JP3686041B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、周方向サイプと両側サイプとを形成したリブをタイヤセンター部に設けた空気入りタイヤに関し、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スタッドレスタイヤのアイス性能を向上させる目的で、タイヤパターンの各部(センター部、メディエイト部、ショルダー部)に数多くのサイプを配置した例が知られている。そして、アイス制動性能を向上させる目的で、タイヤ幅方向に延びるサイプを数多く配置して、前後方向のエッジ効果を向上させてきた。また、アイス旋回性能を向上させる目的で、タイヤ周方向に近づくような角度のサイプ成分を増加させて、横方向のエッジ効果を向上させてきた。
【0003】
このようなアイス制動性能とアイス旋回性能との両者を向上させる方法として、タイヤ幅方向の直線サイプに代えて、波状(ジグザグ状を含む)のサイプをタイヤ幅方向に形成することが一般に行われてきた。そして、一般的にこのような波型サイプ等は、各々の陸部がブロック状に独立したブロックパターンに対して設けられていた。しかし、このようなブロックパターンは、直線サイプに比べてアイス旋回性能を改善できるものの、タイヤ周方向の成分の増加によるアイス旋回性能との向上効果が十分とは言えなかった。
【0004】
一方、特開平2−267006号公報には、図4に示すように、ジグザグ状の周方向溝51と横溝52とによって区分されたブロック53に、タイヤ周方向に延びる少なくとも一本のジグザグ状のサイプ41と、その両側に夫々幅方向に延びる少なくとも一本のジグザグ状のサイプ40,42とを形成した空気入りタイヤが提案されている。そして、このようなサイプにより、ヒールアンドトウ摩耗(偏摩耗)やアイス旋回性が向上できる旨が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の空気入りタイヤでは、通常のブロックパターンと同様に、タイヤのセンター部付近にブロック(リブでない)が配列されているため、センター部での陸部剛性が低くなり、アイス制動性能が不十分となることが判明した。更に、アイス制動性能を向上させる上で、特にセンター部付近でサイプ密度を高めることが重要であるが、上記のブロックでは剛性が低くなり易いため、サイプ密度の観点からもアイス制動性能を向上させる上で不利となっていた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、特にタイヤセンター部の剛性を高めることで、アイス制動性能とアイス旋回性能とが良好で、しかも偏摩耗も生じにくい空気入りタイヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の空気入りタイヤは、トレッドパターンのセンター部に接地幅W1に対して0.10×W1〜0.25×W1の幅W2をもつ直線状のリブを設けると共に、このリブにタイヤ周方向に延びる波状の周方向サイプを形成し、その周方向サイプの両側には周方向サイプと交叉せずにタイヤ幅方向又は斜め方向に複数延びる両側サイプを形成してあることを特徴とする。ここで、接地幅W1とは、タイヤを正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填すると共に、正規荷重を負荷した時に接地するトレッド接地面のタイヤ幅方向の最大幅を指す。また、直線状のリブとは、中央線が直線状のリブを指し、図2に示すものも包含される。
【0008】
上記において、前記周方向サイプの振幅W3は、前記幅W2に対して0.08×W2〜0.30×W2であることが好ましい。
【0009】
また、前記リブにおけるサイプ密度が、0.10〜0.25mm/mm 2 であることが好ましい。
【0010】
[作用効果]
本発明の空気入りタイヤによると、トレッドパターンのセンター部に特定幅の直線状のリブを設けたため、センター部での陸部剛性が高くなり、サイプ密度を高めることができるので、アイス制動性能の改善効果がより大きくなる。また、このリブに周方向サイプを形成してあるため、横方向に対するエッジ成分を増加させてアイス旋回性能を向上させることができ、この周方向サイプが波状であるため、前後力に対して陸部のズレが小さく倒れ込みも抑制できるので接地面積の低下を少なくして、アイス制動性能や耐偏摩耗性能を向上させることができる。更に、周方向サイプの両側にこれと交叉せずに両側サイプを形成してあるため、前後方向に対するエッジ成分を増加させてアイス制動性能を向上させることができる。その結果、特にタイヤセンター部の剛性を高めることで、アイス制動性能とアイス旋回性能とが良好で、しかも偏摩耗も生じにくい空気入りタイヤを提供することができる。
