JP3684915B2 - りゅうずの保護構造及びこれを備えた時計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はりゅうずの保護構造及びこれを備えた時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、腕時計や懐中時計などの携帯時計においては、時計本体の外装ケースの一部を構成するケース体の側部に貫通孔を形成し、この貫通孔に巻真パイプを挿通して固着し、巻真パイプ内にりゅうずの軸部を挿通した構造を備えている。りゅうずはケース体の外部に突出した頭部と、頭部から巻真パイプの内部を挿通して時計本体内に伸びる軸部とを備え、軸部の先端は時計本体内のムーブメントに連結される。上記のりゅうずは時計本体に対して1段若しくは2段階に出没可能に構成されており、りゅうずを引き出したり押し込んだりすることによって各種設定や動作モードを変えたり、りゅうずの頭部を引き出した後に回転操作することによって時刻修正、アラーム時刻設定、カレンダー修正などを行ったりすることができるように構成される。
【0003】
上記のりゅうずの頭部は時計本体から突出しているため、時計を落としたり、時計の側部を何かにぶつけたりした時、りゅうずの軸部が屈曲し、りゅうずが回転不能或いは引き出し不能になる場合がある。そこで、りゅうずを時計本体にしっかりと保持してりゅうずを保護するための構造が従来から採用されている。
【0004】
図8は従来のりゅうず保護構造の一例を示す拡大断面図である。この保護構造はねじロックりゅうずと呼ばれているものである。この時計では、ケース体(胴)1の表面側に窓ガラス2がプラスチックパッキン等を介して圧入され、ケース体1の内部にはムーブメント3が収容される。ケース体1の裏面側には裏蓋4が嵌合されている。ケース体1の表面側外部には、回転ベゼル7が回転可能に取り付けられ、回転ベゼル7の表面上には飾りリング8が固着されている。
【0005】
ケース体1の側部には貫通孔1aが形成され、この貫通孔1aに巻真パイプ5が挿入されロウ付けなどによって固着されている。巻真パイプ5の内部にはりゅうず6の軸部6bが挿通され、ケース体1の内部でムーブメント3に接続されている。りゅうず6の頭部6aと軸部6bとの間にはコイルバネ6cが配置され、このコイルバネ6cは、時計本体に接続された軸部6bに対し頭部6aを外側に突出させる方向に付勢している。巻真パイプ5にはケース体1から突出した管状突出部5aが形成され、この管状突出部5aの外周面に雄ネジ部5bが刻設されている。一方、りゅうず6の頭部6aには雌ネジ部6dが刻設され、上記雄ネジ部5bに螺合するように構成されている。
【0006】
ここで、りゅうず6の頭部6aをケース体1に対して押し付けるようにすると、コイルバネ6cの弾性に抗して頭部6aは巻真パイプ5の管状突出部5aを受け入れるように移動するようになっている。したがって、りゅうず6の頭部6aを押し付けながら回転させることによって、図中の水平な一点鎖線より下部分に示されるように、雌ネジ部6dが雄ネジ部5bに螺入され、頭部6aは管状突出部5aに螺合される。この状態では、りゅうず6の頭部6aは巻真パイプ5に螺合して固定されているため、外部から頭部6aに衝撃を受けても、巻真パイプ5との螺合によってりゅうず6の曲がりを低減することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなネジロックりゅうず構造においては、りゅうず6がコイルバネ6cを介して頭部6aと軸部6bとが摺動自在に構成されているためにりゅうず6の構造が複雑で耐久性に乏しいものになるとともに、頭部6aを押し付けながら廻すというわずらわしい操作が必要となるという問題点がある。
【0008】
また、りゅうず6を巻真パイプ5に螺合させることによってりゅうず6を支持し、衝撃などによる曲がりを低減しているが、頭部6aに直接に応力が加わることを阻止することができないため、りゅうず6の曲がりを完全になくすことができないという問題点がある。
【0009】
