JP4354385B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

この発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能をバランス良く両立できる空気入りタイヤに関する。
従来の空気入りタイヤでは、一般に、トラクション性に優れるブロックパターンを採用すると共に、このブロック上に多数のサイプを配することにより、例えば、氷上又は雪上での制動性能、トラクション(駆動)性能あるいはハンドリング性能等といった氷雪上性能を確保している。かかる従来の空気入りタイヤでは、特に制駆動時にて氷雪上性能への寄与が高いセンター部周辺のブロックが大きく変形するため、これらのブロックがショルダー部側のブロックと比較して偏摩耗し易いという課題がある。
かかる課題の解決手段として、従来の空気入りタイヤには、特許文献1および特許文献2に記載される技術が知られている。これらの空気入りタイヤでは、トレッド部のブロック全体にサイプの深さ方向に屈曲を有する立体サイプを設け、これにより、ブロックの剛性を補強して偏摩耗の発生を抑制していた。
特開2001−1722号公報 特開2002−301910号公報
しかしながら、従来の空気入りタイヤでは、かかる構成によってタイヤの轍走破性能が低下するという問題点があった。特に、小形トラック用タイヤのように、トレッド部がスクエアな形状を有する空気入りタイヤでは、従来例のようにトレッド面全体に立体サイプを配置した場合、轍路走破性が著しく低下するという問題点がある。
そこで、この発明は、上記に鑑みてされたものであって、氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能をバランス良く両立できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ溝によって区切られて成るリブ/ブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部には平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、前記トレッド部のショルダー部に形成された前記立体サイプの総延長長さよりも、前記トレッド部のセンター部に形成された前記立体サイプの総延長長さの方が長く、前記立体サイプが、その深さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有すると共にその長さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有し、且つ、前記リブ/ブロックには、少なくとも1枚の前記立体サイプが形成されることを特徴とする。
この空気入りタイヤでは、トレッド部に平面サイプおよび立体サイプが混在して形成される。そして、立体サイプの総延長長さが、ショルダー部よりもセンター部の方が長くなるように形成される。かかる構成では、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性がバランス良く両立できる利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ溝によって区切られて成るリブ/ブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部には平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、前記トレッド部のセンター部に形成された全サイプの総延長長さに対する前記立体サイプの総延長長さの比率Aが、前記トレッド部のショルダー部に形成された全サイプの総延長長さに対する前記立体サイプの総延長長さの比率Aよりも高く、前記立体サイプが、その深さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有すると共にその長さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有し、且つ、前記リブ/ブロックには、少なくとも1枚の前記立体サイプが形成されることを特徴とする。
この空気入りタイヤでは、トレッド部に平面サイプおよび立体サイプが混在して形成される。そして、全サイプの総延長長さに対する立体サイプの比率Aが、ショルダー部よりもセンター部の方が高くなるように形成される。かかる構成では、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性がバランス良く両立できる利点がある。なお、この発明において、リブ/ブロックとは、トレッド部のタイヤ溝により区切られて成るリブもしくはブロックをいうものとする。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記ショルダー部に形成された前記立体サイプの総延長長さが、前記センター部に形成された前記立体サイプの総延長長さに対して70[%]以下の比率Bを有する。
