JP2003083511A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP2003083511A
JP2003083511A JP2001276277A JP2001276277A JP2003083511A JP 2003083511 A JP2003083511 A JP 2003083511A JP 2001276277 A JP2001276277 A JP 2001276277A JP 2001276277 A JP2001276277 A JP 2001276277A JP 2003083511 A JP2003083511 A JP 2003083511A
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ignition
combustion
vaporizer
flame
carburetor
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JP2001276277A
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English (en)
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Norio Yotsuya
規夫 肆矢
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置を短時間で立ち上げ、電灯線への負
荷を低減し、電気の使用量を低減すること。 【解決手段】 点火用気化器17と、燃焼用気化器18
と、搬送通路40と、炎口41と、制御部53を備え、
点火時には点火用気化器17だけを加熱し、液体燃料の
気化ができる温度に速く立ち上げ、炎口41に形成され
た火炎で燃焼用気化器18を加熱するので、燃焼装置全
体として短時間での使用が可能となる。また、電熱ヒー
タ19の容量も低く押さえることができ、電灯線の負荷
を低減できる。また、一部の気化器だけを加熱するの
で、常時加熱して待機させていても電気の消費量を低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭で使用される
給湯機や暖房機等に適用される燃焼装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の燃焼装置としては、特開
平8−21606号公報に記載されているようなものが
あった。図10は、前記広報に記載された従来の燃焼装
置を示すものである。図10において、1は液体燃料を
供給されるポンプ、2はこの液体燃料が通る送油管、3
は液体燃料が噴出されるノズル、4は電気ヒータ、5は
電気ヒータ4の埋め込まれた気化器、6は燃焼用空気を
送り出す送風ファン、7はこの燃焼用空気を気化器5に
導入するための送風路、8は送風路7内に設けられた1
次空気通路、9は気化器5で気化された燃料と混合され
た可燃混合気を、均一に混合する混合室、10はこの混
合室9の上部設けられたバーナヘッド、11はバーナヘ
ッド10を構成する炎口、12はこの炎口11の近傍に
設けられた2次空気通路、13はこの2次空気通路12
の上部に設けられた2次空気口13、14は1次空気通
路8の入り口に開閉により送風路7の断面積を変化させ
るとともに、閉時に1次空気通路8を略閉塞するために
設けられた空気量調節手段、15は炎口11上に形成さ
れた青炎である。
【0003】また気化器5が電気ヒータ4により所定の
温度に加熱されると、液体燃料は、ポンプ1から送油管
2を通り、ノズル3から気化器5へ液滴となって送出さ
れ、加熱気化される。一方、燃焼用空気は送風ファン6
により送風路7を通り、その一部は1次空気通路8から
気化器5内へ導入され、気化された燃料と混合されて可
燃混合気となり、混合室9で均一に混合された後、バー
ナヘッド10を構成する炎口11で青炎15を形成し、
燃焼される。一方残りの空気は2次空気通路1から炎口
11の近傍に設けられた2次空気口13に供給され、燃
焼に寄与するようになっていた。また燃焼量が大きい場
合は、空気量調節手段14を開け、気化器5に多量の空
気を導入して燃焼を促進させ、燃焼量が小さい場合は、
1次空気通路8を閉塞して、燃焼用空気に加圧して耐風
性能を向上し、燃焼範囲を拡大させるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、気化器5を電気ヒータ4で加熱するとき
に、液体燃料を気化できる温度に到達させるまで時間を
必要とするので、燃焼装置のスイッチを入れてから短時
間で使用できないという課題を有していた。
【0005】また燃焼装置の能力を給湯機のために大き
くすると、熱容量の大きな気化器5と電気容量の大きな
電気ヒータ4が必要になるので、電灯線に対する負荷の
