JP4163296B2 - 内視鏡装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型のバッテリ式光源を備えた携帯に便利な内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、バッテリ式光源の内視鏡は携帯性に優れており、緊急時の処置や、ベットサイドでの処置のように、大きな光源装置を運び込むことが困難な場所での使用に優れた効果を発揮する。
【0003】
例えば、特願平8−204924号では、光源ランプ用の電源として乾電池等のバッテリを搭載したバッテリ式光源を内視鏡本体の操作部に着脱自在に取り付けられるようにした内視鏡装置が提案されている。
【0004】
バッテリ式光源を備えた内視鏡装置では、必要最低限の電気容量のバッテリが搭載され、バッテリ式光源の小型・軽量化が図られ、内視鏡装置の携帯性が確保されている。
【0005】
また、バッテリ式光源を備えた内視鏡装置では、使用中にバッテリが切れた場合には、バッテリ式光源内のバッテリを新しいものと交換するか、或いはバッテリを充電し、引き続き内視鏡装置を使用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたようなバッテリ式光源を備えた内視鏡装置では、バッテリ式光源に常に決まった容量のバッテリが決まった個数搭載されるので、バッテリの持続時間つまり光源ランプの点灯時間は常に略同じである。
【0007】
従って、内視鏡装置の使用時間が長引くと、バッテリの持続時間が不足してしまう場合があった。また、使用時間が長引くことが事前に明らかな場合でも、予め予備のバッテリを用意し、使用中に交換する等の対処が必要であつた。
【0008】
また、通常の観察範囲より広い観察範囲を観察しようとする場合、照明光の光量が不足してしまうことがあった。また、光量を増やすために高輝度の光源ランプを用いると、電源容量が不足し光源ランプの点灯時間が極端に短くなったり、電源電圧が不足し所望の光量が得られないといった問題があった。
【0009】
即ち、従来のバッテリ式光源を備えた内視鏡装置は、携帯性を確保するために、通常より長時間観察する利用場面や通常より大きい光量の照明で観察する利用場面といった多様な利用場面への対応性を損ねていた。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、
携帯性を確保しつつ、通常より長時間観察する利用場面や通常より大きい光量の照明で観察する利用場面といった多様な利用場面への対応性を向上できる内視鏡装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の内視鏡装置は、照明光を発光する発光手段と、前記発光手段に電流を供給可能であるとともに、内視鏡本体に内蔵された第1の電源手段と、前記内視鏡本体に着脱可能であ、前記発光手段に電流を供給可能であり、前記第1の電源手段とは別体であるとともに、円筒形状の外周部を具備する第1の電気接点と、該第1の電気接点の中心部において中空部分を形成した円筒形状を具備する第2の電気接点と、が設けられた第2の電源手段と、前記内視鏡本体に前記第2の電源手段が接続されている場合に、前記第1の電源手段と前記発光手段との電気的接続を遮断し、かつ、前記第2の電源手段と前記発光手段とを電気的に接続する接続手段と、を具備し、前記接続手段は、前記第2の電気接点の前記中空部分に対して差し込み可能なピン形状の第1の接点部材と、前記第1の接点部材が前記中空部分へ差し込まれた際に前記第1の電気接点と当接するように付勢されたバネ状の第2の接点部材と、前記第2の接点部材に当接する第3の接点部材と、を有し、前記第2の接点部材は、前記第1の接点部材が前記中空部分に差し込まれていない場合においては、自身の少なくとも一部と前記第1の接点部材の中心軸との間隔が前記第1の電気接点の円筒の半径に比べて小さくなるような位置に配設され、かつ、自身に付された弾性力により前記第3の接点部材と当接し、前記第1の接点部材が前記中空部分に差し込まれた場合においては、自身に付された弾性力に抗して前記外周部の外側へ向かって移動することにより、前記第3の接点部材から離間すること特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を説明する説明図、図2はバッテリ式光源及び補助電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図、図3はライトガイド口金及びバッテリ式光源の接続部分等の構造を説明する説明図((A)はライトガイド口金側の構造、(B)はバッテリ式光源側の構造、(C)は(B)のB−B面を示す図、(D)は(B)のA方向からの矢視図)、図4はライトガイド口金及びバッテリ式光源を接続した際の構造を説明する説明図である。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態の内視鏡装置1は、照明光を導光し導光した照明光を患部等の被写体に出射する照明光学系や照明された被写体を観察する観察光学系等を備えた内視鏡本体2、内視鏡本体2に着脱自在のバッテリ式光源3、バッテリ式光源3に電気的に接続される補助電源ユニット4等から主に構成されている。
【0015】
内視鏡本体2は、細長の挿入部9、挿入部9の後端に設けられた操作部10、操作部10の後端に設けられた接眼部11、操作部10から突設されたライトガイド口金12等を備えており、ライトガイド口金12の端部にバッテリ式光源3のランプハウス6に設けられた接続口金13を着脱自在に接続できるようになっている。
【0016】
挿入部9は、先端部分に配設された硬質の先端部14、先端部14の後端に配設された湾曲自在の湾曲部15、湾曲部15の後端から操作部10の前端までの部分に配設された可撓性を有する可撓部16等を備えている。
【0017】
操作部10は、挿入部9寄りの箇所に配設された術者が把持する把持部17、把持部17の後端側に配設された湾曲操作レバー18を備えており、湾曲操作レバー18を回動操作することにより湾曲部15を湾曲することができるようになっている。
【0018】
また、操作部10には、吸引を行う吸引ボタン19、吸引ボタン19の基端付近から突出するように配設された吸引口金20が備えられている。吸引口金20は、図示しないチューブを介して図示しない吸引機に接続され、吸引ボタン19を操作することで、吸引チャンネルに連通する吸引口金20を介して体液等を吸引することができるようになっている。
【0019】
また、操作部10の前端側には、鉗子等の処置具を挿入する錯子挿入口21が形成されており、錯子挿入口21は内部で吸引チャンネルに連通している。鉗子挿入口21には鉗子栓22が取り付けられている。
【0020】
また、操作部10には、通気口金23が突設されており、通気口金23から内視鏡本体2内部に空気を送ることができ、内視鏡本体2の水漏れの検査を行うことができるようになっている。
【0021】
また、挿入部9内には、照明光を導光するここでは図示しないライトガイドファイバ24が挿通されており、ライトガイドファイバ24は操作部10内で屈曲されて、ライトガイドファイバ24の後端はライトガイド口金12内で固定されている。
