JP2000259538A - ネットワーク制御装置およびネットワーク設定方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の他の機器が自動設定された
接続機器を正常に利用できるネットワーク環境を自在に
構築することである。 【解決手段】 様々なネットワーク機器がネットワーク
１０５上に接続されている状態で、プリンタ１０４をネ
ットワークアダプタ１０３を介してネットワーク接続す
る際に、プリンタ１０４がネットワーク上で正常に動作
させるために設定すべき適正な各種設定値をサーバコン
ピュータ１０１から取得してアダプタ内の不揮発性メモ
リ内に自動設定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、接続機器に装着さ
れるアダプタを介してネットワークに接続され、該アダ
プタを介して一つあるいは複数のホストコンピュータか
ら前記接続機器に対するデータを受信して引き渡すネッ
トワーク制御装置およびネットワーク設定方法およびコ
ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶
媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】複数の機器があるネットワークを介して
通信して所定のデータ処理を実行可能な環境において、
各機器でネットワークアダプタを使用する場合、その環
境に適した設定をそれぞれのネットワークアダプタに対
して行う必要があるが、従来は各アダプタに対してオペ
レータ（管理者）がそれぞれ設定を行う必要があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このため、ネットワー
ク環境下に複数のアダプタが存在する場合には、ネット
ワーク管理者等は、個々のアダプタに対して所定の設定
を行い、その設定値を個別に管理する必要があるため、
ネットワーク上の機器管理負担が重い等の問題点があっ
た。

【０００４】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、様々なネットワーク機器がネットワー
ク上に接続されている状態で、所望の接続機器をアダプ
タを介してネットワーク接続する際に、該接続機器をネ
ットワーク上で正常に動作させるために設定すべき適正
な各種設定値をサーバから取得して自動設定することに
より、アダプタに対するユーザによる個別的な設定負担
を軽減し、ネットワーク上の他の機器が自動設定された
接続機器を正常に利用できるネットワーク環境を自在に
構築するネットワーク制御装置およびネットワーク設定
方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の発明
は、接続機器に装着されるアダプタ（図１に示すネット
ワークアダプタ１０３）を介してネットワーク（図１に
示すネットワ−ク１０５）に接続され、該アダプタを介
して一つあるいは複数のホストコンピュータ（図１に示
すホストコンピュータ１０２および図示しないホストコ
ンピュータ）から前記接続機器に対するデータを受信し
て引き渡すネットワーク制御装置であって、前記ネット
ワーク上で前記接続機器を正常動作させるために必要な
各種設定値を格納する格納手段と、前記ネットワークに
接続されているサーバを検索する検索手段（図２に示す
ＣＰＵ２０３がＲＯＭ２０２に記憶される制御プログラ
ムを実行して検索処理する）と、前記検索手段により検
索されるサーバに対して前記アダプタの固有情報を通知
する通知手段（図２に示すＣＰＵ２０３がＲＯＭ２０２
に記憶される制御プログラムを実行して通知処理する）
と、前記サーバから前記アダプタの設定更新の要否を受
け取る受信手段と、前記受信手段により受信された前記
アダプタの設定更新の要否を判定する判定手段（図２に
示すＣＰＵ２０３がＲＯＭ２０２に記憶される制御プロ
グラムを実行して判定処理する）と、前記判定手段によ
り設定更新が必要であると判定した場合に、前記サーバ
から前記アダプタの各種設定値を取得する取得手段（図
２に示すＣＰＵ２０３がＲＯＭ２０２に記憶される制御
プログラムを実行して取得処理する）と、前記取得手段
により取得された各種設定値を前記アダプタの設定値と
して前記格納手段（図２に示す不揮発性メモリ２０５）
の内容を更新する更新手段（図２に示すＣＰＵ２０３が
ＲＯＭ２０２に記憶される制御プログラムを実行して更
新処理する）とを有するものである。