【0011】
前記周方向サイプの振幅W3は、前記幅W2に対して0.08×W2〜0.30×W2である場合、前後力に対して陸部のズレや倒れ込みを十分抑制することができる。逆に、振幅W3が0.08×W2より小さいとストレート形状に近くなるため、前後力に対する陸部の倒れ込み防止効果が小さくなる傾向がある。また、振幅W3が0.3×W2より大きいと、リブ内でブロックの大小ができて偏摩耗が起こりやすくなる傾向がある。
【0012】
前記リブの両側には、波状のサイプを形成したブロックが複数設けられている場合、リブによるパターンと比較して、ブロックを区分する横溝(ブロックの前後壁面)や波状のサイプによって、排雪性と排水性を高めることができ、アイス性能(氷上性能)や雪上性能をより向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の空気入りタイヤの第1実施形態のトレッド面を示す平面図であり、図2は第2実施形態のトレッド面を示す平面図である。
【0014】
[第1実施形態]
本発明の空気入りタイヤは、図1に示すように、トレッドパターンTのセンター部に接地幅W1に対して0.10×W1〜0.25×W1の幅W2をもつリブ10を設けてある。リブ10の幅W2は、十分な剛性とサイプ密度を確保する上で、0.13×W1〜0.20×W1であることが好ましい。
【0015】
本発明において、トレッドパターンTのセンター部とは、タイヤ赤道線を中心として接地幅W1に対して0.5×W1の領域を指し、本発明ではこの領域内にリブ10の中央線が位置すればよい。本実施形態では、一定幅で直線状に形成されたリブ10の中央線がタイヤ赤道線と一致する例を示す。
【0016】
本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンTは、このようなリブ10を備えていればよく、他の部分はリブ、ラグ、ブロック、又はこれらの組合せなど何れでもよい。本実施形態では、図1に示すように、リブ10の両側に、波状のサイプ21を形成したブロック20が複数設けられている例を示す。つまり、本実施形態では、2本の周方向溝1により区分されたリブ10を設けると共に、周方向溝1,2と横溝3とにより区分された正方形のブロック20が、リブ10の両側に2列づつ形成されている例を示す。
【0017】
本発明におけるリブ10には、タイヤ周方向に延びる波状の周方向サイプ11を形成してある。周方向サイプ11は必ずしも全周に連続している必要はなく、部分的(好ましくは周期的)に分断されていてもよい。また、周方向サイプ11の列数は複数でもよいが、本発明では単数列の周方向サイプ11を設けるのが好ましく、特にリブ10の中央に単数列の周方向サイプ11を設けるのが好ましい。本発明において、波状とは、サイン波の他、ジグザク形状や矩形波形状なども含むものである。
【0018】
この周方向サイプ11の振幅W3は、前記幅W2に対して0.08×W2〜0.30×W2であることが好ましく、0.15×W2〜0.23×W2であることがより好ましい。従って振幅W3は、リブ10の幅W2によるが、具体的には、振幅W3は、3.5〜6mmが好ましい。
【0019】
また、周方向サイプ11の周期は、前述の機能を発現するためのサイプ形状を好適に得る上で、振幅W3に対して、1×W3〜2×W3であることが好ましく、具体的には、周方向サイプ11の周期は4〜8mmが好ましい。
【0020】
本発明では、上記の周方向サイプ11の両側にはタイヤ幅方向(又は斜め方向)に複数延びる両側サイプ12を形成してある。本実施形態では、この両側サイプ12がタイヤ幅方向に複数延びる波状の両側サイプ12である例を示す。この両側サイプ12は、周方向サイプ11と交叉していてもよく、交叉していなくてもよい。また、両側サイプ12は、周方向溝1に対して、解放していてもよく、解放していなくてもよい。両側サイプ12が周方向溝1に対して解放する場合、両側サイプ12が周方向溝1付近に直線状部を有することが好ましい。
【0021】
また、両側サイプ12の振幅は、1〜2mmが好ましく、周期は2〜4mmが好ましい。更に、両側サイプ12の振幅は、周方向サイプ11の振幅W3との関係で、0.2×W3〜0.4×W3であることが好ましい。また、両側サイプ12のサイプ間隔は、3〜6mmが好ましい。
【0022】
本発明ではリブ10の剛性の向上を図っているため、リブ10におけるサイプ密度を高めることができるが、このサイプ密度としては、0.10〜0.25mm/mm2 が好ましい。
【0023】
なお、サイプ11,12,21の深さは1〜8mm程度が好ましく、溝幅は0.1〜0.5mm程度が好ましい。また、サイプ11の溝幅をサイプ12の溝幅より大きくしてもよく、その場合、スノー性能をより向上させることができる。
