JP3686295B2 - 内視鏡及び内視鏡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は充電可能な2次電池により光源を点灯させて内視鏡観察が可能な内視鏡及び内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療分野および工業用分野で広く用いられるようになった内視鏡は、診断あるいは検査対象部位が生体、プラント等の内部であるので照明する手段が必要である。
【0003】
このため、一般的な内視鏡では、内視鏡の外部装置として光源装置を用意し、この光源装置内のランプの出射光を内視鏡に設けたライトガイドファイバに導光し、このライトガイドファイバで導光された照明光を挿入部先端側の照明窓から出射して検査部位を照明する構成になっている。前記光源装置は一般的には商用電源から供給される電源を利用して光源装置内部のランプを発光させるものである。
【0004】
これに対し、先行技術は例えば、特開平10−201710号では電源に乾電池等を用いたバッテリ式光源を内視鏡操作部に着脱自在に取り付けられるようにした内視鏡がある。このようなバッテリ式光源が取り付けられる内視鏡は持ち運びが容易であるとともに、電源の無い所での使用が可能になるので緊急時の使用などに適している。
【0005】
さらに、前記内視鏡はバッテリ式光源に代わって導光ケーブルとしてのライトガイドケーブルを接続する事ができ、これを介して商用電源を起電力とした既存の外部光源装置に接続することも可能であり、バッテリ式光源に搭載している乾電池の起電力が低下した時はこれに繋ぎかえることで検査を続行することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように前記内視鏡は電池が切れた時でも、商用電源を起電力とする外部光源装置を用いて検査を行うことが可能である。しかし、検査終了後、新品の電池と交換あるいは充電池の場合は充電操作をし忘れ、次回の検査時にバッテリ電源を用いた携帯使用ができないことがあった。
【0007】
(発明の目的)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、外部光源装置と接続して使用する場合には、内視鏡に設けた光源を駆動する2次電池を自動的に充電できる使い勝手のよい内視鏡及び内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為、内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池と、外部の光源装置からの照明光を前記導光手段に伝送する導光ケーブルとを有する内視鏡において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する電気回路が形成されるようにして、光源を駆動する2次電池を自動的に充電できるようにしている。
【0009】
また、内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡と、該内視鏡の外部に設けられ、発光した照明光を導光ケーブルで伝送して前記導光手段に供給する光源装置とを有する内視鏡装置において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにして、光源を駆動する2次電池を自動的に充電できるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図3は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示し、図2は内視鏡操作部に照明ランプユニットを装着した際の模式図、図3はライトガイドケーブルを介して光源装置から内視鏡本体に照明光を供給している際の模式図を示す。
【0011】
図1に示すように本発明の第1実施の形態を備えた内視鏡装置1は、水密構造の内視鏡本体2と、この内視鏡本体2に着脱自在で接続され、照明光を供給する照明ランプユニット3と、この照明ランプユニット3と選択的に内視鏡本体2に着脱自在で接続される導光ケーブルとしてのライトガイドケーブル4とからなる第1の実施の形態の内視鏡5と、このライトガイドケーブル4が着脱自在で接続され、該ライトガイドケーブル4を介して内視鏡本体2に照明光を供給する光源装置6とから構成される。
【0012】
上記内視鏡本体2は、細長の挿入部7と、この挿入部7の後端に形成された操作部8と、この操作部8の後端に形成された接眼部9と、操作部8の側部に設けた接続ソケット10とからなり、この接続ソケット10の開口部に照明ランプユニット3あるいはライトガイドケーブル4のケーブルコネクタ4aを着脱自在に接続できる。
【0013】
挿入部7は、その先端に形成された硬質の先端部11と、この先端部11の後端に形成され、湾曲自在の湾曲部12と、湾曲部12の後端から操作部8の前端まで形成された可撓性を有する可撓部13とからなる。
【0014】
操作部8には挿入部7寄りに設けられ、術者が把持する把持部14が形成され、この把持部14の後端側に湾曲操作レバー15が設けてあり、この湾曲操作レバー15を回動操作することにより前記湾曲部12を湾曲することができる。
【0015】
また、この操作部8には吸引を行う吸引ボタン16と、この吸引ボタン16の基端付近から突出するように吸引口金17とが設けてあり、吸引口金17は図示しないチューブを介して吸引機に接続され、吸引ボタン16を操作することにより吸引チャンネルに連通する吸引口金17を介して体液などを吸引することができる。
【0016】
また、操作部8の前端側に鉗子などの処置具を挿入する鉗子挿入口18が形成され、この紺子挿入口18は内部で吸引チャンネルに連通している。この鉗子挿入口18には通常鉗子栓19が取り付けられている。
【0017】
鉗子挿入口18の裏側には、ニッカド(ニッケルカドニウム)電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の充電が可能な2次電池20(図2参照)を内蔵した電源ユニット(電池ユニット)21が装着されている。電源ユニット21の側面には、電池の残量あるいは充電レベルを表示するためのLED等からなる表示部22が設けられている。
【0018】
更に、鉗子挿入口18の前端側には、通気口金23が突設されており、この通気口金23から内視鏡本体2内部に空気を送ることができ、内視鏡本体2の水漏れの検査を行うことができるようにしている。
【0019】
図2に示すように、前記挿入部7内には照明光を導光する導光手段としてのライトガイド24が挿通され、このライトガイド24は操作部8内で屈曲されてその後端が接続ソケット10内で固定されている。さらに照明光をライトガイド24の後端面に集光させる集光レンズ25が接続ソケット10内部に設けられている。
【0020】
2次電池20のプラス極側は接続ソケット10内のコイルバネ26に配線され、マイナス極側は接続ソケット10内のスプリング27により弾性的に付勢され突出した接点ピン28に配線されている。
【0021】
照明ランプユニット3は、照明光を発生する光源としての照明ランプ29とこれを螺合保持するランプホルダ部30とから構成される。ランプホルダ部30の前端部には前記照明ランプ29の一方の極と接する接点部31が、さらにランプホルダ30の円筒部中央にある周回溝32の一部には照明ランプ29の他方の極と接する接点部33が設けられている。また、ランプホルダ部30の後端部側はスイッチ操作を行うための操作ツマミ34が形成されている。
【0022】
そして、図2に示すように、接続ソケット10に前記照明ランプユニット3を差込むと、コイルバネ26が接点部31に当接しバネ付勢するとともに、接点ピン28が周回溝32に係入し接続状態に設定できる。このとき接続ソケット10に設けたシールリング35により、ランプホルダ部30との間が水密に保たれる。
【0023】
この状態で照明ランプ29を発光させた場合には、この照明ランプ29からの照明光が接続ソケット10内の集光レンズ25によって集光され、ライトガイド24の光入射端面に供給される。供給された照明光はライトガイド24により導光され、挿入部7の先端部11の照明窓に固定された先端面、つまり光出射端面から前方に出射され、患部などの被写体を照明する。
【0024】
照明された被写体は照明窓に隣接する観察窓に取り付けた図示しない対物レンズによりその結像位置に光学像を結ぶ。この結像位置には図示しないイメージガイドの先端面が配置され、結像された光学像を接眼部9側の端面に伝送する。伝送された光学像は接眼部9の接眼窓に取り付けられた図示しない接眼レンズを介して拡大観察することができる。
【0025】
また、図3に示すように接続ソケット10にはライトガイドファイバ41(図1の断面参照)が挿通されたライトガイドケーブル4の前端のケーブルコネクタ4aが接続できるように前記ケーブルコネクタ4aの形状を前記ランプホルダ部30と略同形状に形成している。この接続状態において、ケーブルコネクタ4aの接点部37、38は接続ソケット10内のコイルバネ26および接点ピン28に接触する。
【0026】
なお、図3に示す接続状態においては、シールリング35により、接続ソケット10内部に水が浸入しない水密状態に保持される。
【0027】
一方、ライトガイドケーブル4の後端のライトガイドコネクタ4bは、図3に示す外部光源装置6に着脱自在で接続することができ、接続することによって外部光源装置6内部のランプ40から照明光がライトガイドコネクタ4bに供給される。
