JP3692566B2 - ブレ補正カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影面における被写体像のブレ補正機能を備えるブレ補正カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラは、撮影中に撮影者が僅かでも動くと撮影面において被写体像が移動し、得られた写真は、輪郭が不鮮明ないわゆるブレ写真となっていた。これに対して、最近は、露光中に撮影光学系の一部又は全部からなるブレ補正光学系(以下「VRレンズ」という)を撮影者の動きを打ち消すように移動させることにより、撮影面上における被写体像のブレを補正する機能を有するブレ補正カメラが研究・開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のブレ補正カメラでは、それが自動合焦機能等をも備える場合に、種々の問題を有していた。
例えば、ブレ補正動作(以下「VR動作」という)と自動合焦動作(以下「AF動作」という)が同時に行われる場合には、一時的に大電力が必要とされる。ところが、一般にカメラは、その携帯性を良好に保つために、電力源として数本の単三電池を内蔵する程度である。そのために、上記のような場合は、十分な電力を確保することが困難となり、AF動作とVR動作の一方又は双方が不安定になるという問題があった。
また、このような場合に、単にAF動作時にVR動作を停止することとすれば、AF動作完了時からVR動作が正常な状態に戻るまでに相当の時間を要し、ブレ補正機能が一方的に犠牲となってしまう上、AF動作時に撮影者が観察する被写体像が揺れるために、フレーミングが困難になるという問題があった。
さらに、AF動作とVR動作が同時に行われているときは、カメラの動作を制御しているCPUにおいてAF演算とVR演算が同時に行われるために、CPUの処理速度が低下してしまうという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、撮影光学系の少なくとも一部を光軸方向に駆動するレンズ駆動部と前記レンズ駆動部の動作を検知する動作検知部と、撮影光学系の少なくとも一部を駆動することにより、撮影面における被写体像のブレを補正するブレ補正駆動部と、ブレを検出するブレ検出部と、前記ブレ検出部の出力信号の所定周波数成分より高い周波数成分を遮断する周波数制限部と、前記動作検出部が前記レンズ駆動部の動作を検出したときに、前記所定周波数を前記レンズ駆動部が駆動していないときの第1周波数よりも低い第2周波数とし、前記周波数制限部の出力に基づいて前記ブレ補正駆動部を制御する制御部と、を備えることを特徴とするブレ補正カメラである
【0005】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブレ補正カメラにおいて、前記レンズ駆動部は、合焦用光学系を駆動する合焦レンズ駆動部である、ことを特徴とするブレ補正カメラである
【0006】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のブレ補正カメラにおいて、 前記ブレ補正駆動部は、前記撮影光学系の少なくとも一部からなるブレ補正光学系を駆動することを特徴とするブレ補正カメラである
【0007】
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のブレ補正カメラにおいて、前記周波数制限部は、露光時には前記第1周波数よりも低い周波数成分を出力していることを特徴とするブレ補正カメラである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、実施形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明にかかるブレ補正カメラの第1実施形態を示すブロック図である。
電源1は、不図示のメインスイッチが投入されることにより、本実施形態に電力を供給するものである。
スイッチS1は、レリーズボタンの半押しにより、S2は、レリーズボタンの全押しにより、それぞれon状態となるスイッチである。本実施形態では、スイッチS1がonとなるとシャッタースピードや焦点距離の調節などの撮影準備が行われ、また、スイッチS2がonとなるとレリーズ動作が行われ、露光が開始される。
