JP2000171725A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2000171725A
JP2000171725A JP10344662A JP34466298A JP2000171725A JP 2000171725 A JP2000171725 A JP 2000171725A JP 10344662 A JP10344662 A JP 10344662A JP 34466298 A JP34466298 A JP 34466298A JP 2000171725 A JP2000171725 A JP 2000171725A
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battery
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illumination lamp
endoscope
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Tomoya Kitano
智哉 北野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡観察状態において使用者の好みに合わせ
て観察部位を照射する照明光の明るさを調節することの
可能な内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】バッテリ型光源5に内蔵されている照明ラ
ンプ31は電池65からの電力によって点灯する。この
バッテリ型光源5の電気回路は、照明ランプ31、この
照明ランプ31の電源である電池65、照明ランプ31
にかかる電圧を調整して照明ランプ31の出射光量及び
消費電力を変化させる可変抵抗33と、電池65と可変
抵抗33とを結ぶ導通路の間に配設した電源スイッチ6
6とにより構成されている。バッテリ型光源5内に内蔵
されている可変抵抗33の抵抗値は、ランプ収納部22
の基端側に回動自在に設けた光量調節ダイヤル24を回
動操作することによって、抵抗値を自在に変化させて出
射光量の調節を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の光源装置
として、内視鏡に着脱自在な小型のバッテリ型光源を使
用する内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡に着脱自在なバッテリ型
光源を備えた内視鏡装置は携帯性に優れており、大きな
光源装置を運び込むことが困難な、緊急時の処置や、ベ
ッドサイドでの処置で優れた効果を発揮する。
【0003】例えば、本出願人は特願平9−25377
0号にバッテリ型光源の点灯状態及び消灯状態を、外観
から一見して識別することの可能な内視鏡装置を提供す
るため、照明光を導光するライトガイドファイバを有す
る内視鏡と、この内視鏡に着脱自在で、前記ライトガイ
ドファイバの光入射端部に照明光を供給するランプを有
するバッテリ型光源とを備える内視鏡装置において、バ
ッテリ型光源に設けられているランプの点灯及び消灯
を、内視鏡とバッテリ型光源との接続状態における相対
位置を変化させることによって行う内視鏡装置を提案し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
願平9−253770号に提案された内視鏡装置では、
バッテリ型光源のランプから内視鏡のライトガイドファ
イバに供給される照明光の光量の調節を行えないため、
照明光が明るすぎてハレーションを起こして観察に支障
を来したり、TVカメラを接続したとき明るさが不足し
て撮影に支障を来す等のおそれがあった。
【0005】また、バッテリ型光源を用いる内視鏡装置
では内視鏡使用状態において、内視鏡観察状態であるか
否かに関わらずランプを点灯させていたので、バッテリ
の消耗の要因になっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡観察状態において観察部位を照射する照明
光の明るさを使用者の好みに合わせて調節することの可
能な内視鏡装置を提供することを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡装置は、
