JP2000116599A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000116599A
JP2000116599A JP10291077A JP29107798A JP2000116599A JP 2000116599 A JP2000116599 A JP 2000116599A JP 10291077 A JP10291077 A JP 10291077A JP 29107798 A JP29107798 A JP 29107798A JP 2000116599 A JP2000116599 A JP 2000116599A
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light
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battery
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JP10291077A
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English (en)
Inventor
Shigeto Magai
成人 真貝
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Katsuji Watanabe
勝司 渡辺
Takashi Suzuki
高志 鈴木
Seiichi Hosoda
誠一 細田
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Kazutaka Nakatsuchi
一孝 中土
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示手段及びその電源に関する携帯性を
確保できる内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡2に着脱自在に接続される、電池
57及び光源ランプ25を収納した光源装置4からの照
明光を先端部6までライトガイド18で導光し、被写体
像を先端部6からイメージガイド12で接眼部14まで
伝送する内視鏡装置1は携帯使用に便利である。接眼部
14には、被写体像を撮像する固体撮像素子20及び画
像表示手段としての固体画像表示素子26等を備えた観
察装置28を着脱自在に接続でき、この観察装置28の
電源は電池57から内視鏡2を介して供給されるので、
観察装置28に新たな電源を設けなくてもよく、観察装
置28及びその電源に関する携帯性を確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡装置、詳しく
は、例えば小型のバッテリ式光源を内視鏡に取り付け可
能な携帯に適した内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野及び工業分野で広く用いられる
ようになった内視鏡装置は、診断或いは検査対象が生
体、プラント等の内部であるので、観察対象を照明する
手段が必要である。このため、一般的な内視鏡装置で
は、内視鏡の外部装置として光源装置を用意し、この光
源装置から発せられる照明光を内視鏡に設けたライトガ
イドに供給し、このライトガイドで導光された照明光を
内視鏡の挿入部先端から出射して、検査対象を照明する
ようになっている。
【0003】前記光源装置は、商用電源を電源として使
用するものが一般的であった。これに対し、例えば特開
平10−43133号では、乾電池や充電式電池といっ
たバッテリを電源として使用した光源装置であるバッテ
リ式光源を内視鏡に着脱自在に取り付けられるようにし
た内視鏡装置を提案している。
【0004】バッテリ式光源を内視鏡に取り付けた内視
鏡装置は、一般に携帯性に優れており、大きな光源装置
を運び込むことが困難な場所や商用電源を確保できない
場所で使用することができ、例えば緊急時の処置やベッ
ドサイドでの処置の際に優れた効果を発揮する。
【0005】ところで、内視鏡で得た内視鏡画像をテレ
ビモニタ等の画像表示手段に表示して観察する内視鏡装
置が従来より使用されている。内視鏡画像をテレビモニ
タに表示する内視鏡装置は、例えば内視鏡の接眼部から
出射される像を撮像するための撮像手段としての固体撮
像素子を備えたテレビカメラを接眼部に取り付け、テレ
ビカメラとケーブルで接続されたテレビカメラを制御し
テレビカメラからの出力信号をテレビモニタ表示可能な
信号に変換するためのカメラコントロールユニットを備
え、カメラコントロールユニットとは別体のテレビモニ
タを備えた構成となっている。内視鏡画像をテレビモニ
タで観察すると、接眼部を覗き込む構成の場合と異な
り、複数人での観察が可能である。例えば医療用途で内
視鏡装置を使用する場合、内視鏡装置の操作者以外の術
者が内視鏡画像を見ることができる等といった利点があ
る。カメラコントロールユニットやテレビカメラは、電
源として商用電源を従来使用していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リ式光源を備えた内視鏡装置に、テレビモニタを接続し
て内視鏡画像を観察しようとする場合、大寸法のカメラ
コントロールユニットやテレビモニタを搬入できる場所
