JP3692739B2 - 注入スポンジ用ゴム組成物およびその加硫ゴム発泡成形体 - Google Patents

注入スポンジ用ゴム組成物およびその加硫ゴム発泡成形体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、耐熱性、耐候性、耐オゾン性、強度などの加硫物性に優れた加硫ゴム発泡成形体(スポンジゴム)を提供することができ、しかも、トランスファー成形、射出成形、型成形において、精密成形性、生産性などに優れた注入スポンジ用ゴム組成物、およびその加硫ゴム発泡成形体に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】
従来、エチレン・α- オレフィン共重合体、エチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体は、その主鎖に不飽和結合を持たないため、ジエン系ゴムに比べ、耐候性、耐熱性、耐オゾン性に優れ、自動車工業部品、工業用ゴム製品、電気絶縁材、土木建材用品、ゴム引布等のゴム製品などに広く用いられている。そして、昨今、各部品の高性能化ないし高機能化に伴い、形状の複雑化、複合化が進み、トランスファー成形、射出成形などの注入成形、型成形においては、精密成形性、生産性の見地から、より優れた流動性を有するゴム材料が求められている。
【0003】
従来、このようなゴム材料としては、低分子量のエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体、あるいは高分子量のエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体にプロセスオイルを多量に配合して用いることが行なわれてきた。
【0004】
しかしながら、低分子量のエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体を用いると、成形品の物性、特に強度の低下を伴うという欠点があり、また、高分子量のエチレン・α- オレフィン・ジエン共重合体にプロセスオイルを多量に配合すると、ブリードアウトによる金型汚染や加硫が不充分となりやすく、従って、物性が低下しやすいという欠点がある。
【0005】
したがって、従来より、耐熱性、耐候性、耐オゾン性、引き裂き強度などの加硫物性に優れた加硫ゴム発泡成形体を提供することができ、しかも、トランスファー成形、射出成形、型成形において、精密成形性、生産性などに優れる注入スポンジ用ゴム組成物およびその加硫ゴム発泡成形体の出現が望まれている。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題を解決しようとするものであって、耐候性、耐熱性、耐オゾン性、引き裂き強度などの加硫物性に優れた加硫ゴム発泡成形体を製造することができ、しかも、トランスファー成形、射出成形、型成形において、精密成形性、生産性などに優れた注入スポンジ用ゴム組成物およびその加硫ゴム発泡成形体を提供することを目的としている。
【0007】
【発明の概要】
本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物は、
エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンと非共役ポリエンとからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部、DSCで測定された融点(Tm)が100〜150℃の範囲にある結晶性ポリオレフィン樹脂(B)5〜50重量部、および
発泡剤(C)0.5〜50重量部
を含有してなり、
該エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、
(a)エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとのモル比[エチレン/α- オレフィン]が60/40〜80/20の範囲にあり、
(b)135℃のデカリン中で測定された極限粘度[η]が0.7〜2dl/gの範囲にあり、
(c)ヨウ素価が10〜50の範囲にある
ことを特徴としている。
【0008】
前記結晶性ポリオレフィン樹脂(B)としては、1-ブテン重合体、またはDSCで測定された融点(Tm)が135〜145℃の範囲にあるプロピレン共重合体が好ましい。
【0009】
また、本発明に係る加硫ゴム発泡成形体は、上記本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物を加硫および発泡させてなることを特徴としている。
【0010】
【発明の具体的説明】
以下、本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物およびその加硫ゴム発泡成形体について具体的に説明する。