【０００６】本発明に係る第２の発明は、接続機器に装
着されるアダプタを介してネットワーク（図１に示すネ
ットワーク１０５）に接続され、該アダプタを介して一
つあるいは複数のホストコンピュータから前記接続機器
に対するデータを受信して引き渡すネットワーク制御装
置におけるネットワーク設定方法であって、前記ネット
ワーク上で前記接続機器を正常動作させるために必要な
各種設定値を格納する格納工程（図示しない）と、前記
ネットワークに接続されているサーバを検索する検索工
程（図３に示すステップ（３０１），（３０２），（３
０３），（３０５））と、前記検索工程により検索され
るサーバに対して前記アダプタの固有情報を通知する通
知工程（図３に示すステップ（３０４））と、前記サー
バから前記アダプタの設定更新の要否を受け取る受信工
程（図３に示すステップ（３０６））と、前記受信工程
により受信された前記アダプタの設定更新の要否を判定
する判定工程（図３に示すステップ（３０７））と、前
記判定工程により設定更新が必要であると判定した場合
に、前記サーバから前記アダプタの各種設定値を取得す
る取得工程（図３に示すステップ（３０８））と、前記
取得工程により取得された各種設定値に基づいて前記格
納工程により格納されている前記アダプタの設定値の内
容を更新する更新工程（図３に示すステップ（３１
０））とを有するものである。

【０００７】本発明に係る第３の発明は、接続機器に装
着されるアダプタ（図１に示すネットワークアダプタ１
０３）を介してネットワーク（図１に示すネットワーク
１０５）に接続され、該アダプタを介して一つあるいは
複数のホストコンピュータから前記接続機器に対するデ
ータを受信して引き渡すネットワーク制御装置を制御す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、前記ネットワーク上で前記接続機器
を正常動作させるために必要な各種設定値を格納する格
納工程（図示しない）と、前記ネットワークに接続され
ているサーバを検索する検索工程（図３に示すステップ
（３０１），（３０２），（３０３），（３０５））
と、前記検索工程により検索されるサーバに対して前記
アダプタの固有情報を通知する通知工程（図３に示すス
テップ（３０４））と、前記サーバから前記アダプタの
設定更新の要否を受け取る受信工程（図３に示すステッ
プ（３０６））と、前記受信工程により受信された前記
アダプタの設定更新の要否を判定する判定工程（図３に
示すステップ（３０７））と、前記判定工程により設定
更新が必要であると判定した場合に、前記サーバから前
記アダプタの各種設定値を取得する取得工程（図３に示
すステップ（３０８））と、前記取得工程により取得さ
れた各種設定値に基づいて前記格納工程により格納され
ている前記アダプタの設定値の内容を更新する更新工程
（図３に示すステップ（３１０））とを有するものであ
る。

【０００８】

【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施形態を詳細に説明する。

【０００９】図１は、本発明の一実施形態を示すネット
ワーク制御装置を適用可能な印刷システムの一例を示す
ブロック図であり、本実施形態では、ネットワーク環境
下で、ネットワークアダプタを印刷装置であるプリンタ
に接続して使用するシステムに対応する。

【００１０】図において、１０１はサーバコンピュータ
で、後述するネットワーク１０５内の各アダプタの各種
設定を一括管理するある。

【００１１】１０２はホストコンピュータで、ネットワ
ーク１０５を介して後述するネットワークアダプタの設
定ファイル選択指示あるいは印刷データを送信する。１
０３はネットワークアダプタ（以下、単にアダプタとい
う）で、サーバコンピュータ１０１と通信を行い自アダ
プタの設定を行い、ホストコンピュータ１０２からのデ
ータをネットワーク１０５を介して受信して接続機器へ
出力する。

【００１２】１０４はプリンタで、アダプタ１０３を介
してホストコンピュータ１０２が送信した印刷データを
解釈しデータに応じた文書を印刷する。

【００１３】以下、上記のように構成されたネットワー
ク制御装置における各部の機能処理動作について説明す
る。

【００１４】まず、アダプタ１０３をネットワーク１０
５内に新規導入する場合、アダプタ１０３内の各種設定
値及び動作パラメータは初期値のままであり、導入する
ネットワ−クに適した設定値（論理アドレス等）にはな
っていない。