【0028】
そして、ライトガイドケーブル4内のライトガイドファイバ41を介して導光された照明光を、接続ソケット10内の集光レンズ25を介して内視鏡本体2側のライトガイド24に導光出来るようにしている。
【0029】
さらに、ライトガイドコネクタ4bには絶縁ブロック42を介して電気接点43,44が設けられており、これら電気接点43、44とケーブルコネクタ4aの接点部37、38とがライトガイドケーブル4内に(ライトガイドファイバ41と共に)挿通されたリード線45,46によってそれぞれ電気的に接続されている。
【0030】
外部光源装置6には内視鏡本体2に組み込まれた2次電池20を充電する為の充電器47が搭載されており、この充電器47からプラス極接点ピン48,マイナス極接点ピン49を介してライトガイドコネクタ4bの電気接点43,44に電気的に接続されるようになっている。
【0031】
即ち、充電器47のプラス極およびマイナス極はライトガイドケーブル4を介して接続ソケット10内のコイルバネ26および接点ピン28と接続される。
【0032】
また、ランプ40へ電力を供給するための電源部51と前記充電器47は信号線52によって接続されており、充電器47の充電動作が作動している場合のみ電源部51からランプ40へ電力が供給されるよう制御される構成となっている。
【0033】
この外部光源装置6は図1に示す電源コード53が延出され、この電源コード53のプラグ54を商用(交流)電源コンセントに接続することにより、商用電源から電源部51にその動作に必要な電源が供給されるようになっている。
【0034】
本実施の形態では、導光ケーブルとしてのライトガイドケーブル4により内視鏡本体2と外部光源装置6とを接続した場合、内視鏡本体2に設けた2次電池20を自動的に充電する電気回路が形成されるようにして、次回の内視鏡検査の場合には照明ランプ29を点灯駆動して携帯性が良い状態で使用できる使い勝手の良い内視鏡2を提供できるようにしている。
そして、術者等が2次電池20の充電のし忘れを防止できるし、2次電池20の残量管理等に気を配る必要も軽減できるようにしている。
【0035】
次に本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態の内視鏡5を用いて用いて内視鏡検査を行う場合、緊急時の処置やベットサイドでの処置のように、大型の外部光源装置6を運び込むことが困難な時は図2のように接続ソケット10に照明ランプユニット3を接続した状態で使用する。
【0036】
上記の接続状態において、照明ランプ29が点灯しないよう、あらかじめ操作ツマミ34をOFF状態に位置させて、接点ピン28と接点部33の電気的接続を絶っておく。
【0037】
観察時、操作ツマミ34を回動させ、周回溝32内の接点部33と接点ピン28とが接触するON状態に位置させると、2次電池20と照明ランプ29とを電気的に接続する閉回路が構成され、ランプ点灯状態となる。
【0038】
照明ランプ29の点灯時は、電源ユニット21に設けたLED等からなる表示部22が点灯し電源供給状態であることを表示するとともに2次電池20の電源残量を表示し、残りの使用時間を術者に警告する。
【0039】
例えば、電源電圧がある規定値を下回つたときLEDが点灯から点滅に切り替わるようにして電池切れの警告しても良いし、発光色の異なるLEDを複数用いて、電圧降下が進むごとに順番に点灯させたり、あるいは同色のLEDを複数ならべて点灯する数で電圧降下のレベルを表示しても良い。
【0040】
一方、観察時間が長期にわたり2次電池20からの電力供給が無くなる場合や、あらかじめ観察時間が長時間にわたることが明らかな場合は、図3に示すように、照明ランプユニット3を接続ソケット10から取り外し、ライトガイドケーブル4を接続する。そして、商用電源を起電力とする外部光源装置6にライトガイドコネクタ4bを接続する。
【0041】
このとき、外部光源装置6内の充電器47がライトガイドコネクタ4bの電気接点43,44に導通し、ライトガイドケーブル4を介して2次電池20の充電動作が自動的に開始されると共に、ランプ40への電源供給がスタンバイ状態になるよう充電器47から電源部51に信号が送られる。スタンバイ状態の電源部51は図示しないランプ点灯スイッチをON位置に操作することでランプ40に電力を供給する。
【0042】
また、充電動作中は2次電池の20の充電レベルが表示部22で表示される。◎上記、外部光源装置6の点灯状態においてケーブルコネクタ4aを接続ソケット10から取り外すと、2次電池20への充電回路が開放状態となり、これを検知した充電器47は電源部51にランプ40への通電を遮断するように信号を送る。
【0043】
すなわち、ケーブルコネクタ4aを内視鏡本体2から取り外すと、ランプ点灯スイッチを操作すること無く自動的にランプ40が消灯する。
充電が完了していれば、再度照明ランプユニット3を接続ソケット10に接続し、携帯性に優れた使用が可能となる。
【0044】
2次電池20の充電方法としては、上記の方法に加え、前記2次電池20を内蔵する電源ユニット21を内視鏡本体2の操作部8から取り外し、充電済みの別の電源ユニット21と交換すると共に、電圧の低下した電源ユニット21を専用の充電器にセットし充電することもできる。
観察終了時は、照明ランプユニット3の操作ツマミ34をOFF位置に回動させ照明ランプ29を消灯させる。
【0045】
本実施の形態は以下の効果を有する。
2次電池20の電圧が低下し実使用に耐えないレベルまでランプ光量が低下したとき、外部光源装置6に切り替え観察を続けるが、ライトガイドケーブル4を介して自動的に充電が開始されるため、充電のし忘れを防止できる。つまり、次に内視鏡検査を行う場合に、自動的に充電された2次電池20により、照明ランプ29を点灯駆動できる、つまり、携帯使用性の良い状態での内視鏡検査を行うことができる。このため、使い勝手を向上できる。
【0046】
また、外部光源装置6を使用するたび毎に充電が行われる為、ライトガイドケーブル4を用いる場合と、照明ランプユニット3を用いた携帯性を重視する場合との使用頻度が同レベルであれば電池残量は常に一定に保たれる。
2次電池20の電池残量および充電レベルが表示されるため、充電管理がしやすい。
【0047】
ライトガイドケーブル4が内視鏡本体2に接続されているとき(充電動作中)のみ、外部光源装置6のランプ40が点灯するようにし、内視鏡本体2から取り外したときはランプ40が自動消灯するようにしたので、内視鏡本体2から取り外されたライトガイドケーブル4が点灯しっぱなしで放置されることが無いので、照明光出射端の発熱による熱傷等を未然に防止することができる。
【0048】
なお、上述では、充電器47の充電動作が作動している場合のみ電源部51からランプ40へ電力が供給されるよう制御される構成として説明したが、電源部51からランプ40へ電力が供給されない場合でも充電器47により2次電池20を充電する動作を行うようにしても良い。
【0049】
この場合、充電器47は2次電池20の充電状態をモニタし、2次電池20が充電された状態に設定された場合には、充電動作を停止して充電完了の表示をLEDの点灯等で行うようにしても良い。2次電池20の充電状態をモニタする手段としては、2次電池20の両端の電圧検出と充電器47から2次電池20に流れる電流値検出とにより、2次電池20の充電状態をモニタできる。
【0050】
このようにすると、ライトガイドケーブル4により内視鏡本体2と外部光源装置6とを接続したままに設定しても、2次電池20を過充電してしまうことなく、2次電池20を充電完了状態に設定でき、次に使用する場合に、(充電途中の場合よりも)長い時間2次電池20で内視鏡検査を行うことができる。
【0051】
また、ライトガイドケーブル4を単に接続しておけば、自動的に充電完了状態まで充電してその充電動作を停止するので、ライトガイドケーブル4の接続により充電完了が終了したか否かに気を配る必要がなくなり、充電完了状態に設定する管理等をより軽減でき、使い勝手もより向上する。
【0052】
(第2の実施の形態)
図4、図5、図6、図7は本発明の第2の実施の形態の形態に係り、図4は内視鏡装置の全体構成を示し、図5、図6は内視鏡本体の操作部に照明ランプユニットを装着し、点灯・消灯操作を行った時の内部構成を示す説明図、図7は内視鏡装置全体の電気的回路を説明するための模式図を示す。なお、図5(B)は図5(A)のA矢視図、図6(B)は図6(A)のB矢視図である。
【0053】
図4に示すように、第2の実施の形態の形態を備えた内視鏡装置61は、内視鏡本体62と、この内視鏡本体62に着脱自在で接続される照明ランプユニット63および導光ケーブルとしてのライトガイドケーブル64とからなる内視鏡65と、ライトガイドケーブル64が着脱自在に接続され、該ライトガイドケーブル64を介して内視鏡本体62に照明光を供給する外部光源装置66とからなる。
【0054】
上記ライトガイドケーブル64は内視鏡本体62に接続されるケーブルコネクタ64a部分の形状が第1の実施の形態のライトガイドケーブル4と異なるが、その他は同様である。例えばライトガイドケーブル64の断面構造を図4で示すように内部には照明光を伝送するライトガイドファイバ41とこのライトガイドファイバ41に沿って配置された導線としてのリード線45,46とが設けてある。
【0055】
なお、内視鏡本体62は、前記照明ランプユニット63が接続された時、全体が水密構造になる。
この内視鏡本体62は細長の挿入部67と、その後端に設けた操作部68と、その後端に設けられた接眼部69とを有する。
