JPH1156777A - 簡易型内視鏡 - Google Patents

簡易型内視鏡

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JPH1156777A
JPH1156777A JP9228279A JP22827997A JPH1156777A JP H1156777 A JPH1156777 A JP H1156777A JP 9228279 A JP9228279 A JP 9228279A JP 22827997 A JP22827997 A JP 22827997A JP H1156777 A JPH1156777 A JP H1156777A
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JP
Japan
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endoscope
lamp
lamp unit
unit
rechargeable battery
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JP9228279A
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Inventor
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】術者の手指に負担をかけることなく安定した操
作が行え、操作性に優れた簡易型内視鏡を提供するこ
と。 【解決手段】簡易型内視鏡1は、操作部11及び挿入部
12を備え、観察用照明光を伝達するための光学系であ
るライトガイドファイバーバンドル13や操作部11の
例えば基端側に照明用ランプ21の電源部となる充電電
池14を配置した内視鏡10と、操作部11の側周部に
設けられているランプユニット接続部15に着脱自在で
観察部位を照明するための照明用ランプ21を内蔵した
ランプユニット20と、充電電池14を充電する充電回
路31などを備えた充電装置30とで主に構成されてい
る。ランプユニット接続部15にはソケット部15aが
設けられており、このソケット部15aと充電電池14
とが接続ケーブル17によって電気的に接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の有する光
学系に照明光を供給するランプユニットを操作部に対し
て着脱自在にした簡易型内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、医療用分野及び工業用分野等
で広く用いられている。これら内視鏡の検査対象部位
は、生体内やエンジンの内部等であるので暗く、観察部
位を明るく照らすために照明する手段が必要になる。
【0003】一般的に、内視鏡では外部装置である光源
装置内に内蔵した照明用ランプからの観察用照明光を内
視鏡に設けた照明光導光手段の光学系の1つであるライ
トガイドファイバによって挿入部の先端側に導光し、こ
の導光した照明光を照明用窓から出射して、観察部位を
照明する構成になっている。
【0004】前記光源装置は、一般的には商用電源から
供給される電源を利用して光源装置内の照明用ランプを
発光させるものであり、大型で携帯性を有するものでは
なかった。これに対し、照明用の発光体として豆電球を
使用すると共に、この豆電球の電源となる乾電池を内蔵
した小型の照明光供給ユニットを、内視鏡の操作部に取
り付けて照明光を内視鏡の光学系に供給するようにした
構造のいわゆる簡易型の内視鏡装置がある。この簡易型
の内視鏡装置は、持ち運びが容易であると共に、電源の
ないところでも使用することができるので、緊急時の使
用に適していた。
【0005】しかし、この簡易型の内視鏡装置を用いて
内視鏡検査を行っているとき、豆電球の電源である乾電
池の寿命が尽きて照明が暗くなり、内視鏡による検査を
続行することができなくなることがあった。
【0006】このため、特開平8−280613号公報
には照明光供給ユニットに内蔵された電源電池がなくな
っても、内視鏡検査を途中で中断されることを防止した
簡易型内視鏡装置が開示されている。この簡易型内視鏡
装置の照明光供給ユニットは全体として真っ直ぐな筒状
部を有するように形成されていて、この筒状部の操作部
との接続部近傍にランプ室部が設けられている。そし
て、前記筒状部を操作部の光軸に対して直角に位置する
ように取り付けて、ランプ室部内の光源ランプから放射
された照明光を操作部に設けられているライトガイドフ
ァイバーバンドルの入射端面に向けて集束するようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、照明光