【0011】
本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)と、結晶性ポリオレフィン樹脂(B)と、発泡剤(C)とを含有してなる。この組成物は、これらの成分の他に、加硫剤(D)、加硫促進剤、加硫助剤、発泡助剤などを含有させることができる。
【0012】
エチレン・α - オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)
本発明で用いられるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、エチレン、炭素原子数3〜20のα- オレフィンおよび非共役ポリエンがランダムに共重合したポリマーである。
【0013】
上記α- オレフィンとしては、たとえばプロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、1-ウンデセン、1-ドデセン、1-トリデセン、1-テトラデセン、1-ペンタデセン、1-ヘキサデセン、1-ヘプタデセン、1-オクタデセン、1-ノナデセン、1-エイコセンなどが挙げられる。これらの中では、プロピレン、1-ブテン、4-メチル-1- ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテンが好ましい。すなわち、エチレン・プロピレン・非共役ポリエン共重合体ゴム、エチレン・1-ブテン・非共役ポリエン共重合体ゴム、エチレン・4-メチル-1- ペンテン・非共役ポリエン共重合体ゴム、エチレン・1-ヘキセン・非共役ポリエン共重合体ゴム、エチレン・1-オクテン・非共役ポリエン共重合体ゴムが好ましく用いられる。
【0014】
エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとのモル比[エチレン/α- オレフィン]が60/40〜80/20、好ましくは63/37〜77/23、さらに好ましくは65/35〜75/25の範囲内にあることが好ましい。
【0015】
上記非共役ポリエンとしては、環状あるいは鎖状の非共役ポリエンを用いることができる。
環状の非共役ポリエンとしては、たとえば5-エチリデン-2- ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、5-ビニル-2- ノルボルネン、ノルボルナジエン、メチルテトラヒドロインデンなどが挙げられる。また、鎖状の非共役ポリエンとしては、たとえば1,4-ヘキサジエン、7-メチル-1,6- オクタジエン、8-メチル-4- エチリデン-1,7- ノナジエン、4-エチリデン-1,7- ウンデカジエンなどが挙げられる。
【0016】
これらの非共役ポリエンは、単独または2種以上混合して用いることができ、その共重合量は、ヨウ素価表示で10〜50、好ましくは15〜40、さらに好ましくは20〜30であることが望ましい。
【0017】
本発明で用いられるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)の135℃デカリン中で測定した極限粘度〔η〕は、0.7〜2dl/g、好ましくは0.8〜1.5dl/gの範囲内にある。
【0018】
本発明においては、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、1種または2種以上組み合わせて用いることができる。
上記のような特性を有するエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴムは、「ポリマー製造プロセス((株)工業調査会、発行、P.309〜330)」などに記載されているような従来公知の方法により調製することができる。
【0019】
結晶性ポリオレフィン樹脂(B)
本発明で用いられる結晶性ポリオレフィン樹脂(B)は、DSC(示差走査熱量計)で測定された融点(Tm)が100〜150℃、好ましくは110〜145℃、さらに好ましくは110〜140℃の範囲内にある。
【0020】
このような結晶性ポリオレフィン樹脂(B)としては、具体的には、
1-ブテン重合体;
1-ブテン含量が90モル%以上の1-ブテン・エチレン共重合体、1-ブテン・プロピレン共重合体等の1-ブテン含量が90モル%以上の1-ブテン・α- オレフィン共重合体;
プロピレン重合体;
プロピレン含量が80モル%以上のプロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・1-ブテン共重合体、プロピレン・エチレン・1-ブテン共重合体等のプロピレン含量が80モル%以上のプロピレン・α- オレフィン共重合体
