JP3690352B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭用の給湯機や暖房機に搭載し、液体燃料の気化を促進させた気化式の燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の燃焼装置としては、例えば、特開平9−112833号公報に記載されているようなものがあった。図8は、前記公報に記載された従来の燃焼装置を示すものである。
【0003】
図8において、1は、アルミダイキャストからなる横椀状の気化器、2は、気化器1に鋳込まれた加熱用ヒータ、3は気化器1に燃料を供給する燃料噴射ノズル、4は、気化器1の底部に設けられた混合ガスの流出口、5は気化器1下部に設けられたアルミダイキャスト製の混合室、6は混合室5の底部に鋳込まれた補助ヒータである。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、前記従来の構成では、燃料噴射ノズル3から供給される燃料が、気化器1内で気化し、混合ガス7として流出口4から混合室5に供給される時に、着火時の冷えた状態の混合室5に接触して液化し、臭気や白煙を発生するので、これを防止するために、補助ヒータ6を予熱時に作動させる。このため予熱時に加熱用ヒータ2と補助ヒータ6を作動することにより消費電力が増加するという課題を有していた。
【0005】
また、予熱時に加熱用ヒータ2と補助ヒータ6を作動するので、定格電力が増加し電灯線の負荷が増加するという課題を有していた。また、補助ヒータ6を設けるために加工費や制御部品が増加するので、製造コストがアップするという課題を有していた。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、予熱時に補助ヒータを作動することなく、混合ガスが着火時の冷えた状態の混合室に接触して液化することを防止し、新たな電気の加熱手段を付加することなく、消費電力も増加させない燃焼装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の燃焼装置は、液体燃料が噴霧され、かつ空気が送風される開口を側面に、気化ガス出口を下部にそれぞれ有する液体燃料を気化する気化器と、前記気化器を予熱し、前記気化器内に空気とともに噴霧された液体燃料が気化する温度にする加熱手段と、前記気化器の下流側に連通して気化ガスを搬送する搬送通路と、前記搬送通路の下流側に設置され火炎を形成する炎口と、前記気化器に設けた気化器温度検知部と、前記気化器温度検知部の検知温度に基づき、前記加熱手段をオン、オフさせて気化器を気化温度に維持して予熱の制御及び運転の指示を行う制御部と、前記気化器の気化ガス出口と前記搬送通路との間に設けた保温部とを備え、前記保温部は熱伝導率の高い材料で形成し、かつ前記気化ガス出口の真下に位置して前記搬送通路の内壁に沿い間隙を有して配置するとともに、前記保温部に設けたフランジ部を前記気化器の底部と前記搬送通路の上部とで挟み込んで固定するように構成してなるものである。
【0008】
これによって、予熱時に気化器の予熱がフランジ部を介して保温部に伝熱するので、着火時に搬送通路内に流入する気化ガスは、最初に温度の高い保温部に接触し、液化することを防止するために、臭気や白煙の発生を防止し、新たな電気の加熱手段を付加することなく、消費電力の増加を防止している。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、液体燃料が噴霧され、かつ空気が送風される開口を側面に、気化ガス出口を下部にそれぞれ有する液体燃料を気化する気化器と、前記気化器を予熱し、前記気化器内に空気とともに噴霧された液体燃料が気化する温度にする加熱手段と、前記気化器の下流側に連通して気化ガスを搬送する搬送通路と、前記搬送通路の下流側に設置され火炎を形成する炎口と、前記気化器に設けた気化器温度検知部と、前記気化器温度検知部の検知温度に基づき、前記加熱手段をオン、オフさせて気化器を気化温度に維持して予熱の制御及び運転の指示を行う制御部と、前記気化器の気化ガス出口と前記搬送通路との間に設けた保温部とを備え、前記保温部は熱伝導率の高い材料で形成し、かつ前記気化ガス出口の真下に位置して前記搬送通路の内壁に沿い間隙を有して配置するとともに、前記保温部に設けたフランジ部を前記気化器の底部と前記搬送通路の上部とで挟み込んで固定するように構成してなることにより、予熱時に気化器の予熱がフランジ部を介して保温部に伝熱するので、着火時に搬送通路内に流入する気化ガスが温度の高い保温部に接触し、液化することを防止され、臭気や白煙の発生を防止することができる。また、新たな電気の加熱手段を付加することなく、消費電力の増加を防止することができる。
