JP3693207B2 - 用紙サイズ検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機,ファクシミリ装置,プリンタなどの画像形成装置に適用され、画像形成に使用されるサイズの異なる用紙を収納することができる給紙カセットにおける用紙サイズ検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は各種機能が複合された従来のファクシミリ装置の外観図であり、この例のように、画像形成部(図示せず)に対して給紙される用紙を積載収納しておく給紙カセット1が、ファクシミリ装置本体2に対して着脱可能に設置されている型式のものがある。
【0003】
図9は図8の給紙カセットを拡大して示した斜視図であり、カセット本体3の上部には、公知の給紙コロ4、および内部に積載された用紙を給紙コロ4方向へ押圧させる底板5などが備えられ、カセット本体3の底部には、側部開口部6をサイズ呈示部として用紙サイズが表示される構成をなす後述するような用紙サイズ検知装置7が設けられている。
【0004】
図10は前記用紙サイズ検知装置の分解斜視図、図11は図10の用紙サイズ検知装置における要部の平面図、図12は図11におけるA−A線断面図であり、10は、複数(図には3個を示す)のプッシュスイッチ部11a,11b,11cが設けられ、装置本体2に搭載されている中央コントロール部に検出信号を出力する用紙サイズ検知センサ、12は用紙サイズ表示手段を兼ねる円盤状の操作板、13は、用紙サイズ検知センサ10に隣接したカセット本体3の底部に中央孔13aを有するように形成され、さらに周囲に一方側が垂直面でかつ他方側が傾斜面となっている凹凸部13bが形成されている受け部、14は、操作板12の中央に中央孔14aを有するように形成され、さらに周囲に一方側が垂直面でかつ他方側が傾斜面となっている凹凸部14bが形成された回転受け部である。
【0005】
15は、操作板12の下側から中央孔14aに挿入され、受け部13の中央孔13aを貫通して受け部13から外部に出る部分15aが止め板16にて係止されてカセット本体3に固定されることになる支持軸である。17は、支持軸15に巻回されて操作板12を上方へ付勢し、操作板12が支持軸15を中心として回転することが可能(凹凸部13bと凹凸部14bとの回転方向の規制によって一方向(矢印方向)への回転のみ)で、しかも上下動することが可能であるように、かつ受け部13と回転受け部14における凹凸部13bと凹凸部14bとを接触させる付勢スプリングである。
【0006】
操作板12は、回転受け部14と、外縁部18と、中央平坦部19とからなり、中央平坦部19には、用紙サイズ検知センサ10におけるプッシュスイッチ部11a,11b,11cの各回転域に、放射状にそれぞれ異なる位置に用紙サイズに対応させて設置位置と設置数とをそれぞれ変えて突部20a〜20fを突設している。したがって、本例では、3個のプッシュスイッチ部11a,11b,11cに対する押圧,非押圧の状態の組合せによって8種類のサイズ検知が可能である。本例では、突部20a〜20fの突設位置は、A4横,A5横,A4縦,B5縦,B5横,B4横の6種類の用紙サイズ表示にそれぞれ対応している。
【0007】
前記構成の用紙サイズ検知手段では、ユーザは、操作板12を回転することによって、給紙カセット1に収納する用紙の用紙サイズ表示を、図9に示すカセット本体3の底部の側部開口部6まで移動して、目視することができるようにする。すると、その用紙サイズ表示に対応した操作板12の突部20a〜20fがプッシュスイッチ部11a,11b,11cを押圧(あるいは非押圧)し、その押圧による検知信号が中央コントロール部へ送られて、中央コントロール部では、押圧,非押圧の組合せのデータ・テーブルに基づいて、用紙サイズを認識して装置本体2に搭載されている構成部材各部を、その用紙サイズに適合した動作モードに設定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の用紙サイズ検知手段を用いる場合、装置本体2から給紙カセット1を取り外し、前記のように操作板12を回転操作して用紙サイズを合わせた後、再び給紙カセット1を装置本体2に装着する際に、ユーザが誤って操作板12に触れて操作板12を不用意に回転させてしまい、用紙サイズ検知装置7が、収納されている用紙のサイズとは異なった用紙サイズになった状態で装置本体2に装着されてしまうことがあった。
【0009】
例えば、給紙カセット1にA4サイズの用紙を収納し、用紙サイズ検知装置7もA4サイズに合わせた後に、装置本体2に給紙カセット1を戻す際に、大きい用紙サイズ、例えばB4サイズの検知位置に合うように操作板12を不用意に回転させてしまい、そのまま装置本体2に装着してしまったときには、装置本体2における中央コントロール部では給紙カセット1にはB4サイズの用紙が収納されていると認識する。