増加で、使い勝手が悪くなるという課題を有していた。
【0006】また燃焼装置を短時間で使用するために
は、気化器5をヒータ4で常時加熱しておく必要があ
り、その間の電気の消費量が増加するという課題を有し
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の燃焼装置は、液体燃料を気化する気
化器と、この気化器の下流側に連通する搬送通路と、こ
の搬送通路の下流側に設置される炎口と、前記気化器を
複数個の独立した気化器に分離して設け、点火時には一
部の気化器だけを加熱し、この気化器に液体燃料を供給
するものである。
【0008】これによって、一部の気化器を液体燃料の
気化ができる温度に速く立ち上げ、炎口に形成された火
炎で他の気化器を加熱するので、燃焼装置全体として短
時間での使用が可能となり、電気ヒータの容量も低く押
さえることができ、電灯線の負荷を低減できる。また一
部の気化器だけを加熱するので、常時加熱して待機させ
ていても電気の消費量を低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1の発明は、液体燃料を気
化する気化器と、この気化器の下流側に連通する搬送通
路と、この搬送通路の下流側に設置される炎口と、前記
気化器を複数個の独立した気化器に分離して設け、点火
時には一部の気化器だけを加熱し、この気化器に液体燃
料を供給することにより、短時間で点火を行い、炎口に
火炎を形成することとなり、燃焼装置を短時間で使用で
き、また一部の気化器だけを加熱するので、常時加熱し
て待機させていても電気の消費量を低減できる。
【0010】請求項2の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、点火時に液体燃料を供給する気化器以外の
気化器に空気を供給しないようにすることにより、点火
時に液体燃料を供給する気化器内で点火に必要な液体燃
料の気化ガスと空気の混合気をすべて形成することとな
り、点火時に均一な火炎を炎口上に形成し、点火時に液
体燃料を供給する気化器以外の気化器の温度を速く上昇
させ、定格燃焼に短時間で移行することができる。
【0011】請求項3の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、点火時に液体燃料を供給する気化器以外の
気化器に気化器温度検知部を設け、この気化器温度検知
部の値が所定の温度を超えた時にその気化器に燃料を液
体供給することにより、点火時に液体燃料を供給する気
化器以外の気化器の温度が液体燃料を適正に気化できる
温度になるまで待つこととなり、点火時に液体燃料を供
給する気化器以外の気化器の気化不良を防止して、一酸
化炭素や刺激臭の発生のない安定した燃焼を行うことが
できる。
【0012】請求項4の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、点火時に液体燃料を供給する気化器以外の
気化器に加熱手段を設けることにより、火炎の熱と加熱
手段の熱により点火時に液体燃料を供給する気化器以外
の気化器の加熱を行うこととなり、火炎の熱を主に利用
してそれに加熱手段の熱を補助的に用いるので、点火時
に液体燃料を供給する気化器以外の気化器の温度上昇を
加速することができる。
【0013】請求項5の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、炎口の上方に設けた炎検知手段で前記炎口
に火炎が形成したことを確認した後に、点火時に液体燃
料を供給する気化器以外の気化器に設けた加熱手段を作
動することにより、点火時に液体燃料を供給する気化器
以外の気化器に設けた加熱手段の作動時間を短縮するこ
とができる。
【0014】請求項6の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、炎口の上方に設けた炎検知手段で前記炎口
に火炎が形成したことを確認した後に、点火時に液体燃
料を供給する気化器に設けた加熱手段を停止し、点火時
に液体燃料を供給する気化器以外の気化器に設けた加熱
手段と同時に作動させないようにすることにより、加熱
手段全体の電気容量を低減して、電灯線に対する負荷を
低減することができる。
【0015】請求項7の発明は、特に、請求項1に記載
の気化器は、点火時に液体燃料を供給する気化器に設け
た加熱手段の能力を他の気化器に設けた加熱手段よりも
大きくしたことにより、気化器全体の加熱手段の電気容
量を変えずに、点火時に液体燃料を供給する気化器の温
度上昇をより加速して、点火を短時間で行うことができ
る。
【0016】請求項8の発明は、特に、請求項1に記載
の点火時に液体燃料を供給する気化器の近傍に設ける炎
口の一部に点火することにより、気化器で形成される混
