JP2002102142A - 蛍光内視鏡装置および蛍光内視鏡システム - Google Patents

蛍光内視鏡装置および蛍光内視鏡システム

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JP2002102142A
JP2002102142A JP2000294704A JP2000294704A JP2002102142A JP 2002102142 A JP2002102142 A JP 2002102142A JP 2000294704 A JP2000294704 A JP 2000294704A JP 2000294704 A JP2000294704 A JP 2000294704A JP 2002102142 A JP2002102142 A JP 2002102142A
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image
endoscope
fluorescence
observation mode
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JP2000294704A
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Inventor
Tetsuya Utsui
哲也 宇津井
Riyuusuke Adachi
滝介 安達
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常照明光および励起光を選択的に発光する
光源ユニットを内視鏡に直接取付けて、操作性および携
帯性を向上させる。 【解決手段】 内視鏡20の接眼部14に、光源ユニッ
ト30を着脱自在に取付ける。光源ユニット30の発光
要素34を複数個のLDおよびLEDで構成し、内視鏡
20内に挿通する光ガイド部材22の入射端面22a
に、通常照明光または励起光を観察モード切替スイッチ
32によって選択的に供給する。光ガイド部材22を介
して照明された生体組織Sの自家蛍光像を観察する時に
は励起光のみを透過する光学フィルタ40を接眼部14
に取付ける。生体組織Sのカラー像を観察する時には光
学フィルタ40を取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、励起光を照射した
ときに生体から発せられる自家蛍光を利用して体腔内の
組織を観察する蛍光内視鏡装置および蛍光内視鏡システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡装置には様々な方式があり、近年
では、生体組織の自家蛍光を利用した蛍光内視鏡装置が
実用化され、癌や腫瘍等の異常部位の早期発見や、その
範囲を特定したり疾患状態を診断することに役立ってい
る。
【0003】具体的には、生体組織には蛍光物質、例え
ばNADH(ニコチンアミドアデニンヌクレオチド)、
FMN(フラビンモノヌクレオチド)またはポリジンヌ
クレオチド等が存在し、特定波長の励起光、例えば32
0nmないし400nmの波長を有するレーザ光、を照
射するとこの励起光より長い波長の蛍光(自家蛍光)が
発生する。蛍光内視鏡装置においては、内視鏡を体腔内
に挿入してその先端から観察部位を励起光で照明し、発
生した自家蛍光を光学センサによって2次元の自家蛍光
像として検出し、TVモニタに表示させる。異常部位が
発する自家蛍光の強度は正常部位に対して低いことか
ら、TVモニタに映し出された自家蛍光像の明暗に基づ
いて異常部位の有無等が視覚的に確認される。
【0004】このような蛍光内視鏡装置においては、上
記自家蛍光像が単色で明暗のみを示すため観察位置が特
定し難く、一般に通常照明光(可視光)によって得られ
るカラー像と対比させて診断を行う。しかし、生体が発
する自家蛍光は極めて微弱なため、自家蛍光観察を行う
ためには自家蛍光を増幅するイメージインテンシファイ
アや高感度の光学センサが必要である。しかしながら、
イメージインテンシファイアは大型の装置であるため、
必然的に装置全体が大型化かつ重量化し、操作の自由度
が制限され、また片手で保持することは事実上不可能で
ある。このため、通常観察用および蛍光観察用の2系統
の光学センサとイメージインテンシファイアとを納めた
撮像ユニットをアームで吊るしてその下端に内視鏡の接
眼部が取付けられる。
【0005】一方で、従来の蛍光内視鏡装置では光源と
してハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライド
ランプ等を用いており、これらは比較的大きな電力を要
するだけでなく発生熱を抑えるための冷却装置が必要で
あるため、大型になる。従って、光源装置は内視鏡と別
体に構成され、内視鏡先端の照明用光学部材は光ファイ
バケーブルを介して光源装置に光学的に接続される。
