JP6064746B2 - シート搬送装置、及び画像読取装置 - Google Patents

シート搬送装置、及び画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6064746B2
JP6064746B2 JP2013072748A JP2013072748A JP6064746B2 JP 6064746 B2 JP6064746 B2 JP 6064746B2 JP 2013072748 A JP2013072748 A JP 2013072748A JP 2013072748 A JP2013072748 A JP 2013072748A JP 6064746 B2 JP6064746 B2 JP 6064746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
roller
discharge roller
guide member
transport direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013072748A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014197784A (ja
Inventor
寛之 眞貝
寛之 眞貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2013072748A priority Critical patent/JP6064746B2/ja
Publication of JP2014197784A publication Critical patent/JP2014197784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6064746B2 publication Critical patent/JP6064746B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Description

本発明は、シート搬送装置、及び画像読取装置に関する。
従来、シート搬送装置が備える排出ローラ対のうち、一方のローラの外周面に突起を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような突起がローラの外周面に設けられていると、排出されるシートの後端が突起によって蹴り出される。そのため、シートの後端が排出ローラ対の近傍に滞留するのを抑制することができる。
特開平9−40256号公報
ところで、この種のシート搬送装置におけるシートの排出方式として、先に排出済みのシートの下側に、後から排出されるシートを潜り込ませるように排出する方式(以下、潜り込み排出方式と称する。)が知られている。
このような潜り込み排出方式を採用している装置の場合、排出済みのシートの後端を、後から排出されるシートの先端よりも上方へ持ち上げておく必要がある。そのため、排出ローラ対よりも搬送方向下流側となる位置には、排出済みのシートに下側から接触して、排出済みのシートの後端を持ち上げるように作用する支持部材が設けられる。
また、このような支持部材で排出済みのシートの後端を持ち上げても、腰の弱いシートの場合、排出済みのシートの下方に押し込もうとすると、シートが座屈することがある。このような問題に対しては、排出済みのシートの上側に下向きに突出するガイド部材を設け、ガイド部材の下端をシートの上面に当接させることにより、座屈の発生を抑制している。すなわち、上記のようなガイド部材をシートの上面に当接させると、シートの一部は搬送方向に平行な方向を曲率中心としてガイド部材側が凹面となる形状に僅かに湾曲する。そのため、このような搬送方向に延びる凹面をなすように曲げられたシートであれば、搬送方向に垂直な方向を曲率中心とする湾曲が生じにくくなり、シートの排出時にシートが座屈するのを抑制することができる。
しかし、このような手法でシートの座屈を抑制すると、排出ローラの外周に上述のような突起が設けてある場合に、曲げ剛性が高くなったシート後端を、ローラと一体に回転する突起が弾くことで、異音が発生しやすくなる、という問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的の一つは、排出ローラ付近から異音が発生するのを抑制可能なシート搬送装置、及び画像読取装置を提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
本発明のシート搬送装置は、ベース部と、前記ベース部の少なくとも一部を覆い、前記ベース部との間でシートの搬送経路を形成するカバー部と、一方のローラが前記ベース部側、他方のローラが前記カバー部側に配置されたローラ対を一対以上有し、前記シートを
前記搬送経路に沿って前記ローラ対よりも搬送方向の下流側へと排出する排出ローラと、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記排出ローラによって排出された前記シートの下面側を支持して、排出済みの前記シートの搬送方向後端部を、後から排出される前記シートの搬送方向先端部よりも上方となる位置へ持ち上げる支持部材と、前記他方のローラの外周から遠心方向に向かって突出する突起と、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在するガイド部材とを備え、前記排出ローラと前記ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。