合気に短時間で点火し、炎口上の火移りを速めることと
なり、炎口に一酸化炭素や刺激臭の発生のない安定した
火炎を形成することができる。
【0017】請求項9の発明は、特に、請求項1に記載
の点火時に液体燃料を供給する気化器に燃料供給手段を
直結し、それ以外の気化器は、切り替え弁を介して燃料
供給手段と結合することにより、燃料供給手段を単体で
複数個の気化器に液体燃料を供給することとなり、燃料
供給手段全体のコントロールを容易に行わせ、切り替え
弁により構成も簡素化でき、コストを低減することがで
きる。
【0018】請求項10の発明は、特に、請求項1に記
載の気化器は、複数個に独立して分離された気化器の一
部を結合させて、一体成型を行えるようにしたことによ
り、複数個の気化器として部品化するところを成形型の
湯流れの部分を残した形で一体化して製造することとな
り、一部の気化器から他の気化器へ熱伝導を低減しなが
ら、気化器のコストアップを防止することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0020】(実施例1)図1、図2は、本発明の実施
例1における燃焼装置の断面を示すものである。
【0021】図1、図2において、16は、液体燃料で
ある灯油(または軽油)を蒸発させる気化器で、アル
ミ、ジュラルミン等のアルミ合金、黄銅、銅、鋼、鋳鉄
等の熱伝導の良い、耐熱材料で造られ、筒状に形成され
ている。気化器16は、点火用気化器17と燃焼用気化
器18の複数個に独立した個体として分割して設けられ
ている。点火用気化器17には、ニクロム線やカンタル
線の発熱体で構成される電熱ヒータ19が鋳込まれてい
る。
【0022】20は、気化器16の側面に設けられた気
化器蓋で、アルミ、黄銅、銅、鋳鉄等の熱伝導の良い材
料で造られている。気化器蓋20には、点火用気化器1
7と燃焼用気化器18のそれぞれに液体燃料を供給する
点火用ノズル21と燃焼用ノズル22が臨む開口23、
24が設けられている。また気化器蓋20は、気化器1
6の側部を覆うように設けられ、それぞれに独立した点
火用気化器17と燃焼用気化器18を一体で固定するよ
うに設けている。この構成により、点火用気化器17に
は点火用気化室25、燃焼用気化器18には燃焼用気化
室26が形成される。
【0023】27は、点火用気化器17と燃焼用気化器
18の間に設ける断熱空間で、気化器蓋20と燃焼室2
8側に設け、気化器16の上部に構成する仕切壁29と
で間隙を構成している。断熱空間27には、シリカやア
ルミナやグラスウール等の耐熱材料で形成される断熱材
を充填している。
【0024】30は、燃料供給手段で、点火用ノズル2
1と燃焼用ノズル22には、それぞれに点火用送油管3
1と燃焼用送油管32を介して連結され、燃料供給手段
30は、特にパルスポンプ、シリンダーポンプ、電磁ポ
ンプ、ロータリポンプから構成されている。点火用ノズ
ル21には、点火用ポンプ33、燃焼用ノズル22に
は、燃焼用ポンプ34が連結され、それぞれ個別の制御
を行うようにしている。点火用ポンプ33と燃焼用ポン
プ34は、定油面装置(レベラー)35に載置され、定
油面装置35には、屋外の燃料タンク(図示無し)より
灯油が供給される。
【0025】36は、混合気噴出口で、点火用気化器1
7と燃焼用気化器18の下部に気化器蓋20とで構成
し、それぞれに点火用混合気噴出口37と燃焼用混合気
噴出口38を設けている。39は、送風管で、点火用ノ
ズル21と燃焼用ノズル22を収納した形で、気化器蓋
20の開口23、24に向かって空気を供給するように
筒状に構成している。
【0026】40は、搬送通路で、混合気噴出口36下
方に設けられ、アルミ、黄銅、銅、鋳鉄等の熱伝導の良
い材料で碗状に形成されている。点火用気化器17と燃
焼用気化器18のそれぞれの点火用混合気噴出口37と
燃焼用混合気噴出口38は、すべてこの搬送通路40に
連通している。
【0027】41は、炎口で、搬送通路40の下流に設
けられ、鋼、鉄、チタン、ジュラルミン、セラミック等
の耐熱材料で造られ、多孔板状に設けられている。42
は、バーナケースで、燃焼部分の構成品を収納する形で
設けられ、その内側の空間は、気化器16、搬送通路4
0、炎口41の周囲を囲むように設けられた空気通路4
3となっている。
【0028】44は、2次空気通路で、筒状に構成され
炎口41に隣接するように設けられ、その上部に炎口4
1の下流側に向かって臨む複数個の2次空気噴出口45
を設けている。炎口41と2次空気通路44は、交互に
複数個が隣接するように配置され、気化器16に対して
炎口41と2次空気通路44の長手方向が沿う形になる
ように配置されている。炎口41と2次空気通路44
は、下流側に向かって同一平面になるように構成されて
いる。2次空気通路44の両端部は、空気通路43に連
通されている。炎口41と2次空気通路44の構成上の