照明光を導光するライトガイドファイバを有する内視鏡
と、前記内視鏡に着脱自在で、前記ライトガイドファイ
バの光入射端に照明光を供給する照明ランプを有するバ
ッテリ型光源とを具備する内視鏡装置において、前記照
明ランプから前記ライトガイドファイバの光入射端に供
給される照明光の光量を調節する光量調整手段を有して
いる。
【0008】この構成によれば、使用者が適宜、光量調
整手段を操作することによって、観察部位を照らす照明
光の明るさを所望の明るさに調節することが可能にな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡装置の1構成例を示す図、
図2はバッテリ型光源と内視鏡との接続部を示す外観
図、図3はバッテリ型光源に形成した電気回路の構成を
説明する図である。
【0010】図1に示すように内視鏡装置は、可撓性を
有する細長な挿入部2、この挿入部2の基端側に配設さ
れた操作部3、この操作部3の基端に設けられた接眼部
4を有する内視鏡1と、前記操作部3に着脱自在に接続
され、照明ランプ及びこの照明ランプに電源を供給する
例えば乾電池又は蓄電池などの電池を内蔵した小型光源
装置であるバッテリ型光源5とで構成されている。
【0011】前記挿入部2は、先端側から順に硬質で先
端面に図示しない照明窓や観察窓等を設けた先端構成部
6と、この先端構成部6の基端に連設して湾曲自在な湾
曲部7と、この湾曲部7の基端に連設する可撓性を有す
る可撓管部8とで構成されている。
【0012】前記操作部3には図示しない湾曲ノブが配
設されており、この湾曲ノブを回動操作することによっ
て前記湾曲部7を所望の方向に湾曲させられる構成にな
っている。
【0013】前記挿入部2の中には観察窓を介してとら
えた観察像を接眼部4まで伝送するイメージガイドファ
イバ(不図示)及び前記バッテリ型光源5で発生させた
照明光を伝送するライトガイドファイバ(不図示)が挿
通配置されている。
【0014】前記イメージガイドファイバの先端部分
は、図示しない観察窓を含む対物光学系とともに前記先
端構成部6に固定されている。そして、このイメージガ
イドファイバの基端部分は前記接眼部4に内蔵されてい
る接眼レンズ(不図示)の結像位置に固定配置されてい
る。
【0015】一方、前記ライトガイドファイバの先端部
分は図示しない照明窓に臨まれて前記先端構成部6に固
定されている。そして、このライトガイドファイバの基
端部分は操作部3の側部に設けた前記バッテリ型光源5
との連結部10(図2参照)内の所定位置に固定配置さ
れている。
【0016】なお、前記挿入部2内には内視鏡用処置具
を挿通させることによって処置用チャンネルとしても使
用される図示しない吸引チャンネルが設けられ、この吸
引チャンネルの先端開口が前記先端構成部6の先端面に
形成されている。
【0017】そして、図2に示すように前記連結部10
には前記バッテリ型光源5を所定の位置に位置決めする
ためのピン受け11を備えたライトガイド口金12が突
設している。このライトガイド口金12の外周面には、
雄ネジ部13が設けられている。
【0018】一方、前記バッテリ型光源5は、前記内視
鏡1の連結部10に着脱自在な取付け部21と、後述す
る照明ランプ(図3符号31)を収納するランプ収納部
22と、前記照明ランプに電源を供給する後述する電池
(図3符号32)を収納する電池収納部23とで構成さ
れている。
【0019】前記取付け部21は、前記ライトガイド口
金12に係入配置される取付け部本体25と、この取付
け部本体25に回動自在で、内周面に前記雄ネジ部13
に螺合する雌ネジ部26を設けた取付け環27と、前記
取付け部21の外周面の特定位置に記した位置決め用の
目印となる指標28と、前記ピン受け11に係入する位
置決めピン29とが設けられている。
【0020】図3に示すように本実施形態のバッテリ型
光源5に内蔵されている照明ランプ31は電源である電
池32からの電力によって点灯するようになっている。
そして、このバッテリ型光源5の電気回路を、前記照明
ランプ31と、この照明ランプ31の電源となる1つ又
は複数の電池32と、前記照明ランプ31にかかる電圧
を調整することによって照明ランプ31の出射光量及び
消費電力を変化させる光量調整手段である可変抵抗33
と、前記電池32と前記可変抵抗33とを結ぶ導通路の
間に配設した電源スイッチ34とで構成している。