そこで本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、構造を複雑化することなく、従来よりもさらに確実なりゅうずを保護することができ、しかもりゅうず保護のためのロック作業を容易に行うことができるようにしたりゅうずの保護構造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のりゅうずの保護構造は、時計本体に軸部が取り付けられたりゅうずの頭部を保護するためのプロテクタを備えたりゅうずの保護構造であって、前記プロテクタは、前記時計本体の被螺合部に対して前記りゅうずの軸線方向に移動可能に螺合する螺合部と、該螺合部の螺合深さに応じて前記りゅうずの頭部を取り囲むように周囲に配置された保護位置及び前記りゅうずの頭部を露出させるように退避する退避位置の間で移動可能に構成された保護枠部とを備えており、前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと、前記プロテクタと前記巻真パイプとの間に固定配置された停止部材とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とするりゅうずの保護構造。
【0011】
この発明によれば、時計本体に螺合するプロテクタを設け、これをりゅうずの軸線方向に移動可能に構成するとともに、プロテクタには、りゅうず頭部の周囲に配置可能に構成された保護枠部を設けたので、保護枠部をりゅうず頭部の周囲に配置することによってりゅうずに直接に外力が加わることを防止することができる。また、時計本体の被螺合部とプロテクタの螺合部との螺合深さを変えることによりプロテクタをりゅうずの軸線方向に移動させることができるので、プロテクタを回転させることによって保護枠部をりゅうず頭部の周囲から退避させることが可能になる。したがって、従来の保護構造のようにりゅうず頭部を時計本体に螺合させて支持するだけではなく、りゅうず頭部をプロテクタにより周囲から覆うように保護しているため、外力が直接りゅうず頭部に加わることを防止することができるから、より確実にりゅうずを保護することができる。また、プロテクタを回転させるだけで移動させることができるので、従来のような難しい操作が必要なくなり、容易に、且つ、迅速に扱うことができる。
さらに、プロテクタの抜け止め構造を備えていることにより、プロテクタの操作位置を確認することができるとともに、プロテクタの紛失等を防止できる。
【0014】
ここで、抜け止め構造としては、プロテクタの突出方向への移動を妨げる停止部、或いは、プロテクタの回転を止めるように構成された停止部を設けることによって構成することができる。
【0015】
後者の場合、プロテクタの内周面若しくは外周面に形成され、プロテクタの回転軸線を中心軸とする円筒状、球面状或いは円弧状の表面部以外の形状を備えた異形の表面部と、当該表面部に対向するとともに対応した形状を備えた上記停止部の対向面部とを設けることによってプロテクタの回転を止めることができる。
【0016】
また、上記のいずれの場合でも、プロテクタと停止部との抵触面がプロテクタの内周側若しくは外周側に斜めに傾斜していることが好ましい。この場合には、抵触面が斜めに傾斜していることにより、プロテクタを停止部に抵触させたとき、プロテクタが停止部から内周側若しくは外周側の押圧力を受けることとなり、プロテクタの回転を妨げ、その位置を保持するための或る程度の保持力を得ることができるからである。
【0018】
そして、前記停止部材は、前記巻真パイプの先端部に係合していることが望ましい。この停止部材として、例えば、巻真パイプの段差部に対してプロテクタの突出方向に係合し、固定された金属及びプラスチック等の弾性部材からなる停止リングを用いることができる。
【0019】
また、前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと前記巻真パイプに設けられた停止部とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とする。
【0020】
また、前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと前記外装ケースに設けられた停止部若しくは前記外装ケースに取り付けられた停止部材とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とする。
【0021】
