが不足したままで、ダウンロードを実行してしま
うと、ダウンロードが失敗するが、このような事態が起
こることを未然に回避することができる。
【0011】請求項5の発明によれば、請求項3の発明
とほぼ同様にして、プログラミングツールから送信され
た指令の実行により不具合が発生するような指令を実行
することを確実に回避できる。また、請求項6の発明に
よれば、請求項4の発明とほぼ同様にして、プログラマ
ブルコントローラ側のメモリが不足したままで、ダウン
ロードを実行してしまうことを確実に回避できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。まず、図2はプログラマ
ブルコントローラの制御システムの概略全体構成を示す
図である。この図2において、プログラマブルコントロ
ーラ(以下、PCと称す)1は、図示しない各種の負荷
(例えばロボット、搬送装置、ランプ、スイッチ等)を
駆動制御する機能を有しており、このPC1には上記各
種の負荷が接続されている。
【0013】また、上記PC1には、複数例えば2台の
プログラミングツール(以下、ツールと称す)2、3が
通信ライン4、5を介して接続されている。これらツー
ル2、3は、パソコン等のデータ端末装置により構成さ
れている。
【0014】そして、PC1の内部には、図3に示すよ
うに、PC側コントロールユニット6が配設されてい
る。このPC側コントロールユニット6は、PC1の運
転全般を制御する機能を有しており、CPU、ROM、
RAM等から構成されている。上記PC側コントロール
ユニット6の内部に設けられたメモリには、PC1の運
転制御用の制御プログラム及びユーザープログラムが記
憶されている。この場合、PC側コントロールユニット
6が、本発明のID判断手段、指令実行手段、ID更新
手段、ID送信手段、実行可否判断手段、判断結果送信
手段、メモリサイズ送信手段としての各機能を有するよ
うに構成されている。
【0015】尚、上記図3には、ユーザープログラムを
記憶するためのメモリ領域7が図示されている。このメ
モリ領域7内には、ユーザープログラム8とこのユーザ
ープログラム8を識別するためのIDデータ9が格納さ
れている。このIDデータ9については、詳しくは後述
する。
【0016】一方、ツール2、3の内部には、図3に示
すように、ツール側コントロールユニット10、11が
配設されている。このツール側コントロールユニット1
0、11は、ツール2、3の運転全般を制御する機能を
有しており、CPU、ROM、RAM等から構成されて
いる。上記ツール側コントロールユニット10、11の
内部に設けられたメモリには、ツール2、3の運転制御
用の制御プログラム及びユーザープログラムが記憶され
ている。この場合、ツール側コントロールユニット1
0、11が本発明のサイズ比較手段及びメモリサイズ表
示手段としての各機能を有するように構成されている。
【0017】また、図3には、ユーザープログラムを格
納するためのメモリ領域12、13が図示されている。
これら各メモリ領域12、13内には、ユーザープログ
ラム14、15とこれら各ユーザープログラム14、1
5を識別するためのIDデータ16、17が格納されて
いる。
【0018】次に、上記構成の作用を図1、図4ないし
図11も参照して説明する。まず最初は、PC側コント
ロールユニット6のメモリ領域7に記憶されているユー
ザープログラム8(及びIDデータ9)と、一方のツー
ル側コントロールユニット10のメモリ領域12に記憶
されているユーザープログラム14(及びIDデータ1
6)と、他方のツール側コントロールユニット11のメ
モリ領域13に記憶されているユーザープログラム15
(及びIDデータ17)とが全て一致するように構成さ
れている。
【0019】上記各ユーザプログラムの一致は、例えば
次のようにして得られる。即ち、まず、一方のツール2
において、ユーザーがユーザープログラム14を作成
し、この作成したユーザープログラム14をツール側コ
ントロールユニット10のメモリ領域12内に記憶させ
ておく。このとき、ツール側コントロールユニット10
は、図4に示すようなデータフォーマットのIDデータ
16を作成し、メモリ領域12内に記憶させる。
【0020】上記IDデータ16は、図4に示すよう
に、例えば4バイト(即ち、32ビット)の長さのデー
タDFである。このデータDFは、その0ビットから9
ビットまでの領域がインクリメントデータDFaであ
り、10ビットから15ビットまでの領域が秒情報デー
タDFbであり、16ビットから21ビットまでの領域
が分情報データDFcであり、22ビットから26ビッ
トまでの領域が時情報データDFdであり、27ビット
から31ビットまでの領域が日情報データDFeであ
る。
【0021】この場合、例えばユーザープログラム14