このように構成されたシート搬送装置によれば、排出ローラは、一対以上のローラ対で搬送方向の上流側から搬送されてくるシートを挟み込みつつ回転し、シートを搬送方向の下流側へと排出する。排出ローラによってシートが排出される際、支持部材は、排出済みのシートの搬送方向後端部を、後から排出されるシートの搬送方向先端部よりも上方となる位置へ持ち上げる。これにより、後から排出されるシートを先に排出済みのシートの下方へと排出することができる。
また、排出ローラが有するローラ対のうち、カバー部側に配置された他方のローラには、上述のような突起が設けられている。そのため、シートの搬送方向後端がローラ対間を通り抜けた後、他方のローラの回転に伴って、突起がシートの搬送方向後端に当接して、シートを搬送方向の下流側へと押し出す。したがって、後から排出されるシートには、先に排出済みのシートから摩擦抵抗が作用するものの、そのような摩擦抵抗に抗して、後から排出されるシートを排出済みシートの下方へスムーズに押し出すことができる。
また、ガイド部材は、シートの搬送方向に沿って延在する突出方向先端部で、排出ローラによって排出されたシートの上面側に当接し、排出ローラによって排出されるシートを搬送経路に沿った方向へと案内する。このとき、シートとガイド部材との当接箇所付近において、シートの一部は、搬送方向に平行な方向を曲率中心としてガイド部材側が凹面となる形状に僅かに湾曲する。このような局所的な湾曲箇所がシート上に形成されると、シートを搬送方向の下流側へと押し出す力に対してシートの腰が強くなり、排出ローラによってシートを排出する際にシートが座屈しにくくなる。したがって、排出ローラよりも搬送方向の下流側においてジャムが発生するのを抑制することができる。
さらに、上述のような排出ローラとガイド部材は、排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。そのため、他方のローラが回転した際にシートの搬送方向後端に当接する突起は、上述のような湾曲箇所から外れた位置においてシートの搬送方向後端に当接する。したがって、上述のような局所的な湾曲箇所よりもシートに張りがない箇所に突起が当接することになる。その結果、突起によってシートが弾かれることが原因で発生する異音が小さくなり、シート搬送装置の静音性を向上させることができる。
なお、上述の排出ローラが備える一対以上のローラ対は、前記一方のローラがベース部側に配置されるが、前記一方のローラがベース部そのものによって回転可能に支持されているか否かは任意である。例えば、前記一方のローラが前記他方のローラよりもベース部側となる位置に配置された状態で、ベース部とは別の部材によって回転可能に支持されていてもよい。また、前記他方のローラがカバー部側に配置されるが、これも前記他方のローラがカバー部そのものによって回転可能に支持されているか否かは任意である。例えば、前記他方のローラが前記一方のローラよりもカバー部側となる位置に配置された状態で、カバー部とは別の部材によって回転可能に支持されていてもよい。
ところで、本発明のシート搬送装置において、前記排出ローラと前記支持部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されていることが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、支持部材をカバー部側により近づけた位置に配置しても、支持部材と排出ローラが互いに干渉するのを避けることができる。したがって、支持部材の配設位置について自由度が高くなり、支持部材をカバー部側により近づけることができるので、シートをより上方へと持ち上げることができる。
また、本発明のシート搬送装置は、前記ガイド部材である第一ガイド部材に加えて、更に第二ガイド部材を備えており、前記第二ガイド部材は、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在しており、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、前記排出ローラと重なる位置に配設されており、しかも、前記第二ガイド部材が有する前記搬送方向の上流側の端縁は、前記第一ガイド部材が有する前記搬送方向の上流側の端縁よりも、前記ベース部側に向かって突出する突出寸法が短くされていることが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、第一ガイド部材及び第二ガイド部材の双方が、シートの搬送方向に沿って延在する突出方向先端部で、排出ローラによって排出されたシートの上面側に当接する。そのため、第二ガイド部材を備えていない場合以上に、シートに局所的な湾曲箇所を形成することができる。したがって、シートの座屈を抑制する効果が高まり、ジャムの発生を抑制する効果を向上させることができる。
