JPH0612337Y2 - 液体燃料燃焼装置 - Google Patents

液体燃料燃焼装置

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JPH0612337Y2
JPH0612337Y2 JP14962587U JP14962587U JPH0612337Y2 JP H0612337 Y2 JPH0612337 Y2 JP H0612337Y2 JP 14962587 U JP14962587 U JP 14962587U JP 14962587 U JP14962587 U JP 14962587U JP H0612337 Y2 JPH0612337 Y2 JP H0612337Y2
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burner
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combustion
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満雄 山下
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体燃料燃焼装置に関し、特に送油管の途中に
バーナの燃焼熱によって加熱される補助加熱器を設けた
液体燃料燃焼装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、送油管の途中にバーナの燃焼熱によって加熱され
る補助熱器を設けた液体燃料燃焼装置としては、第3図
に示すように、送油ポンプ21に接続され且つバーナ2
2に近接して補助加熱器23と、電熱ヒータで一定温度
に加熱される気化器24とを直列に配置して、気化器2
4に接続された噴出ノズル25から気化ガスをバーナ2
2に噴出して燃焼させることによって気化器24の電熱
ヒータでの電力消費量を節約しようとするものがあっ
た。
この従来の液体燃料燃焼装置は、例えば温風ファンヒー
タ等に用いられる燃焼装置であるために、バーナ22の
出力は例えば6,000〜12,000Kcal程度のものであり、こ
れを6,000〜30,000Kcal程度の広範囲な出力制御が必要
な給油機等に応用しようとすれば、第4図に示すよう
に、それぞれに補助加熱器23a,23bが設けられたバーナ2
2a,22bを2個設け、選択的にバーナ22a,22bを燃焼させ
なければならなかった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし乍ら、上述のように、2個の補助加熱器23a,23b
を別々にして各バーナ22a,22bの燃焼熱によって加熱さ
れるようにした場合、1個のバーナ22aのみによる「小
燃焼」から2個のバーナ22a,22bによる「大燃焼」に切
換える場合、新たに点火されるバーナ22bによって加熱
される補助加熱器23bの昇温は冷間から開始する必要が
あるために応答性が悪く、且つ新たに点火されるバーナ
22b側の気化器24bでの消費電力量が大きくなってしまう
という問題がある。
また、バーナ22aにバーナ22b用の補助加熱器23bを併設
して上述の問題点を解決しようとする場合は、バーナ22
aのみの燃焼時には補助加熱器23bの内部を灯油が流れな
い為に補助加熱器23bは加熱され過ぎ、ここに灯油を流
すとタールが生成してしまうという問題を生じる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点に鑑み案出されたものであり、そ
の目的は、補助加熱器を有する燃焼装置において複数の
バーナを選択的に切換える場合に、この切換えを極めて
スムーズに行うことができ、且つ気化器による電力消費
量も削減した液体燃料燃焼装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る液体燃料燃焼装置は、液体燃料の気化ガス
を燃焼させるためのバーナと、該バーナに気化ガスを供
給するために電熱ヒータが装着された気化器と、該気化
器に送油管を介して液体燃料を供給するための送油管を
介して液体燃料を供給するための送油ポンプとを備えて
成る液体燃料燃焼装置において、前記バーナ、気化器、
送油管、及び送油ポンプをそれぞれ複数設け、この複数
のバーナ間に、隣接する少なくとも1個のバーナの燃焼
熱によって加熱される補助加熱器を設け、この補助加熱
器に前記複数の送油管がそれぞれ接続される複数の通油
管を形成したことを特徴とし、そのことにより上記目的
が達成される。
〔実施例〕
以下、本考案に係る液体燃料燃焼装置を添付図面に示す
実施例に基づき詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す平面図であり、1は
液体燃料の気化ガスを燃焼させるためのバーナ、2はバ
ーナ1に気化ガスを供給するために電熱ヒータが装着さ
れた気化器である。
前記バーナ1は、液体燃料の気化ガスを燃焼させるため
の燃焼板3と、気化器2から噴出ノズル4を介して噴出
される気化ガスを燃焼用空気を混合するための混合管5
とから構成されている。このバーナ1は、所望する熱量
に応じて広範囲に制御できるように2個配設されてお
り、この2個のバーナ1a,1bは若干の隙間を持たせて配
設さている。
前記混合管5の吸込口には、気化ガスの噴出ノズル4が
対持して設けられており、この噴出ノズル4には、電磁
弁6によって作動するプランジャ7が挿着され、気化ガ
スの噴出を瞬時に停止できるように構成されている。
前記噴出ノズル4の上流側には気化器2が設けられてい
る。この気化器2内には、セラミックヒータやシーズヒ
