JP4741935B2 - 懐中時計のネジ巻き機構へのアクセスを保護する装置 - Google Patents

懐中時計のネジ巻き機構へのアクセスを保護する装置 Download PDF

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Description

本発明は、エネルギー蓄積手段と巻き上げ手段とを有する時計ムーブメントを収納するケースを有する機械式時計に関する。巻き上げ手段により機械的エネルギーが蓄積手段内に供給される。この巻き上げ手段はケースの開口を介して外部からアクセス可能な巻き真(軸)を有する。
本発明は特に、懐中時計のような時計に関し、その機械的エネルギーの蓄積手段は香箱スプリングの形態で実現される。巻き真は、香箱スプリングに直接あるいは機械的トレインを介して結合される。
この種の時計は数世紀にわたって公知である。先ず、巻き真は、ムーブメントを巻き上げるために、時計の文字盤に形成された開口を介してアクセス可能である。時計にガラスを使用する時代以前は、文字盤は、指針に損傷を与えるのを回避するために、且つ時計が使用者のポケットに入る時に針の動作と干渉しないように、カバーで保護されていた。従って時計ケースの内側は、巻き上げ開口を介して外部環境と導通可能であり、ムーブメントは同一のカバーで保護されていた。その後時計のガラスの使用が一般的になると、時計ムーブメントは、時計ケースの文字盤とは別の領域(すなわちケースの裏側)に開口を配置するのに適合するようになっている。
時計ケースの内側を外部環境に曝すような開口は、時計ムーブメントにとって有害であるために、ケースの裏面特に巻き真へのアクセスが可能となる開口を保護するためにカバーを搭載するのが一般的となった。時計に一体に形成された巻き真(竜頭)を用いる新たな時計ムーブメントの構造が出現した。このようなムーブメントでは、特殊なツール(すなわち巻きかぎ)を用いずにムーブメントを巻き上げることができる。さらに、このようなムーブメントにより時計ケースは完全に封止することができ、かくして時計ムーブメントは外部環境から保護されることになった。
しかし、今日でも、ある時計メーカーはキーで巻き上げるタイプの伝統的な懐中時計を製造維持することを望んでいる。このような時計は市場で高級品として扱われ、ゴールド(金)製である。このような場合、時計ケースの裏面にカバーを有することは、いくつかの欠点がある。実際にケースの構造は、カバーを保持するヒンジを有するためにより複雑になるだけでなく、カバーを製造するのに必要な材料の品質故に高価となる。さらにある時計メーカーは、古い時計のレプリカを設計し、そのあるものはカバーを有さずに裏面の巻き真(軸)にアクセスできる。このようなレプリカは、現在の製造品質標準を守っている。このような場合、時計ムーブメントは時計ケースの内部に入り込むゴミのリスクに曝されている。
本発明の目的は、前述した従来技術の欠点を解決することであり、これにより古い構造基準を満たし、外部環境に対し時計ムーブメントの最大の保護を提供できる機械式時計を提供することである。
かくして本発明は上記した種類の時計に関する。本発明の時計は、2つの端部位置の間を移動する可動部品を有する。弾性手段がケースの内側に配列され、可動要素を第1静止位置に保持する。この位置においては、可動要素はケースと協働して開口を少なくとも部分的に閉じる。可動要素の第2の位置は巻き上げ位置で、その位置においては少なくとも軸の先端が解放されてエネルギ蓄積手段を巻き上げる。
好ましくは、可動要素は、巻き真に沿って動くよう配置され、ガイド手段を具備する。このガイド手段は時計ケースと一体で、特に開口と同心の筒の形態で形成され、ケースから時計ムーブメントの領域に延びる。
さらに、可動要素は、巻き真の周囲でリングの形態で形成され、且つ中央孔を有し、その断面は、外側において、ケースの開口の断面よりも小さく、開口へゴミ等が入るのを阻止する。
本発明による構造故に、巻き真が時計ケースの外部からアクセス可能なように貫通する開口は、従来の時計に比較してその寸法が小さい。実際に、弾性手段好ましくは螺旋スプリングに搭載されるリングは、巻き真の周囲でピストンのように動作する。スプリングが、静止位置すなわち解放状態にあるときには、リングは、開口の領域にあり部分的に開口を封止する。巻きかぎが開口内に挿入されて巻き上げ動作を実行するときには、巻きかぎの端部はリングに圧力を掛けてスプリングを圧縮し、リングを筒に沿って下側に移動させる。スプリングが圧縮されるある段階から、巻きかぎは巻き真と噛み合って回転駆動させ、時計の香箱スプリングを巻く。
好ましくは、リングはほぼ円筒形状の第1部分を有する。この第1部分は外側に配置され、且つ開口の直径よりも若干小さい直径を有する。この第1部分に繋がって円筒形状の第2部分を有する。この第2部分は、ほぼ円筒形状で、開口の直径より大きな直径を有する環状断面を有する。さらに第1部分の長さは、開口領域のケースの厚さ以下である。あるいは好ましくはそれに等しい。このような構造故に、リングの先端部分、すなわち外側上に配置される部分は、スプリングが解放状態にある時にはケースと面一となり、時計の美的外観を改善する。