しかも、第二ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁は、第一ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁よりも、ベース部側に向かって突出する突出寸法が短くされている。そのため、第二ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁付近では、第一ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁付近ほどシートが湾曲させられず、シートの張りは弱まることになる。したがって、このようなシートの張りが弱い箇所に上述の他方のローラに設けられた突起が当接するのであれば、その突起によってシートが弾かれることが原因で発生する異音を小さくすることができる。
また、本発明のシート搬送装置において、前記排出ローラは、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向に間隔を空けて配置された複数対の前記ローラ対を有し、前記第一ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、隣り合う位置に配設された前記ローラ対の間となる位置に配設され、前記第二ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、前記ローラ対と重なる位置に配設されていることが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、複数のローラ対によってシートを安定して搬送方向の下流側へと搬送することができる。また、その際、第一ガイド部材及び第二ガイド部材の双方により、シートを良好にガイドして搬送方向の下流側へと排出することができる。
しかも、隣り合う位置に配設されたローラ対の間となる位置に対応付けて第一ガイド部材が配設され、ローラ対と重なる位置に対応付けて第二ガイド部材が配設されている。そのため、第二ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁付近では、第一ガイド部材が有する搬送方向の上流側の端縁付近ほどシートが湾曲させられず、他方のローラに設けられた突起がシートの搬送方向後端に接触しても、異音の発生を抑制することができる。
また、本発明のシート搬送装置は、複数の前記第一ガイド部材が設けられていることが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、複数の第一ガイド部材により、シートを良好にガイドして搬送方向の下流側へと排出することができる。
また、本発明のシート搬送装置において、前記支持部材は、弾性変形可能で、前記排出ローラによって排出される前記シートとの接触に伴って弾性変形し、その弾性変形に伴って生じる弾発力で、前記シートを上方へと押圧することが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、支持部材が弾性変形してシートを上方へと押圧するので、そのような押圧力を発生させない部材に比べ、シートを上方へと持ち上げることができ、後から排出されるシートを適切に先に排出されたシートの下方へと排出することができる。
また、本発明のシート搬送装置において、前記支持部材は、弾性変形可能なフィルム材によって構成されていることが好ましい。
このように構成されたシート搬送装置によれば、フィルム材を利用した簡単な構成によって、上述のような弾性変形可能な支持部材を形成することができる。
本発明の画像読取装置は、所定の搬送経路に沿ってシートを搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部によって搬送されるシートの画像を読み取る読取部とを備え、前記シート搬送部は、ベース部と、前記ベース部の少なくとも一部を覆い、前記ベース部との間でシートの搬送経路を形成するカバー部と、一方のローラが前記ベース部側、他方のローラが前記カバー部側に配置されたローラ対を一対以上有し、前記シートを前記搬送経路に沿って前記ローラ対よりも搬送方向の下流側へと排出する排出ローラと、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記排出ローラによって排出された前記シートの下面側を支持して、排出済みの前記シートの搬送方向後端部を、後から排出される前記シートの搬送方向先端部よりも上方となる位置へ持ち上げる支持部材と、前記他方のローラの外周から遠心方向に向かって突出する突起と、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在するガイド部材とを備え、前記排出ローラと前記ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。
このように構成された画像読取装置によれば、先に説明したシート搬送装置と同様に構成されたシート搬送部を備えている。そのため、後から排出されるシートを先に排出済みのシートの下方へと排出することができ、その際、排出ローラよりも搬送経路の下流側においてジャムが発生するのを抑制できる。また、排出ローラに設けられた突起によってシートの搬送方向後端が弾かれることに起因して発生する異音を小さくすることができる。