の作成完了時点において、ツール2のツール側コントロ
ールユニット10内に設けられた時計装置が出力する
「日」、「時」、「分」、「秒」の各データが上記ID
データ16の各対応するデータ領域DFb〜DFeにセ
ットされると共に、インクリメントデータDAaには初
期値(例えば「0」や「1」)がセットされるように構
成されている。そして、このようにデータセットされた
IDデータ16が上記作成されたユーザープログラム1
4を識別するIDデータとなる。
【0022】次に、上記ツール2により、そのツール側
コントロールユニット10のメモリ領域12内に記憶し
ているユーザープログラム14を通信ライン4を通して
PC1へ送信し、そのPC側コントロールユニット6の
メモリ領域7内に記憶させる転送処理(以下、この処理
をダウンロードと称す)を実行する。このとき、ツール
側コントロールユニット10のメモリ領域12内に記憶
しているIDデータ16も、通信ライン4を通してPC
1へ送信し、そのPC側コントロールユニット6のメモ
リ領域7内に記憶させるように構成されている。
【0023】上記ダウンロードの実行によって、PC側
コントロールユニット6のメモリ領域7に記憶されてい
るユーザープログラム8及びIDデータ9と、一方のツ
ール側コントロールユニット10のメモリ領域12に記
憶されているユーザープログラム14及びIDデータ1
6とが一致する。
【0024】この後、他方のツール3により、PC1の
PC側コントロールユニット6のメモリ領域7内に記憶
されているユーザープログラム8を通信ライン5を通し
てツール3へ読込み、そのツール側コントロールユニッ
ト11のメモリ領域13内に記憶させる転送処理(以
下、この処理をアップロードと称す)を実行する。この
とき、PC側コントロールユニット6のメモリ領域7内
に記憶されているIDデータ9も、通信ライン5を通し
てツール3へ読込み、そのツール側コントロールユニッ
ト11のメモリ領域13内に記憶させるように構成され
ている。
【0025】上記アップロードの実行によって、PC側
コントロールユニット6のメモリ領域7に記憶されてい
るユーザープログラム8及びIDデータ9と、ツール側
コントロールユニット10、11のメモリ領域12、1
3に記憶されているユーザープログラム14、15及び
IDデータ16、17とが全て一致するようになる。そ
して、このメモリ一致状態では、2つのツール2、3の
いずれからでもPC1へ編集等の操作の指令を送信する
ことにより、該PC1内に記憶されているユーザープロ
グラム8に対して編集等の操作を行うことが可能になっ
ている。
【0026】次に、図1のフローチャートに従って、ツ
ール2、3からPC1へ指令を送信して、該PC1内の
ユーザープログラム8の編集等の操作を行う場合の動作
について説明する。尚、図1のフローチャートは、PC
1内に記憶された制御プログラムのうちの上記編集等の
操作を行う場合の制御の内容を示しており、この処理は
例えば割り込み処理で実現されている。
【0027】まず、例えばツール2によりPC1内のユ
ーザープログラム8を編集する操作を行う場合について
述べる。この場合、ツール2のツール側コントロールユ
ニット10は、図3に示すように、指令パケット18を
通信ライン4を通してPC1へ送信する。上記指令パケ
ット18は、先頭データ18aと、ツール側コントロー
ルユニット10内に記憶されているIDデータ16をコ
ピーしたデータからなるIDデータ18bと、編集等の
操作の指令の内容を表わす指令データ18cとから構成
されている。
【0028】そして、図1のステップS101におい
て、PC1が上記ツール2から送信された指令パケット
18を受信すると、PC側コントロールユニット6は、
受信した指令(指令データ18c)を実行する際に、P
C1内のユーザープログラム8と指令を送信したツール
2内のユーザープログラム14とが一致する必要(メモ
リ照合一致必要)があるか否かを判断する(ステップS
102)。
【0029】ここで、メモリ一致が必要である場合、即
ち、上記指令が編集等の操作の指令である場合には、ス
テップS102にて「YES」へ進み、受信したIDデ
ータ18bとメモリ領域12内のIDデータ9が等しい
か否かを判断する(ステップS103)。ここで、ID
データ18bとIDデータ9が等しければ、ツール2内
のユーザープログラム14とPC1内のユーザープログ
ラム8が一致していると判断でき、この場合には、ステ
ップS103にて「YES」へ進む。
【0030】そして、PC側コントロールユニット6
は、IDデータ9を更新する処理を行う(ステップS1
04)。この場合、PC側コントロールユニット6は、
IDデータ9のインクリメントデータDFaをカウント
アップすると共に、この更新時点において、PC側コン
トロールユニット6内に設けられた時計装置が出力する
