JP2001135089A - Eeprom書込装置 - Google Patents

Eeprom書込装置

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JP2001135089A
JP2001135089A JP31855599A JP31855599A JP2001135089A JP 2001135089 A JP2001135089 A JP 2001135089A JP 31855599 A JP31855599 A JP 31855599A JP 31855599 A JP31855599 A JP 31855599A JP 2001135089 A JP2001135089 A JP 2001135089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から書込許可信号を供給することなくシ
リアル信号のみによりECU側で自動的に書込可能と
し、通信端子構成および回路構成を簡略化したEEPR
OM書込装置を得る。 【解決手段】 CPU30A、EEPROM31および
ブートプログラム32Aを含むマイコン3Aを有するE
CU2Aと、CPUとの間でシリアル信号SE、SRを
通信する外部書込装置1Aとを備え、ECUは、CPU
に関連する書込制御手段を含み、書込制御手段は、外部
書込装置からのシリアル信号の受信開始に応答してCP
Uに対する書込許可信号WAを生成し、CPUは、書込
許可信号に応答して、通常動作モードからEEPROM
への書込モードに切り換えられ、EEPROMの内容を
書き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば車載の
ECU(電子制御装置)に内蔵されたEEPROM(フ
ラッシュメモリなど)を外部からのシリアル信号により
書き換えるEEPROM書込装置に関し、特に外部書込
装置からのシリアル信号のみの入力によりECU側で自
動的に書込許可となる構成とし、外部書込装置とECU
との通信端子構成および回路構成を簡略化したEEPR
OM書込装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載のECUには、車両制御
用の種々のプログラムが格納されている。また、制御プ
ログラムの内容は、たとえば特開昭63−223901
号公報(特許2753225号)に参照されるように、
電気的にデータ消去および書換が可能なEEPROMに
書き込まれており、必要に応じて外部書込装置を接続す
ることにより適宜書き換えられるようになっている。
【0003】一般に、EEPROMの書込処理は、EE
PROMを含むIC回路に書込許可信号を供給して、I
C回路を書込モードに切り換えた後に、アドレスデータ
およびメモリデータを供給することにより実施されてい
る。
【0004】図5は外部書込装置を用いた従来のEEP
ROM書込装置を示すブロック構成図である。図5にお
いて、外部書込装置1は、書込処理時に車載のECU2
に接続されて、書込許可信号WAおよびシリアル信号S
Eを生成する。
【0005】ECU2は、外部書込装置1を接続するた
めの入力端子21および22と出力端子23とを有し、
入力端子21および22を介して書込許可信号WAおよ
びシリアル信号SEを取り込み、出力端子23を介して
外部書込装置1にシリアル信号SRを出力する。
【0006】ECU2は、制御演算処理部となるマイク
ロコンピュータ(以下、「マイコン」という)3と、マ
イコン3と関連する書込制御回路4、リセットパルス発
生回路5、CPU動作監視回路6、通信回路7およびゲ
ート回路8とを備えている。
【0007】マイコン3は、マイコン本体を構成するC
PU30と、CPU30に属するEEPROMたとえば
フラッシュメモリ31、ブートプログラム32およびR
AM33とを備えている。
【0008】以下、EEPROMとしてフラッシュメモ
リ31を用いた場合を例にとって説明する。ブートプロ
グラム32は、書込準備用の立ち上げプログラムなどを
格納しており、フラッシュメモリ31は、CPU30の
シーケンスプログラムなどを格納している。
【0009】書込制御回路4は、外部書込装置1から供
給された書込許可信号WAを書込モード設定信号WMに
変換して、マイコン3内のCPU30に入力する。書込
モード設定信号WMは、マイコン3に必要な書込許可お
よび動作モードの決定を行う。
【0010】リセットパルス発生回路5は、外部書込装
置1から供給された書込許可信号WAに応答して、マイ
コン3内のCPU30に対するリセットパルスRSを生
成する。
【0011】CPU動作監視回路6は、マイコン3内の
CPU30から周期的に供給されるウォッチドック信号
の有無に応答して、リセットパルスRSを生成する。通