(a)はサブトレイが閉じられた状態にある複合機を示す斜視図、(b)はサブトレイが開かれた状態にある複合機を示す斜視図。 複合機が備える画像読取装置の縦断面図。 (a)は排出ローラ付近の構造に関し、原稿排出前の状態を示す縦断面図、(b)は排出ローラ付近の構造に関し、原稿排出後の状態を示す縦断面図。 排出ローラ、ガイド部材、及び支持部材の前後方向の位置関係を示す横断面図。 (a)は排出ローラ付近の構造に関し、ガイド部材が設けられていない状態を示す縦断面図、(b)は排出された原稿の後端が垂れ下がった状態を示す縦断面図。 排出ローラ付近の構造に関し、下方への突出量が異なる二種類のガイド部材が設けられた状態を示す縦断面図。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。以下に説明するのは、本発明の一実施形態として例示する画像読取装置を備えた複合機である。また、その画像読取装置は、本発明の一実施形態として例示するシート搬送装置を備えるものでもある。なお、以下の説明においては、装置各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するため、図中に併記した上下左右前後の各方向を利用して説明を行う。
[複合機の構造]
図1(a)及び同図(b)に示すように、複合機1は、下部ユニット2と、下部ユニット2の上側に搭載された上部ユニット3を備える。上部ユニット3は、下部ユニット2に対して回動可能に取り付けられ、当該回動に伴って下部ユニット2の上部開口を閉鎖する位置と上部開口を開放する位置との間を変位可能となっている。なお、上部ユニット3の回動軸心は、図1における装置の後側で、左右方向に延設されている。
上部ユニット3は、フラットベッド(以下、FBと略称する。)型イメージスキャナのカバー部分に自動原稿送り装置(Automatic Document Feeder;以下、ADFと略称する。)が組み込まれたものである。この上部ユニット3は、スキャナ部5と、このスキャナ部5の上面側を覆うADF部6とを備える。ADF部6は、スキャナ部5に対して回動可能に取り付けられ、当該回動に伴ってスキャナ部5の上面にある原稿支持面を覆う位置と原稿支持面を露出させる位置との間を変位可能となっている。ADF部5の回動軸心は、上部ユニット3の回動軸心と平行に形成されている。なお、上部ユニット3が本発明の画像読取装置の一例に相当し、ADF部6が本発明のシート搬送装置の一例に相当する。
下部ユニット2の前面上部には、利用者によって操作される操作パネル7が設けられている。操作パネル7の下方には、印刷後の被記録媒体を取り出すための取り出し口8が形成されている。取り出し口8の下方には、印刷前の被記録媒体が収納される給紙カセット9が装着されている。
スキャナ部5の上面には、図2に示すように、原稿支持面を形成するプラテンガラス11が配設されている。また、プラテンガラス11の下方には、イメージセンサ13が設けられている。本実施形態において、イメージセンサ13としては、密着イメージセンサ(Contact Image Sensor)が利用されている。イメージセンサ13は、プラテンガラス11の直下となる位置を、左右方向へ往復移動可能に構成されている。
ADF部6の上面には、第一カバー14(本発明でいうカバー部の一例に相当。)、第二カバー15、及び第三カバー16が設けられている。これら第一カバー14、第二カバー15、及び第三カバー16は、それぞれ必要に応じて開閉ないし装脱着が可能な構造となっている。
第二カバー15の場合、図2に示すように、回動軸15Aを中心に回動可能で、図2中に実線で示す閉位置(図1(a)に示す位置)と図2中に二点鎖線で示す開位置(図1(b)に示す位置)との間を変位可能となっている。第二カバー15を開位置へ変位させると、ADF部6の上面側においては、一対の原稿ガイド17が外部に露出する状態となる。これらの原稿ガイド17は、双方とも前後方向にスライド可能で、かつ一方に連動して他方が一方とは逆方向へスライドする仕組みになっている。
原稿ガイド17の上端には、上方の領域と下方の領域とを区画する仕切り板19が設け
られている。仕切り板19の下方の領域には、ADF部6による搬送対象となる原稿がセットされる。その際、開位置にある第二カバー15は、搬送対象となる原稿の一部を載せるための供給トレイとして利用される。また、仕切り板19の上方の領域には、ADF部6による搬送を終えた原稿が排出される。その際、開位置にある第二カバー15は、排出された原稿の一部を載せるための排出トレイとして利用される。すなわち、第二カバー15は、供給トレイ兼排出トレイとして利用される。
ADF部6には、供給ローラ21、分離ローラ22、第一搬送ローラ23、第二搬送ローラ24、第一ピンチローラ25、第二ピンチローラ26、第三ピンチローラ27などが設けられている。これらのうち、供給ローラ21、分離ローラ22、第一搬送ローラ23、及び第二搬送ローラ24は、図示しないモータからの動力が伝達されて回転駆動される。また、第一ピンチローラ25、第二ピンチローラ26、及び第三ピンチローラ27は、第一搬送ローラ23、又は第二搬送ローラ24が回転駆動された際に従動する。これらのローラ群は、ADF部6の内部に配設されたいくつかのガイド面とともに、原稿の搬送経路(図2中に破線で示す経路)を画定している。