【0022】
ライトガイド口金12には、バッテリ式光源3の接続口金13を図1中の矢印で示す方向に接続することができるようになっている。
【0023】
バッテリ式光源3は、照明光を発する発光手段であるここでは図示しない光源ランプ5を内蔵したランプハウス6、発光手段に電力を供給する電源手段を内蔵したバッテリケース8等を備えている。ランプハウス6とバッテリケース8とは水密を確保しつつ螺合されて接続されている。
【0024】
光源ランプ5からの照明光は、ライトガイド口金12のここでは図示しないライトガイドファイバ24の光入射端面25に供給され、ライトガイドファイバ24により導光され、先端部14の照明窓に固定された先端面つまり光出射端面から前方に出射され、患部等の被写体を照明するようになっている。
【0025】
照明された被写体は、先端部14の照明窓に隣接する観察窓に配設された対物レンズにより結像位置に光学像を結ぶ。この結像位置には、図示しないイメージガイドファイバの先端面が配置されており、このイメージガイドファイバは被写体の光学像を接眼部11側の端面に伝送する。接眼部11では、接眼部11の接眼窓に取り付けられた接眼レンズを介して、光学像を拡大観察することができる。
【0026】
バッテリケース8の側面に配設された補助電源接続部7には、図1中の矢印で示すように、補助電源手段を内蔵した補助電源ユニット4を着脱自在に取り付けられるようになっている。
【0027】
補助電源ユニット4の外観は、バッテリケース8の補助電源接続部7の外観形状に沿うような形状をしており、補助電源ユニット4に設けられた固定ダイヤル37を回動させることで固定ネジ38を補助電源接続部7に螺合させると、補助電源ユニット4をバッテリケース8に容易に確実に固定させることができるようになっている。
【0028】
この時、補助電源ユニット4が補助電源接続部7に対し必ず決まった向きに取り付けられるように、前記補助電源ユニット4及び補助電源接続部7のそれぞれの接合面の対向する箇所には係合部が形成されている。
【0029】
図2に示すように、バッテリ式光源3の内部には、発光手段としての光源ランプ5と、電源手段としての乾電池や充電池といった電池39と、電源スイッチ40とを接続した光源回路が構成されている。
【0030】
光源ランプ5や電池39は、交換することができるようになっている。
【0031】
電池39のプラス極及びマイナス極は、補助電源接続部7に配設された電気接点41a、41bにそれぞれ接続されている。
【0032】
電気接点41aは、外部に対し水密を保たれており、光源回路から電気的に接続されたベース部材42a、ベース部材42aに接触したスプリング43a、スプリング43aにより補助電源接続部7に付勢された接点片44aから構成されている。電気接点41bも同様に、ベース部材42b、スプリング43b、接点片44bから構成されている。
【0033】
補助電源接続部7には、接点片44a、44bが付勢される位置に、補助電源ユニット4の電極45a、45bを差し込むための電極受け孔46a、46bが形成されている。
【0034】
前記補助電源接続部7及びバッテリケース8は絶縁部材で形成されており、接点片44a、44bが補助電源接続部7やバッテリケース8に接触していても電池39がショートすることはないようになっている。
【0035】
補助電源ユニット4は、絶縁部材で外装され、外部に対して水密を確保されており、 その内部に交換可能な補助電源手段としての乾電池や充電池といった補助電池61が交換可能に収納されている。補助電池61のプラス極及びマイナス極は、電極45a、45bにそれぞれ電気的に接続されている。
【0036】
従って、補助電源ユニット4をバッテリ式光源3に接続すると、電池39と補助電池61とが並列に接続されるようになっている。
【0037】
また、ランプハウス6には光源ランプ5の点灯・消灯を行うための電源スイッチ40が設けられている。前記電源スイッチ40は、ランプハウス6に対し回動可能で、水密が確保されている。
【0038】
図3(A)に示すように、操作部10の側部から、ライトガイド口金12を構成するライトガイドロッド26が水密を確保されつつ突設されている。
【0039】
ライトガイドロッド26内には、ライトガイドファイバ24が挿通し、ライトガイドファイバ24の端部近傍は、ライトガイドロッド26にネジで固定されている。
【0040】
、ライトガイドロッド26の端部には、カバーガラス27が水密を確保を確保されつつ固定されている。
【0041】
ライトガイドロッド26のカバーガラス27より操作部10寄りの位置には、図示しない既存の光源装置に接続可能なライトガイドケーブルを取り付けるネジ部28が形成されている。
【0042】
ライトガイドロッド26のネジ部28より操作部10寄りの位置には、バッテリ式光源3を接続固定するための固定ピン29が螺合され水密的に取り付けられている。
【0043】
ライトガイドロッド26の端部近傍を除く外周面は、断熱性の材質で形成された防熱カバー30で覆われている。防熱カバー30は、一端が操作部10に固定され、他端は固定ピン29が隠れる程度の箇所まで延びている。固定ピンの位置に対応する防熱カバー30の外周の位置には、隠れた固定ピン29の位置が確認できるように指標31aが形成或いは表示されている。
【0044】
ライトガイドロッド26と防熱カバー30との間の空間には、弾性のバネ32、及びバネ32によりライトガイドロッド26端部側に付勢されたワッシャ33が配設されている。
【0045】
ワッシャ33は、防熱カバー30の内面に形成された摺動規制段部34により外に飛出さないようになっている。
【0046】
ライトガイドロッド26の中間部には、外周部分を切り欠いたくびれ部35が形成されており、防熱カバー30との空間がより広くなるようになっている。この空間は、防熱カバー30の周囲に形成された複数のスリット36により外気と連通しており、ライトガイドロッド26からの熱を外部に逃がすことができる構造になっている。
【0047】
図3(B)に示すように、ランプハウス6には、内視鏡のライトガイド口金12に接続可能するための接続口金13が延出している。
【0048】
接続口金13は、ランプハウス6に形成された穴に嵌め込まれ、接続口金13は、ランプハウス6の上面凹部に嵌め込まれた剛性のプレート54との間にランプハウス6を挟み込むようにして、ネジで固定されている。なお、ランプハウス6と接続口金13との接続部分は水密が確保されている。
【0049】
光源ランプ5は、バルブの先端側がレンズ状に形成されている。
【0050】
光源ランプ5の光軸上には、ライトガイドファイバ24の光入射端面25に光を集光させるための集光レンズ47が配設されている。この集光レンズ47は円筒状のレンズ保持筒48の光源ランプ5寄りの端部に水密を確保されつつ接着固定されている。
【0051】
レンズ保持筒48は、接続口金13の内部で、その軸方向に移動可能に配設されている。接続口金13とレンズ保持筒48との間には、水密リング49が設けられ、外部からの水の浸入を防ぐとともに、レンズ保持筒48が接続口金13内でガタつくことを防いでいる。