上記各発明において、前記被螺合部は、前記巻真パイプに設けられていることが好ましい。
【0022】
この発明によれば、巻真パイプに被螺合部が設けられていることによって、外装ケース自体にネジ切り加工を施す必要がないため、加工コストを低減することができる。
【0023】
上記各発明において、前記被螺合部は、前記外装ケースに設けられていることが好ましい。
【0024】
この発明によれば、プロテクタが外装ケースに螺合していることによって、プロテクタに衝撃が加えられても、巻真パイプに直接に衝撃が伝わらないため、りゅうず及び巻真パイプに損傷や変形を生じにくくすることができる。
【0025】
上記各発明において、前記りゅうずは前記時計本体に対して出没可能に構成され、前記りゅうずの頭部外周には、前記りゅうずの軸線周りに伸びる溝若しくはリブが形成されていることが好ましい。
【0026】
この発明によれば、りゅうずの頭部外周に軸線周りに伸びる溝もしくはリブが形成されていることにより、りゅうずの突出量が少なくても溝若しくはリブに爪などを引っ掛けることによってりゅうずを容易に引き出すことができる。したがってプロテクタの移動量が少なくても足りるため、りゅうず周りの構造部分をコンパクトに構成することができる。
【0027】
この場合において、少なくとも前記りゅうずが所定の出没位置にある場合に、前記プロテクタの前記保護枠部は、前記プロテクタを回転させて前記りゅうずの突出方向に移動させたときに前記溝若しくはリブを覆うように前記頭部の周囲に配置され、前記プロテクタを逆回転させて前記りゅうずの没入方向に移動させたときに前記溝若しくはリブを露出させるように前記頭部の周囲から退避するように構成されていることが望ましい。
【0028】
この発明によれば、移動可能に構成されたプロテクタによってりゅうずの頭部外周に形成された溝部若しくはリブを覆ったり、或いは露出させたりすることができるため、プロテクタの移動量を少なくしても確実にりゅうずの操作を行うことができる。
【0029】
次に、時計本体、りゅうず及びプロテクタを有し、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載されたりゅうずの保護構造を備えたことを特徴とする時計である。特に、腕時計、懐中時計などの携帯時計においてコンパクト性を妨げることなく確実にりゅうずを保護することができるとともに、りゅうずの操作性を十分に確保することができる。
【0030】
なお、上記各発明においては、巻真パイプの外周側の外装ケースの部分に凹部を形成し、この凹部内にプロテクタの内端部を収容し、巻真パイプ若しくは外装ケースに対して螺合させるように構成することが好ましい。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明に係るりゅうずの保護構造及びこれを備えた時計の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する各実施形態はいずれも腕時計として構成したものに関するものであるが、本発明は腕時計に限らず、懐中時計その他の携帯時計にも好適に適用できるものであり、また、携帯時計に限らず、他の種々の時計にも適用可能なものである。
【0032】
[第1実施形態]
図1は本発明に係る第1実施形態の腕時計の側部近傍を示す拡大断面図である。この実施形態において、ケース体1、窓ガラス2、ムーブメント3、裏蓋4、回転ベゼル7は、形状は多少異なるものの基本的には上記図7に示すものと同様であるので、同一符号で表すものとし、それらの説明は省略する。
【0033】
本実施形態においては、ケース体1の貫通孔1aに対してケース外側に形成され、拡径した拡径凹部1bが隣接して形成されている。そして、貫通孔1aに巻真パイプ15が挿通された状態で、ロウ付けなどにより固着されている。巻真パイプ15と貫通孔1aとの間にはリング状のパッキン12が介在し、防水性を高めている。このパッキン12は、貫通孔1aを挿通する巻真パイプ15の小径部と、上記拡径凹部1b内に収容される巻真パイプ15の大径部との間に形成された段差面によっても押圧されている。
【0034】