供給ユニットの1つである内蔵電池式ユニットの真っ直
ぐな筒状部を操作部の光軸に対して直角に位置するよう
に接続した場合、操作部との接続部に近い部分に設けた
ランプ室部に対して電池室部が前記接続部から離れた位
置に設けられていることによって、操作部を把持して、
体腔内に挿入して観察及び処置などの内視鏡操作を長時
間に渡って行うと、照明光供給ユニット内に設けられて
いる光源ランプ及び電池の重さなどにより、操作部を把
持している術者の手指に負担をかかって、この操作部が
照明光供給ユニット側に傾いてしまうという不具合があ
った。
【0008】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、術者の手指に負担をかけることなく安定した操作
が行え、操作性に優れた簡易型内視鏡を提供することを
目的にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の簡易型内視鏡
は、観察部位へ観察用照明光を伝達するための光学系を
有する簡易型内視鏡であって、内視鏡操作部の外周部に
設けられ、前記光学系に観察用照明光を供給する照明用
ランプを内蔵したランプユニットと、内視鏡操作部内に
設けられ、前記ランプユニットに内蔵されている照明用
ランプの電源部となる充電式電池と、この充電式電池を
充電するための充電装置が着脱自在に接続されるコネク
タ部とを具備している。
【0010】この構成によれば、照明用ランプとこの照
明用ランプの電源部とが別々に内視鏡操作部に配置され
ることによって、ランプユニットの軽量化を図れると共
に、電源部の配置位置を考慮することによって、操作部
の重量バランスを調整して操作性を向上させることが可
能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実
施形態に係り、図1は簡易型内視鏡装置の概略構成を説
明する図、図2は充電装置を示すブロック図、図3は簡
易型内視鏡装置の主要部の構成を示す説明図である。
【0012】図1に示すように本実施形態の簡易型内視
鏡1は、把持部を兼ねる操作部11及びこの操作部11
の先端側から延出する細長な挿入部12を備え、観察用
照明光を伝達するための光学系であるライトガイドファ
イバーバンドル13や操作部11の例えば基端側に後述
する照明用ランプの電源部となる充電電池14を配置し
た内視鏡10と、前記操作部11の側周部に設けられて
いるランプユニット接続部15に着脱自在で観察部位を
照明するための照明用ランプ21を内蔵したランプユニ
ット20と、前記充電電池14を充電する充電回路31
を備え、一端部に商用交流電源コンセント32を有し、
他端部に前記操作部11の側周部基端側に設けられた前
記充電電池14に電気的に接続されているコネクタ部1
6に着脱自在な差込プラグ33を備えた充電装置30と
で主に構成されている。
【0013】前記ランプユニット接続部15にはソケッ
ト部15aが設けられており、このソケット部15aと
前記充電電池14とが接続ケーブル17によって電気的
に接続されている。
【0014】図2に示すように前記充電装置30の充電
回路31では商用交流電源コンセント32から入力され
た電流を、トランス34で昇圧して、定電流回路35で
定電流化して前記充電電池14を充電するようになって
いる。
【0015】図3に示すようにランプユニット20に
は、略筒状のランプユニット本体22を有し、このラン
プユニット本体22の底部に前記照明用ランプ21から
突出したランプ用端子23が挿抜自在に嵌入配置される
ランプ端子接続部24を備えたランプソケット25が配
設されている。このランプユニット本体22の先端部に
は外周方向に突出した鍔部26が形成されており、この
鍔部26の外側に接続環27が配置されるようになって
いる。
【0016】また、前記ランプユニット本体22の開口
側端部には前記ソケット部15aに挿抜自在に嵌入配置
されるランプユニット端子28が設けられており、この
ランプユニット端子28と前記照明用ランプ21のラン
プ用端子23が嵌入は位置されるランプ端子接続部24
とが接続コード29によって電気的に接続されている。
【0017】なお、前記接続環27の内周面には雌ネジ
部が形成されており、前記ランプユニット接続部15の
外周面に形成されている雄ネジ部に螺合することによっ
て、前記ランプユニット本体22がランプユニット接続
部15に一体的に接続固定されるようになっている。そ
して、前記ランプユニット本体22がランプユニット接
続部15に一体的に接続されることによって、充電電池
14と照明用ランプ21とが接続ケーブル17、ソケッ