【００１５】従って、このままの状態では、ホストコン
ピュータ１０２等から印刷データをアダプタ１０３に送
信してプリンタ１０４で印刷を行うのは不可能である。
そこで、まず、サーバコンピュータ１０１にてアダプタ
１０３の各種設定値を定義してファイルとして図示しな
いハードディスク，ＲＡＭ等のメモリ装置に保存してお
く。

【００１６】次に、アダプタ１０３の電源を投入すると
アダプタ１０３はネットワーク１０５に対し、設定値を
管理するサーバが存在するかを問い合わせる。その問合
わせに対しサーバコンピュータ１０１は、設定値を管理
している旨の応答をアダプタ１０３に対して返す。

【００１７】次に、ネットワ−クアダプタ１０３は、自
アダプタの設定値のバージョンをサーバコンピュータ１
０１に対して送信し、設定値をサーバコンピュータ１０
１から受け取り更新する必要があるかを問い合わせる。

【００１８】この際、アダプタ１０３が新規導入である
場合は、当然ながらサーバコンピュータ１０１から設定
値の更新が必要である旨の応答がアダプタ１０３に対し
て返される。

【００１９】次に、アダプタ１０３は更新すべき設定値
データをサーバコンピュータ１０１から受け取り、自ア
ダプタ内の設定（不揮発性メモリであって、例えばフラ
ッシュＲＯＭ等で構成されるメモリ内の設定）を更新す
る。

【００２０】以上の過程により新規導入のアダプタ１０
３であっても目的とする設定で目的とするネットワーク
１０５内で自動的に認識して稼動させることが可能とな
る。また、サーバコンピュータ１０１から受け取った設
定値データをアダプタ１０３内の不揮発性メモリ等に保
存することにより、電源を投入する毎に設定値を受け取
る必要が無く、サーバコンピュータ１０１上の設定値が
更新された場合にのみ設定値データを受け取るだけで良
くなる。

【００２１】図２は、図１に示したアダプタ１０３の構
成を説明するブロック図である。

【００２２】図において、２０１はインタフェースで、
ネットワーク１０５に接続しホストコンピュータ１０２
から印刷データや上述した設定値データ等を受け取る。

【００２３】２０２は読出し専用メモリ（ＲＯＭ）であ
り、ＣＰＵ２０３が各部に制御信号を供給する際に、制
御手順をＣＰＵ２０３に順次知らせるのに必要なマクロ
命令群や、データ変換処理に必要な各種情報を記憶して
いる。

【００２４】なお、マイクロプロセッサ形態の中央処理
装置（ＣＰＵ）２０３は、例えばクロックパルス発生回
路、遅延回路、ゲート回路、その他の論理回路等を有す
る順序回路等を備えている。

【００２５】２０４は読み書き可能なランダムアクセス
メモリ（ＲＡＭ）であり、各装置の動作状態を記憶する
領域を有すると共に、ＣＰＵ２０３が各処理を実行する
際に必要な作業領域を有するものである。

【００２６】２０５は例えばフラッシュメモリ等で構成
される書き換え可能な不揮発性メモリであり、本発明の
対象となる設定値データを保存することが可能である。
２０６は接続機器とのインタフェースであり、ホストコ
ンピュータ１０２から受け取った印刷データ等をプリン
タ１０４等の接続機器へ送信するものである。

【００２７】２０７はバスラインで、ＣＰＵ２０３，イ
ンタフェース，ＲＡＭ２０４，ＲＯＭ２０２とを電気的
に接続し、メモリアドレスやデータを転送するために用
いられる。

【００２８】図３は、本発明に係るネットワーク制御装
置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図１に示したアダプタ１０３内のＣＰＵ２０３
が実行すべき各処理手順に対応する。なお、（３０１）
〜（３１１）は各ステップを示す。