に使用が限定され、また、テレビカメラ及びカメラコン
トロールユニット及びテレビモニタをケーブル接続しカ
メラコントロールユニット及びテレビモニタを商用電源
のコンセントに接続するといった手間が現場で発生し、
また、商用電源のコンセントが配置されている場所の近
傍に使用を限定され、また、商用電源を確保できない場
所では使用することができないといったように、バッテ
リ式光源を備えた内視鏡装置の利点である携帯性を損ね
てしまう問題があった。本発明は、上記事情に鑑みてな
されたものであり、画像表示手段及びその電源に関する
携帯性を確保できる内視鏡装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の内視鏡装置は、照明光を導光するライトガ
イドを備えた内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在に接続可
能且つ携帯可能であって、前記ライトガイドの光入射端
面に照明光を供給する光源を備えた光源装置と、前記光
源装置の光源に電力を供給するための、この光源装置に
内蔵或いはこの光源装置と別体であって少なくとも携帯
可能な電源と、前記内視鏡に着脱自在で、光電変換され
た前記内視鏡の観察画像を表示する携帯可能な画像表示
手段とを備え、前記内視鏡画像の光電変換や画像信号処
理等を行う画像処理系及び前記画像表示手段に対して前
記電源から電力を供給することにより、画像表示手段及
びその電源に関する携帯性を確保することを可能とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0009】(第1の実施の形態)図1ないし図6は本
発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置全体
の外観を示す説明図、図2は内視鏡装置全体の内部構成
を示す説明図、図3は内視鏡及び光源装置のそれぞれの
接続部の構造を示す断面図、図4は内視鏡と光源装置と
を接続させた状態の構造を示す断面図、図5は観察装置
の構成を説明する説明図、図6は観察装置に表示される
電源の残量表示の例を示す説明図である。
【0010】(構成)図1に示すように、本実施の形態
の内視鏡装置1は、光学式内視鏡である内視鏡2と、こ
の内視鏡2に供給する照明光を発光するための内視鏡2
の操作部10に着脱自在に接続される光源装置4と、前
記内視鏡2で得た観察対象の像を表示するための画像表
示手段を有する、内視鏡2の接眼部14に着脱自在に接
続される観察装置28とから主に構成される。
【0011】前記内視鏡2は、この内視鏡2を把持して
操作するための操作部10と、この操作部10に連設し
て観察部位に挿入する細長の挿入部8と、操作部10の
後端側に配設された接眼部14等から構成されている。
【0012】前記挿入部8は、この先端に位置する硬質
の先端部6と、この先端部6の後端に連設された湾曲自
在な湾曲部11と、この湾曲部11の後端から操作部1
0の前端に位置する可撓性の可撓部13とから構成され
ている。
【0013】前記操作部10には、挿入部8寄りに位置
する術者が把持する把持部15が形成されている。この
把持部15の後方側には、湾曲操作レバー16が設けて
あり、この湾曲操作レバー16を回動操作することによ
り湾曲部11を湾曲することができるようになってい
る。
【0014】また、操作部10には、例えば体液等の液
体の吸引を行う吸引ボタン19と、この吸引ボタン19
の基端付近から突出するように吸引口金17が設けてあ
り、吸引口金17は図示しないチューブを介して図示し
ない吸引装置に接続され、吸引ボタン19を操作するこ
とにより図示しない吸引チャンネルに連通する吸引口金
17を介して体液などを吸引することができるようにな
っている。また、操作部10の前端側には、鉗子などの
処置具を挿入する鉗子挿入口21が形成されており、こ
の鉗子挿入口21は内部で吸引チャンネルに連通してい
る。この鉗子挿入口21には、鉗子栓23が通常取り付
けられている。また、操作部10の鉗子挿入口21の裏
側の位置には、通気口金3が突設されており、この通気
口金3から内視鏡2内部に空気を送ることができ、内視
鏡2の水漏れの検査を行うことができるようになってい
る。
【0015】前記操作部10側部には、前記光源装置4
のランプハウス7に設けられた接続口金9を図中の矢印
に示すように着脱自在に接続するためのライトガイド口
金5が突設されている。
【0016】光源装置4は、後述する光源ランプ25を
収納したランプハウス7と、このランプハウス7にスラ
イド固定する後述する電池57を水密的に収納するバッ
テリケース62と、ランプ点灯スイッチ64等を有して
構成されている。
【0017】図2に示すように、挿入部8内には、照明
光を導光するライトガイド18が挿通されており、この
ライトガイド18は、操作部10内で屈曲され、後端の
光入射端面29がライトガイド口金5内で固定されてい
る。
【0018】光源装置4は、電池57が収納されている
バッテリケース62が、ランプハウス7にスライド固定
されると、電池57と導通したバッテリケース62のラ
ンプハウス7に対向する面に配設された電気接点62a
と、この電気接点62aに対向するランプハウス7の位
置に配設された電気接点62bとが接触し、この電気接
点62bに導通したランプハウス7内の電源ライン63
が電池57と導通するようになっている。この電源ライ