などが挙げられる。中でも、1-ブテン重合体、融点が135〜145℃の範囲にあるプロピレン(共)重合体が好ましく、特に1-ブテン重合体が好ましい。
【0021】
また結晶性ポリオレフィン樹脂(B)がプロピレン(共)重合体である場合、そのメルトフローレート(ASTM D 1238, 230℃、荷重2.16kg)は、通常0.1〜50g/10分、好ましくは0.5〜40g/10分、さらに好ましくは1〜30g/10分の範囲にある。結晶性ポリオレフィン樹脂(B)が1-ブテン(共)重合体である場合、そのメルトフローレート(ASTM D 1238, 190℃、荷重2.16kg)は、通常0.05〜50g/10分、好ましくは0.1〜30g/10分、さらに好ましくは0.5〜20g/10分の範囲にある。
【0022】
結晶性ポリオレフィン樹脂(B)のX線回折法により測定される結晶化度は、通常20%以上である。
本発明においては、結晶性ポリオレフィン樹脂(B)は、上記のエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、5〜50重量部、好ましくは10〜40重量部、さらに好ましくは15〜30重量部の割合で用いられる。上記のような割合で結晶性ポリオレフィン樹脂(B)を用いると、耐候性、耐熱性、耐オゾン性、強度などの加硫物性に優れた加硫ゴム発泡成形体を提供することができるゴム組成物が得られる。このゴム組成物は、トランスファー成形、射出成形、型成形において、精密成形性、生産性に優れている。
【0023】
発泡剤(C)
本発明で用いられる発泡剤(C)としては、具体的には、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウム、亜硝酸アンモニウム、N,N'- ジメチル-N,N'-ジニトロソテレフタルアミド、N,N'- ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスシクロヘキシルニトリル、アゾジアミノベンゼン、バリウムアゾジカルボキシレート、ベンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンスルホニルヒドラジド、p,p'- オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、ジフェニルスルホン-3,3'-ジスルホニルヒドラジド、カルシウムアジド、4,4'- ジフェニルジスルホニルアジド、p-トルエンスルホニルアジドなどが挙げられる。
【0024】
本発明においては、発泡剤(C)は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、0.5〜50重量部、好ましくは1〜40重量部、さらに好ましくは2〜30重量部の割合で用いられる。
【0025】
その他の成分
本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物中に、上記のエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)、ポリオレフィン樹脂(B)および発泡剤(C)に加えて、加硫剤(D)、加硫促進剤、加硫助剤、発泡助剤、充填剤、軟化剤ないし可塑剤、加工助剤、老化防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、着色剤、滑剤、増粘剤およびその他のゴム用配合剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合することができる。
【0026】
上記加硫剤(D)としては、イオウ、イオウ化合物、有機過酸化物が挙げられる。
イオウとしては、具体的には、粉末イオウ、沈降イオウ、コロイドイオウ、表面処理イオウ、不溶性イオウなどが挙げられる。
【0027】
イオウ化合物としては、具体的には、塩化イオウ、二塩化イオウ、高分子多硫化物などが挙げられる。また、加硫温度で活性イオウを放出して加硫するイオウ化合物、たとえばモルフォリンジスルフィド、アルキルフェノールジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィドなども使用することができる。
【0028】
本発明においては、イオウないしイオウ化合物は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜3重量部、さらに好ましくは1.0〜3.0重量部の割合で用いられる。
【0029】
また、加硫剤(D)としてイオウないしイオウ化合物を使用するときは、加硫促進剤を併用することが好ましい。加硫促進剤としては、具体的には、