【００２９】まず、アダプタ１０３の電源が投入される
と、ステップ（３０１）において、アダプタ１０３はネ
ットワーク１０５内に設定値を管理しているサーバコン
ピュータ１０１を探すためのパケットを出力する。

【００３０】次に、ステップ（３０２）において、ステ
ップ（３０１）で出力した検索パケットに対するサーバ
コンピュータ１０１からの応答を受信する。そして、ス
テップ（３０３）において、ステップ（３０２）の受信
処理で、応答パケットを受信できたかを判断し、応答パ
ケットを受信できなかったと判断した場合は、ステップ
（３０５）において、一定時間間隔をおいた後、ステッ
プ（３０１）の検索パケット出力処理から同様の処理を
繰り返す。

【００３１】一方、ステップ（３０３）において、サー
バコンピュータ１０１から応答があったと判断した場合
は、ステップ（３０４）において、自アダプタの種別や
設定値のバージョン情報等を含んだパケットを応答のあ
った設定値管理用のサーバ（本実施形態では、図１に示
すサーバコンピュータ１０１）に対して送信して、自ア
ダプタの設定値を更新する必要があるか否かを問い合わ
せる。

【００３２】次に、ステップ（３０６）において、ステ
ップ（３０４）で、出力した更新問合わせパケットに対
しての応答パケット受信処理を行う。

【００３３】次に、ステップ（３０７）において、ステ
ップ（３０６）により受信した応答パケットを判断し、
サーバコンピュータ１０１からの応答が設定値更新が要
かどうかを判断して、不要であったと判断した場合に
は、ステップ（３１１）の定常状態へ進む。

【００３４】一方、ステップ（３０７）にて判断した結
果が更新要であった場合は、設定値管理用のサーバ（本
実施形態ではサーバコンピュータ１０１）と通信を行
い、ステップ（３０８）において、各種設定値をサーバ
コンピュータ１０１から受け取る。

【００３５】次に、ステップ（３０９）において、ステ
ップ（３０８）にて受け取った各種設定値を自アダプタ
内の不揮発性メモリ２０５等に保存する。次に、ステッ
プ（３１０）において、ステップ（３０９）にて保存し
た設定値を自アダプタの新しい設定値として内部の各種
設定を更新して、ステップ（３１１）へ進み、定常状態
へと移行する。

【００３６】以上の処理によってアダプタ１０３を新規
導入した場合や、設定を変更したい場合でも各アダプタ
に対して設定操作を直接ユーザが行うこと無く各アダプ
タの設定値を自動的に更新することが可能であると共
に、１台の設定値管理サーバでネットワーク１０５内の
各アダプタの設定状況を集中管理できるため管理者の負
荷を軽減することが可能である。

【００３７】なお、本実施形態では、ネットワーク１０
５に接続される機器が、プリンタ１０４が１台の場合を
示したが、複数台であってもいいし、プリンタに限らず
ネットワーク上に接続される機器であって、アダプタを
機器に接続可能な機器であれば、スキャナ装置，ファク
シミリ装置，デジタル複写装置を含む複合装置等であっ
てもよい。

【００３８】また、上記実施形態では、アダプタ１０３
の各種設定値の自動更新及び集中管理する場合について
説明したが、本発明に係るネットワーク管理処理機能を
利用することにより、アダプタ１０３の設定値のみでは
なく、実行プログラムのバージョンを管理することによ
って、機器内のメモリ上の実行プログラムの自動更新を
行うことも可能となる。

【００３９】上記実施形態によれば、ネットワーク内の
各アダプタに対して個別に設定を行うこと無く、１台の
設定値管理サーバにて行うことによりアダプタの設定値
を自動的に更新することが可能である。

【００４０】これにより、各アダプタの設定値の更新が
自動で行われ管理者の負荷を軽減すると共に、ネットワ
ーク内に散在する各アダプタの設定値が１台の管理サー
バで管理することが可能となるため管理者の負荷が更に
軽減される。

【００４１】以下、図４に示すメモリマップを参照して
本発明に係るネットワーク制御装置で読み出し可能なデ
ータ処理プログラムの構成について説明する。

【００４２】図４は、本発明に係るネットワーク制御装
置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。