巻真パイプ15の上記拡径凹部1bに収容された大径部の外周面には被螺合部である雄ネジ部15bが形成されている。この雄ネジ部15bには、段付き円筒状のプロテクタ17が螺合している。プロテクタ17には、後述するりゅうず16の頭部16aの周囲に配置可能に構成された保護枠部17aと、この保護枠部17aに対して段差を介してより小さな径に構成された部分の内周面に形成された螺合部である雌ネジ部17bとが形成されている。プロテクタ17の保護枠部17aは雌ネジ部17bから拡径し、ケース体1の外側へ突出している。保護枠部17aの外周面には軸線と平行に伸びるように形成されたリブ若しくは溝からなるローレットが刻設されている。
【0035】
巻真パイプ15は大径部から再び縮径してケース体1から突出した管状突出部15aを備え、この管状突出部15aの外周側に停止リング18が係合している。この停止リング18は弾性を有する金属若しくは合成樹脂などにより形成され、巻真パイプ15に外側から圧入されることによって、管状突出部15aの外周面に形成された環状の段差部に係合して巻真パイプ15から外れないように係合している。
【0036】
りゅうず16は頭部16a及び軸部16bを備えている。頭部16aの外周面には環状の爪掛溝部16cが形成されている。軸部16bは巻真パイプ15の内部を挿通し、その先端はムーブメント3に連結された巻真13に螺合している。軸部16bには巻真パイプ15の内側を挿通している部分に小径部が形成され、この小径部にパッキン11が装着されて軸部16bの外周面と巻真パイプ15の内周面との間の防水性が確保される。
【0037】
本実施形態においては、りゅうず16の頭部16aを一段若しくは二段に引き出すことができるように構成されている。そして、巻真パイプ15の雄ネジ部15bと、プロテクタ17の雌ネジ部17bとは相互に螺合した状態であって、図2(a)に示す状態で、プロテクタ17を外側から見て右回転(時計回り)に回転させるとケース体1から離れ、最終的にプロテクタ17のが保護枠部17aが基準姿勢にある(すなわち、引き出されていない状態)のりゅうず16の頭部16aの周囲に突出してくる。このようにプロテクタ17を時計方向に回転させていくと、図1のりゅうず16の下側部分に描かれたプロテクタ17の図示部分に示されているように、プロテクタ17の雌ネジ部17bが停止リング18の内端部に当接し、それ以上回転させることができなくなる。このとき、図2(b)に示すように、プロテクタ17の保護枠部17aは頭部16aの爪掛溝部16cを覆うように配置される。これがりゅうず16の頭部16aがプロテクタ17の保護枠部17aによって保護されている状態である。
【0038】
一方、上記のようにりゅうず16が保護された状態から、図2(c)に示すようにプロテクタ17を左回転(反時計回り)に回転させると、プロテクタ17は徐々に時計本体の拡径凹部1bに向けて没入していき、やがてプロテクタ17の内端が拡径凹部1bの内底面に当接して、それ以上回転させることができなくなる。このとき、プロテクタ17の保護枠部17aは図2(d)に示すようにりゅうず16の頭部16aの周囲から拡径凹部1b内に向けて退避し、頭部16aの爪掛溝部16cが露出する。したがって、この爪掛溝部16cに爪をかけてりゅうず16を引き出す操作が可能になる。
【0039】
この実施形態によれば、プロテクタ17を回転操作によって引き出すことにより、りゅうず16の頭部16aがプロテクタ17の保護枠部17aによって囲まれ、保護されるため、従来のようにりゅうずの頭部自体を巻真パイプに螺合させる場合(ネジロックりゅうず)とは異なり、りゅうず16の頭部16aが直接外力を受けないように構成することができる。したがって、りゅうずの保護をより確実に行うことが可能になり、強い衝撃を受けた場合でも、りゅうずの変形をほとんど完全に防止することができる。
【0040】
また、この実施形態のプロテクタ17は、単に回転させるだけでりゅうず16の頭部16aを保護したり、或いは、頭部16aの操作に邪魔にならない位置に退避するように移動させることができるため、従来のネジロックりゅうずのように押しながら回転させるという困難な操作を行う必要がないから、操作性を向上させることができる。
【0041】