「日」、「時」、「分」、「秒」の各データを上記ID
データ9の各対応するデータ領域DFb〜DFeにセッ
トするように構成されている。これにより、IDデータ
9が更新される。
【0031】続いて、PC側コントロールユニット6
は、ID更新フラグをセットする(ステップ105)。
更に、PC側コントロールユニット6は、受信した指令
パケット18の指令データ18cにより指示された編集
等の操作を実行する(ステップS106)。これによ
り、PC側コントロールユニット6のメモリ領域7内の
ユーザープログラム8が編集される。この編集されたユ
ーザープログラム8を識別するIDデータが、上記更新
されたIDデータ9である。
【0032】そして、PC側コントロールユニット6
は、ツール2へ送信するための応答パケット19を作成
する(ステップS107)。この応答パケット19は、
図3に示すように、先頭データ19aとIDデータ19
bと更新フラグデータ19cと肯定フラグデータ19d
とから構成されている。この場合、PC側コントロール
ユニット6は、ツール2からの指令を正常に実行した肯
定応答をするので、IDデータ19bとして上記更新さ
れたIDデータ9を収容(コピー)し、更新フラグデー
タ19cとしてセットデータを収容し、肯定フラグデー
タ19dとしてセットデータを収容するように構成され
ている。
【0033】続いて、PC側コントロールユニット6
は、上記作成した応答パケット19を通信ライン4を通
してツール2へ送信する(ステップS108)。これに
より、PC1側の制御動作が完了するようになってい
る。
【0034】一方、上記ステップS103の判断におい
て、IDデータ18bとIDデータ9が等しくない場合
は、ツール2内のユーザープログラム14とPC1内の
ユーザープログラム8が不一致であると判断することが
でき、この場合には、ステップS103にて「NO」へ
進む。そして、PC側コントロールユニット6は、ツー
ル2からの指令を実行しない。更に、PC側コントロー
ルユニット6は、ツール2からの指令を実行しない旨を
表わす応答パケット(即ち、拒絶応答)をツール2へ送
信し(ステップS110)、制御動作を完了するように
なっている。
【0035】尚、このような拒絶応答が行われる場合と
しては、例えばツール2(またはツール3)によりPC
1内のユーザープログラム8を編集する操作が実行され
た後の状態において、ツール3(またはツール2)から
PC1内のユーザープログラム8を編集する操作を行う
指令が送信された場合が考えられる。この場合には、P
C1のユーザープログラム8及びIDデータ9とツール
2のユーザープログラム14及びIDデータ16(また
はツール3のユーザープログラム15及びIDデータ1
7)とが一致しているものの、PC1のユーザープログ
ラム8及びIDデータ9とツール3のユーザープログラ
ム15及びIDデータ17(またはツール2のユーザー
プログラム14及びIDデータ16)とが不一致である
から、上記拒絶応答が行われるのである。
【0036】また、上記ステップS102の判断におい
て、受信した指令が、PC1内のユーザープログラム8
と指令を送信したツール2内のユーザープログラム14
とが一致する必要がない指令である場合には、ステップ
S102にて「NO」へ進み、PC側コントロールユニ
ット6はID更新フラグをリセットする(ステップS1
09)。そして、ステップS106へ移行し、PC側コ
ントロールユニット6は上記指令を実行する。続いて、
PC側コントロールユニット6は、応答パケット19を
作成し(ステップS107)、肯定応答する(ステップ
S108)。
【0037】尚、上記応答パケット19を作成する場
合、IDデータ19bとしては更新されないIDデータ
9を収容(コピー)し、更新フラグデータ19cとして
リセットデータを収容し、肯定フラグデータ19dとし
てセットデータを収容するように構成されている。ま
た、上記メモリが不一致のままで良い指令としては、P
C側コントロールユニット6のメモリ領域7内のデータ
(ユーザープログラムやIDデータ等)を読出す系統の
指令がある。
【0038】一方、上記PC1から送信された肯定の応
答パケット19を受信するツール2側の応答動作につい
て、図5を参照して説明する。この図5のフローチャー
トは、ツール2内に記憶された制御プログラムのうちの
上記応答動作の制御の内容を示しており、この処理は例
えば割り込み処理で実現されている。
【0039】具体的には、図5のステップS201にお
いて、ツール2のツール側コントロールユニット10
は、IDデータ及び更新フラグセットが格納された応答
パケット19を受信する。続いて、ステップS202へ
進み、ツール側コントロールユニット10は、メモリ領
域12内のIDデータ16を、上記受信した応答パケッ
ト19内のIDデータにより書き替える。これにより、