【0052】
レンズ保持筒48には、図3(C)に示すようなカム溝50が形成されており、また、接続口金13の同位置には図3(C)の破線で示すようなスリット53が形成されており、接続口金13の根元部外周に回動可能に設けられた配光角調整ダイヤル51から内側に突き立ったカムピン52がカム溝50及びスリット53の各々に係合している。
【0053】
また、レンズ保持筒48には、前記レンズ保持筒48が接続口金13内で光軸まわりに回動しないよう、レンズ保持筒48の長手方向に形成された溝部57に、接続口金13に一端を固定した回動規制ピン58が係合している。
【0054】
接続口金13には、図3(D)に示すように、端部で開口した、周方向の略90°の範囲に形成された、ライトガイド口金12側の固定ピン29が係入されるピン溝55が形成されており、このピン溝55の終端部55aの近傍の位置には、この終端部を示す指標31bが表示或いは形成されている。
【0055】
(作用)
以下、使用手順等の説明を通して作用を説明する。
【0056】
本実施の形態の内視鏡装置1を用いて検査を行う場合、先ずバッテリ式光源3のバッテリケース8に電池39を装填し、補助電源ユニット4に補助電池61を装填する。
【0057】
次に、バッテリ式光源3を内視鏡本体2ののライトガイド口金12に接続する。
【0058】
バッテリ式光源3の接続口金13のピン溝55の開口部をライトガイド口金12の固定ピン29に位置させ、バッテリ式光源3を押し込み、固定ピン29がピン溝55の終端部55aに位置するまでバッテリ式光源3を回動させると、接続口金13がライトガイドロッド26と防熱カバー30との隙間に嵌挿され、ライトガイド口金12内のバネ32の弾性力で接続口金13が内視鏡本体2の操作部10より遠ざかる方向ヘ付勢され、固定ピン29がピン溝55の終端部55aに確実にロックされ、バッテリ式光源3が内視鏡本体2にガタつくことなく装着された図4に示す状態となる。
【0059】
続いて、電源スイッチ40をON側に回動させる、電池39から光源ランプ5に電流が供給され、光源ランプ5が点灯し、集光レンズ47により集光された光がライトガイドファイバ24の光入射端面25からライトガイドファイバ24を伝送して挿入部9の先端部14にある光出射端面から前方に出射され、患部等の被写体が照明される。
【0060】
この時、観察時間が長期にわたることが予め明らかである場合には、補助電源ユニット4をバッテリ式光源3の補助電源接続部7に接続する。
【0061】
補助電源ユニット4の固定ダイヤル37を回動させ、固定ネジ38をバッテリ式光源3の補助電源接続部7の雌ネジ部に螺合させる。回動が止まるまで固定ダイヤル37を締め付けると、補助電源ユニット4がバッテリ式光源3に確実に固定され、補助電源ユニット4の電極45a、45bが補助電源接続部7の電極受け孔46a、46bを挿通し接点片44a、44bに当接する。前記電極と接点片はスプリング43a、43bの弾性力により確実に接触し、電気的導通状態になる。
【0062】
すると、バッテリ式光源3に装填された電池39と補助電源ユニット4に装填された補助電池61とが並列につながった光源回路が構成される。補助電池61は、電池39と電圧が略同じものを使用するようにすれば、電源電圧は補助電源ユニット4接続前後で変わらないので、この時に光源ランプ5の交換を必要とせず、その場の状況に応じて即座に補助電源ユニットを着脱することができる。
【0063】
また、補助電源接続部7と補助電源ユニット4とは一義的に取付け向きが決まるような接続部形状をしているため、プラスとマイナスの極性を誤つて接続することはない。
【0064】
一方、観察対象部位の状態や目的に応じて照明光の配光角を変化させる場合、バッテリ式光源3の配光角調整ダイヤル51を回動させると、カムピン52が周方向に動き、図4中の矢印で示すように、レンズ保持筒48がカム溝50のピッチ分だけ光軸方向に前後移動する。
【0065】
すると、光源ランプ5とライトガイドファイバ24の光入射端面25との位置は固定されたままの状態で、これらの間に位置する集光レンズ47が光軸方向に前後移動するので、前記光入射端面25に入射する光の角度が随時変化する。この時、ライトガイドファイバ24では入射した光の角度と同じ角度で出射するので、照明光の配光角が変化することになる。
【0066】
一方、光源ランプ5の点灯時、ランプから発生する熱は、レンズ保持筒48、接続口金13を伝わりライトガイドロッド26を加熱する。ライトガイドロッド26の術者が内視鏡本体2を保持する際に触れる部分は、防熱カバー30で覆われており、且つライトガイドロッド26と防熱カバー30との間に確保された空気層により断熱効果が増し、熱傷等を防止できる。この空気層をなしている空間は、スリット36により大気と連通しているため、この部分に熱がこもらないようになっている。
【0067】
内視鏡装置1による観察が終了したら、電源スイッチ40をOFFにし、光源ランプ5を消灯させ、バッテリ式光源3を内視鏡本体2側に押し込んで固定ピン29のロックを解除し、固定ピン29がピン溝55に沿うようにバッテリ式光源3を回動させ内視鏡本体2から取り外す。
【0068】
例えば術後、内視鏡装置1を消毒・滅菌する場合、内視鏡本体2、バッテリ式光源3、補助電源ユニット4は、それぞれ水密構造であるので、各種薬液に浸漬可能である。また、エチレンオキサイドガスによる滅菌を行う場合、バッテリ式光源3及び補助電源ユニット4はそのままの状態で行い、一方内視鏡本体2は通気口金23に図示しない大気連通口金を接続して行う。
【0069】
(効果)
以上述べた本実施の形態による主要な効果を以下に挙げる。
【0070】
バッテリ式光源8に着脱自在な補助電源ユニット4を接続できるようにし、接続時はバッテリ式光源8内の電池39と補助電源ユニット4内の補助電池61とが並列つなぎになるように構成したので、使用目的に応じて、補助電源ユニット4を外せば携帯性を維持でき、また補助電源ユニット4を接続すれば光源ランプ5の点灯時間を長くでき、多様な利用場面への対応性が向上する。
【0071】
また、観察中に配光角を変えることができるので、ある程度近点よりの観察領域をムラなく照明する場合と、より深い深度をスポット照明する場合との両方を同じ内視鏡装置1で実現することができる。また、電池残量が少なくなり、照明光量が減衰しても、照明光を視野の中央に絞り込むことで検査を続行できるだけの明るさを確保することが出来る。
【0072】
(第2の実施の形態)
図5ないし図9は本発明の第2の実施の形態に係り、図5はバッテリ式光源及び補助電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図、図6はランプホルダが点灯位置にある際のランプハウスとライトガイド口金の接続部分周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)、図7は周回溝の展開図、図8はランプホルダが消灯位置にある際のランプハウス周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)、図9はランプホルダがランプホルダ取り外し位置にある際のランプハウス周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)である。