【0010】
また、請求項1に記載の保温部が、搬送通路の内壁に沿って設けられることにより、搬送通路内を通過する気化ガスの流れを乱さないようにし、搬送通路の混合作用を維持しながら気化ガスを均一に形成することができる。
【0011】
また、請求項1に記載の保温部が、搬送通路の内壁に沿って間隙を有して設けられることにより、間隙により構成する空気層により保温部の熱が搬送通路に逃げないようにして伝えられて、気化器の消費電力の増加を防止するとともに、保温部の温度を高く維持することができる。
【0012】
また、請求項1に記載の保温部が、搬送通路よりも熱伝導の良い材料で構成することにより、気化器から保温部に熱を伝える時に、搬送通路に熱を伝えないようにして、気化器の消費電力の低減を行うことができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、特に、請求項に記載の保温部が、気化器の気化ガス出口よりも下流側に構成の一部を伸展することにより、気化器から流入する気化ガスが保温部に沿って流れる時間を多くし、気化ガスの温度を維持して、液化を防止することができる。
【0014】
請求項に記載発明は、特に、請求項1または2に記載の保温部が、搬送通路の底部に碗状に構成することにより、外気の温度低下や気化器のばらつきにより、保温部内に気化ガスの液化物や気化器からの液体燃料の落下が発生しても、保温部から搬送通路内に流失しないようにして、気化器からの熱や炎口からの熱により再気化することができる。
【0015】
請求項に記載発明は、特に、請求項1〜3のいずれか1項に記載の保温部が、その底部に突起部を設けることにより、気化器からの気化ガスの流れを変化させ、保温部の気化ガスとの接触面積を拡大して、気化ガスの温度を維持して液化を防止することができる。
【0016】
請求項に記載発明は、特に、請求項1〜4のいずれか1項に記載の保温部が、気化器の側部に設ける気化器蓋と一体構成で設けることにより、気化器の側部から下部までの通路を熱伝導の良い材料で一体に構成し、気化器からの熱を伝えるようにして、気化ガスの温度低下を防止し、液化を防止することとができる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例についてを図面を参照しながら説明する。
【0018】
(実施例1)
図1、図2は、本発明の実施例1における燃焼装置の断面図を示すものである。図において、10は、液体燃料である灯油を燃料タンク(図示せず)から燃焼装置に汲み上げる燃料ポンプである。11は燃料ポンプ10から送油管12を介して液体燃料が供給される燃料供給ノズルである。13は燃料供給ノズル11前方に設けられた気化器で、アルミ、アルミダイカスト、黄銅、銅等の熱伝導の良い、耐熱材料で造られた筒状に形成されている。気化器13の側面には、送風管14の端部が臨むように、一部を開口された気化器蓋15が設けられており、この気化器蓋15は、アルミ、アルミダイカスト、黄銅、銅等の熱伝導の良い材料で造られている。燃料供給ノズル11は、送風管14内に気化器13に向けて挿入されている。気化器13の下部には、気化器蓋15とで構成させる気化ガス出口16が設けられている。気化器13の燃料供給ノズル11の対向する内壁と気化器13側部の内壁が気化面17を構成している。特に燃料供給ノズル11の対向する内壁に下方ほど燃料供給ノズル11側に近づくような傾斜面18を設けている。
【0019】
また19は気化器13の気化ガス出口16下方に設けられ、鉄、ステンレス、セラミック、ガラス等の熱伝導の低い(アルミ、アルミダイカスト、銅に比較して)耐熱材料で碗状に形成された搬送通路である。搬送通路19は、気化ガス出口16の下方部分に窪み部20を構成し、その窪み部20から気化器13と反対の方向に向かって斜面21を立ち上げる構成にしている。22は搬送通路19に挿入され、銅、黄銅、アルミ、アルミダイカスト等の熱伝導の良い材料で形成された碗状の保温部で、気化器13の気化ガス出口16に沿って装着されている。保温部22は、搬送通路19の斜面21に向かって開口され搬送通路19内に通路を構成している。保温部22は、構成の一部にフランジ部23を張り出し、そのフランジ部23を気化器13の底部あるいは気化器蓋15の一部と搬送通路19の上部で挟み込むようにして、固定している。