【0021】前記バッテリ型光源5内に内蔵されている
可変抵抗33の抵抗値は、例えば前記図2に示すランプ
収納部22の基端側に回動自在に設けた光量調節ダイヤ
ル24を回動操作することによって変化する。このた
め、使用者が光量調節ダイヤル24を回動操作すること
により、照明ランプ31の出射光量を変化させて、観察
部位を照らす照明光の明るさを所望の明るさに調節する
ことができるようになっている。
【0022】上述のように構成した内視鏡装置の作用を
説明する。まず、指標28を目安にして操作部3の連結
部10に対するバッテリ型光源5の相対的な位置合わせ
を行い、取付け部21に配設されている位置決めピン2
9を連結部10のピン受け11に係入する。この後、ラ
イトガイド口金12に設けられている雄ネジ部13に取
り付け環27の雌ネジ部26を螺合して、操作部3にバ
ッテリ型光源5を一体的に固定配置する。
【0023】次に、電源スイッチ34をオン状態になる
ように操作する。すると、前記図3に示した電気回路が
通電状態になって照明ランプ31が点灯する。このとき
の照明ランプ31からの出射光量は、前記照明ランプ3
1にかかる電圧値によって決まるので、使用者は光量調
節ダイヤル24を適宜回動操作する。このことによっ
て、可変抵抗33の抵抗値の変化に伴って、前記照明ラ
ンプ31からの出射光量が変化する。
【0024】そして、前記照明ランプ31から出射され
た照明光は、ライトガイドファイバの光入射端に供給さ
れ、ライトガイドファイバを伝送されて前記先端構成部
6の照明窓から観察部位に向かって出射される。このと
き、観察部位を照らす照明光の明るさが光量調節ダイヤ
ル24の操作に対応して使用者の所望する明るさに変化
する。
【0025】また、内視鏡装置使用状態において、内視
鏡観察状態でないとき等には前記光量調節ダイヤル24
を回動操作して照明ランプ31のランプ光量を絞ってお
く。このことにより、照明ランプ31の消費電力を最小
にしてバッテリの消耗を防止する。
【0026】このように、バッテリ型光源を内視鏡の操
作部に一体的に固定配置した状態で電源スイッチをON
状態にした後、使用者が光量調節ダイヤルを操作して可
変抵抗の抵抗値を変えることによって、照明ランプにか
かる電圧値が抵抗値に対応して変化して、照明ランプか
らライトガイドファイバの光入射端に供給される照明光
の光量を調整して、観察部位を照らす照明光の明るさを
使用者の所望する明るさに設定することができる。
【0027】また、内視鏡観察中、それほど明るい光量
が必要でなくなったとき等、光量調節ダイヤルを操作し
てランプ光量を絞っておくことによって、照明ランプの
消費電力を少なくして節電することにより、電池の寿命
を延ばすことができる。
【0028】なお、前記可変抵抗33の抵抗値を変化さ
せる機構としては、前記ランプ収納部22の基端部に回
動自在に設けた光量調節ダイヤル24に限定されるもの
ではなく、図4に示すように例えは電池収納部23の側
面部に矢印に示すように直線的に可動自在な光量調節レ
バー30を設けるようにしてもよい。このことによっ
て、同様の作用及び効果を得られる。
【0029】図5は本発明の第2実施形態に係る内視鏡
装置の別の構成例を説明する図である。図に示すように
本実施形態のバッテリ型光源5には光量調整手段として
第1フィラメント51及び第2フィラメント52の2つ
のフィラメントを内蔵した照明ランプ50を内蔵してい
る。そして、それぞれのフィラメント51,52に電源
を供給する電池53,54及び回路の開閉を行うスイッ
チ55,56を設けている。
【0030】つまり、このバッテリ型光源5の電気回路
を、前記第1フィラメント51、第1電池53、第1ス
イッチ55で構成した第1回路57と、前記第2フィラ
メント52、第2電池54、第2スイッチ56で構成し
た第2回路58との2つの独立した回路で構成してい
る。
【0031】このことにより、それぞれの回路に設けた
スイッチ55,56を使用者が適宜選択操作することに
より、一方の回路又は両方の回路を通電状態にして、一
方又は両方のフィラメント51,52によって照明ラン
プ50を選択的に点灯させて出射光量を調整できるよう
になっている。その他の構成は前記第1実施形態と同様
であり同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0032】このように、1つのランプに2つのフィラ