【0056】
挿入部67は、その先端に形成された硬質の先端部71と、この先端部71の後端に形成され、湾曲自在の湾曲部72と、湾曲部72の後端から操作部68の前端まで形成された可撓性を有する可撓部73とからなる。
【0057】
操作部68には把持部74の後端側に湾曲操作を行う湾曲操作レバー75と、吸引を行う吸引レバー76と、この吸引レバー76の基端付近から突出するように吸引口金77とが設けてあり、吸引口金77は図示しないチューブを介して吸引器に接続され、吸引レバー76を操作することにより吸引チャンネルに連通する吸引口金77を介して体液などを吸引することができるよになっている。
【0058】
前記吸引レバー76の上方には鉗子などの処置具を挿入する鉗子挿入口78が形成され、この鉗子挿入口78は内部で吸引チャンネルに連通している。この鉗子挿入口78には通常鉗子栓79が取り付けられている。
【0059】
また、把持部74の前部には2次電池20(図7参照)を内蔵した電源ユニット81が装着され、この電源ユニット81の側面には表示部82が設けられている。
【0060】
また、操作部68における例えば湾曲操作レバー75の反対側の側部にはバヨネット接続構造の接続ソケット70(図7参照)が設けられ、この接続ソケット70にライトガイドケーブル64のケーブルコネクタ64aが着脱自在に接続される。
【0061】
この接続によって、ライトガイドケーブル64内のライトガイドファイバ41と、操作部68内に配置されその端部が接続ソケット70に位置したライトガイド84aとが対向するとともに、ライトガイドケーブル64内の2本のリード線45,46が接続された電気接点84,85と接続ソケット70の接点受け86,87(図7参照)が接触し、電気的導通状態になる。
【0062】
ライトガイドコネクタ64bは、図7に示す外部光源66に接続することができる。この外部光源装置66およびライトガイドコネクタ64bの構造は第1の実施の形態と同じである。
【0063】
操作部68の前端側には、照明ランプユニット63を接続・固定するためのランプソケット90が開口している。
ランプホルダ部88に照明ランプ29を螺合固定したランプユニット63は、ランプソケット90に一体的に装着でき、装着状態においては水密が保たれるようになっている。
【0064】
図5、図6に示すように前記ランプホルダ部88を回動操作することにより、これと一体化したランプソケット90も回動し、ランプ点灯スイッチ91(図7参照)を入切(ON,OFF)する。さらに、ランプソケット90の筒端部にはギア部92が形成され、これと係合する歯車93はスイッチ操作と連動して所定の角度範囲を往復移動する。
【0065】
前記ランプホルダ部88の上面には、ランプの点灯・消灯状態を示す指標94がついており、操作部側の指標95に合わせるようにして180°の往復回転操作により点灯・消灯状態を切り替えるようにしている。
【0066】
前記歯車93にはライトガイド口金97が固定されている。このライトガイド口金97には挿入部67内に挿通されたライトガイド84bの一端が固定され、さらにこのライトガイド84bの端面に焦点を結ぶ位置に集光レンズ98が固定されている。尚、歯車93の回転中心となる前記ライトガイド口金97の他端は、回動自在に操作部68内でピン固定される。
【0067】
そして、図5に示すランプ点灯位置にランプホルダ88を回動させた時、ライトガイド口金97が照明ランプ29に対向し、照明ランプ29からの出射光を集光レンズ98を通してライトガイド84bに入射させることができる。
【0068】
また、図6に示すようにランプ消灯位置にランプホルダ88を回動させた時、ライトガイド口金97がライトガイド84aに対向し、前述の外部光源装置66からライトガイドコネクタ64を経て前記ライトガイド84aに導光された照明光を集光レンズ98を通してライトガイド84bに入射させることができる。
【0069】
ここで、操作部68内部はスペースに余裕があるため、ここに配置されるライトガイド84aは比較的太径に形成、配置することができる。一方挿入部67内部に配置されるライトガイド84bは、挿入部67の外径の制約を受ける為、比較的細径に形成せざるを得ない。
【0070】
前記ランプソケット90の裏面には、第1の実施の形態と同様の構成の2次電池20を内蔵した上記電源ユニット81が装着されている。
図7に示すように前述のランプ点灯スイッチ91をONにした時、電源ユニット81内の2次電池20と照明ランプ29をつなぐ回路が閉じ、照明ランプ29が点灯する。
【0071】
一方、外部光源装置66の照明光をライトガイドケーブル64を用いて内視鏡本体62に導光する場合は、ランプ点灯スイッチ91をOFFにして2次電池20と照明ランプ29からなる回路を開放状態にするとともに、外部光源装置66内の充電器47により2次電池20が充電される回路構成に切り替える。前記充電器47は充電動作開始とともに電源部51にランプ40への電力供給開始の信号を送る。
【0072】
上記のランプ点灯スイッチ91のON/OFF操作にともない、操作部68内のライトガイド口金97が照明光を発している方向(すなわちライトガイド84aまたは照明ランプ29の何れか)に首振り動作をおこなうことは前述した通りである。
その他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0073】
次に本実施の形態の作用を説明する。
照明ランプ29をランプホルダ部88に固定し、ランプソケット90に装着する。
観察時、ランプホルダ部88を回動させ、ランプ点灯スイッチ91をONにすると照明ランプ29が点灯する。照明ランプ29からの出射光は集光レンズ98によりライトガイド84bの端面に集光され、挿入部67の先端から患部を照明する。
【0074】
外部光源装置66を用いる場合は、ライトガイドケーブル64を前記外部光源装置66および内視鏡本体62の接続ソケット70に接続する。続いて、ランプホルダ部88を回動させ、ランプ点灯スイッチ91をOFFに切替えて照明ランプ29を消灯させると共にライトガイド口金97をライトガイド84aに対向させる。
【0075】
すると2次電池20を充電する回路が構成され、直ちに充電が開始されると共に、ランプ40への電力供給がスタンバイ状態になるよう充電器47から電源部51に信号が送られる。
スタンバイ状態の電源部51は図示しないランプ点灯スイッチをONにすることでランプ40に電力を供給する。
【0076】
ランプ40からの出射光はライトガイドケーブル64を介してライトガイド84aに導光され、ざらに集光レンズ98によりライトガイド84b端面に集光され、挿入部67の先端から患部を照明する。
その他、第1の実施の形態と同じである。
【0077】
本実施の形態は以下の効果を有する。
第1の実施の形態と比べ、ライトガイドケーブル64を用いる場合、照明ランプユニット63を取り外す必要がないため、光源の切替え作業が簡単になる。また、取り外した照明ランプユニット63をなくしてしまうことを回避できる。
【0078】
操作部68内のライトガイド84aを太径にすることが可能なため、外部光源装置66からの光入射端面の面積を大きくすることができ、光量ロスを小さくする事ができる。
【0079】
さらに、前記太径のライトガイド84aからの照明光を集光レンズ98を用いて挿入部67内に配置した細径のライトガイド84bに集光させるため、挿入部68の外径を細く維持しつつ、より明るい観察光量を得ることができる。さらに、ライトガイドの各接続部分での光量伝達性を向上させることで、ロス光による発熱を抑えることができる。
【0080】
内視鏡本体62に装着したランプユニット63のランプ29と、外部光源装置66のランプ40が同時に点灯しない回路構成とし、さらに内視鏡本体62に装着したランプユニット63のON/OFF操作と連動して、挿入部67側のライトガイド84bを発光している側に向かせるような機構にしたので、誤ってライトガイド以外の内蔵物に照射して故障させたり、操作部表面の温度上昇による操作者の火傷等を防止する事が出来る。
その他は第1の実施の形態と同じ効果がある。
【0081】
(第3の実施の形態)
次に図8を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。第1及び第2の実施の形態ではその内視鏡5或いは65は、イメージガイドにより光学像を接眼部まで伝送し、接眼部を通して拡大観察するものであったが、本実施の形態はこれらと異なり、固体撮像素子により、電気信号に変換し、さらに映像信号に変換して表示手段に表示するものである。
【0082】
図8に示す内視鏡101は内視鏡本体102と、この内視鏡本体102に着脱自在で接続される照明ランプユニット3と、この照明ランプユニット3と選択的に内視鏡本体2に着脱自在で接続される導光ケーブルとしてのライトガイドケーブル4とからなる。
【0083】
上記内視鏡本体102は、細長の挿入部107と、この挿入部107の後端に形成された操作部108と、この操作部108の後端に設けられたモニタ装置109と、操作部108の側部に設けた接続ソケット10とからなり、この接続ソケット10の開口部に照明ランプユニット3あるいはライトガイドケーブル4のケーブルコネクタ4aを着脱自在に接続できる。
【0084】
挿入部107は、その先端に形成された硬質の先端部111と、この先端部111の後端に形成され、湾曲自在の湾曲部112と、湾曲部112の後端から操作部108の前端まで形成された可撓性を有する可撓部113とからなる。