上部ユニット3がADFスキャナとして利用される場合には、読み取り対象となる原稿が仕切り板19の下方にセットされる。そして、利用者によってADFスキャンを指示する操作(例えば、操作パネル7でのパネル操作やPCからの遠隔操作など)が行われると、上部ユニット3では画像の読み取りを開始する。
より詳しくは、ADFスキャンを指示する操作が行われると、イメージセンサ13は、原稿ホルダ29の直下となる位置へ移動し、その位置で静止する。また、上述のローラ群が駆動される。供給ローラ21が回転駆動されると、原稿は供給ローラ21によって搬送方向下流側へと送り出される。このとき、二枚以上の原稿が重なった状態のまま分離ローラ22側へと送られても、分離ローラ22において原稿が一枚ずつに分離されて搬送方向下流側へと送り出される。
分離ローラ22によって送り出された原稿は、第一搬送ローラ23と第一ピンチローラ25との間に挟まれて更に搬送方向下流側へと送り出され、プラテンガラス11の上面側に到達する。このとき、原稿は、プラテンガラス11とプラテンガラス11の上方に配設された原稿ホルダ29との間に挟まれて、プラテンガラス11側に押し当てられる。この位置において、イメージセンサ13は、プラテンガラス11側に押し当てられた原稿の画像を読み取る。すなわち、原稿がプラテンガラス11と原稿ホルダ29との間を通過する際、イメージセンサ13は、複合機1の前後方向を主走査方向、搬送方向を副走査方向として、副走査方向へ移動する原稿から、主走査方向に並ぶ複数の画素を繰り返し読み取る。
原稿ホルダ29を通過した原稿は、第二搬送ローラ24と第二ピンチローラ26との間に挟まれて更に搬送方向下流側へと送り出され、第一搬送ローラ23と第三ピンチローラ27との間に挟まれる位置へ到達する。本実施形態においては、これら第一搬送ローラ23及び第三ピンチローラ27が、本発明でいう排出ローラを構成するローラ対に相当する。なお、以下の説明においては、第一搬送ローラ23及び第三ピンチローラ27のことを、排出ローラ23,27とも称する。
排出ローラ23,27に挟まれた原稿は、排出ローラ23,27によって搬送方向下流側へと送り出されて仕切り板19の上方へと排出される。搬送対象となる原稿が複数枚ある場合、排出される原稿の先端側の一部は、未搬送の原稿の上に重なる状態になる。ただし、排出される原稿の後端側の一部は仕切り板19の上面に留まるので、排出される原稿が未搬送の原稿に混入してしまうことはない。
なお、以上、上部ユニット3がADFスキャナとして利用される場合について詳述したが、この上部ユニット3は、FBスキャナとしても利用することができる。上部ユニット3がFBスキャナとしてされる場合には、まず、ADF部6が開かれて原稿がプラテンガラス11上に載置される。
ADF部6は、スキャナ部5に対して回動可能な他、スキャナ部5に対して上下方向へ変位可能な構造にもなっている。そのため、ADF部6を上方へと持ち上げれば、厚みのある原稿(例えば書籍等)であっても、スキャナ部5とADF部6との間に原稿を挟み込むことができる。
そして、原稿をセットしたら、FBスキャンを指示する操作(例えば、操作パネル7での操作やPCからの遠隔操作など)を行うと画像の読み取りを開始する。画像の読み取りを開始した場合、イメージセンサ13は、複合機1の前後方向を主走査方向、左右方向を副走査方向として、プラテンガラス11の下方を副走査方向へ移動しながら、主走査方向に並ぶ複数の画素を繰り返し読み取ることになる。
[排出ローラ付近の構造]
図3(a)及び図3(b)に示すように、ADF部6において、排出ローラ23,27付近には、上面が原稿の搬送経路を画定するガイド面となっているベース部31が設けられている。
上述の第一カバー14は、ベース部31の少なくとも一部を覆い、ベース部31との間で原稿の搬送経路を形成している。また、一対の排出ローラ23,27のうち、一方の排出ローラ23はベース部31側に配置されて、排出ローラ23の外周面の一部だけがベース部31の上面側に露出している。他方の排出ローラ27は第一カバー14側に配置されて、排出ローラ27の外周面は、下方にある排出ローラ23の外周面に接触している。
排出ローラ23,27よりも搬送方向の下流側には、プラスチックのフィルム(薄板材)によって形成された支持部材33が設けられている。支持部材33は、排出ローラ23,27によって原稿が排出された際に、原稿の搬送方向先端部を支持部材33に沿って斜め上方へと案内する。
このとき、支持部材33は、原稿から受ける力で、図3(a)中に実線で示した形状から二点鎖線で例示するような形状へと弾性変形しつつ、原稿の下面側を支持する。そして、原稿の搬送方向後端部が排出ローラ23,27から外れると、弾性変形していた形状が、図3(b)に示すようにいくらか復元することで、原稿の搬送方向後端部を上方へと持ち上げる。
これにより、排出済みの原稿の搬送方向後端部は、次に排出ローラ23,27によって排出されることとなる原稿の搬送方向先端部よりも上方へと変位し、後から排出される原稿を先に排出済みの原稿の下方へと排出することができる。
排出ローラ27の外周には、遠心方向に向かって突出する複数の突起27Aが設けられている。これらの突起27Aは、原稿の搬送方向後端が排出ローラ23,27間を通り抜けた後、排出ローラ27の回転に伴って原稿の搬送方向後端に当接し、原稿を搬送方向の下流側へと押し出す。そのため、後から排出される原稿には、先に排出済みの原稿から摩擦抵抗が作用するものの、そのような摩擦抵抗に抗して、後から排出される原稿を排出済み原稿の下方へスムーズに押し出すことができる。