メントを設け、それぞれのフィラメントをそれぞれ独立
した回路を用いて、一方又は両方点灯させる構成にした
ことにより、簡単な手元操作で照明ランプからライトガ
イドファイバの光入射端に供給される照明光の光量を調
整して、観察部位を照らす照明光の明るさを切り換え設
定することができる。このことによって、内視鏡検査に
応じて光量を変化させて効率の良い検査、観察及び処置
を行える。
【0033】また、1つのランプに設けた2つのフィラ
メントをそれぞれ独立した回路を用いて点灯させる際、
2つの回路のうち一方の回路を例えば通常使用の電気回
路として設定しておくことにより、万一使用中に一方の
回路のフィラメントが切れた場合や一方の回路の電池が
消耗してしまった場合に、ランプ点灯回路を前記一方の
回路から他方の回路に切り換えてランプを点灯させるこ
とができる。このことによって、フィラメント切れや電
池が消耗した場合でもランプ交換や電池交換を行うこと
なく内視鏡検査を引き続き行える。
【0034】なお、少なくとも一方の回路に、前記第1
実施形態で示した可変抵抗及び光量調節ダイヤル又は光
量調節レバーを設けて、観察部位を照らす照明光の明る
さを切り換え設定できるようにしてもよい。
【0035】図6は本発明の第3実施形態に係る内視鏡
装置のまた別の構成例を説明する図である。図に示すよ
うに本実施形態の内視鏡装置は、前記接眼部4には内視
鏡でとらえた光学像を画像信号に変換する例えばCCD
を内蔵したカメラヘッド41が着脱自在に取りつけられ
るようになっており、このカメラヘッド41にはカメラ
ケーブル42を介して前記画像信号を映像信号に生成す
る処理回路及び光量調整手段となる自動調光機能を備え
たカメラコントロールユニット(以下CCUと略記す
る)43が接続されている。そして、このCCU43で
生成された映像信号をモニタ45に出力することによ
り、このモニタ45の画面46上に内視鏡画像が表示さ
れるようになっている。なお、CCU43にはACアウ
トレット44を介して例えば家庭用電源から電力を供給
されるようになっている。
【0036】一方、本実施形態の前記内視鏡1の操作部
3に着脱自在なバッテリ型光源5には光量調整手段であ
る第1フィラメント61と第2フィラメント62とを内
蔵した照明ランプ60が設けられ、このバッテリ型光源
5の電気回路を、前記第1フィラメント61を備えた第
1回路63と、前記第2フィラメント62を備えた第2
回路64との2つの独立した回路で構成している。
【0037】前記第1回路63は、第1フィラメント6
1と、電源となる電池65と、電源スイッチ66とで構
成されている。一方、前記第2回路64は、バッテリ型
光源5を操作部3に一体的に接続するとともに、前記カ
メラヘッド41を接眼部4に配置した状態で構成される
ようになっており、このカメラヘッド41から延出する
カメラケーブル42が電気接点67を介して電気的に導
通することにより、CCU43と第2フィラメント62
とで構成される。
【0038】このことにより、内視鏡1の接眼部4にカ
メラヘッド41を取り付けていない状態のとき、前記照
明ランプ60は、電源スイッチ66をON状態にしたと
き、第1フィラメント61が通電状態になって点灯す
る。
【0039】一方、前記接眼部にカメラヘッド41を取
り付けた場合では前記カメラケーブル42とバッテリ型
光源5とが電気的に接続されて前記CCU43の電源が
オン状態であるとき、前記第2フィラメント62が通電
状態になって照明ランプ60が点灯する。このとき、C
CU43に設けられている自動調光機能が働くことによ
り、前記第2回路64に流れる電流値が調整されて、第
2フィラメント62による照明ランプ60からライトガ
イドファイバの光入射端に供給される照明光の光量が連
続的に調節される。
【0040】そして、前記第2フィラメント62による
照明ランプ60の出射光量では光量が不足する場合には
前記電源スイッチ66を操作して、第1フィラメント6
1を通電状態にして、照明ランプ60を第1フィラメン
ト61及び第2フィラメント62によって点灯される。
このことによって、照明ランプ60の出射光量が増大し
て観察に十分な光量が得られる。
【0041】このように、バッテリ型光源の配設される
ランプに2つのフィラメントを設け、一方のフィラメン
トをバッテリによって点灯させる第1回路として構成