プロテクタ17は、雌ネジ部17bが当接する停止リング18の内端部は外周側に斜めに開くように傾斜した表面を備えているため、雌ネジ部17bの外端部が停止リング18の内端部に抵触したとき、停止リング18の弾性によってプロテクタ17が外周側に押圧される。このため、プロテクタ17は回転方向の所定の保持力を受けることとなり、振動などによるプロテクタ17の回転戻りが抑制され、プロテクタ17の位置が保持されるようになっている。したがって、停止リング18としては弾性素材で構成されていることが好ましい。
【0042】
本実施形態では、基本的にりゅうず16を1段引き出すことができる場合について説明した。しかし、図1に矢印S0、S1、S2で示すように、りゅうず16が引き出されていない位置S0と、1段引き出された位置S1と、2段引き出された位置S2のいずれかの状態にすることができるように構成することも可能である。この場合、例えば、りゅうず16の頭部がS0の位置にある状態では、りゅうず16の機能は解除されており、りゅうず16を回転させてもムーブメント3には何ら作用しない。りゅうずの頭部16aがS1の位置にある状態では、例えばアラームがセットされた状態になり、S2の位置にある状態では、例えばりゅうず16を回転させることによってアラームの時刻合わせを行うことができる。このように構成した場合には、1段引き出したS1の位置にある状態にりゅうず16を長時間保持して携帯する場合もあるため、プロテクタ17の突出ストロークを多少伸ばして、りゅうず16を一段引き出した状態においても保護枠部17aを突出させることによって頭部16aを保護することができるように構成することが好ましい。プロテクタ17のストロークはプロテクタ17と停止リング18との当接位置をややりゅうず16の頭部16a側にずらすように構成すればよい。
【0043】
さらに、上記実施形態の一部を変形させて図7に示すように構成することもできる。すなわち、図7に示す変形例では、上記実施形態のプロテクタ17の代わりにプロテクタ17’を用い、停止リング18の代わりに停止リング18’を用いる。プロテクタ17’は上記と同様の雌ネジ部17’bを備えているが、さらにその外側に8角形状の係合内面部17’cを有する。また、停止リング18’には、プロテクタ17’に対向する8角形状の係合外面部18’aを備えている。
【0044】
この場合には、プロテクタ17’を回転させてケース体1から離れるように移動させていくと、係合内面部17’cもまた外側へ移動し、停止リング18’の係合外面部18’aに対向するようになる。係合内面部17’cと係合外面部18’aとの間にはわずかな隙間が形成されているが、両者が円筒面形状とは異なる異形の面形状を備えているので、相互に回転方向に係合し、それ以上プロテクタ17’を回転させることができなくなる。また、異形の面形状に形成された係合内面部17’cと係合外面部18’aとの嵌合によってプロテクタ17’の回転の戻りを妨げることができ、或る程度のプロテクタ位置の保持効果を発生させることができる。さらに、図示のように係合内面部17’cを停止リング18に向けて斜めに形成し、これに対応するように係合外面部18’aもまた逆側に斜めに形成することによって、両面をスムーズに嵌合させることができる。
【0045】
以上のように、プロテクタの抜け止め構造としては、単に外側へ抜けないようにプロテクタに外側から抵触するものでなく、プロテクタの回転のみをある位置において妨げるように構成されているものであっても構わない。
【0046】
[第2実施形態]
次に、図3を参照して本発明に係る第2実施形態について詳細に説明する。この実施形態では、ケース体1、窓ガラス2、ムーブメント3、裏蓋4、りゅうず16、停止リング18については、それぞれ第1実施形態と形状の異なる点はあるものの、基本的にほぼ同様であるので同一符号を付し、それらの説明は省略する。ただし、この実施形態では裏蓋4はケース体1に対して螺合しており、また、ケース体1の表面側には回転ベゼルが取り付けられていない。
【0047】
本実施形態において、巻真パイプ25の先端部には第1実施形態と同様に停止リング18が係合保持されている。この巻真パイプ25にはネジ構造は形成されておらず、その代わりに、巻真パイプ25の外周に対向する拡径凹部1bの内周面に雌ネジ部1cが形成されている。この雌ネジ部1cは、段付き円筒状のプロテクタ27の外周面に形成された雄ネジ部27bに螺合している。プロテクタ27は保護枠部27aの外周面にローレットを備えている。
【0048】