【0073】
図5に示すように、バッテリ式光源203の内部には、光源ランプ205→電源スイッチ40→補助電源接続部207の電気接点41b→電気接点41a→電池39→光源ランプ205といった電流の流れの光源回路が構成されている。
【0074】
補助電源接続部207の電気接点41a、41bは、第1の実施の形態と略同様に、ベース部材42a、42b、スプリング43a、43b、接点片44a、44bで構成されている。
【0075】
本実施の形態では、接点片44a、44bがスプリング43a、43bの弾性力で当接する補助電源接続部207の裏面の箇所に、接点片44aと接点片44bとを電気的に接続するための導電板59が取り付けられている。これにより、補助電源ユニット4をバッテリ式光源203に接続しない状態では、光源回路の電気接点41aと電気接点41bとの間は電気的に閉じた状態となる。
【0076】
電極受け孔46a、46bの位置に対応する導電版59の箇所には、補助電源ユニット4の電極45a、45bを挿入しても接触しない程度に大きな貫通孔59a、59bが形成されている。
【0077】
補助電源接続部207及びバッテリケース208は絶縁材料で形成されている。
【0078】
本実施の形態では、補助電源ユニット4をバッテリ式光源203に接続すると、電池39と補助電池61とは直列つなぎになるようになっている。
【0079】
この時、補助電源接続部207に対し、補助電源ユニット4が必ず決まった向きに取り付けられるように、前記補助電源ユニット4と補助電源接続部207との接合面に係合部が形成されている。
【0080】
図6は、内視鏡本体2のライトガイド口金12にバッテリ式光源203を装着し、点灯状態に設定した際のバッテリ式光源203のランプハウス206周辺の構造を示している。
【0081】
ランプハウス206には、ランプホルダ63を収納する貫通孔であるランプホルダ収納部64が形成されており、ランプホルダ収納部64の後端に形成されたランプホルダ挿入口65から、光源ランプ205が取り付けられたランプホルダ63が装着されるようになっている。
【0082】
また、ランプハウス206の接続口金213内には、集光レンズ47を光源ランプ205の光軸上に保持するレンズ保持筒248が、水密を保ちつつ、固定ビス62で固定されている。
【0083】
ランプホルダ63は、コイルバネ66の弾性力に抗して前側に押し付けるようにランプホルダ挿入口65に挿入され、ランプホルダ収納部64に装着されるようになっている。
【0084】
ランプホルダ63は略円柱形状に形成されており、ランプホルダ63前端には凹部が形成されており、この凹部には内周にネジヤマが形成されたランプ装着部材67が嵌入されている。このランプ装着部材67に、光源ランプ205を着脱自在に螺合して装着するようになっている。
【0085】
ランプホルダ収納部64内周には、リフレクタ68が嵌め込まれており、このリフレクタ68後部寄り内周には、円筒形状のバネ押え部材69が螺合しており、このバネ押え部材69後端部分はランプハウス206内周に螺合し固定されている。
【0086】
バネ押え部材69の内周側には、コイルバネ66が配置されている。このコイルバネ66の前端部分は胴体部分より径が大きく形成されており、コイルバネ66の前端部分は、リフレクタ68に形成された段部とバネ押え部材69とで前後から挟み付けられ固定されている。このコイルバネ66は、ランプ装着部材67を後方側に付勢している。
【0087】
バッテリケース208には、ランプホルダ挿入口65内周側に突出するように接点ピン70が設けられている。図6に示す状態では、接点ピン70は、ランプホルダ63に形成された周回溝71に係入されている。
【0088】
ランプホルダ63の外周面にはOリング溝が形成され、このOリング溝にOリング72が取り付けられている。図6に示す状態では、Oリング72はランプホルダ挿入口65内周と圧接し、水密を保持している。
【0089】
ランプホルダ63には、光源ランプ205後端の電極に当接するためのランプ接点板73が固定ピン74でカシメ固定されている。また、この固定ピン74は、周回溝71の底部に配設したスイッチ接点板75を固定し、ランプ接点板73とスイッチ接点板75とを電気的に接続している。
【0090】
スイッチ接点板75は、図6に示す点灯状態では、バッテリケース208から突出している接点ピン70と接触しており、これにより、バッテリケース208内の電池39の一方の極と光源ランプ69とが電気的に接続されている。
【0091】
接点ピン70は、バッテリケース208内のスプリング76の弾性力でランプホルダ挿入口65側に突出するように付勢されており、スイッチ接点板75と確実に接触するようになっている。
【0092】
本実施の形態では、これらスイッチ接点板75及び接点ピン70が、光源回路の電源スイッチ40(図5参照)を構成している。
【0093】
一方、バッテリケース208内の電池39の他方の電極は、導電板77の一端に接触し、電気的に導通している。この導電板77の他端は、図6に示すようにコの字状に折り曲げられて、ランプホルダ収納部64内周でリフレクタ68に接触している。導電板77は、リフレクタ68、コイルバネ66、ランプ装着部材67を介して、光源ランプ205の側部側の電極と電気的に接続されている。
【0094】
図6(B)に示すように、ランプホルダ63の後面には、ランプホルダ63を回動させた位置つまり回動位置を知ることができる指標が印字されている。なお、図6(B)は図6(A)をランプホルダ63後方つまり紙面右方から見た図である。
【0095】
本実施の形態の例では、ランプホルダ63後面の指標「OFF」が上方に位置するときは光源ランプ205が消灯する消灯位置であることを表し、指標「ON」が上方に位置するときは光源ランプ205が点灯する点灯位置であることを表し、指標「EJECT」が上方に位置するときはランプホルダ63をランプハウス206から取り外しできるランプホルダ取り外し位置であることを表すように指標が印字されている。また、本実施の形態では、消灯位置は、ランプホルダ63をランプハウス206に取り付けることができるランプホルダ取り付け位置を兼ねている。
【0096】
図6(B)では、指標「ON」が上方を向いており、ランプホルダ63が点灯位置にあることを表している。
【0097】
また、図6(B)示す状態から反時計回りに90°の範囲は点灯範囲となっている。
【0098】
これらの指標は、「ON」、「OFF」、「EJECT」に限らず、操作者が理解できるどのような文字列でもよいし、記号や絵柄等でもよい。
【0099】
図7は周回溝71の展開図である。なお、図7で、紙面の左右方向はランプホルダ63の前後方向に対応し、紙面の上下方向はランプホルダ63の回動方向に対応している。また、図中で「点灯位置」と記されている箇所は、周回溝71のこの箇所に接点ピン70が位置する際に、この時点のランプホルダ63の回動位置が点灯位置であることを示している。「点灯範囲」、「ランプホルダ取付位置」、「消灯位置」、「ランプホルダ取外し位置」と記されている箇所についても同様である。また、図中に記されている角度は、消灯位置つまりランプホルダ取り付け位置を基準とした相対的な回動角度である。