し、他方のフィラメントを自動調光機能を有するCCU
を介して点灯する第2回路として構成することにより、
第1回路を使用して携帯型内視鏡における通常観察を行
うことができるとともに、自動調光機能を有するCCU
を組み合わせた第2回路を使用することによって、常に
最適な光量を得てモニタ観察を行うことができる。
【0042】また、第2回路による照明光量で、モニタ
観察に必要な照明光量を得ることができない場合には、
第1回路のスイッチを操作して照明ランプを第1フィラ
メント及び第2フィラメントによって点灯させることに
よって、モニタ観察するのに十分な照射光量を得ること
ができる。
【0043】なお、前記第1回路に、前記第1実施形態
で示した可変抵抗及び光量調節ダイヤル又は光量調節レ
バーを設けることによって、観察部位を照らす照明光の
明るさを切り換え設定できるようにしてもよい。このこ
とにより、所望の光量の照明光を得られる。
【0044】図7及び図8は本発明の第4実施形態に係
り、図7は内視鏡装置の別の構成例を示す図、図8は光
量調整絞りを説明する図である。なお、図8(a)は光
量調整絞りの構成を示す図、図8(b)は光量調整絞り
の絞り開口の開口状態を示す図である。
【0045】図7に示すように本実施形態の内視鏡装置
にはライトガイドファイバの光入射端と照明ランプとの
間に光量調整手段として回動自在な開口状態調整ダイヤ
ル(以下調整ダイヤルと略記する)71を備えた光量調
整絞り70が配置される構造である。
【0046】図8(a)に示すように前記光量調整絞り
70は、照明ランプ78とライトガイドファイバ79の
光入射端79aとの間に配置され、前記調整ダイヤル7
1と、隣り合う2辺で形成した切り欠き部72を有する
一対の絞り板73a,73bと、この絞り板73a,7
3bを回動自在に構成する支点ピン74とで構成されて
いる。なお、前記絞り板73a,73bにはガイド用長
孔75が形成されている。一方、前記調整ダイヤル71
の一平面には、前記絞り板73a,73bに形成したガ
イド用長孔75に係入する一対のガイドピン76が突設
している。
【0047】このため、前記ガイドピン76がガイド用
長孔75に係入した状態で、前記調整ダイヤル71を回
動させることによって、ガイドピン76がガイド用長孔
75内を移動して一対の絞り板73a,73bを回動さ
せて、図8(b)に示すように前記切欠部72によって
形成される絞り開口77の大きさが変化するようになっ
ている。その他の構成は前記第1実施形態と同様であり
同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0048】すなわち、図示しない電源スイッチをON
状態にして照明ランプ78を点灯させることによって、
この照明ランプ78から出射される照明光は光量調整絞
り70の絞り開口77を通過してライトガイドファイバ
79の光入射端79aに到達し、このライトガイドファ
イバ79を介して観察部位に向かって照明光が出射され
ていく。
【0049】このとき、観察部位を照らす照明光量が所
望する明るさでないときには、調整ダイヤル71を操作
して絞り板73a,73bの切欠部72によって形成さ
れる絞り開口77の大きさを変える。このことによっ
て、ライトガイドファイバ79の光入射端に到達する光
量が変化して、観察部位を照らす照明光の明るさを所望
の状態になる。
【0050】このように、照明ランプとライトガイドフ
ァイバの光入射端との間に照明ランプからライトガイド
ファイバに向かって出射された照明光の光路幅を変化さ
せる光量調整絞りを設けたことによって、照明ランプか
らファイトガイドファイバの光入射端に供給される光量
を調整して、観察部位を照らす照明光の明るさを所望の
明るさに調節することができる。
【0051】なお、図9に示すようにライトガイドファ
イバの光入射端と照明ランプとの間に孔径の異なる光路
孔81を形成した光量調整手段となる光量調整絞りとし
て絞り板80を複数種類用意し、図10示すように所望
の孔径の光路孔81を有する絞り板80を配設すること
によって、照明ランプから出射されてライトガイドファ
イバに到達する照明光の光量を変化させて観察部位を照
らす照明光の明るさを所望の状態に設定するようにして
もよい。
【0052】なお、この絞り板80はライトガイドファ
イバの光入射端と照明ランプとの間に着脱自在であり、