【0010】
この状態で装置のファクシミリ部が自動受信して、送られてきた原稿サイズがB4サイズである場合には、装置としては前記のようにB4サイズの用紙が収納されていると認識されているため等倍受信を行う。したがって、実際に収納されている用紙サイズ(A4)と原稿サイズ(B4)とが合わずに、用紙に対して全ての受信情報は印字(画像形成)されずに、用紙の縦横において受信情報が欠落するという不具合が発生することになる。
【0011】
そこで、本発明の目的は、前記従来の技術の問題を解決し、サイズ合わせが正しい状態から不用意に変化しても、画像形成上の不具合が生じることを防ぐことができる用紙サイズ検知装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、サイズの異なる用紙を任意の方向に収納することができ、かつ画像形成装置本体に着脱可能に設けられる給紙カセットに用いられる用紙サイズ検知装置であって、押圧されることにより検知信号を出力する複数の押圧検知部材と、これらの押圧検知部材に対して一方向のみに回転可能に配設された回転操作部材と、用紙サイズに応じて前記押圧検知部材を選択的に押圧するために、前記回転操作部材の回転方向に略一定の間隔をとって設置された複数グループの押圧部と、この回転操作部材の外周部に用紙サイズごとに複数設けられ、収納される用紙サイズを表示するためのサイズ表示部とを備え、サイズ表示と一致するサイズ検知順を、前記回転方向に用紙サイズの縦サイズおよび横サイズ共に順次小サイズになるように設定し、しかも当該サイズ表示における最小サイズと最大サイズとを、前記押圧部間の間隔1つ分以上離して表示させたものであって、この構成によって、給紙カセットを画像形成装置本体に装着する際に、実際に収納されている用紙サイズに合わせた状態から回転操作部材が不用意に回転してしまっても、回転する方向は実際に収納されている用紙のサイズよりも小サイズの方向にしか回転しないので、押圧検知手段によって装置として認識する誤った用紙サイズよりも、実際に収納されている用紙サイズの方が大きいため、例えば設置される装置本体がファクシミリ自動受信しても全情報の印字が可能であって、誤検出により受信した全情報が印字されないというトラブルを回避することができる。また用紙サイズの表示は回転操作部材によって行われるため、最小用紙サイズの次には最大用紙サイズが設定されてしまうが、この間に空きスペースを設けたことによって無検知状態になって、誤検知によるトラブルを防ぐことができる。
【0013】
また本発明は、サイズの異なる用紙を任意の方向に収納することができ、かつ画像形成装置本体に着脱可能に設けられる給紙カセットに用いられる用紙サイズ検知装置であって、押圧されることにより検知信号を出力する複数の押圧検知部材と、これらの押圧検知部材に対して一方向のみに回転可能に配設された回転操作部材と、用紙サイズに応じて前記押圧検知部材を選択的に押圧するために、前記回転操作部材の回転方向に略一定の間隔をとって設置された複数グループの押圧部と、この回転操作部材の外周部に用紙サイズごとに複数設けられ、収納される用紙サイズを表示するためのサイズ表示部とを備え、サイズ表示と一致するサイズ検知順を、前記回転方向に用紙サイズの縦サイズおよび横サイズ共に順次小サイズになるように、かつ縦置きグループと横置きグループとに分けて設定し、しかも縦置きグループと横置きグループとの表示の間を、前記押圧部間の間隔1つ分以上離したものであって、この構成によって、用紙を縦置き,横置きすることが可能な給紙カセットであっても、前記と同様な作用をなし、用紙サイズの誤検出によるトラブルを防ぐことができる。
【0014】
また本発明は、前記構成において、縦サイズあるいは横サイズのいずれかが隣の用紙サイズよりも小さくならない用紙のサイズ表示は、その用紙のサイズ表示と隣の用紙サイズの表示との間を、前記押圧部間の間隔1つ分以上離したものであって、この構成によって、例えば海外紙などの規定外の用紙がセットされる場合でも、前記と同様な作用をなし、用紙サイズの誤検出によるトラブルを防ぐことができる。
【0015】
また本発明は、前記構成において、前記回転操作部材における前記サイズ表示間の部位が、画像形成装置本体におけるサイズ呈示位置に存在している場合には、その旨を報知手段によって報知可能にしたものであって、この構成によって、ユーザは、報知手段からの音あるいは表示などによって、回転操作部材が非検知位置に存在していることを知ることができ、速やかにその対応を取ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
【0017】
