JP4349394B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4349394B2
JP4349394B2 JP2006228295A JP2006228295A JP4349394B2 JP 4349394 B2 JP4349394 B2 JP 4349394B2 JP 2006228295 A JP2006228295 A JP 2006228295A JP 2006228295 A JP2006228295 A JP 2006228295A JP 4349394 B2 JP4349394 B2 JP 4349394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
paper size
sliding contact
dial
size dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006228295A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008050115A (ja
Inventor
泰弘 阪梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006228295A priority Critical patent/JP4349394B2/ja
Publication of JP2008050115A publication Critical patent/JP2008050115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4349394B2 publication Critical patent/JP4349394B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、ファクシミリ装置や、複写機等の画像形成装置に関し、より詳しくは、給紙カセットの記録紙サイズダイヤルの技術に関する。
従来、ファクシミリ装置や、複写機等の画像形成装置には給紙カセットが設けられている。前記給紙カセットは、任意のサイズの記録紙が蓄積され、画像形成装置本体に挿入されて画像記録部に記録紙を供給する。前記給紙カセットには、ピックアップ機構が設けられており、ピックアップローラが回動することによって載置された記録紙を1枚づつ繰り出して、画像記録部に記録紙を供給する。
前記給紙カセットに、記録紙のサイズを表示するとともに、画像形成装置本体に記録紙のサイズ情報を伝達するための記録紙サイズダイヤルが設けられている画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。図14に示すように、前記従来の記録紙サイズダイヤル52の外周面には、刻印や印刷等により、「A5」、「B4」などの記録紙のサイズを表示する表示部53と、凹部54が形成されている。給紙カセット本体51には、係止部材55が設けられており、前記係止部材55は取付部56、支持部57及び凸部58から構成されている。前記凸部58は、図15、図16に示すように、前記記録紙サイズダイヤル52の外周面に付勢状態で摺接されている。前記記録紙サイズダイヤル52を回動させて、外周面の凹部54に係止部材55の凸部58を係合及び解除可能とすることにより、記録紙サイズダイヤル52の回動にクリック感を出すとともに、凹部54と凸部58を係合させた状態では、記録紙サイズダイヤル52の回動を所定の位置で停止させるようにしている。
また、前記記録紙サイズダイヤル52には、画像形成装置本体に設けたセンサに接触させて、記録紙のサイズを検出させるための突出部59が形成されており、記録紙サイズダイヤル52の表示部53の表示を記録紙のサイズに合わせた上で、給紙カセットを画像形成装置本体に挿入すると、前記突出部59が画像形成装置本体側のセンサに検出され、画像形成装置本体に記録紙のサイズ情報が伝達されるようになっている。
特開2003−2453号公報
しかしながら、前記従来の画像形成装置では、図14、図15に示すように、取付部56に対して支持部57が略直角に折り曲げられており、図16に示すように、係止部材55の凸部58は、記録紙サイズダイヤル52の外周面に対して略平行に付勢状態で摺接している。このため、記録紙サイズダイヤル52を回動させると、刻印や印刷等の表示部53に凸部58が摺接してしまい、前記表示部53が摩耗するという問題がある。また、表示部53が刻印で形成されている場合には、係止部材55の凸部58が刻印に接触して回動時に異音がしたり、引っ掛かり感が生じるという問題もある。