【0085】
操作部108には挿入部107寄りに設けられ、術者が把持する把持部14が形成され、この把持部14の後端側に湾曲操作レバー15が設けてあり、この湾曲操作レバー15を回動操作することにより前記湾曲部112を湾曲することができる。
【0086】
また、この操作部108には吸引を行う吸引ボタン16と、この吸引ボタン16の基端付近から突出するように吸引口金17とが設けてあり、吸引口金17は図示しないチューブを介して吸引機に接続され、吸引ボタン16を操作することにより吸引チャンネルに連通する吸引口金17を介して体液などを吸引することができる。
【0087】
また、操作部108の前端側に鉗子などの処置具を挿入する鉗子挿入口18が形成され、この紺子挿入口18は内部で吸引チャンネルに連通している。この鉗子挿入口18には通常鉗子栓19が取り付けられている。
【0088】
鉗子挿入口18の裏側には、2次電池を内蔵した電源ユニット21が装着されている。電源ユニット21の側面には、電池の残量あるいは充電レベルを表示するためのLED等からなる表示部22が設けられている。
【0089】
更に、鉗子挿入口18の前端側には、通気口金23が突設されており、この通気口金23から内視鏡本体102内部に空気を送ることができ、内視鏡本体102の水漏れの検査を行うことができるようにしている。
【0090】
挿入部107の先端部111には観察窓に取り付けた対物レンズの結像位置に図示しない固体撮像素子が配置され、この固体撮像素子により光学像を光電変換して電気的な画像信号にしてその画像信号を、挿入部107内に挿通した信号線で操作部108側に伝送し、この操作部108内の上方に着脱自在に設けたビデオプロセス回路を内蔵したモ二夕装置109に出力するようにしている。
【0091】
前記固体撮像素子およびモニタ装置109の駆動電源は、接続ソケット10に照明ランプユニット3が装着されている場合は電源ユニット21内の2次電池20から供給され、接続ソケット10にライトガイドケーブル4を接続し外部光源装置3から照明光を得る場合は、この外部光源装置6(図1或いは図3参照)内の電源部51からライトガイドケーブル4内を通る図示しない専用ケーブルを経由して供給される。
【0092】
操作部108に設けたレリーズスイッチ120は図示しない信号線を経由してレリーズ信号をモニタ装置109内のビデオプロセス回路に入力するようになっており、ビデオプロセス回路はレリーズ信号を入力されることによって画像を静止し、静止された画像は前記ビデオプロセス回路に接続された図示しないカラーイメージレコーダやビデオテープレコーダや電子ファイル等に記録されるようになっている。なお、観察だけを目的としたものであれば、前記記録装置は不要である。
その他は、第1の実施の形態に同じ構成である。
【0093】
次に本実施の形態の作用を説明する。
接続ソケット10に照明ランプユニット3が装着されている場合、あるいはライトガイドケーブル4が接続されている場合の何れにおいても、照明光が供給されると同時に固体撮像素子およびモニタ装置109に起動電源が供給され、モニタ装置109上に被写体を拡大表示する。
その他は、第1の実施の形態と同じ作用である。
【0094】
本実施の形態は以下の効果を有する。
モニタ装置109を一体に構成したビデオプロセッサが内視鏡本体102の操作部108に直に取り付くようにしたので、可搬性が増す上に、モニタ装置109の表示面上に観察像が拡大表示されるので内視鏡本体102から顔を遠ざけた状態でも像を確認することができ、結果として内視鏡検査の操作性が向上する。
◎また、モニタ装置109の拡大表示は多人数での供覧も可能となる。
その他、第1の実施の形態と同じ効果がある。
【0095】
(第4の実施の形態)
次に図9を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。例えば、第1の実施の形態では電源ユニット(バッテリユニット)21と接続ソケット10は内視鏡本体2に設けていたが、本実施の形態では内視鏡本体142から別体化して、内視鏡本体142に着脱自在となるバッテリ&接続ソケットユニットとしての機能を持つバッテリ型光源本体145を構成したことが第1実施の形態等と異なる。
【0096】
本実施の形態の内視鏡141は、内視鏡本体142と、この内視鏡本体142に選択的に着脱自在で接続されるバッテリ型光源ユニット143及びライトガイドケーブル144とからなり、本実施の形態におけるバッテリ型光源ユニット143は内視鏡本体142に接続されるバッテリ型光源本体145とこのバッテリ型光源本体145に選択的に着脱自在で接続されるランプユニット3及び導光ケーブルとしてのライトガイドケーブル4とから構成される。
【0097】
この内視鏡本体142には第1の実施の形態の内視鏡本体2と同様に挿入部7と、操作部8と、接眼部9とを有し、操作部8の側面には(第1の実施の形態の接続ソケット10の代わりに)本実施の形態ではライトガイド口金150が突出するように設けてあり、その外周面には雄ネジ部151が設けてある。
【0098】
そして、この雄ネジ部151にバッテリ型光源ユニット143を構成するバッテリ型光源本体145或いはライトガイドケーブル144を選択的に接続固定できるようにしている。
【0099】
また、挿入部7は第1の実施の形態と同様に先端部11と、湾曲部12と、可撓部13とからなる。また、操作部8はその前端側に把持部14が設けられ、その後端側に湾曲操作レバー15と吸引ボタン16が設けられ、この吸引ボタンから吸引口金17が突出するように設けられている。
【0100】
また、把持部14の前端側に鉗子挿入口18が設けられ、鉗子栓19で閉塞されている。また、その鉗子挿入口18の裏側に水漏れ検査用の通気口金23が設けられている。
この内視鏡本体142は、全体が、外部から水が浸入しない水密構造になっている。
【0101】
バッテリ型光源本体145は一方の端部に上記ライトガイド口金150に嵌合して接続できる接続口側152と、その外周側には上記雄ネジ部151に接続固定する固定リング153が回動自在に設けられ、他方の端部には照明ランプユニット3またはライトガイドケーブル4が選択的に接続される接続ソケット154が設けられており、これら両端の中央付近から2次電池155を収納する電池収納部156が突設されており、この電池収納部156の上端は開口し、電池交換等ができるようにすると共に、この開口する端部を着脱自在の蓋157により水密的に閉塞できるようにしている。
【0102】
上記固定リング153の内周面には雄ネジ部151に螺合する雌ネジ部153aが設けてあり、着脱自在に固定できるようにしている。
接続口金152の内部底面には、前記ランプユニット3あるいはライトガイドケーブル4からの照明光をライトガイド口金150の端部に集光させるための図示しない集光レンズが水密的に接着固定されている。
【0103】
また、このバッテリ型光源本体145、具体的には電池収納室156の側面には2次電池155の残量状態あるいは充電状態を表示する表示部159が設けてあり、外から電池残量等を確認できるようにしている。
この接続ソケット154の構造は第1の実施の形態の接続ソケット10と同様であるのでその説明を省略する。
【0104】
一方、ライトガイドケーブル144はその内部にライトガイドファイバが挿通され、そのライトガイドファイバはライトガイドケーブル144の両端のコネクタで固定されている。
【0105】
つまりライトガイドケーブル144の一方の端部に設けたケーブルコネクタ144aはライトガイド口金150に嵌合して接続可能であり、その外周側に固定リング161が回転自在に設けられており、その内周面に形成された雌ネジ部161aはライトガイド口金150の雄ネジ部151に螺合するようになっている。
【0106】
また、このライトガイドケーブル144の他方の端部に設けたライトガイドコネクタ144bは、外部光源装置(例えば図3の外部光源装置6)に接続することができ、その内部のライトガイドファイバを介して導光された照明光をライトガイド口金150に固定したライトガイド(例えば図3のライトガイド24)に導光できるようにしている。
【0107】
ここで、このライトガイドコネクタ144bには、第1の実施の形態で説明した(及び図9でも示す)ライトガイドコネクタ4bとは電気接点43,44を設けていな点で異なり、従って外部光源装置とは電気的な接続は行われない。
その他は第1の実施の形態に同様である。
【0108】
次に本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態の内視鏡141を用いて内視鏡検査を行う場合、以下の3通りの使い方が出来る。
【0109】
携帯性を必要とする用途においては、バッテリ型光源本体145に照明ランプユニット3を接続した状態で内視鏡本体142にバッテリ型光源本体145を接続する(以降の作用の詳細は第1の実施の形態と同じとなる)。
【0110】
上記の形態でバッテリ型光源本体145を使用し、2次電池155からの電力供給が停止した場合は、照明ランプユニット3をバッテリ型光源本体145から取り外し、ライトガイドケーブル4を接続する。そして、商用電源を起電力とする外部光源装置6にライトガイドコネクタ4bを接続する(以降の作用の詳細は第1の実施の形態と同じとなる)。
【0111】
予め観察時間が長時間にわたる場合(2次電池155の容量低下を気にしないで、従来の内視鏡装置と同じ様に使用する場合)、外部光源装置6との電気接点を持たないライトガイドケーブル144を内視鏡本体142に接続する。