排出ローラ23,27よりも搬送方向の下流側において、第一カバー14側にはガイド部材35が設けられている。このガイド部材35は、第一カバー14側からベース部31側に向かって突出し、その突出方向先端部が原稿の搬送方向に沿って延在している。排出ローラ23,27によって原稿が排出された際には、ガイド部材35が、突出方向先端部で原稿の上面側に当接し、原稿を搬送経路に沿った方向へと案内する。
ガイド部材35は、図4に示すように、前後方向(排出ローラ23,27の回転中心となる軸線が延びる方向)に間隔を空けた二箇所に設けられている。また、支持部材33は、前後方向(排出ローラ23,27の回転中心となる軸線が延びる方向)に間隔を空けた三箇所に配設されている。なお、排出ローラ27は、前後方向(排出ローラ27の回転中心となる軸線が延びる方向)に間隔を空けた二箇所に配設されている。
ガイド部材35は、上述の支持部材33によって原稿の搬送方向後端部が持ち上げられた際に、原稿の上面側に当接することで、原稿の後端部が過度に上方へ持ち上げられてしまうのを抑制する。そのため、原稿とガイド部材35との当接箇所付近において、原稿の一部は、搬送方向に平行な方向を曲率中心としてガイド部材35側が凹面となる形状に僅かに湾曲する。
特に、本実施形態においては、三つの支持部材33と二つのガイド部材35は、前後方向(排出ローラ23,27の回転中心となる軸線が延びる方向)についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。
そのため、三つの支持部材33に対応する箇所では、相対的に原稿が上方へと持ち上げられやすく、二つのガイド部材35に対応する箇所では、相対的に原稿が上方へと持ち上げられにくくなる。したがって、原稿とガイド部材35との当接箇所付近においては、原稿の一部がガイド部材35側が凹面となる形状に湾曲しやすくなる。
このような局所的な湾曲箇所が原稿上に形成されると、原稿を搬送方向の下流側へと押し出す力に対して原稿の腰が強くなり、排出ローラ23,27によって原稿を排出する際に原稿が座屈しにくくなる。したがって、排出ローラ23,27よりも搬送方向の下流側においてジャムが発生するのを抑制することができる。
ちなみに、ガイド部材35相当の部分が存在しない場合、図5(a)に示すように、支持部材33から力を受けた原稿は、搬送方向後端部が全体的に上方へと持ち上げられてしまう。そのため、上述のような局所的な湾曲箇所(ガイド部材35との当接に伴う凹面)が原稿上に形成されにくくなる。したがって、そのような原稿を搬送方向下流側へと押し出しても、局所的な湾曲箇所が形成された原稿よりも腰が弱くなるので、図5(b)に示すように、排出ローラ23,27によって原稿を押し出す際に原稿が座屈しやすくなる。
また、排出ローラ23,27とガイド部材35は、前後方向(排出ローラ23,27の回転中心となる軸線が延びる方向)についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。そのため、排出ローラ27が回転した際に原稿の搬送方向後端に当接する突起27Aは、上述のような局所的な湾曲箇所(ガイド部材35との当接に伴う凹面)から外れた位置において原稿の搬送方向後端に当接する。
したがって、上述のような局所的な湾曲箇所よりも原稿に張りがない箇所に突起27Aが当接することになる。その結果、突起27Aによって原稿が弾かれることが原因で発生する異音を小さくすることができ、ADF部6作動時の静音性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の場合、排出ローラ23,27と支持部材33に関しても、前後方向(排出ローラ23,27の回転中心となる軸線が延びる方向)についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている。
そのため、支持部材33を第一カバー14側により近づけた位置に配置しても、支持部材33と排出ローラ23,27が互いに干渉するのを避けることができる。したがって、支持部材33を第一カバー14側により近づけることができ、これにより、原稿をより上方へと持ち上げることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、前後方向についての配設範囲が、排出ローラ23,27とは重ならない位置に設けられたガイド部材35を例示したが、このようなガイド部材35に加えて、排出ローラ23,27と重なる位置にもガイド部材を設けてもよい。
より具体的な例を示せば、図4中に示したガイド部材35を第一ガイド部材35として、第一ガイド部材35とは別に、排出ローラ23,27と重なる位置に第二ガイド部材36を設けてもよい。ただし、このような位置に第二ガイド部材36を設ける場合、搬送方向の上流側の端縁における突出量が過度に大きいと、排出ローラ27の突起27Aで原稿が弾かれた際に発生する異音が大きくなる傾向がある。
そこで、このような位置に第二ガイド部材36を設ける場合には、図6に示すように、第二ガイド部材36の搬送方向上流側端縁における突出量を、第一ガイド部材35の搬送方向上流側端縁における突出量よりも小さくすることが好ましい。このような第二ガイド部材36が設けてあれば、第二ガイド部材36が設けられない場合に比べ、排出ローラ27の突起27Aで原稿が弾かれた際に異音が発生するのを抑制しながら、原稿の座屈を抑制する効果を高め、ジャムの発生を抑制する効果を向上させることができる。