ン63は、ランプ点灯スイッチ64を介してランプハウ
ス7内の光源ランプ25に電気的に接続されており、ラ
ンプ点灯スイッチ64をON状態にすると、光源ランプ
25が点灯するようになっている。
【0019】そして、ライトガイド口金5に光源装置4
の接続口金9を接続し、光源ランプ25を点灯させる
と、前記光源ランプ25から発せられた照明光は、集光
レンズ65で集光され、ライトガイド18の光入射端面
29に入射する。この光入射端面29から入射された照
明光は、ライトガイド18により導光され、挿入部8の
先端部6の照明窓に固定された光出射端面から出射さ
れ、患部などの被写体を照明するようになっている。
【0020】照明光で照明された被写体からの反射光に
よる像は、先端部6内に配設された対物レンズ27によ
り結像される。この対物レンズ27の結像位置にはイメ
ージガイド12の先端面が配置され、イメージガイド1
2は光学像を接眼部14の端面まで導光する。接眼部1
4に観察装置28を装着せずに使用する場合には、伝送
された光学像は接眼部14内に配設された接眼レンズ3
2を介して眼視で観察することができるようになってい
る。
【0021】前記光源装置4の接続口金9と前記ライト
ガイド口金5との接続部では、前記光源装置4内の電源
ライン63に導通した接続口金9に配設された電気接点
59と、この電気接点59に対向するライトガイド口金
5の位置に配設された電気接点49とが接触しており、
この電気接点49に導通した電源ライン51の他端は、
接眼部14に設けられた電気接点53に導通している。
【0022】この接眼部14に観察装置28を装着する
と、接眼レンズ32から出射される観察像が、観察装置
28に備えられたCCD或いはBBD等の固体撮像素子
20の受光部に結像するようになっている。なお、必要
に応じて、接眼レンズ32と固体撮像素子20との間の
光路上には、結像位置を調節するための光学系を設けて
もよい。この観察装置28は、固体撮像素子20と、こ
の固体撮像素子20を制御する固体撮像素子制御回路2
2と、被写体像を表示するLCD或いはLED等の固体
画像表示素子26と、この固体画像表示素子26を制御
駆動する表示素子制御回路24等を有して構成されてい
る。
【0023】観察装置28と接眼部14との接続部で
は、接眼部14に設けられた前記電気接点53と、この
電気接点53に対向する観察装置28の位置に設けられ
た電気接点40とが接触し、この電気接点40に導通し
た観察装置28内の電源ライン66に、前記電池57か
らの電力が供給されるようになっている。この電源ライ
ン66は、観察装置28内の各回路に電力を供給する。
【0024】ところで、固体撮像素子20で撮像された
被写体像は、電気信号として固体撮像素子制御回路22
で取り出され、この固体撮像素子制御回路22から出力
された電気信号は、表示素子制御回路24で固体画像表
示素子26を駆動制御する電気信号に変換され、固体画
像表示素子26に被写体像が表示されるようになってい
る。
【0025】図3を使用して、操作部10のライトガイ
ド口金5及び光源装置4の接続口金9の構成を説明す
る。操作部10には、ライトガイド口金5を構成する主
要な枠体である略円筒状のライトガイドロッド31の基
端側が固定されている。このライトガイドロッド31の
先端は、肉厚が大きく形成されており、つまり内径が細
く形成されており、基端側から挿通したライトガイド1
8の光入射端面29側の端部がネジで固定されている。
また、ライトガイドロッド31の先端には、カバーガラ
ス33を先端に接着固定した略円筒状のカバーガラス受
け35が螺合固定され、これらの隙間はOリング37で
水密が確保されている。ライトガイドロッド31に、光
源装置4の接続口金9を外嵌させることで、光源装置4
がライトガイド口金5に着脱自在に装着されるようにな
っている。ライトガイドロッド31基端側外周には、接
続口金9と接続したときに、この接続部分から液体が侵
入することを防ぐための水密リング39が配設されてい
る。
【0026】前記ライトガイドロッド31外周の水密リ
ング39より端部寄りの位置には、クリックリング41
が環装されており、このクリックリング41に対向する
接続口金9内周の位置にはクリック凸部43が形成され
ている。接続口金9を装着する際、クリックリング41
をクリック凸部43が乗り越えることで、クリック感が
得られ、また、接続口金9を確実にライトガイドロッド
31に装着できるようになっている。クリックリング4
1をクリック凸部43が乗り越えると、接続口金9内周
に形成されたテーパ内周面9aと、ライトガイドロッド
31に外嵌された絶縁部材からなる電極ベース47前端
に形成されたテーパ外周面47aとが当接するようにな
っている。クリックリング41は、ライトガイドロッド
31外周に形成された段部と電極ベース47後面とで挟
まれるようにしてライトガイドロッド31に固定されて
いる。
【0027】電極ベース47外周には、長手方向にピン
溝48が形成されており、ピン溝48に対向する接続口
金9の位置には、接続口金9内周に突出するように位置
決めピン55が固定されている。ピン溝48に位置決め
ピン55が係合するように、接続口金9をライトガイド
ロッド31に装着することで、接続口金9をライトガイ
ドロッド31に対して一定の向きに装着することができ
るようになっている。
【0028】また、電極ベース47外周面には、前記電
