JP3689844B2 - 内倒し窓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓枠に対して障子を室内側に傾動することで窓枠上部と障子上部との間を開放して換気する内倒し窓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般的に知られている内倒し窓は次のようである。
窓枠を形成する下枠と障子を形成する下框をヒンジで室内外側方向に傾動可能に連結し、前記窓枠を形成する縦枠にアームの一端部を室内外側方向に揺動可能に連結すると共に、障子を形成する縦框に沿って摺動子を摺動自在に設け、この摺動子と前記アームの他端部を室内外側方向に揺動可能に連結し、前記縦框に摺動子のストッパを取付けた内倒し窓。
【0003】
前述の内倒し窓は障子を室内側に傾動すると摺動子が縦框に沿って下方に摺動し、その摺動子がストッパに当接することで障子を室内側に傾動した状態に保持する。
【0004】
前述の内倒し窓はアーム、摺動子、ストッパによって障子の室内側への倒れ角度が規制される。
この障子の倒れ角度が大きいと摺動子がストッパに当接した時の衝撃力が大きくなるので、その障子の倒れ角度を小さくして衝撃力を小さくしている。
しかしながら、障子の倒れ角度が小さいと窓枠の上枠と障子の上框との間に形成される開口部の寸法が小さく、その開口から手などを入れて障子の室外面を清掃する作業がやりずらい。
【0005】
このことを解消するために障子の倒れ角度を2段階に調整可能とし、通常時には倒れ角度を小さく、清掃時には倒れ角度を大きくできるようにした内倒し窓が種々提案されている。
例えば、実用新案登録第2533301号公報に開示された内倒し窓が提案されている。
【0006】
前述の内倒し窓は、障子の縦框に長スライドガイドを取付け、アームの他端部にピン形状の摺動子を取付け、その摺動子を長スライドガイドの長溝に沿って摺動自在とする。
障子の縦框にカバーを取付け、このカバー内にストップレバーを長溝を横切るストップ位置と長溝と離れたストップ解除位置とに亘って揺動自在に取付け、カバーの外側に設けた操作つまみでストッパレバーを揺動する形状である。
【0007】
前述の内倒し窓によれば、ストップレバーをストップ位置とすることで摺動子がストップレバーに当接し、障子の倒れ角度が小さくなる。
ストッパレバーをストップ解除位置とすれば摺動子が長溝の下端部まで摺動するので、障子の倒れ角度が大きくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述した内倒し窓は操作つまみを持ってストップレバーを揺動することで障子の倒れ角度を2段階に調整できる。しかしながら内倒し窓を室内から見た時にカバーの側方に操作つまみが見えるだけで目立つことがなく、その操作つまみを回転して障子の倒れ角度を調整するので、その調整操作を知らない初めての人にとっては障子の倒れ角度の調整操作が判りずらい。
しかも、操作つまみを回転するので、その操作がやりずらい。
【0009】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした内倒し窓を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、窓枠の下部に障子の下部を室内外側方向に傾動自在に取付け、その障子を室内側に傾動することで窓枠の上部と障子の上部の間を開放する内倒し窓であって、
前記障子の縦框に沿って上下摺動自在な摺動子と、
この摺動子と窓枠の縦枠に亘って室内外側方向に回動自在に連結したアームと、
前記障子の縦框に取付けられて摺動子が当接することで障子の倒れ角度を規制する固定ストッパと、
前記障子の縦框室内側面に取付けられた可動ストッパ装置を備え、
この可動ストッパ装置は、縦框に取付けられる本体と、この本体に上下方向に移動自在に設けられ、かつ操作つまみを持って上下方向に移動操作される操作部材と、前記本体に、前記摺動子が当接するストップ位置と摺動子と離隔した非ストップ位置に亘って揺動自在に設けた可動ストッパを備え、
前記可動ストッパは、前記固定ストッパよりも上方に位置し、
前記可動ストッパはスプリングでストップ位置に揺動保持されていると共に、カムが設けてあり、
前記操作部材は、前記カムが接するカム面と、このカム面と連続し前記カムが嵌まり込む保持凹部を有し、