【0009】
CPU4は、被写体の光量を検出するAEセンサ7、被写体までの距離を検出するAFセンサ5の出力を検出・処理すると共に、撮影終了後などにフィルムの巻き上げ、巻き戻し等を行う巻き上げ部8を制御する電子回路である。CPU4は、AEセンサ7の出力に応じてカメラのシャッタスピードや絞りを調整すると共に、AFセンサ5の出力に応じて、AF動作に関する信号をCPU6の方へ出力する。
【0010】
CPU6は、AF駆動部14等を制御すると共に、距離エンコーダ15、VRセンサ3等の出力を検出・処理する電子回路である。AF駆動部14は、CPU6の出力信号に基づいて、不図示の合焦用レンズ(以下「AFレンズ」という)を撮影光学系の光軸方向へ前後移動させることにより撮影光学系を合焦させるものである。また、距離エンコーダ15は、AFレンズの駆動量をもとに、被写体までの距離を検出するためのセンサであり、本実施形態では、このセンサの出力によりAFレンズの駆動が検出される。
【0011】
VRセンサ3は、カメラのブレを検出するセンサである。VRセンサ3の検出結果は、可変フィルタ11を介してCPU6へ出力され、CPU6において、その瞬間におけるカメラの姿勢(位置、速度、加速度、角度、角速度、角加速度等)が演算される。
【0012】
ところで、VRセンサ3は、低周波数成分から高周波数成分まで広い範囲の振動を検出可能である。しかし、本実施形態では、カメラブレを検出することが目的であるため、VRセンサ3の検出結果のうち、CPU6へ伝達するものの周波数帯域をある程度限定することが可能である。そこで、本実施形態は、入力信号のうち所定周波数(以下「ハイパス遮断周波数」という)より高い周波数成分のみを出力するハイパスフィルタと、所定周波数(以下「ローパス遮断周波数」という)より低い周波数成分のみを出力するローパスフィルタとをVRセンサ3とCPU6の間に配置し、CPU6へ伝達される信号の周波数特性を制限している。CPU6へ伝達される周波数の帯域、すなわち、ローパス遮断周波数からハイパス遮断周波数までの周波数帯域は、撮影者の手振れの周波数特性などを参考に定める。以下、簡単のため、この周波数帯域を「第一周波数域」という。
【0013】
また、本実施形態では、ローパスフィルタとして遮断周波数が変更可能な可変フィルタを使用し、第一周波数域のローパス遮断周波数(以下「第一遮断周波数」という)より低い値(以下「第二遮断周波数」という)に切り換えることを可能としている。従って、ローパス遮断周波数を第二遮断周波数に設定した場合には、CPU6へ伝達される信号の周波数帯域(以下「第二周波数域」という)は、第一周波数域の高周波数成分を除く中低周波数成分のみを含むものとなる。なお、図1では、上記の2種類のフィルタをまとめて一つのフィルタ(可変フィルタ11)として図示している。
【0014】
アクチュエータ13は、後述するレンズ枠23を光軸にほぼ垂直な面内において駆動させるためのものである。アクチュエータ13の詳細については、図2等で説明する。
駆動回路9は、制限部10を介してCPU6からVR動作に関する制御信号の伝達を受けることにより、アクチュエータ13を駆動する回路である。
また、制限部10は、電源1より駆動回路9へ供給される電流を検出し、その値、すなわち、アクチュエータ13へ供給される電流の合計値が所定値以上とならないように制限する回路である。
さらに、位置検出センサ12は、レンズ枠23の位置を検出するためのセンサである。
【0015】
図2及び図3は、本実施形態のVRレンズを駆動する機構を説明するための図であり、図2は、VRレンズを含む機構の正面図、図3は、図2のA−A断面図である。
図2のほぼ中央に描かれている円形部材は、本実施形態のVRレンズ21である。VRレンズ21は、その外周においてレンズ室22により保持され、さらに、レンズ室22は、外周においてレンズ枠23によって保持されている。
【0016】
