JP3877950B2 - 気化式燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温風暖房装置等に備えられる気化式燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
灯油等の液体燃料を気化して燃焼させる気化式燃焼装置は、液体燃料をヒータ(電熱ヒータ)により加熱された気化器に供給して気化した後、その気化ガスを空気と混合してバーナに供給し、該バーナにて燃焼させる。
【0003】
この種の燃焼装置では、気化器のヒータは、気化器の温度を液体燃料が確実に気化し得る所定温度の近傍に維持するように、該気化器の検出温度に応じてヒータの通電がON/OFF制御される。ところが、この気化器の加熱・保温をヒータだけで行うようにすると、ヒータによる電力消費量が大きなものとなって装置のエネルギー効率が悪化してしまう。
【0004】
このため、例えば特開平5−18514号公報や本願出願人による特許第2676271号等に見られるように、気化器に近接させて配置される炎口部をバーナに形成しておき、バーナの燃焼中に、気化器に近接した炎口部におけるバーナの燃焼炎により気化器を加熱する(熱をフィードバックする)ようにした気化式燃焼装置が従来から知られている。
【0005】
しかしながら、かかる従来の気化式燃焼装置では、気化器へのフィードバック熱量はバーナの大燃焼中でも気化器が過熱しないように設定されていたり、点火前の電熱ヒータによる予熱時間を短くするため気化器の受熱部を小さくしたりしているので、バーナにおける燃焼量(これは例えば温風暖房装置では室温の検出値と目標室温との偏差等に応じて決定される)が比較的小さい状態では、バーナの燃焼熱だけでは気化器を、液体燃料を確実に気化し得る必要温度に加熱することは困難である。
【0006】
このため、バーナの燃焼中でも、気化器のヒータを作動させて気化器を加熱しなければならない状況も頻繁に生じ、装置の省エネルギー化が不十分なものとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、気化器のヒータを作動させる状況をより一層低減して、装置の省エネルギー化を図ることができる気化式燃焼装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の気化式燃焼装置は、かかる目的を達成するために、液体燃料を気化器に供給して気化し、その気化ガスと空気との混合気をバーナに供給して燃焼させる気化式燃焼装置において、前記バーナを種火バーナと該種火バーナから火移りされて燃焼するメインバーナとにより構成して、前記気化器により生成された気化ガスを該種火バーナ及びメインバーナに分配供給するガス供給通路を設けると共に、前記種火バーナを前記気化器の近傍箇所に配置し、前記種火バーナへの前記気化ガスの供給量を調整可能に前記ガス供給通路に設けられた弁装置と、前記気化器の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段により検出される温度をあらかじめ定めた所定温度に維持するように該検出温度に応じて前記弁装置を制御して前記種火バーナの火力を調整する種火火力調整手段とを備え、前記ガス供給通路は、前記気化器により生成された気化ガスを前記バーナ側に導くメイン供給通路と、該メイン供給通路から分岐され、それぞれ前記メインバーナ及び種火バーナに気化ガスを導く第1サブ供給通路及び第2サブ供給通路とから構成され、前記弁装置は、前記メイン供給通路から両サブ供給通路への分岐箇所に両サブ供給通路への気化ガスの供給割合を調整するよう設けられた弁装置であることを特徴とするものである。
【0009】
かかる本発明によれば、前記種火火力調整手段が、前記温度検出手段による前記気化器の検出温度に応じて前記弁装置を制御することで、該検出温度が前記所定温度に略維持されるように種火バーナの火力が調整される。このため、気化器をヒータにより加熱せずとも、該気化器の温度を、前記液体燃料が気化し得る温度に保温することができる。従って、種火バーナの燃焼中あるいは種火バーナ及びメインバーナの燃焼中は、基本的には気化器のヒータを作動させる必要が無くなる。
【0010】
この結果、本発明によれば、気化器のヒータを作動させる状況を従来のものよりも低減することができ、ひいては装置の省エネルギー化をより一層高めることができる。