組み合わせは、気化器16に隣接する側を炎口41に、
その反対側の空気通路43に隣接する側を2次空気通路
44になるように構成する。複数個の炎口41と2次空
気通路44の組立は、炎口41の一部を折り曲げその端
部と2次空気通路44の搬送通路40側の底部に複数個
の点溶接を行うことで行われている。
【0029】46は、側壁で、炎口41と空気通路43
との間に設けられ、その内側に燃焼室28が形成されて
いる。47は、受熱部で、気化器16の背面に燃焼室2
8に張り出すように形成され、フィン形状に設けられて
いる。受熱部47は、炎口41の上方に張り出すような
位置に構成されている。受熱部47は、点火用気化器1
7と燃焼用気化器18のそれぞれに設けられている。
【0030】48は、熱交換器で、空気通路43の天板
部49に、炎口41の上方を覆うように載置されてい
る。熱交換器48は、熱伝導の良い、耐熱性の銅やアル
ミ材料を用いて筒状に構成され、途中に複数本の温水管
に多数の板状のフィンを設けている。50は、燃焼用空
気を供給する送風機で、羽根車には高圧を出せるターボ
ファンやラジアルファン等を用い、それをモータで回転
させるように構成され、空気通路43の側部の一部に連
通された送風通路51に連結されている。この送風通路
51の内部に、前記送風管39が設けられている。
【0031】52は、点火用気化器17の温度を検知す
るための点火温度検知部で、サーミスタ、熱電対等で構
成される。53は、制御部で、燃焼装置の始動時に点火
用気化器17の電熱ヒータ19の電源54を作動させ、
点火温度検知部52の信号から点火用気化器17を所定
の温度に立ち上げ、液体燃料を点火用気化器17に供給
して点火を行わせる。制御部53は、点火用気化器17
に液体燃料が供給され、燃焼が開始されると、所定時間
の経過後に液体燃料を燃焼用気化器18に供給して定格
燃焼を行わせる。制御部53は、運転スイッチの指示や
負荷の大きさにより、点火用ポンプ33と燃焼用ポンプ
34と送風機50を適正な状態にコントロールするよう
に設けている。
【0032】55は、送風通路51内に設けられた気化
用空気調節器で、開閉によって送風管39の送風抵抗を
変化させる開閉ダンパ56で構成され、この開閉ダンパ
56を回転駆動する駆動装置57とで構成されている。
開閉ダンパ56は、板面を回転させる構成で設けられて
おり、上下方向の開閉でも左右方向の開でも良い。開閉
ダンパ56の一部を折り曲げて形成した支持部58の貫
通させた穴に棒状の軸59を通し、その軸59を送風管
39の上部に設けられたダンパ受け部60に設けられた
穴で支えるように設けられている。開閉ダンパ56は、
送風管39の入り口に接触する側に設けられ、一部に複
数個の透孔61を設けている。開閉ダンパ56は、最小
燃焼量を含む領域のモードの時には、図2に示すように
送風管39を略閉塞し、透孔61を介して空気を供給
し、同時に送風通路51も略閉塞して空気通路43から
2次空気通路44に向かう空気の量を低減して調節して
いる。開閉ダンパ56は、定格燃焼(最大燃焼)を含む
領域のモードの時には、図1に示すように送風通路39
を開放して多量の空気を気化器16や2次空気通路44
に供給している。
【0033】駆動装置57は、特にステッピングモータ
やソレノイドやモータと歯車、カム等を用いて、開閉ダ
ンパ56の動作を行うように構成され、駆動装置57の
駆動部分が開閉ダンパ56に連結されている。
【0034】62は、気化室16の周囲に設けた断熱カ
バーで、特にアルミナ、シリカのセラミックやグラスウ
ールで形成され、点火用気化器17と燃焼用気化器18
の外壁からの放熱を防止するように設けている。63
は、炎口41上に形成される火炎である。64は、空気
の流れである。
【0035】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。
【0036】まず、燃焼装置の電源スイッチ(図示せ
ず)が入れられると、点火用気化器17の電熱ヒータ1
9に通電され、点火用気化器17が加熱される。点火用
気化器17が所定の温度に達すると、点火温度検知部5
2の検知により制御部53の指示により送風機50が作
動し、燃焼用の空気が供給される。このとき燃焼装置と
しては、点火モード状態になり、定格燃焼よりも小さい
燃焼量で点火が行われる。送風通路51に供給された空
気64は、気化用空気調節器55の開閉ダンパ56で送
風管39を略閉塞に近い状態にして空気量を調節され
る。空気64は、送風管39内に供給される気化用の空
気とバーナケース42の内側の空気通路43に供給され
る空気とに分けられる。
【0037】これと同時に点火用ポンプ33が作動し、
液体燃料が点火用ノズル21から点火用気化器17内に
噴霧される。液体燃料は高温の点火用気化器17の点火
用気化室25の壁面で気化され、気化用の空気と混合さ