前記可動ストッパのスプリングによる揺動力でカムがカム面に押しつけられて操作部材が上方に移動し、この操作部材を下方に移動するとカム面がカムを押して可動ストッパを非ストッパ位置に揺動し、かつカムが保持凹部に嵌まり込んで操作部材を下方位置に保持するようにし、
前記操作部材に突起部を設け、この突起部は操作部材を下方位置で保持している時に摺動子が下方に移動すると弾性変形して摺動子が突起部よりも下方に移動し、摺動子が上方に移動すると突起部と干渉して操作部材が上方に移動して保持凹部からカムが離脱して操作部材の下方位置での保持を解除するようにしたことを特徴とする内倒し窓である。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、前記操作部材を上方に移動すると可動ストッパがストップ位置、下方に移動すると非ストップ位置となり、前記可動ストッパ装置はカバー体を有し、このカバー体の窓から操作部材の操作つまみが突出し、
前記カバー体の窓の上部に換気の表示、下部に清掃の表示をした内倒し窓である。
【0013】
【作用】
第1の発明によれば、操作部材を上方に移動して可動ストッパをストップ位置とすれば、障子を室内側に傾動した時に摺動子が可動ストッパに当接し、障子の倒れ角度が小さい。
操作部材を下方に移動して可動ストッパを非ストップ位置とすれば、障子を室内側に傾動した時に摺動子は可動ストッパを通過して固定ストッパに当接し、障子の倒れ角度が大きい。
また、操作部材は障子の縦框室内側面に設けられているので操作部材を室内から見易いし、操作つまみを持って操作部材を上下に移動操作すれば障子の倒れ角度を調整でき、初めての人でも障子の倒れ角度の調整操作が判り易いし、操作部材の上下移動という容易な操作で障子の倒れ角度調整することが可能である。
【0014】
また、スプリングの力によって可動ストッパが揺動されてカムがカム面に押しつけられ、可動ストッパがストップ位置となると共に、操作部材が上方に移動して保持されるので、通常の障子開閉操作時には障子の倒れ角度が小さい。
障子の清掃等の特殊な場合には操作部材を下方に移動操作することでカム面がカムを押して可動ストッパを非ストップ位置に揺動し、保持凹部にカムが嵌まり込んでストップ位置に保持できるので、操作部材を下方に移動する簡単な操作で障子の倒れ角度を大きくできる。
【0015】
また、前述の状態から障子を閉じ位置に向けて傾動することで摺動子が上方に移動し、突起部に干渉して操作部材を上方に移動してカムが保持凹部から離れて可動ストッパの保持を解除するから、摺動子が可動ストッパを通過することで可動ストッパがスプリングでストップ位置に揺動すると共に、操作部材が上方の位置に移動する。
したがって、障子を閉じることで可動ストッパが自動的にストップ位置に復帰し、操作性が良いと共に、戻し忘れがない。
【0016】
第2の発明によれば、換気の表示、清掃の表示に合せて操作つまみを上下に移動すれば良いので、その操作が極めて簡単で、しかも誤操作することがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、窓枠1は上枠2と下枠3と左右の縦枠4で方形枠形状である。
障子5は上框6と下框7と左右の縦框8を方形框組みし、その内部にガラス9が装着してある。
前記障子5の下框7(障子下部)と窓枠1の下枠3(窓枠下部)がヒンジ10で室内外側方向に傾動自在に連結されて内倒し窓を形成している。
【0018】
前記上枠2(窓枠上部)と上框6(障子上部)に亘ってロック装置11が取付けてある。
このロック装置11は、図2に示すようにケース12にロック部材13を上下動自在に設けると共に、スプリングで上方に移動付勢保持した本体部14と、ロック部材13が係止するロック受部材15を備え、ケース12が上框6に取付けられ、ロック受部材15が上枠2に取付けられる。
障子5を閉じ位置とするとロック部材13がロック受部材15に係合し、ロック部材13の指掛け部16に指を掛けて下方に移動するとロック受部材15から外れる。
【0019】
前記ヒンジ10は図2に示すように、下枠3の室内側部に一体的に設けた受け凸部材17と、下框7の室内側部に一体的に設けた受け凹部材18を室内外側方向に揺動自在に嵌合した形状である。
【0020】