【0024】
本発明の空気入りタイヤは、上記の如きトレッドパターンTを備える以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用できる。
【0025】
本発明の空気入りタイヤは、いわゆる夏用タイヤにも適用できるが、前述の如き作用効果を奏するため、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
【0026】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態は、本発明を更に複雑なトレッドパターンTに適用する場合の例である。以下、図2に基づいて、第1実施形態との相違部分について説明する。
【0027】
この実施形態では、リブ10の両側の側壁は、ノコギリ状にしてあり、これにより側壁のエッジ効果を高めることができる。また、タイヤ幅方向に延びるサイプ12に加えて、斜め方向に延びるサイプ13を形成しているため、横方向に対するエッジ効果を更に高めることができる。このサイプ13は、周方向溝1に解放しない構造としてある。
【0028】
上記のリブ10の両側には、略平行四辺形のブロック30とブロック35を設けてあり、これらは周方向溝1,2と横溝3,4とにより区分されている。更に、ブロック35の外側(バットレス部)には、直進安定性を向上させるためのV型溝38が設けられている。またブロック30,35の周囲の側壁は、リブ10と同様にノコギリ状にしてある。
【0029】
ブロック30には、周方向から若干傾斜した波状サイプ31と、ブロック30の中心から放射状に延びた後にタイヤ幅方向から若干傾斜した方向に延びる複数のサイプ32とが形成されている。同様にブロック35にも波状サイプ36と複数のサイプ37とが形成されている。
【0030】
[他の実施形態]
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。
【0031】
(1)前述の実施形態では、一定幅で直線状に形成されたリブに対し、その中央に周方向サイプを設けた例を示したが、本発明におけるリブは、例えば図3(a)〜(d)に示すようなものでもよい。なお、図3(a)〜(d)は、本発明の空気入りタイヤのトレッド面の要部(リブ)を示す平面図である。また、波状の両側サイプの代わりに、直線状の両側サイプを設けてもよい。
【0032】
図3(a)に示すものは、一定幅で直線状に形成されたリブに対し、短い横溝15を左右交互に等間隔で形成しつつ、その中央に周方向サイプ11を形成したものである。両側サイプ12は、短い横溝15に重ならない位置に形成してある。このような横溝15を形成することで、リブ壁面でのエッジ効果を高めることができる。
【0033】
図3(b)に示すものは、リブ10をジグザグ状に形成し、そのタイヤ赤道線に沿う位置に周方向サイプ11を形成してある。両側サイプ12は、周方向サイプ11の両側にタイヤ幅方向に形成してある。このようにリブ10がジグザグ状である場合、幅W2はタイヤ幅方向の壁部間の距離とする。
【0034】
図3(c)に示すものは、一定幅で直線状に形成されたリブに対し、その幅を略3等分する位置に2本の周方向サイプ11を形成したものである。両側サイプ12は、略3等分された領域に夫々形成される。
【0035】
図3(d)に示すものは、リブ10をジグザグ状に形成し、そのジグザク方向に沿うようにして周方向サイプ11を形成してある。両側サイプ12は、周方向サイプ11の両側にタイヤ幅方向に形成してある。
【0036】
(2)前述の実施形態では、リブ以外の部分が図1又は図2に示すようなトレッドパターンの例を示したが、長方形のブロックに限らず、平行四辺形、V字型、5角形、又は曲線基調の他、更に複雑なブロックでもよい。
【0037】
(3)前述の実施形態では、サイプ形状が深さ方向に変化しないものの例を示したが、両者が係合する凹部及び凸部を対向するサイプ内面に形成してもよい。その場合、凹部及び凸部の形状としては、半球状、円錐状、又は角錐状の凹凸などが挙げられる。
【0038】
(4)前述の実施形態では、サイプの基準線から深さ方向に延びる基準面が、ブロック表面に対して垂直になるように形成された例を示したが、ブロック表面の法線に対してサイプの基準面が若干(例えば15°以下)傾斜していてもよい。
【0039】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
【0040】
(1)アイス制動性能
タイヤを実車(国産2000ccクラスのFFセダン)に装着し、1名乗車の荷重条件にて、凍結した路面を走行させ、速度40km/hで制動力をかけてフルロックした際の制動距離を指数で評価した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0041】
