JP2000187633A - 情報処理装置、周辺機器およびそのセットアップ方法 - Google Patents

情報処理装置、周辺機器およびそのセットアップ方法

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JP2000187633A
JP2000187633A JP10363353A JP36335398A JP2000187633A JP 2000187633 A JP2000187633 A JP 2000187633A JP 10363353 A JP10363353 A JP 10363353A JP 36335398 A JP36335398 A JP 36335398A JP 2000187633 A JP2000187633 A JP 2000187633A
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Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺機器関連のソフトウェアを自動的にバー
ジョンアップする。 【解決手段】 周辺機器9にソフトウェアを実装してお
く。情報処理装置1と周辺機器9とが接続されたとき
に、情報処理装置1では自己が保有するソフトウェアの
バージョンと周辺機器9のソフトウェアのバージョンを
比較し、情報処理装置1側のソフトウェアのバージョン
が古い場合に周辺機器9のソフトウェアをインストール
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置、およびそれに接続されるプリ
ンタ等の周辺機器およびそのセットアップ方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(PC)に接続
されるプリンタなどの各種の周辺機器をセットアップし
て動作させるためには、あらかじめPC上に必要なソフ
トウェア(一般的にドライバと呼ばれる)を記憶させて
おくか、CD−ROM、FDなどの記録媒体に記憶して
あるソフトウェアをPCに読み込ませて(インストール
して)セットアップを行っている。
【0003】また、ソフトウェアのバージョンアップ等
によりソフトウェアを更新する場合も同様にCD−RO
M、FDなどの記録媒体に記憶してあるソフトウェアを
あらかじめ準備した後にPCに読み込ませて行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
新規あるいは交換的に周辺機器をセットアップしたり、
PC上のドライバソフトウェアのバージョンアップを行
う際にはあらかじめ必要なソフトウェアを準備しておく
必要があった。また、ネットワーク上に接続されている
プリンタを考えた場合、プリンタを使用する各クライア
ントが使用するソフトウェアのバージョンアップは、各
クライアントが意識的に行わなければならず、あるクラ
イアントでは最新のソフトウェアを使用しているにもか
かわらず別のクライアントではかなり古いものを使用し
ているということも発生していた。
【0005】このため、従来では、情報処理機器に対し
て周辺機器をセットアップする毎に、ユーザは関連ソフ
トウェアをインストールしなければならないという解決
すべき課題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、ユーザのインス
トール操作を省き、関連ソフトウェアを自動でインスト
ールすることの可能な情報処理装置、周辺機器およびそ
のセットアップ方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために請求項1の発明は、情報処理装置と接続された
周辺機器を該情報処理装置側にインストールされた関連
ソフトウェアにより制御する情報処理装置において、前
記周辺機器側に保存された関連ソフトウェアを前記周辺
機器から受信する手段と、当該受信した関連ソフトウェ
アを保存する保存手段とを具えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の情報
処理装置において、前記保存手段にすでに関連ソフトウ
ェアが保存されている場合には、前記受信手段は、前記
周辺機器に保存された関連ソフトウェアに関するバージ
ョン情報を前記周辺機器から受信し、保存しようとする
関連ソフトウェアと、保存されている関連ソフトウェア
のバージョンを比較する比較手段と、比較の結果、前記
保存しようとする関連ソフトウェアのバージョンが新し
い場合にのみ、当該保存しようとする関連ソフトウェア
を前記受信手段により受信し、前記保存手段により前記
保存されている関連ソフトウェアを更新保存することを
特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の情報