N-シクロヘキシル-2- ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N-オキシジエチレン-2- ベンゾチアゾールスルフェンアミド、N,N-ジイソプロピル-2- ベンゾチアゾールスルフェンアミド、2-メルカプトベンゾチアゾール、2-(2,4-ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾール、2-(2,6-ジエチル-4- モルホリノチオ)ベンゾチアゾール、ジベンゾチアジルジスルフィド等のチアゾール系化合物;
ジフェニルグアニジン、トリフェニルグアニジン、ジオルソニトリルグアニジン、オルソニトリルバイグアナイド、ジフェニルグアニジンフタレート等のグアニジン化合物;
アセトアルデヒド- アニリン反応物、ブチルアルデヒド- アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、アセトアルデヒドアンモニア等のアルデヒドアミンおよびアルデヒド- アンモニア系化合物;
2- メルカプトイミダゾリン等のイミダゾリン系化合物;
チオカルバニリド、ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリア、トリメチルチオユリア、ジオルソトリルチオユリア等のチオユリア系化合物;
テトラメチルチウラムモノスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム系化合物;
ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ-n-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジメチルジチオカルバミン酸テルル等のジチオカルバミン酸塩系化合物;
ジブチルキサントゲン酸亜鉛等のザンテート系化合物;
亜鉛華などの化合物を挙げることができる。
【0030】
本発明においては、加硫促進剤は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは0.5〜15重量部、さらに好ましくは1〜10重量部の割合で用いることができる。
【0031】
有機過酸化物としては、通常ゴムの過酸化物加硫に使用される化合物であればよい。たとえばジクミルパーオキサイド、ジ-t-ブチルパーオキサイド、ジ-t- ブチルパーオキシ-3,3,5- トリメチルシクロヘキサン、t-ブチルヒドロパーオキサイド、t-ブチルクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,5-ジメチル-2,5- ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキシン-3、2,5-ジメチル-2,5- ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチル-2,5- モノ(t-ブチルパーオキシ)- ヘキサン、α,α’- ビス(t-ブチルパーオキシ-m-イソプロピル)ベンゼンなどが挙げられる。なかでも、ジクミルパーオキサイド、ジ-t- ブチルパーオキサイド、ジ-t- ブチルパーオキシ-3,3,5- トリメチルシクロヘキサンが好ましく用いられる。これらの有機過酸化物は、1種または2種以上組合わせて用いられる。
【0032】
本発明においては、有機過酸化物は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100gに対して、3×10-3〜5×10-2モル、好ましくは1×10-3〜3×10-2モルの割合で使用することができるが、要求される物性値に応じて適宜最適量を決定することが望ましい。
【0033】
加硫剤(D)として有機過酸化物を使用するときは、加硫助剤を併用することが好ましい。加硫助剤としては、具体的には、イオウ;p- キノンジオキシム等のキノンジオキシム系化合物;ポリエチレングリコールジメタクリレート等のメタクリレート系化合物;ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート等のアリル系化合物;その他マレイミド系化合物;ジビニルベンゼンなどが挙げられる。
【0034】
このような加硫助剤は、使用する有機過酸化物1モルに対して、0.5〜2モル、好ましくは約等モルの割合で用いることができる。
上記発泡助剤としては、従来公知の発泡助剤を用いることができる。
【0035】
上記充填剤には、補強性充填剤と補強性のない充填剤とがある。
補強性充填剤は、加硫ゴムの引張り強さ、引裂き強さ、耐摩耗性などの機械的性質を高める効果がある。このような充填剤としては、具体的には、シランカップリング剤などによる表面処理が施されていてもよいカーボンブラック、シリカ、活性化炭酸カルシウム、微粉タルクなどが挙げられる。本発明においては、通常ゴムに使用されるカーボンブラックならば、その種類は問わず、全て用いることができる。
【0036】