気接点49が配設されている。なお、図中では、2つの
電気接点49の内1つのみを図示している。電気接点4
9には、前述したように接眼部14まで到達する電源ラ
イン51が接続されている。
【0029】電気接点49に対向する接続口金9の位置
には、切り欠きが形成されており、この切り欠きを通っ
て接続口金9内に突出するように、板バネ状の前記電気
接点59が配設されている。なお、電気接点59は、2
つの電気接点49に対応して2つ配設されているが、図
中では1つのみ示している。この電気接点59は、前記
電源ライン63を介して前記電池57と電気的に接続さ
れている。
【0030】ピン溝48に位置決めピン55を係合する
ことで、ライトガイドロッド31に対する接続口金9の
向きが一定に保たれるので、電気接点49と電気接点5
9とは、確実に接触するように位置決めされている。接
続口金9は、光源装置4のランプハウス7を構成する枠
体である光源装置本体61に形成された孔に嵌挿されて
固定されており、この孔内の接続口金9後方には光源ラ
ンプ25が固定されている。光源装置本体61と接続口
金9との隙間は、例えば接続口金9外周前端近傍に配設
されたOリングで水密が確保されている。接続口金9内
周後端には、光源ランプ25の光軸上に集光レンズ65
が固定されており、光源ランプ25から発せられた照明
光が集光されるようになっている。
【0031】図4に示すように、ライトガイド口金5の
ライトガイドロッド31に接続口金9を装着すると、集
光レンズ65の集光位置にライトガイド18の光入射端
面29が位置し、光源ランプ25から発せられた照明光
は、集光レンズ65で集光され、光入射端面29に入射
されるようになっている。
【0032】また、電気接点49と電気接点59が接触
し、前記電池57から供給される電力が、前記電源ライ
ン51に供給されるようになっている。
【0033】図5に示すように、接眼部14には、観察
装置28が着脱自在に取り付けられる。接眼部14に
は、この接眼部14を構成する枠体である略筒状の接眼
部枠30が設けられ、この接眼部枠30内部には、光軸
が接眼部枠30の中心軸に略一致するように接眼レンズ
32が配置されている。そして、接眼部14内には、イ
メージガイド12の光軸と接眼レンズ32の光軸とが一
致するようにイメージガイド12の一端が固定されてい
る。
【0034】接眼部枠30後端の開口部内周には溝34
が形成されており、この溝34内に観察装置28の筐体
36前端の開口部に設けたリング状のフランジ38を案
内する為の図示しない案内用切り欠き部が接眼部枠30
開口部に形成されている。そして、溝34内には、フラ
ンジ38を固定する為のバイヨネットが配置されてお
り、観察装置28を容易に着脱できるようになってい
る。
【0035】前記フランジ38前端面には、電気接点4
0が配設されており、この電気接点40に対向する溝3
4の位置には、前記電気接点53が配設されている。こ
れにより、観察装置28を接眼部14にバイヨネット接
続すると、前記電気接点53が前記電気接点40に当接
し、電池57と電気接点40とが電気的に接続されるよ
うになっている。前述したように、この電気接点40か
らは、電源ライン66を介して、観察装置28内の固体
撮像素子制御回路22、表示素子制御回路24、固体画
像表示素子26等といった各構成部品に電力が供給され
るようになっている。つまり電池57は、観察装置28
の電源として使用されるようになっている。
【0036】観察装置28の筐体36前端内周の開口部
には、固体撮像素子20を支持する中空の撮像素子枠4
2が嵌合され接着固定されている。なお、前記フランジ
38は、この撮像素子枠42前端内周に嵌合され接着固
定されている。固体撮像素子20は、その受光部44が
前記接眼レンズ32から出射された像の結像位置に位置
するように、撮像素子枠42後壁前端面に固定されてい
る。固体撮像素子20から後方に延出する端子は、撮像
素子枠42後壁に形成された差し込み孔45に挿入さ
れ、撮像素子枠42後壁後面に形成された基板面に半田
等で固定されている。固体撮像素子20の端子は、撮像
素子枠42の基板面から信号ライン46を介して、固体
撮像素子制御回路22に電気的に接続されている。そし
て、この固体撮像素子制御回路22は、信号ライン50
を介して、表示素子制御回路24に接続されている。そ
して、表示素子制御回路24と固体画像表示素子26と
は、信号ライン52を介して接続されており、表示素子
制御回路24が固体画像表示素子26を制御駆動するよ
うになっている。
【0037】筐体36後端側の開口部内周には、リング
状支持部材58が螺合され、このリング状支持部材58
上面には、固体画像表示素子26を構成するこの固体画
像表示素子26底部周縁の基板26aが載置されてい
る。この基板26a上面には、リング状のスペーサ56
が載置され、固体画像表示素子26上面及びスペーサ5
6上面を覆うように透明な保護カバー60が設けられて
いる。筐体36後端外周には、内向きフランジの形成さ
れた締め付けリング54が螺合され、前記保護カバー6
0が、締め付けリング54の内向きフランジとスペーサ
56との間に挟持されて固定され、そして、基板26a
が、スペーサ56とリング状支持部材58との間に挟持
されて固定される。
【0038】(作用)以下、本実施の形態の作用を述べ
る。本実施の形態の内視鏡装置1を用いて検査を行う場