この発明では、センター部側に対するショルダー部側の立体サイプの総延長長さが、70[%]以下の比率Bを有する。これにより、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性のバランスを、より効果的に両立できる利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記センター部に形成された前記立体サイプの総延長長さが、前記センター部に形成された全サイプの総延長長さに対して50[%]以上の比率Aを有する。
この発明では、センター部の全サイプに対する立体サイプの総延長長さが、50[%]以上の比率Aを有する。これにより、リブ/ブロックのエッジ効果を維持しつつその剛性を高め得る利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記ショルダー部に形成された全サイプの総延長長さと、前記センター部に形成された全サイプの総延長長さとが略等しい。
この発明にかかる空気入りタイヤによれば、トレッド部に平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、立体サイプの総延長長さがショルダー部よりもセンター部の方が長くなるように形成されるので、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性がバランス良く両立できる利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤによれば、トレッド部に平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、全サイプの総延長長さに対する立体サイプの比率Aが、ショルダー部よりもセンター部の方が高くなるように形成されるので、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性がバランス良く両立できる利点がある。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施例の構成要素には、当業者が置換可能且つ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
図1は、この発明の実施例1にかかる空気入りタイヤ示すタイヤ径方向の断面図である。図2は、図1に記載した空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。この空気入りタイヤ1では、トレッド部2上に平面サイプ5および立体サイプ6の双方が混在して形成され、これらのサイプ5、6がトレッド部2の平面視にて所定比率および所定パターンに配列されることにより、タイヤの氷雪上性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性を高める点に特徴を有する。
[リブ/ブロックとサイプ]
トレッド部2は、所定のトレッドパターンに配列された複数のリブ/ブロック3から成る。リブ/ブロック3とは、トレッド部2のタイヤ溝41,42により区切られて成るリブもしくはブロックをいうものとする。この空気入りタイヤ1では、トレッド部2の平面視にて略四角形を有するブロック形状のリブ/ブロック3が採用される。リブ/ブロック3は、トレッド部2をタイヤ主溝41およびタイヤ横溝42によって、タイヤ周方向およびタイヤ幅方向に区切り形成される。また、リブ/ブロック3は、タイヤ周方向に対して5列に並んで配列される(図2参照)。リブ/ブロック3をかかるブロックパターンに配列すれば、トレッド部2のトラクション性が高まるので、タイヤの氷雪上性能および耐偏摩耗性能をさらに高め得る点で好ましい。このようなパターンとしては、例えば、トレッド部にタイヤ幅方向の溝(ラグ溝)を多数有するものがあげられる。なお、この実施例1では、リブ/ブロック3としてリブを採用する空気入りタイヤ1について、その図示を省略する。
ここで、この空気入りタイヤ1では、トレッド部2をショルダー部21とセンター部22とに分けて考える。ショルダー部21とは、タイヤのリム組み後に規定内圧および規定荷重を負荷し、この状態にてトレッド部2をタイヤ幅方向に4分割したときに、接地端寄りの各1/4の範囲をいうものとする。また、センター部22とは、この4分割したトレッド部2のうち、タイヤ赤道を跨ぐ残りの1/2の範囲をいうものとする。この空気入りタイヤ1では、図2に示すように、ショルダー部21とセンター部22との区切り目が、5列に配列されたリブ/ブロック3のうち2番目のリブ/ブロック3上ならびに4番目のリブ/ブロック3上に位置する。このように、ショルダー部21およびセンター部22は、リブ/ブロック3の配置に関わらず定義される。
リブ/ブロック3上には、一つのリブ/ブロック3につき計4本のサイプ5、6がその長手方向をタイヤ幅方向に向けて形成される。サイプ5、6は、リブ/ブロック3の幅方向全体(幅方向の一方の端部から他方の端部)に渡って形成され、且つ、リブ/ブロック3上にてタイヤ周方向に所定間隔に並べて配列される。また、サイプ5、6は、各リブ/ブロック3がタイヤ幅方向に略均一の幅を有するので、いずれも略均一のサイプ長さ(リブ/ブロック3の幅と同じ長さ寸法)を有する。