ツール2内のIDデータ16と、PC1内のIDデータ
9が一致するようになる。
【0040】また、前述したように、ツール2からの指
令によってPC1内のユーザープログラム8に対して編
集等の操作が実行されていると共に、同じ指令でツール
2内のユーザープログラム14に対しても編集等の操作
が実行されることにより、ツール2内のユーザープログ
ラム14とPC1内のユーザープログラム8が一致す
る。尚、ツール2内のユーザープログラム14に対する
編集等の操作の実行は、ツール2から指令パケット18
を送信する前に実行しても良いし、また、PC1から肯
定の応答パケット19を受信した後で実行しても良い。
【0041】そしてこの後、ツール2からPC1へ指令
パケット18を送信する場合には、その指令パケット1
8のIDデータとして上記書き替えたIDデータ16を
使用するように構成されている(ステップS203)。
【0042】一方、ツール2がPC1から拒絶の応答パ
ケットを受信した場合には、ツール2内のユーザープロ
グラム14とPC1内のユーザープログラム8が一致し
ていないのであるから、両方のユーザープログラムを一
致させる必要がある。この場合、ツール2により例えば
アップロードを実行して、PC1内のユーザープログラ
ム8及びIDデータ9をツール2のメモリ領域12内に
読み込む処理を実行すれば良い。
【0043】次に、一人の作業者が一方のツール2によ
りPC1内のユーザープログラム8をアップロードして
いる途中において、他の作業者が他方のツール3により
ダウンロードを実行することがあると、このダウンロー
ドによりPC1内のユーザープログラム8が変わってし
まう。このため、一方のツール2においては、アップロ
ードを開始した時点のユーザープログラムが途中で変化
してしまうという問題点が発生する。このような問題点
を解消するために、本実施例では、PC1側において、
ツール2、3から送信された指令の実行の可否を判断す
ると共に、この判断結果をツール2、3へ送信するよう
に構成している。以下、この構成について、図6ないし
図8を参照して説明する。
【0044】まず、図6に従って、ツール2からアップ
ロード処理の要求指令があった場合の制御について述べ
る。尚、図6はPC1内の制御プログラムのうちの上記
アップロード処理要求指令があった場合の制御の内容を
示すフローチャートであり、この制御は例えば割り込み
処理により実現されている。
【0045】具体的には、図6のステップS301にお
いて、PC1がツール2からのアップロード処理の要求
指令を受信すると、ステップS302の判断処理へ進
み、PC1のPC側コントロールユニット6はPCダウ
ンロード中フラグがセットされているか(セット状態で
あるか)否かを判断する。ここで、PCダウンロード中
フラグがリセット状態であれば、ステップS302にて
「NO」へ進む。この場合、PC側コントロールユニッ
ト6は、ダウンロードが実行されていないので、上記ア
ップロード処理の要求指令を実行可能であると判断す
る。
【0046】続いて、ステップS303へ進み、PC側
コントロールユニット6は、PCアップロード中フラグ
をセット状態にした後、アップロード処理の実行が可能
であること(を表わす応答パケット)をツール2へ送信
するように構成されている(ステップS304)。これ
により、ツール2が上記実行可能の応答パケットを受信
したら、上記ツール2はアップロード実行の指令をPC
1へ送信し、アップロード処理を実行するように構成さ
れている。尚、上記アップロード処理の実行が完了した
ら、PCアップロード中フラグがリセットされるように
構成されている。
【0047】これに対して、上記ステップS302にお
いて、PCダウンロード中フラグがセット状態であれ
ば、ステップS302にて「YES」へ進む。この場
合、PC側コントロールユニット6は、他のツールによ
りダウンロードが実行されているので、上記アップロー
ド処理の要求指令を実行できないと判断する。
【0048】そこで、ステップS305へ進み、PC側
コントロールユニット6は、アップロード処理の実行が
不可能であること(を表わす応答パケット)をツール2
へ送信するように構成されている。これにより、ツール
2が上記実行不可能の応答パケットを受信したら、上記
ツール2は、アップロード処理を実行しないで、実行可
能となるまで待機するように構成されている。
【0049】また、図7のフローチャートは、PC1内
の制御プログラムのうちのツール2からダウンロード処
理の要求指令があった場合の制御の内容を示している。
この制御は、PC1の制御プログラムの例えば割り込み
処理により実現されている。さて、図7のステップS4
01において、PC1がツール2からのダウンロード処
理の要求指令を受信すると、ステップS402の判断処