本実施形態の用紙サイズ検知装置を図8,図9に示したファクシミリ装置に適用した例を説明する。なお、図8〜図12を参照して説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0018】
図8,図9に示すように、ファクシミリ装置本体2の側部に用紙を積載収納しておく給紙カセット1が着脱可能に設置されており、このカセット本体3の底部には、側部開口部6をサイズ呈示部として用紙サイズが表示される構成をなす後述するような用紙サイズ検知装置7が設けられている。
【0019】
図3は本発明の第1実施形態を説明するためのファクシミリ装置の構成を示すブロック図であり、30は原稿から画情報を読み取る読取部、31は受信した画情報などに基づいて記録(印字)を行う記録部、32は情報に係るデータの符号化/復号化を行う符号化/復号化部、33はシステム全体の制御を行うシステム制御部(中央コントロール部)、34はシステム制御において使用するワークエリアであるシステムメモリ、35は画情報を必要に応じて蓄積保存するための画情報メモリ、36は、各種入力キー,LED,LCDなどが設けられて、ユーザからの入力を受け、かつ各種設定モードなどを表示する操作表示部、37はファクシミリ伝送制御を行う通信制御部、38は回線と通信制御部37との間においてアナログ信号の変調/復調を行うモデム、39は回線から送られてくるDTMF信号を検出するDTMF検出器、40は本ファクシミリ装置に接続された外部のパソコン、41はデータバスである。
【0020】
図1は本発明の第1実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図であり、用紙サイズ検知センサ10は、複数(図には3個を示す)のプッシュスイッチ部11a,11b,11cを有し、システム制御部33に検出信号を出力する。円盤状の操作板12は、用紙サイズ表示手段を兼ねており、回転受け部14と、外縁部18と、中央平坦部19とからなり、中央平坦部19には、用紙サイズ検知センサ10におけるプッシュスイッチ部11a,11b,11cの各回転域において、放射状にそれぞれ異なる位置に用紙サイズに対応させて設置位置と設置数とをそれぞれ変えて突部20a〜20fを突設している。
【0021】
本例では、図2に示すように、3個のプッシュスイッチ部11a(SW1),11b(SW2),11c(SW3)に対する押圧(ON),非押圧(OFF)の状態の組合せによって8種類のサイズ検知が可能であって、また本例では、操作板12における回転可能な方向に順に小サイズになるように、B4横(ここでは用紙の長手方向を横に置くことを横置きとし、横と記載する),A4横,B5横,A5横,B6横,A6横の順に、6種類の用紙サイズ表示がなされており、突部20a〜20fの突設位置はそのサイズ表示にそれぞれ対応している。さらに最大横サイズのB4横と最小横サイズのA6横との間に間隔Sを設置している。
【0022】
この場合、中央平坦部19において360度を8分割して、例えば図2のように、その内の6箇所を突部20a〜20fに割当て、他の2箇所のいずれかを前記間隔Sに割り当てるようにしている。勿論、この場合では、7種の位置設定があればよいので360度を7分割してもよい。あるいは、8分割以上して突部20a〜20fの突設位置と間隔Sを、適宜割り当てて設定するようにしてもよい。
【0023】
操作板12は、凹凸部13bと凹凸部14bとの回転方向の規制によって一方向(矢印方向)への回転のみ可能であり、かつ上下動することが可能である。また付勢スプリング17によって受け部13と回転受け部14における凹凸部13bと凹凸部14bとは常に弾接する方向に付勢されている。
【0024】
ところで、ファクシミリ装置本体2から給紙カセット1を取り外し、操作板12を操作して用紙サイズを合わせた後、再び給紙カセット1をファクシミリ装置本体2に装着する際に、ユーザが誤って操作板12に触れて操作板12を不用意に回転させ、用紙サイズ検知センサ10におけるプッシュスイッチ部11a,11b,11cがその回転によって、その位置に対応する突部20a〜20fによって押圧されて、給紙カセット1に収納されている用紙のサイズとは異なるサイズを検知して、システム制御部33に検出信号を出力してしまうことがある。
【0025】
そのことをユーザが気付かない状態であっても、前記構成の本実施形態の装置によれば、その誤検出されている用紙サイズは、操作板12の回転可能方向が用紙サイズが徐々に小さくなる検知方向と一致しているため、実際に収納されている用紙サイズよりも小サイズとなり、例えばファクシミリ自動受信が行われても、ファクシミリ装置としてはシステム制御部33において、実際に収納されている用紙サイズより小サイズの用紙として認識して受信することになるため、印字記録状態が分割されたり、縮小されたりすることがあるが、受信サイズと用紙サイズが合致せずに、受信情報が捨てられてしまうという不具合は生じない。