【0006】以上のように、内視鏡の操作範囲は接続さ
れたアームや光ファイバケーブルによって大幅に制限さ
れ、診断に多大な時間や手間を要し、患者への負担が大
きくなるという問題があった。またさらに、診察は蛍光
内視鏡装置が置かれた専用の検査室で行わなければなら
ず、診察の自由度は極めて低かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、通常照明光および励起光
を選択的に発光する光源ユニットを内視鏡に直接取付け
て、操作性および携帯性を向上させ、診察の自由度を高
めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光内視鏡装置
は、内視鏡と、内視鏡内を挿通し内視鏡先端の前方を照
明するために通常照明光または励起光を導く光ガイド部
材と、内視鏡に着脱自在に係合し通常照明光または励起
光を選択的に光ガイド部材の入射端面に供給する光源ユ
ニットと、内視鏡に着脱自在であって励起光の照射によ
って生じた光学像の自家蛍光成分のみを透過する光学フ
ィルタとを備えることを特徴としている。通常照明光お
よび励起光を選択的に発光する光源ユニットを内視鏡に
直接取付けることによって、内視鏡の操作性を大幅に向
上でき、また光ガイド部材の長さを最小限にできるので
光量のロスが低減でき光源ユニットを小型化できる。ま
たさらに、イメージインテンシファイアを用いることな
く光学フィルタの着脱により自家蛍光像およびカラー像
を切替えて観察できるので、装置全体を小型化できる。
【0009】蛍光内視鏡装置において、好ましくは、光
源ユニットが、半導体レーザ素子(LD)および発光ダ
イオード(LED)の少なくとも一方の種類の発光素子
により構成される発光要素と、通常観察モードと蛍光観
察モードとの何れか一方を選択する観察モード切替手段
と、切替手段によって設定された観察モードに応じて各
発光素子の点灯および消灯を制御して通常照明光または
励起光を発生させる制御手段とを備える。LDおよびL
EDを光源として用いることにより小型化が実現でき、
消費電力を低減して長寿命の光源を得ることができる。
また、通常照明光または励起光の切替を電気回路で実現
でき、構成を簡単にできる。
【0010】蛍光内視鏡装置に適用される発光要素は、
具体的には、複数個の白色LEDおよび青色LDを配列
して構成されてもよく、この場合、通常観察モードでは
白色LEDのみが発光することにより可視光領域の白色
光を通常照明光として出力し、蛍光観察モードでは青色
LDのみが発光することにより青色スペクトル領域の光
を励起光として出力する。
【0011】また蛍光内視鏡装置に適用される発光要素
は、複数個の赤色LED、緑色LEDおよび青色LDを
配列して構成されてもよく、この場合、通常観察モード
では全色のLEDおよびLDが発光することにより混合
白色光を通常照明光として出力し、蛍光観察モードでは
青色LDのみが発光することにより青色スペクトル領域
の光を励起光として出力する。
【0012】蛍光内視鏡装置において、発光要素からの
出射光を光ガイド部材の入射端面に集光させる集光手段
としては、反射ミラーであってもよいし、発光要素と光
ガイド部材の入射端面との間に設けられる集光レンズで
あってもよい。
【0013】光源ユニットおよび内視鏡は、それぞれに
設けられた互いに螺合可能な雄ネジおよび雌ネジによっ
て着脱自在に係合してもよく、比較的簡単な構成で実現
できる。
【0014】励起光の波長は、具体的には400nmな
いし460nmであることが好ましく、この場合、光学
フィルタが波長490nmないし600nmの光のみを
透過させることが好ましい。これにより、明確な自家蛍
光像が容易に観察できる。
【0015】また、本発明による蛍光内視鏡システム
は、蛍光内視鏡装置と、通常光により得られるカラー像
を撮像する第1光学センサと、励起光により得られる自
家蛍光像を撮像する第2光学センサと、第1および第2
光学センサから出力されたカラー像または自家蛍光像に
対応する画像信号に画像処理を施してビデオ信号として
出力する画像信号処理装置と、ビデオ信号に基づいてカ
ラー像または自家蛍光像を選択的に表示するモニタ装置
とを備える。このような蛍光内視鏡システムにおいて
は、特に蛍光内視鏡装置が、内視鏡と、内視鏡内を挿通
し内視鏡先端の前方を照明するために通常照明光または
励起光を導く光ガイド部材と、内視鏡に着脱自在に係合
し通常照明光または励起光を選択的に光ガイド部材の入
射端面に供給する光源ユニットと、内視鏡に着脱自在で
あって励起光の照射によって生じた光学像の自家蛍光成
分のみを透過する光学フィルタとを備えることが特徴と
される。
【0016】また、本発明による蛍光内視鏡システム
は、通常照明光によるカラー像を観察する通常観察モー
ドと、励起光による蛍光観察モードとの何れか一方を選