本発明は前記の問題点に鑑みてなされたものであり、記録紙サイズダイヤルを回動させた場合の表示部の摩耗、回動時の異音や引っ掛かり感を防止した画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載の発明では、蓄積された記録紙のサイズを表示するとともに、画像形成装置本体に前記記録紙のサイズを検出させる記録紙サイズダイヤルと、前記記録紙サイズダイヤルに摺接し、記録紙サイズダイヤルを所定位置で停止させる係止部材と、を給紙カセットに設けた画像形成装置であって、
前記記録紙サイズダイヤルは、記録紙サイズダイヤルの回動方向に沿って外周面に形成された摺接部と、前記摺接部の側方の外周面に形成された記録紙のサイズを表示する表示部と、前記摺接部に連続して形成され、前記係止部材が係合及び解除可能である被係合部と、を有し、
前記係止部材は、前記摺接部及び前記被係合部に付勢状態で摺接するとともに、前記被係合部に係合した状態では記録紙サイズダイヤルを所定位置で停止させる係合部を有することを特徴とする画像形成装置とした。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、係止部材の係合部が、記録紙サイズダイヤルの外周面に対して傾斜させて設けられており、摺接部及び被係合部に前記係合部が摺接することとした。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2のいずれか1項に記載の発明において、記録紙サイズダイヤルの摺接部は、少なくとも表示部に隣接した部分を表示部より半径方向外側に突出させることとした。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、記録紙サイズダイヤルの外周面に、記録紙サイズダイヤルの回動方向に沿って摺接部を形成し、係止部材の係合部が係合する被係合部を前記摺接部に連続して形成しており、前記係合部を摺接部と被係合部に摺接させている。このため、記録紙サイズダイヤルを回動させた場合に、係止部材の係合部は、摺接部及び被係合部に摺接し、表示部には接触しない。従って、係止部材が表示部に接触することによる表示部の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、係止部材の係合部が、記録紙サイズダイヤルの外周面に対して傾斜させて設けられており、摺接部及び被係合部に前記係合部が摺接する。このため、記録紙サイズダイヤルを回動させた場合に、前記係合部は、摺接部及び被係合部に摺接し、表示部には接触しない。従って、係止部材が表示部に接触することによる表示部の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、記録紙サイズダイヤルの摺接部は、少なくとも表示部に隣接した部分を表示部より半径方向外側に突出させている。このため、記録紙サイズダイヤルを回動させた場合に、係止部材の係合部は、摺接部の突出した部分に摺接し、表示部には接触しない。従って、係止部材が表示部に接触することによる表示部の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
次に、発明の実施の形態について図を用いて説明する。
本発明の実施例1に係る画像形成装置としての複合機41について、図1から図9を用いて説明する。
まず、本実施例の画像形成装置としての複合機41の概略構成について、図1に基づいて説明する。尚、以下の説明においては、複合機41の装置全体の説明においては、図1に示すように、通常使用状態における上、下をそれぞれ上方、下方とする。また、給紙カセット11の説明においては、図2の矢印Aで示す記録紙(図示せず)の搬送方向を前方とし、その反対方向を後方とし、通常使用状態における上、下をそれぞれ上方、下方とする。
前記複合機41は、上方に画像読取部42を配置し、画像読取部42の下方に画像記録部43を配置し、画像記録部43の下方には給紙部44を配置している。給紙部44から画像記録部43へ記録紙が供給され、画像記録部43で記録紙に画像が記録された後、記録紙は記録紙排出トレイ45へ排出される。
前記画像読取部42においては、ケーシングに光源、ミラーを備えた走査体等からなる画像読取装置(図示せず)が収納されており、ケーシングの上面は透明の原稿載置面となっている。画像読取部42の上方には、原稿押えカバー46が配置されており、原稿押えカバー46は一辺を中心として開閉可能に支持されている。また、前記原稿押えカバー46の一端部には原稿を自動的に給紙するADF装置47(自動給紙装置)が付設されている。ADF装置47には原稿トレイ49が設けられ、原稿押えカバー46の上方には原稿排出トレイ48が設けられている。