【0012】
また、気化器への液体燃料の供給量、ひいては該気化器による気化ガスの生成量が一定であれば、種火バーナ及びメインバーナを合わせたバーナ全体に対する気化ガスの供給量は一定であるので、該バーナ全体の燃焼量は、前記種火火力調整手段により調整される種火バーナの火力によらずに一定となる。従って、バーナ全体の燃焼量を所望の燃焼量に制御しながら、種火バーナの火力を調整して、気化器の加熱・保温を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の気化式燃焼装置の一実施形態を図1〜図3を参照して説明する。図1は本実施形態の気化式燃焼装置の機構的構成を示す断面図、図2は該気化式燃焼装置の電子機器の構成を示すブロック図、図3は該気化式燃焼装置の要部の作動を説明するための説明図である。
【0014】
図1を参照して、本実施形態の気化式燃焼装置は例えばFF式の温風暖房装置に備えられたものであり、方形箱状のバーナケース1と、液体燃料としての灯油を貯蔵している定油面器2とを備えている。これらのバーナケース1及び定油面器2は、温風暖房装置の図示しない外装ケース内に収容されている。この場合、前記定油面器2は、図示しない燃料タンクに配管で接続されており、該燃料タンクから灯油が供給されるようになっている。
【0015】
尚、以下の説明では、便宜上、図1の左右方向をバーナケース1の前後方向とし、バーナケース1の左側、右側をそれぞれバーナケース1の前側、後側とする。
【0016】
バーナケース1内には、メインバーナ3及び種火バーナ4を構成するバーナユニット5と、このバーナユニット5に装着された気化器6とが収容されている。
【0017】
バーナユニット5は、その主要部がメインバーナヘッド7と種火バーナヘッド8とバーナトップ9とから構成されたものである。
【0018】
メインバーナヘッド7は、詳細を後述するバーナトップ9と併せてメインバーナ3を構成するものであり、上方に開口して前後方向に延在する箱状のものである。また、種火バーナヘッド8は、バーナトップ9と併せて種火バーナ4を構成するものであり、メインバーナヘッド7と大略相似した形状で上方に開口する箱状のものである。
【0019】
この種火バーナヘッド8は、その前後方向の長さや深さがメインバーナヘッド7よりよりも小さく形成されている。そして、該種火バーナヘッド8は、その上端面がメインバーナヘッド7の上端面と面一になるようにしてメインバーナヘッド7内に収容されている。この場合、種火バーナヘッド8は、その上端両側部に形成された図示しないフランジを介してメインバーナヘッド7の上端両側部に支承されている。
【0020】
また、メインバーナへッド7内には、これに収容した種火バーナヘッド8の前方及び後方の箇所、並びに下側の箇所に空間10が形成されている。この空間10は、メインバーナ3で燃焼させる混合気(灯油の気化ガスと空気との混合気)を該メインバーナ3の後述の炎口18に供給する通路となるものであり、本発明における第1サブ供給通路に相当するものである(以下、この空間10を第1混合気通路10という)。
【0021】
種火バーナヘッド8の内部には、この内部を前部側の空間11と後部側の空間12とに隔てる仕切り板13が設けられている。この仕切り板13には、空間12内に突出した凸部14を有する貫通穴(バーリング穴)15が穿設され、この貫通穴15を介して空間11,12が互いに連通されている。また、仕切り板13に対面する種火バーナヘッド8の後端(図1の種火バーナヘッド8の右端)の側壁には、空間12内に突出した凸部16を有する貫通穴(バーリング穴)17が仕切り板13の貫通穴15と同心に穿設され、この貫通穴17を介して空間12を第1混合気通路10に連通させている。
【0022】
ここで、種火バーナヘッド8内の前部側の空間11は、種火バーナ4で燃焼させる混合気を種火バーナ4の後述の炎口19に供給する通路となるものであり、本発明における第2サブ供給通路に相当するものである(以下、この空間11を第2混合気通路11という)。また、種火バーナヘッド8内の後部側の空間12は、詳細を後述する気化器6内で生成される混合気を前記第1混合気通路10及び第2混合気通路11に分配供給する部分である(以下、空間12を混合気分配部12という)。
【0023】