【0020】
搬送通路19の下流には、鋼、鉄、チタン、セラミック等の耐熱材料で造られた多孔状の炎口24が設けられている。
【0021】
また、25は燃焼部全体を覆うバーナケースで、その内側の空間は、気化器13、搬送通路19、炎口24の周囲を囲むように設けられた空気通路26となっている。27は炎口24に隣接するように設け、炎口24を複数個に分割する筒状の2次空気通路で、炎口24の下流側に向かって臨む複数個の2次空気噴出口28を設けている。炎口24と2次空気通路27は、下流側に向かって同一平面になるように構成される。2次空気通路27は、気化器13に対して並行に配置され、その両端が空気通路26に連通される。
【0022】
また29は炎口24や空気通路26との間に設けられた側壁で、その内側に燃焼室30が形成される。31は気化器13の背面に燃焼室30に張り出すように形成されたフィン状の受熱部である。受熱部31は、炎口25の上方に張り出すような位置に複数個配置されている。32は空気通路26の天板部33に、炎口24の上方を覆うように載置された熱交換器である。熱交換器32は、熱伝導の良い、耐熱性の銅やアルミ材料を用いて筒状に構成され、途中に複数本の温水管に多数の板状のフィンを設けている。34は燃焼用空気を供給する送風機で、羽根車には高圧を出せるターボファンやラジアルファン等を用い、それをモータで回転させるように構成され、空気通路26の側部の一部に連通された送風通路35に連結されている。この送風通路36の内部に、前記送風管14が設けられている。
【0023】
この送風管14には、気化器蓋15に挿入される手前の位置に、送風通路35と連通する複数個の連通口36が設けられている。37は気化器13の周囲に設けられた断熱カバーで、グラスウールやセラミックで構成している。
【0024】
そして38は送風通路35内に設けられた気化用空気調節器で、開閉によって送風管14の送風抵抗を変化させる閉止ダンパ39と上部ダンパ40とこれらの閉止ダンパ39と上部ダンパ40を回転駆動する駆動装置41とで構成されている。閉止ダンパ39と上部ダンパ40は、2枚の板の板面を軸として同軸上に回転させる構成で設けられており、上下方向の開閉でも左右方向の開でも良い。閉止ダンパ39は、送風管14の入り口に接触する側に設けられ、一部に複数個の透孔42を設けている。上部ダンパ40は、閉止ダンパ39の外側に重なり合う位置に設けられ、最小燃焼量を含む領域のモードの時は閉止ダンパ39に略接触し、透孔42を略閉塞し、燃焼量が中間の領域のモードの時は閉止ダンパ39との間に角度を設けて、透孔42を開口させるように構成されている。燃焼量が最大になる領域を含むモードの時は、閉止ダンパ39と上部ダンパ40がともに開放され、送風管14の入り口が最大に拡大される。駆動装置41はステッピングモータやソレノイドやモータと歯車、カム等を用いて、閉止ダンパ39と上部ダンパ40がそれぞれの動作を行うように組み合わせて構成され、駆動装置41の駆動部分が閉止ダンパ39と上部ダンパ40に連結されている。43は気化器13の加熱手段で、気化器13に鋳込まれたニクロム線、カンタル線等の電気式の発熱体で構成される。
【0025】
そして又44は、気化器14の温度を検知するための気化器温度検知部で、サーミスタ、熱電対等で構成される。45は、気化器温度検知部44の信号から加熱手段43をオン、オフさせて、気化器13を所定の温度に維持する制御部である。制御部45は、運転スイッチの指示や負荷の大きさにより燃料ポンプ10と送風機34を適正な状態にコントロールするように設けられる。46は、炎口24上に形成される火炎である。47は、空気の流れである。48は、可燃の気化ガスの流れである。
【0026】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用を説明する。まず、電源(図示せず)を投入すると加熱手段43に通電され、気化器13が加熱される。気化器13が所定の温度に達すると気化器温度検知部44により検知を行い、制御器45の指示により加熱手段43をオン、オフさせて気化器13の予熱温度を一定に維持しながら予熱を行う。