理へ進み、PC1のPC側コントロールユニット6はP
Cダウンロード中フラグがセットされているか(セット
状態であるか)否かを判断する。
【0050】ここで、PCダウンロード中フラグがリセ
ット状態であれば、ステップS402にて「NO」へ進
み、PC側コントロールユニット6はPCアップロード
中フラグがセットされているか(セット状態であるか)
否かを判断する(ステップS403)。この判断におい
て、PCアップロード中フラグがリセット状態であれ
ば、ステップS403にて「NO」へ進む。この場合、
PC側コントロールユニット6は、ダウンロード及びア
ップロードが共に実行されていないので、上記ダウンロ
ード処理の要求指令を実行可能であると判断する。
【0051】続いて、ステップS404へ進み、PC側
コントロールユニット6は、PCダウンロード中フラグ
をセット状態にした後、ダウンロード処理の実行が可能
であること(を表わす応答パケット)をツール2へ送信
するように構成されている(ステップS405)。これ
により、ツール2が上記実行可能の応答パケットを受信
したら、上記ツール2はダウンロード実行の指令をPC
1へ送信し、ダウンロード処理を実行するように構成さ
れている。尚、上記ダウンロード処理の実行が完了した
ら、PCダウンロード中フラグがリセットされるように
構成されている。
【0052】一方、上記ステップS402において、P
Cダウンロード中フラグがリセット状態であれば、ステ
ップS402にて「YES」へ進む。この場合、PC側
コントロールユニット6は、他のツールによりダウンロ
ードが実行されているので、上記ダウンロード処理の要
求指令を実行できないと判断する。
【0053】また、上記ステップS403において、P
Cアップロード中フラグがリセット状態であれば、ステ
ップS403にて「YES」へ進む。この場合、PC側
コントロールユニット6は、他のツールによりアップロ
ードが実行されているので、上記ダウンロード処理の要
求指令を実行できないと判断する。
【0054】そして、ステップS402またはステップ
S403にてそれぞれ「YES」へ進んだ場合、ステッ
プS406へ進み、PC側コントロールユニット6は、
ダウンロード処理の実行が不可能であること(を表わす
応答パケット)をツール2へ送信するように構成てい
る。これにより、ツール2が上記指令実行不可能の応答
パケットを受信したら、上記ツール2はダウンロード処
理を実行しないで待機するように構成されている。
【0055】次に、PC1と2台のツール2、3との間
で、ダウンロード、アップロード、編集操作等の各処理
を逐次実際に実行する動作の一例を、図8に従って説明
する。まず、図8のステップS501において、ツール
2によりPC1内へユーザープログラムをダウンロード
する処理が終了したとする。この後、ステップS502
において、ツール3によりPC1内のユーザープログラ
ムをアップロードする処理が終了したとする。これによ
り、PC1、ツール2、3の各ユーザープログラム8、
14、15(及び各IDデータ9、16、17)が全て
一致する。
【0056】続いて、ステップS503へ進み、ツール
2からPC1内のユーザープログラム8を編集する操作
の指令がPC1に受信されると共に、PC1において上
記編集操作指令が実行されたとする。これにより、ツー
ル3のユーザープログラム15及びIDデータ17がP
C1とツール2のものと不一致になる。
【0057】この状態で、ステップS504へ進み、ツ
ール3からPC1内のユーザープログラム8を編集する
操作の指令をPC1が受信したとする。すると、ステッ
プS505へ進み、PC1は、IDデータが不一致であ
ることを判断し、上記編集操作指令を拒絶する応答をツ
ール3へ送信する。この拒絶応答により、ツール3はア
ップロード処理することが促される。
【0058】この後、ステップS506において、ツー
ル2によりPC1内へユーザープログラムをダウンロー
ドする処理がスタートされたとする。これにより、PC
ダウンロード中フラグがセットされる。そして、このダ
ウンロードの途中で、ステップS507へ進み、ツール
3からPC1内のユーザープログラムをアップロードす
る処理の要求指令がPC1へ送信されたとする。する
と、PC1では、上記アップロード指令を実行できない
から、ツール3へアップロード拒絶の応答を送信する。
【0059】この後、ステップS508へ進み、ツール
2によるユーザープログラムのダウンロード処理が終了
したとする。続いて、ステップS509へ進み、ツール
3からPC1内のユーザープログラムをアップロードす
る処理の要求の指令をPC1が受信すると、このとき
は、PC1は上記アップロード指令を実行できるから、
ツール3へアップロード可能の応答を送信し、そしてア
ップロード処理が実行されるようになる。このアップロ