図3に示すように縦框8はアルミ押出形材の縦框本体8aの室内側に樹脂カバー材8bを取付けた形状で、縦框本体8aの外側面にガイド溝19を長手方向に連続して有する。
このガイド溝19に摺動子20が摺動可能に嵌挿してあり、その摺動子20にアーム21の一端部が室内外側方向に回動自在に連結されている。
前記アーム21の他端部が縦枠4にブラケット22、ピン23を介して室内外側方向に回動自在に連結される。
【0021】
図4に示すように、障子5の縦框8の外側面には固定ストッパ24がビス25で取付けてあり、縦框8の室内側面における固定ストッパ24よりも上方位置に可動ストッパ装置30が取付けてある。
前記可動ストッパ装置30は図5に示すように、本体31と操作部材32と可動ストッパ33を備えた本体部34と、カバー体35より成る。
前記本体31は基板31aと一対の側板31bで断面略コ字形状の長尺材で、基板31aに開口部36が形成され、一対の側板31bの上部寄りと下部寄りにガイドピンの挿入穴37がそれぞれ設けてある。
前記操作部材32は本体31内に嵌まり合う大きさの矩形長尺材で、上部寄りと下部寄りにガイド溝38が幅方向に開口して形成され、ガイドピン39を前記一方の挿入穴37、ガイド溝38、他方の挿入穴37に挿入して固定することで操作部材32は図6に示すように本体31に上下摺動自在に取付けられる。
【0022】
前記操作部材32の幅方向一側部32aの肉厚は厚く、幅方向他側部32bの肉厚は薄い。その幅方向一側部32aの下部寄り端面に斜めのカム面40が形成され、このカム面40の最高部に保持凹部41が形成してある。
前記操作部材32の幅方向他側部32bの上部寄りに前記摺動子20が干渉する突起部42が一体的に設けてあり、この突起部42は図6に示すように本体31の開口部36より突出する。
【0023】
前記可動ストッパ33は板状体43の上端部を折り曲げてストッパ片44とした形状で、その板状体43の上下中間部に孔45が形成され、この孔45よりも下方にカム、例えばピン46が取付けてある。
前記孔45に挿入した取付用ピン47を本体31の側板31bの孔48に挿入してカシメることで可動ストッパ33は図6に示すように本体31に揺動自在に取付けられる。
前記取付用ピン47に設けたスプリング49の一端部49aが本体31の基板31aに接し、他端部49bが板状体43に接することで可動ストッパ33は本体31の基板31aよりも突出したストップ位置に向けて揺動付勢され、そのピン46が操作部材32のカム面40に押しつけられる。
【0024】
ピン46がカム面40にスプリング49で押しつけられることで操作部材32は上向きの力が作用し、操作部材32は図6に示す上方位置に摺動してピン46がカム面40の最も低い部分に接することで可動ストッパ33は図6に示すストップ位置に揺動保持される。
【0025】
操作つまみ50を持って操作部材32を下方に摺動すると、カム面40がピン46を押して可動ストッパ33はスプリング49に抗して非ストップ位置に向けて揺動し、図7に示すようにカム面40の最も高い部分と連続した保持凹部41にピン46が嵌まり込むことで可動ストッパ33を基板31aの開口部36から本体31の内部に入り込んだ非ストップ位置に保持する。
【0026】
前記カバー体35は裏面が開口した縦長の箱形状で、その表面に窓51が形成されている。カバー体35を本体31に嵌め込むことでその窓51に操作部材32の操作つまみ50が突出する。
【0027】
前記可動ストッパ装置33の本体31が図3に仮想線で示すように、縦框8の縦框本体8aのガイド溝19と対向した部分8cに取付けられ、突起部42、可動ストッパ33は前記部分8cに形成した開口窓部8dより室外側に突出し、摺動子20の一側面と相対向する。
なお、縦框8の樹脂カバー材8bには本体31が挿通する開口窓部8eが形成され、その開口窓部8eを閉塞するようにカバー体35が取付けられる。
【0028】
図1に示すように、左右の縦框8の室内側面に可動ストッパ装置30のカバー体35と操作つまみ50が見える。
カバー体35の窓51の上部に換気の表示52、窓51の下部に清掃の表示53が設けてある。
このようであるから、使用者は換気する場合には操作つまみ50を上に移動操作し、清掃する場合には操作つまみ50を下に移動操作することで障子5の倒れ角度を2段階に調整できる。
【0029】