処理装置において、前記比較手段の比較の結果、前記情
報処理装置側の保存手段に保存された関連ソフトウェア
のバージョンが新しい場合には、該保存手段に保存され
た関連ソフトウェアを前記周辺機器に送信する送信手段
を具えたことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の情報処理装置において、該情報処理装
置と前記周辺機器とは、直結の信号ケーブルで接続され
ていること特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれかに記載の情報処理装置において、該情報処理装
置と前記周辺機器との間はネットワークを介して接続さ
れていることを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、情報処理装置と接続さ
れ、該情報処理装置側にインストールされた関連ソフト
ウェアにより制御される周辺機器において、前記関連ソ
フトウェアを保存する保存手段と、前記情報処理装置側
の送信の指示に応じて前記保存手段に保存された関連ソ
フトウェアを前記情報処理装置に送信する送信手段とを
具えたことを特徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項6に記載の周辺
機器において、前記保存手段は該保存手段に保存された
関連ソフトウェアのバージョン情報をも保存しており、
前記情報処理装置側のバージョン情報についての問い合
わせが行われた場合には、前記保存手段に保存されたバ
ージョン情報を前記送信手段により送信することを特徴
とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項7に記載の周辺
機器において、前記関連ソフトウェアの送信の通知に応
じて前記情報処理装置から前記関連ソフトウェアを受信
し、前記保存手段に保存することを特徴とする。
【0015】請求項9の発明は、請求項6〜請求項8の
いずれかに記載の周辺機器において、前記周辺機器と前
記情報処理装置とは、直結の信号ケーブルで接続されて
いることを特徴とする。
【0016】請求項10の発明は、請求項6〜請求項8
のいずれかに記載の周辺機器において、前記情報処理装
置と前記周辺機器との間はネットワークを介して接続さ
れていることを特徴とする。
【0017】請求項11の発明は、情報処理装置と接続
された周辺機器を制御するための関連ソフトウェアを該
情報処理装置に対してセットアップするための情報処理
装置のセットアップ方法において、前記周辺機器側に前
記関連ソフトウェアを保存しておき、前記周辺機器側に
保存された関連ソフトウェアを前記情報処理装置に送信
し、当該送信された関連ソフトウェアを情報処理装置側
で保存することにより前記関連ソフトウェアをセットア
ップすることを特徴とする。
【0018】請求項12の発明は、請求項11に記載の
情報処理装置のセットアップ方法において、前記情報処
理装置に関連ソフトウェアが保存されている場合には、
該情報処理装置は前記周辺機器に保存された関連ソフト
ウェアに関するバージョン情報を前記周辺機器から受信
し、保存しようとする関連ソフトウェアと、保存されて
いる関連ソフトウェアのバージョンを比較し、比較の結
果、前記周辺機器から受信したバージョンが新しい場合
にのみ、当該関連ソフトウェアを前記周辺機器から受信
し、更新保存することを特徴とする。
【0019】請求項13の発明は、請求項12に記載の
情報処理装置のセットアップ方法において、前記比較の
結果、前記情報処理装置側に保存された関連ソフトウェ
アのバージョンが新しい場合には、前記情報処理装置側
に保存された関連ソフトウェアを前記周辺機器に送信
し、該周辺機器側では、当該送信された関連ソフトウェ
アを更新保存することを特徴とする。
【0020】請求項14の発明は、請求項11〜請求項
13のいずれかに記載の情報処理装置のセットアップ方
法において、前記情報処理装置と前記周辺機器とは、直
結の信号ケーブルで接続されていることを特徴とする。
【0021】請求項15の発明は、請求項11〜請求項
13のいずれかに記載の情報処理装置のセットアップ方
法において、前記情報処理装置と前記周辺機器との間は
ネットワークを介して接続されていることを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0023】(第1の実施形態)図1は本実施形態にお
ける情報処理装置と周辺機器の構成を示すブロック図で
ある。図中、1は情報処理装置、2はシステムバス、3
は情報処理装置全体を制御するCPUを示す。4はメモ
リ、5はハードディスクのような外部記憶部であり、そ
れぞれプログラムやデータが保存されている。6は表示
部である。7はパラレルインタフェースでケーブルを介
してプリンタに接続される。