ードの完了により、PC1、ツール2、3の各ユーザー
プログラム8、14、15(及び各IDデータ9、1
6、17)が全て一致するようになる。
【0060】次いで、ステップS510へ進み、ツール
3からPC1内のユーザープログラム8を編集する操作
の指令をPC1が受信すると、ツール3及びPC1のI
Dデータが一致するため、PC1は上記編集操作指令を
実行するように構成されている。
【0061】一方、本実施例において、ツール2または
3によりダウンロード処理を実行する場合、PC1のメ
モリ領域7のサイズがダウンロードしたいユーザープロ
グラムのサイズよりも小さいと、上記ユーザープログラ
ムをメモリ領域7に格納できないため、ダウンロード処
理が失敗に終わる。ここで、ユーザープログラムのサイ
ズが15Kステップもある大きなものの場合には、ダウ
ンロード処理に約5分間程度の時間がかかる。これに対
して、PC1のメモリ不足により、ダウンロード処理の
終りの方で失敗することがあるので、作業者にとって作
業性が非常に悪かった。
【0062】そこで、上記作業性を改善するために、本
実施例においては、ツール側で、PC1のメモリサイズ
を読み込むと共に、この読み込んだメモリサイズとダウ
ンロードしたユーザープログラムのサイズを比較し、メ
モリサイズが不足している場合には必要なメモリサイズ
を表示するように構成し、ダウンロード処理の失敗を防
止している。以下、この構成について、図9ないし図1
1を参照して説明する。図9のフローチャートは、ツー
ル2、3の制御プログラムのうちの上記メモリサイズの
読み込み、比較及び表示用の制御の内容を示している。
尚、ここでは、例えばツール2によりダウンロードを実
行する場合の動作について説明する。
【0063】まず、図9のステップS601において、
ツール2はPC1のメモリ構成及び状態情報を要求する
指令(指令パケット)をPC1へ送信する。すると、こ
の指令を受信してPC1は、そのメモリ構成及び状態情
報のデータ(応答パケット)をツール2へ送信する。こ
れにより、ツール2は、上記PC1のメモリ構成及び状
態情報のデータを受信する(ステップS602)。
【0064】続いて、ツール2は、ダウンロード(転
送)したいユーザープログラムのサイズ(即ち、ユーザ
ープログラム容量)がPC1のユーザープログラム格納
用のメモリ領域7のサイズ(即ち、メモリ容量)よりも
大きいか否かを判断する(ステップS603)。ここ
で、ユーザープログラム容量がメモリ容量に等しいかま
たは小さければ、ステップS603にて「NO」へ進
む。この場合、ユーザープログラムをPC1のメモリ領
域7に格納できるから、ツール2はユーザープログラム
を全てPC1のメモリ領域7へ転送する処理、即ち、ダ
ウンロード処理を実行する(ステップS604)。
【0065】一方、上記ステップS603において、ユ
ーザープログラム容量がメモリ容量よりも大きければ、
「YES」へ進む。この場合、ユーザープログラムをP
C1のメモリ領域7に格納できないから、ツール2はユ
ーザープログラムの中からプログラムの実行に絶対に必
要な要素のサイズ、即ち、不可欠要素容量を計算して求
める(ステップS605)。
【0066】続いて、ツール2は、不可欠要素容量がP
Cのメモリ容量よりも大きいか否かを判断する(ステッ
プS606)。ここで、不可欠要素容量がPCのメモリ
容量に等しいか小さければ、ステップS606にて「N
O」へ進む。この場合、ユーザープログラムのうちの不
可欠要素をPC1のメモリ領域7に格納できるが、その
前に、ツール2のディスプレイ20(図10参照)に次
のような表示を行うように構成されている。
【0067】即ち、ステップS607へ進み、ツール2
は、ユーザープログラムを全てPC1のメモリ領域7へ
転送するために必要なメモリサイズとして、例えば十分
必要容量(これはユーザープログラム容量と等しい)を
ディスプレイ20に表示する。具体的には、図10に示
すように、十分必要容量から現在のメモリ容量を差し引
いたメモリ容量を必要メモリ容量とし、これを、「拡張
メモリNNNkw以上装着して下さい(図10の下から
2行目参照)」と表示している。そして、図10の最下
行に、「コメントデータを転送しなければ可能です」と
表示し、ユーザープログラムのうちの不可欠要素だけを
転送可能であることを作業者に知らしている。
【0068】尚、ディスプレイ20には、図10に示す
ように、ユーザープログラム情報として、実行時必要デ
ータ(不可欠要素)のサイズ及び実行時不要データ(不
可欠要素以外のユーザープログラム)のサイズが表示さ
れていると共に、PC1のメモリ構成情報として、標準
メモリのサイズ及び拡張メモリのサイズが表示されてい
る。また、上記ステップS607において、ディスプレ
イ20に推奨容量を表示するように構成することが好ま
しい。この推奨容量は、ユーザープログラムのサイズが