【0027】
運転を開始する時は、制御部45の指示により送風機34が作動し、燃焼用空気が供給される。送風通路35に供給された空気47は気化用空気調節器38の閉止ダンパ39と上部ダンパ40で空気量を調節した後、送風管14内に供給される1次空気と2次空気通路27内に供給される2次空気とに分けられる。これと同時に燃料ポンプ10が作動し、液体燃料が燃料供給ノズル11から気化器13に噴霧される。液体燃料は高温の気化面17で気化され、送風管14を介して供給される空気47と混合されながら、気化ガス出口16を通り、気化ガス出口16に沿って装着されている保温部22を通過して、搬送通路19に搬送され、均一な可燃の気化ガス48となって炎口24に送られる。
【0028】
またあらかじめ火花放電を行っていた点火電極(図示なし)により炎口24から噴出する可燃の気化ガス48に着火し、火炎46が形成され燃焼を開始する。以後、火炎46の熱を気化器13の受熱部31で受けて、気化器13は加熱される。炎口24上に形成された火炎46は、炎検知部(フレームロッド:図示なし)によりその状態を監視され、安定燃焼を持続させる。また燃焼で生じた高温の燃焼ガスは、熱交換器32で熱交換され排出される。
【0029】
また燃焼量が最大の場合は、気化用空気調節器38の閉止ダンパ39と上部ダンパ40を最大に開け、送風管14の通路抵抗を最小にし、送風機34の回転数を最高にする。この時は、特に閉止ダンパ39の角度が最大となり、上部ダンパ40は閉止ダンパ39に接触しているか角度を設定されて更に大きく開けられているかのどちらでも良い。次に燃焼量を小さくする場合は、燃料ポンプ10の出力を低下させると同時に送風機34の回転数を減少させる(これが最大燃焼量を含む領域である)。
【0030】
また燃焼量が最小になる場合は、閉止ダンパ39を送風管14に接触させ、上部ダンパ40をその外側から覆うように接触させ、送風管14を略閉塞し通路抵抗を最大にする。これにより、気化器13には少量の空気が送風管14の連通口36から導入され、燃焼反応を緩慢にするので、燃焼量が減少しても炎口24に火炎が密着することが無く形成できるので、炎口24の温度が上昇し赤熱状態になることが無く、搬送通路19への逆火や炎口24の熱変形を防止でき、燃焼量を小さく絞れることにより、燃焼量調節幅を大きくとるようにしている(これが最小燃焼量を含む領域である)。
【0031】
また中間の燃焼量の場合は、閉止ダンパ39を送風管14に接触させ送風管14を略閉塞し、上部ダンパ40をその外側から覆うように角度を持たせて開口し、閉止ダンパ39の透孔42を開口し送風管14の送風抵抗を最大燃焼量を含む領域と最小燃焼量を含む領域の中間の領域設定している(これが中間の領域である)。これにより気化器13には適量の空気が導入され、燃焼反応を促進させて安定な燃焼を行うようにしている。
【0032】
以上のように、本実施例においては、液体燃料を気化する気化器13と、この気化器13の下流側に連通する搬送通路19と、前記搬送通路19の下流側に設置され、火炎46を形成する炎口24と、前記気化器13と搬送通路19の間に、保温部22を備えることにより、予熱時に気化器13が保温部22を加熱するので、着火時に搬送通路19内に流入した気化ガス48は、最初に温度の高い保温部22に接触し、液化することを防止するために、臭気や白煙の発生を防止することができる。また、新たな電気の加熱手段を付加することがないので、気化器13の消費電力の増加を防止することができる。また、新たな加熱手段を付加する必要が無いので、予熱時に定格電力が増加して電灯線の負荷が増加することを防止し、専用の配線を設けることを排除することができる。また、新たな加熱手段を設けるための加工費や制御部品の増加を防止して、製造コストのアップを抑えることができる。また、燃焼中に火炎46の燃焼熱を受けた気化器13からその燃焼熱の一部を保温部22に伝え、保温部22を搬送通路19よりも高温に保つので、気化ガス48の搬送通路19内での温度低下を防止して、液化を防止することにより臭気や白煙の発生を防止することができる。
【0033】
また、本実施例では、気化用空気調節器38を送風通路35の中に設け、最大燃焼量を含む領域と、最小燃焼量を含む領域と、それらの中間領域の時に送風管14に導入する1次空気量をそれぞれ段階的に調節することにより、燃焼量調節範囲を大幅に拡大すると共に、この広い調節範囲において耐風性能を良好に保つことができる。