【0024】8はネットワークインタフェースであり、
イーサネットを介してプリンタに接続される。9は周辺
機器であるプリンタ。10はシステムバス、11はパラ
レルインタフェースでケーブルを介して情報処理装置1
に接続される。12はネットワークインタフェースであ
り、イーサネットを介して情報処理装置1に接続され
る。13はCPU、14はメモリ、15は不揮発性メモ
リとしてのフラッシュROMであり、プリンタ制御用の
プログラムの他に本体側で使用するソフトウェア(いわ
ゆるドライバ)も記憶できる。16はプリンタエンジン
でホスト(情報処理装置1)からのデータを印字する。
【0025】図2は情報処理装置1と周辺機器9が7、
11のパラレルインタフェースを介してローカルに接続
されている構成を示す図である。本実施形態においては
例としてローカルの接続はパラレルインタフェースによ
り行われているが、USB、IEEE1394等双方向
のデータ通信が可能な各種のインタフェースであればよ
い。
【0026】図3は情報処理装置1と周辺機器9が8、
12のネットワークインタフェースを介して接続されて
いる構成を示す図である。
【0027】図4は周辺機器9の不揮発性メモリに保存
されているソフトウェアの格納形態の一例を示した図で
ある。中17はネットワークに接続されている他のクラ
イアント(情報処理装置)、18はイーサネットと呼ば
れるネットワークの接続用ケーブルである。
【0028】以下、図5、図6、図7、図8に示すフロ
ーチャートに従って、上述の各構成についての情報処理
装置に対するソフトウェアのセットアップ、周辺機器9
のソフトウェアの更新について詳細に説明する。なお、
図5はセットアップ時に情報処理装置1側の処理をあら
わすフローチャート、図6はセットアップ時に周辺機器
9側の処理をあらわすフローチャートである。図7は更
新時に情報処理装置1側の処理をあらわすフローチャー
ト、図8は更新時に周辺機器9側の処理をあらわすフロ
ーチャートである。
【0029】図5を参照して情報処理装置側のセットア
ップ処理を説明する。以下の説明では、各ステップの処
理は特に明記がない限り情報処理装置1のCPU3が実
行する。
【0030】ステップ1においてユーザの指定または自
動的に検出した周辺機器9のセットアップに必要なソフ
トウェアを情報処理装置1内から検索する。ステップ2
においてはソフトウェアが検出されたかどうかを判断
し、検出した場合にはステップ3にそうでない場合には
ステップ4に進む。
【0031】ステップ3では検出したソフトウェアのバ
ージョンをメモリ4に記憶する。この値は最新のソフト
ウェアをセットアップする際の判断に使用されるもので
あるため、バージョンの代わりに作成日などの日付を記
憶してもかまわない。ステップ4では、周辺機器9側に
関連のソフトウェア(以下、関連ソフトウェアと称す)
があるかどうかを周辺機器9に問い合わせる事により調
べる。ステップ5で関連ソフトウェアがあるかどうかを
判断し、存在する場合にはステップ6に、そうでない場
合にはステップ7に進む。
【0032】ステップ6では周辺機器9に関連ソフトウ
ェアのバージョンを問い合わせメモリ4に問い合わせ結
果をメモリ4と記憶する。ステップ7ではユーザがセッ
トアップに使用する関連ソフトウェアの場所を指定して
いるかどうかを判断し、指定していない場合にはステッ
プ8に指定してある場合にはステップ14に進む。ステ
ップ8ではセットアップに使用する関連ソフトウェア選
択する。
【0033】すなわち、ステップ3で記憶した情報処理
装置1内の関連ソフトウェアのバージョンとステップ6
で記憶した周辺機器9に問い合わせた関連ソフトウェア
のバージョンを比較する。周辺機器9側のバージョンが
新しい場合にはステップ9へ、情報処理装置1側のバー
ジョンが新しい場合にはステップ13に進む。
【0034】ステップ9では周辺機器に受信するファイ
ル数を問い合わせ、その問い合わせ結果をメモリ4に記
憶する。ステップ10ではファイルの属性を受信し記憶
する。ファイルの属性は図4に示すように、ファイル
名、ファイルサイズ、作成日時、バージョンなどの情報
を含んでいる。ステップ11ではステップ10で記憶し
たファイルサイズに従ってファイルのデータを受信し、
ステップ10のデータとあわせて情報処理装置1内にフ
ァイルとしてハードディスク75に記憶または情報処理
装置1内のファイルを更新する。ステップ12ではステ
ップ9で記憶したファイル数だけデータを受信したかど
うかを判断する。
【0035】すべて受信している場合にはステップ15
に、そうでない場合にはステップ10に戻り次のファイ
ルを受信する。ステップ13ではセットアップに使用す
るファイルを検索した場所から読み出し、ステップ15
に進む。ステップ14ではユーザが指定した場所から関
連ソフトウェアを読み出しステップ15に進む。ステッ