そして、商用電源を起電力とする既存の外部光源装置にライトガイドコネクタ144bを接続する。
【0112】
外部光源装置からの照明光はライトガイドケーブル144内のライトガイドファイバを経由して、ライトガイド口金150のライトガイドに導かれ、患部を照明し、内視鏡検査を行うことができる。
【0113】
本実施の形態は以下の効果を有する。
第1の実施の形態の効果に加え、2次電池、照明ランプ、およびそれらをつなぐ電気配線、電気接点等が1つのユニットとして内視鏡本体から取り外すことができるため、内視鏡本体の大きさ・重量をコンパクトにすることが可能となり、携帯用途で用いない場合(ライトガイドケーブル144を用いる場合)の内視鏡本体の操作性を向上できる。
【0114】
なお、第4の実施の形態ではライトガイドケーブル144は既存の外部光源装置に、ライトガイドケーブル4は図3等に示す外部光源装置6に接続するとして説明したが、図10に示す変形例の外部光源装置146を使用し、ライトガイドケーブル4或いは144のいずれでも使用できるようにしても良い。
【0115】
この外部光源装置146は商用電源に接続される電源コードが接続されるインレット171は電源スイッチ172を介して電源部173と接続され、この電源部173には商用電源が供給される。
なお、電源部173は絶縁トランス179を有し、この絶縁トランス179により入力される商用電源と絶縁した交流電圧を2次側で生成し、この2次側に整流回路、電圧安定化回路等を設けている。
【0116】
この電源部173には制御動作を行う例えばCPU174が設けてある。この電源部173のランプ用電源出力端は、ランプ40と接続されている。また、この電源部173の充電器用電源出力端には電源線176a,176bを介して充電器177の電源入力端に接続されている。
また、例えば一方の電源線176aの途中にはスイッチSW1が設けてあり、CPU174によってその開閉が制御される。
【0117】
一方、ライトガイドコネクタ4b或いは144bが接続されるライトガイドコネクタ受け部には例えば4つの接点部材が設けてあり各接点部材に接続された端子Ta,Tb,Tc,TdはCPU174と接続され、また例えば接点Taは充電器177のプラス端子と接続され、端子TdはスイッチSW2を介してマイナス端子とに接続されている。
【0118】
CPU174は端子Ta,Tb,Tc,Tdの導通状態を検出してスイッチSW1、SW2の開閉制御を行う。
具体的には端子TaとTbとの導通/非導通状態を検出することにより、この光源装置146にライトガイドコネクタ4b或いは144bが接続されたか否かを判断(検出)する。
【0119】
また、端子TcとTdとの導通/非導通状態を検出することにより接続されたライトガイドコネクタが絶縁ブロック42が設けられたライトガイドコネクタ4bかこの絶縁ブロック42が設けられていないライトガイドコネクタ144bかを判断(検出)する。
【0120】
そして、端子TaとTbとの導通状態を検出し、かつ端子TcとTdとの非導通状態を検出した場合にのみスイッチSW1とSW2とをONするようにしている。
これに対し、ライトガイドコネクタ144bが接続された場合には、スイッチSW1をOFF(遮断)にし、充電器177に電源を供給しないようにする。
【0121】
この変形例によれば、ライトガイドコネクタ4b及びライトガイドコネクタ144bのいずれが接続される場合にも使用できる。
(第5の実施の形態)
本第5の実施の形態は、充電器を用いてバッテリ光源内部に設けたバッテリを充電する際に、充電電流が誤ってランプや残量表示回路に流れることの無い内視鏡を提供することを目的とする。
【0122】
図11ないし図20は本発明の第5の実施の形態の形態に係り、図11は本発明の第5の実施の形態を備えた内視鏡を示す外観図、図12は操作部とバッテリ式光源を接続するときの位置関係を示す外観図、図13はバッテリ式光源の概略構成を示す斜視図、図14はバッテリ式光源を示す縦断面図、図15は図14に対する縦断面図、図16は図14中のD−D線に沿う断面図、図17はバッテリ式光源の収納筒と胴部との詳細を説明するための分解斜視図、図18は図14中のA−A線に沿う断面図、図19はランプ消灯時における充電接点片及び負極接点片周辺の断面図であり、図19(a)は図14中のC−C線に沿う断面図、図19(b)は図14中のB−B線に沿う断面図、図20はランプ点灯時における充電接点片及び負極接点片周辺の断面図であり、図20(a)は図14中のC−C線に沿う断面図、図20(b)は図14中のB−B線に沿う断面図である。
【0123】
図11に示すように、本第5の実施の形態の形態を備えた内視鏡200は、内視鏡本体201と、この内視鏡本体201に着脱自在で接続されるランプ及びこのランプに電力を供給するバッテリを配設したバッテリ式光源202とから構成されている。
【0124】
前記内視鏡本体201は、細長の挿入部203と、この挿入部203の後端に形成された操作部204と、この操作部204の後端に設けられた接眼部205とからなる。
【0125】
前記挿入部203は、先端側から硬質の先端構成部211と、この先端構成部211の後端に隣接して形成され、湾曲自在な湾曲部212と、この湾曲部212の後端に隣接して形成され、可撓性を有する可撓管部213とから構成され、前記操作部204に配設された図示しない湾曲ノブを回動操作し、前記湾曲部212を所望の方向に湾曲できるように構成されている。
【0126】
前記操作部204には、吸引を行う吸引ボタン214と、この吸引ボタン214の基端付近から突出するように吸引口金215とが設けてあり、吸引口金215は図示しないチューブを介して吸引機に接続され、吸引ボタン214を操作することにより図示しない吸引チャンネルに連通する吸引口金215を介して体液などを吸引することができる。更に、操作部204の前端側に鉗子などの処置具を挿入する図示しない鉗子挿入口が形成され、内部で前記吸引チャンネルに連通している。
【0127】
また、前記挿入部203内には、内視鏡像を伝送するイメージガイドファイバ(不図示)が挿通されている。このイメージガイドファイバの先端部分は、対物レンズ(不図示)と共に前記先端構成部211に固定される。このイメージガイドファイバの後端部分は前記接眼部205に内蔵される接眼レンズの結像位置に固定され、この接眼レンズより内視鏡像を観察できるようになっている。
【0128】
前記先端構成部211には、照明光を伝送する図示しないライトガイドファイバが固着されており、このライトガイドファイバの他端は前記操作部204に設けられた後述のライトガイド口金に固着されている。照明光は、前記バッテリ式光源202からライトガイドファイバを経て前記先端構成部211の図示しない照明窓より出射される。
【0129】
図12に示すように操作部204の側面には、前記バッテリ式光源202が接続部220を介して着脱自在に接続されるようになっていて、この接続部220の位置決めピン221と係合するピン受け部204aと、接続部本体222に設けられた照明出射口223と係合するライトガイド口金204bと、取付けネジ224と螺合する雄ネジ部204cが配設されている。前記取付けネジ224を雄ネジ部204cに螺合することにより、前記バッテリ式光源202は内視鏡本体201に着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0130】
前記バッテリ式光源202は、操作部204に接続される前記接続部220を備え、ランプ210を保持するランプホルダ230a及びこのランプホルダ230aを収納するランプホルダ収納部230bからなるランプ収納部230と、後述のバッテリを収納するバッテリ収納部240と、残量表示部250とから構成されている。
【0131】
前記接続部220は、操作部204に取り付けるための機構であり、前記接続部本体222に回動自在に配設された取付けネジ224と、前記接続部本体222の外周面の特定位置に配設された指標225と、前記位置決めピン221とから構成されている。
【0132】
次に、図13ないし図18を参照してバッテリ式光源の詳細構成を説明する。
図13に示すように前記バッテリ収納部240は、バッテリ収納部外装部材241と、このバッテリ収納部外装部材241の内周に導電性素材により形成され、乾電池等のバッテリ231を収納する収納筒242と、このバッテリ収納部外装部材241の一端に被着されるバッテリキャップ243とから構成されている。
このバッテリ収納部外装部材241の内周には、前記収納筒242が嵌挿されていて、この収納筒242上側の外周には、水密リング244が配設されている。
【0133】
前記バッテリキャップ243は、図14に示すように前記バッテリ231を負極接点片245側へ付勢する導電性素材から成る円錐バネ246と導電性素材から成る接点部材247を一体的に固定し、前記収納筒242上部に配設されたネジ部248に着脱自在に螺合されるようになっている。尚、前記円錐バネ246によって付勢され、バッテリ231の負極231nは、導電性の板状バネ材で形成した前記負極接点片245に接触している。このとき、負極接点片245は、負極231n表面の中心部から外周方向にずれた位置で接触する。
【0134】
前記残量表示部250は、前記バッテリ収納部240の側面に配設される(図13参照)。この残量表示部250は、基板251の表面に1つまたは複数の発光ダイオード等の発光体より形成された比較的厚みの薄い残量表示発光体252を配置している。その裏面には、図15に示すように比較的厚みのある素子で構成された回路部253を配置すると共に、これらを外装するバッテリ収納部外装部材241に、前記残量表示発光体252の外側の位置に配置した透明部材より形成された透過部材254より構成されている。また、前記基板251は、絶縁体255により収納筒242側面に支持される。