信回路7は、外部書込装置1とマイコン3との間のシリ
アル信号SEおよびSRの双方向通信を行う。
【0012】ゲート回路8は、CPU動作監視回路6か
らのリセットパルスRSよりもリセットパルス発生回路
5からのリセットパルスRSを優先するように、リセッ
トパルスRSを通過させてCPU30に入力する。
【0013】次に、図6(通常動作)および図7(書込
み割込み)のフローチャートを参照しながら、図5に示
した従来のEEPROM書込装置の動作について説明す
る。なお、あらかじめ、マイコン3内のフラッシュメモ
リ31には、任意のシステム制御プログラムが書き込ま
れているものとする。
【0014】図6において、まず、電源投入によりEC
U2およびマイコン3を動作させると(ステップS
1)、通常制御プログラムが起動して、通常のシステム
制御プログラムにより、ECU2およびマイコン3が動
作する(ステップS2)。
【0015】ここで、外部書込装置1から書込許可信号
WAが供給されると、書込み割込み(図7参照)が発生
し、書込み割込みが終了すると、図6の処理ルーチンに
リターンする。以下、電源が切断されると(ステップS
20)、図6の通常処理は終了する。
【0016】図7において、まず、書込制御回路4は、
書込許可信号WAに応答して、マイコン3の書込許可お
よび動作モード設定用の書込モード設定信号WMを生成
する(ステップS3)。これにより、マイコン3におい
ては、書込モードへの切換処理が実行される(ステップ
S4)。
【0017】また、書込許可信号WAの供給と同時に、
リセットパルス発生回路5は、マイコン3にリセットパ
ルスRSを供給し(ステップS5)、ウォッチドック信
号WDが停止する(ステップS6)。
【0018】上記処理ステップS3〜S6の完了後、リ
セットパルス発生回路5は、マイコン3へのリセットパ
ルスRSの供給を停止する(ステップS7)。これによ
り、マイコン3は、書込モードでの動作に遷移するとと
もに、内蔵のブートプログラム32の内容が転送されて
起動する(ステップS8)。
【0019】ブートプログラム32が起動された後、外
部書込装置1およびマイコン3は、シリアル信号SEお
よびSRの通信により、シリアル信号SEに基づくフラ
ッシュメモリ31へのデータ書込処理を開始する(ステ
ップS9)。
【0020】以下、シリアル信号SEの入力(書込処
理)が終了したか否かを判定し(ステップS10)、書
込処理が終了した(すなわち、YES)と判定されれ
ば、外部書込装置1は、書込処理の終了を示すCPU3
0からのシリアル信号SRに応答して書込許可信号WA
の供給を停止する(ステップS11)。
【0021】これにより、マイコン3においては、通常
動作モードへの切換処理が実行される(ステップS1
2)。これと同時に、CPU動作監視回路6は、ゲート
回路8を介してリセットパルスRSをCPU30に入力
する(ステップS13)。
【0022】すなわち、リセットパルス発生回路5によ
るリセット制御動作が中止し、CPU動作監視回路6か
らのリセットパルスRSがマイコン3に供給される。上
記処理ステップS11〜S13の完了後、リセットパル
ス発生回路5は、マイコン3へのリセットパルスRSの
供給を停止する(ステップS14)。
【0023】これにより、図7の処理ルーチンが終了し
て、通常のシステム制御プログラム(図6参照)が起動
し、ECU2の本来の動作に戻る。このように、書込終
了時における書込許可信号WAの供給停止により、マイ
コン3は、書込モードから解除されて、通常のシステム
制御プログラムによる動作モードに切り換えられる(ス
テップS2)。
【0024】しかしながら、上記従来装置においては、
通常の制御動作には関与せずにデータ書込時のみに関与
する構成として、外部書込装置1からECU2に書込許
可信号WAを送信するための入力端子21を必要として
いる。
【0025】また、図5には示されていないが、外部書
込装置1とECU2との間には、書込許可信号WAに専
用の入出力端子のみならず、両者を結合させる電線(ハ
ーネス)の設定が必要となる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】従来のEEPROM書
込装置は以上のように、フラッシュメモリ31が内蔵さ
れたマイコン3の動作モードを書込モードに切り換える
ために、外部書込装置1からECU2に対して専用の書
込許可信号WAを送信する必要があるので、書込許可信
号WAのための入力端子21などを必要とし、回路構成
を簡略化することができないという問題点があった。
【0027】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、外部書込装置からECUに対し
て書込許可信号を供給しなくても、外部書込装置からの