ここで、トレッド部2上のサイプ5、6には、平面サイプ5と立体サイプ6とがある。平面サイプ5とは、その深さ方向(もしくはタイヤ径方向)に対して平面的に形成されたサイプをいう。すなわち、平面サイプ5は、リブ/ブロック3に対してサイプ深さ方向に直線的に切り込まれて形成されたサイプである。ただし、平面サイプは、タイヤ周方向やタイヤ幅方向に対しては直線的でなくとも良く、例えば、波形などの屈折した形状を有しても良い(図2参照)。
平面サイプ5の寸法は、サイプ幅が0.5[mm]以下である。これにより、タイヤの耐偏摩耗性能を最低限確保できる利点がある。しかし、これに限らず、平面サイプ5は、サイプ幅が0.5[mm]よりも大きく1.2[mm]よりも小さい範囲にあることが好ましい。これにより、タイヤの轍走破性能を十分に確保できる利点がある。特に、この空気入りタイヤ1では、すべてのリブ/ブロック3が立体サイプ6を有するので、立体サイプ6を有さない場合と比較してリブ/ブロック3の剛性が高い。したがって、リブ/ブロック3は、平面サイプ5のサイプ幅に関わらず必要十分な耐偏摩耗性能を確保できる利点がある。なお、サイプ5,6の長さ寸法および深さ寸法については、タイヤ仕様に応じて当業者自明の範囲内で適宜選択してもよい。
一方、立体サイプ6とは、その深さ方向(もしくはタイヤ径方向)に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有して形成されたサイプをいう。立体サイプ6は、対向するサイプ壁面がサイプ深さ方向にて立体的に噛み合う構造を有するため、平面サイプ5と比較して、それが設けられたリブ/ブロック3の剛性が高い。
図3−1は、かかる立体サイプ6の一例を示す透過斜視図である。この立体サイプ6は、リブ/ブロック3の踏面31上にてタイヤ幅方向に延在し、且つ、そのサイプ壁面が、対向するサイプ壁面に対して相互に噛み合う凹部61および凸部62から成る三次元形状を有する。かかる立体サイプ6では、対抗するサイプ壁面間にて凹部61と凸部62とが相互に噛み合うので、荷重の負荷時にてリブ/ブロック3の倒れ込みが抑制される。これにより、リブ/ブロック3の剛性を高め得るので、乾燥路面での操縦安定性を高め得る利点がある。特に、氷雪路用空気入りタイヤ1では、氷雪上性能を確保するために、トレッド部2が低硬度のゴム組成物により構成される。この点において、かかる立体サイプ6を有する空気入りタイヤ1は、このような低硬度のゴム組成物から前記トレッド部2が成る場合にあっても、リブ/ブロック3の必要な剛性を維持できる利点がある。また、かかる立体サイプ6を有する空気入りタイヤ1では、リブ/ブロック3が必要以上に倒れ込まないので、リブ/ブロック3の接地性が高まると共に路面に対する摩擦係数μが向上して、氷雪上性能がさらに高まる利点がある。さらに、リブ/ブロック3の剛性が高まることにより、リブ/ブロック3における偏摩耗の発生が抑制できる利点がある。
また、図3−2は、立体サイプ6の他の例を示す透過斜視図である。この立体サイプ6は、リブ/ブロック3の踏面31上にてタイヤ幅方向にジグザグ状に延在し、且つ、そのサイプ壁面が、対向するサイプ壁面間にて相互に噛み合う三角錐部63および逆三角錐部64から成る三次元形状を有する。かかる立体サイプ6では、三角錐部63および逆三角錐部64がサイプ長さ方向(タイヤ幅方向)に交互に配列され、且つ、これらの三角錐部63,64が対抗するサイプ壁面間にて立体的に噛み合う。これにより、リブ/ブロック3の剛性が向上してそのエッジ効果が高まるので、乾燥路での操縦安定性を維持しつつ氷雪路での氷雪上性能を高め得る利点がある。また、リブ/ブロック3の偏摩耗を抑制できる利点がある。また、上記のサイプ壁面形状により、タイヤ金型のサイプ成形刃を薄型としても十分な剛性を確保できるので、加硫成形後におけるタイヤ金型の引き抜き時にて、サイプ成形刃の破損を効果的に抑制できる利点がある。
[サイプの配列パターン]
この空気入りタイヤ1では、上記したようにトレッド部2上に平面サイプ5および立体サイプ6が混在して配列され、これらのサイプ5、6がトレッド部2の平面視にて後述する所定パターンおよび所定比率により配列される(図2参照)。これにより、タイヤの氷雪上性能および耐偏摩耗性能が高まる利点がある。なお、上記のようなトレッド部2上に平面サイプ5および立体サイプ6の双方が混在し、且つ、これらのサイプ5,6が所定の比率で配列された空気入りタイヤ1は、発明者らの独自の視点により研究開発されたものであり、未だ知られていない。
この点において、この実施例1にかかる空気入りタイヤ1では、各リブ/ブロック3に少なくとも1枚の立体サイプ6が形成される(図2参照)。これにより、すべてのリブ/ブロック3にて、上記した立体サイプ6の作用効果を得られるので、リブ/ブロック3の剛性を効果的に高め得る利点がある。なお、平面サイプ5のみが形成されたリブ/ブロック3を有する空気入りタイヤ1については、後述する実施例2および実施例3にて説明する。