合には、先ず、新品の乾電池或いは充電済みの充電池式
電池といった電池57をバッテリケース62に装填す
る。次に、このバッテリケース62をランプハウス7に
スライド固定する。すると、ランプハウス7内の電源ラ
イン63がバッテリケース62内の電池57と電気的に
接続される。
【0039】次に、光源装置4を内視鏡2のライトガイ
ド口金5に接続する。このとき、光源装置4の位置決め
ピン55がライトガイド口金5のピン溝48に係合する
ように光源装置4を押し込むことで、ライトガイド口金
5に対する光源装置4の向きが位置決めされる。そし
て、クリックリング41を接続口金9内のクリック凸部
43が丁度乗り越えたところで、電極ベース47のテー
パ外周面47aが接続口金9内のテーパ内周面9aに当
接し、クリック固定が完了する。当接するテーパ外周面
47a及びテーパ内周面9aは、テーパ状に形成されて
いるので、接続口金9の中心軸がライトガイド口金5の
中心軸に位置するように固定される。クリック固定が完
了した図4の状態では、電気接点59と電気接点49と
が導通し、接眼部14の電気接点53と電池57とが電
気的に接続した状態になる。
【0040】続いて、ランプ点灯スイッチ64をON側
に回動すると、電池57から光源ランプ25に電流が流
れ、光源ランプ25が点灯する。光源ランプ25から出
射された照明光は、集光レンズ65で集光され、ライト
ガイド18の光入射端面29に入射され、入射した照明
光はライトガイド18に導光され、先端部6にあるライ
トガイド18の光出射端面から出射され、患部等の被写
体を照明する。
【0041】照明された被写体の反射光による像は、先
端部6内の対物レンズ27を介してイメージガイド12
入射端面に入射し、イメージガイド12で接眼部14ま
で導光され、この接眼部14内の接眼レンズ32を介し
て、被写体像を術者が眼視することができる。
【0042】ここで、この被写体像を例えば複数人で観
察しようとする場合には、観察装置28を接眼部14に
バイヨネット接続する。すると、接眼部14の電気接点
53と観察装置28の電気接点40とが接触し、電池5
7からの電流が観察装置28の電源ライン66に供給さ
れる。ここで、観察装置28の図示しない電源スイッチ
を閉じると、観察装置28内の固体撮像素子20、固体
撮像素子制御回路22、表示素子制御回路24、固体画
像表示素子26等といった各回路装置に電力が供給され
る。接眼レンズ32を介して固体撮像素子20の受光部
44に投影された被写体像は、固体撮像素子20で電荷
信号に光電変換され、この固体撮像素子20を制御する
固体撮像素子制御回路22によって1フレーム毎の画像
を構成する多数のライン信号が順次この固体撮像素子2
0から信号ライン46を介して取り出され、表示素子制
御回路24に信号ライン50を介して供給される。
【0043】表示素子制御回路24から出力される信号
は、この表示素子制御回路24によって制御駆動される
固体画像表示素子26に信号ライン52を介して供給さ
れ、この固体画像表示素子26上に被写体像が表示され
る。固体画像表示素子26上に被写体像を表示すること
で、接眼部14を覗き込んで観察する場合と異なり、複
数人で被写体像を観察することできる。
【0044】ところで、図6に示すように、観察装置2
8の固体画像表示素子26上には、必要に応じて、電池
57の残量を示す残量表示67を表示するようにしても
よい。電池57からの電力は、電気接点62a→電気接
点62b→電源ライン63→電気接点59→電気接点4
9→電源ライン51→電気接点53→電気接点40→電
源ライン66という経路で構成される電力伝送手段を介
して、観察装置28に供給されている。そこで、電池5
7の電圧を固体撮像素子制御回路22内に設けられた図
示しない電圧検出回路で検出することで、表示素子制御
回路24を介して固体画像表示素子26上に残量表示6
7を表示することができる。これにより、症例中に電池
57の残量を知ることができ、例えば症例中不意に照明
光が消えたり暗くなる等して観察が中断されることを防
止できるようになっている。
【0045】(効果)以上説明した本実施の形態によれ
ば、観察装置28に対して光源装置4用の電池57から
電力を供給するようにしたことによって、画像表示手段
及びその電源に関する携帯性を確保できるという効果が
得られる。
【0046】また、観察装置28に観察装置28専用の
電源装置を搭載しないので、その分観察装置28自体の
寸法及び重量を小さくすることができ、操作性を向上す
ることができる。また、観察装置28を接眼部14に取
り付けた際の接眼部14周辺の寸法が内視鏡2の他の部
位に対して大きくなる等して内視鏡装置1全体の寸法の
バランスが損なわれることを防ぐことができる。
【0047】ところで、図7は本発明の第1の実施の形
態の変形例に係り、内視鏡装置全体の外観を示す説明図
である。なお、第1の実施の形態と同様の構成となって
いる部位には同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】図7に示すように、第1の実施の形態で述
べた内視鏡2のライトガイド口金5には、このライトガ
イド口金5に接続する接続口金9及び内部に図示しない
光源ランプを有するランプハウス82とこのランプハウ
ス82内の光源ランプに電力を供給する図示しないリチ
ウムイオン電池等の大容量の充電式電池を収納したバッ