この実施形態においても、プロテクタ27を軸線周りに回転させることによって拡径凹部1b内から出没させることができるように構成されている。したがって、プロテクタ27の保護枠部27aによって周囲を取り囲むようにりゅうず16の頭部16aを保護することができ、しかも、簡単な操作でプロテクタ27を移動させることができる。
【0049】
この実施形態については特に、プロテクタ27がケース体1に螺合しているため、プロテクタ27の保護枠部27aに衝撃が加わっても、りゅうず16はもちろんのこと、巻真パイプ25に対しても直接プロテクタ27から応力が伝達されないため、第1実施形態よりもりゅうず16及び巻真パイプ25を強い衝撃からより確実に保護することができる。
【0050】
[第3実施形態]
次に、図4を参照して本発明に係る第3実施形態について詳細に説明する。この実施形態は、上記第3実施形態とほぼ同様のケース体1、窓ガラス2、ムーブメント3及び裏蓋4を備えている。ケース体1の貫通孔1aには巻真パイプ35が挿入されてロウ付けなどによって固定されている。巻真パイプ35の管状突出部35aは拡径凹部1bからケース体1の外部に突出している。管状突出部35aの外周面には雄ネジ部35bが刻設されている。また、巻真パイプ35の雄ネジ部35bの内端部には、停止部である停止突部35cが形成されている。
【0051】
巻真パイプ35の雄ネジ部35bには、円筒状に形成されたプロテクタ37の内周面に刻設された雌ネジ部37bが螺合している。プロテクタ37には、ケース体1の外側へ突出し、りゅうず36の頭部36aを覆うように構成された保護枠部37aが形成されている。プロテクタ37の内端部37cには、環状の停止リング38が取付固定されている。
【0052】
この実施形態においても、プロテクタ37を回転させると、プロテクタ37はその軸線方向に移動し、その保護枠部37aがりゅうず36の頭部36aの周囲に配置されてりゅうず36を保護するように構成される。ここで、保護枠部37aは、頭部36aの外周面に形成され爪掛溝部36cを覆ったり、或いは、りゅうず36の頭部36aの爪掛溝部36cを露出するように拡径凹部1b側に退避したりするようになっている。このプロテクタ37を時計回りに限界まで回転させると、図4のりゅうず36の上側に示されているように、プロテクタ37に取り付けられた停止リング38が巻真パイプ35に形成された停止突部35cに当たり、それ以上プロテクタ37を引き出し方向に移動させることができなくなるように構成されている。また、プロテクタ37を反時計回りに限界まで回転させると、図4のりゅうず36の下側に示されているように、プロテクタ37の雌ネジ部37bが停止突起35cによって回転を阻止されるので、それ以上プロテクタ37を引き込み方向に移動させることができなくなる。
【0053】
なお、本実施形態の場合、プロテクタ37の外周面がケース体1の拡径凹部1bの内周面によって軸線方向に案内されるように構成されていることによって、プロテクタ37の変形に対する耐力を向上させている。
【0054】
[第4実施形態]
次に、図5を参照して本発明に係る第4実施形態について詳細に説明する。この実施形態において、ケース体1、窓ガラス2、ムーブメント3、裏蓋4、巻真パイプ35及びりゅうず36は上記第3実施形態と同一であり、同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
【0055】
本実施形態において、プロテクタ47は、りゅうず36の頭部36aを保護するための保護枠部47aと、巻真パイプ35の雄ネジ部35bに螺合する雌ネジ部47bを備えている。このプロテクタ47は、上記第3実施形態のものと若干異なっており、プロテクタ47の内端部47cは、内側(軸線側)に向けて張り出したフック形状に形成されている。
【0056】
この実施形態では、プロテクタ47を回転させてケース体1から突出させるようにすると、やがてフック形状に形成された内端部47cが巻真パイプ35の停止突部35cに当接し、それ以上プロテクタ47を回転させることができなくなるようになっている。
【0057】
[第5実施形態]