また、補強性のない充填剤は、強度にあまり影響を与えることなく、ゴム製品の硬さを高めたり、コストを引き下げることを目的として使用される。このような充填剤としては、具体的には、タルク、クレー、炭酸カルシウムなどが挙げられる。
【0037】
充填剤は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、通常250重量部以下、好ましくは200重量部以下の割合で用いることができる。
【0038】
上記軟化剤としては、通常ゴムに使用される軟化剤が用いられる。具体的には、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリン、コールタール、ヒマシ油、アマニ油、サブ、密ロウ、パルミチン酸、ステアリン酸、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、アタクチックポリプロピレン、クマロインデン樹脂などが挙げられる。中でも、特にプロセスオイルが好ましく用いられる。
【0039】
軟化剤は、エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部に対して、通常150重量部以下、好ましくは100重量部以下、さらに好ましくは70重量部以下の割合で用いることができる。
【0040】
ゴム組成物の調製
本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物は、たとえば次のような方法で調製することができる。
【0041】
すなわち、本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物は、バンバリーミキサーのようなミキサー類によりエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)、ポリオレフィン樹脂(B)、必要に応じて充填剤、軟化剤ないし可塑剤などの添加剤を、80〜170℃の温度で約3〜10分間混練した後、オープンロールのようなロール類を使用して、発泡剤(C)、加硫剤(D)、必要に応じて脱泡剤、発泡助剤、加硫促進剤または加硫助剤を追加混合し、ロール温度40〜80℃で5〜30分間混練した後、分出しすることにより調製することができる。このようにして得られるゴム組成物は、リボン状またはシート状のゴム配合物である。
【0042】
加硫ゴム発泡成形体
本発明に係る加硫ゴム発泡成形体は、上記のような本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物の加硫発泡体である。
【0043】
本発明に係る加硫ゴム発泡成形体は、上記のようにして得られたゴム配合物をトランスファー成形法、射出成形法、型成形法などによって成形し、次いで、加硫槽内に導入し、熱空気、流動床、溶融塩槽またはマイクロ波等の手段によって加熱することにより、加硫および発泡を行なって調製することができる。
【0044】
【発明の効果】
本発明に係る注入スポンジ用ゴム組成物は、耐候性、耐熱性、耐オゾン性および引き裂き強度などの加硫物性に優れた加硫ゴム発泡成形体を提供することができる。しかも、このゴム組成物は、トランスファー成形、射出成形、型成形において、精密成形性、加硫ゴム発泡成形体の生産性に優れている。
【0045】
本発明に係る加硫ゴム発泡成形体は、上記のような加硫物性に優れている。
【0046】
【実施例】
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
【0047】
なお、実施例、比較例における加硫ゴム発泡成形体等の物性試験およびその試験方法は、以下の通りである。
(1)比重
加硫した図1のチューブ状スポンジゴムの上部から20mm×20mmの試験片を打ち抜き、その表面の汚れをアルコールで拭き取った。次いで、この試験片を、25℃雰囲気下で、自動比重計[(株)東洋精機製作所製、型番M−1型]の所定の位置に取り付け、空気中と純水中の質量の差から比重測定を行なった。
【0048】
(2)引張試験
加硫した図1のチューブ状スポンジゴムの上部から、長さ方向にJIS K 6301(1989年)に記載されている3号型ダンベル形状に打ち抜いて試験片を得た。
この試験片を用いて、JIS K 6301第3項に規定されている方法に従って、測定温度25℃、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行ない、引張破断点応力TB と引張破断点伸びEB を測定した。
(3)引き裂き試験
加硫した図1のチューブ状スポンジゴム上部から、長さ方向に、長さ120mm、幅25mmの短冊状試験片を打ち抜き、一端から長さの1/3まで長手方向の中心線(列理方向)に沿って、一本刃にて切り込みを入れて試験片を得た。この試験片の厚みを測定した後、切り込みを入れた部分をチャック間距離が40mmになるように引張試験機に取り付け、続いて、測定温度25℃、引張速度200mm/分の条件で、試験片が切断するまで引っ張り、引き裂き強度(TR )を測定した。