前記複合機41は、走査体を走査させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキャナとして用いる場合、原稿の内容の読み取りは、原稿載置面に原稿を載置して原稿押えカバー46で原稿を上方から押え、画像読取部42において、原稿を走査体により走査して原稿の内容を読み取る。一方、走査体を位置固定して原稿を搬送しながら読み取りを行うシートフィードタイプのスキャナとして用いる場合、原稿の内容の読み取りは、原稿トレイ49に載置された原稿をADF装置47により一枚ずつピックアップして搬送し、走査体は静止状態として搬送される原稿の内容を読み取る。読み取り後の原稿は原稿排出トレイ48へ排出される。
次に給紙カセット11について説明する。図1に示すように、給紙部44には、複数の給紙カセット11が引き出し自在に設けられている。給紙カセット11は、内部に記録紙を蓄積した状態で給紙部44に挿入されて、画像記録部43へ記録紙を供給するものである。図2に示すように、給紙カセット本体12は上面が全面的に開口されており、給紙カセット本体12内部には記録紙を載置するためのフラッパ13が回動自在に設けられている。給紙カセット11には、サイドガイド14が記録紙の搬送方向に対して左右に対向するように設けられている。また、エンドガイド15が記録紙の搬送方向に対して後方に設けられている。前記サイドガイド14及びエンドガイド15は記録紙の端部を押圧して記録紙の位置決めを行うものであり、これらによって囲まれる位置が記録紙を載置する位置となる。そして、給紙カセット本体12の前方であって前記フラッパ13の上方には、フラッパ13上に載置された記録紙を1枚ずつ取り出して画像記録部43へ供給するためのピックアップ機構16が設けられている。
次に、記録紙サイズダイヤル21について説明する。記録紙サイズダイヤル21は、給紙カセット11に蓄積された記録紙のサイズを表示するとともに、記録紙のサイズ情報を複合機41本体に伝達するためのものである。図2に示すように、記録紙サイズダイヤル21は、給紙カセット11のフロントカバー17の一端側に設けられている。図3に示すように、記録紙サイズダイヤル21は、円盤状のダイヤル主体22と、前記ダイヤル主体22の周縁部に沿って形成された側壁部23とを有している。記録紙サイズダイヤル21のダイヤル主体22と側壁部23は、合成樹脂素材で一体に形成されている。前記ダイヤル主体22の中央部には取付用孔(図示せず)が形成され、前記フロントカバー17の内側(給紙カセット11の挿入方向に対して奥側)には取付用軸(図示せず)が突設されており、記録紙サイズダイヤル21は、前記取付用孔に前記取付用軸を挿通させて、フロントカバー17に対して回動自在に取り付けられている。
前記給紙カセット11のフロントカバー17には切欠窓部18が形成されており、切欠窓部18から記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の一部が露出している。給紙カセット11を給紙部44から引き出した状態では、前記切欠窓部18から記録紙サイズダイヤル21に形成された後記表示部25を目視可能であるとともに、手指によって記録紙サイズダイヤル21を回動操作することが可能である。
図3に示すように、前記記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外周面には、記録紙サイズダイヤル21の回動方向に沿って、摺接部24が形成されている。本実施例では、摺接部24は側壁部23の外側(給紙カセット11の挿入方向に対して手前側)の端部に形成されている。図3において、摺接部24は、2点鎖線によって区分けされた部分の図示右側の範囲である。摺接部24には後記係止部材31の係合部としての凸部34が摺接する。
図3に示すように、前記記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外周面であって、前記摺接部24の側方、すなわち、前記摺接部24の領域よりも給紙カセット11の挿入方向に対して奥側には、記録紙のサイズを表示する表示部25が形成されている。前記表示部25は記録紙サイズダイヤル21の中心から見て90度間隔で4箇所に設けられており、刻印によって「A5」、「B4」などの記録紙のサイズが表示されている。尚、表示部25は刻印の他、印刷手段等によって形成するようにしてもよい。
図3、図4に示すように、前記記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外周面には、前記摺接部24に連続させて被係合部としての凹部26が形成されている。前記凹部26は、後記係止部材31の係合部としての凸部34の係合及び解除が可能である部分である。前記凹部26は、前記表示部25と異なる位置に記録紙サイズダイヤル21の中心から見て90度間隔で4箇所に設けられている。前記記録紙サイズダイヤル21を回動させて、係止部材31の係合部としての凸部34を凹部26に係合及び解除させることにより、クリック感を出すとともに、係合させた状態では記録紙サイズダイヤル21の回動を所定位置で停止させる。