れながら搬送通路40に搬送され、可燃の混合気となっ
て炎口41から噴出される。このとき、点火手段(図示
せず)の放電により可燃混合気に点火し燃焼を開始す
る。炎口41上には、火炎63が形成され、気化器16
の受熱部47を加熱する。また、空気通路43内に供給
される空気は、2次空気通路44を介して炎口41近傍
に配置された2次空気噴出口45に供給され、燃焼室2
8内で火炎63の燃焼を促進させる。
【0038】また、燃焼用気化器18は、火炎63の熱
を受けて、短時間に液体燃料を気化できる温度に到達
し、そのタイムラグを想定して制御部53により燃焼用
ポンプ34が作動し、液体燃料が燃焼用用ノズル22か
ら燃焼用気化器18内に噴霧される。液体燃料は高温の
燃焼用気化器18の燃焼用気化室26の壁面で気化さ
れ、気化用の空気と混合されながら搬送通路40に搬送
され、可燃の混合気となって炎口41から噴出される。
燃焼量が定格燃焼に近い場合は、気化用空気調節器55
の開閉ダンパ56を開放して送風管39の空気量を増加
させている。点火用気化器17と燃焼用気化器18から
噴出する可燃の混合気は、搬送通路40内で拡散して均
一な状態で炎口41に送られ、安定した火炎63を形成
する。燃焼で生じた高温の燃焼ガスは、熱交換器48で
熱交換され排出される。
【0039】以上のように、本実施例においては、液体
燃料を気化する気化器16を点火用気化器17と燃焼用
気化器18という複数個に独立して設け、点火時には点
火用気化器17だけを加熱し、この点火用気化器17に
液体燃料を供給して火炎63を形成するので、点火用気
化器17が小型化されることにより、燃焼装置のスイッ
チを入れてから点火用気化器17が所定の温度まで加熱
するのに短時間で行え、燃焼装置全体として短時間での
使用が可能となるという効果がある。
【0040】また、本実施例では、点火用気化器17を
電熱ヒータ19で加熱するので、気化器16が小型化さ
れることにより、電熱ヒータ19の容量を低減でき、電
灯線への負荷を軽減できるという効果がある。
【0041】また、本実施例では、点火用気化器17を
電熱ヒータ19で常時加熱して待機させるので、点火用
気化器17が小型化されることにより、点火用気化器1
7からの放熱が防止され、電力の使用量を低減できると
いう効果がある。
【0042】また、本実施例では、燃焼用気化器18を
炎口41に形成された火炎63で加熱するので、燃焼装
置の能力が大きくても熱容量の大きな気化器16と電気
容量の大きな電気熱ヒータ19が必要でなく、燃焼装置
全体として電力を低減できるという効果がある。
【0043】また、本実施例では、開閉ダンパ56を開
閉して、気化器16や2次空気通路44に供給している
空気の量や割合を変化させるので、最小燃焼量を含む領
域のモードの時には、炎口41の赤熱による逆火や変形
を防止し、定格燃焼(最大燃焼)を含む領域のモードの
時には、必要な空気量を充分に供給できるという効果が
ある。
【0044】なお、本実施例において、気化器蓋20を
点火用気化器17と燃焼用気化器18が一体で固定する
ように設けたが、点火用気化器17と燃焼用気化器18
にそれぞれに気化器蓋20を個別に設けてもよい。
【0045】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
燃焼装置を示す平面図である。図3において、16は、
気化器、17は、点火用気化器、18は、燃焼用気化
器、39は、送風管、41は、炎口、65は、送風管3
9内を複数個の通路に分ける仕切部、66は、燃焼用気
化器18に空気を供給する送風管39の通路を開閉する
点火時用空気調節器で、開閉によって送風管39の送風
抵抗を変化させる点火時用開閉ダンパ67で構成され、
この点火時用開閉ダンパ67を回転駆動する点火時用駆
動装置68とで構成されている。点火時用開閉ダンパ6
7は、板面を回転させる構成で設けられており、上下方
向の開閉でも左右方向の開でも良い。
【0046】実施例1と異なるところは、気化器16の
上流側にもうける送風管39に仕切部65を設け、燃焼
用気化器18に空気を供給する通路を構成してその通路
を点火時用空気調節器66で開閉する構成を設けた点で
ある。
【0047】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。燃焼装置の
点火時に、点火用気化器17を作動し、炎口41上に形
成する火炎で燃焼用気化器18を加熱する時に、送風管
39の通路を開閉する点火時用空気調節器66の点火時
用開閉ダンパ67により燃焼用気化器18の上流の仕切
部65で構成される通路を閉止して、燃焼用気化器18
内への空気の流入を防止している。
【0048】以上のように、本実施例においては、点火
時に液体燃料を供給する気化器以外の燃焼用気化器18
の空気による冷却を防止して、燃焼用気化器18の温度