前記バーナトップ9は板状のものであり、上述のような構成のメインバーナヘッド7及びこれに収容された種火バーナヘッド8の上端面にこれらのバーナヘッド7,8を閉蓋するようにして装着され、メインバーナヘッド7に図示しないねじ等によりパッキングを挟んで固定されている。
【0024】
このバーナトップ9には、種火バーナヘッド8よりも前側の箇所で、メインバーナヘッド7内の第1混合気通路10に連通する複数の炎口18が穿設され、種火ケーシング8内の第2混合気通路11の上方箇所に、該第2混合気通路11に連通する複数の炎口19が穿設されている。炎口18,19は、それぞれメインバーナ3用、種火バーナ4用の炎口であり、メインバーナ3用の炎口18の個数やその存在範囲は、種火バーナ4用の炎口19の個数やその存在範囲よりも大きいものとされている。
【0025】
尚、上述のように構成されたバーナユニット5は、バーナケース1内に設けられたバーナ取付部材20に取付けられて、バーナケース1内に保持されている。
【0026】
また、メインバーナヘッド7の後端の側壁の下端部には、灯油の気化ガスが結露したときにメインバーナヘッド7内に残留することとなる灯油を排出するためのドレン管21が挿着されている。このドレン管21は、メインバーナヘッド7の後端の側壁の下端部から、後方に向かって斜め下方に延在し、バーナケース1の後端の側壁に穿設された貫通穴22を介してバーナケース1の後方に突出されている。そして、このドレン管22の後端部は、ドレンパイプ23を介して前記定油面器2に連接されている。
【0027】
さらに、前記種火バーナヘッド8内の混合気分配部12には、これに導入される混合気の、メインバーナ3及び種火バーナ4への分配割合を調整するための弁装置24の弁体25が収容されている。
【0028】
この弁装置24は、円板状に形成された上記弁体25と、該弁体25に連結されたロッド26と、このロッド26を介して弁体25を移動させる電動モータ27(ステッピングモータ)とを備えるものである。
【0029】
さらに詳細には、弁装置24の弁体25は、混合気分配部12の前後の貫通穴15,17と同心に配置され、この弁体25の中心部から後方に向かって前記ロッド26が延設されている。該ロッド26は、種火バーナヘッド8の貫通穴17とメインバーナヘッド7の後端の側壁に穿設されたロッド挿通孔28と、バーナケース1の後端の側壁に穿設されたロッド貫通孔29とを貫通してバーナケース1の後方に突出され、メインバーナヘッド7のロッド挿通孔28にて、前後方向に摺動可能に支承されている。
【0030】
また、弁装置24の電動モータ27は、バーナケース1の外側でバーナケース1の後端の側壁にモータ取付部材30を介して取付けられており、この電動モータ27の回転駆動軸27aに、ロッド26の後端部がピアノ線等のような弾性を有する連結部材31を介して連結されている。
【0031】
かかる弁装置24では、電動モータ27の回転駆動軸27aを回転させることにより、混合気分配部12内に配置された弁体25がロッド26と共に前後方向に移動する。これにより、前記貫通穴15(以下、種火側貫通穴15という)の凸部14と弁体25との間隔、並びに前記貫通穴17(以下、メイン側貫通穴17という)の凸部16と弁体25との間隔が調整される。換言すれば、混合気分配部12に対する種火側貫通穴15及びメイン側貫通穴17の開度が調整されることとなる。この場合、弁体25を前進させたとき、種火側貫通穴15の開度が小さくなると同時にメイン側貫通穴17の開度が大きくなり、逆に、弁体25を後退させたとき、種火側貫通穴15の開度が大きくなると同時にメイン側貫通穴17の開度が小さくなる。
【0032】
尚、本実施形態における弁装置24では、電動モータ27の回転駆動軸27aを回転させたとき、ロッド26が前後方向に移動すると同時に前記ロッド挿通孔28を支点として上下方向に若干揺動する。このため、バーナケース1の後端の側壁のロッド貫通孔29は、ロッド26の外径よりも大きな口径に形成されている。そして、このロッド貫通孔29におけるバーナケース1内の気密性を確保するために、ロッド26の外周部にロッド貫通孔29を塞ぐシール部材32がロッド26にその軸方向に摺動自在に装着されていると共に、このシール部材32を上下動可能に案内するガイド部材33がバーナケース1の後端の側壁に固設されている。
【0033】
前記気化器6は、種火バーナヘッド8内の混合気分配部12の上方箇所でバーナトップ9上に装着されて該バーナトップ9に図示しないねじ等により固定されている。