つぎに、トレッド部2におけるサイプ5、6の配列について説明する。この実施例1にかかる空気入りタイヤ1では、5列に配列されたリブ/ブロック3のうち、センター部22側における3列のリブ/ブロック3には、立体サイプ6のみが設けられ、平面サイプ5は設けられていない。すなわち、4本のサイプすべてが立体サイプ6により構成される(図2参照)。一方、残りの2列、すなわりショルダー部21、21側のリブ/ブロック3、3には、平面サイプ5と立体サイプ6との双方が形成される。具体的には、4本のサイプ5、6のうちリブ/ブロック3の中心側の2本が立体サイプ6となり、外側の2本が平面サイプ5となるように配列がなされる。なお、図2中において、立体サイプ6については星印が付してある。
また、この空気入りタイヤ1では、サイプ5,6の総延長長さがショルダー部21側とセンター部22側とで略均一である。言い換えると、ショルダー部21に設けられた平面サイプ5の総延長長さと立体サイプ6の総延長長さとの和が、センター部22側にかかる総延長長さの和に対して略等しい(図2参照)。これにより、旋回時等にトレッド部の接地状態が変化しても、安定した氷雪上性能が確保できる。なお、総延長長さとは、トレッド部2を平面視したときのサイプ長さの総和をいうものとする。
また、この空気入りタイヤ1では、センター部22に設けられたサイプ5、6の総延長長さに対する立体サイプ6の比率Aが、ショルダー部21に設けられたサイプ5、6の総延長長さに対する立体サイプ6の比率Aよりも多い。言い換えると、サイプ5,6の総延長長さがショルダー部21側とセンター部22側とで略等しい空気入りタイヤ1おいて、センター部22に設けられた立体サイプ6の総延長長さは、ショルダー部21に設けられた立体サイプ6の総延長長さよりも長い。また、言い換えると、センター部22側に設けられた立体サイプ6の密度が、ショルダー部21側に設けられた立体サイプ6の密度よりも高い。具体的には、センター部22における立体サイプ6の比率Aが100[%]であるのに対して、ショルダー部21における立体サイプ6の比率Aが約50[%]となっている。
かかる構成では、トレッド部2全体として見たときに、センター部22側の方がショルダー部21側よりも剛性が高くなるので、空気入りタイヤ1の轍走破性能を高め得る利点がある。また、轍走破性能は、特に、小形トラック用ラジアルタイヤにおいて重要な評価対象である。したがって、この空気入りタイヤ1は、特に、小型トラック用ラジアルタイヤに適用されることが好ましい。
また、この空気入りタイヤ1では、センター部22側の立体サイプ6の総延長長さに対するショルダー部21側における立体サイプ6の総延長長さの比率Bが、約30[%]となっている。かかる構成では、タイヤの轍走破性能が高まると共に必要十分な耐偏摩耗性能を維持できる点で好ましい。一方、このセンター部22側に対するショルダー部21側の立体サイプ6の比率Bは、約30[%]以上且つ約70[%]以下となるように構成されることが好ましい。立体サイプ6の比率Bをかかる範囲とすれば、タイヤの耐偏摩耗性能および轍走破性能を好適に確保できる利点がある。さらに、立体サイプ6の比率Bは、40[%]以上且つ60[%]以下であることがより好ましい。これにより、タイヤの耐偏摩耗性能および轍走破性能をより好適に維持できると共に、これらの性能をバランス良く両立できる利点がある。
なお、この空気入りタイヤ1では、センター部22におけるサイプ5、6の総延長長さに対する立体サイプ6の比率Aが、100[%]である。すなわち、センター部22側のリブ/ブロック3では、立体サイプ6のみが配列される。かかる構成は、耐偏摩耗性能を向上できる点で好ましい。しかし、これに限らず、センター部22側のリブ/ブロック3には、平面サイプ5が設けられても良い。かかる構成において、立体サイプ6の比率Aは、センター部22側のリブ/ブロック3にて少なくとも50[%]以上であることが好ましく、80[%]以上であることがより好ましい。これにより、リブ/ブロック3のエッジ効果を維持しつつその剛性を高め得るので、空気入りタイヤ1の氷雪上性能および耐偏摩耗性能を両立できる利点がある。
また、この空気入りタイヤ1は、上記のように、タイヤの氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能をバランス良く両立できる利点がある。したがって、かかる特徴から、スタッドレスタイヤ、その他の氷雪上用タイヤに適用されることが好ましい。
図4は、この実施例2(参考例)にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。同図において、上記実施例1に記載した空気入りタイヤ1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この空気入りタイヤ1は、実施例1の空気入りタイヤ1と比較して、平面サイプ5のみを有するリブ/ブロック3がショルダー部21のタイヤ縁部に沿って設けられる点に特徴を有する。