最後に、図6を参照して本発明に係る第5実施形態について詳細に説明する。この実施形態において、ケース体1、窓ガラス2、ムーブメント3、裏蓋4、りゅうず16、巻真パイプ25は上記第2実施形態と同一であり、同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
【0058】
本実施形態において、ケース体1の拡径凹部1bの内周面には、雌ネジ部1cが形成され、また、この雌ネジ部1cの開口縁部側には、一段内径が広がった拡径内面部1dが形成されている。この拡径内面部1dの開口縁部近傍にはリング状の停止リング58が取付固定されている。
【0059】
一方、プロテクタ57には上記雌ネジ部1cに螺合する雄ネジ部57bが形成され、プロテクタ57を回転させることにより、保護枠部57aをりゅうず16の頭部16aの周囲に突出させたり、或いは、保護枠部57aを頭部16aの周囲から退避させたりすることができるようになっている。また、プロテクタ57の外周面には、上記雄ネジ部57bに隣接して環状の停止リブ57cが形成されている。プロテクタ57を回転させて保護枠部57aをりゅうず16の頭部16aの周囲に配置させるように移動させてゆくと、やがて停止リブ57cは上記停止リング58に当接し、それ以上プロテクタ57を回転させることができなくなるようになっている。
【0060】
この実施形態では、プロテクタ57をケース体1に対して螺合させ、さらにプロテクタ57の抜け止め構造をケース体1との間に形成しているため、外部からの衝撃をプロテクタ57に受けても、りゅうず16や巻真パイプ25に衝撃を直接に伝えることがないから、より確実にりゅうず16近傍の構造を保護することが可能になる。
【0061】
なお、上記の各実施形態ではいずれも、りゅうずを引き出していない状態でプロテクタの保護枠部がりゅうずの頭部を保護するように構成されているが、りゅうずを1段又は2段引き出した状態でも保護することができるようにプロテクタの軸線方向の移動ストロークを大きくとるようにしてもよい。
【0062】
尚、本発明のりゅうずの保護構造及びこれを備えた時計は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、従来の保護構造のようにりゅうず頭部を時計本体に螺合させて支持するだけではなく、りゅうず頭部をプロテクタにより周囲から覆うように保護しているため、外力が直接りゅうず頭部に加わることを防止することができるから、より確実にりゅうずを保護することができる。また、プロテクタを回転させるだけで移動させることができるので、従来のような難しい操作が必要なくなり、容易に、且つ、迅速に扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の構造を示す拡大断面図である。
【図2】第1実施形態の操作方法及び状態変化を示す説明図(a)〜(d)である。
【図3】本発明に係る第2実施形態の構造を示す拡大断面図である。
【図4】本発明に係る第3実施形態の構造を示す拡大断面図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態の構造を示す拡大断面図である。
【図6】本発明に係る第5実施形態の構造を示す拡大断面図である。
【図7】第1実施形態の変形例を示す軸線方向と平行な断面構造及び軸線方向と直交する断面構造を示す拡大部分断面図である。
【図8】従来の腕時計におけるりゅうず近傍の構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ケース体
1a 貫通孔
1b 拡径凹部
2 窓ガラス
3 ムーブメント
4 裏蓋
5 巻真パイプ
5a 管状突出部
6 りゅうず
6a 頭部
6b 軸部
6c コイルバネ
7 回転ベゼル
8 飾りリング
11,12 パッキン
13 巻真
15,25,35 巻真パイプ
15a,25a,35a 管状突出部
15b,25b,35b 雄ネジ部
16,36 りゅうず
16a,36a 頭部
16b,36b 軸部
16c,37c 爪掛溝部
17,,27,37,47 プロテクタ
17a,,27a,37a 保護枠部
17b,27b,37b 雌ネジ部
18,38 停止リング
35c 停止突部
37c,47c 内端部

Claims (9)

  1. 時計本体に軸部が取り付けられたりゅうずの頭部を保護するためのプロテクタを備えたりゅうずの保護構造であって、