【0100】
点灯位置から90°の範囲つまり点灯範囲では、周回溝71の底部にスイッチ接点板75が配設されており、両端は固定ピン74で固定されている。従って、周回溝71の点灯範囲に接点ピン70が位置する際には、接点ピン70がスイッチ接点板75に当接し、光源ランプ205が点灯するようになっている。
【0101】
また、点灯範囲では、周回溝71は、前後方向つまり紙面の左右方向に傾いて形成されている。従って、点灯範囲でランプホルダ63を回動させると、周回溝71と接点ピン70とからなるカム機構によって、ランプホルダ63が前後方向に移動するようになっている。
【0102】
また、点灯範囲では、操作力が加えられていない時にランプホルダ63の位置が容易に動かないように、点灯範囲における周回溝71の側壁面に接点ピン70を係止できるクリック部80が形成されている。
【0103】
ランプホルダ取り付け位置では、周回溝71の前方に接点ピン70が周回溝71外から周回溝71内へ相対的に移動する際の経路である後述するスロープ部78が形成されており、また、ランプホルダ取り外し位置では、周回溝71の前方に接点ピン70が周回溝71外へ相対的に移動するための後述するスロープ部79が形成されている。
【0104】
周回溝71のスロープ部79以外の箇所では、接点ピン70は周回溝71の段部に阻まれて、接点ピン70は周回溝71の外へ移動することができないようになっている。つまり、不用意にランプホルダ63がランプハウス206が外れないようになっている。
【0105】
図8(A)に示す状態では、ランプホルダ63の回動位置は消灯位置になっている。
【0106】
消灯位置では、図8(B)に示すように、消灯位置を表す指標「OFF」が上向きになっている。
【0107】
消灯位置では、図8(A)及び図7に示すように、接点ピン70は、スイッチ接点板75に接していないため、光源ランプ205は点灯しない。
【0108】
また、消灯位置は、ランプホルダ63をランプハウス206に取り付けるためのランプホルダ取り付け位置を兼ねている。
【0109】
ランプホルダ63外周前端側の一部には、前端側程徐々にランプホルダ63外径が細くなるように切り欠かれたスロープ部78が形成されている。
【0110】
図8(A)に示すように、ランプホルダ63が消灯位置ある時には、スロープ部78は、下側つまり接点ピン70のある側を向くように配置されている。
【0111】
ランプホルダ63をランプハウス206に装着する際、ランプホルダ63を消灯位置にしてランプホルダ挿入口65後方から前方へ押し込むと、ランプホルダ63はコイルバネ66の弾性力を受けながら挿入されていく。この時、スプリング76でランプホルダ63に向けて付勢された接点ピン70は、スロープ部78に押し当てられているので、ランプホルダ63は滑らかに前方へ挿入されていく。スロープ部78を接点ピン70のある側に向けないでランプホルダ63を挿入しようとすると、接点ピン70の側方にランプホルダ63の前端部分が引っかかり、ランプホルダ63を挿入することができない。
【0112】
接点ピン70がスロープ部78に接している状態から更にランプホルダ63を前方に押し込むと、接点ピン70はスロープ部78を乗り越え、スロープ部78より後方に形成されている周回溝71に係入され、接点ピン70はスロープ部78を逆行できないのでランプホルダ63はランプハウス206に係止され、図8(A)に示すようなランプホルダ63がランプハウス206に装着された状態となる。
【0113】
ランプホルダ63をランプホルダ取り付け位置つまり消灯位置から反時計回りに90°回動させると点灯位置となり、また、時計回りに90°回動させた場合には後述するランプホルダ取り外し位置となる。
【0114】
図9(A)に示す状態では、ランプホルダ63の回動位置はランプホルダ取り外し位置になっている。
【0115】
ランプホルダ取り外し位置では、図9(B)に示すように、ランプホルダ取り外し位置を表す指標「EJECT」が上向きになっている。
【0116】
ランプホルダ取り外し位置では、図9(A)及び図7に示すように、接点ピン70は、スイッチ接点板75に接していないため、光源ランプ205は点灯しない。
【0117】
図9(A)に示すように、ピン70が当接する周回溝71の箇所の前壁には、前方程徐々にランプホルダ63の径が大きくなるような切り欠きであるスロープ部79が形成されている。このスロープ部79が形成されているので、ピン70の前方側は係止が解除された状態となり、ピン70に妨げられずに、ランプホルダ63を後方に移動させることができるようになっており、ピン70がスロープ部79を乗り越えるまでランプホルダ63を後方へ引き抜くと、ランプホルダ63をランプハウス206から取り外すことができるようになっている。
【0118】
(作用)
以下、使用手順等の説明を通して作用を説明する。
【0119】
光源ランプ205の光量が不足する場合、第1の実施の形態と同様の要領で、補助電源ユニット4をバッテリ式光源203の補助電源接続部207に接続・固定する。
【0120】
この時、導電板59の貫通孔59a、59bは、電極受け孔46a、46bの径よりも大きいため、補助電源ユニット4の電極45a、45bが導電板59に接触することはない。また、補助電源接続部207及びバッテリケース208は絶縁部材から構成されているので、補助電源ユニット4がショートすることはない。
【0121】
また、この時、補助電源接続部207と補助電源ユニット4は一義的に取り付け向きが決まるような接続部形状をしており、プラスとマイナスの極性を誤つて接続することはない。
【0122】
補助電源ユニット4がバッテリ式光源203に接続されると、電池39と補助電池61が直列つなぎになった光源回路が構成される。電源電圧が増えるので、予め光源ランプ205は電圧変化に対応できるものか、或いは電池39のみの場合より高い定格電圧の光源ランプを用いる。これにより、光源ランプ205を点灯させると高輝度の照明光を得ることができる。
【0123】
内視鏡検査を行う場合、図8に示す消灯位置のランプホルダ63を反時計回りに90゜回動させて、つまり図6に示す点灯位置までランプホルダ63を回動させると、光源ランプ205が点灯する。
【0124】
ここで、観察部位や目的に応じて照明光の配光角を変化させる場合、図6に示すランプホルダ63の回動位置から反時計回りに90°の範囲で引き続き回動させる。
【0125】
すると、周回溝71のピッチ分、光軸方向に光源ランプ205が移動する。内視鏡の光入射端面25と集光レンズ47及びリフレクタ68の位置は固定されたままの状態で、光源ランプ205のみが光軸方向に前後移動するため、光入射端25に入射する光の角度が変化する。この時、ライトガイドファイバの特性として、入射した光の角度と同じ角度で出射するので、照明光の配光角が変化することになる。
【0126】
(効果)
以上の述べた本実施の形態によれば、第1の実施の形態で述べた効果の他に、以下に挙げる効果が得られる。
【0127】