択してモード設定信号を外部に出力するモード選択手段
と、内視鏡と、内視鏡内を挿通し内視鏡先端の前方を照
明するために通常照明光または励起光を導く光ガイド部
材と、内視鏡に着脱自在に係合しモード設定信号に基づ
いて通常照明光または励起光の何れか一方を光ガイド部
材の入射端面に供給する光源ユニットとを備えた蛍光内
視鏡装置と、内視鏡に着脱自在であって、モード設定信
号に基づいてカラー像を撮像する第1光学センサと自家
蛍光像を撮像する第2光学センサとの何れか一方を内視
鏡の接眼部に対向させる撮像装置と、第2光学センサが
内視鏡の接眼部に対向した時に両者の間に配置され、励
起光の照射によって生じた光学像の自家蛍光成分のみを
透過する光学フィルタと、カラー像および自家蛍光像に
対応する画像信号に対して画像処理を施してビデオ信号
を生成し、モード設定信号に基づいてカラー像または自
家蛍光像の何れか一方に対応するビデオ信号を出力する
画像信号処理装置と、出力されたビデオ信号に基づいて
カラー像または自家蛍光像を表示するモニタ装置とを備
えることが特徴とされる。これにより、光源、光学セン
サおよび画像処理の切替えが同時にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して具体的に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1実施形態を示す図で
あり、蛍光内視鏡装置の概略構成を示す図である。蛍光
内視鏡装置10は、体腔内に挿入される可撓管12、接
眼部14および操作部16を備えた内視鏡20を有す
る。この内視鏡20内には光ファイバ束から成る光ガイ
ド部材(ライトガイド・ファイバ・バンドル)22が挿
通させられ、操作部16から可撓管12の先端面12a
に組み込まれた配光レンズ系24に至るまで延びてい
る。操作部16の側方には光源ユニット30が着脱自在
に取付けられ、このとき光ガイド部材22の操作部側端
面である入射端面22aに光学的に接続される。操作部
16の表面には、可撓管12の先端部を湾曲操作するた
めのダイアルや種々の操作スイッチ(図示せず)が設け
られる。
【0019】可撓管先端面12aにはまた、対物レンズ
系26が組み込まれ、この対物レンズ系26は光ファイ
バ束から成るイメージガイド部材(イメージガイド・フ
ァイバ・バンドル)28を介して接眼部14の接眼光学
系29に光学的に接続される。
【0020】光源ユニット30は、入射端面22aに通
常照明光または励起光を選択的に供給する。光源ユニッ
ト30は通常観察モードおよび蛍光観察モードの何れか
一方を選択する観察モード切替スイッチ32と、発光素
子である白色発光ダイオード(Light Emitting Diode;
LED)および青色半導体レーザ素子(Laser Diode;
LD)が配列されることにより構成される発光要素34
とを備える。
【0021】白色LEDは、例えば1つのパッケージに
RGB三原色をそれぞれ発光する3種のLEDチップを
備えたLEDランプであり、3つのLEDチップが同時
発光することにより、均一な可視光領域(波長400n
mないし770nm)の混合白色光を通常照明光として
出力する。青色LDは青色スペクトル領域の光、例えば
波長が400nmないし460nmの青色光を励起光と
して出力する。
【0022】観察モード切替スイッチ32により通常観
察モードが選択された場合には白色LEDのみが発光さ
せられて入射端面22aに通常照明光が供給される一
方、蛍光観察モードが選択された場合には青色LDのみ
が発光させられて入射端面22aに励起光が供給され
る。
【0023】光源ユニット30が励起光を供給すると、
この励起光は光ガイド部材22によって可撓管12内を
伝達し、先端の配光レンズ系24から出射される。これ
により、体腔内の生体組織Sが励起光により照明され
る。生体組織Sによって反射されたあるいは散乱した励
起光と、励起された生体組織Sが発する自家蛍光との双
方は、対物レンズ系26によりイメージガイド部材28
の入射端面28aに集光され、イメージガイド部材28
を介して接眼レンズ系29に導かれる。
【0024】接眼部14には励起光の照射によって生じ
た光学像の自家蛍光成分のみを透過する光学フィルタ4
0が着脱自在に設けられ、光学フィルタ40によって反
射あるいは散乱した励起光がカットされる。従って、蛍
光観察モードが選択された時には、操作者は生体組織S
の自家蛍光像をリアルタイムで観察できる。
【0025】一方、生体組織Sのカラー像を観察する場
合には、光学フィルタ40を接眼部14から取外し、観
察モード切替スイッチ32によって通常観察モードに切
替える。これにより光源ユニット30から通常照明光が
供給され、生体組織Sが通常照明光により照明され、操
作者はその反射光である生体組織Sのカラー像をリアル
タイムで観察できる。
【0026】図2は、励起光が生体組織に照射された時