プ15では読み出してきた関連ソフトウェアを使用して
周辺機器のセットアップ処理を行う。
【0036】図6を参照してセットアップ時の周辺機器
9側の処理を示す。特に明記がない限り各ステップの処
理は周辺機器9側のCPU13により実行される。
【0037】ステップ16では情報処理装置1側からの
データを受信しているかどうかを判断し、受信するまで
このステップを繰り返す。ステップ17で受信したデー
タが周辺機器9内フラッシュROM15に保持している
関連ソフトウェアの送信に関するコマンドであるかどう
かを判断する。送信する場合にはステップ18に、そう
でない場合にはステップ22に進む。
【0038】ステップ18では周辺機器9内に保持して
いる関連ソフトウェアのファイル数を情報処理装置1に
返却する。周辺機器9内のデータ格納形式としては例え
ば図4に示すように格納しているファイル数とそれぞれ
のファイルデータへのポインタから構成され、それぞれ
のポインタが指す場所にはファイルの属性であるファイ
ル名、ファイルサイズ、作成日、バージョンとファイル
のデータが記憶してある。
【0039】ステップ19ではファイルの属性を送信
し、ステップ20に進む。ステップ20ではステップ1
9で送信したファイルサイズ分ファイルのデータを送信
し、ステップ21に進む。ステップ21ではステップ1
8で送信したファイル数だけデータを送信したかどうか
を判断し、終了していない場合にはステップ19に戻
り、すべてのデータ送信後終了する。ステップ22では
通常のデータ受信処理を行う。
【0040】図6を参照して情報処理装置1側のCPU
3の関連ソフトウェア更新処理を説明する。
【0041】周辺機器9に対してパラレルインタフェー
スによる接続、またはネットワークによる接続を行って
いる情報処理装置1のユーザが周辺機器9内の関連ソフ
トウェアの更新を情報処理装置1を介して指示した場
合、ステップ23において情報処理装置1内の関連ソフ
トウェアのバージョンと、周辺機器9に問い合わせ、周
辺機器9内で保持している関連ソフトウェアのバージョ
ンとを比較する。
【0042】ステップ24では比較した結果から周辺機
器9にソフトウェアの更新を指示するかどうかを判断
し、情報処理装置1内の関連ソフトウェアの方が新しい
場合にはステップ25に進み、古い場合には更新する必
要がないので終了する。
【0043】ステップ25では更新するファイル数を周
辺機器9に対して通知し、ステップ26に進む。ステッ
プ26ではファイルに関する属性を周辺機器9に通知す
る。ファイルの属性はファイル名、ファイルサイズ、作
成日、バージョン等から構成される。ステップ27では
ステップ26で通知したファイルサイズだけファイルの
データを送信する。ステップ28ではステップ25で通
知したファイル数だけファイルを送信したかどうかを判
断し終了していない場合にはステップ26に戻り、すべ
てのファイルを送信後終了する。今回の説明ではユーザ
の指示によりソフトウェアの更新を行っているが、印刷
時など周辺機器にアクセスする際に自動的に更新を行っ
てもかまわない。
【0044】図8を参照して周辺機器9側のCPU13
の更新処理を説明する。
【0045】ステップ29では情報処理装置1側からの
データを受信しているかどうかを判断し、受信するまで
このステップを繰り返す。ステップ30では受信したデ
ータが周辺機器9内のフラッシュROM15に保持して
いる関連ソフトウェアの受信に関するコマンドであるか
どうかを判断する。受信の場合にはステップ31に、そ
うでない場合にはステップ35に進む。
【0046】ステップ31では周辺機器9内に保持する
関連ソフトウェアのファイル数を情報処理装置1から受
信する。周辺機器9内のデータ格納形式としては例えば
図4に示すように格納しているファイル数とそれぞれの
ファイルデータへのポインタから構成され、それぞれの
ポインタが指す場所にはファイルの属性であるファイル
名、ファイルサイズ、作成日、バージョンとファイルの
データが記憶してある。
【0047】ステップ32ではファイルの属性を受信し
ステップ33に進む。ステップ33ではステップ32で
受信したファイルサイズ分ファイルのデータを受信しス
テップ34に進む。ステップ34ではステップ31で受
信したファイル数だけデータを送信したかどうかを判断
し、終了していない場合にはステップ32に戻りすべて
のデータ受信後終了する。ステップ35では通常のデー
タ受信処理を行う。
【0048】(第2の実施形態)以下図面を参照して本
発明の第2の実施形態を詳細に説明する。システム構成
は図1〜図4に示す第1の実施形態と同様であり、相違
点を説明する。
【0049】図9に示すフローチャートに従って、情報
処理装置1に対する第2実施形態の関連ソフトウェアの
セットアップ、周辺機器9のソフトウェアの更新につい
て詳細に説明する。