バッテリ式光源203に補助電源ユニット4を接続すると、バッテリ式光源203内の電池39と補助電源ユニット4内の補助電池61が直列つなぎになるように構成したため、光源ランプ205に印可される電圧が増加させることができ、バッテリ式光源203単独の場合よりも大きな光量の照明光を得ることが可能となる。従って、使用目的に合わせて、携帯性と光量増加とのいずれかを選択することができ、内視鏡装置1の適用場面を広げることができる。
【0128】
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した電池39と補助電池61とを並列接続した光源回路と、第2の実施の形態で説明した電池39と補助電池61とを直列接続した光源回路を1台のバッテリ式光源で切り替え可能な回路構成にする。
【0129】
本実施の形態によれば、使用目的に合わせて、携帯性、電源持続時間の増加、光量の増加のいずれかを選択することができ、適用場面が広がる。
【0130】
(第4の実施の形態)
図10ないし図12は本発明の第4の実施の形態に係り、図10は内視鏡装置の全体構成を説明する説明図、図11は内視鏡本体及び電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図、図12は内視鏡本体及び電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図である。
【0131】
なお、本実施の形態で説明しない部位の構成や作用は、第1の実施の形態で説明した構成や作用と同様である。
【0132】
図10に示すように、内視鏡装置301は、内視鏡本体302、電源ユニット303から主に構成される。
【0133】
内視鏡本体302の操作部310下方内部には、光源ランプ305が配設されている。
【0134】
光源ランプ305は、電源スイッチ86を有するランプホルダ363に通電可能に螺合しており、ランプホルダ363は水密を保ちつつ操作部310に着脱可能となっている。
【0135】
電源スイッチ86は、ランプホルダ363を回動操作することで、開閉の状態を切り替えるようになっている。
【0136】
電源ユニット303には、電池87が収納されており、内視鏡本体302に着脱自在な接続ジャック88を介して電源を供給するようになっている。
【0137】
また、操作部310下方には、補助電池82を内視鏡本体302内部に水密を保ちつつ収納する補助電池収納部83が設けられている。
【0138】
図11に示すように、光源ランプ305の光軸上には、集光レンズ347が操作部310内の図示しないレンズ枠に固定されて配設されており、集光レンズ347の焦点位置に光入射端面325が配置されるようにライトガイドファイバ324が配設されている。
【0139】
電源ユニット303を内視鏡本体302に装着していない図11に示す状態では、内視鏡本体302内には、補助電池82→光源ランプ305→電源スイッチ86→電気接点84b→電気接点84c→補助電池82という電流の流れの光源回路が構成されている。
【0140】
これにより、電源ユニット303が装着されている状態でも、光源ランプ305から照明光を発することができるようになっている。
【0141】
電気接点84bは、弾性板バネ部材で形成されており、電気接点84cのある方向に弾性力が生じるようになっている。これにより、電気接点84bに外力が及ぼされない状態では、電気接点84cが電気接点84bに当接するようになっている。
【0142】
一方、電源ユニット303の接続ジャック88には、電池87のプラス極及びマイナス極とそれぞれ電気的に接続された電気接点89a、89bが配設されている。電気接点89a、89bの間には、絶縁ベース90が配設されている。
【0143】
また、内視鏡本体302には、接続ジャック88を着脱自在に接続できる電源ユニット接続部85が配設されており、電源ユニット接続部85に配設された電気接点84a、84bは、接続ジャック88の電気接点89a、89bとそれぞれ電気的に接続できるようになっている。
【0144】
電気接点84a、84b、84c、89a、89bは、いずれも電気抵抗の小さい部材で形成されている。
【0145】
また、電池87と補助電池82とは同じ電圧のものを用いる。
【0146】
図12に示すように、電源ユニット接続部85に接続ジャック88を接続すると、円筒形状の電気接点89aの中空部分に電気接点84aが差し込まれ、電気接点89aと電気接点84aとは電気的導通状態になり、また電気接点89aより径の大きい円筒形状の電気接点89bの外周面に電気接点84bがバネ弾性により当接し、電気接点89bと電気接点84bとは電気的導通状態になる。
【0147】
この時、電気接点84bは電気接点89bにより電気接点84cから遠ざかる方向へ曲げられ、電気接点84bと電気接点84cとは電気的に開いた状態となる。
【0148】
この状態では、補助電池82を含む光源回路は開いた状態となり、電池87→電気接点89a→電気接点84a→光源ランプ305→電源スイッチ86→電気接点84b→電気接点89b→電池87という電流の流れの光源回路が構成される。
【0149】
また、図示しないが、電気接点84b、89bの接触部において、電気接点89bの外側面に平面部を形成し、この平面部に係合する凹部を電気接点84bの対向する箇所に形成することで、接続された電源ユニット303が操作部310に対して回動したり、外れたりすることを防止できる。
【0150】
(作用)
以下、使用手順等の説明を通して作用を説明する。
【0151】
光源ランプ305を取り付けたランプホルダ363を操作部310下方のランプ取付け部に装着する。
【0152】
そして、補助電池82を補助電池収納部83に装填する。
【0153】
続いて、電池87を装填した電源ユニット303の接続ジャック88を操作部310の電源ユニット接続部85に差し込み、連結させる。
【0154】
ランプホルダ363をON位置まで回動させ、電源ユニット303からの電流が接続ジャック88、電源ユニット接続部85を介して光源ランプ305に供給され、光源ランプ305が点灯する。
【0155】
この時、操作部310内の補助電池82は、電源ユニット接続部85の電気接点84b、84cが離間しているため、光源ランプ305に電流を供給しない。
【0156】
光源ランプ305からの出射光は集光レンズ347により光入射端面325に集光し、ライトガイドファイバ324で伝送された光は光出射端面から前方に出射され患部等を照明する。
【0157】
観察時間が長くなり、電源ユニット303内の電池87が減衰し、観察に支障が出る程照明光が暗くなってしまつた場合、先ず電源ユニット303を操作部310から抜き取る。
【0158】
すると、電源ユニット303から電流供給されなくなるとともに、瞬時に電源ユニット接続部85の電気接点84bの弾性変形が戻って電気接点84cと接触する。
【0159】
すると、操作部310内に予め装填した補助電池82を電源とした光源回路に切り替わり、補助電池82からの電流が光源ランプ305に供給される。
【0160】
引き続き検査が長引く場合は、先程取り外した電源ユニット303内の電池87を新しいものと交換し、補助電池82の減衰の具合を見て、再度電源ユニット303を操作部310の電源ユニット接続部85に差し込む。