【0049】
(4)圧縮永久歪試験
加硫した図1のチューブ状スポンジゴム30mmに切断してスポンジゴム圧縮永久歪測定金型に入れ、スポンジゴムのチューブ(試験片)の元の高さ、すなわちチューブの元の径の50%に圧縮し、次いで、金型ごと70℃で200時間ギヤーオーブン中で熱処理した。熱処理後この金型をギヤーオーブンから取り出して30分間放冷し、チューブの高さを測定し、下記の計算式より、圧縮永久歪(CS)を算出した。
圧縮永久歪[%]=[(t0−t1)×100]/(t0−t2
0 :試験前の試験片の高さ
1 :試験片を熱処理し、30分間放冷した後の試験片の高さ
2 :測定金型に取り付けられた状態での50%に圧縮された試験片の高さ
(5)流動性試験
トランスファー成形機を用い、金型内に配合ゴム10gを10秒で注入し、型温度180℃で3.5分間加硫発泡を行なった。このようにして得られた図2の加硫ゴム発泡成形体を型から取り出し、その成形体の長さ(図中のL)を測定した。
(6)成形体の型からの取り出し性
上記トランスファー成形機を用いて、図1に示すチューブ状の加硫ゴム発泡成形体(外径20mm、内径16mm、長さ200mm)を成形し、成形後直ちにこの成形体を型から取り出し、中子を引き抜き、15秒間チューブ上部に5kg/20cmの荷重をかけて圧縮した。その後、荷重を取り除いて成形体を放冷し、チューブの高さを測定した。成形体の型からの取り出し性は、このチューブの高さをもって評価することができる。
【0050】
【実施例1】
下記のエチレン・プロピレン・5-エチリデン-2- ノルボルネン共重合体[EPT(1)]100重量部、DSCで測定した融点(Tm)が120℃であり、メルトフローレート[ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg]が0.6g/10分である1-ブテン重合体 20重量部、亜鉛華 5重量部、ステアリン酸 2重量部、SRFカーボンブラック[商品名 旭#50、旭カーボン(株)製]80重量部、およびパラフィン系プロセスオイル[商品名 ダイアナプロセスPW−380、出光興産(株)製]40重量部を、容量1.7リットルのバンバリーミキサー[(株)神戸製鋼所製]を用いて、145℃で5分間混練した。
【0051】
EPT(1):
エチレンとプロピレンとのモル比=72/28
135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]=1.0dl/g
ヨウ素価=22
このようにして得られた混練物247重量部に、2-メルカプトベンゾチアゾール[加硫促進剤;商品名 サンセラーM、三新化学工業(株)製]0.5重量部、テトラメチルチウラムジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセラーTT、三新化学工業(株)製]0.5重量部、ジ-n-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛[加硫促進剤;商品名 サンセラーBZ、三新化学工業(株)製]1.5重量部、テトラエチルチウラムジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセラーTET、三新化学工業(株)製]0.5重量部、硫黄 1.0重量部、アゾジカルボンアミド[発泡剤;商品名 ビニホールAC#3、永和化成(株)製]7.0重量部、および尿素系発泡助剤[商品名 セルペースト101、永和化成(株)製]2.0重量部を加えて、8インチロール(前ロールおよび後ロールの温度50℃)で8分間混練し、ゴム配合物を調製した。
【0052】
次いで、上記トランスファー成形機を用いて、このゴム配合物を、チューブ状の金型内に10秒で注入し、型温度180℃で3.5分間加硫、発泡を行なって図1の加硫ゴム発泡成形体(スポンジゴム)を得た。
【0053】
得られた加硫ゴム発泡成形体について、上記物性試験を行なった。
結果を第1表に示す。
【0054】
【実施例2】
実施例1において、1-ブテン重合体の代わりに融点(Tm)が138℃であり、エチレン含量が3モル%、1-ブテン含量が2モル%であるプロピレン・エチレン・1-ブテン共重合体を用いた以外は、実施例1と同様に行なった。
結果を第1表に示す。
【0055】
【比較例1】
実施例1において、1-ブテン重合体を用いなかった以外は、実施例1と同様に行なった。
結果を第1表に示す。
【0056】
【実施例3】