前記摺動子20は図8に示すように、ガイド溝19に摺動自在に嵌まり合う断面形状の本体60を有し、この本体60の下面にクッション片61と垂下片62が一体的に設けてある。
本体60の表面には上面に開口した溝63が形成され、この溝63は裏面に開口していると共に、裏面側上部に押え片64が一体的に設けてある。
【0030】
アーム21の一端部にフランジ付きのカラー65がピン66で回転自在に取付けられ、そのカラー65を摺動子20の溝63に嵌め込むことでアーム21の一端部が摺動子20に室内外側方向に揺動自在に連結される。
【0031】
図4に示すように、操作つまみ50を上方位置として可動ストッパ33をストップ位置に保持した状態で障子5を室内側に傾動すると、図9に示すように摺動子20が可動ストッパ33のストッパ片44に当接し、障子5の倒れ角度が小さい。
この時、摺動子20のクッション片61がストッパ片44に当接するので障子5を開放した時の衝撃が低減する。
【0032】
操作つまみ50を下方に移動して可動ストッパ33を非ストップ位置に揺動して保持し、その状態で障子5を室内側に傾動すると摺動子20が可動ストッパ33のストッパ片44に当接しないから、図10に示すように摺動子20が固定ストッパ24に当接するまで障子5が室内側に傾動し、障子5の倒れ角度が大きい。
【0033】
前述の状態から障子5を閉じ方向に傾動すると摺動子20が操作部材32の突起部42に接して操作部材32を僅かに上に移動してピン46が保持凹部41から離れてカム面40に接する。
摺動子20は突起部42を弾性変形して突起部42を通過して可動ストッパ33よりも上に移動すると可動ストッパ33はスプリング49でストップ位置に揺動し、操作部材32はピン46とカム面40で上方位置に摺動する。
【0034】
この時の動作を図11と図12に基づいて詳細に説明する。
図11(a)に示すように、可動ストッパ33を非ストップ位置として摺動子20が下方に摺動すると、その摺動子20の一側面(本体60の一側面60a)が可動ストッパ33を通過し、図11(b)に示すように突起部42が弾性変形して摺動子20が突起部42の横を通って図11(c)に示すように固定ストッパ24に当接する。
【0035】
前述の状態から摺動子20が上方に移動すると図12(a)のように突起部42に干渉し、摺動子20とともに操作部材32が上方に移動してピン46が保持凹部41から離れて可動ストッパ33の保持が解除されると共に、可動ストッパ33が摺動子20の一側面に押しつけられる。
さらに摺動子20が上方に移動すると突起部42が図12(b)のように弾性変形して摺動子20が突起部42、可動ストッパ33に沿って上方に移動し、図12(c)のように摺動子20が突起部42、可動ストッパ33を通過するとストップ位置に揺動する。
なお、突起部42は摺動子20が上から下に向けて移動する時に弾性変形し易く、下から上に移動する時には弾性変形しにくい形状としてある。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、操作部材を上方に移動して可動ストッパをストップ位置とすれば、障子を室内側に傾動した時に摺動子が可動ストッパに当接し、障子の倒れ角度が小さい。
操作部材を下方に移動して可動ストッパを非ストップ位置とすれば、障子を室内側に傾動した時に摺動子は可動ストッパを通過して固定ストッパに当接し、障子の倒れ角度が大きい。
また、操作部材は障子の縦框室内側面に設けられているので操作部材を室内から見易いし、操作つまみを持って操作部材を上下に移動操作すれば障子の倒れ角度を調整でき、初めての人でも障子の倒れ角度の調整操作が判り易いし、操作部材の上下移動という容易な操作で障子の倒れ角度調整することが可能である。
【0038】
また、スプリングの力によって可動ストッパが揺動されてカムがカム面に押しつけられ、可動ストッパがストップ位置となると共に、操作部材が上方に移動して保持されるので、通常の障子開閉操作時には障子の倒れ角度が小さい。
障子の清掃等の特殊な場合には操作部材を下方に移動操作することでカム面がカムを押して可動ストッパを非ストップ位置に揺動し、保持凹部にカムが嵌まり込んでストップ位置に保持できるので、操作部材を下方に移動する簡単な操作で障子の倒れ角度を大きくできる。
【0039】