【0034】
この気化器6は、その前部側の部分を主に構成する本体部34と、この本体部34の後面部に装着された外装カバー部材35とから構成され、これらの本体部34と外装カバー部材35とにより、気化器6の内部に、下方に向かって開口した空間36を形成している。この空間36は、灯油の気化ガスと空気との混合気を生成すると共にその混合気を種火バーナヘッド8内の混合気分配部12に導く流通路となるものであり、本発明におけるメイン供給通路を構成するものである(以下、空間36をメイン混合気通路36という)。そして、該メイン混合気通路36は、混合気分配部12の上方で前記バーナトップ9に穿設された貫通穴37を介して混合気分配部12に連通されている。
【0035】
気化器6の本体部34は、電熱ヒータ38を内蔵しており、この電熱ヒータ38に通電することで加熱されるようになっている。そして、この本体部34の上部の後端部には、該本体部34の温度を検出する温度センサ39が取着されている。さらに、本体部34の前面部から受熱フィン40が突設され、この受熱フィン40は、種火バーナ4用の炎口19の直上箇所に位置している。
【0036】
また、気化器6の後端部を形成する外装カバー部材35の上部には、メイン混合気通路36に向かって開口する空気導入口41が形成され、この空気導入口41に燃料噴射ノズル42が挿入されている。
【0037】
上記燃焼噴射ノズル42は、その基部43がバーナケース1の後端の側壁に取付けられており、その基部43から空気導入口41内を通って、メイン混合気通路36まで延在している。そして、該燃料噴射ノズル42は、定油面器2に装着された電磁ポンプ44から導出された給油管45に基部43を介して接続されており、電磁ポンプ44を作動させることで定油面器2から供給される灯油をメイン混合気通路36内において、気化器6の本体部34の内壁に向かって噴出するようにしている。
【0038】
また、バーナケース1の前端の側壁の下部には、該バーナケース1の外側で燃焼ファン46が装着されている。この燃焼ファン46は、これに備えたファンモータ46aを作動させることでメインバーナ3及び種火バーナ4の燃焼用の空気を送風するもので、バーナケース1の前端の側壁の下部に形成された空気導入穴47を介してバーナケース1内に燃焼用空気を供給する。
【0039】
この場合、バーナケース1内において、前記メインバーナヘッド7の周囲の空間48(メインバーナヘッド7の下方及び後方の空間を含む)は、前記気化器6の空気導入口41に灯油の気化ガスと混合する燃焼用空気(一次空気)を供給する空気通路となっており、燃焼ファン46からバーナケース1内に供給される燃焼用空気は、該空気通路48を通って気化器6の空気導入口41に導かれ、さらに、該空気導入口41から気化器6内部のメイン混合気通路36に導かれる。
【0040】
尚、前記バーナトップ9の両側部には、図示しない二次空気導入孔が穿設されており、バーナケース1内に燃焼ファン46から供給される空気の一部は、該二次空気導入孔を介してバーナトップ9の炎口18,19から立ち上がる燃焼炎F3,F4に二次空気として供給される。
【0041】
また、バーナケース1の上端の天板には、バーナトップ9の炎口18,19で混合気が燃焼することにより生成される排ガスを、バーナケース1内で炎口18,19の上方に形成されている燃焼室49から導出する排ガス導出口50が形成されている。この排ガス導出口50には、本実施形態における温風暖房装置の図示しない放熱器(熱交換器)が装着されるようになっている。
【0042】
尚、本実施形態における温風暖房装置は、FF式のものであり、上記放熱器には、燃焼排ガスを屋外に導出する図示しない排気管が接続され、また、前記燃焼ファン46には、燃焼用空気を屋外から導く図示しない給気管が接続される。また、図1では図示を省略するが、バーナケース1内には、種火バーナ4の点火を行うための火花放電を発する点火電極や、種火バーナ4及びメインバーナ3の燃焼炎F4,F3を検知するフレームロッド等の炎検知器が配設され、さらに、温風暖房装置の外装ケース内には、室内空気を上記放熱器を介して対流させながら温風を室内に送風する対流ファンが備えられている(これらの点火電極、炎検知器、対流ファン等は、本明細書では、図2のブロック図で概念的に図示する)。
【0043】