を速く上昇させ、定格燃焼に短時間で移行させることが
できる。
【0049】(実施例3)図4は、本発明の実施例3の
燃焼装置を示す平面図である。図4において、18は、
燃焼用気化器、34は、燃焼用ポンプ、41は、炎口、
53は、制御部、69は、気化器温度検知部で、実施例
1と異なるところは、燃焼用気化器18に気化器温度検
知部69を設けた点である。
【0050】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。
【0051】炎口41上に形成する火炎の熱で燃焼用気
化器18が加熱され、気化器温度検知部52が所定の温
度を超えた時に、制御部53の指示により燃焼用ポンプ
34を作動させて、燃焼用気化器18に液体燃料を供給
するようにしている。
【0052】以上のように、本実施例においては、燃焼
用気化器18の温度が液体燃料を適正に気化できる温度
になることを正確に判定することにより、燃焼用気化器
18内の気化不良を防止して、一酸化炭素や刺激臭の発
生のない安定した燃焼を行うことができる。
【0053】(実施例4)図5は、本発明の実施例4の
燃焼装置を示す平面図である。図5において、17は、
点火用気化器、18は、燃焼用気化器、19は、電熱ヒ
ータ、41は、炎口、53は、制御部、54は、電源、
70は、燃焼用気化器18に鋳込まれ、ニクロム線やカ
ンタル線の発熱体で構成される燃焼用電熱ヒータで、実
施例1と異なるところは、点火用気化器17に加熱手段
として設けた電熱ヒータ19以外に燃焼用気化器18に
も加熱手段として燃焼用電熱ヒータ70を設けた点であ
る。
【0054】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。炎口41上
に形成する火炎の熱で燃焼用気化器18が加熱されのに
合わせて、制御部53の指示により電源54を作動さ
せ、燃焼用気化器18に設けた燃焼用電熱ヒータ70に
より加熱を行うようにしている。
【0055】以上のように、本実施例においては、火炎
の熱を主に利用してそれに燃焼用電熱ヒータ70の熱を
補助的に用いるので、燃焼用気化器18の温度上昇を加
速し、短時間で所定の温度を確保することができる。
【0056】(実施例5)図6は、本発明の実施例5の
燃焼装置を示す平面図である。図6において、17は、
点火用気化器、18は、燃焼用気化器、19は、電熱ヒ
ータ、41は、炎口、53は、制御部、54は、電源、
70は、燃焼用電熱ヒータ、71は、炎検知手段で、実
施例1と異なるところは、炎口41の上方に設けた炎検
知手段71で、加熱手段として設けた燃焼用電熱ヒータ
70の作動を指示するタイミングを判定する構成を設け
た点である。
【0057】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。燃焼装置の
点火時に、点火用気化器17の加熱手段として設けた電
熱ヒータ19を作動し、炎検知手段71により炎口41
上に形成する火炎の炎電流を検知することで、火炎が確
実に炎口41上に形成したことを確認した後に制御部5
3の指示により電源54を作動させ、燃焼用電熱ヒータ
70の作動を行うようにしている。
【0058】以上のように、本実施例においては、炎口
41上に火炎が形成したことを炎検知手段71で確認し
た後に燃焼用気化器18に設けた燃焼用電熱ヒータ70
を作動するので、火炎の熱に合わせて、燃焼用電熱ヒー
タ70の作動を行い、燃焼用電熱ヒータ70の使用時間
を効率よく短縮することができる。
【0059】(実施例6)図6は、本発明の実施例6の
燃焼装置を示す平面図である。図6において、17は、
点火用気化器、18は、燃焼用気化器、19は、電熱ヒ
ータ、41は、炎口、53は、制御部、70は、燃焼用
加熱手段、71は、炎検知手段で、実施例1と異なると
ころは、炎口41の上方に設けた炎検知手段71の検知
により、点火用気化器17に加熱手段として設けた電熱
ヒータ19の作動を停止し、燃焼用気化器18に加熱手
段として設けた燃焼用加熱手段70を同時に作動させな
い用に指示する構成をを設けた点である。
【0060】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。燃焼装置の
点火時に、点火用気化器17の電熱ヒータを作動し、炎
検知手段71により炎口41上に形成する火炎の炎電流
を検知することで、火炎が確実に炎口41上に形成した
ことを確認した後に制御部53の指示により、点火用気
化器17に設けた電熱ヒータ19の作動を停止し、その
後で燃焼用加熱手段70の作動を行うようにしている。
【0061】以上のように、本実施例においては、点火
用気化器17に設けた電熱ヒータ19と燃焼用気化器1
8に設けた燃焼用加熱手段70を同時に作動させないの
で、加熱手段全体の電気容量を低減して、電灯線に対す