【0050】ステップ36においてユーザの指定または
自動的に検出した情報処理装置(CPU3)1では、周
辺機器9のセットアップに必要なソフトウェアを情報処
理装置1内から検索する。ステップ37においてはソフ
トウェアが検出されたかどうかを判断し、検出した場合
にはステップ38にそうでない場合にはステップ39に
進む。
【0051】ステップ38では検出したソフトウェアの
バージョンをメモリ4に記憶する。この値は最新の関連
ソフトウェアをセットアップする際の判断に使用される
ものであるため、バージョンの代わりに作成日などの日
付を記憶してもかまわない。ステップ39では、周辺機
器9側に関連ソフトウェアがあるかどうかを周辺機器9
に問い合わせることにより調べる。ステップ40で関連
ソフトウェアがあるかどうかを判断し、存在する場合に
はステップ41にそうでない場合にはステップ42に進
む。
【0052】ステップ41では周辺機器9に関連ソフト
ウェアのバージョンを問い合わせ、メモリ4に問い合わ
せ結果を記憶する。ステップ42ではユーザがセットア
ップに使用するソフトウェアの格納場所を指定している
かどうかを判断し、指定していない場合にはステップ4
4に、指定してある場合にはステップ43に進む。ステ
ップ43ではユーザの指定した格納場所にある関連ソフ
トウェアのバージョンをメモリ9に記憶する。ステップ
44ではセットアップに使用するソフトウェアを選択す
る。
【0053】すなわちステップ38で記憶した情報処理
装置1内の関連ソフトウェアのバージョンとステップ4
1で記憶し、周辺機器9に問い合わせた関連ソフトウェ
アのバージョンとステップ41で記憶し、ユーザの指定
した関連ソフトウェアのバージョンとを比較する。周辺
機器9側のバージョンが新しい場合にはステップ45へ
情報処理装置1側のバージョンが新しい場合にはステッ
プ50に進む。
【0054】ステップ45では周辺機器9に受信するフ
ァイル数を問い合わせメモリ4に記憶する。ステップ4
6ではファイルの属性を受信し、記憶する。ファイルの
属性は図4に示すように、ファイル名、ファイルサイ
ズ、作成日時、バージョンなどの情報を含んでいる。ス
テップ47ではステップ46で記憶したファイルサイズ
に従ってファイルのデータを受信し、ステップ46のデ
ータとあわせて情報処理装置1内のハードディスク75
にファイルとして記憶または情報処理装置1内のファイ
ルを更新する。ステップ48ではステップ45で記憶し
たファイル数だけデータを受信したかどうかを判断す
る。すべて受信している場合にはステップ49に、そう
でない場合にはステップ46に戻り、次のファイルを受
信する。ステップ49では読み出してきたソフトウェア
を使用して周辺機器のセットアップ処理を行う。
【0055】ステップ50からは周辺機器9側の関連ソ
フトウェアが情報処理装置1側の関連ソフトウェアより
古いため周辺機器9側の関連ソフトウェアの更新を行
う。ステップ50では更新するファイル数を周辺機器9
に対して通知し、ステップ51に進む。ステップ51で
はファイルに関する属性を周辺機器9に通知する。ファ
イルの属性はファイル名、ファイルサイズ、作成日、バ
ージョン等から構成される。ステップ52ではステップ
51で通知したファイルサイズだけファイルのデータを
送信する。ステップ53ではステップ50で通知したフ
ァイル数だけファイルを送信したかどうかを判断し終了
していない場合にはステップ51に戻り、すべてのファ
イルを送信後ステップ49に進む。
【0056】周辺機器9側の処理は図6、図8に示す処
理手順と同じである。
【0057】上述の実施形態の他に次の形態を実施す
る。
【0058】1)上述の実施形態では周辺処理機器の一
例としてプリンタ装置を例に挙げたが、他に、スキャナ
ー、ビデオ機器等各種の情報処理機器に本発明を適用す
ることができる。
【0059】2)上述の例では関連ソフトウェアを更新
する例を示したが、更新した日付、周辺機器の型番等更
新したことを示す情報をもハードディスクのような保存
手段に関連ソフトウェアと関連付けて記憶、必要に応じ
て表示させることにより、情報処理装置側に搭載(イン
ストール)された関連ソフトウェアがどの周辺機器に対
応していることがユーザに理解できる。
【0060】3)情報処理機器のOSによっては関連ソ
フトウェアを実行可能状態にセットアップするために
は、インストールプログラムあるいはセットアッププロ
グラムと呼ばれるプログラムが必要となる場合がある。
この場合には上記プログラムを関連ソフトウェアの一部
として周辺機器に組み込んでおけばよい。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜15
の発明によれば、周辺機器側に、その周辺機器を制御す
るための関連ソフトウェアを保持し、情報処理装置へ転
送することにより情報処理装置の関連ソフトウェアのセ