上記のように、前記回路部253を、基板251を支える絶縁体255の厚みと収納筒242の側面を切り欠くことによりできた空間に位置させることでスペースを有効利用している。
【0135】
また、収納筒242に固定された前記絶縁体255は、図16に示すようにその側面に平面部255aを設け、バッテリ収納部外装部材241内部に形成された平面部241aに当接させ、収納筒242を前記ランプホルダ収納部230bの外装部材249及び前記バッテリ収納部外装部材241に組付ける際の位置決めと、バッテリキャップ243を締め付ける際の回転トルクに対する耐強度を保つようにしている。
【0136】
導電性の板状バネ材で形成した負極接続片256は、ビス257で絶縁体255に固定され、図14及び図15に示すランプ点灯状態においては、前記基板251上の負極導電部258と前記ランプホルダ230aに設けられた負極接点部材261を電気的に接続し、一方、導電性の板状バネ材で形成した正極接続片262は、導電性素材より形成された導電ビス263で絶縁体255を介して収納筒242にネジ止めされ、前記基板251上の正極接点部材264と前記収納筒242を電気的に接続している。尚、前記正・負極接点256,262はバネ付勢により前記正・負極導電部258、264と電気的接触を行っている。
【0137】
前記負極接続片256の並びには、前記負極接点片245が配置され、図14及び図15に示すランプ点灯状態においては、バッテリ231の負極231nと負極接点部材261を電気的に接続する。
更に、前記負極接点片245の隣には充電接点片265が配置され、絶縁体255に固定されている。この充電接点片265の一端は、基板251に設けた充電回路、あるいは外部充電器側に充電制御回路がある場合はバッテリ収納部外装部材241表面に設けた図示しない充電用接点に直接配設される。また、前記充電接点片265の他端は、図14及び図15に示すランプ点灯状態においては、充電接点部266とは切り離され、回路的には開放状態である。
前記収納筒242の筒底部側には、バッテリ231からの電流経路となる接点バネ267がピンでカシメ固定されている。
【0138】
上述した各接点構成部、残量表示部は、図17に示すように収納筒242に一体的に組付けられた後、バッテリ収納部外装部241内に挿入するようにして組付けられる。
前記残量表示発光体252は、電池電圧の変化に伴い発光体の輝度の明暗や色を変化させて表示したり、電池電圧の高低により点消灯して表示しても良い。また、前記バッテリ収納部外装部材241外表面に、前記透過部材254に合わせてレベルメーター等の図表268を配設しても良い。
【0139】
前記ランプ収納部230は、前記したようにランプホルダ230aと、ランプホルダ収納部230bとからなる。
前記ランプホルダ230aは、前記ランプ210と、このランプ210が螺合する負極接点部材261と、前記負極接点部材261と正極接点部材271及びこの正極接点部材271を付勢する導電性の接点バネ272及び導電性のバネ受け部273を一体的に係合固定した絶縁部材274と、前記バネ受け部273に対して抜け止めピン275を介して回動自在なランプホルダ装着ネジ部276に取り付けられる熱伝導性の低い樹脂などで形成したホルダ外装部材277より構成されている。尚、符号276aは、ランプホルダ装着ネジ部276と後述する回転規制リング285との水密を保持する水密リングである。
【0140】
また、前記ランプホルダ230aは、図14に示したようにランプホルダ収納部230bの胴部278の後端側に着脱自在に螺合されるようになっている。
ランプホルダ収納部230bは、胴部278と、その外側に設けられた絶縁体292とから構成されている。この胴部278の前端側には、図14に示すように、ライトガイド口金204bが係入する口金接続部281が設けられている。
前記ランプホルダ230aが胴部278に螺合された図14の状態では、バネ受け部273が胴部278内周に形成した段付き部に当接し、負極接点部材261が負極接続片256及び負極接点片245のみが当接する深さまでしか係入できないようになっている。尚、この時のバネ受け部273と胴部278は電気的導通状態にある。
【0141】
この胴部278は、図17に示すように、細長で複数の段部を有する導電性部材で略パイプ状に成形されている。この胴部278には、基端面から基端側太径部282を通って中央胴部283まで軸方向に伸びる切り欠き部284が形成されている。
この切り欠き部284の幅は、前記負極接点部材261よりも広く形成されており、前述のようにランプホルダ230aを装着する際に負極接点部材261が係入するようになっている。
この胴部278の基端側太径部282内周面には、前記ランプホルダ装着ネジ部276外周に形成された雄ねじ部が螺合する図示しない雌ねじ部が形成されている。
【0142】
一方、前記基端側太径部282の外周面には、図18に示すように回転規制リング285がネジ286によって固定されている。この回転規制リング285は外装部材249内に配置され、この回転規制リング285の外周面に設ける水密リング287によって、前記回転規制リング285と外装部材249との水密が保持されるようになっている(図14参照)。
前記胴部278は、接続部本体222の一端面及び回転規制リング285の一端面で外装部材249の内周面側に設けられている突き当て面287a、287bを挟持する位置関係で外装部材249の内部に配設されている。これにより外装部材249は、胴部278に対して回動自在である。
【0143】
前記回転規制リング285は略C字形状をしており、この回転規制リング285が配置される外装部材249の内周面には図18に示すように、前記回転規制リング285の切り欠き部分が当接する凸状の回転規制部288が配設されている。本実施の形態では回転角度が略90度になるように設定してあるが、前記規制リング285の切り欠き部の大きさを変化させることにより、任意の回転角度とすることも可能である。
【0144】
また、前記胴部278の中央胴部283には、図17に示すように、前記切り欠き部284の先端側を形成する拡大開口部291が形成されている。この拡大開口部291を含む外周面には、絶縁体292が設けられている(図15参照)。この絶縁体292には、図19に示すように、前記切り欠き部284の幅同幅に切り欠き部が形成されており、絶縁体292に配設した凸部292aが拡大開口部291に係合し固定されている。
【0145】
更に、絶縁体292の外周面における、前記切り欠き部284に対し略90度の位置には、導電部材からなる前記充電接点部266が固定されている。この充電接点部266は、後述のランプ消灯操作を行った際(図14のランプ点灯状態からバッテリ式光源202を略90度回動させてランプ210を消灯した際)に負極接点片245と充電接点片265に電気的接触が行われるような位置に配置されている。
尚、前記口金接続部281は、前記胴部278に水密リング293により水密的に固定されており、開口部底部には集光レンズ294が水密的に接着固定されている。また、口金接続部281外周には水密リング295が配設されている。
【0146】
バッテリ231が収納される収納筒242の底部端からは、接点バネ267が突出して配設されている。この接点バネ267は、図17に示すように前記外装部材249に対して回動自在に配置されている胴部278の細径胴部296を挟持し、電気的導通状態を保つ。この細径胴部296の断面形状は、一対の平面部を形成した略円柱形状である。
【0147】
次に、上述のように構成したバッテリ式光源の作用を図11ないし図18を基に図19及び図20を参照して説明する。
バッテリ式光源202のバッテリ収納部240の収納筒242にバッテリ231を収容した後に、バッテリキャップ243をバッテリ収納部240に被せ、収納筒242のネジ部248にバッテリキャップ243を螺合して、バッテリキャップ243を一体化する。このとき、収納筒242の上部に設けた水密リング244がバッテリキャップ243の内周面に密着して水密状態になる。
【0148】
次に、ランプホルダ230aの負極接点部材261を切り欠き部284に挿通させて、ランプホルダ装着ネジ部276を図示しないコイン等を用いて回転させる。すると、ランプホルダ230aはランプホルダ収納部230bに収容された状態で一体的に構成されることになる。
【0149】
ついで、バッテリ式光源202を操作部204に取り付ける操作について説明する。図12に示すように、バッテリ式光源202に配設された位置決めピン221と、内視鏡本体201の操作部204に配設されたピン受け部204aを係合させて接続し、雄ネジ部204cに取り付けネジ224を螺合する。
【0150】
次に、バッテリ式光源202と内視鏡操作部204とが、図19に示すような位置関係にあるとする。
図19の状態では、同図(b)に示すように負極接点部材261が負極接続片256、負極接点片245から切り離された状態であり、バッテリ231からランプ210への電源供給回路が絶たれているランプ消灯状態である。
【0151】