図3、図4に示すように、前記記録紙サイズダイヤル21のダイヤル主体22の内側(給紙カセット11の挿入方向に対して奥側)には、複合機41本体に設けたセンサ(図示せず)に接触させて、記録紙のサイズを検出させるための突出部28が形成されている。突出部28は記録紙サイズダイヤル21の中心から見て90度間隔で3箇所に形成されている。突出部28の位置及び形状は、記録紙サイズダイヤル21の表示部25を蓄積された記録紙のサイズに合わせた上で、すなわち、適正な表示部25の表示を前記切欠窓部18から目視できる位置に合わせた上で、給紙カセット11を複合機41本体に挿入すると、前記突出部28が複合機41本体側のセンサに検出され、複合機41本体に記録紙のサイズ情報が伝達されるように形成されている。前記突出部28に関しては従来公知の技術を適用することが可能である。
次に、係止部材31について説明する。図3、図4に示すように、係止部材31は、前記記録紙サイズダイヤル21の図示下方であって、フロントカバー17に取り付けられている部材である。係止部材31は平面状態で略L字形状の板バネを折り曲げ加工することによって形成されており、取付部32、支持部33及び係合部としての凸部34とを有している。前記凸部34は、記録紙サイズダイヤル21の被係合部としての凹部26に係合及び解除可能であり、クリック感を出すとともに、凹部26に係合した状態では、記録紙サイズダイヤル21の回動を所定の位置で停止させるものである。尚、本実施例では、係止部材31は板バネを折り曲げ加工することにより形成したが、合成樹脂素材を用いて一体成形してもよい。
前記取付部32は、係止部材31をフロントカバー17に取り付けるための部分である。図3に示すように、前記取付部32は、前記略L字形状の板バネの1辺であり、フロントカバー17に取り付けるための取付用孔(図示せず)が形成されている。
図3、図4に示すように、前記支持部33は前記取付部32に連続して形成される部分であり、前記係合部としての凸部34が形成される部分である。前記支持部33は、前記略L字形状の板バネの1辺である取付部32に対して、他の1辺を折り曲げ加工することにより形成されている。前記取付部32に対して支持部33は、平板の状態から90度を超えて折り曲げられており、その折り曲げ部において取付部32と支持部33とが成す角度は鋭角とされている。
前記係合部としての凸部34は、記録紙サイズダイヤル21の摺接部24及び凹部26に付勢状態で摺接する部分である。図3、図4に示すように、前記凸部34は、支持部33の自由端側の一部を湾曲させて形成されており、形状は、円筒を縦方向に半割りした形状に形成されている。前記のように、取付部32と支持部33とが成す角度を鋭角としており、図5に示すように、支持部33に形成される凸部34と、記録紙サイズダイヤル21の外周面とが傾斜状態で摺接することとなる。本実施例では、支持部33に形成される凸部34と、記録紙サイズダイヤル21の外周面とが成す傾斜角度は、約10度となっている。
前記係止部材31のフロントカバー17への取り付けは、前記取付部32の取付用孔に挿通された前記固定手段としてのネジ36によって取り付けられる。取り付け位置は、図3、図4に示すように、まず、前記凸部34の上部が、前記記録紙サイズダイヤル21の被係合部としての凹部26及び摺接部24に付勢状態で摺接するように取り付ける。また、図4に示すように、取付部32と支持部33との折曲部35が記録紙サイズダイヤル21の下端部よりも上方となるように取り付けて、付勢力が十分発揮できるようにする。尚、このとき、係止部材31の凸部34が記録紙サイズダイヤル21の凹部26に係合し、記録紙サイズダイヤル21を停止させた状態において、適正な表示部25の表示が前記切欠窓部18から目視できるようにすることは言うまでもない。
以上説明した実施例1に係る複合機41によれば、記録紙サイズダイヤル21の外周面に、記録紙サイズダイヤル21の回動方向に沿って摺接部24を形成しており、係止部材31の凸部34が係合する凹部26を前記摺接部24に連続して形成している。また、取付部32と支持部33とが成す角度を鋭角とし、支持部33に形成される凸部34を、記録紙サイズダイヤル21の外周面の摺接部24及び凹部26に対して傾斜した状態で摺接させている。このため、記録紙サイズダイヤル21を回動させた場合に係止部材31の凸部34は、摺接部24及び凹部26に摺接し、表示部25には接触しない。従って、係止部材31が表示部25に接触することによる表示部25の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