【0034】
そしてまた、本実施例の気化用空気調節器38の閉止ダンパ39と上部ダンパ40を気化器13の予熱待機中に閉止することにより、気化器13と搬送通路19の温度低下を防止でき、消費電力の低減を行うことができる。
【0035】
(実施例2)
図1は、本発明の実施例2の燃焼装置を示す断面図である。図1において、13は、気化器、19は、搬送通路、20は、窪み部、21は、斜面、22は、保温部、48は、気化ガスで、実施例1と異なるところは、保温部22が、搬送通路19の内壁に沿って設けられる点である。
【0036】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。気化器13から搬送通路19に送られる気化ガス48は、搬送通路19の窪み部20や斜面21の内壁沿いに密着に近い状態で形成される保温部22に沿って流れ、温度の低下を防止しながら混合を促進するようにしている。
【0037】
以上のように、本実施例においては、搬送通路19内を通過する気化ガス48の流れを乱さないようにし、搬送通路19の混合作用を維持しながら気化ガス48を均一に形成することができる。また、搬送通路19の温度が低下しやすい窪み部20に保温部22を沿わせるので、気化ガス48が気化器13から噴出して最初に衝突する部分の温度低下を防止して液化を防止することができる。
【0038】
(実施例3)
図3は、本発明の実施例3の燃焼装置を示す断面図である。図3において、13は、気化器、19は、搬送通路、20は、窪み部、21は、斜面、22は、保温部、43は、加熱手段、48は、気化ガス、49は、間隙で、実施例1と異なるところは、保温部22が搬送通路19の内壁に沿って設けられるときに保温部22と搬送通路19の間に間隙49を設ける点である。
【0039】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。気化器13から搬送通路19に送られる気化ガス48は、搬送通路19の窪み部20や斜面21の内壁沿いに一定の間隔で設けられた間隙49を介して形成される保温部22に沿って流れ、温度の低下を防止しながら混合を促進するようにしている。
【0040】
以上のように、本実施例においては、間隙49により構成する空気層により保温部22の熱が搬送通路19に逃げないようにして、気化器13の加熱手段43の消費電力の低減を行うことができる。また、保温部22の一部を搬送通路19の斜面21に密着することにより、間隙49内に気化ガス48の侵入することを防止し、断熱性能を維持することができる。
【0041】
(実施例4)
図1は、本発明の実施例4の燃焼装置を示す断面図である。図1において、13は、気化器、19は、搬送通路、22は、保温部、43は、加熱手段、48は、気化ガスで、実施例1と異なるところは、保温部22は、搬送通路19よりも熱伝導の良い材料で構成する点である。
【0042】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。搬送通路19は、熱伝導率の低い材料、例えばステンレス、鉄、セラミック等で構成し、気化器13の熱が搬送通路19に伝わり放熱されることを防止して、気化器13の加熱手段43の消費電力が増加しないようにしている。また保温部22は、気化器13の熱が伝わり易いように熱伝導率の高い材料、例えば銅、黄銅、アルミ等で構成し、気化器13の温度上昇とともに高い温度に維持され、気化ガス48の液化を防止するようにしている。
【0043】
以上のように、本実施例においては、気化器13から保温部22に熱を伝える時に、搬送通路19に熱を伝えないようにして、気化器13の加熱手段43の消費電力の低減を行うことができる。また、搬送通路19と保温部22の熱伝導率の差が大きくなるほど、気化器13の断熱性能が向上し消費電力の低減が行われ、保温部22の温度が上昇して気化ガス48の液化防止性能も向上することができる。
【0044】
(実施例5)
図1は、本発明の実施例5の燃焼装置を示す断面図である。図1において、13は、気化器、16は、気化ガス出口、19は、搬送通路、22は、保温部、48は、気化ガスで、実施例1と異なるところは、保温部22が、気化器13の気化ガス出口16よりも下流にその構成の一部を伸展する点である。