この空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向に並ぶ5列のリブ/ブロック3のうちタイヤ赤道側における3列のリブ/ブロック3には、立体サイプ6のみが配列される。一方、タイヤ縁部に沿って配列されたリブ/ブロック3、3では、4本のサイプがすべて平面サイプ5により構成され、立体サイプ6が配置されない。また、この空気入りタイヤ1では、トレッド部2全体としてみたときに、センター部22側に設けられたサイプ5、6の総延長長さにおける立体サイプ6の比率Aが、100[%]となる。一方、ショルダー部21側の立体サイプ6の比率Aは、約20[%]である。一方、センター部22側の立体サイプ6の総延長長さに対するショルダー部21側における立体サイプ6の総延長長さの比率Bが、約20[%]である。
この空気入りタイヤ1によれば、轍路走破性に寄与するタイヤショルダー部の剛性が下がるため、轍路走破性能が著しく向上するという利点がある。
図5は、この実施例3(参考例)にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。同図において、上記実施例1および実施例2に記載した空気入りタイヤ1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この空気入りタイヤ1は、実施例2の空気入りタイヤ1と比較して、センター部22に平面サイプ5と立体サイプ6とを混在させた点に特徴を有する。
この空気入りタイヤ1では、タイヤ幅方向に並ぶ5列のリブ/ブロック3のうち、タイヤ赤道側における3列のリブ/ブロック3には、平面サイプ5と立体サイプ6とがそれぞれ2本が配列される。そして、タイヤ赤道上のリブ/ブロック3では、2本の立体サイプ6がリブ/ブロック3の中段(すなわちタイヤ周方向に4本配列されたサイプのうちの中段)に配置され、そのタイヤ周方向の両脇に平面サイプ5、5がそれぞれ配置される。また、このタイヤ赤道上のリブ/ブロック3に隣接するリブ/ブロック3、3では、逆に、2本の平面サイプ5がリブ/ブロック3の中段に配置され、そのタイヤ周方向の両脇に立体サイプ6、6が配置される。そして、タイヤ縁部に沿って配列されたリブ/ブロック3、3には、平面サイプ5のみが配置され、立体サイプ6は配置されない。
また、かかる構成では、トレッド部2全体としてみたときに、センター部22側に設けられたサイプ5、6の総延長長さにおける立体サイプ6の比率Aが、50[%]となる。一方、ショルダー部21側の立体サイプ6の比率Aは、約10[%]である。一方、センター部22側の立体サイプ6の総延長長さに対するショルダー部21側における立体サイプ6の総延長長さの比率Bは、約20[%]である。
この空気入りタイヤ1によれば、高価な立体サイプの配置数を少なくしながら、轍路走破性能と耐摩耗性能と氷雪上性能とをバランスさせることができるので、タイヤの製造コストを抑えることができるという利点がある。
図6は、この発明の実施例4にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。同図において、上記実施例1に記載した空気入りタイヤ1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この空気入りタイヤ1は、実施例1の空気入りタイヤ1と比較して、トレッド部2における立体サイプ6の密度が、センター部22側からショルダー部21側に向かうに連れてより滑らかに減少するように構成される点に特徴を有する。
この空気入りタイヤ1では、実施例1におけるサイプ5、6がその中間で2分割され、リブ/ブロック3上には4×2の計8本のサイプ5、6が配列される(図4参照)。言い換えると、各リブ/ブロック3上のサイプ5、6は、センター部22側寄りに4本、ショルダー部21側寄りの4本の計8本が配列される。これらのサイプ5、6は、タイヤ幅方向にその長手方向を有し、4本を一組としてタイヤ周方向に所定間隔を隔てつつ一列且つ平行に配列される。
タイヤ幅方向に並ぶ5列のリブ/ブロック3間では、トレッド部2を平面視したときに、立体サイプ6の密度がタイヤ赤道からタイヤ縁部に向かうに連れて徐々に減少するように構成される。具体的には、5列のリブ/ブロック3のうち中央のリブ/ブロック3には、8本のサイプがすべて立体サイプ6により構成される。つぎに、その両脇のリブ/ブロック3、3は、8本のサイプのうちタイヤ赤道寄りに形成される4本のサイプと、タイヤ縁部側における4本のサイプのうち中段に形成される2本のサイプとが、立体サイプ6により構成される。また、残りの2本のサイプが、平面サイプ5により構成される。そして、タイヤ縁部側のリブ/ブロック3、3は、8本のサイプのうち中段に形成される4本のサイプが立体サイプ6により構成される。このように、この空気入りタイヤ1では、立体サイプ6の密度がタイヤ赤道上からタイヤ縁部側に向かうに連れて、各列のリブ/ブロック3毎に100[%]、75[%]、50[%]と段階的に減少するように構成される。
かかる構成では、リブ/ブロック3の剛性がタイヤ赤道上からタイヤ縁部側に向かうに