絞り板80に形成した案内枠82によって所定の位置に
配置される構成になっている。この案内枠82の内側寸
法は、前記ランプ収納部22の外径寸法と略同じで、ス
ライド移動可能になっている。
【0053】このように、ライトガイドファイバの光入
射端と照明ランプとの間に孔径の異なる光路孔を形成し
た絞り板を配置することによって、照明ランプからライ
トガイドファイバの光入射端に到達する照明光の光量を
変化させて、観察部位を照らす照明光の明るさを所望の
明るさに設定することができる。
【0054】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0055】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0056】(1)照明光を導光するライトガイドファ
イバを有する内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在で、前記
ライトガイドファイバの光入射端に照明光を供給する照
明ランプを有するバッテリ型光源とを具備する内視鏡装
置において、前記照明ランプから前記ライトガイドファ
イバの光入射端に供給される照明光の光量を調節する光
量調整手段を有する内視鏡装置。
【0057】(2)前記光量調整手段は、照明ランプの
出射光量及び消費電力を変化させる可変抵抗である付記
1記載の内視鏡装置。
【0058】(3)前記可変抵抗の抵抗値を、回動動作
する調節ダイヤルによって調節可能にした付記2記載の
内視鏡装置。
【0059】(4)前記可変抵抗の抵抗値を、直線的に
稼動する調節レバーによって調節可能にした付記2記載
の内視鏡装置。
【0060】(5)前記光量調整手段は、照明ランプに
設けた少なくとも2つ以上のフィラメントである付記1
記載の内視鏡装置。
【0061】(6)前記光量調整手段は、前記照明ラン
プに設けた1つのフィラメントに供給される電流値を制
御するカメラコントロールユニットに設けた自動調光機
能である付記5記載の内視鏡装置。
【0062】(7)前記光量調整手段は、照明ランプと
前記ライトガイドファイバの光入射端との間に設けた光
量調整絞りである付記1記載の内視鏡装置。
【0063】(8)前記光量調整絞りは、可変開口を有
する付記7記載の内視鏡装置。
【0064】(9)前記光量調整絞りは、前記照明ラン
プと前記ライトガイドファイバの光入射端との間に着脱
自在な絞り板である付記7記載の内視鏡装置。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡観察状態において使用者の好みに合わせて観察部位
を照射する照明光の明るさを調節することの可能な内視
鏡装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図3は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡装置の1構成例を示す図
【図2】バッテリ型光源と内視鏡との接続部を示す外観
【図3】バッテリ型光源に形成した電気回路の構成を説
明する図
【図4】内視鏡装置の他の構成例を示す図
【図5】本発明の第2実施形態に係る内視鏡装置の別の
構成例を説明する図
【図6】本発明の第3実施形態に係る内視鏡装置のまた
別の構成例を説明する図
【図7】図7及び図8は本発明の第4実施形態に係り、
図7は光量調整絞りを配設した内視鏡装置の構成例を示
す図
【図8】光量調整絞りを説明する図
【図9】光量調整絞り板の構成を示す図
【図10】光量調整絞り板を配設した内視鏡装置の構成
例を示す図
【符号の説明】
5…バッテリ型光源 31…照明ランプ 32…電池 33…可変抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を導光するライトガイドファイバ
    を有する内視鏡と、前記内視鏡に着脱自在で、前記ライ
    トガイドファイバの光入射端に照明光を供給する照明ラ
    ンプを有するバッテリ型光源とを具備する内視鏡装置に
    おいて、 前記照明ランプから前記ライトガイドファイバの光入射
    端に供給される照明光の光量を調節する光量調整手段を
    有することを特徴とする内視鏡装置。
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