実施例1で用いたEPT(1)70重量部、下記のエチレン・プロピレン・5-エチリデン-2- ノルボルネン共重合体[EPT(2)]30重量部、DSCで測定した融点(Tm)が120℃であり、メルトフローレート[ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg]が0.6g/10分である1-ブテン重合体 20重量部、亜鉛華 5重量部、ステアリン酸 1重量部、SRF−HSカーボンブラック[商品名 旭#50H、旭カーボン(株)製]72重量部およびパラフィン系プロセスオイル[商品名 ダイアナプロセスPW−380、出光興産(株)製]72重量部を、容量1.7リットルのバンバリーミキサー[(株)神戸製鋼所製]を用いて、140℃で5分間混練した。
【0057】
EPT(2);
エチレンとプロピレンとのモル比=78/22
135℃デカリン中で測定した極限粘度[η]=3.3dl/g
ヨウ素価=12
このようにして得られた混練物270重量部に、2-メルカプトベンゾチアゾール[加硫促進剤;商品名 サンセラーM、三新化学工業(株)製]0.5重量部、テトラメチルチウラムジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセラーTT、三新化学工業(株)製]0.5重量部、ジ-n-ブチルジチオカルバミン酸亜鉛[加硫促進剤;商品名 サンセラーBZ、三新化学工業(株)製]1.5重量部、テトラエチルチウラムジスルフィド[加硫促進剤;商品名 サンセラーTET、三新化学工業(株)製]0.5重量部、硫黄 1.0重量部、アゾジカルボンアミド[発泡剤;商品名 ビニホールAC#3、永和化成(株)製]7.0重量部、および尿素系発泡助剤[商品名 セルペースト101、永和化成(株)製]2.0重量部を加えて、8インチロール(前ロールおよび後ロールの温度50℃)で8分間混練し、ゴム配合物を調製した。
【0058】
次いで、上記トランスファー成形機を用いて、このゴム配合物を、チューブ状の金型内に10秒で注入し、型温度180℃で3.5分間加硫、発泡を行なって図1の加硫ゴム発泡成形体(スポンジゴム)を得た。
【0059】
得られた加硫ゴム発泡成形体について、上記物性試験を行なった。
結果を第1表に示す。
【0060】
【比較例2】
実施例3において、1-ブテン重合体を用いなかった以外は、実施例3と同様に行なった。
結果を第1表に示す。
【0061】
【比較例3】
実施例1において、1-ブテン重合体の代わりに融点(Tm)が164℃であり、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が10g/10分であるプロピレン重合体を用いた以外は、実施例1と同様に行なった。
結果を第1表に示す。
【0062】
【表1】
Figure 0003692739

【図面の簡単な説明】
【図1】図1の図1Aは、実施例において性能試験に用いたチューブ状スポンジゴムを示す正面図であり、図1Bは、その横断面図である。
【図2】図2の図2Aは、実施例において流動性試験に用いた加硫ゴム発泡成形体の上面図であり、図2Bは、その縦断面図である。
【符号の説明】
1 ・・・ チューブ状スポンジゴム
2 ・・・ 発泡成形体

Claims (4)

  1. エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンと非共役ポリエンとからなるエチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)100重量部、DSCで測定された融点(Tm)が100〜150℃の範囲にある結晶性ポリオレフィン樹脂(B)5〜50重量部、および
    発泡剤(C)0.5〜50重量部
    を含有してなり、
    該エチレン・α- オレフィン・非共役ポリエン共重合体ゴム(A)は、
    (a)エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとのモル比[エチレン/α- オレフィン]が60/40〜80/20の範囲にあり、
    (b)135℃のデカリン中で測定された極限粘度[η]が0.7〜2dl/gの範囲にあり、
    (c)ヨウ素価が10〜50の範囲にある
    ことを特徴とする注入スポンジ用ゴム組成物。
  2. 前記結晶性ポリオレフィン樹脂(B)が、1-ブテン重合体、またはDSCで測定された融点(Tm)が135〜145℃の範囲にあるプロピレン共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の注入スポンジ用ゴム組成物。
  3. 加硫剤(D)をさらに含有していることを特徴とする請求項1または2に記載の注入スポンジ用ゴム組成物。
  4. 請求項1に記載のゴム組成物を加硫および発泡させてなることを特徴とする加硫ゴム発泡成形体。
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