連れて段階的に減少する。言い換えると、トレッド部2の剛性が、見かけ上、タイヤ縁部
からタイヤ赤道側に向かうに連れて徐々に高くなるように構成される。これにより、旋回
時等、トレッド部の接地状態が変化するような場合には、接地剛性の変化が少なくなるの
で、旋回時等における挙動変化を穏やかにできるという利点がある。
なお、この実施例4の空気入りタイヤ1にかかる構成は、当業者自明の範囲内にて、上記実施例1〜3の空気入りタイヤに適用しても良い。例えば、各リブ/ブロック3におけるサイプ5、6を細分化(例えば8分割)し、トレッド部2の平面視にて、タイヤ赤道からタイヤ縁部側に向かうに連れて立体サイプ6の密度が徐々に減少するように構成しても良い。さらに、立体サイプ6の密度が、タイヤ縁部寄りのリブ/ブロック3にて0[%]となるように構成しても良い。これにより、この実施例4の空気入りタイヤ1と同様の作用効果を得られる利点がある。
Figure 0004354385
[性能試験]
表1は、この発明にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す表である。この性能試験では、立体サイプ6の配列を変化させた各空気入りタイヤ1について、所定の評価条件の下、タイヤの氷上制動性能(氷雪上性能)、耐偏摩耗性能および轍走破性能に関して評価を行った。なお、表1中に示す各項目の数値は、従来例を基準とした相対的な指数であり、95点以上が実用的な許容レベルとして評価される。また、各項目の数値が3点以上改善すれば、著しく性能が向上したと認められる。
この性能試験では、タイヤサイズ195/85R16 114/112Lを用い、2−D小形トラックタイプの車両に空気入りタイヤ1を装着して走行速度40[km/h]からロック制動を行い、その制動距離を指数評価した。なお、耐摩耗性能は、3000[km]の試験走行後のH&T摩耗(ヒール&トゥ摩耗)の発生量に基づき評価を行った。また、轍路走破性能は、轍路テストコースにおいて官能評価を行った。
表1中において、「従来例」は、実施例1の空気入りタイヤ1と同一の構成を有する空気入りタイヤにおいて、リブ/ブロック3上のすべてのサイプが立体サイプ6から成る空気入りタイヤである。したがって、この従来例では、立体サイプ6の比率A、Bが、いずれも100[%]である。同図に示すように、従来例では、氷上制動性能および耐偏摩耗性能は許容レベルを満たすものの、轍走破性能が許容値よりも著しく劣っている。
これに対して、「発明例1」は、実施例1の空気入りタイヤ1と同一の構成を有する空気入りタイヤにおいて、センター部22側の立体サイプ6の比率Aが100[%]であり、ショルダー部21側の立体サイプ6の比率Aが80[%]となるように構成された空気入りタイヤ1である。また、この発明例1では、立体サイプ6の比率Bが、ショルダー部21側よりもセンター部22側の方が高く、立体サイプの比率Bが80[%]となるように構成される。この発明例1では、タイヤの氷上制動性能および耐偏摩耗性能が従来例と同レベルに維持され、且つ、轍路走破性能が著しく向上している。なお、立体サイプ6の比率Aとは、センター部22に設けられたサイプ5、6の総延長長さに対する立体サイプ6の比率Aである。また、立体サイプの比率Bとは、センター部22に形成される立体サイプ6の総延長長さに対する、ショルダー部21に形成される立体サイプ6の総延長長さの比率である。
つぎに、「発明例2」は、発明例1と同一構成の空気入りタイヤ1において、ショルダー部21の立体サイプの比率Aが70[%]、且つ、立体サイプ6の比率Bが70[%]の空気入りタイヤ1である。この発明例2では、タイヤの氷上制動性能および耐偏摩耗性能が従来例と同レベルに維持され、且つ、轍走破性能がさらに向上している。
つぎに、「発明例3」は、発明例1と同一構成の空気入りタイヤ1において、ショルダー部21の立体サイプの比率Bが50[%]、且つ、立体サイプ6の比率Bが50[%]の空気入りタイヤ1である。この発明例3では、氷上制動性能が従来例と同レベルに維持されるが、耐摩耗性能が悪化している。しかしながら、耐摩耗性能は、少なくとも許容レベルの95点は満たしている。また、この発明例3では、タイヤの轍路走破性能が著しく向上している。すなわち、この発明例3は、タイヤの氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能のすべてをバランス良く両立できる点に特徴を有する。
つぎに、「発明例4」は、実施例1に記載した空気入りタイヤ1(センター部22の立体サイプ6の比率Aが100[%]、ショルダー部21の立体サイプ6の比率Aが30[%]、且つ、立体サイプ6の比率Bが30[%])である。表1に示すように、この発明例4も、発明例3と同様にタイヤの氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能のすべてをバランス良く両立させている。特に発明例4は、発明例3との比較において、耐偏摩耗性能が著しく低下することなく(1点減少)、轍走破性能が著しく向上(5点増加)している点で好ましい。