【0161】
すると、電源ユニット303から光源ランプ305に電流が供給される。
【0162】
内視鏡による観察が終了したら、ランプホルダ363をOFF位置まで回動させ、光源ランプ305を消灯させる。
【0163】
(効果)
本実施の形態によれば、次に挙げる効果を得ることができる。
【0164】
内視鏡本体302内に補助電池82を設け、通常使用する電池87が切れた場合瞬時に補助電池82に切り替えられる構成にしたので、予定以上に検査時間が長引いた場合でも、電源ユニット303を内視鏡本体302から引き抜くだけの容易な操作で、消灯することなく、補助電池82を使用して照明光を維持することができる。
【0165】
また、電源ユニット303の電池87を新しいものに交換し、電源ユニット303を内視鏡本体302に容易な操作で接続することで、消灯することなく、電池87を使用して照明光を維持することができる。
【0166】
また、消灯することなく電池87を交換することができるので、電池87を大型化しなくても長時間照明光を維持することができる。
【0167】
同様に、消灯することなく補助電池82を交換することができるので、補助電池82を小型化でき、操作部の大型化を防ぐことができる。
【0168】
なお、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0169】
例えば、第2の実施の形態で、ランプホルダ63を回動操作する際の時計回り方向と反時計回り方向を逆にしてもよい。
【0170】
また、例えば、第2の実施の形態で、指標をランプホルダ63後面に表示せずに、ランプホルダ63後面周囲のランプハウス206に表示してもよい。
【0171】
[付記]
(付記項1)
照明光を発光するランプ等の発光手段と、
前記発光手段で発した照明光を導光するライトガイドファイバと、
前記発光手段に電流を供給する電源手段と、
を有する内視鏡装置であって、
前記電源手段に電気的に接続可能な前記電源手段とは別の補助電源手段
を具備したこと特徴とする内視鏡装置。
【0172】
(付記項2)
前記電源手段は乾電池或いは充電池からなり、
前記補助電源手段は乾電池或いは充電池からなり、
前記電源手段と前記補助電源手段とは並列接続されること、
を特徴とする付記項1の内視鏡装置。
【0173】
(付記項3)
前記電源手段は乾電池或いは充電池からなり、
前記補助電源手段は乾電池或いは充電池からなり、
前記電源手段と前記補助電源手段とは直列接続されること、
を特徴とする付記項1の内視鏡装置。
【0174】
(付記項4)
前記電源手段と前記補助電源手段との電気的接続を並列接続及び直列接続に切り替える手段、
具備したことを特徴とする付記項1の内視鏡装置。
【0175】
(付記項5)
照明光を発する光源ランプ等の光源手段と、
前記光源手段に電流を供給する内視鏡装置の操作部に着脱自在の電源手段と、
を有する内視鏡装置において、
前記操作部に、前記電源手段を前記操作部から取り外した際に前記電源手段に代わって前記光源手段に電流を供給する補助電源手段、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
【0176】
(付記項6)
前記電源手段は乾電池或いは充電池からなり、
前記補助電源手段は乾電池或いは充電池からなること、
を特徴とする付記項5の内視鏡装置。
【0177】
(付記項7)
照明光を発する光源ランプ等の光源手段と、
前記光源手段から発せられた前記照明光を光入射端から入射し導光するライトガイドファイバと、
前記光源手段に電流を供給する電源手段と、
を有する内視鏡装置において、
前記光源手段から前記ライトガイドファイバの光入射端ヘ入射する照明光の入射角を変化させる光入射角可変手段、
を具備したことを特徴とする内視鏡装置。
【0178】
(付記項8)
前記光入射角可変手段を前記ライトガイドファイバと前記光源ランプとの間に配置したこと、
を特徴とする付記項7の内視鏡装置。
【0179】
(付記項9)
前記光入射角可変手段は、前記ライトガイドファイバと前記光源ランプとの間に配設された集光レンズの前後位置を移動させる手段により構成されること、
を特徴とする付記項8の内視鏡装置。
【0180】
(付記項10)
前記光入射角可変手段は、前記光源ランプと前記ライトガイドファイバの光入射端の位置を固定する部材との相対的な前後位置を変更する手段により構成されること、
を特徴とする付記項7の内視鏡装置。
【0181】
(付記項7ないし付記項10に係る従来の技術)
特願平8−204924号に記載のバッテリ式光源は、光源ランプの出射光を集光レンズを用いて内視鏡のライトガイドファイバ入射端に集光させている。ランプ、集光レンズ、ライトガイドファイバ入射端の位置関係は、内視鏡先端からの照明光が観察視野範囲をムラなく照明できるよう計算された位置に一義的に位置決めされている。
【0182】
(付記項5ないし付記項6の発明が解決しようとする課題)
従来、電源交換の間は、照明光が全く得られない状態になるため、内視鏡検査を一時中断しつまり一端患者から内視鏡装置を引き抜き、交換作業を行っていた。
【0183】
付記項5ないし付記項6の発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バッテリ式光源の電源が切れても、それに代わって瞬時に光源ランプに電源を供給することのできる内視鏡装置を提供することを課題とする。
【0184】
(付記項7ないし付記項10の発明が解決しようとする課題)
従来のバッテリ式光源は内視鏡の視野範囲を一様にムラ無く照明する様設計されているが、光量調整機構が無いため、深部の観察には光量が不足することがある。また、内視鏡検査中、電源残量低下とともに光量が減衰し、視野の確保が難しくなることがある。
【0185】
付記項7ないし付記項10の発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡本体のライトガイドファイバに入射する照明光の入射角度を調整可能とし、術中、その場の状況に応じた観察照明(配光角・明るさ)に調整することのできる内視鏡装置を提供することを課題とする。
【0186】
(付記項5ないし付記項6に係る課題を解決するための手段の補足)
照明光を導光するためのライトガイドファイバと、前記ライトガイドファイバの入射端に光を供給する光源ランプと、内視鏡操作部に着脱自在で前記光源ランプを点灯させるための電源とを操作部に設けた内視鏡において、前記電源を前記内視鏡の操作部から取り外したとき、前記電源にかわって光源ランプに電力を供給する補助電源手段を内視鏡操作部に設けることにより、使用中に主電源のバッテリ切れを起こしても検査を中断させることなく、瞬時に補助電源に切り替えて検査を続行することができる。
【0187】
(付記項7ないし付記項10に係る課題を解決するための手段の補足)