弾性体36〜39は、レンズ枠23をレンズ鏡筒内に支持するための金属製ワイヤなどである。弾性体36は、光軸平行に設置され、それぞれの長さは、ほぼ同一である。従って、これらに支持されたレンズ枠23は、光軸にほぼ垂直な面内において任意の方向へ可動であり、また、移動した結果、レンズ枠23がその面に対して傾くことがない。
【0017】
コイル24、磁石26、ヨーク28、40(又は、コイル25、磁石27、ヨーク29、41)は、図1に示すアクチュエータ13であり、いわゆるヴォイスコイルモータ(以下「VCM」という)を構成している。
コイル24、25は、細長い導電体のワイヤからなるコイル部材であり、互いに平行な2つの直線部と、それぞれの直線部の端を結ぶ2つの半円部とからなる陸上競技用トラックに類似した形状を有している。コイル24、25は、それぞれの直線部の垂直二等分線がVRレンズ21のほぼ中心において、ほぼ直角に交わるように、レンズ枠23の外縁部に取り付けられている。
【0018】
ヨーク28、40及び磁石26は、コイル24を光軸方向に横切る磁界を形成するための部材であり、ヨーク28とヨーク40は、磁石26を光軸方向に挟むように、また、ヨーク28と磁石26は、コイル24を光軸方向に挟むように配置されている。同様に、ヨーク29、41及び磁石27は、コイル25を横切る磁界を形成するための部材であり、ヨーク29とヨーク41は、磁石27を光軸方向に挟むように、ヨーク29と磁石27は、コイル25を光軸方向に挟むように配置されている。
【0019】
一方、コイル24、25は、前述の駆動回路9に接続されており、駆動回路9を介して電源1から電流の供給を受ける。コイル24(25)に電流が流れると、その電流と磁石26(27)より発生する磁界との間に電磁力(以下「推力」という)が発生する。この推力は、コイル24(25)に流れる電流の向きによってその向きを変え、また、電流の大きさに比例してその大きさを増減させるものである。
【0020】
レンズ位置検出部30(31)は、レンズ枠23の側面であって、コイル25の直線部の垂直二等分線(x軸)(コイル24の垂直二等分線(y軸))の延長上に位置している突起部であり、その中央部にほぼ光軸方向に進む光線が透過可能なスリット32(33)を有している。
【0021】
フォトインタラプタ34(35)は、主に投光部と受光部とから構成される部材であり、その投光部と受光部によってレンズ位置検出部30(31)を光軸方向に挟むように設置されている(図3参照)。このように配置することにより、フォトインタラプタ34(35)は、投光部より照射され、スリット32を透過した光を受光部において検出することにより、レンズ枠23のx軸方向(y軸方向)移動量を検出することが可能となっている。フォトインタラプタ34によって検出されたレンズ枠23の移動量に関する情報は、CPU6にフィードバックされ、CPU6は、それを基に駆動回路9へアクチュエータ13を制御するための新たな制御信号を出力する。本実施形態では、このような動作を繰り返すことにより、VRレンズ21を所定の位置へ配置しブレ補正を行う。
【0022】
次に、VRレンズ21の駆動機構の動作について説明する。
前述のように、CPU6から制御信号の伝達を受けた駆動回路9は、アクチュエータ13を駆動すべく、コイル24、25へそれぞれ適当な電流を供給する。これにより、VRレンズ21は、コイル24、25に流れる電流と、磁石26、27から発生する磁場との相互作用により生じる電磁力(推力)によって駆動される。VRレンズ21が、この推力により光軸中心から移動すると、レンズ枠23を支持する弾性体36〜39は撓み、光軸に向かう方向のバネ力が発生する。この結果、VRレンズ21は、コイル24、25において発生する推力と、弾性体36〜39において発生するバネ力とが釣り合う位置まで移動する。
【0023】
ここで、実際には、VRレンズ21を駆動する機構全体の質量が、弾性体36〜39に対し重力方向への力を作用させる他、VRレンズ21を駆動制御するときに、様々な力が発生するために、VRレンズ21は、これらの力と推力の釣り合った位置へ移動することとなる。さらにまた、コイル24、25には、VRレンズ21の移動により逆起電力が発生するために、VCMが発生する推力は低下し、VRレンズ21は、低下したこの推力とバネ力との釣り合いの位置へ移動する。
【0024】