また、前述の状態から障子を閉じ位置に向けて傾動することで摺動子が上方に移動し、突起部に干渉して操作部材を上方に移動してカムが保持凹部から離れて可動ストッパの保持を解除するから、摺動子が可動ストッパを通過することで可動ストッパがスプリングでストップ位置に揺動すると共に、操作部材が上方の位置に移動する。
したがって、障子を閉じることで可動ストッパが自動的にストップ位置に復帰し、操作性が良いと共に、戻し忘れがない。
【0040】
請求項2に係る発明によれば、換気の表示、清掃の表示に合せて操作つまみを上下に移動すれば良いので、その操作が極めて簡単で、しかも誤操作することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】内倒し窓の内観図である。
【図2】内倒し窓の縦断面図である。
【図3】内倒し窓の横断面図である。
【図4】障子を閉じた状態の側面図である。
【図5】可動ストッパ装置の分解斜視図である。
【図6】可動ストッパがストップ位置の状態の側面図である。
【図7】可動ストッパが非ストップ位置の状態の側面図である。
【図8】摺動子の斜視図である。
【図9】障子の倒れ角度が小さい状態の側面図である。
【図10】障子の倒れ角度が大きい状態の側面図である。
【図11】障子の倒れ角度が大きい場合の摺動子のストップ動作説明図である。
【図12】障子の倒れ角度が大きい場合の摺動子の戻り動作説明図である。
【符号の説明】
1…窓枠
2…上枠
3…下枠
4…縦枠
5…障子
6…上框
7…下框
8…縦框
19…ガイド溝
20…摺動子
21…アーム
24…固定ストッパ
30…可動ストッパ装置
31…本体
32…操作部材
33…可動ストッパ
34…本体部
35…カバー体
40…カム面
41…保持凹部
42…突起部
46…ピン(カム)
49…スプリング
50…操作つまみ
51…窓
52…換気の表示
53…清掃の表示
Claims (2)
- 窓枠の下部に障子の下部を室内外側方向に傾動自在に取付け、その障子を室内側に傾動することで窓枠の上部と障子の上部の間を開放する内倒し窓であって、
前記障子の縦框に沿って上下摺動自在な摺動子と、
この摺動子と窓枠の縦枠に亘って室内外側方向に回動自在に連結したアームと、
前記障子の縦框に取付けられて摺動子が当接することで障子の倒れ角度を規制する固定ストッパと、
前記障子の縦框室内側面に取付けられた可動ストッパ装置を備え、
この可動ストッパ装置は、縦框に取付けられる本体と、この本体に上下方向に移動自在に設けられ、かつ操作つまみを持って上下方向に移動操作される操作部材と、前記本体に、前記摺動子が当接するストップ位置と摺動子と離隔した非ストップ位置に亘って揺動自在に設けた可動ストッパを備え、
前記可動ストッパは、前記固定ストッパよりも上方に位置し、
前記可動ストッパはスプリングでストップ位置に揺動保持されていると共に、カムが設けてあり、
前記操作部材は、前記カムが接するカム面と、このカム面と連続し前記カムが嵌まり込む保持凹部を有し、
前記可動ストッパのスプリングによる揺動力でカムがカム面に押しつけられて操作部材が上方に移動し、この操作部材を下方に移動するとカム面がカムを押して可動ストッパを非ストッパ位置に揺動し、かつカムが保持凹部に嵌まり込んで操作部材を下方位置に保持するようにし、
前記操作部材に突起部を設け、この突起部は操作部材を下方位置で保持している時に摺動子が下方に移動すると弾性変形して摺動子が突起部よりも下方に移動し、摺動子が上方に移動すると突起部と干渉して操作部材が上方に移動して保持凹部からカムが離脱して操作部材の下方位置での保持を解除するようにしたことを特徴とする内倒し窓。 - 前記操作部材を上方に移動すると可動ストッパがストップ位置、下方に移動すると非ストップ位置となり、前記可動ストッパ装置はカバー体を有し、このカバー体の窓から操作部材の操作つまみが突出し、
前記カバー体の窓の上部に換気の表示、下部に清掃の表示をした請求項1記載の内倒し窓。
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- 2000-03-31 JP JP2000097504A patent/JP3689844B2/ja not_active Expired - Lifetime
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