ト部15a、ランプユニット端子28、接続コード2
9、ランプ端子接続部24、ランプ用端子23を介して
電気的に接続される。
【0018】また、照明用ランプ21から出射された照
明光は、この照明用ランプ21の光軸上に配置されてい
る集光レンズ18で集光され、前記光軸に対して所定の
角度に配置された反射鏡19で光軸を変換して前記ライ
トガイドファイバーバンドル13の基端面に入射して、
このライトガイドファイバーバンドル13内を伝達され
て図示しない内視鏡先端部の照明用レンズから観察部位
に向かって照射されていくようになっている。
【0019】上述のように構成した簡易型内視鏡1の作
用を説明する。まず、予め、操作部11内に配置されて
いる充電電池14を充電装置30を使用して充電してお
く。充電完了状態になったら充電装置30の差込プラグ
33をコネクタ部16から取り外しておく。
【0020】次に、ランプユニット20のランプユニッ
ト本体22を操作部11の側周部に設けたランプユニッ
ト接続部15に対峙させ、ランプユニット本体22の先
端面から突出するランプユニット端子28をランプユニ
ット接続部15のソケット部15aに押圧していく。そ
して、ランプユニット端子28がソケット部15aに完
全に嵌入された状態で、鍔部26の外側に配置されてい
る接続環27の雌ネジをランプユニット接続部15の雄
ネジとを螺合して、ランプユニット20を操作部11に
一体的に接続固定する。
【0021】次いで、ランプユニット20又は操作部1
1に設けられている図示しない電源スイッチをオン状態
して照明用ランプ21を点灯する。すると、この照明用
ランプ21から出射された照明光が、集光レンズ18、
反射ミラー19、ライトガイドファイバーバンドル13
を通って内視鏡先端部の照明用レンズから観察部位に向
かって照射されていく。この状態で、術者は操作部11
を把持して挿入部12を例えば体腔内に挿入して、検査
或いは処置を行う。
【0022】このように、照明用ランプを配置したラン
プユニットに、このランプの電源となる充電電池を設け
ることなく、ランプユニットとは別体の操作部に充電電
池を配置したことにより、操作部の側周部に接続するラ
ンプユニットの重量を軽量化することができると共に、
前記ランプユニットに対する充電電池の配置位置を考慮
することによって、操作部の操作性バランス調整をラン
プユニットに対する充電電池の位置で行うことができ
る。このことによって、操作部のバランスを最良の状態
に調整しておくことによって、長時間に及ぶ検査や処置
を行った場合に術者の手指にかかる負担が軽減される。
【0023】また、内視鏡の操作部の側部からユニバー
サルコードのようなコードが延出していないので、検査
や処置を行う際の作業性を大幅に向上させることができ
る。
【0024】さらに、充電電池は、充電装置の差込プラ
グを操作部に設けたコネクタ部に接続する簡単な作業で
充電可能することができる。このことによって、電池を
交換する必要がなくなり、術者の手を煩わせることな
い。
【0025】また、緊急の救急車の中や震災等の災害時
のガレキに被われて商用交流電源のないような場所で効
果的に使用することができる。
【0026】なお、本実施形態においては充電電池14
を操作部11の基端側に配置してランプユニット20と
のバランスを取って操作性を向上させるようにしている
が、前記充電電池14の配置位置は図4(a)に示すよ
うに前記ランプユニット20に対して反対側の位置に配
置したり、同図(b)に示すように操作部11の基端側
に縦方向で配置するなど様々な形態が考えられる。
【0027】図5は本発明の第2実施形態に係る簡易型
内視鏡装置の他の構成を説明する図である。同図(a)
に示すように本実施形態の簡易型内視鏡装置1Aにおい
ては、ランプユニット20Aのランプユニット本体22
内にRGB用フィルタ41と、このRGB用フィルタ4
1を回転されるフィルタ駆動用モータ42とが設けられ
ており、前記ランプユニット20とCCU/電源装置2
とが電気信号伝達用の柔軟で細径の伝達線43によって
接続されている。
【0028】同図(b)に示すように前記RGB用フィ
ルタ41は、R(赤色)フィルタ41R,G(緑色)フ
ィルタ41G,B(青色)フィルタ41Bを備えてお
り、これらフィルタ41R,41G,41Bが照明用ラ
ンプ21の前面に位置するように配置されている。この
RGB用フィルタ41を透過した赤色、緑色、青色のそ
れぞれ光束は、順次、集光レンズ18、反射鏡19、ラ
イトガイドファイバーバンドル13を通って内視鏡先端
部の照明用レンズから観察部位に向かって照射されてい
く。したがって、観察部位からの反射光を内視鏡10内