つぎに、「参考例5」は、発明例1と同一構成の空気入りタイヤ1において、センター部22の立体サイプ6の比率Aが100[%]、ショルダー部21の立体サイプ6の比率Aが0[%]、且つ、立体サイプ6の比率Bが0[%]の空気入りタイヤ1である。すなわち、この空気入りタイヤ1では、ショルダー部21に立体サイプ6が設けられていない。表1に示すように、この参考例5は、タイヤの氷上制動性能および轍路走破性能を高い水準にて維持できる。また、耐偏摩耗性能についても、最低限の許容値を満たしている。
つぎに、「発明例6」は、発明例1と同一構成の空気入りタイヤ1において、センター部22の立体サイプ6の比率Aが45[%]、ショルダー部21の立体サイプ6の比率Aが30[%]、且つ、立体サイプ6の比率Bが約67[%]の空気入りタイヤ1である。すなわち、この空気入りタイヤ1では、センター部22のサイプが、立体サイプ6と平面サイプ5の双方混在により構成されている。表1に示すように、この発明例6は、氷上制動性能および耐偏摩耗性能において最低限の許容値を満たし、且つ、轍路走破性能において極めて高い評価を得ている。
以上のように、本発明にかかる空気入りタイヤ1は、タイヤの氷上制動性能、耐偏摩耗性能および轍路走破性能をバランス良く両立できる点で有用である。
実施例1にかかる空気入りタイヤ示すタイヤ径方向の断面図である。 図1に記載した空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 立体サイプ6の一例を示す透過斜視図である。 立体サイプ6の他の例を示す透過斜視図である。 実施例2にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 実施例3にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 実施例4にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 リブ/ブロック
5 平面サイプ
6 立体サイプ
21 ショルダー部
22 センター部
31 踏面
41 タイヤ主溝
42 タイヤ横溝
61 凹部
62 凸部
63 三角錐部
64 逆三角錐部

Claims (5)

  1. タイヤ溝によって区切られて成るリブ/ブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部には平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、前記トレッド部のショルダー部に形成された前記立体サイプの総延長長さよりも、前記トレッド部のセンター部に形成された前記立体サイプの総延長長さの方が長く、
    前記立体サイプが、その深さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有すると共にその長さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有し、且つ、
    前記リブ/ブロックには、少なくとも1枚の前記立体サイプが形成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ溝によって区切られて成るリブ/ブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部には平面サイプおよび立体サイプが混在して形成され、前記トレッド部のセンター部に形成された全サイプの総延長長さに対する前記立体サイプの総延長長さの比率Aが、前記トレッド部のショルダー部に形成された全サイプの総延長長さに対する前記立体サイプの総延長長さの比率Aよりも高く、
    前記立体サイプが、その深さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有すると共にその長さ方向に対して少なくとも二方向以上の異なる傾斜角度を有し、且つ、
    前記リブ/ブロックには、少なくとも1枚の前記立体サイプが形成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー部に形成された前記立体サイプの総延長長さが、前記センター部に形成された前記立体サイプの総延長長さに対して70[%]以下の比率Bを有する請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター部に形成された前記立体サイプの総延長長さが、前記センター部に形成された全サイプの総延長長さに対して50[%]以上の比率Aを有する請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ショルダー部に形成された全サイプの総延長長さと、前記センター部に形成された全サイプの総延長長さとが略等しい請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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