このとき、同図(a)に示す充電接点片265と同図(b)に示す負極接点片245が充電接点部266を介して電気的導通状態となり、図示しない外部からの充電電流が前記充電接点片265、負極接点片245を経由してバッテリ231に流れる充電回路が構成される。尚、バッテリ231正極への導通路はバッテリ収納部外装部材241表面に設けた図示しない充電用接点に直に配線されるか、あるいは基板251に設けた充電回路を挟んで前記バッテリ収納部外装部材241表面の充電用接点に配線される。
【0152】
続いて、図19の状態からバッテリ式光源202を内視鏡操作部204に対し回動させる。すると、胴部278を軸としてバッテリ収納部240が動き、図20の位置まで移動すると、同図(a)に示す充電接点片265と同図(b)に示す負極接点片245とは充電接点片部266とは切り離され、充電回路が絶たれると共に、同図(b)に示すように負極接点片245及び負極接続片256が負極接点部材261に接触して、電気的に導通状態となる(図14の状態)。すると、ランプ210及び基板251にバッテリ231から電力が同時に供給され、ランプ210が点灯し、残量表示部250が表示状態となる。
このとき、残量表示部250の回路部253は、ランプ210の点灯状態においてバッテリ231の残容量を検出し、その検出結果を残量表示発光体252に送る。これにより、残量表示発光体252が表示データに基づいて点灯し、バッテリ231の残容量を知ることができる。
【0153】
尚、このときに構成される導電路は、ランプ210について言えば、バッテリ正極→円錐バネ246→接点部材247→収納筒242→接点バネ267→胴部278→バネ受け部273→接点バネ272→正極接点部材271→ランプ210→負極接点部材261→負極接点片245→バッテリ負極となる。また、基板251について言えば、バッテリ正極→円錐バネ246→接点部材247→収納筒242→導電ビス263→正極接続片262→基板251→負極接点片256→負極接点部材261→負極接点片245→バッテリ負極となる。
【0154】
上記ランプ点灯時における電池残量表示は、回路部253に例えばA/Dコンバータを用い、数値化したバッテリ残量の情報を1つまたは複数の残量表示発光体252によって表示してもよい。また、前記残量表示発光体252の代わりに、図示しない液晶パネルで残量表示部250を形成しても良い。
【0155】
尚、内視鏡の使用後は、ランプ210を消灯するため、オン状態にしたときの操作とは逆の操作を行えばよい。続いて、図示しない充電器にバッテリ式光源202を装着し、バッテリ231の充電操作を行う。
【0156】
上述した本第5の実施の形態によれば以下の効果を得る。
(1)バッテリ式光源202を操作部204に接続しランプ210を点灯させると、残量表示部250にバッテリ231の残量が表示される。使用者に対して、バッテリ231の使用可能な時間を知らしめることができる。
(2)ランプ210及びバッテリ残量表示回路への電源供給回路が開放状態の時のみ、バッテリ231を充電する回路が構成されるため、充電電流が誤ってランプ210や残量表示回路側に流れることが無いので、ランプ210及び残量表示回路の故障を防止できる。
(3)負極接点部材261は、如何なる状態においても充電接点片265と電気的接触をすることがない。即ち、胴部278に対してランプ収納部230が不十分な装着状態であっても、充電回路がランプ210及び残量表示回路につながることが無い。従って、使用者の取り扱いミスによるランプ210及び残量表示回路の故障(充電電流が流れ込むことによる)を更に防止することができる。
(4)バッテリ式光源202を回動させてスイッチ操作をするため、ON、OFFの状態が内視鏡装置外観から一見して分かる。
【0157】
(第6の実施の形態)
図21ないし図23は本発明の第6の実施の形態の形態に係り、図21は本発明の第6の実施の形態を備えたバッテリ式光源の各接点部材及び絶縁体付近を示す説明図、図22はランプ点灯時における図21中のE−E線に沿う断面図、図23はランプ消灯時における図21中のE−E線に沿う断面図である。
【0158】
上記第5の実施の形態では、ランプ210及びバッテリ残量表示回路への電源供給回路が開放状態の時のみ、バッテリ231を充電する回路が構成されるようにしているが、本第6の実施の形態では、ランプ点灯回路が構成されているときに、ランプ210を交換した際のランプホルダ230aの取り付け不十分による誤表示を防止可能な構成とし、第5の実施の形態における各接点部材(充電接点片265、負極接点片245、負極接続片256)を収納・配置する絶縁体255端部の形状が異なるところのみ、第5の実施の形態とは異なる。それ以外の構成は、第5の実施の形態と同様な構成なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付して説明する。
【0159】
即ち、図21に示すように本第6の実施の形態のバッテリ式光源300は、絶縁体255の端部に設けたベース部材301に負極接点片256に隣接してストッパ部302が形成されている。前記ストッパ部302は、図22に示すようにランプホルダ230aを胴部278に装着した時、負極接点部材261の一側面が当接する高さとなっている。
【0160】
このように構成されているバッテリ式光源300において、ランプ210を交換する際、図23に示すようにランプ消灯状態にした後、ランプホルダ230aを胴部278から取り外す。この時、ストッパ部302は負極接点部材261に対して略90度ずれた位置にあり、負極接点部材261は切り欠き部284を通過することができる。
【0161】
続いて、新しいランプに交換したランプホルダ230aを胴部278に螺合し、胴部278の内周段差部にバネ受け部273が当接するまでねじ込む。この完全な取付け状態においては、ランプ210に電源を供給する回路が構成されると共に、水密リング276aによる密閉が完全なものとなる。また、負極接点部材261は、ストッパ部302を越えた位置にくる。
ランプ210を点灯させる際には、バッテリ収納部240を胴部278に対し回動させ、図22に示す状態にする。
【0162】
この結果、ランプホルダ230aが正しく装着されている場合は、負極接点部材261がストッパ部302にぶつかること無く、ランプ及び残量表示回路のスイッチを入切することができる。また、このスイッチON状態においてランプホルダ230aを取り外そうとしても、負極接点部材261がストッパ部302にぶつかり、外すことはできない。更に、ランプホルダ230aが不完全な取付け状態であると、負極接点部材261がストッパ部302にぶつかりスイッチが入らない。
【0163】
上記上述した本第6の実施の形態によれば第5の実施の形態の効果に加え、以下の効果を得る。
スイッチをOFF位置にしないと、ランプ交換が出来ない構成にしたことにより、スイッチ位置をONにしたまま、フィラメント切れのランプを新品ランプと交換し、そのままランプを付けっぱなしにしてしまうことを防止できる。また、ランプホルダ230aが正しく装着されないとスイッチが入らない構成にしたため、ランプホルダ230aの取付け不十分により起こる不具合、例えばスイッチ接点部の接触不良や使用後の洗滌行程において装着部からの液体の浸入による故障を防止することができる。
なお上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態も本発明に属する。
【0164】
[付記]
1.内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池と、外部の光源装置からの照明光を前記導光手段に伝送する導光ケーブルとを有する内視鏡において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する電気回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡。
【0165】
2.内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡と、該内視鏡の外部に設けられ、発光した照明光を導光ケーブルで伝送して前記導光手段に供給する光源装置とを有する内視鏡装置において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
【0166】
3.付記2において、前記導光ケーブルは、前記光源装置からの照明光を前記内視鏡本体に供給するライトガイドと、このライトガイドに沿って配され、前記光源装置の電源と接続する導線とを具備することを特徴とする内視鏡。
4.付記2において、前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、光源装置内の照明ランプが点灯している時は、前記2次電池を充電する充電回路が構成されないようにした内視鏡装置。
【0167】
5.付記2において、前記充電回路が構成された時のみ前記光源装置が点灯するようにした内規鏡装置。
6.付記2において、前記光源及び前記2次電池は前記内視鏡本体に着脱自在で接続されるユニットに設けらた内視鏡装置。
7.付記2において、前記内視鏡本体には該内視鏡本体の導光手段に前記光源装置からの照明光を伝送するライトガイドのみが挿通された第2の導光ケーブルが着脱自在で接続可能である内視鏡装置。
【0168】
8.付記6において、前記ユニットは前記光源と前記導光ケーブルとが選択的に着脱自在である内視鏡装置。
9.付記7において、前記光源装置は前記導光ケーブル及び第2の導光ケーブルの接続を識別し、前記導光ケーブルが接続された場合には前記2次電池を充電する充電着回路を形成し、前記第2の導光ケーブルが接続された場合には充電回路を構成しない内視鏡装置。