(2)アイス旋回性能
タイヤを上記と同じ実車に装着し、1名乗車の荷重条件で同じ路面をレムニスケート曲線(8の字曲線:R=25m円)にて走行し、そのラップタイムを指数で評価した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0042】
(3)耐摩耗性能
舗装道路を8000km走行したときの、ブロック表面の各部の摩耗量を測定し、摩耗の均一性を指数で評価した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
【0043】
実施例1
図1に示すようなトレッドパターンにおいて、リブの幅W2を接地幅W1に対して0.16×W1とし、周方向サイプの振幅を3.2mm(0.13×W2)、周期を6.4mmとし、両側サイプの振幅を1.2mm、周期を4mm、サイプ間隔を3.2mmとし、いずれのサイプも深さ7mm、幅0.3mmにして、サイズ185/70R14のラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。なお、リブの両側に設けたブロックについては通常の波型サイプ(振幅1.2mm、周期4mmとした)。その結果を表1に示す。
【0044】
実施例2
実施例1において、センター部のリブの周方向サイプの振幅を2.5mm(0.10×W2)とする以外は全て実施例1と同様にしてサイズ185/70R14のラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
【0045】
比較例1(従来品)
実施例1において、リブを設ける代わりに、リブの両側に設けたブロックと同じブロックを設けること以外は全て実施例1と同様にしてサイズ185/70R14のラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
【0046】
比較例2
比較例1において、センター部のブロックに対して、振幅3.2mm(0.13×W2)、周期6.4mmの周方向サイプを追加すること以外は、比較例1と同様にしてサイズ185/70R14のラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
【0047】
比較例3
実施例1において、センター部のリブの周方向サイプを直線にすること以外は、実施例1と同様にしてサイズ185/70R14のラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
【0048】
【表1】
Figure 0003686041
表1の結果が示すように、実施例では特にアイス制動性能が優れると共に、アイス旋回性能及び耐摩耗性能が従来品と比較して改善されていた。これに対して、センター部がブロックである比較例2では、周方向サイプを設けていてもアイス制動性能の改善効果がなかった。また、センター部に直線の周方向サイプを形成したリブを設けた比較例3では、アイス制動性能及びアイス旋回性能が改善されるものの、その改善効果が小さく、逆に耐摩耗性能は悪化した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りタイヤの第1実施形態のトレッド面を示す平面図
【図2】本発明の空気入りタイヤの第2実施形態のトレッド面を示す平面図
【図3】本発明の空気入りタイヤの他の例のトレッド面の要部を示す平面図
【図4】従来の空気入りタイヤの一例のトレッド面を示す平面図
【符号の説明】
10 リブ
11 周方向サイプ
12 両側サイプ
13 サイプ(斜め方向)
20 ブロック
21 サイプ
T トレッドパターン
W1 接地幅
W2 リブの幅
W3 周方向サイプの振幅

Claims (3)

  1. トレッドパターンのセンター部に接地幅W1に対して0.10×W1〜0.25×W1の幅W2をもつ直線状のリブを設けると共に、このリブにタイヤ周方向に延びる波状の周方向サイプを形成し、その周方向サイプの両側には周方向サイプと交叉せずにタイヤ幅方向又は斜め方向に複数延びる両側サイプを形成してある空気入りタイヤ。
  2. 前記周方向サイプの振幅W3は、前記幅W2に対して0.08×W2〜0.30×W2である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記リブにおけるサイプ密度が、0.10〜0.25mm/mm 2 である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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