の反射光および自家蛍光の光強度分布を示すグラフであ
る。横軸に波長λ(単位:nm)、縦軸に光強度I(相
対値)を示す。励起光として波長400ないし460n
m(ピーク発光波長約440nm)の青色光が照射され
ると、反射光および散乱光は略同じ波長となるが、自家
蛍光はこの反射光より長い450nm以上の波長とな
り、そのピーク発光波長は500ないし550nmの範
囲内となる。なお、反射光に対する自家蛍光の光強度の
比は実際にはもっと小さい値である。異常部位が照射さ
れた場合には正常部位の場合に比べて、ピーク発光波長
は略変わらないが、光強度が減少する。即ち、異常部位
は相対的に暗い像となる。この傾向は可視光領域(50
0nmないし700nm)で顕著である。
【0027】光学フィルタ40はこのような自家蛍光の
性質を利用しており、波長490nmないし600nm
の範囲(図中、矢印Fで示される)の自家蛍光のみを透
過させ、波長400ないし460nmの反射光および散
乱光をカットしている。従って、光学フィルタ40を装
着した場合には自家蛍光像のみが視認される。
【0028】図3は光源ユニット30のブロック図、図
4は反射ミラー35に一体的に配置された発光要素34
を示す斜視図である。光源ユニット30は一方の底面が
開口した円筒形の筐体31を備え、その開口部37は操
作部16の開口部17に係合する。光源ユニット30と
操作部16との係合手段としては、図3に示すように互
いに螺合する雄ネジおよび雌ネジであってもよいし、他
の適当な係合手段、例えばバヨネットその他内視鏡の接
眼部アタッチメント用の公知の各種機構が用いられても
よい。これにより、光源ユニット30は容易に交換でき
る。
【0029】光源ユニット30は、中央が窪み断面が二
次曲線を描く反射ミラー35を備え、この反射ミラー3
5の内側面には発光要素34を構成する白色LED34
wおよび青色LD34bが取付けられる。各発光素子3
4w、34bからの出射光は反射ミラー35によって光
ガイド部材22の入射端面22aに集光させられ、これ
により入射端面22aへの集光率が向上する。
【0030】発光素子の配列の一例として図4を参照し
て説明する。同色の発光要素は、二点破線Lで示される
反射ミラー35の内周面35aの中心軸に対して、同心
円上に複数個設けられ、かつ中心軸Lに沿う方向には異
なる色の発光要素が交互に並べられる。具体的には、内
周面35aの最も開口に近い部位には、中心軸Lを中心
として青色LD34b(便宜上ハッチングを施す)が全
周に渡って均等に配置されており、その奥、即ち中心軸
Lに沿って図中右方には白色LED34wが同様に中心
軸Lを中心とする円上に均等に配される。さらにその奥
にはまた青色LD34bが配置される。このように、円
周方向に関して均等に配置することにより、入射端面2
2aにむらのない照明光を与えることができる。
【0031】さらに、各発光素子34w、34bは、中
心軸Lが入射端面22aに交差する点にそれぞれの光軸
(図中、一部の発光素子についてのみ一点鎖線で示す)
が向かうように、内周面35に取付けられる。発光要素
34を構成するLD(34b)は指向性が強いが、LE
D(34w)においても狭い指向性を有するものが好適
に用いられ、これにより集光率がさらに向上する。
【0032】なお、発光素子34w、34bの配列およ
び向きについては、本実施形態に限定されず、入射端面
22aへの集光率が良好な配列であればよい。
【0033】LEDは、従来の光源として用いられるハ
ロゲンランプやキセノンランプ等に比べ、多数の長所を
備えている。例えば、LEDはランプより廉価で、かつ
小型・長寿命である。加えて、LEDは安定した光出力
即ち一様な照明を与えながら、ランプよりかなり低い電
圧で作動するので、消費電力および発熱量も少ない。ま
た、波長帯域がランプに比べて比較的狭く、従来必須で
あった励起光以外の光をカットするフィルタが必要な
い。そしてLEDの発光量はLEDに供給する電流によ
り調整できるので調光が容易で、駆動回路が簡単な構成
である。なお、LEDの形状は特に限定されず、砲弾
型、角型、弓形、その他何れの形状でもよい。また、L
EDは大きい発光量を得るためには高輝度タイプのもの
が好適である。
【0034】LDはLEDと同様の長所を有するが、さ
らにLDから出射される光は指向性および集光性が優れ
ている。青色LD34bの代りに例えば窒素ガリウム
(GaN)を用いた青色LEDを用いても良いが、自家
蛍光が反射光に比べて強度が極めて低いことを考慮すれ
ば、光出力の大きいLDを用いた方がさらに明るい自家
蛍光像を得ることができる。なお、白色LEDの代りに
RGB三原色の光を同時に発振することにより白色光を
発生する白色LDを用いてもよい。
【0035】筐体31の図中右方の底面31aからは観
察モード切替スイッチ32が突出している。観察モード
切替スイッチ32は光源切替回路33に接続され、観察