シリアル信号のみの入力によりECU側で自動的に書込
許可となる構成とし、外部書込装置とECUとの通信端
子構成および回路構成を簡略化したEEPROM書込装
置を得ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るEEPROM書込装置は、CPUとCPUに属するE
EPROMおよびブートプログラムとを有するECU
と、ECUに接続されてCPUとの間でシリアル信号を
通信するための外部書込装置とを備え、シリアル信号に
よりEEPROMの内容を書き換えるEEPROM書込
装置において、ECUは、CPUに関連する書込制御手
段を含み、書込制御手段は、外部書込装置からのシリア
ル信号の受信開始に応答してCPUに対する書込許可信
号を生成し、CPUは、書込許可信号に応答して、通常
動作モードからEEPROMへの書込モードに切り換え
られるものである。
【0029】また、この発明の請求項2に係るEEPR
OM書込装置は、請求項1において、ECUは、CPU
およびブートプログラムと関連する書込制御回路および
リセットパルス発生回路を含み、書込制御手段は、ブー
トプログラム、書込制御回路およびリセットパルス発生
回路により構成され、ブートプログラムは、外部書込装
置からのシリアル信号の受信開始に応答して書込許可信
号を生成し、書込制御回路は、書込許可信号に応答し
て、CPUを書込モードに切り換えるための書込モード
設定信号を生成し、リセットパルス発生回路は、書込モ
ードの開始時および終了時に、CPUに対するリセット
パルスを生成するものである。
【0030】また、この発明の請求項3に係るEEPR
OM書込装置は、請求項1において、書込制御手段は、
ブートプログラムにより構成されたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図について説明する。図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック構成図であり、前述(図5
参照)と同様のものについては、同一符号を付して詳述
を省略する。
【0032】図1において、外部書込装置1Aは、シリ
アル信号SEのみを出力し、ECU2Aは、通信端子と
して、入力端子22および出力端子23のみを有する。
また、ECU2Aは、マイコン3A、書込制御回路4
A、リセットパルス発生回路5A、CPU動作監視回路
6、通信回路7およびゲート回路8を備えている。
【0033】マイコン3Aは、前述と同様のフラッシュ
メモリ31およびRAM33と、書込許可時の自動立ち
上げ機能を含むCPU30Aおよびブートプログラム3
2Aとを備えている。
【0034】ECU2A内の書込制御回路4Aおよびリ
セットパルス発生回路5Aは、マイコン3A内のCPU
30Aおよびブートプログラム32Aと関連している。
【0035】CPU30Aと関連したブートプログラム
32A、書込制御回路4Aおよびリセットパルス発生回
路5Aは、外部書込装置1Aからのシリアル信号SEの
受信開始に応答して、CPU30Aに対する書込許可信
号WAおよび書込モード設定信号WMを生成するための
書込制御手段を構成している。
【0036】すなわち、ブートプログラム32Aは、外
部書込装置1Aからのシリアル信号SEの受信開始に応
答して書込許可信号WAを生成し、書込制御回路4A
は、書込許可信号WAに応答して、CPU30Aを書込
モードに切り換えるための書込モード設定信号WMを生
成する。
【0037】リセットパルス発生回路5Aは、書込許可
信号WAに応答して、また、CPU動作監視回路6と関
連して、書込モードの開始時および終了時に、CPU3
0Aに対するリセットパルスRSを生成する。
【0038】CPU30Aは、書込許可信号WAに基づ
く書込モード設定信号WMに応答して、通常動作モード
からフラッシュメモリ31への書込モードに切り換えら
れるようになっている。
【0039】図1において、書込許可信号WAは、外部
書込装置1Aから供給されるのではなく、外部書込装置
1AとECU2Aとの間のシリアル通信のみによって、
ECU2A内で自動的に生成されて処理される。
【0040】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、図1に示したこの発明の実施の形態1の動作につい
て説明する。図2において、前述(図6参照)と同様の
ステップについては、同一符号を付して詳述を省略す
る。また、ステップS6、S13に続くリセットパルス
RSの解除ステップS7、S14は、前述と同様なの
で、ここでは図示を省略する。
【0041】まず、電源投入後のステップS2におい
て、通常のシステム制御プログラムで動作中のマイコン
3Aは、外部書込装置1Aとの間で通信を行う。また、