る負荷を低減することができる。
【0062】(実施例7)図5は、本発明の実施例7の
燃焼装置を示す平面図である。図5において、17は、
点火用気化器、18は、燃焼用気化器、19は、電熱ヒ
ータ、41は、炎口、53は、制御器、54は、電源、
70は、燃焼用気化器18に鋳込まれた燃焼用電熱ヒー
タで、実施例1と異なるところは、点火用気化器17に
加熱手段として設けた電熱ヒータ19の能力を燃焼用気
化器18に加熱手段として設けた燃焼用電熱ヒータ70
よりも大きく構成した点である。
【0063】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。点火時に点
火用気化器17に設けた大容量の電熱ヒータ19を作動
し、点火用気化器17を短時間で所定の温度に加熱し、
炎口41上に火炎を形成させる。形成する火炎の熱で燃
焼用気化器18が加熱されのに合わせて、制御部53の
指示により電源54を作動させ、燃焼用気化器18に設
けた小容量の燃焼用電熱ヒータ70により加熱を行うよ
うにしている。
【0064】以上のように、本実施例においては、点火
用気化器17と燃焼用気化器18を合わせた気化器全体
の加熱手段の電気容量を変えずに、点火時に点火用気化
器17の温度上昇をより加速するので、点火用気化器1
7の加熱から炎口41上への火炎の形成まで、電灯線に
対する負荷を増加させないで、短時間に行うことができ
る。
【0065】(実施例8)図7は、本発明の実施例8の
燃焼装置を示す平面図である。図7において、17は、
点火用気化器、炎口41、制御器53、72は、点火手
段、73は、点火トランスで、実施例1と異なるところ
は、燃焼用気化器17の近傍に設けた炎口41に点火手
段72を設けた点である。
【0066】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。点火時に、
点火用気化器17から供給する混合気が炎口41から噴
出する時に、点火用気化器17に近いところに配置され
る炎口41に点火電極からなる点火手段72を臨ませ、
制御部53の指示により、点火トランス73を作動さ
せ、高電圧を発生させて、炎口41の一部に放電の火花
を飛ばし、混合気に点火を行うようにしている。
【0067】以上のように、本実施例においては、点火
用気化器17の近傍に設ける炎口41に点火手段72を
設けたので、混合気に短時間で点火し、炎口41上の火
移りを速め、一酸化炭素や刺激臭の発生のない安定した
火炎を短時間で形成することができる。
【0068】(実施例9)図8は、本発明の実施例9の
燃焼装置を示す側面図である。図8において、17は、
点火用気化器、18は、燃焼用気化器、21は、点火用
ノズル、22は、燃焼用ノズル、31は、点火用送油
管、32は、燃焼用送油管、53は、制御部、74は、
切り替え弁、75は、特にパルスポンプ、シリンダーポ
ンプ、電磁ポンプ、ロータリポンプから構成される燃料
供給手段で、実施例1と異なるところは、点火用気化器
17に液体燃料を供給するために点火用ノズル21と点
火用送油管31に燃料供給手段76を直結し、それ以外
の燃焼用気化器18には、点火用燃送油管31の途中に
設けた切り替え弁74を介して燃焼用ノズル22と燃焼
用送油管32を燃料供給手段75と結合する構成を設け
た点である。
【0069】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。点火時に
は、点火用気化器17に点火用ノズル21と点火用送油
管31を介して燃料供給手段75により液体燃料が供給
され、燃焼用気化器18が加熱され所定の温度になる
と、制御部53の指示により切り替え弁74を作動し、
点火用送油管31と共に燃焼用送油管32にも液体燃料
が供給され、燃焼用気化器18に送られる。このとき点
火用気化器17と燃焼用気化器18に送られる液体燃料
は、点火用ノズル21と燃焼用ノズル22で流量抵抗が
あらかじめ設定されており、所定の割合に分配されるよ
うにしている。また切り替え弁74が作動していない時
は、点火用ノズル21のみの流量抵抗を考慮して、燃料
供給手段75の作動のコントロールを制御部53で行う
ようにしている。
【0070】以上のように、本実施例においては、点火
用気化器17と燃焼用気化器18とに液体燃料を供給す
るときに、燃料供給手段75を単体で設け、複数個の気
化器に液体燃料を供給する場合は、切り替え弁74を作
動して液体燃料を分流するので、燃料供給手段75全体
のコントロールを容易に行わせ、切り替え弁74により
構成も簡素化でき、コストを低減することができる。
【0071】(実施例10)図9は、本発明の実施例1
0の燃焼装置を示す側面図である。図9において、16
は、気化器、17は、点火用気化器、18は、燃焼用気
化器、19は、電熱ヒータ、76は、結合部で、実施例
1と異なるところは、複数個に独立して分離された点火