【0026】
また、用紙サイズの表示は操作板12の周囲に順に設けられることになるため、最小サイズの隣には最大サイズが設定(本例の場合にはB4横の次にA6横が表示される)されることになり、最小サイズの用紙が収納されているときに、誤って操作板12に触れて操作板12を不用意に回転させてしまうと、最大サイズを検知する誤検出状態になって従来のような印字記録時における不具合を生じさせるおそれがある。しかし、本例では、前記のように最大横サイズのB4横と最小横サイズのA6横との間に間隔Sを設置したことによって無検知状態になって、誤検知によるトラブルを防ぐことができる。
【0027】
図4は本発明の第2実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図であり、給紙カセット1において用紙縦置き、横置きが可能な構成である場合で、操作板12における回転可能な方向に検知サイズを順に、B4横,A4横,B5横,A5横とすると、A5横からB5縦のサイズ表示,検知はどの位置に設定しても前記第1実施形態のような小サイズ順にならない。したがって、第2実施形態の装置では、このような位置には前記と同様に間隔Sを設置するようにして、前記のような誤検知に対応している。
【0028】
図4に示す例では、操作板12における回転可能な方向に検知サイズを順に、B4横,A4横,B5横,A5横,B5縦,A5縦とし、A5横〜B5縦の間と、A5縦〜B4横の間の2箇所に間隔S1,S2を設定してある。
【0029】
この場合、中央平坦部19において360度を8分割して、例えば図5のように、その内の6箇所を突部20a〜20fに割当て、他の2箇所を間隔S1,S2(両間隔部分共にいずれかと同じ突部設定にする)に割り当てるようにしている。また8分割以上して突部20a〜20fの突設位置と間隔S1,S2を適宜割り当てて設定するようにしてもよい。
【0030】
図6は本発明の第3実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図であり、給紙カセット1に横置きだけしか行えない構成であっても、国内における用紙サイズ規定のAサイズとBサイズ以外の紙サイズ、例えば北アメリカにおいて使用されているレター紙を使用することを可能にした給紙カセット1では、A4サイズが210mm×297mmであるのに対して、レター紙は216mm×279mmであって、A4サイズは、レター紙に対して長手方向のサイズは長いが、短手方向のサイズは短いため、A4横〜レター横の順に設定すると、前記のような誤検知の場合には短手方向に情報の記録印字が欠落することになり、逆にレター横〜A4横順に設定すると、誤検知によって長手方向に情報の記録印字が欠落するという不具合が発生する。
【0031】
そこで、第3実施形態の装置では、操作板12における回転可能な方向に検知サイズを順に、B4横,A4横,B5横,A5横,B5縦,A5縦,レター横とし、A5横〜B5縦の間と、A5縦〜レター横の間、レター横〜B4横の間の3箇所に間隔S1,S2,S3を設定して、前記のような誤検知に対応している。
【0032】
この場合、中央平坦部19において360度を10分割して、例えば図7のように、その内の7箇所を用紙サイズ検知のために突部20a〜20gに割当て、他の3箇所を間隔S1,S2,S3(両間隔部分共に同じ突部設定にする)に割り当てるようにしている。また10分割以上して突部20a〜20gの突設位置と間隔S1,S2,S3を適宜割り当てて設定するようにしてもよい。
【0033】
なお、前記各実施形態において、サイズ呈示部である側部開口部6に間隔S,S1,S2,S3が位置している状態にあるとき、システム制御部33がそのことを認識して、ファクシミリ装置本体2に設けたブザー,スピーカなどから音あるいは音声によってその旨を報知させたり、操作表示部36などにおいて、ブザー,スピーカなどの発音動作と共にサイズの確認をするように表示するような報知手段を備えるようにすることも考えられ。このようにすることによって、誤検知に対するユーザによる対応が迅速に行われることになる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の用紙サイズ検知装置によれば、給紙カセットを画像形成装置本体に装着する際に、実際に収納されている用紙サイズに合わせた状態から回転操作部材が不用意に回転してしまっても、その回転する方向は実際に収納されている用紙のサイズよりも小サイズの表示,検知方向にしか回転しないので、装置として認識する誤った用紙サイズよりも、実際に収納されている用紙サイズの方が大きいことになるため、例えば設置される装置本体がファクシミリ自動受信しても全情報の印字が可能となり、よって、誤検出により受信した全情報が印字されないというトラブルを回避することができる。