CPU動作監視回路6は、マイコン3Aの動作確認用の
ウォッチドック信号WDによりマイコン3Aの動作を監
視し、ウォッチドック信号WDの異常を検出すると、マ
イコン3AにリセットパルスRSを送出する。
【0042】ここで、フラッシュメモリ31に対して書
込動作を開始する場合、外部書込装置1Aは、書込許可
情報を含むシリアル信号SEをECU2A内のマイコン
3Aに送信する。
【0043】このとき、マイコン3Aは、書込開始指示
の有無を判定しており(ステップS15)、書込許可情
報の入力により書込開始指示が有り(すなわち、YE
S)と判定して書込モードに切り換える(ステップS4
A)。
【0044】すなわち、マイコン3Aは、外部書込装置
1Aからの通信情報に書込許可情報が含まれていた場
合、ECU2A内の書込制御回路4Aおよびリセットパ
ルス発生回路5Aに書込許可信号WAを入力する。
【0045】書込制御回路4Aは、マイコン3Aからの
書込許可信号WAを受信すると、書込モード設定信号W
Mを生成して、マイコン3Aの書込許可端子およびモー
ド設定端子に入力する。
【0046】リセットパルス発生回路5Aは、マイコン
3Aからの書込許可信号WAを受信すると、リセットパ
ルスRSを生成し、ゲート回路8を介してリセットパル
スRSをマイコン3Aに入力する(ステップS5)。
【0047】リセットパルスRSの入力により、マイコ
ン3Aは、ウォッチドック信号WDを停止して(ステッ
プS6)、書込許可情報の受信確認信号を外部書込装置
1Aに送信する。このとき、ゲート回路8は、リセット
パルス発生回路5AからのリセットパルスRSを優先し
てマイコン3Aに入力する。
【0048】外部書込装置1Aは、書込許可情報の受信
確認信号を含むシリアル信号SRがマイコン3Aから送
信されてきた後に、書込動作を開始する。すなわち、書
込動作を自動的に立ち上げるためのブートプログラム3
2Aの内容を転送し(ステップS8A)、フラッシュメ
モリ31に対する書込動作を開始する(ステップS
9)。
【0049】このとき、マイコン3Aは、書込制御回路
4Aから書込モード設定信号WMが入力された後、リセ
ットパルス発生回路5AからのリセットパルスRSによ
ってリセットされた後に書込動作を開始する。
【0050】以下、マイコン3Aは、外部書込装置1A
からマイコン3Aに送信される書込終了情報の有無を判
定し(ステップS10A)、外部書込装置1Aからの書
込終了情報が有り(すなわち、YES)と判定されれ
ば、書込許可信号WAを停止して通常動作モードに切り
換える(ステップS12A)。
【0051】すなわち、書込制御回路4Aは、書込許可
信号WAの停止に応答して、マイコン3Aへの書込モー
ド設定信号WMの出力を停止する。
【0052】また、リセットパルス発生回路5Aは、書
込許可信号WAの停止に応答して、マイコン3Aに対す
るリセットパルスRSによる制御を停止する。これによ
り、マイコン3Aのリセット端子制御は、CPU動作監
視回路6からのリセットパルスRSにより決定される。
【0053】さらに、書込動作中のマイコン3Aはウォ
ッチドック信号WDを出力していないので(ステップS
16)、CPU動作監視回路6は、マイコン3Aに対す
るリセットパルスRSを出力する(ステップS13)。
これらの動作により、マイコン3Aは、通常のシステム
制御プログラム動作を再開する(ステップS17)。
【0054】このように、フラッシュメモリ33へのデ
ータ書込時において、外部書込装置1Aは、入力端子2
2(通信インターフェイス)を介してECU2Aに書込
許可情報を送信し、ECU2Aは、書込許可情報(ステ
ップS15)に応答して自動的に書込モードに遷移する
(ステップS4A)。
【0055】また、外部書込装置1Aは、ECU2Aか
ら出力端子23(通信インターフェイス)を介して書込
モードヘの遷移完了信号(シリアル信号SR)を受信す
ると、フラッシュメモリ33ヘの書込データを送信し
(ステップS9)、書込データの送信が完了すると送信
終了信号を送信する。
【0056】一方、ECU2Aは、外部書込装置1Aか
ら送信されてくる書込データをフラッシュメモリ33に
書き込み、送信終了信号(ステップS10A)を受信す
ると、通常の動作モードヘ遷移する(ステップS12
A)。
【0057】このように、外部書込装置1Aから書込許
可信号WAを供給することなく、外部書込装置1AとE
CU2Aとの間の通常の通信インターフェイス(シリア
ル通信:SCI)を用いて書込許可情報を送信すること
により、ECU2A内で書込動作を実現することができ
る。
【0058】したがって、ECU2Aにはシリアル信号
SE、SR用の通信端子22、23のみを設ければよ
く、フラッシュメモリ33への書込専用の通信端子(図
5内の入力端子21)が不要となり、回路構成が簡略化