図2を参照して、本実施形態における温風暖房装置は、上述した構成の気化式燃焼装置の他、前記弁装置24の電動モータ27や電磁ポンプ44、燃焼ファン46のファンモータ46a、気化器6の電熱ヒータ38等の作動制御を行う制御装置51を備えている。
【0044】
この制御装置51は、マイクロコンピュータ等を含む電子回路により構成されたものであり、前記気化器6の温度センサ39(以下、気化器温度センサ39という)や炎検知器52、温風暖房装置が設置される部屋の室温を検出する室温センサ53等のセンサが接続されると共に、前記弁装置24の電動モータ27や電磁ポンプ44、燃焼ファン46のファンモータ46a、気化器6の電熱ヒータ38、点火電極54に火花放電を発生させるイグナイタ54a、対流ファン55のファンモータ55a等のアクチュエータが接続されている。
【0045】
そして、該制御装置51は、気化器6の温度センサ39等のセンサの検出信号や、あらかじめ定められたプログラム等に基づいて上記の各アクチュエータの作動制御を行う。この場合、本発明に関連した制御装置51の機能的手段として、該制御装置51は、種火バーナ4の火力を前記弁装置24の電動モータ27を介して制御する種火火力調整手段55を具備している。
【0046】
次に本実施形態の気化式燃焼装置を備えた温風暖房装置の作動を説明する。
【0047】
本実施形態における温風暖房装置では、図示しない運転スイッチがON操作されると、制御装置51は、まず、弁装置24の電動モータ27を制御して、前記混合気分配部12内の弁体25をメイン側貫通穴17に向かって移動させ、該メイン側貫通穴17の凸部16に着座させる。これにより、メインバーナ3の第1混合気通路10を混合気分配部12から遮断すると共に、該第1混合気分配部12を種火側貫通穴15を介して種火バーナ4の第2混合気通路11のみに開放する。
【0048】
さらに、制御装置51は、前記電熱ヒータ38に通電し、気化器6の本体部34の加熱を開始する。そして、前記気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度があらかじめ定められた第1所定温度T1(例えば130℃)まで上昇すると、制御装置51は、燃焼ファン46のファンモータ46aを制御して、該燃焼ファン46を所定回転数で回転させる。このとき、該燃焼ファン46から送風される空気は、バーナケース1内の前記空気通路48、メイン混合気通路36、混合気分配部12、第2混合気通路11、種火バーナ4の炎口19を介して燃焼室49に流れ、これにより該燃焼室49等の掃気が行われる。
【0049】
さらに、気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度が前記メイン混合気通路36で灯油を気化し得る第2所定温度T2(>T1。例えば160℃)まで上昇すると、制御装置51は、燃焼ファン46の作動を継続したまま、イグナイタ54aを作動させて点火電極54に火花放電を発生させる。さらに、制御装置51は、電磁ポンプ44を制御して、該電磁ポンプ44による定油面器2の灯油の吐出量(=燃料噴射ノズル42への灯油の供給量)を所定量に制御し、その所定の吐出量の灯油を燃料噴射ノズル42に供給せしめる。尚、気化器6の加熱の開始初期において、気化器6の本体部34の、気化器温度センサ39が取付けられた部分の温度は、一般に本体部34の伝熱の遅れによって、燃料噴射ノズル42から灯油が噴射される部分(以下、ここでは灯油噴射部分という)の温度よりも低い。このため、気化器温度センサ39による検出温度が上記第2所定温度T2(160℃)に達した時における気化器6の本体部34の灯油噴射部分の温度は、該第2所定温度T2よりも高い(例えば200℃)。
【0050】
このとき、燃料噴射ノズル42に供給される灯油は、気化器6内のメイン混合気通路36内で気化器6の本体部34に向かって燃料噴射ノズル42から噴射され、該本体部34の熱により気化される。さらにこのとき、その気化した気化ガスは、気化器6の空気導入口41からメイン混合気通路36内に導入される空気(一次空気)と混合して混合気となり、その混合気がメイン混合気通路36から、種火バーナヘッド8内の混合気分配部12、種火側貫通穴15、第2混合気通路11、及び種火バーナ4の炎口19を介して燃焼室49内に噴出する。そして、その噴出した混合気が点火電極54の火花放電により点火され、種火バーナ4の燃焼が開始する。
【0051】