次に図4を用いて、本実施形態の動作について説明する。図4は、本実施形態の動作を示す流れ図である。
本実施形態では、メインスイッチ投入後(S101)にレリーズスイッチが半押しされ、スイッチS1がonとなると(S102:Yes)、VRセンサ3、AFセンサ5、AEセンサ7等に電力が供給され、これらセンサが稼働状態となる(S103)。一方、CPU4、CPU6は、各センサの出力に基づいて演算を行い、Tv値、Av値を決定し、不図示の表示部に表示する(S103)。次に、VR動作が開始される。すなわち、CPU6がブレ補正制御を開始し、駆動回路9を介してVRレンズ21を駆動させる(S104)。なお、この段階では、可変フィルタ11のローパスフィルタは、第一遮断周波数に設定されており、CPU6が受けるVRセンサ3からの出力信号は、第一周波数域のものである(以下、第一周波数域の信号に基づくCPU6のブレ補正制御を「第一VR制御」という)。
【0025】
この後、AFセンサ5の出力に基づいて、撮影面における被写体像の合焦状態が判断され、合焦していない場合は(S105No)、AF駆動部14のAF駆動が開始される(S116)。AF動作が開始されると、距離エンコーダ15は、AFレンズの位置を検出し、被写体までの絶対距離信号として出力する(S117)。CPU6は、距離エンコーダ15の出力を検知すると、直ちに可変フィルタ11のローパス遮断周波数を第二遮断周波数に切り換える。この結果、CPU6が可変フィルタ11を介して得るVRセンサ3の出力信号は、第二周波数域の信号となり、CPU6は、この第二周波数域の信号に基づいてVR動作を制御する(以下、「第二VR制御」という)(S118)。
【0026】
(S105)〜(S118)までの動作は、撮影面において被写体像が合焦するまで継続される。被写体像が合焦すると(S105Yes)、AFレンズはその位置に位置決めされ、距離エンコーダ15は、対応する信号を出力する、又は出力を停止することによりCPU6にAF動作の終了を知らせる。これにより、CPU6は、可変フィルタ11のローパス遮断周波数を第一遮断周波数に切り換え、これにより、可変フィルタ11からCPU6へ出力される信号は、第一周波数域の信号に戻る。この結果、CPU6は、再び第一VR制御を行う(S106)。
【0027】
次に、再度スイッチS1及びスイッチS2がonであることが確認された後に((S107Yes、S108Yes)、VRレンズ21のセンタリングが行われ(S109)、第一VR制御が続行される(S110)。なお、センタリングとは、VRレンズ21の駆動範囲が最も大きく取れるようにVRレンズ21の中心を所定の初期位置に位置決めすることをいい、本実施形態の場合には、その中心が撮影光学系の光軸と一致するようにVRレンズ21を位置決めしている。
【0028】
第一VR制御が開始されると、その後直ちにクイックリターンミラー、絞り、シャッタ等を駆動し露光を開始する(S111)。さらに、所定時間経過後には、再びシャッタ、絞り、クイックリターンミラー等を駆動し、露光を終了する(S112)。露光終了後、VR動作を停止し(S113)、各センサへの電力供給を終了し(S114)、VRレンズをリセットして(S115)一連の撮影は終了する。
【0029】
以上説明したように、本実施形態では、AF動作が開始されるとローパス遮断周波数が第一遮断周波数からそれより周波数の低い第二遮断周波数に変更される。従って、CPU6が取得するVRセンサ3からの信号は、通常より高周波数成分が除去された信号となり、CPU6は、ブレの中低周波数成分のみに対応してブレ補正を行う第二VR制御を行う。
【0030】
これにより、AF動作とVR動作とに必要とされる合計電力は、手振れの全周波数を制御する第一VR制御を続行する場合に較べ、高周波側のVR動作を行わない分だけ低減され、電源1が供給可能である値以下に抑制される。この結果、本実施形態では、AF動作とVR動作が同時に行われる場合においても、一方又は双方の動作が不安定になることなく、常にカメラを安定に動作させることを可能としている。また、電源消耗時においても、本実施形態は、制御が不安定になることを防止することを可能としている。
【0031】