なお、上記実施形態においては、上部ユニット3が、複合機1に組み込まれる事例を示したが、単機能のイメージスキャナ装置として構成されたものにおいて、本発明の構成を採用してもよい。
1…複合機、2…下部ユニット、3…上部ユニット、5…スキャナ部、6…ADF部、7…操作パネル、8…取り出し口、9…給紙カセット、11…プラテンガラス、13…イメージセンサ、14…第一カバー、15…第二カバー、16…第三カバー、17…原稿ガイド、19…仕切り板、21…供給ローラ、22…分離ローラ、23…第一搬送ローラ(一方の排出ローラ)、24…第二搬送ローラ、25…第一ピンチローラ、26…第二ピンチローラ、27…第三ピンチローラ(他方の排出ローラ)、27A…突起、29…原稿ホルダ、31…ベース部、33…支持部材、35…ガイド部材(第一ガイド部材)、36…第二ガイド部材。

Claims (8)

  1. ベース部と、
    前記ベース部の少なくとも一部を覆い、前記ベース部との間でシートの搬送経路を形成するカバー部と、
    一方のローラが前記ベース部側、他方のローラが前記カバー部側に配置されたローラ対を一対以上有し、前記シートを前記搬送経路に沿って前記ローラ対よりも搬送方向の下流側へと排出する排出ローラと、
    前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記排出ローラによって排出された前記シートの下面側を支持して、排出済みの前記シートの搬送方向後端部を、後から排出される前記シートの搬送方向先端部よりも上方となる位置へ持ち上げる支持部材と、
    前記他方のローラの外周から遠心方向に向かって突出する突起と、
    前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在するガイド部材と
    を備え、
    前記排出ローラと前記ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている
    シート搬送装置。
  2. 前記排出ローラと前記支持部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている
    請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記ガイド部材である第一ガイド部材に加えて、更に第二ガイド部材を備えており、
    前記第二ガイド部材は、前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在しており、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、前記排出ローラと重なる位置に配設されており、しかも、
    前記第二ガイド部材が有する前記搬送方向の上流側の端縁は、前記第一ガイド部材が有する前記搬送方向の上流側の端縁よりも、前記ベース部側に向かって突出する突出寸法が短くされている
    請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記排出ローラは、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向に間隔を空けて配置された複数対の前記ローラ対を有し、
    前記第一ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、隣り合う位置に配設された前記ローラ対の間となる位置に配設され、
    前記第二ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、前記ローラ対と重なる位置に配設されている
    請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 複数の前記第一ガイド部材が設けられている
    請求項4に記載のシート搬送装置。
  6. 前記支持部材は、弾性変形可能で、前記排出ローラによって排出される前記シートとの接触に伴って弾性変形し、その弾性変形に伴って生じる弾発力で、前記シートを上方へと押圧する
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のシート搬送装置。
  7. 前記支持部材は、弾性変形可能なフィルム材によって構成されている
    請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 所定の搬送経路に沿ってシートを搬送するシート搬送部と、
    前記シート搬送部によって搬送されるシートの画像を読み取る読取部と
    を備え、
    前記シート搬送部は、
    ベース部と、
    前記ベース部の少なくとも一部を覆い、前記ベース部との間でシートの搬送経路を形成するカバー部と、
    一方のローラが前記ベース部側、他方のローラが前記カバー部側に配置されたローラ対を一対以上有し、前記シートを前記搬送経路に沿って前記ローラ対よりも搬送方向の下流側へと排出する排出ローラと、