将来大きくなることを考慮した余裕があるメモリ容量の
ことである。
【0069】さて、上記表示状態で、作業者が転送を実
行する旨の操作を行うと、ステップS608へ進み、ツ
ール2は、ユーザープログラムのうちの不可欠要素をP
C1のメモリ領域7へ転送する処理(即ち、ダウンロー
ド処理)を実行するように構成されている。尚、図10
に示す表示がなされたときに、作業者がPC1のメモリ
を表示されたように増設してから、上述したダウンロー
ド操作を再び実行すれば、ユーザープログラムを全てP
C1へ転送するダウンロード処理を実行することができ
る。
【0070】また、上記ステップS606において、不
可欠要素容量がPCのメモリ容量よりも大きければ、
「YES」へ進む。この場合、ユーザープログラムのう
ちの不可欠要素だけであってもPC1のメモリ領域7に
格納できないから、ツール2のディスプレイ20に図1
1に示すような表示を行う。
【0071】即ち、ステップS609へ進み、ツール2
は、ユーザープログラムのうちの不可欠要素をPC1の
メモリ領域7へ転送するために必要なメモリサイズとし
て例えば最低必要容量(これは不可欠要素の容量と等し
い)をディスプレイ20に表示する。具体的には、図1
1に示すように、十分必要容量から現在のメモリ容量を
差し引いたメモリ容量を必要メモリ容量とし、これを、
「拡張メモリNNNkw以上装着して下さい(図11の
最下行参照)」と表示している。
【0072】尚、ディスプレイ20には、図11に示す
ように、ユーザープログラム情報として、実行時必要デ
ータ(不可欠要素)のサイズ及び実行時不要データ(不
可欠要素以外のユーザープログラム)のサイズが表示さ
れていると共に、PCのメモリ構成情報として、標準メ
モリのサイズ及び拡張メモリのサイズが表示されてい
る。また、上記ステップS609において、ディスプレ
イ20に、前記十分必要容量や前記推奨容量を表示する
ように構成することが好ましい。
【0073】そして、図11に示す表示がなされた場
合、作業者がPC1のメモリを表示されたように増設し
てから、上述したダウンロード操作を再び実行すれば、
ダウンロード処理を実行することができる。
【0074】尚、上記実施例では、2台のツール2、3
をPC1に接続する構成に適用したが、これに限られる
ものではなく、3台以上のツールをPC1に接続する構
成に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すPC側の制御のフロー
チャート
【図2】PC及びツールを示す図
【図3】ブロック図
【図4】IDデータの構成を示す図
【図5】ツール側の制御のフローチャート
【図6】PC側の制御のフローチャート
【図7】PC側の制御のフローチャート
【図8】2台のツールによりPCを操作した場合の動作
の一例を示すフローチャート
【図9】ツール側のフローチャート
【図10】ツールのディスプレイの表示態様を示す図
【図11】ツールのディスプレイの異なる表示態様を示
す図
【符号の説明】
1はプログラマブルコントローラ、2、3はプログラミ
ングツール、4、5は通信ライン、6はPC側コントロ
ールユニット(ID判断手段、指令実行手段、ID更新
手段、ID送信手段、実行可否判断手段、判断結果送信
手段、メモリサイズ送信手段)、7はメモリ領域、8は
ユーザープログラム、9はIDデータ、10、11はツ
ール側コントロールユニット(サイズ比較手段、メモリ
サイズ表示手段)、12、13はメモリ領域、14、1
5はユーザープログラム、16、17はIDデータを示
す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザープログラムとこのユーザープロ
    グラムを識別するIDデータとを記憶するプログラマブ
    ルコントローラと、 このプログラマブルコントローラに通信ラインを介して
    接続され、前記プログラマブルコントローラ内のユーザ
    ープログラムに対して編集等の操作を行うための指令を
    送信する機能を有するものであって、前記ユーザープロ
    グラムとこのユーザープログラムを識別するIDデータ
    とを記憶する複数のプログラミングツールと、 前記プログラマブルコントローラに設けられ、前記複数
    のプログラミングツールの中の1つから指令を受信する
    と共に、この指令を実行する際に前記プログラマブルコ
    ントローラ内のユーザープログラムと前記指令を送信し
    たプログラミングツール内のユーザープログラムとが一
    致する必要があるときには、前記プログラマブルコント
    ローラ内のIDデータと前記指令を送信したプログラミ
    ングツール内のIDデータとが一致しているか否かを判
    断するID判断手段と、 前記プログラマブルコントローラに設けられ、前記ID