照明光を導光するためのライトガイドファイバと、前記ライトガイドファイバの光入射端に光を供給する照明ランプと、前記照明ランプを点灯させるための電源を操作部に設けた内視鏡において、前記ライトガイドファイバへ入射する照明光の角度を変える光入射角度可変手段を設けることにより、内視鏡先端からの出射光の配光角度を適宜調整することができ、その場の状況に応じた観察照明光を得ることが可能となる。
【0188】
(付記項5ないし付記項6に係る効果の補足)
操作部に補助電源手段を設け、主の電源手段が切れた場合、瞬時に補助電源手段に切り替えられる構成にしたため、主の電源手段が切れた場合でも電源の交換作業のために検査を中断しなくて済む。また、主電源を内視鏡操作部から取り外すだけで電源の切換が瞬時に行われるため、検査時の時間ロスは全くない。
【0189】
(付記項7ないし付記項10に係る効果の補足)
ライトガイドファイバに入射する照明光の入射角を可変としたため、状況に応じて容易に観察照明の配光角を変えることができる。また、視野中心をスポット的に照明することが可能となり、従来照明光が届かなかった深部の視野確保が確実に行えるとともに、電源残量低下時においても視野の確保が可能となる。
【0190】
【発明の効果】
照明光を発光するランプ等の発光手段と、
前記発光手段で発した照明光を導光するライトガイドファイバと、
前記発光手段に電流を供給する電源手段と、
を有する内視鏡装置であって、
前記電源手段に電気的に接続可能な前記電源手段とは別の補助電源手段
を具備したことによって、
携帯性を確保しつつ、通常より長時間観察する利用場面や通常より大きい光量の照明で観察する利用場面といった多様な利用場面への対応性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を説明する説明図
【図2】バッテリ式光源及び補助電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図
【図3】ライトガイド口金及びバッテリ式光源の接続部分等の構造を説明する説明図((A)はライトガイド口金側の構造、(B)はバッテリ式光源側の構造、(C)は(B)のB−B面を示す図、(D)は(B)のA方向からの矢視図)
【図4】ライトガイド口金及びバッテリ式光源を接続した際の構造を説明する説明図
【図5】図5ないし図9は本発明の第2の実施の形態に係り、図5はバッテリ式光源及び補助電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図
【図6】ランプホルダが点灯位置にある際のランプハウスとライトガイド口金の接続部分周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)
【図7】周回溝の展開図
【図8】ランプホルダが消灯位置にある際のランプハウス周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)
【図9】ランプホルダが取り外し位置にある際のランプハウス周辺の構造を説明する説明図((A)は断面図、(B)はランプホルダ後面を示す図)
【図10】図10ないし図12は本発明の第4の実施の形態に係り、図10は内視鏡装置の全体構成を説明する説明図
【図11】内視鏡本体及び電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図
【図12】内視鏡本体及び電源ユニットの接続部分等の構造を説明する説明図
【符号の説明】
1…内視鏡装置
2…内視鏡本体
3…バッテリ式光源
4…補助電源ユニット
5…光源ランプ
6…ランプハウス
7…補助電源接続部
8…バッテリハウス
9…挿入部
10…操作部
11…接眼部
12…ライトガイド口金
13…接続口金
14…先端部
15…湾曲部
16…可撓部
17…把持部
18…湾曲操作レバー
19…吸引ボタン
20…吸引口金
21…鉗子挿入口
22…鉗子栓
23…通気口金
24…ライトガイドファイバ
25…光入射端面
26…ライトガイドロッド
27…カバーガラス
28…ネジ部
29…固定ピン
30…防熱カバー
31…指標
32…バネ
33…ワッシャ
34…摺動規制段部
35…くびれ部
36…スリット
37…固定ダイヤル
38…固定ネジ
39…電池
40…スイッチ
41…電気接点
42…ベース部材
43…スプリング
44…接点片
45…電極
46…電極受け孔
47…集光レンズ
48…レンズ保持筒
49…水密リング
50…カム溝
51…配光角調整ダイヤル
52…カムピン
53…スリット
54…プレート
55…ピン溝
57…溝部
58…回動規制ピン
59…導電板
59a、59b…貫通孔
61…補助電池
62…固定ビス
63…ランプホルダ
64…ランプホルダ収納部
65…ランプホルダ挿入口
66…コイルバネ
67…ランプ装着部材
68…リフレクタ
69…バネ押え部材
70…接点ピン
71…周回溝
72…Oリング
73…ランプ接点板
74…固定ピン
75…スイッチ接点板
76…スプリング
77…導電板
78…スロープ部
79…スロープ部
80…クリック部
81…ストッパ
82…補助電池
83…補助電池収納部
84a、b、c…電気接点
85…電源ユニット接続部
86…電源スイッチ
87…電池
88…接続ジャック
89a、b…電気接点
90…絶縁ベース
205…光源ランプ
206…ランプハウス
213…接続口金
301…内視鏡装置
302…内視鏡本体
303…電源ユニット
305…光源ランプ
310…操作部
324…ライトガイドファイバ
325…光入射端面
347…集光レンズ
363…ランプホルダ

Claims (1)

  1. 照明光を発光する発光手段と、
    前記発光手段に電流を供給可能であるとともに、内視鏡本体に内蔵された第1の電源手段と、
    前記内視鏡本体に着脱可能であ、前記発光手段に電流を供給可能であり、前記第1の電源手段とは別体であるとともに、円筒形状の外周部を具備する第1の電気接点と、該第1の電気接点の中心部において中空部分を形成した円筒形状を具備する第2の電気接点と、が設けられた第2の電源手段と、
    前記内視鏡本体に前記第2の電源手段が接続されている場合に、前記第1の電源手段と前記発光手段との電気的接続を遮断し、かつ、前記第2の電源手段と前記発光手段とを電気的に接続する接続手段と、
    を具備し
    前記接続手段は、
    前記第2の電気接点の前記中空部分に対して差し込み可能なピン形状の第1の接点部材と、
    前記第1の接点部材が前記中空部分へ差し込まれた際に前記第1の電気接点と当接するように付勢されたバネ状の第2の接点部材と、
    前記第2の接点部材に当接する第3の接点部材と、
    を有し、
    前記第2の接点部材は、前記第1の接点部材が前記中空部分に差し込まれていない場合においては、自身の少なくとも一部と前記第1の接点部材の中心軸との間隔が前記第1の電気接点の円筒の半径に比べて小さくなるような位置に配設され、かつ、自身に付された弾性力により前記第3の接点部材と当接し、前記第1の接点部材が前記中空部分に差し込まれた場合においては、自身に付された弾性力に抗して前記外周部の外側へ向かって移動することにより、前記第3の接点部材から離間することを特徴とする内視鏡装置。
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