尚、本実施例では、係止部材31の凸部34と記録紙サイズダイヤル21の外周面とが成す傾斜角度を約10度としたが、傾斜角度はこれに限定されず、前記凸部34が摺接部24及び凹部26には摺接し、表示部25との接触は回避できるように傾斜角度を設定すればよい。
また、本実施例では、前記凸部34を、摺接部24に対して傾斜した状態で摺接させるため、取付部32と支持部33との成す角度が鋭角となるように折り曲げ加工したが、板バネの折り曲げ加工時には取付部32と支持部33との成す角度を直角あるいは鈍角としておき、係止部材31を取り付ける際に、凸部34を記録紙サイズダイヤル21の摺接部24に圧接させることにより、支持部33を取付部32に対して撓ませて、前記凸部34を摺接部24に対して傾斜させるようにしてもよい。
また、取付部32と支持部33との成す角度にかかわらず、取付部32をフロントカバー17に対して傾斜させて取り付け、係止部材31自体を傾斜させることにより、前記凸部34を摺接部24に対して傾斜させるようにしてもよい。
また、本実施例では、図3、図4に示すように、凸部34の形状は、円筒を縦方向に半割りした形状に形成したが、これに限定されず、例えば、図6、図7に示すように、截頭円錐筒を縦方向に半割りした形状となるように形成してもよい。凸部34の形状を、図6、図7に示すように、截頭円錐筒を縦方向に半割りした形状とした場合、凸部34の図示上部、すなわち記録紙サイズダイヤル21の外周面に摺接する部分は、支持部33に対して傾斜した形状となる。このため、取付部32と支持部33との成す角度にかかわらず、凸部34を、記録紙サイズダイヤル21の外周面の摺接部24に対して傾斜した状態で摺接させることができる。従って、記録紙サイズダイヤル21を回動させた場合に、係止部材31の凸部34は摺接部24及び凹部26に摺接し、表示部25には接触しない。よって、係止部材31が表示部25に接触することによる表示部25の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
また、本実施例では、摺接部24は側壁部23の外側(給紙カセット11の挿入方向に対して手前側)の端部に形成したが、図8に示すように、側壁部23の内側(給紙カセット11の挿入方向に対して奥側)に形成し、前記凸部34を本実施例とは逆に傾斜させて、前記凸部34を、摺接部24に対して傾斜した状態で摺接させるようにしてもよい。尚、この場合は、前記凸部34を図8に示す如く傾斜させるため、係止部材31の取付部32と支持部33との成す角度が鈍角となるように折り曲げ加工を行う。
また、本実施例では、図4に示すように、取付部32と支持部33との折曲部35が記録紙サイズダイヤル21の下端部より上方となるように取り付けたが、図9に示すように、取付部32と支持部33との折曲部35が記録紙サイズダイヤル21の下端部よりも下方となる位置、あるいは、取付部32と支持部33との折曲部35が記録紙サイズダイヤル21の下端部と略同一高さとなるように取り付けてもよい。
次に本発明の実施例2に係る画像形成装置としての複合機41について、図10から図12に基づいて説明する。実施例2では、記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外側に、リブ27が形成されている点が、前記実施例とは大きく異なっている。前記実施例と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図10から図12に示すように、記録紙サイズダイヤル21の摺接部24にはリブ27が形成されている。リブ27が形成されている部分は、表示部25に隣接した部分である。リブ27は記録紙サイズダイヤル21の半径方向に突出させており、刻印の形成された表示部25より半径方向外側に突出させている。
記録紙サイズダイヤル21の摺接部24であって、表示部25に隣接した部分にリブ27が形成されていることにより、図12に示すように、記録紙サイズダイヤル21を回動させた場合に係止部材31の凸部34は前記リブ27に摺接して浮き上がり、表示部25には接触しない。従って、係止部材31が表示部25に接触することによる表示部25の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
尚、本実施例では、図10から図12に示すように、前記凸部34を記録紙サイズダイヤル21の外周面に対して傾斜させたが、前記凸部34を記録紙サイズダイヤル21の外周面に対して略平行とした場合であっても、前記凸部34をリブ27に摺接させて表示部25との接触は防止できるため、表示部25の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