モード切替スイッチ32が押圧される毎に観察モードを
切替え、通常観察モードと蛍光観察モードとの何れか一
方を設定する。光源切替回路33は設定された観察モー
ドの情報をランプ点灯回路31に出力し、ランプ点灯回
路31に電気的に接続された各発光素子34の点灯およ
び消灯が、設定された観察モードに基づいて駆動制御さ
れる。即ち、通常観察モードの場合には白色LED34
wが点灯、青色LD34bが消灯させられ、蛍光観察モ
ードの場合には青色LD34bが点灯、白色LED34
wが消灯させられる。
【0036】このように、通常照明光および励起光の切
替は観察モード切替スイッチ32の押圧のみで容易に行
え、内視鏡20を片手で保持しながら操作できる。筐体
31内には各回路33、38に電力を供給する電源36
が設けられる。電源36としては例えばリチウム電池が
好適に用いられる。
【0037】以上のように、第1実施形態の蛍光内視鏡
装置においては、光源として白色LD34wおよび青色
LD34bを用いており、これにより光源ユニット30
の消費電力を低減し、かつ光源ユニット30を小型化す
ることができる。従って、光源ユニット30自体を内視
鏡20側へ一体的に取付けることができ、従来の別体と
された比較的大きな光源装置は不要となるだけでなく、
内視鏡20の操作の自由度が向上する。
【0038】さらに、光源ユニット30が内視鏡20へ
直接取付けられることから、光ガイド部材22の長さを
可撓管12と実質的に略同じ長さにでき、光ガイド部材
22による光量のロスが少なくなる。従って必要な強度
の光が容易に得られ、イメージンテンシファイアを用い
なくとも明るい自家蛍光像を得ることができるととも
に、不必要な熱の発生が防止される。
【0039】図5は、本発明の第2実施形態を示す図で
あって、発光要素の他の例を示す図である。発光要素以
外の構成は第1実施形態と同様であり、同じ構成につい
ては同符号を付し、説明を省略する。
【0040】第1実施形態においては発光要素34は2
種の発光素子、即ち白色LED34wおよび青色LD3
4bから構成されていたが、第2実施形態においては発
光要素234が、赤色LED234r(図中、破線のハ
ッチングを施す)、緑色LED234g(図中、実太線
のハッチングを施す)および青色LD234b(図中、
実細線のハッチングを施す)により構成される。赤色L
ED234rとしては例えばGaAlAsを発光材料と
するLEDランプが、緑色LED234gとしては例え
ばGaPを発光材料とするLEDランプが好適に用いら
れる。
【0041】通常観察モードでは全色の発光要素234
r、234gおよび234bが発光して赤色光、緑色光
および青色光が反射ミラー35により集光され、これに
より混合白色光が通常照明光として入射端面22aに供
給される。各色光はそれぞれの光出力レベルが同程度に
なるよう制御される。一方、蛍光観察モードでは第1実
施形態と同様、青色LD234bのみが発光することに
より励起光が入射端面22aに供給される。
【0042】第2実施形態においても、第1実施形態と
同様、光源ユニット30の消費電力の低減、小型化が実
現でき、内視鏡20に直接取り付けることができる。ま
た、励起光および通常照明光の切替は極めて容易であ
る。
【0043】図6は、本発明の第3実施形態を示す図で
あって、反射ミラー35の代りに集光レンズを用いた例
を示す図である。集光レンズ以外の構成は第1実施形態
と同様であり、同じ構成については同符号を付し、説明
を省略する。
【0044】第3実施形態においては、発光要素34は
複数個の発光素子34w、34bことによって構成され
る。各発光素子34w、34bは円板状の基板339に
取付けられ、図の水平方向に沿って平行光を出射する。
発光要素34と入射端面22aとの間には集光レンズ3
35が設けられ、各発光素子34w、34bからの出射
光は集光レンズ335によって入射端面22aに集光さ
せられる。基板339における発光素子34w、34b
の配列は、同心円状、あるいは格子状に配置してもよ
く、入射端面22aにむらのない光を集光できる配列で
あればよい。
【0045】第3実施形態においても、第1および第2
実施形態と同様、光源ユニット30の消費電力の低減、
小型化が実現でき、内視鏡20に直接取り付けることが
できる。また、励起光および通常照明光の切替は極めて
容易である。さらに、第1、第2実施形態に比べ、発光
素子34w、34bの取付けが比較的容易である。
【0046】図7は本発明の第4実施形態を示す図であ
って、第1〜第3実施形態で示した蛍光内視鏡装置10
に画像処理ユニットおよびモニタ装置を組み合わせてな
る蛍光内視鏡システムを示すブロック図である。蛍光内
視鏡装置10については第1実施形態に示すものを適用
し、各構成の説明は省略する。
【0047】通常照明光の照射により得られるカラー像
は、第1CCDカメラユニット451によって撮像され