用気化器17と燃焼用の気化器18の一部を結合させ
て、一体成型を行えるような構成を設けた点である。
【0072】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用について説明する。気化器16
を製作するときは、アルミダイカストにより熱伝導の良
いアルミ合金を型に流し込み、その湯流れの部分を結合
部76として構成し、全体としては、点火用気化器17
と燃焼用気化器18を独立に近い形で成型するようにし
ている。
【0073】以上のように、本実施例においては、点火
用気化器17と燃焼用気化器18を結合部で一体化させ
るので、点火用気化器17から燃焼用気化器18へ熱伝
導を低減しながら、複数個の気化器を単体で製作し、気
化器16のコストアップを防止することができる。
【0074】
【発明の効果】以上のように請求項1〜10に記載の発
明によれば、複数個に分離した気化器の一部の気化器を
液体燃料の気化ができる温度に速く立ち上げ、炎口に形
成された火炎で他の気化器を加熱するので、燃焼装置全
体として短時間での使用が可能となる。また、電気ヒー
タの容量も低く押さえることができ、電灯線の負荷を低
減できる。また、一部の小型化された気化器だけを加熱
するので、常時加熱して待機させていても電気の消費量
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における燃焼装置の断面図
【図2】同装置の平面図
【図3】本発明の実施例2における燃焼装置の平面図
【図4】本発明の実施例3における燃焼装置の平面図
【図5】本発明の実施例4、7における燃焼装置の平面
【図6】本発明の実施例5、6における燃焼装置の平面
【図7】本発明の実施例8における燃焼装置の平面図
【図8】本発明の実施例9における燃焼装置の側面図
【図9】本発明の実施例10における燃焼装置の気化器
の側面図
【図10】従来の燃焼装置の断面図
【符号の説明】
16 気化器 30 燃料供給手段 40 搬送通路 41 炎口 50 送風機 53 制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料を気化する複数個の気化器と、
    この気化器の下流側に連通する搬送通路と、この搬送通
    路の下流側に設置される炎口とを備え、点火時には一部
    の気化器だけを加熱して液体燃料を供給する燃焼装置。
  2. 【請求項2】 点火時に液体燃料が供給される一部の気
    化器にだけ空気を供給する請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 点火時に液体燃料が供給されない気化器
    に気化器温度検知部を設け、この気化器温度検知部の値
    が所定の温度を超えた時に前記気化器に液体燃料を供給
    する請求項1または2に記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 点火時に液体燃料が供給されない気化器
    に加熱手段を設ける請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の燃焼装置。
  5. 【請求項5】 炎口の上方に設けた炎検知手段で前記炎
    口に火炎が形成したことを確認した後に、点火時に液体
    燃料が供給されない気化器に設けた加熱手段を作動する
    請求項4記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】 炎口の上方に設けた炎検知手段で前記炎
    口に火炎が形成したことを確認した後に、点火時に液体
    燃料を供給する一部の気化器に設けた加熱手段を停止
    し、点火時に液体燃料が供給されない気化器に設けた加
    熱手段と同時に作動させないようにする請求項5記載の
    燃焼装置。
  7. 【請求項7】 点火時に液体燃料を供給する一部の気化
    器に設けた加熱手段の能力を他の気化器に設けた加熱手
    段よりも大きくした請求項4、5又は6記載の燃焼装
    置。
  8. 【請求項8】 点火時に液体燃料を供給する一部の気化
    器の近傍に設ける炎口の一部に点火する請求項1〜7の
    いずれか1項に記載の燃焼装置。
  9. 【請求項9】 点火時に液体燃料を供給する一部の気化
    器に燃料供給手段を直結し、他の気化器は、切り替え弁
    を介し前記燃料供給手段と結合する請求項3〜8のいず
    れか1項に記載の燃焼装置。
  10. 【請求項10】 気化器は、複数個の気化器の一部を結
    合させて、一体成型した請求項1〜9のいずれか1項記
    載の燃焼装置。
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