ータ等から成る電熱ヒータ(不図示)が収納されてお
り、灯油を加熱してガス化できるように構成されてい
る。
前記気化器2の上流側で、バーナ1a,1bの間には、灯油
を気化器2に供給する前にバーナ1a,1bの燃焼熱によっ
て灯油を予め加熱するための補助加熱器9が配設されて
いる。この補助加熱器9には、第2図に示すように、底
面側に2本の通油管10a,10bが形成されており、また上
部両側にはバーナ1a,1bの燃焼熱を受熱するためのフィ
ン11a,11bが設けられている。この補助加熱器9をバー
ナ1a,1b間に配設するに当たっては、通油管10a,10b部分
がバーナ1a,1bの燃焼板3a,3bよりも下方となり、且つフ
ィン12a,12b部分が燃焼板3a,3bよりも上方となるように
配設されている。従って、通油管10a,10b部分が加熱さ
れ過ぎることはなく、また補助加熱器9自体の設置スペ
ースも小さくて済む。また、フィン11a,11b部分を中心
に、上面12と内面13が傾斜して形成されている。従っ
て、フィン11a、11b部分から通油管10a,10bの全長にわ
たって効率よく加熱されるとともに、通油管10a,10bに
流入した灯油はフィン11a,11b部分に近づくに従って徐
々に加熱されることとなり、気化がスムーズに行われ
る。
次に、第1図に基づいて動作を説明すると、バーナ1aの
みを燃焼させる場合は、送油ポンプ14aから送油管15aと
補助加熱器9の通油管10aを介して気化器2aに送油し、
気化器2aで加熱気化せしめ、気化ガスを噴出ノズル4か
らバーナ1aに供給して燃焼させる。この場合、燃焼当初
は気化器2aの電熱ヒータだけで灯油が加熱されるもの
の、燃焼開始後は補助加熱器9によっても加熱される。
次に、バーナ1aとバーナ1bの燃焼に切換える場合は、補
助加熱器9の通油管10bは既に加熱されていることか
ら、電磁ポンプ14aから送油して気化器2で若干加熱す
るだけでバーナ1aとバーナ1bの同時燃焼に切換えること
ができる。尚、バーナ1bが燃焼し始めれば、このバーナ
1bの燃焼によってフィン11bが加熱され、通油管10bも通
油管10aと同時に加熱される。また、バーナ1aのみの燃
焼時でも通油管10bが加熱され過ぎることはない。
尚、この補助加熱器9は、例えば真鍮や銅などの熱伝導
の良好な金属により形成される。
また、第1図中、16a,16bは補助加熱器9の通油管10a,1
0bから出て来た灯油の温度を検知するための温度センサ
である。
上述の実施例では、補助加熱器9と電熱ヒータが装着さ
れた気化器2とを別体に設けることについて述べたが、
この実施例に限定されるものではなく、例えば補助加熱
器9の通油管10a,10b内に電熱ヒータを装着して補助加
熱器と気化器とを一体としてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案に係る液体燃料燃焼装置によれ
ば、複数のバーナ間に、隣接する少なくとも1個のバー
ナによって加熱される補助加熱器を設け、この補助加熱
器に複数の送油管がそれぞれ接続される複数の通油管を
形成したことから、補助加熱器に隣接する1個のバーナ
が燃焼すれば複数の通油管が加熱され、もって1個のバ
ーナのみによる「小燃焼」から複数のバーナによる「大
燃焼」に切換える際に、この切換えを極めてスムーズに
行うことができ、且つ「小燃焼」から「大燃焼」に移行
する際の気化器の電熱ヒータによる消費電力も節減で
き、複数のバーナを有する燃焼装置として最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液体燃料燃焼装置の一実施例を示
す概略構成図、第2図は同じく補助加熱器部分の斜視
図、第3図は従来の液体燃料燃焼装置の概略構成図、第
4図は従来の装置においてバーナを2個設けた状態を示
す図である。 1,1a,1b,22,22a,22b……バーナ 2,2a,2b,24,24a,24b……気化器 9……補助加熱器 10a,10b……通油管 14a,14b……送油ポンプ 15a,15b……送油管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体燃料の気化ガスを燃焼させるためのバ
    ーナと、該バーナに気化ガスを供給するために電熱ヒー
    タが装着された気化器と、該気化器に送油管を介して液
    体燃料を供給するための送油ポンプとを備えて成る液体
    燃料燃焼装置において、前記バーナ、気化器、送油管、
    及び送油ポンプをそれぞれ複数設け、この複数のバーナ
    間に、隣接する少なくとも一個のバーナの燃焼熱によっ
    て加熱される補助加熱器を設け、この補助加熱器に前記
    複数の送油管がそれぞれ接続される複数の通油管を形成
    したことを特徴とする液体燃料燃焼装置。
JP14962587U 1987-09-30 1987-09-30 液体燃料燃焼装置 Expired - Lifetime JPH0612337Y2 (ja)

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JPS6454624U JPS6454624U (ja) 1989-04-04
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JP2807264B2 (ja) * 1989-06-12 1998-10-08 松下電器産業株式会社 給湯装置
JPH0740817Y2 (ja) * 1989-11-02 1995-09-20 東芝ホームテクノ株式会社 気化式熱焼器具

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