る。カラー像の撮像方式は同時方式が採用され、第1C
CDカメラユニット451に設けられる第1光学センサ
452としては可視光帯域に対して高感度となっている
にCCDカラーイメージセンサが好適に用いられる。第
1CCDカメラユニット451は、蛍光内視鏡装置10
の接眼部14に内視鏡の接眼部アタッチメント用の適当
な係合手段によって着脱自在である。なお、このとき蛍
光内視鏡装置10が通常観察モードに設定されているこ
とはいうまでもない。
【0048】第1光学センサ452は生体組織Sのカラ
ー像を光電変換し、画像処理装置460の通常画像処理
ユニット462に対してカラー像に対応する画像信号を
出力する。通常画像処理ユニット462は画像信号に所
定の画像処理、例えばホワイトバランス補正処理やγ補
正処理等を施して、ビデオ信号としてモニタ装置470
に出力する。
【0049】一方、励起光の照射により得られる自家蛍
光像は、第2CCDカメラユニット453によって撮像
される。第2CCDカメラユニット453に設けられる
第2光学センサ454は、極めて微弱な自家蛍光を検出
できるように特に紫外光帯域に対して高感度のCCDイ
メージセンサが好適である。第2光学センサ454は生
体組織Sの自家蛍光像を光電変換し、画像処理装置46
0の蛍光画像処理ユニット464に対して自家蛍光像に
対応する画像信号を出力する。蛍光処理ユニット462
は画像信号に通常画像処理ユニット462と同様の画像
処理を施して、ビデオ信号としてモニタ装置470に出
力する。
【0050】第2CCDカメラユニット453は、公知
の高感度CCDカメラであってよく、上記構成のほか、
第2光学センサ454の露出時間を長くすることにより
感度を向上させる、または第2光学センサ454から得
られた画像信号を増幅させることにより感度を向上させ
る構成であってもよい。
【0051】モニタ装置470は、画像処理装置460
から得られたカラー像または自家蛍光像のビデオ信号に
基づいて、モニタ画面474にカラー像または自家蛍光
像を選択的に表示する。モニタ装置470は、モニタ画
面474に表示すべき画像を選択するための2つの選択
スイッチ472a、472bを備え、選択スイッチ47
2aが押された場合にはカラー像を表示すべく通常画像
処理ユニット462に電気的に接続され、カラー像に対
応するビデオ信号を受信する。選択スイッチ472bが
押された場合には自家蛍光像を表示すべく蛍光画像処理
ユニット464に電気的に接続され、自家蛍光像に対応
するビデオ信号を受信する。
【0052】このように、カラー像または自家蛍光像を
モニタ画面474に選択的に表示できるので、複数の観
察者が同時に観察できる。また、特に自家蛍光像の場
合、自家蛍光の光強度が非常に弱いと目視が難しいが、
第2CCDカメラユニット453によりより明確な自家
蛍光像を得ることができる。
【0053】なお、発光要素として第2実施形態の赤色
LED、緑色LEDおよび青色LDを採用し、撮像方式
として面順次方式を採用してもよい。具体的には、通常
観察モードの際には赤色LED、緑色LEDおよび青色
LDを順に点灯させてRGB光を順次供給してそれぞれ
撮像を行い、通常画像処理ユニットにおいて三原色光に
よる像に基づいてカラー像を合成し、モニタ装置に表示
させる。
【0054】図8は本発明の第5実施形態を示す図であ
って、蛍光内視鏡システムの他の例を示すブロック図で
ある。蛍光内視鏡装置10については光源ユニット以外
の構成は第1実施形態に示すものと同様であり、同じ構
成の説明は省略する。
【0055】第5実施形態においては、2つのカメラユ
ニット552および554を一体化した撮像装置を接眼
部14に着脱自在に取付ける構成とし、また光源ユニッ
ト530の光源切替および画像処理装置560から出力
すべきビデオ信号の切替を自動的に行っている。
【0056】詳述すると、撮像装置550は水平方向に
スライド自在な可動部551を備え、この可動部551
には水平方向に並んだ第1カメラユニット552および
第2カメラユニット554が一体的に固定される。可動
部551には左方側壁から外部に突出する切替レバー5
53を備え、この切替レバー553の手動操作により可
動部551がスライドする。撮像装置550右方内壁に
は可動部551に対向する切替スイッチ532が設けら
れ、可動部551の相対位置によってオン、オフが切替
えられる。
【0057】切替スイッチ532は光源ユニット530
のランプ点灯回路538および画像処理装置560から
出力するビデオ信号を切替えるセレクタ572に電気的
に接続され、LOWレベルの場合は通常観察モード、H
IGHレベルの場合は蛍光観察モードであることを示す
モード設定信号をランプ点灯回路538およびセレクタ
572に出力する。
【0058】図8に示すように、切替レバー553が左
方に引かれ、可動部551が左方側に寄せられている場
合には、第1カメラユニット552が接眼部14に対向