テリ電源部83とを別体に構成した光源装置81を着脱
自在に接続してもよい。
【0049】バッテリ電源部83に収納される充電式電
池からの電力は、バッテリ電源部83とランプハウス8
2とを接続する接続ケーブル84を介して、ランプハウ
ス82内の光源ランプに供給されるようになっている。
【0050】バッテリ電源部83には、充電用の電気接
点86が設けられており、バッテリ電源部83を充電器
87に装着することで、内部に収納された充電式電池を
充電することができるようになっている。
【0051】本変形例の光源装置81を接続した内視鏡
2を有して構成される内視鏡装置1aを使用するとき
は、光源装置81のバッテリ電源部83を例えば術者の
ポケットに入れる等して使用することで、内視鏡装置1
aの携帯性を損ねずに、大容量の充電式電池により長時
間の連続使用が可能である。また、内視鏡2に固定され
るのは光源装置81のランプハウス82の部分のみであ
るため、ランプハウス82とバッテリ電源部83とが一
体に取り付けられる構成に比して、光源装置83を接続
した内視鏡2の操作部10の寸法及び重量を軽減するこ
とができ、操作性が向上する。
【0052】(第2の実施の形態)図8は本発明の第2
の実施の形態に係り、内視鏡装置全体の内部構成を示す
説明図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成と
なっている部位には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0053】(構成)図8に示す本実施の形態の内視鏡
装置101は、電子内視鏡である内視鏡102と、この
内視鏡102に供給する照明光を発するための第1の実
施の形態と同様の構造のバッテリ型光源4と、前記内視
鏡102で得た被写体像を表示するための観察装置10
7とから主に構成されている。
【0054】前記内視鏡102は、前記バッテリ型光源
4を着脱自在に接続するための第1の実施の形態と同様
の構造のライトガイド口金5及び前記観察装置107を
着脱自在に接続するための観察装置接続部103aの備
えられた操作部103と、この操作部103に連設され
た観察対象部位に挿入するための挿入部104とを有し
て構成されている。
【0055】前記ライトガイド口金5に備えられた前記
光源装置4からの電力供給を受けるための電気接点49
に接続された電源ライン51は、前記観察装置接続部1
03に配設された電気接点53と電気的に接続されてい
る。
【0056】操作部103内及び挿入部104内には、
照明光を導光するための前記ライトガイド口金5に光入
射端面側を固定され挿入部104の先端に位置する先端
部105に他端を固定されたライトガイド106が挿通
しており、先端部105から観察対象部位に向けて照明
光を照射するようになっている。
【0057】また、先端部105には、照明光を照射さ
れた観察対象部位からの反射光による像を結像するため
の対物レンズ108、この対物レンズ108の結像位置
に配置された観察対象部位の像を撮像するための固体撮
像素子109が設けられている。
【0058】この固体撮像素子109から出力される撮
像信号は、この固体撮像素子109から後方に延出して
挿入部104及び操作部103内を挿通し他端が前記観
察装置接続部103aに配設された電気接点111に電
気的に接続された信号ライン110により伝送されるよ
うになっている。なお、信号ライン110は、前記固体
撮像素子109に電力を供給する電源ラインを含んでい
る。
【0059】前記観察装置107は、第1の実施の形態
と同様の構造の固体画像表示素子26、この固体画像表
示素子26に信号ライン52で接続された第1の実施の
形態と同様の構造の表示素子制御回路24、この表示素
子制御回路24と信号ライン52で接続された第1の実
施の形態と略同様の構造の固体撮像素子制御回路22を
有している。
【0060】また、観察装置107は、観察装置接続部
103aに接続した際に、前記電気接点53及び電気接
点111に当接する位置に、それぞれ電気接点40及び
電気接点112を有している。電池57から伝送される
電力は、電気接点40及びこの電気接点40に接続され
た電源ライン66を介して、観察装置107内の各回路
に供給されるようになっている。また、前記固体撮像素
子109からの撮像信号は、電気接点112及びこの電
気接点112に接続された信号ライン113を介して、
固体撮像素子制御回路22に入力されるようになってお
り、また、固体撮像素子制御回路22から固体撮像素子
109に電力を供給するようになっている。
【0061】(作用)次に、本実施の形態の作用を述べ
る。なお、第1の実施の形態で述べた作用は説明を省略
する。内視鏡102に、バッテリ型光源4及び観察装置
107を接続すると、電池57からの電力は、電気接点
62a→電気接点62b→電源ライン63→電気接点5
9→電気接点49→電源ライン51→電気接点53→電
気接点40→電源ライン66という経路で構成される電
力伝送手段を介して、観察装置107内の各回路に供給
される。そして、固体撮像素子制御回路22から、信号
ライン113→電気接点112→電気接点111→信号
ライン110という経路を介して、固体撮像素子109
に電力が供給される。以上により、内視鏡装置101の
各部に電池57の電力が供給される。
【0062】(効果)以上説明した本実施の形態によれ