尚、種火バーナ4の燃焼が開始すると、種火バーナ4の炎口19から立ち上がる燃焼炎F4によって気化器6の本体部34が前記受熱フィン40を介して加熱される。従って、気化器6の本体部34は、種火バーナ4の燃焼開始直後は、基本的には電熱ヒータ38の熱と種火バーナ4の燃焼熱によって加熱される。
【0052】
このようにして種火バーナ4の燃焼が開始し、該種火バーナ4の燃焼炎F4が炎検知器52により検知された後、気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度が前記第2所定温度T2よりも高い第3所定温度T3(例えば220℃)まで上昇すると、制御装置51は、種火バーナ4の燃焼と合わせてメインバーナ3の燃焼を開始するためにあらかじめ定めた所定量の灯油を燃料噴射ノズル42に供給するように電磁ポンプ44の吐出量を制御すると共に、この灯油の供給量に合わせた量の空気をメインバーナ3及び種火バーナ4に供給するように燃焼ファン46の回転数をあらかじめ定めた所定回転数に制御する。同時に、制御装置51は、弁装置24の電動モータ27を制御して、弁体25を、前記種火側貫通穴15とメイン側貫通穴との間の所定位置に移動させ、混合気分配部12をメインバーナ3側の第1混合気通路10と種火バーナ4側の第2混合気通路11との両者に開放する。このときの弁体25の移動位置(上記所定位置)は、例えば図3の実線示のように、種火側貫通孔15寄りの位置(参照符号Aを付した位置)である。
【0053】
これにより、気化器6内のメイン混合気通路36で、灯油の気化ガスと空気(一次空気)との混合気が生成されつつ、その混合気の一部が混合気分配部12から第2混合気通路11を介して種火バーナ4の炎口19に供給されて種火バーナ4の燃焼が継続すると共に、気化器6で生成された混合気の残部が混合気分配部12から第1混合気通路10を介してメインバーナ3の炎口18に供給され、該炎口18から噴出する。そして、この炎口18から噴出する混合気に種火バーナ4の燃焼炎F4が火移りして、メインバーナ3が着火し、該メインバーナ3及び種火バーナ4を合わせたバーナユニット5の全体の燃焼運転が開始する。
【0054】
尚、気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度が前記第3所定温度T3(220℃)以上に上昇した後には、制御装置51は、気化器6の本体部34の温度がほぼ一定の温度に保たれるように電熱ヒータ38の通電をON/OFFする。すなわち、上記第3所定温度T3(220℃)よりも高い第4所定温度T4(例えば240℃)まで気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度が上昇すると、電熱ヒータ38をOFFにし(電熱ヒータ38の通電を停止する)、該検出温度が第3所定温度T3(220℃)まで低下すると、電熱ヒータ38をONにする(電熱ヒータ38に通電する)。
【0055】
上述のようにして、メインバーナ3の燃焼を開始した後には、制御装置51は、対流ファン55を作動させて温風の送風及び室内空気の対流を行いながら、室温センサ53により検出される室温とあらかじめ使用者により設定される目標室温とに応じて燃焼ファン46の回転数、電磁ポンプ44の灯油の吐出量、対流ファン55の回転数を制御し、室温を目標室温に大略維持するように温風暖房装置の温調運転を行う。この場合、基本的には、室温センサ53による検出室温が目標室温よりも低い程、燃焼ファン46の回転数、電磁ポンプ44の灯油の吐出量を大きくして、バーナユニット5の燃焼量を増加させると共に、対流ファン55の回転数を大きくして、温風の送風量を多くする。また、室温センサ53による検出室温が目標室温に近づくと、燃焼ファン46の回転数、電磁ポンプ44の吐出量を小さくして、バーナユニット5の燃焼量を減少させると共に、対流ファン55の回転数を小さくして、温風の送風量を少なくする。
【0056】
一方、制御装置51は、上述のような温調運転の制御と並行して、前記種火火力調整手段55の機能によって、気化器温度センサ39による気化器6の本体部34の検出温度に応じて、弁装置24の電動モータ27を制御して、弁体25の移動位置を調整する。
【0057】
さらに詳細には図3を参照して、制御装置51の種火火力調整手段55は、弁体25を、混合気分配部12内の前記種火側貫通穴15寄りの箇所で、図3の仮想線で示す位置Bと破線で示す位置Cとの間で気化器温度センサ39の検出温度に応じて段階的に移動させるように電動モータ27を制御する。