させられ、切替スイッチ532はオフである。このとき
モード設定信号はLOWレベルとなり通常観察モードが
設定される。そして、モード設定信号に基づいてランプ
点灯回路538は発光素子534から通常照明光を発生
させ、セレクタ572は通常画像処理ユニット562か
ら出力されたビデオ信号を画像記録装置580およびモ
ニタ装置570に出力する。これにより、モニタ画面5
74においてカラー像が観察される。なお、画像記録装
置580は例えばVTRまたはプリンタであり、生体組
織Sの動画像または静止画像が記録できる。
【0059】一方、切替レバー553を右方に押して可
動部551をスライドさせると、切替スイッチ532に
当接した状態で係止する。このとき、第2カメラユニッ
ト554が接眼部14に対向させられ、第2カメラユニ
ット554に一体的に設けられ自家蛍光成分のみを透過
する光学フィルタ540が第2カメラユニット554と
接眼部14との間に配される。切替スイッチ532が可
動部551に押されてオンに切替わると、モード設定信
号はHIGHレベルとなり蛍光観察モードが設定され
る。そしてモード設定信号に基づいてランプ点灯回路5
38は発光素子534から励起光を発生させ、セレクタ
572は蛍光画像処理ユニット564から出力されたビ
デオ信号を画像記録装置580およびモニタ装置570
に出力する。これにより、モニタ画面574において自
家蛍光像が観察される。
【0060】このように、第5実施形態の蛍光内視鏡シ
ステムにおいては、切替レバー553の操作だけで光
源、光学センサおよびモニタ表示の切替を同時に行うこ
とができ、第4実施形態に比べて観察モードの切替が極
めて簡単になる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明の蛍光内視鏡
装置および蛍光内視鏡システムにおいては、通常照明光
および励起光を選択的に発光する光源ユニットを内視鏡
に直接取付けており、内視鏡の操作性および携帯性を向
上させることができ、診察の自由度を高められるという
利点がある。また、イメージインテンシファイアを用い
ることなく光学フィルタの着脱により自家蛍光像および
カラー像を切替えて観察できるので、装置全体を小型化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図であって、蛍光
内視鏡装置の要部を示す断面図である。
【図2】励起光が照射されたときの生体組織が発する自
家蛍光と反射光との強度分布を示すグラフである。
【図3】図1に示す蛍光内視鏡装置の光源ユニットの構
成を示すブロック図である。
【図4】図1に示す蛍光内視鏡装置に適用される発光要
素を反射ミラーと共に示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す図であって、発光
要素の他の例を反射ミラーと共に示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す図であって、発光
要素と集光レンズとを共に示す図である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す図であって、蛍光
内視鏡システムの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5実施形態を示す図であって、蛍光
内視鏡システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 蛍光内視鏡装置 20 内視鏡 22 光ガイド部材 30 光源ユニット 32 観察モード切替スイッチ(観察モード切替手段) 34 発光要素 40 光学フィルタ S 生体組織

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡と、前記内視鏡内を挿通し前記内
    視鏡先端の前方を照明するために通常照明光または励起
    光を導く光ガイド部材と、前記内視鏡に着脱自在に係合
    し通常照明光または励起光を選択的に前記光ガイド部材
    の入射端面に供給する光源ユニットと、前記内視鏡に着
    脱自在であって前記励起光の照射によって生じた光学像
    の自家蛍光成分のみを透過する光学フィルタとを備える
    ことを特徴とする蛍光内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記光源ユニットが、半導体レーザ素子
    (LD)および発光ダイオード(LED)の少なくとも
    一方の種類の発光素子により構成される発光要素と、通
    常観察モードと蛍光観察モードとの何れか一方を選択す
    る観察モード切替手段と、前記切替手段によって設定さ
    れた観察モードに応じて各発光素子の点灯および消灯を
    制御して通常照明光または励起光を発生させる制御手段