【0035】
しかも、必ずしも小サイズ順にならないサイズ間では、回転操作部材におけるそのサイズ間に対応する位置に空きスペースを設けて、無検知状態にすることによって、誤検知によるトラブルを防ぐことができる。
【0036】
また、ユーザは、報知手段からの音あるいは表示などによって、回転操作部材が非検知位置にあることを知ることができ、速やかにその対応を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図である。
【図2】第1実施形態におけるプッシュスイッチ部におけるオン/オフとサイズ検知との関係を示す図である。
【図3】本実施形態を説明するためのファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図である。
【図5】第2実施形態におけるプッシュスイッチ部におけるオン/オフとサイズ検知との関係を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る用紙サイズ検知装置における要部の分解斜視図である。
【図7】第3実施形態におけるプッシュスイッチ部におけるオン/オフとサイズ検知との関係を示す図である。
【図8】従来のファクシミリ装置の外観図である。
【図9】図8の給紙カセットを拡大して示した斜視図である。
【図10】図9の用紙サイズ検知装置の分解斜視図である。
【図11】図10の用紙サイズ検知装置における要部の平面図である。
【図12】図11におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1・・・給紙カセット、 2・・・ファクシミリ装置本体、 3・・・カセット本体、 6・・・カセット本体の側部開口部(サイズ呈示部)、 7・・・用紙サイズ検知装置、 10・・・用紙サイズ検知センサ、 11a,11b,11c・・・プッシュスイッチ部、 12・・・操作板、 13b,14b・・・凹凸部、 15・・・支持軸、 20a〜20g・・・突部、 33・・・システム制御部、 36・・・操作表示部、 S,S1,S2,S3・・・間隔。

Claims (4)

  1. サイズの異なる用紙を任意の方向に収納することができ、かつ画像形成装置本体に着脱可能に設けられる給紙カセットに用いられる用紙サイズ検知装置であって、押圧されることにより検知信号を出力する複数の押圧検知部材と、これらの押圧検知部材に対して一方向のみに回転可能に配設された回転操作部材と、用紙サイズに応じて前記押圧検知部材を選択的に押圧するために、前記回転操作部材の回転方向に略一定の間隔をとって設置された複数グループの押圧部と、この回転操作部材の外周部に用紙サイズごとに複数設けられ、収納される用紙サイズを表示するためのサイズ表示部とを備え、サイズ表示と一致するサイズ検知順を、前記回転方向に用紙サイズの縦サイズおよび横サイズ共に順次小サイズになるように設定し、しかも当該サイズ表示における最小サイズと最大サイズとを、前記押圧部間の間隔1つ分以上離して表示させたことを特徴とする用紙サイズ検知装置。
  2. サイズの異なる用紙を任意の方向に収納することができ、かつ画像形成装置本体に着脱可能に設けられる給紙カセットに用いられる用紙サイズ検知装置であって、押圧されることにより検知信号を出力する複数の押圧検知部材と、これらの押圧検知部材に対して一方向のみに回転可能に配設された回転操作部材と、用紙サイズに応じて前記押圧検知部材を選択的に押圧するために、前記回転操作部材の回転方向に略一定の間隔をとって設置された複数グループの押圧部と、この回転操作部材の外周部に用紙サイズごとに複数設けられ、収納される用紙サイズを表示するためのサイズ表示部とを備え、サイズ表示と一致するサイズ検知順を、前記回転方向に用紙サイズの縦サイズおよび横サイズ共に順次小サイズになるように、かつ縦置きグループと横置きグループとに分けて設定し、しかも縦置きグループと横置きグループとの表示の間を、前記押圧部間の間隔1つ分以上離したことを特徴とする用紙サイズ検知装置。
  3. 縦サイズあるいは横サイズのいずれかが隣の用紙サイズよりも小さくない用紙のサイズ表示は、その用紙のサイズ表示と隣の用紙サイズの表示との間を、前記押圧部間の間隔1つ分以上離したことを特徴とする請求項1または2記載の用紙サイズ検知装置。
  4. 前記回転操作部材におけるサイズ表示間の部位が、画像形成装置本体におけるサイズ呈示位置に存在している場合には、その旨を報知手段によって適宜報知可能にしたことを特徴とする請求項1,2または3記載の用紙サイズ検知装置。
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