されてコストダウンを実現することができる。
【0059】また、ECU2Aは、書込制御回路4A、
リセットパルス発生回路5Aおよびゲート回路8を含
み、従来のECU2(図5参照)と近似した構成を有し
ているので、入力端子21を追加するのみで従来の外部
書込装置1を接続することもでき、従来装置とハードウ
ェアを兼用することもできる。
【0060】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、書込制御回路4Aおよびリセットパルス発生回路5
Aを有するECU2A(図1参照)について説明した
が、書込制御回路4Aおよびリセットパルス発生回路5
Aの機能をマイコン内のブートプログラムに含めてもよ
い。
【0061】これにより、書込制御回路4A、リセット
パルス発生回路5Aおよびゲート回路8が省略されて、
ECU内の構成をさらに簡略化することができる。
【0062】以下、ブートプログラムのみにより書込制
御手段を構成したこの発明の実施の形態2を図について
説明する。図3はこの発明の実施の形態2を示すブロッ
ク構成図であり、前述(図1参照)と同様のものについ
ては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0063】図3において、ECU2Bは、マイコン3
B、CPU動作監視回路6および通信回路7のみを有す
る。マイコン3Bは、CPU30Bと、CPU30Bに
属するフラッシュメモリ31、ブートプログラム32B
およびRAM33とを有する。CPU30Bと関連する
ブートプログラム32Bは、書込制御手段を構成してい
る。
【0064】この場合、書込許可信号は、外部書込装置
1AとECU2Bとの間の書込許可情報の通信に応答し
て、CPU30Bおよびブートプログラム32Bとの間
で処理される。
【0065】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、図3に示したこの発明の実施の形態2の動作につい
て説明する。図4において、前述(図2参照)と同様の
ステップについては、同一符号を付して詳述を省略す
る。
【0066】まず、システム制御プログラムで動作中の
マイコン3Bは、外部書込装置1Aとの間で通信を行
い、CPU動作監視回路6は、ウォッチドック信号WD
の異常検出時にリセットパルスRSを生成する。
【0067】前述と同様に、外部書込装置1Aは、書込
動作開始時に、マイコン3Bに書込許可情報を送信し、
マイコン3Bから受信確認信号(遷移完了信号)が送信
された後に書込動作を開始する(ステップS9)。
【0068】また、マイコン3Bは、外部書込装置1A
からの書込許可情報(ステップS15)に応答して書込
モードに遷移し、外部書込装置1Aに受信確認信号を送
信して書込動作を開始する(ステップS9)。
【0069】さらに、書込動作の終了は、外部書込装置
1Aからマイコン3Bに送信される書込終了情報(ステ
ップS10A)に応答して行われ、マイコン3Bは、外
部書込装置1Aからの書込終了情報により通常動作モー
ドに遷移し、システム制御プログラム動作を再開する
(ステップS17)。
【0070】この場合、ステップS15において、書込
開始指示が有り(すなわち、YES)と判定されると、
書込モードへの切換(ステップS4B)が実行され、続
いて、書込制御回路およびリセットパルス発生回路の機
能を含むブートプログラム32Bの内容が転送される
(ステップS8B)。
【0071】したがって、ブートプログラム32Bは、
外部書込装置1Aからの書込許可情報に応答して書込モ
ード設定信号WMを生成し、これをマイコン3Bに入力
することにより、マイコン3Bを書込モードに切り換え
させる。
【0072】このように、書込制御手段の機能を全てブ
ートプログラム32B内に含めることにより、ECU2
B内のハードウェア構成をさらに簡略化してコストダウ
ンを実現することができる。
【0073】なお、上記各実施の形態では、マイコン内
のEEPROMとしてフラッシュメモリ31を用いた場
合について説明したが、フラッシュメモリ31以外のE
EPROMを用いてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、CPUとCPUに属するEEPROMおよびブート
プログラムとを有するECUと、ECUに接続されてC
PUとの間でシリアル信号を通信するための外部書込装
置とを備え、シリアル信号によりEEPROMの内容を
書き換えるEEPROM書込装置において、ECUは、
CPUに関連する書込制御手段を含み、書込制御手段
は、外部書込装置からのシリアル信号の受信開始に応答
してCPUに対する書込許可信号を生成し、CPUは、
書込許可信号に応答して通常動作モードからEEPRO
Mへの書込モードに切り換えられ、外部から書込許可信