【００４３】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。

【００４４】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。

【００４５】本実施形態における図３に示す機能が外部
からインストールされるプログラムによって、ホストコ
ンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その
場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ等の記憶
媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶
媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給さ
れる場合でも本発明は適用されるものである。

【００４６】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰ
Ｕ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。

【００４７】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。

【００４８】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク，ハードディ
スク，光ディスク，光磁気ディスク，ＣＤ−ＲＯＭ，Ｃ
Ｄ−Ｒ，磁気テープ，不揮発性のメモリカード，ＲＯ
Ｍ，ＥＥＰＲＯＭ等を用いることができる。

【００４９】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペ
レーティングシステム）等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。

【００５０】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。

【００５１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第１
の発明によれば、接続機器に装着されるアダプタを介し
てネットワークに接続され、該アダプタを介して一つあ
るいは複数のホストコンピュータから前記接続機器に対
するデータを受信して引き渡すネットワーク制御装置で
あって、前記ネットワーク上で前記接続機器を正常動作
させるために必要な各種設定値を格納する格納手段と、
前記ネットワークに接続されているサーバを検索する検
索手段と、前記検索手段により検索されるサーバに対し
て前記アダプタの固有情報を通知する通知手段と、前記
サーバから前記アダプタの設定更新の要否を受け取る受
信手段と、前記受信手段により受信された前記アダプタ
の設定更新の要否を判定する判定手段と、前記判定手段
により設定更新が必要であると判定した場合に、前記サ
ーバから前記アダプタの各種設定値を取得する取得手段
と、前記取得手段により取得された各種設定値を前記ア
ダプタの設定値として前記格納手段の内容を更新する更
新手段とを有するので、様々なネットワーク機器がネッ
トワーク上に接続されている状態で、所望の接続機器を
アダプタを介してネットワーク接続する際に、該接続機
器がネットワーク上で正常に動作させるために設定すべ
き適正な各種設定値をサーバから取得して自動設定でき
るため、アダプタに対するユーザによる個別的な設定操
作負担を格段に軽減して、単にネットワーク接続すると
いう簡単な操作で接続機器をネットワークに接続するた
めの環境設定を迅速に完了することができる。

【００５２】第２の発明によれば、接続機器に装着され
るアダプタを介してネットワークに接続され、該アダプ
タを介して一つあるいは複数のホストコンピュータから
前記接続機器に対するデータを受信して引き渡すネット
ワーク制御装置におけるネットワーク設定方法であっ
て、あるいは接続機器に装着されるアダプタを介してネ
ットワークに接続され、該アダプタを介して一つあるい
は複数のホストコンピュータから前記接続機器に対する
データを受信して引き渡すネットワーク制御装置を制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記ネットワーク上で前記接続機
器を正常動作させるために必要な各種設定値を格納する
格納工程と、前記ネットワークに接続されているサーバ
を検索する検索工程と、前記検索工程により検索される
サーバに対して前記アダプタの固有情報を通知する通知
工程と、前記サーバから前記アダプタの設定更新の要否
を受け取る受信工程と、前記受信工程により受信された
前記アダプタの設定更新の要否を判定する判定工程と、
前記判定工程により設定更新が必要であると判定した場
合に、前記サーバから前記アダプタの各種設定値を取得
する取得工程と、前記取得工程により取得された各種設
定値に基づいて前記格納工程により格納されている前記
アダプタの設定値の内容を更新する更新工程とを有する
ので、様々なネットワーク機器がネットワーク上に接続
されている状態で、所望の接続機器をアダプタを介して
ネットワーク接続する際に、該接続機器がネットワーク
上で正常に動作させるために設定すべき適正な各種設定
値をサーバから取得して自動設定できるため、アダプタ
に対するユーザによる個別的な設定操作負担を格段に軽
減して、単にネットワーク接続するという簡単な操作で
接続機器をネットワークに接続するための環境設定を迅
速に完了することができる。