ば、観察装置107及び固体撮像素子109に対して光
源装置4用の電池57からの電力を供給するようにした
ことによって、第1の実施の形態と同様の効果が得られ
る。
【0063】なお、本発明は、上述の実施の形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。例えば、固体撮像素子2
0、109、固体撮像素子制御回路22、表示素子制御
回路24、固体画像表示素子26は、白黒用であっても
カラー用であっても良い。また、例えば、観察装置28
と接眼部14との取付け構造及び観察装置107と接眼
部103aとの取り付け構造は、バイヨネットを使用し
た構造に限らず、ボール体を溝内に挿入させて接続する
構造であってもよい。また、例えば、内視鏡2、102
は、軟性の挿入部を有する軟性鏡に限らず、硬性の挿入
部を有する硬性鏡であってもよい。また、例えば、内視
鏡装置1、1a、101は、医療用に限らず、工業用で
あってもよい。
【0064】ところで、前記第1の実施の形態と同様の
機能を有する部位には同一の符号を付して説明を省略す
る図9に示す内視鏡装置201の内視鏡202は、操作
部10に備えられたライトガイド口金203に、商用電
源を一般に電源とする図示しない光源装置に端部が接続
されたライトガイドケーブル204を着脱自在に接続で
きるばかりでなく、図示しない光源ランプ及び図示しな
い電池を内蔵した光源装置205を着脱自在に接続でき
るようになっているものである。なお、内視鏡202
は、軟性鏡に限らず硬性鏡であってもよいし、また、光
学式内視鏡に限らず電子内視鏡であってもよい。この種
の光源装置205を接続できる内視鏡202は、一般に
形態性に優れており、例えば商用電源を確保できない場
所へ搬出して使用することができる。ところが、商用電
源を確保できない搬出先で内視鏡202を使用中に、例
えば光源装置205に内蔵されている光源ランプが切
れ、しかも交換用の光源ランプを直ぐに取り寄せること
ができないような場合には、市販のマグランプ等の懐中
電灯207やペンライト208等(以下、懐中電灯20
7等と略す)を光源として使用できると便利である。そ
こで、内視鏡装置201は、内視鏡202のライトガイ
ド口金203に、接続アダプタ206を介して、懐中電
灯207等を接続できるようになっている。接続アダプ
タ206は、前部に内視鏡202のライトガイド口金2
03に接続する内視鏡接続部206aを有し、後部に懐
中電灯207等を接続するための略円筒状の汎用光源接
続部206bを有している。懐中電灯207等を汎用光
源接続部206bに接続する際には、懐中電灯74等を
汎用光源接続部206bに挿入し、汎用光源接続部20
6b周壁に螺合されたネジ206cを径方向内側に向け
て締め付けることにより、寸法の異なる懐中電灯207
等でも取り付けられるようになっている。接続アダプタ
206内には、図示しない集光レンズが必要に応じて備
えられており、懐中電灯74等から発せられた照明光を
ライトガイド口金203に固定された図示しないライト
ガイドの光入射端面に集光するようになっている。
【0065】[付記] (付記項1−1)照明光を導光するライトガイドを備え
た内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在に接続可能且つ携帯
可能であって、前記ライトガイドの光入射端面に照明光
を供給する光源を備えた光源装置と、前記光源装置の光
源に電力を供給するための、この光源装置に内蔵或いは
この光源装置と別体であって少なくとも携帯可能な電源
と、前記内視鏡に着脱自在で、光電変換された前記内視
鏡の観察画像を表示する携帯可能な画像表示手段とを備
え、前記内視鏡画像の光電変換や画像信号処理等を行う
画像処理系及び前記画像表示手段に対して前記電源から
電力を供給するようにしたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0066】(付記項1−2)付記項1−1に記載の内
視鏡装置において、前記画像処理系は、観察像を光電変
換するための固体撮像素子を備えた。
【0067】(付記項1−3)付記項1−2に記載の内
視鏡装置において、前記固体撮像素子を前記内視鏡の挿
入部先端に配置した。
【0068】(付記項1−4)付記項1−2に記載の内
視鏡装置において、前記内視鏡は、観察像を前記固体撮
像素子へ導くためのイメージガイドを備えた。
【0069】(付記項1−5)付記項1−1に記載の内
視鏡装置において、前記画像表示手段は、固体画像表示
素子を備えた。
【0070】(付記項1−6)付記項1−1に記載の内
視鏡装置において、前記電源は乾電池または充電式電池
からなる。
【0071】(付記項2−1)照明光を導光するライト
ガイドを備えた内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在に接続
可能且つ携帯可能であって、前記ライトガイドの光入射
端面に照明光を供給する光源を備えた光源装置と、前記
光源装置の光源に電力を供給するための、この光源装置
に内蔵或いはこの光源装置と別体であって少なくとも携
帯可能な電源と、前記内視鏡に着脱自在で、光電変換さ
れた前記内視鏡の観察画像を表示する携帯可能な画像表
示手段とを備えた内視鏡装置において、前記画像表示手
段は、前記電源の残容量を表示することを特徴とした内