また、本実施例では、リブ27は表示部25に隣接した部分のみに形成したが、これに限定されず、摺接部24の全周に形成するようにしてもよい。また、リブ27は表示部25の片側のみに形成したが、表示部25を挟むように両側に形成するようにしてもよい。
また、本実施例では、リブ27は側壁部23の外側(給紙カセット11の挿入方向に対して手前側)の端部に形成したが、側壁部23の内側(給紙カセット11の挿入方向に対して奥側)に形成してもよい。
次に本発明の実施例3に係る画像形成装置としての複合機41について、図13に基づいて説明する。実施例3では、係止部材31の凸部34が、摺接部24に対向する部分のみに形成されている点が、前記実施例とは大きく異なっている。前記実施例と同一部分は同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図13に示すように、摺接部24は、記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外側(給紙カセット11の挿入方向に対して手前側)の端部と、側壁部23の内側(給紙カセット11の挿入方向に対して奥側)の端部とに形成されている。係止部材31の凸部34は、前記摺接部24に対向する位置に形成されており、表示部25に対向する位置には形成されていない。このため、記録紙サイズダイヤル21を回動させた場合に係止部材31の凸部34は、摺接部24及び凹部26に摺接し、表示部25には接触しない。従って、係止部材31が表示部25に接触することによる表示部25の摩耗や、回動時の異音、引っ掛かり感を防止することができる。
尚、摺接部24は、記録紙サイズダイヤル21の側壁部23の外側又は内側のみとし、係止部材31の凸部34を、前記摺接部24に対向する位置に形成するようにしてもよい。
以上説明した本発明の技術的範囲は、上記の実施例に限定されるものではなく、上記実施例の形状に限定されない。本発明の技術的範囲は、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
画像形成装置としての複合機41の斜視簡略図。 本発明の実施例における給紙カセット11の斜視簡略図。 実施例1における記録紙サイズダイヤル21の斜視簡略図。 実施例1における記録紙サイズダイヤル21の正面簡略図。 図4の5−5線における簡略断面図。 記録紙サイズダイヤル21の変形例についての正面簡略図。 図6の7−7線における簡略断面図。 記録紙サイズダイヤル21の変形例についての簡略断面図。 記録紙サイズダイヤル21の変形例についての正面簡略図。 実施例2における記録紙サイズダイヤル21の斜視簡略図。 実施例2における記録紙サイズダイヤル21の正面簡略図。 図11の12−12線における簡略断面図。 実施例3における記録紙サイズダイヤル21の簡略断面図。 従来の画像形成装置における記録紙サイズダイヤル51の斜視簡略図。 従来の画像形成装置における記録紙サイズダイヤル51の正面簡略図。 図15の16−16線における簡略断面図。
符号の説明
11 給紙カセット
12 給紙カセット本体
13 フラッパ
14 サイドガイド
15 エンドガイド
16 ピックアップ機構
17 フロントカバー
18 切欠窓部
21 記録紙サイズダイヤル
22 ダイヤル主体
23 側壁部
24 摺接部
25 表示部
26 被係合部としての凹部
27 リブ
28 突出部
31 係止部材
32 取付部
33 支持部
34 係合部としての凸部
35 折曲部
36 ネジ
41 画像形成装置としての複合機
42 画像読取部
43 画像記録部
44 給紙部
45 記録紙排出トレイ
46 原稿押えカバー
47 ADF装置(自動給紙装置)
48 原稿排出トレイ
49 原稿トレイ
51 給紙カセット本体
52 記録紙サイズダイヤル
53 表示部
54 凹部
55 係止部材
56 取付部
57 支持部
58 凸部
59 突出部

Claims (3)

  1. 蓄積された記録紙のサイズを表示するとともに、画像形成装置本体に前記記録紙のサイズを検出させる記録紙サイズダイヤルと、前記記録紙サイズダイヤルに摺接し、記録紙サイズダイヤルを所定位置で停止させる係止部材と、を給紙カセットに設けた画像形成装置であって、
    前記記録紙サイズダイヤルは、記録紙サイズダイヤルの回動方向に沿って外周面に形成された摺接部と、前記摺接部の側方の外周面に形成された記録紙のサイズを表示する表示部と、前記摺接部に連続して形成され、前記係止部材が係合及び解除可能である被係合部と、を有し、