【0058】
具体的には、例えば、気化器6の電熱ヒータ38を制御装置51がONにする前記第3所定温度T3(220℃)よりも若干、高い第5所定温度T5(例えば230℃)以下に、気化器温度センサ39の検出温度が低下すると、制御装置51の種火火力調整手段55は、弁体25を種火側貫通穴15から比較的離間した破線示の位置Cに移動させるように電動モータ27を制御し、種火バーナ4の火力を大きくする。
【0059】
また、気化器温度センサ39の検出温度が上記第5所定温度T5(230℃)よりも高く、且つ、該第5所定温度T5よりも高い値にあらかじめ設定された第6所定温度T6(例えば250℃)以下であるときには、制御装置51の種火火力調整手段55は、弁体25を前記B位置とC位置の中間のA位置(図3の実線示の位置)に移動させるように電動モータ27を制御する。
【0060】
また、気化器温度センサ39の検出温度が上記第6所定温度T6(250℃)よりも高いときには、制御装置51の種火火力調整手段55は、弁体25を種火側貫通穴15に接近した仮想線示の位置Bに移動させるように電動モータ27を制御し、種火バーナ4の火力を小さくする。
【0061】
このように種火バーナ4及びメインバーナ3の燃焼中(温風暖房装置の前述の温調運転中)に、弁体25の移動位置を気化器温度センサ39の検出温度に応じて調整することによって、前記混合気分配部12に気化器6から導入される混合気の、種火バーナ3及びメインバーナ4に対する供給割合が調整され、これにより、種火バーナ4の火力が気化器温度センサ39の検出温度に応じて調整されることとなる。
【0062】
この場合、例えば、気化器温度センサ39の検出温度が前記第5及び第6所定温度T5,T6の中間の温度(例えば240℃程度)になっている状態(この状態での弁体25の移動位置は、図3のA位置である)で、前記バーナユニット5の全体の燃焼量(これは前述の温調運転の制御によって決定される)の低下等により、気化器6の本体部34の温度が低下傾向になって、該温度が前記第5所定温度T5(230℃)まで低下すると、弁体25が図3のC位置に移動されて混合気分配部12に対する種火側貫通穴15の開度が増加される。従って、混合気分配部12に気化器6から導入される混合気のうち、種火バーナ3側に供給される混合気の割合が増加され、この結果、種火バーナ3の火力が増大することとなる。そして、この火力の増大により、種火バーナ3の燃焼熱を前記受熱フィン40を介して受ける気化器6の本体部34の温度が上昇する。尚、気化器6の本体部34の温度上昇により気化器温度センサ39の検出温度が前記第5所定温度T5(230℃)以上に復帰すれば、弁体3はの移動位置は図3のC位置からA位置に復帰される。
【0063】
また、気化器温度センサ39の検出温度が前記第5及び第6所定温度T5,T6の中間の温度(例えば240℃程度)になっている状態で、前記バーナユニット5の全体の燃焼量の増加等により、気化器6の本体部34の温度が上昇傾向になって、該温度が前記第6所定温度T6(250℃)まで上昇すると、弁体25が図3のB位置に移動されて混合気分配部12に対する種火側貫通穴15の開度が減少される。従って、混合気分配部12に気化器6から導入される混合気のうち、種火バーナ3側に供給される混合気の割合が減少され、この結果、種火バーナ3の火力が減少することとなる。そして、この火力の減少により、種火バーナ3の燃焼熱を前記受熱フィン40を介して受ける気化器6の本体部34の温度の上昇が抑制されることとなる。
【0064】
このようにして、温風暖房装置の温調運転中(メインバーナ3及び種火バーナ4の両者の燃焼中)において、種火バーナ4の火力は、制御装置51の種火火力調整手段55による弁体25の移動位置の制御によって、前記第5所定温度T5(230℃)と第6所定温度T6(250℃)との間の温度に維持されるように調整されることとなる。
【0065】
そして、この場合、図3の弁体25の各移動位置A〜Cのうち、最も種火バーナ4の火力が大きくなるC位置に移動させるタイミングを規定する前記第5所定温度T5(230℃)は、制御装置51が電熱ヒータ38をONにするタイミングを規定する前記第3所定温度T3(220℃)よりも高いため、温風暖房装置の運転開始後、気化器温度センサ39の検出温度が、電熱ヒータ38をOFFにする前記第4所定温度T4(240℃)まで上昇した後には、基本的には、種火バーナ4の燃焼熱のみにより、気化器6の本体部34の温度が前記第3所定温度T3よりも高い温度に維持される。従って、温風暖房装置の温調運転中は、基本的には、電熱ヒータ38がONにされることはない。この結果、電熱ヒータ38による電力消費を低減し、温風暖房装置の省エネ化を図ることができる。