ットアップを自動的に行うことができる。また、情報処
理装置側と周辺機器との関連ソフトウェアのバージョン
の比較を行うことで、バージョンの古い関連ソフトウェ
アを搭載した機器側の関連ソフトウェアを新しいものに
更新することができる。
【0062】このように上記の発明によれば、自動的に
ローカル(図2の直結ケーブルの接続形態)やネットワ
ーク接続を行った情報処理装置および周辺機器との間で
関連ソフトウェアを自動的にバージョンすることができ
るので、ユーザのバージョンアップに関する操作労力を
低減するとともに、ネットワーク接続され、周辺機器を
共有使用する場合に複数の情報処理装置の関連ソフトウ
ェアを同じバージョンに統一することができるという効
果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における情報処理装置及び周辺機
器の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における情報処理装置及び周辺機
器のローカル接続例を示す構成図である。
【図3】第1実施形態における情報処理装置及び周辺機
器のネットワーク接続例を示す構成図である。
【図4】第1実施形態における周辺機器のホストソフト
ウェア管理例を示す説明図である。
【図5】第1実施形態の周辺機器をセットアップする際
の情報処理装置側の処理を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態の周辺機器をセットアップする際
の周辺機器側の処理を示すフローチャートである。
【図7】第1実施形態の周辺機器をソフトウェアを更新
する際の情報処理装置側の処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】第1実施形態の周辺機器をソフトウェアを更新
する際の周辺機器側の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】第2実施形態の周辺機器をセットアップ、周辺
機器のソフトウェアを更新する際の情報処理装置側の処
理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 本体のシステムバス 3 CPU 4 メモリ 5 外部記憶部(ハードディスク) 6 表示部 7 (情報処理装置の)パラレルインタフェース 8 (情報処理装置の)ネットワークインタフェース 9 周辺機器 10 (周辺機器の)システムバス 11 (周辺機器の)パラレルインタフェース 12 (周辺機器の)ネットワークインタフェース 13 (周辺機器の)CPU 14 (周辺機器の)メモリ 15 フラッシュROM 16 プリンタエンジン 17 (ネットワーク上に接続された)他の情報処理装
置 18 イーサネット

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と接続された周辺機器を該
    情報処理装置側にインストールされた関連ソフトウェア
    により制御する情報処理装置において、 前記周辺機器側に保存された関連ソフトウェアを前記周
    辺機器から受信する手段と、 当該受信した関連ソフトウェアを保存する保存手段とを
    具えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報処理装置におい
    て、前記保存手段にすでに関連ソフトウェアが保存され
    ている場合には、前記受信手段は、前記周辺機器に保存
    された関連ソフトウェアに関するバージョン情報を前記
    周辺機器から受信し、保存しようとする関連ソフトウェ
    アと、保存されている関連ソフトウェアのバージョンを
    比較する比較手段と、比較の結果、前記保存しようとす
    る関連ソフトウェアのバージョンが新しい場合にのみ、
    当該保存しようとする関連ソフトウェアを前記受信手段
    により受信し、前記保存手段により前記保存されている
    関連ソフトウェアを更新保存することを特徴とする情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報処理装置におい
    て、前記比較手段の比較の結果、前記情報処理装置側の
    保存手段に保存された関連ソフトウェアのバージョンが
    新しい場合には、該保存手段に保存された関連ソフトウ
    ェアを前記周辺機器に送信する送信手段を具えたことを
    特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    情報処理装置において、該情報処理装置と前記周辺機器
    とは、直結の信号ケーブルで接続されていること特徴と