また、一般にブレの振幅は、高周波数域で小さく、中低周波数域で大きいことから、高周波数域のブレを補正しない第二VR制御を行っても、その間のブレ補正の誤差は小さい。従って、本実施形態では、その後にブレ補正の制御方法を第一VR制御に切り換えた場合は、実用上十分短い時間の間に、再び精度の高い通常のブレ補正を行うことが可能となっている。
なお、一般に撮影者は、ファインダー上の被写体像を観察しているときは、静止している写真を見るときよりも、ブレに対する認識力が低い。従って、本実施形態のように、非露光時、すなわち、撮影者がファインダーを観察しているときに中低周波数成分のブレのみを補正することとしても、撮影者に不要の違和感を与えることはない。
【0032】
さらに、本実施形態では、AF動作時に第二VR制御によるVR動作を行うことにより、CPUのVR制御に関する負荷を低減させている。従って、本実施形態では、AF動作及びVR動作が同時に行われる場合であっても、CPUの処理速度が低下し、カメラの動作速度が低下することがない。
【0033】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、本実施形態を示すブロック図である。また、図6は、本実施形態の動作を説明する流れ図である。なお、図5及び6において、第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し、以下において重複する説明を適宜省略する。
【0034】
本実施形態は、AF動作時は、VR動作の制御周波数を変更するのではなく、VRレンズ21の駆動範囲を制限する点において第一実施形態と異なる。従って、本実施形態では、VRセンサ3とCPU6の間に可変フィルタ11ではなく、手振れの周波数域(第一周波数域)の信号を出力する固定フィルタ11aを設け、CPU6は、第一VR制御を行うこととした。
【0035】
VRレンズ21の駆動可能範囲は、撮影光学系の光軸を中心としてレンズ枠23等がレンズ鏡筒の内周面に接触するまでの範囲である。実際の制御においては、レンズ枠23等がレンズ鏡筒に接触するまでVR動作を行うと、レンズ枠23が破損などする可能性があるために、位置検出センサ12の検出結果に基づいてCPU6がVRレンズ21の駆動範囲を制限している。
【0036】
ところで、前述のように、本実施形態では、レンズ枠23は、VRレンズ21の中心と撮影光学系の光軸との間の距離に比例した力を弾性体36〜39より受ける。このために、VRレンズ21を駆動するためには、その駆動範囲の広さに比例した駆動力が必要となり、駆動範囲が広いとそれだけ駆動時の消費電力が大きくなる。
【0037】
そこで、本実施形態では、(S117)において距離エンコーダ15がAFレンズの駆動を検出したときに、VRレンズ21の駆動範囲を通常より狭小に、例えば半分に制限することとした(S218)。これにより、本実施形態は、VR動作のために消費される電力量を抑制し、AF動作とVR動作とが同時に行われる場合においても、供給電力の不足により一方又は双方の動作が不安定となることを防止している。
なお、AF動作が終了された後は、VRレンズ21の駆動可能範囲は、通常の範囲に復帰され(S206)、本実施形態は、通常のブレ補正を行う。
【0038】
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態において、AF動作が行われているときにVRレンズ21の駆動範囲を通常より狭小な範囲に制限するものである。すなわち、本実施形態では、図4における(S118)において、ブレ補正の制御方法を第一VR制御から第二VR制御に切り換えると同時に、VRレンズ21の駆動範囲を第一VR制御時の駆動範囲よりも狭小な範囲に設定する。
この結果、本実施形態は、AF動作とVR動作とが同時に行われる場合の消費電力をさらに効果的に抑制するとともに、CPUの処理速度の低下をも防止することを可能としている。
【0039】
(その他の実施形態)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0040】
1)上記実施形態では、AF動作が行われているか否かは、距離エンコーダ1を用いてAFレンズの移動を検知することにより行っているが、これは、自動合焦用のアクチュエータの駆動を他の検出センサ等によって検出することであってもよい。