視鏡装置。
【0072】(付記項2−1に係る発明が解決しようと
する課題)従来、乾電池または充電式電池といった電池
を電源として光源ランプを発光させるバッテリ式光源を
内視鏡に取り付けた内視鏡装置を使用してモニタ観察を
行う場合、電源の残量を表示する手段が設けられていな
かった。
【0073】付記項2−1は、携帯性を損なわず電源の
残量を表示し、症例中不意に電源の容量が不足すること
を防止できる内視鏡装置を提供することを目的とする。
【0074】(付記項2−2)付記項2−1に記載の内
視鏡装置において、前記電源は、乾電池または充電式電
池からなる。
【0075】(付記項3−1)照明光を導光するライト
ガイドを備えた内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在に接続
可能且つ携帯可能であって、前記ライトガイドの光入射
端面に照明光を供給する光源を備えた光源装置と、前記
光源装置の光源に電力を供給するための携帯可能な電源
とを備えた内視鏡装置において、前記光源装置と前記電
源とを別体に構成し、前記光源装置と前記電源とを電気
的に接続する導線を備えたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0076】(付記項3−1に係る発明が解決しようと
する課題)従来、乾電池または充電式電池といった電池
を電源として光源ランプを発光させるバッテリ式光源を
内視鏡に取り付けた内視鏡装置を使用する場合に、電池
寿命を延ばすために大容量の電池を使用しようとすると
電池の大型化を招き、内視鏡装置の携帯性を損ねる場合
があった。
【0077】付記項3−1は、携帯性を損なわず大容量
の電源を使用できるようにした内視鏡装置を提供するこ
を目的とする。
【0078】(付記項3−2)付記項3−1に記載の内
視鏡装置において、前記電源は乾電池または充電式電池
からなる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡画像の光電変換や画像信号処理等を行う画像処理
系及び画像表示手段に対して、光源に供給するための電
源から電力を供給するようにしたことによって、画像表
示手段及びその電源に関する携帯性を確保できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態に
係り、図1は内視鏡装置全体の外観を示す説明図
【図2】内視鏡装置全体の内部構成を示す説明図
【図3】内視鏡及び光源装置のそれぞれの接続部の構造
を示す断面図
【図4】内視鏡と光源装置とを接続させた状態の構造を
示す断面図
【図5】観察装置の構成を説明する説明図
【図6】観察装置に表示される電源の残量表示の例を示
す説明図
【図7】第1の実施の形態の変形例に係り、内視鏡装置
全体の外観を示す説明図
【図8】本発明の第2の実施の形態に係り、内視鏡装置
全体の内部構成を示す説明図
【図9】懐中電灯やペンライトを取り付けられる内視鏡
装置の構成を示す説明図
【符号の説明】
1…内視鏡装置 1a…内視鏡装置 2…内視鏡 4…光源装置 8…挿入部 10…操作部 14…接眼部 18…ライトガイド 20…固体撮像素子 25…光源ランプ 26…固体画像表示素子 28…観察装置 81…光源装置 101…内視鏡装置 102…内視鏡 103…操作部 103a…接眼部 104…挿入部 106…ライトガイド 109…固体撮像素子
フロントページの続き (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 渡辺 勝司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 高志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 細田 誠一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中土 一孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA00 CA04 CA11 CA27 DA03 DA21 DA33 DA36 GA01 GA02 GA11 4C061 AA00 BB01 CC06 CC07 DD03 FF02 FF11 LL01 LL03 NN05 VV01 5C054 BA10 CA04 CC06 CC07 FA02 HA12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明光を導光するライトガイドを備えた内
    視鏡と、 前記内視鏡に着脱自在に接続可能且つ携帯可能であっ
    て、前記ライトガイドの光入射端面に照明光を供給する
    光源を備えた光源装置と、 前記光源装置の光源に電力を供給するための、この光源
    装置に内蔵或いはこの光源装置と別体であって少なくと
    も携帯可能な電源と、 前記内視鏡に着脱自在で、光電変換された前記内視鏡の
    観察画像を表示する携帯可能な画像表示手段とを備え、 前記内視鏡画像の光電変換や画像信号処理等を行う画像
    処理系及び前記画像表示手段に対して前記電源から電力
    を供給するようにしたことを特徴とする内視鏡装置。
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