    前記プロテクタは、前記時計本体の被螺合部に対して前記りゅうずの軸線方向に移動可能に螺合する螺合部と、該螺合部の螺合深さに応じて前記りゅうずの頭部を取り囲むように周囲に配置された保護位置及び前記りゅうずの頭部を露出させるように退避する退避位置の間で移動可能に構成された保護枠部とを備えており、
    前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと、前記プロテクタと前記巻真パイプとの間に固定配置された停止部材とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とするりゅうずの保護構造。
  2. 請求項1において、前記停止部材は、前記巻真パイプの先端部に係合していることを特徴とするりゅうずの保護構造。
  3. 時計本体に軸部が取り付けられたりゅうずの頭部を保護するためのプロテクタを備えたりゅうずの保護構造であって、
    前記プロテクタは、前記時計本体の被螺合部に対して前記りゅうずの軸線方向に移動可能に螺合する螺合部と、該螺合部の螺合深さに応じて前記りゅうずの頭部を取り囲むように周囲に配置された保護位置及び前記りゅうずの頭部を露出させるように退避する退避位置の間で移動可能に構成された保護枠部とを備えており、
    前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと前記巻真パイプに設けられた停止部とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とするりゅうずの保護構造。
  4. 時計本体に軸部が取り付けられたりゅうずの頭部を保護するためのプロテクタを備えたりゅうずの保護構造であって、
    前記プロテクタは、前記時計本体の被螺合部に対して前記りゅうずの軸線方向に移動可能に螺合する螺合部と、該螺合部の螺合深さに応じて前記りゅうずの頭部を取り囲むように周囲に配置された保護位置及び前記りゅうずの頭部を露出させるように退避する退避位置の間で移動可能に構成された保護枠部とを備えており、
    前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持する抜け止め構造を備え、
    前記時計本体に設けられた外装ケースに巻真パイプが固定され、該巻真パイプを前記りゅうずの軸部が挿通して時計本体内に向けて伸び、前記プロテクタと前記外装ケースに設けられた停止部若しくは前記外装ケースに取り付けられた停止部材とを接触させることにより、前記螺合部と前記被螺合部の螺合状態を保持することを特徴とするりゅうずの保護構造。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項において、前記被螺合部は、前記巻真パイプに設けられていることを特徴とするりゅうずの保護構造。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項において、前記被螺合部は、前記外装ケースに設けられていることを特徴とするりゅうずの保護構造。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項において、前記りゅうずは前記時計本体に対して出没可能に構成され、前記りゅうずの頭部外周には、前記りゅうずの軸線周りに伸びる溝若しくはリブが形成されていることを特徴とするりゅうずの保護構造。
  8. 請求項7において、少なくとも前記りゅうずが所定の出没位置にある場合に、前記プロテクタの前記保護枠部は、前記プロテクタを回転させて前記りゅうずの突出方向に移動させたときに前記溝若しくはリブを覆うように前記頭部の周囲に配置され、前記プロテクタを逆回転させて前記りゅうずの没入方向に移動させたときに前記溝若しくはリブを露出させるように前記頭部の周囲から退避するように構成されていることを特徴とするりゅうずの保護構造。
  9. 時計本体、りゅうず及びプロテクタを有し、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載されたりゅうずの保護構造を備えたことを特徴とする時計。
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