【0045】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。気化器13の気化ガス出口16から気化ガス48が、搬送通路19に噴出する時に、保温部22を下流に向かって延長させて構成して、気化ガス48が保温部22の内壁に沿う時間を増加させて、気化ガス48の温度の低下を防止するようにしている。また機器のばらつき等により気化器13内で気化しきれない燃料が落下するの保温部22で、すべて受け止め、再気化を行うようにしている。
【0046】
以上のように、本実施例においては、気化器13から流入する気化ガス48が保温部22に沿って流れる時間を多くし、気化ガス48の温度を維持して、液化を防止することができる。
【0047】
(実施例6)
図4は、本発明の実施例6の燃焼装置を示す断面図である。図4において、13は、気化器、19は、搬送通路、22は、保温部、48は、気化ガスで、実施例1と異なるところは、保温部22を、搬送通路19の底部に碗状に構成する点である。
【0048】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。外気温度の低下や機器のばらつきにより、保温部22内に気化ガス48の液化物や気化器13からの液体燃料の落下が発生しても、一時的に保温部22に滞留し、保温部22から搬送通路19内に流失しないようにしている。また、本実施例においては、液体燃料が保温部22から搬送通路19内に流失しないようにし、気化器13からの熱や炎口からの熱により保温部22を加熱することにより、再気化を行い、臭気や白煙の発生を防止することができる。
【0049】
(実施例7)
図5(A)、(B)は、本発明の実施例7の燃焼装置を示す断面図である。図5(A)、(B)において、13は、気化器、19は、搬送通路、24は、炎口、46は、火炎、48は、気化ガス、50は、底部、51は、突起部で、実施例1と異なるところは、保温部22が、その底部50に突起部51を設ける点である。
【0050】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。
【0051】
気化器13からの気化ガス48の流れを変化させ、保温部22の気化ガスとの接触面積を拡大するようにして、気化ガス48の温度低下を防止するようにしている。また、突起部51により気化ガス48が分散され、搬送通路19内に均一に分配され、炎口24上に安定した火炎46を形成するようにしている。
【0052】
以上のように、本実施例においては、気化器13からの気化ガス48の流れを分散させ、保温部22の気化ガス48との接触面積を拡大するようにして、気化ガスの温度を維持して液化を防止することができる。
【0053】
(実施例8)
図6(A)、(B)は、本発明の実施例8の燃焼装置を示す断面図である。図6(A)、(B)において、13は、気化器、19は、搬送通路、22は、保温部23は、フランジ部、52は底部、53は上部、52は、底部、53は、上部で、実施例1と異なるところは、保温部22が、気化器13と搬送通路19の間に配置するときに、気化器13が搬送通路19に接触しないように設ける点である。
【0054】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。保温部22の一部に設けるフランジ部23を気化器13の底部52と搬送通路19の上部53で挟み込み、その時にフランジ部23を拡大し、気化器13の底部52に接する部分をすべてフランジ部23で構成して、気化器13の熱が保温部22に優先して伝えられるようにしている。また、本実施例においては、気化器13の熱を直接搬送通路19に伝えないようにして、保温部22の温度を高く維持することができ、気化ガス48の液化を防止することができる。
【0055】
(実施例9)
図7は、本発明の実施例9の燃焼装置を示す断面図である。図7において、13は、気化器、15は、気化器蓋、19は、搬送通路、22は、保温部、54は、フランジ部、55は、受け部で、実施例1と異なるところは、保温部22を、気化器13の側部に設ける気化器蓋15と一体に構成する点である。
【0056】