    判断手段による判断結果が一致のときは前記指令を実行
    し、不一致のときは前記指令を拒絶する指令実行手段と
    を備え成るプログラマブルコントローラの制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ID判断手段による判断結果が一致
    して前記指令を実行するときに、前記プログラマブルコ
    ントローラ内のIDデータを更新するID更新手段と、 更新されたIDデータを前記指令を送信したプログラミ
    ングツールへ送信するID送信手段とを前記プログラマ
    ブルコントローラに設けたことを特徴とする請求項1記
    載のプログラマブルコントローラの制御システム。
  3. 【請求項3】 前記指令の実行の可否を判断する実行可
    否判断手段と、 この指令実行判断手段による判断結果を前記指令を送信
    したプログラミングツールへ送信する判断結果送信手段
    とを前記プログラマブルコントローラに設けたことを特
    徴とする請求項1または2記載のプログラマブルコント
    ローラの制御システム。
  4. 【請求項4】 プログラミングツールからの要求に応じ
    てユーザプログラムの記憶用として使用可能なメモリの
    サイズを前記要求したプログラミングツールへ送信する
    メモリサイズ送信手段を前記プログラマブルコントロー
    ラに設けると共に、 前記プログラマブルコントローラへダウンロードしたい
    ユーザープログラムのサイズと前記メモリサイズ送信手
    段により送信されたメモリサイズとを比較するサイズ比
    較手段と、 前記メモリサイズの方が小さいときに、前記ダウンロー
    ドの際に必要なメモリサイズを表示するメモリサイズ表
    示手段とを前記プログラミングツールに設けたことを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のプログラ
    マブルコントローラの制御システム。
  5. 【請求項5】 プログラマブルコントローラと、 このプログラマブルコントローラに通信ラインを介して
    接続された複数のプログラミングツールと、 前記プログラマブルコントローラに設けられ、前記複数
    のプログラミングツールの中の1つから送信された指令
    を受信したとき、その指令の実行の可否を判断する実行
    可否判断手段と、 前記プログラマブルコントローラに設けられ、前記指令
    実行判断手段による判断結果を前記指令を送信したプロ
    グラミングツールへ送信する判断結果送信手段とを備え
    て成るプログラマブルコントローラの制御システム。
  6. 【請求項6】 メモリにユーザプログラムを記憶するプ
    ログラマブルコントローラと、 このプログラマブルコントローラに通信ラインを介して
    接続された複数のプログラミングツールと、 前記プログラマブルコントローラに設けられ、前記プロ
    グラミングツールからの要求に応じてユーザプログラム
    の記憶用として使用可能なメモリのサイズを前記要求し
    たプログラミングツールへ送信するメモリサイズ送信手
    段と、 前記プログラミングツールに設けられ、前記プログラマ
    ブルコントローラへダウンロードしたいユーザープログ
    ラムのサイズと前記メモリサイズ送信手段により送信さ
    れたメモリサイズとを比較するサイズ比較手段と、 前記プログラミングツールに設けられ、前記メモリサイ
    ズの方が小さいときに、前記ダウンロードの際に必要な
    メモリサイズを表示するメモリサイズ表示手段とを備え
    て成るプログラマブルコントローラの制御システム。
JP13839797A 1997-05-28 1997-05-28 プログラマブルコントローラの制御システム Pending JPH10333716A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079651A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プログラマブルコントローラのプログラミング装置
JP2009223587A (ja) * 2008-03-15 2009-10-01 Omron Corp プログラマブルコントローラシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007079651A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd プログラマブルコントローラのプログラミング装置
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