の図示しないCCDで受光し、CCU/電源装置2で前
記CCDから伝送された電気信号を映像信号に生成する
ことによって、モニタ3の画面上に観察部位のカラー画
像が表示される。
【0029】なお、本実施例においては前記ランプユニ
ット本体22内の照明用ランプ21及びフィルタ駆動用
モータ42に前記伝達線43内の接続コードで行ってい
る。その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様で
あり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0030】このように、ランプユニットのランプユニ
ット本体にRGB用フィルタと、このフィルタを回転さ
せるフィルタ駆動用モータとを設ける一方、操作部から
太径で硬質のユニバーサルコード等を延出させることな
く、操作部に取り付けられたランプユニットとCCU/
電源装置とを電気信号伝達用の伝達線によって接続する
ことによって、内視鏡の操作性を悪化させることなく、
カラー画像による観察を容易に行うことができる。その
他の効果は前記第1実施形態と同様である。
【0031】ところで、災害時に使用する簡易型内視鏡
としては例えば特開昭64−52114号公報に風水
害、地震等の天災や人災で生じた家屋の倒壊や土砂崩れ
によって、人が埋まってしまった場合、救出を行うとき
にその人の生存確認や埋まった場所の環境測定などを行
うために使用する災害対策用内視鏡システムが開示され
ている。
【0032】従来、災害用の内視鏡としては、内視鏡挿
入部の先端にマイクロフォンを取り付け、スピーカを介
してガレキの下に埋まっている被災者の声等を聞くよう
にしたものがあったが、周囲の騒音によって被災者の声
を聞き取り難いという問題があった。このため、周囲の
騒音の大きさに関わらず、確実に被災者から発せられる
声を確認できる災害対策用内視鏡システムが望まれてい
た。
【0033】図6(a)に示すように本実施形態の災害
対策用内視鏡システム50は、細長な挿入部51及びこ
の挿入部51の基端部に設けられ湾曲操作ノブを52を
備えた操作部53を有する内視鏡54と、この操作部5
3の側部から延出するユニバーサルコード55の基端部
に設けたコネクタ56が着脱自在に接続される光源装置
57等で構成されている。
【0034】同図(b)に示すように前記挿入部51の
先端部分には観察用照明光を供給する照明光学系58及
び観察部位の画像を伝送する観察光学系59が設けられ
ると共に、マイクロフォン60が配置されている。
【0035】同図(a)に示すようにこのマイクロフォ
ン60から延出する信号ケーブル61は、挿入部51内
を挿通して操作部53の側部に設けられているヘッドホ
ン用ジャック62に接続されており、このヘッドホン用
ジャック62にヘッドホン63のプラグ63aを差し込
むことによって、前記内視鏡54の先端部に設けられて
いるマイクロフォン60で集音した音をヘッドホン63
によって聞き取ることができるようになっている。
【0036】このように、内視鏡先端部に集音用のマイ
クロフォンを設けると共に、操作部にヘッドフォンのプ
ラグを接続するためのヘッドホン用ジャックを設けるこ
とによって、周囲の騒音が大きな時にヘッドフォンを通
しマイクロフォンで集音した音を鮮明に聞くことができ
る。このことによって、周囲の騒音に左右されることな
く、マイクロフォンで集音した音を聞き取って、被災者
の救助を確実に行える。なお、周囲の騒音が小さなとき
にはスピーカによってマイクロフォンで集音した音を拡
大して複数の人で被災者の声を確認することも可能であ
る。
【0037】ところで、雪山で起こる雪崩による災害
時、被災者を捜索する際、鉄棒等の棒状部材を雪中に差
し込んで被災者の確認を行っていたが、被災者に損傷を
与えるという問題があった。このため、被災者の確認を
視認によって行えるようにした内視鏡装置を提供するも
のである。
【0038】図7に示すように本実施形態の内視鏡54
Aは、挿入部51の硬性部65の先端部分に断熱部6
6、加熱部67が順次設けられている。前記断熱部66
は、加熱部67からの温度が挿入部51側に伝達するの
を防止するためのものであり、熱伝導率の低い部材で形
成されている。
【0039】前記断熱部66及び加熱部67は、硬性部
65に配置されている照明光学系(不図示)から出射す
る光束及び撮像光学系(不図示)に入射する光束の邪魔
にならないようにパイプ状に形成されている。そして、
前記加熱部67からはリード線68が延出しており、こ
のリード線68が光源/電源装置69に接続されるよう
になっている。このため、前記リード線68を光源/電
源装置69に接続することによって、この光源/電源装