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載の蛍光内視
    鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記発光要素が複数個の白色LEDおよ
    び青色LDを配列して構成され、通常観察モードでは白
    色LEDのみが発光することにより可視光領域の白色光
    を通常照明光として出力し、蛍光観察モードでは青色L
    Dのみが発光することにより青色スペクトル領域の光を
    励起光として出力することを特徴とする請求項2に記載
    の蛍光内視鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記発光要素が複数個の赤色LED、緑
    色LEDおよび青色LDを配列して構成され、通常観察
    モードでは全色のLEDおよびLDが発光することによ
    り混合白色光を通常照明光として出力し、蛍光観察モー
    ドでは青色LDのみが発光することにより青色スペクト
    ル領域の光を励起光として出力することを特徴とする請
    求項2に記載の蛍光内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記光源ユニットが、前記発光要素から
    の出射光を前記光ガイド部材の入射端面に集光させる反
    射ミラーを備えることを特徴とする請求項2に記載の蛍
    光内視鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記光源ユニットが、前記発光要素と前
    記光ガイド部材の入射端面との間に設けられ、前記発光
    素子からの出射光を前記入射端面に集光させる集光レン
    ズを備えることを特徴とする請求項2に記載の蛍光内視
    鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記光源ユニットおよび前記内視鏡の一
    方に雄ネジまたは雌ネジが設けられるとともに、他方に
    前記雄ネジに螺合可能な雌ネジまたは前記雌ネジに螺合
    可能な雄ネジが設けられることを特徴とする請求項1に
    記載の蛍光内視鏡装置。
  8. 【請求項8】 前記励起光の波長が400nmないし4
    60nmであって、前記光学フィルタが波長490nm
    ないし600nmの光のみを透過させることを特徴とす
    る請求項1に記載の蛍光内視鏡装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の蛍光内視鏡装置と、前
    記通常光により得られるカラー像を撮像する第1光学セ
    ンサと、前記励起光により得られる自家蛍光像を撮像す
    る第2光学センサと、第1および第2光学センサから出
    力されたカラー像または自家蛍光像に対応する画像信号
    に画像処理を施してビデオ信号として出力する画像信号
    処理装置と、前記ビデオ信号に基づいて前記カラー像ま
    たは前記自家蛍光像を選択的に表示するモニタ装置とを
    備えることを特徴とする蛍光内視鏡システム。
  10. 【請求項10】 通常照明光によるカラー像を観察する
    通常観察モードと、励起光による蛍光観察モードとの何
    れか一方を選択してモード設定信号を外部に出力するモ
    ード選択手段と、 内視鏡と、前記内視鏡内を挿通し前記内視鏡先端の前方
    を照明するために通常照明光または励起光を導く光ガイ
    ド部材と、前記内視鏡に着脱自在に係合し前記モード設
    定信号に基づいて通常照明光または励起光の何れか一方
    を前記光ガイド部材の入射端面に供給する光源ユニット
    とを備えた蛍光内視鏡装置と、 前記内視鏡に着脱自在であって、前記モード設定信号に
    基づいて前記カラー像を撮像する第1光学センサと前記
    自家蛍光像を撮像する第2光学センサとの何れか一方を
    内視鏡の接眼部に対向させる撮像装置と、 前記第2光学センサが内視鏡の接眼部に対向した時に両
    者の間に配置され、前記励起光の照射によって生じた光
    学像の自家蛍光成分のみを透過する光学フィルタと、 前記カラー像および前記自家蛍光像に対応する画像信号
    に対して画像処理を施してビデオ信号を生成し、前記モ
    ード設定信号に基づいて前記カラー像または前記自家蛍
    光像の何れか一方に対応するビデオ信号を出力する画像
    信号処理装置と、 出力された前記ビデオ信号に基づいて前記カラー像また
    は前記自家蛍光像を表示するモニタ装置とを備えること
    を特徴とする蛍光内視鏡システム。
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