以上のように構成された燃焼装置について、以下その動作、作用について説明する。気化器13の側部に設ける気化器蓋15から、気化器13の下部に設ける保温部22を熱伝導の良い銅、銅合金、アルミ等で一体に構成し、気化器13からの熱を伝えるようにして、保温部22の温度を高く保ちようにして、気化ガス48の液化を防止している。また、気化器蓋15と保温部22の間に折り曲げやプレス等でフランジ部54を構成し、そのフランジ部54を搬送通路19の上部に設ける受け部55で受け止めるようにして、気化ガス48の漏れを防止している。
【0057】
以上のように、本実施例においては、保温部22を気化器13の一部を構成する熱伝導の良い、温度の高い気化器蓋15と一体化するので、保温部22の温度を高く維持し、気化ガス48の温度低下を防止して、液化を防止することができる
【0058】
【発明の効果】
以上のように請求項1〜に記載の発明によれば、保温部は熱伝導率の高い材料で形成し、かつ気化ガス出口の真下に位置して搬送通路の内壁に沿い間隙を有して配置するとと もに、前記保温部に設けたフランジ部を気化器の底部と搬送通路の上部とで挟み込んで固定するように構成しているので、予熱時に気化器の予熱がフランジ部を介して保温部に伝熱するので、着火時に搬送通路内に流入する気化ガスは、温度の高い保温部に接触し、液化することを防止するために、臭気や白煙の発生を防止することができる。
【0059】
また、気化器の熱の一部を用いて、気化ガスの液化を防止するので、新たな電気の加熱手段を付加することなく、消費電力の増加を防止することができる。
【0060】
また、保温部が、搬送通路の内壁に沿って設けられて搬送通路内を通過する気化ガスの流れを乱さないようにし、搬送通路の混合作用を維持しながら気化ガスを均一に形成することができる。
【0061】
また、保温部が搬送通路の内壁に沿って間隙を有して設けられ、間隙による空気層で保温部の熱が搬送通路に逃げないようにして伝えられ、気化器の消費電力の増加を防止するとともに、保温部の温度を高く維持することができる。
【0062】
また、保温部が、搬送通路よりも熱伝導の良い材料で構成することにより、気化器から保温部に熱を伝える時に、搬送通路に熱を伝えないようにして、気化器の消費電力の低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1、2、4、5における燃焼装置の断面図
【図2】 同燃焼装置の気化器の断面図
【図3】 本発明の実施例3における燃焼装置の動作を説明する断面図
【図4】 本発明の実施例6における燃焼装置の気化器の断面図
【図5】 (A)本発明の実施例7における燃焼装置を正面から見た断面図
(B)同燃焼装置の側断面を正面から見た断面図
【図6】 (A)本発明の実施例8における燃焼装置を正面から見た断面図
(B)同燃焼装置の側断面図
【図7】 本発明の実施例9における燃焼装置の断面図
【図8】 従来の燃焼装置の断面図
【符号の説明】
13 気化器
19 搬送通路
22 保温部
24 炎口
46 火炎
48 気化ガス

Claims (5)

  1. 液体燃料が噴霧され、かつ空気が送風される開口を側面に、気化ガス出口を下部にそれぞれ有する液体燃料を気化する気化器と、前記気化器を予熱し、前記気化器内に空気とともに噴霧された液体燃料が気化する温度にする加熱手段と、前記気化器の下流側に連通して気化ガスを搬送する搬送通路と、前記搬送通路の下流側に設置され火炎を形成する炎口と、前記気化器に設けた気化器温度検知部と、前記気化器温度検知部の検知温度に基づき、前記加熱手段をオン、オフさせて気化器を気化温度に維持して予熱の制御及び運転の指示を行う制御部と、前記気化器の気化ガス出口と前記搬送通路との間に設けた保温部とを備え、前記保温部は熱伝導率の高い材料で形成し、かつ前記気化ガス出口の真下に位置して前記搬送通路の内壁に沿い間隙を有して配置するとともに、前記保温部に設けたフランジ部を前記気化器の底部と前記搬送通路の上部とで挟み込んで固定するように構成してなる燃焼装置。
  2. 保温部は、気化器の気化ガス出口よりも下流側に構成の一部を伸展する請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 保温部は、搬送通路の底部に碗状に構成する請求項1又は2に記載の燃焼装置。
  4. 保温部は、その底部に突起部を設ける請求項1〜のいずれか1項に記載の燃焼装置。
  5. 保温部は、気化器の側部に設ける気化器蓋と一体構成で設ける請求項1〜のいずれか1項に記載の燃焼装置。
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