    前記係止部材は、前記摺接部及び前記被係合部に付勢状態で摺接するとともに、前記被係合部に係合した状態では記録紙サイズダイヤルを所定位置で停止させる係合部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 係止部材の係合部が、記録紙サイズダイヤルの外周面に対して傾斜させて設けられており、摺接部及び被係合部に前記係合部が摺接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録紙サイズダイヤルの摺接部は、少なくとも表示部に隣接した部分を表示部より半径方向外側に突出させたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2006228295A 2006-08-24 2006-08-24 画像形成装置 Active JP4349394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228295A JP4349394B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006228295A JP4349394B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008050115A JP2008050115A (ja) 2008-03-06
JP4349394B2 true JP4349394B2 (ja) 2009-10-21

Family

ID=39234514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006228295A Active JP4349394B2 (ja) 2006-08-24 2006-08-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4349394B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009286520A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Seiko I Infotech Inc 搬送装置及び記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008050115A (ja) 2008-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5162282B2 (ja) 画像形成装置
US7584950B2 (en) Image forming apparatus and sheet feeding cassette
JP5333059B2 (ja) 画像記録装置
JP2007228529A (ja) 画像読取装置及び画像読取装置用ヒンジ
JP4363303B2 (ja) ヒンジ装置、そのヒンジ装置を備えた自動原稿搬送装置、読取ユニット及び画像形成装置
JP2008024452A (ja) 給紙カセット
JP2005041697A (ja) 給紙装置
JP2007119114A (ja) 画像形成装置
JP4665943B2 (ja) 自動原稿給紙装置
JP4349394B2 (ja) 画像形成装置
JP2008077508A (ja) 操作パネル及び画像形成装置
JP4179362B2 (ja) 画像形成装置
JPH05254684A (ja) 給紙装置
JP2007254104A (ja) 給紙カセット
JP2007163812A (ja) 操作表示パネルの支持機構及びそれを備えた画像形成装置
JP6004536B2 (ja) 原稿送り装置、および原稿送り装置を備えた画像形成装置
JP5326839B2 (ja) 画像記録装置
JP6694455B2 (ja) 原稿送り装置、および原稿送り装置を備えた画像形成装置
JP4640237B2 (ja) 自動原稿搬送装置および画像形成装置
JP4375581B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2007028108A (ja) スキャナ付プリンタ
JP4265553B2 (ja) 画像読取装置
JP6064746B2 (ja) シート搬送装置、及び画像読取装置
JP2006151526A (ja) 用紙搬送機構
JP2020005308A (ja) 原稿送り装置、および原稿送り装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120731

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4349394

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130731

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250