    前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記排出ローラによって排出された前記シートの下面側を支持して、排出済みの前記シートの搬送方向後端部を、後から排出される前記シートの搬送方向先端部よりも上方となる位置へ持ち上げる支持部材と、
    前記他方のローラの外周から遠心方向に向かって突出する突起と、
    前記排出ローラよりも前記搬送方向の下流側に設けられ、前記カバー部から前記ベース部側に向かって突出し、その突出方向先端部が前記シートの搬送方向に沿って延在するガイド部材と
    を備え、
    前記排出ローラと前記ガイド部材は、前記排出ローラの回転中心となる軸線が延びる方向についての配設範囲が、互いに重ならない位置に配設されている
    画像読取装置。
JP2013072748A 2013-03-29 2013-03-29 シート搬送装置、及び画像読取装置 Active JP6064746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013072748A JP6064746B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 シート搬送装置、及び画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013072748A JP6064746B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 シート搬送装置、及び画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014197784A JP2014197784A (ja) 2014-10-16
JP6064746B2 true JP6064746B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=52358306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013072748A Active JP6064746B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 シート搬送装置、及び画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6064746B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4497214B2 (ja) * 2008-02-29 2010-07-07 ブラザー工業株式会社 原稿搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014197784A (ja) 2014-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5619445B2 (ja) 画像処理装置
JP5579587B2 (ja) 画像読取装置
JP2007238252A (ja) シート搬送装置、画像読取装置
JP5162282B2 (ja) 画像形成装置
JP4301223B2 (ja) 原稿搬送装置
JP5287943B2 (ja) 画像読取装置
JP2011157155A (ja) 画像記録装置
US8540238B2 (en) Automatic sheet transporting apparatus, and automatic document scanning apparatus with the automatic sheet transporting apparatus
JP2008213946A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置。
JP5472219B2 (ja) 画像読取装置
JP6003686B2 (ja) シート搬送装置
US8964266B2 (en) Image reading device, image forming apparatus, and optical unit
JP7039251B2 (ja) 画像読取装置および記録装置
JP6064746B2 (ja) シート搬送装置、及び画像読取装置
JP6136306B2 (ja) シート排出装置
JP5825050B2 (ja) 原稿読取装置
JP6638491B2 (ja) 画像形成装置
JP5983439B2 (ja) シート搬送装置
JP2007221646A (ja) 画像読取装置
JP5686157B2 (ja) 画像読取装置
JP4446171B2 (ja) 画像読取装置
JP6936724B2 (ja) 原稿送り装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2008050154A (ja) 自動原稿送り装置
JP2012012184A (ja) シート搬送装置
JP2005096951A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6064746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150