【0066】
また、気化器温度センサ39の検出温度に応じた種火バーナ4の火力調整は、混合気分配部25の弁体25の移動位置の調整によって行われ、換言すれば、混合気分配部25に気化器6から導入される混合気の種火バーナ4及びメインバーナ3に対する供給割合の調整によって行われる。このため、気化器6における混合気の生成量(これは燃料噴射ノズル42への灯油の供給量により定まる)が一定であれば、弁体25の移動による種火バーナ4の火力の調整中も、メインバーナ3及び種火バーナ4を合わせたバーナユニット5の全体の燃焼量は一定に維持される。従って、バーナユニット5の全体の燃焼量を所望の燃焼量に制御しながら(本実施形態では検出室温と目標室温とに応じて制御される)、種火バーナ4の火力を調整して、気化器6の本体部34の前述のような保温を行うことができる。
【0067】
さらに、種火バーナ4の火力を前述のように調整し、バーナユニット5の全体の燃焼量が小さいときでも、気化器6への熱のフィードバックを大きくできるので、気化器6の大きさを小さくすることができる。この結果、運転スタートに際しての電熱ヒータ38での通電時間を短縮することができ、装置の運転を開始してから種火バーナ4の点火を開始するまでの時間を短縮することができる。
【0068】
さらに、別の効果として、メインバーナ3と種火バーナ4の燃焼量の比率を自由に選択設計することができ、バーナユニット5全体の火力(燃焼量)の調節範囲を大きくすることができる。
【0069】
尚、以上説明した実施形態では、種火バーナ4のバーナヘッド8をメインバーナ3のバーナヘッド7に収容する構成としたが、それらのバーナ3,4を別体構造としてもよい。また、前記実施形態では、弁体25を備える弁装置24のみにより、種火バーナ4及びメインバーナ3への混合気の供給割合を調整するものを示したが、種火バーナとメインバーナとで各別に設けた弁装置によりそれぞれのバーナへの混合気の供給量を調整するようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の気化式燃焼装置の機構的構成を示す断面図。
【図2】図1の気化式燃焼装置の電子機器の構成を示すブロック図。
【図3】図1の気化式燃焼装置の要部の作動を説明するための説明図。
【符号の説明】
3…メインバーナ、4…種火バーナ、6…気化器、10…第1混合気通路(第1サブ供給通路)、11…第2混合気通路(第2サブ供給通路)、36…メイン混合気通路(メイン供給通路)、24…弁装置、55…種火火力調整手段。

Claims (1)

  1. 液体燃料を気化器に供給して気化し、その気化ガスと空気との混合気をバーナに供給して燃焼させる気化式燃焼装置において、
    前記バーナを種火バーナと該種火バーナから火移りされて燃焼するメインバーナとにより構成して、前記気化器により生成された気化ガスを該種火バーナ及びメインバーナに分配供給するガス供給通路を設けると共に、前記種火バーナを前記気化器の近傍箇所に配置し、
    前記種火バーナへの前記気化ガスの供給量を調整可能に前記ガス供給通路に設けられた弁装置と、前記気化器の温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段により検出される温度をあらかじめ定めた所定温度に維持するように該検出温度に応じて前記弁装置を制御して前記種火バーナの火力を調整する種火火力調整手段とを備え
    前記ガス供給通路は、前記気化器により生成された気化ガスを前記バーナ側に導くメイン供給通路と、該メイン供給通路から分岐され、それぞれ前記メインバーナ及び種火バーナに気化ガスを導く第1サブ供給通路及び第2サブ供給通路とから構成され、前記弁装置は、前記メイン供給通路から両サブ供給通路への分岐箇所に両サブ供給通路への気化ガスの供給割合を調整するよう設けられた弁装置であることを特徴とする気化式燃焼装置。
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