【００５３】従って、アダプタに対するユーザによる個
別的な設定負担を軽減し、ネットワーク上の他の機器が
自動設定された接続機器を正常に利用できるネットワー
ク環境を自在に構築することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態を示すネットワーク制御装
置を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図で
ある。

【図２】図１に示したネットワークアダプタの構成を説
明するブロック図である。

【図３】本発明に係るネットワーク制御装置におけるデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。

【図４】本発明に係るネットワーク制御装置を適用可能
なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。

【符号の説明】

１０１ サーバコンピュータ １０２ ホストコンピュータ １０３ ネットワークアダプタ １０４ プリンタ ２０１，２０６ インタフェース ２０３ ＣＰＵ ２０４ ＲＡＭ ２０５ 不揮発性メモリ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 接続機器に装着されるアダプタを介して
   ネットワークに接続され、該アダプタを介して一つある
   いは複数のホストコンピュータから前記接続機器に対す
   るデータを受信して引き渡すネットワーク制御装置であ
   って、 前記ネットワーク上で前記接続機器を正常動作させるた
   めに必要な各種設定値を格納する格納手段と、 前記ネットワークに接続されているサーバを検索する検
   索手段と、 前記検索手段により検索されるサーバに対して前記アダ
   プタの固有情報を通知する通知手段と、 前記サーバから前記アダプタの設定更新の要否を受け取
   る受信手段と、 前記受信手段により受信された前記アダプタの設定更新
   の要否を判定する判定手段と、 前記判定手段により設定更新が必要であると判定した場
   合に、前記サーバから前記アダプタの各種設定値を取得
   する取得手段と、 前記取得手段により取得された各種設定値を前記アダプ
   タの設定値として前記格納手段の内容を更新する更新手
   段と、を有するすることを特徴とするネットワーク制御
   装置。
2. 【請求項２】 接続機器に装着されるアダプタを介して
   ネットワークに接続され、該アダプタを介して一つある
   いは複数のホストコンピュータから前記接続機器に対す
   るデータを受信して引き渡すネットワーク制御装置にお
   けるネットワーク設定方法であって、 前記ネットワーク上で前記接続機器を正常動作させるた
   めに必要な各種設定値を格納する格納工程と、 前記ネットワークに接続されているサーバを検索する検
   索工程と、 前記検索工程により検索されるサーバに対して前記アダ
   プタの固有情報を通知する通知工程と、 前記サーバから前記アダプタの設定更新の要否を受け取
   る受信工程と、 前記受信工程により受信された前記アダプタの設定更新
   の要否を判定する判定工程と、 前記判定工程により設定更新が必要であると判定した場
   合に、前記サーバから前記アダプタの各種設定値を取得
   する取得工程と、 前記取得工程により取得された各種設定値に基づいて前
   記格納工程により格納されている前記アダプタの設定値
   の内容を更新する更新工程と、を有することを特徴とす
   るネットワーク設定方法。
3. 【請求項３】 接続機器に装着されるアダプタを介して
   ネットワークに接続され、該アダプタを介して一つある
   いは複数のホストコンピュータから前記接続機器に対す
   るデータを受信して引き渡すネットワーク制御装置を制
   御するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
   した記憶媒体であって、 前記ネットワーク上で前記接続機器を正常動作させるた
   めに必要な各種設定値を格納する格納工程と、 前記ネットワークに接続されているサーバを検索する検
   索工程と、 前記検索工程により検索されるサーバに対して前記アダ
   プタの固有情報を通知する通知工程と、 前記サーバから前記アダプタの設定更新の要否を受け取
   る受信工程と、 前記受信工程により受信された前記アダプタの設定更新
   の要否を判定する判定工程と、 前記判定工程により設定更新が必要であると判定した場
   合に、前記サーバから前記アダプタの各種設定値を取得
   する取得工程と、 前記取得工程により取得された各種設定値に基づいて前
   記格納工程により格納されている前記アダプタの設定値
   の内容を更新する更新工程と、を有することを特徴とす
   るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
   記憶媒体。