【0169】
10.付記2において、前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する充電回路は2次電池が充電完了状態かをモニタし、充電完了状態と判断した場合には充電動作を停止する内視鏡装置。
11.付記10において、前記充電完了状態と判断した場合には充電動作を停止すると共に、充電完了の表示を行う内視鏡装置。
【0170】
12.内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡において、
前記2次電池からの電力を前記光源へ供給する電源供給回路が開放状態のときのみ、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡。
【0171】
13.付記12の内視鏡において、前記2次電池の残容量を表示する残量表示手段を備えると共に、前記光源及び前記残量表示手段に電力を供給する電源供給回路が開放状態のときのみ、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡。
【0172】
14.付記13の内視鏡において、前記光源を光源本体に着脱自在に装着する際に、前記残量表示手段への残量表示スイッチ部と、前記光源への電源スイッチ部及び前記充電回路を構成するための充電スイッチ部をこの順番に配列すると共に、前記残量表示スイッチ部、前記電源スイッチ部を入切する導電部材が前記充電スイッチ部に触れないように構成したことを特徴とする内視鏡。
【0173】
15.内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡装置において、
前記2次電池からの電力を前記光源へ供給する電源供給回路が開放状態のときのみ、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
【0174】
16.付記15の内視鏡装置において、前記2次電池の残容量を表示する残量表示手段を備えると共に、前記光源及び前記残量表示手段に電力を供給する電源供給回路が開放状態のときのみ、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
【0175】
17.付記16の内視鏡装置において、前記光源を光源本体に着脱自在に装着する際に、前記残量表示手段への残量表示スイッチ部と、前記光源への電源スイッチ部及び前記充電回路を構成するための充電スイッチ部をこの順番に配列すると共に、前記残量表示スイッチ部、前記電源スイッチ部を入切する導電部材が前記充電スイッチ部に触れないように構成したことを特徴とする内視鏡装置。
【0176】
[付記12〜17に対する従来技術]
従来、乾電池あるいは充電池等を用いたバッテリ式光源を内視鏡操作部に着脱自在に取り付けられるようにした内視鏡は、例えば特開平10−43133号公報に記載されているように、専用の充電器にバッテリ光源部を装着して充電操作を行うようにして、内視鏡を使用しないときに容易に充電作業が行えるようにしたものが提案されている。このように、内視鏡操作部に着脱自在に取り付けられるバッテリ式光源は、充電操作を行うことで繰り返し使用することが可能である。
【0177】
[付記12〜17に対する課題]
しかしながら、上記特開平10−43133号公報に記載の内視鏡は、バッテリからランプへ電力を供給する電源供給回路の開閉と、前記バッテリを充電する充電回路の開閉が必ずしも連動しておらず、誤ってランプを点灯(即ち、充電池に電気的接続)したまま充電器操作を行うと、充電器からの充電電流がランプ側にも流れランプ切れ等を引き起こす虞れがあった。
また、前記バッテリの残容量を検出するための残量表示回路を、前記ランプと並列に回路接続したバッテリ式光源においても上記現象によりランプ及び残量表示回路に不具合を生じる虞れがあった。
【0178】
[付記12〜17に対する目的]
充電器を用いてバッテリ光源内部に設けたバッテリを充電する際に、充電電流が誤ってランプや残量表示回路に流れることの無い内視鏡を提供することを目的とする。
【0179】
[付記12〜17に対する解決手段]
前記目的を達成するため付記12に記載の発明は、内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡において、前記2次電池からの電力を前記光源へ供給する電源供給回路が開放状態のときのみ、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにして、如何なる場合でも充電電流が照明ランプに流れないようにしている。
【0180】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池と、外部の光源装置からの照明光を前記導光手段に伝送する導光ケーブルとを有する内視鏡において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する電気回路が形成されるようにしているので、光源を駆動する2次電池を自動的に充電できる。
【0181】
また、内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡と、該内視鏡の外部に設けられ、発光した照明光を導光ケーブルで伝送して前記導光手段に供給する光源装置とを有する内視鏡装置において、
前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしているので、光源を駆動する2次電池を自動的に充電できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構成を示す図。
【図2】内視鏡本体の操作部に照明ランプユニットを装着した際の模式図。
【図3】ライトガイドケーブルを介して光源装置から内視鏡本体に照明光を供給した際の模式図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を備えた内視鏡装置の全体構成を示す図。
【図5】内視鏡本体の操作部に照明ランプユニットを装着して点灯操作を行った時の内部構成等を示す図。
【図6】内視鏡本体の操作部に照明ランプユニットを装着して消灯操作を行った時の内部構成等を示す図。
【図7】内視鏡装置全体の電気系の概略の構成を示す図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の内視鏡の全体構成を示す図。
【図9】本発明の第4の実施の形態の内視鏡の全体構成を示す図。
【図10】第4の実施の形態の変形例における外部光源装置の概略の構成を示す図。
【図11】本発明の第5の実施の形態を備えた内視鏡を示す外観図。
【図12】操作部とバッテリ式光源を接続するときの位置関係を示す外観図。
【図13】バッテリ式光源の概略構成を示す斜視図。
【図14】バッテリ式光源を示す縦断面図。
【図15】図14に対する縦断面図。
【図16】図14中のD−D線に沿う断面図。
【図17】バッテリ式光源の収納筒と胴部との詳細を説明するための分解斜視図。
【図18】図14中のA−A線に沿う断面図。
【図19】ランプ消灯時における充電接点片及び負極接点片周辺の断面図。
【図20】ランプ点灯時における充電接点片及び負極接点片周辺の断面図。
【図21】本発明の第6の実施の形態を備えたバッテリ式光源の各接点部材及び絶縁体付近を示す説明図。
【図22】ランプ点灯時における図21中のE−E線に沿う断面図。
【図23】ランプ消灯時における図21中のE−E線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置
2…内視鏡本体
3…照明ランプユニット
4…ライトガイドケーブル
5…内視鏡
6…外部光源装置
7…挿入部
8…操作部
9…接眼部
10…接続ソケット
11…先端部
20…2次電池
21…電源ユニット(電池ユニット)
22…表示部
24…ライトガイド
25…集光レンズ
26…コイルバネ
27…スプリング
28…接点ピン
29…照明ランプ
30…ランプホルダ部
31…接点部
37,38…接点部
40…ランプ
41…ライトガイドファイバ
42…絶縁ブロック
43,44…電気接点
45,46…リード線
47…充電器
51…電源部

Claims (2)

  1. 内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と、前記光源を点灯させる充電可能な2次電池と、外部の光源装置からの照明光を前記導光手段に伝送する導光ケーブルとを有する内視鏡において、
    前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する電気回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡。
  2. 内視鏡本体に設けた導光手段に照明光を供給する光源と前記光源を点灯させる充電可能な2次電池とを有する内視鏡と、該内視鏡の外部に設けられ、発光した照明光を導光ケーブルで伝送して前記導光手段に供給する光源装置とを有する内視鏡装置において、
    前記導光ケーブルにより内視鏡と光源装置とを接続した場合、前記2次電池を充電する充電回路が形成されるようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
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