号を供給することなくシリアル信号のみによりECU側
で書込可能となるように構成したので、外部書込装置と
ECUとの通信端子構成および回路構成を簡略化したE
EPROM書込装置が得られる効果がある。
【0075】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、ECUは、CPUおよびブートプログラ
ムと関連する書込制御回路およびリセットパルス発生回
路を含み、書込制御手段は、ブートプログラム、書込制
御回路およびリセットパルス発生回路により構成され、
ブートプログラムは、外部書込装置からのシリアル信号
の受信開始に応答して書込許可信号を生成し、書込制御
回路は、書込許可信号に応答して、CPUを書込モード
に切り換えるための書込モード設定信号を生成し、リセ
ットパルス発生回路は、書込モードの開始時および終了
時に、CPUに対するリセットパルスを生成するように
構成したので、回路構成を簡略化するとともに、従来装
置をハードウェア構成を兼用することのできるしたEE
PROM書込装置が得られる効果がある。
【0076】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、書込制御手段は、ブートプログラムによ
り構成されたので、回路構成をさらに簡略化してコスト
ダウンを実現したEEPROM書込装置が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すブロック構成
図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 従来のEEPROM書込装置を示すブロック
構成図である。
【図6】 従来のEEPROM書込装置の通常動作を示
すフローチャートである。
【図7】 従来のEEPROM書込装置の割込み動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A 外部書込装置、2A、2B ECU、3A、3B
マイコン、4A 書込制御回路、5A リセットパル
ス発生回路、6 CPU動作監視回路、22入力端子、
23 出力端子、30A、30B CPU、31 フラ
ッシュメモリ、32A、32B ブートプログラム、R
S リセットパルス、SE、SR シリアル信号、WA
書込許可信号、WD ウォッチドック信号、WM 書
込モード設定信号、S4A、S4B 書込モードに切り
換えるステップ、S5 リセットパルスを発生するステ
ップ、S8A、S8B ブートプログラムを転送するス
テップ、S9 書込動作を開始するステップ、S10A
書込動作の終了を判定するステップ、S15 書込開
始指示の有無を判定するステップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと前記CPUに属するEEPRO
    Mおよびブートプログラムとを有するECUと、 前記ECUに接続されて前記CPUとの間でシリアル信
    号を通信するための外部書込装置とを備え、 前記シリアル信号により前記EEPROMの内容を書き
    換えるEEPROM書込装置において、 前記ECUは、前記CPUに関連する書込制御手段を含
    み、 前記書込制御手段は、前記外部書込装置からのシリアル
    信号の受信開始に応答して前記CPUに対する書込許可
    信号を生成し、 前記CPUは、前記書込許可信号に応答して、通常動作
    モードから前記EEPROMへの書込モードに切り換え
    られることを特徴とするEEPROM書込装置。
  2. 【請求項2】 前記ECUは、前記CPUおよび前記ブ
    ートプログラムと関連する書込制御回路およびリセット
    パルス発生回路を含み、 前記書込制御手段は、前記ブートプログラム、前記書込
    制御回路および前記リセットパルス発生回路により構成
    され、 前記ブートプログラムは、前記外部書込装置からのシリ
    アル信号の受信開始に応答して前記書込許可信号を生成
    し、 前記書込制御回路は、前記書込許可信号に応答して、前
    記CPUを前記書込モードに切り換えるための書込モー
    ド設定信号を生成し、 前記リセットパルス発生回路は、前記書込モードの開始
    時および終了時に、前記CPUに対するリセットパルス
    を生成することを特徴とする請求項1に記載のEEPR
    OM書込装置。
  3. 【請求項3】 前記書込制御手段は、前記ブートプログ
    ラムにより構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のEEPROM書込装置。
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