2)また、上記実施形態においては、VRレンズ21は、4本の弾性体によって保持される方法について説明しているが、これは、VRレンズ21を光軸に対して垂直な面方向に移動可能な状態で保持する手段であれば他の手段でもよく、互いに異なる2方向に駆動できるステージ等を使用することであっても良い。
【0041】
3)さらに、第1実施形態では、可変フィルタ11が第1遮断周波数と第2遮断周波数の2種類のローパス遮断周波数のみを備える場合について説明しているが、これは、ローパス遮断周波数をより多くの段階に又は無段階に設定できる可変フィルターを用い、ブレ補正の制御方法をよりきめ細かく変更することであってもよい。
4)なお、上記実施形態では、AF動作とVR動作が同時に行われる場合について説明したが、本発明の技術思想は、その他のカメラの自動機構であって、動作時に電力を消費するものと、ブレ補正機構とが同時に稼働される場合にも適用可能なものである。従って、例えば、ズーミングレンズを内蔵のモータで駆動することにより撮影光学系の倍率を変えるパワーズーム機構とブレ補正機構とを同時に稼働する場合にも本発明を適用することが可能である。同様に、本発明は、巻き上げモータとブレ補正機構とを同時に稼働する場合にも適用可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、動作部とブレ補正駆動部とが同時に動作する場合においても、消費電力が少なく、動作部及びブレ補正駆動部の双方が安定に動作し、さらに制御部の制御速度を低下させることのないブレ補正カメラを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態を示すのブロック図である。
【図2】第1実施形態におけるVRレンズを駆動する機構を説明する正面図である。
【図3】図2に示すVRレンズを駆動する機構のA−A断面図である。
【図4】本発明に係る第1実施形態の動作を表す流れ図である。
【図5】本発明に係る第2実施形態を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る第2実施形態の動作を表す流れ図である。
【符号の説明】
3 VRセンサ 4 CPU
6 CPU 9 駆動回路
11 可変フィルタ 12 位置検出センサ
13 アクチュエータ 14 AF駆動部
15 距離エンコーダ 21 VRレンズ
22 レンズ室 23 レンズ枠

Claims (4)

  1. 撮影光学系の少なくとも一部を光軸方向に駆動するレンズ駆動部と
    前記レンズ駆動部の動作を検知する動作検知部と、
    撮影光学系の少なくとも一部を駆動することにより、撮影面における被写体像のブレを補正するブレ補正駆動部と、
    ブレを検出するブレ検出部と、
    前記ブレ検出部の出力信号の所定周波数成分より高い周波数成分を遮断する周波数制限部と、
    前記動作検出部が前記レンズ駆動部の動作を検出したときに、前記所定周波数を前記レンズ駆動部が駆動していないときの第1周波数よりも低い第2周波数とし、前記周波数制限部の出力に基づいて前記ブレ補正駆動部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするブレ補正カメラ。
  2. 請求項1に記載のブレ補正カメラにおいて、
    前記レンズ駆動部は、合焦用光学系を駆動する合焦レンズ駆動部である、
    ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のブレ補正カメラにおいて、
    前記ブレ補正駆動部は、前記撮影光学系の少なくとも一部からなるブレ補正光学系を駆動する
    ことを特徴とするブレ補正カメラ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のブレ補正カメラにおいて、
    前記周波数制限部は、露光時には前記第1周波数よりも低い周波数成分を出力している
    ことを特徴とするブレ補正カメラ。
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