置69から供給される電流によって、加熱部67を加熱
して雪を溶かすことによって、雪中を観察することがで
きる。その他の構成及び作用・効果は図6に示した内視
鏡システム50と同様であり、同部材には同符号を付し
て説明を省略する。
【0040】なお、前記リード線68を挿入部51内に
内蔵するようにしてもよい。
【0041】また、図8に示すように断熱部66と加熱
部67とを一体に形成し、内視鏡54の硬性部65に前
記断熱部66を螺着するようにしても良い。この加熱部
67の先端には取付け環70を介してカバーガラス71
が固定されている。符号72はリード線68を挿入部外
周面に配置するための案内部である。
【0042】さらに、図8(a),(b)に示すように
雪の奥深くまで内視鏡75の挿入部76を容易に挿入す
ることが可能なように本実施形態においては挿入部76
を硬性パイプ77で形成し、この硬性パイプ77の先端
に加熱部67を設けている。同図(c)に示すようにこ
の加熱部67には硬性パイプ77の内周面に形成した凹
部77aに沿って配設されたリード線68によって電流
が供給されるようになっている。その他の構成は図6及
び図7の内視鏡装置の構成と同様であり同部材には同符
号を付して説明を省略する。
【0043】このように、内視鏡装置を構成することに
よって加熱部を加熱して内視鏡の挿入部を容易に雪中の
奥深くまで送り込むことができる。その他の作用及び効
果は前述の図7に示した内視鏡装置と同様である。
【0044】なお、前記硬性パイプ全体を加熱部として
構成し、内視鏡の挿入部内に熱が伝わらないように硬性
パイプ内周面側に断熱部を設けるようにしても良い。
【0045】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0046】[付記]以上詳述したような本発明の前記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0047】(1)観察部位へ観察用照明光を伝達する
ための光学系を有する簡易型内視鏡において、前記光学
系に観察用照明光を供給する照明用ランプを内蔵した操
作部に設けられたランプユニットと、内視鏡操作部内に
設けられ、前記ランプユニットに内蔵されている照明用
ランプの電源部となる充電式電池と、この充電式電池を
充電するための充電装置が着脱自在に接続されるコネク
タ部と、を具備する簡易型内視鏡。
【0048】(2)前記ランプユニットは、操作部に対
してランプユニット接続部を介して着脱自在である付記
1記載の簡易型内視鏡。
【0049】(3)前記ランプユニットに、照明用ラン
プから出射される光束を透過するRGBフィルタを配置
した付記1記載の簡易型内視鏡。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、術
者の手指に負担をかけることなく安定した操作が行え、
操作性に優れた簡易型内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施形態に係
り、図1は簡易型内視鏡装置の概略構成を説明する図
【図2】充電装置を示すブロック図
【図3】簡易型内視鏡装置の主要部の構成を示す説明図
【図4】充電電池の配置例を示す説明図
【図5】第2実施形態に係る簡易型内視鏡装置の他の構
成を説明する図
【図6】災害対策用内視鏡システムの一構成例を示す説
明図
【図7】災害対策用内視鏡システムの他の構成例を示す
説明図
【図8】図7の断熱部と加熱部との他の構成を示す図
【図9】災害対策用内視鏡システムの別の構成例を示す
説明図
【符号の説明】
1…簡易型内視鏡 10…内視鏡 13…ライトガイドファイバーバンドル 14…充電電池 15…ランプユニット接続部 16…コネクタ部 20…ランプユニット 21…照明用ランプ 30…充電装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察部位へ観察用照明光を伝達するための
    光学系を有する簡易型内視鏡において、 内視鏡操作部の外周部に設けられ、前記光学系に観察用
    照明光を供給する照明用ランプを内蔵したランプユニッ
    トと、 内視鏡操作部内に設けられ、前記ランプユニットに内蔵
    されている照明用ランプの電源部となる充電式電池と、 この充電式電池を充電するための充電装置が着脱自在に
    接続されるコネクタ部と、 を具備することを特徴とする簡易型内視鏡。
JP9228279A 1997-08-25 1997-08-25 簡易型内視鏡 Pending JPH1156777A (ja)

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