    する情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    情報処理装置において、該情報処理装置と前記周辺機器
    との間はネットワークを介して接続されていることを特
    徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 情報処理装置と接続され、該情報処理装
    置側にインストールされた関連ソフトウェアにより制御
    される周辺機器において、 前記関連ソフトウェアを保存する保存手段と、 前記情報処理装置側の送信の指示に応じて前記保存手段
    に保存された関連ソフトウェアを前記情報処理装置に送
    信する送信手段とを具えたことを特徴とする周辺機器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の周辺機器において、前
    記保存手段は該保存手段に保存された関連ソフトウェア
    のバージョン情報をも保存しており、前記情報処理装置
    側のバージョン情報についての問い合わせが行われた場
    合には、前記保存手段に保存されたバージョン情報を前
    記送信手段により送信することを特徴とする周辺機器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の周辺機器において、前
    記関連ソフトウェアの送信の通知に応じて前記情報処理
    装置から前記関連ソフトウェアを受信し、前記保存手段
    に保存することを特徴とする周辺機器。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8のいずれかに記載の
    周辺機器において、前記周辺機器と前記情報処理装置と
    は、直結の信号ケーブルで接続されていることを特徴と
    する周辺機器。
  10. 【請求項10】 請求項6〜請求項8のいずれかに記載
    の周辺機器において、前記情報処理装置と前記周辺機器
    との間はネットワークを介して接続されていることを特
    徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 情報処理装置と接続された周辺機器を
    制御するための関連ソフトウェアを該情報処理装置に対
    してセットアップするための情報処理装置のセットアッ
    プ方法において、 前記周辺機器側に前記関連ソフトウェアを保存してお
    き、 前記周辺機器側に保存された関連ソフトウェアを前記情
    報処理装置に送信し、当該送信された関連ソフトウェア
    を情報処理装置側で保存することにより前記関連ソフト
    ウェアをセットアップすることを特徴とする情報処理装
    置のセットアップ方法。を具えたことを特徴とする情報
    処理装置のセットアップ方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報処理装置のセ
    ットアップ方法において、前記情報処理装置に関連ソフ
    トウェアが保存されている場合には、該情報処理装置は
    前記周辺機器に保存された関連ソフトウェアに関するバ
    ージョン情報を前記周辺機器から受信し、保存しようと
    する関連ソフトウェアと、保存されている関連ソフトウ
    ェアのバージョンを比較し、 比較の結果、前記周辺機器から受信したバージョンが新
    しい場合にのみ、当該関連ソフトウェアを前記周辺機器
    から受信し、更新保存することを特徴とする情報処理装
    置のセットアップ方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の情報処理装置のセ
    ットアップ方法において、前記比較の結果、前記情報処
    理装置側に保存された関連ソフトウェアのバージョンが
    新しい場合には、前記情報処理装置側に保存された関連
    ソフトウェアを前記周辺機器に送信し、該周辺機器側で
    は、当該送信された関連ソフトウェアを更新保存するこ
    とを特徴とする情報処理装置のセットアップ方法。
  14. 【請求項14】 請求項11〜請求項13のいずれかに
    記載の情報処理装置のセットアップ方法において、前記
    情報処理装置と前記周辺機器とは、直結の信号ケーブル
    で接続されていることを特徴とする情報処理装置のセッ
    トアップ方法。
  15. 【請求項15】 請求項11〜請求項13のいずれかに
    記載の情報処理装置のセットアップ方法において、前記
    情報処理装置と前記周辺機器との間はネットワークを介
    して接続されていることを特徴とする情報処理装置のセ
    ットアップ方法。
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