本発明の好ましい実施例によれば、時計がリングの動きをガイドする手段を有する時には、リングを筒に対し軸方向にガイドすることは、リングの第2部分のケース内に形成された環状溝内に配置された環状シーリング・ガスケットにより行われる。これは、時計のユーザが経験する感覚を改善するのみならず、巻きかぎを挿入したときに、リングと筒との間の摩耗現象を押さえる。
図1は、本発明による機械式時計1、すなわち懐中時計の好ましい実施例を表す図。同図において、機械式時計1は裏面2から、即ち裏蓋3の側から示されている。前面はそれが本発明に直接関係しない限り詳述しない。
機械式時計1は、懐中時計の分野では従来型の吊り輪4を具備し、それにリング5が取り付けられている。
機械式時計1の裏面のある領域は開口6を有し、この開口6内に四角形の断面を有する巻き真7の一端が配置され、ケースの外側からアクセス可能である。図2a、2bに示すように、巻き真7の先端が開口6に配置されている。
図1からわかるように、可動要素8は、開口6の端と巻き真7との間に配置されている。可動要素8の外側表面9は、中心にほぼ円形の孔10を有するディスクの形態を採る。同図から明らかなように、可動要素8が存在することにより、機械式時計1の外側と内側の間に存在する通路の寸法を減らしている。孔10の寸法は、巻き真7の矩形の長さよりも若干長く、巻き真7が可動要素8に対し自由に回転できる。
ここに示した時計は、一般的に市場で高級品として販売されている。かくして、ケースの構成部品、すなわち裏蓋3と中間部分と可動要素8は、ケースの外側から見える部分であり、通常金属製、好ましくはゴールド製である。
可動要素8は、本発明のこの実施例によれば、懐中時計のネジ巻き機構を保護する装置と一体部分を形成する。この保護装置の他の構成部品は、図2a、2bを参照して以下詳述する。
図2aを参照すると、この第1位置にある可動要素8は、時計ケースの内側/内側を保護する。
図2bを参照すると、巻き真を巻き上げる第2位置にある可動要素8により、巻き真の端部へのアクセスが可能となる。
従来と同様に、機械式時計1はケースを有し、このケースは、特に、裏蓋3と中間部分20とベゼル21により形成され、ガラス22で閉じられている。時計のケースは、図2a、2bに示すように、従来型の時計ムーブメントを有する。この時計ムーブメントは、一方ではプレート23で、他方ではトレインバー24で外形が規定されている。
文字盤25が、その上を時刻を示す針(図示せず)が回転するが、時計ムーブメントに搭載される。
筒26は、通常円筒形状で、ケースの底部に固定され、開口6と巻き真7と同軸に配置され、トレインバー24の領域にまで延びる。筒26の内径は、開口6の直径よりも若干大きく、かくしてケースの裏蓋3が開口6の場所で肩部27を形成する。
可動要素8はリングの形態を採り、第1円筒部分28が機械式時計1の外側に配置され、その長さはケースの裏蓋3の厚さに等しい。第1円筒部分28の直径は、開口6の直径よりも若干小さく、可動要素8が第1の位置(静止位置)にあるときには、第1円筒部分28は開口6の内側に嵌る。
ケースの内側に向かって、第1円筒部分28に続いて第2円筒部分29が形成される。第2円筒部分29の直径は第1円筒部分28のそれよりも大きく、且つ開口6のそれよりも大きい。
リングの内側では、孔10が肩部30で終わり、その後孔10の直径よりも大きな直径を有する第2孔31が延びる。
さらに、環状溝32が第2円筒部分29の側面壁内に配置され、Oリング33を収納する。
スプリング34が巻き真7の周囲に配置され、トレインバー24と可動要素8との間に延びる。スプリング34の外径は、第2孔31の直径よりも小さい。従って、スプリング34の第1端35は、トレインバー24に当接するように配置され、スプリング34の第2端36は、可動要素8の内側で肩部30に当たるよう配置される。
前述の記載から明らかなように、リングである可動要素8は筒26の内側でピストンとして機能し、これによりシリンダ機能を実行する。
実際に、図2bから明らかなように、圧力が可動要素8の外側表面9にかけられると、この圧力はスプリングに伝達され、このスプリングが圧縮されて、巻き真7に沿ってリングである可動要素8を時計ムーブメントの方向に移動させる。
第2円筒部分29上にシール用ガスケットであるOリング33が存在することにより、時計の金属部分間に発生する摩擦、すなわちリングである可動要素8が移動する間、リングである可動要素8と筒26との間の摩擦の発生を阻止する。さらにまた、Oリング33が筒26の内側をスライドすることにより、可動要素8に力をかける時計の使用者に対し、より柔らかな感触を与えることができる。
かくして可動要素8は、トレインバー24の領域で第2位置(すなわち巻き上げ位置)に移動することができ、これは、スプリング34の最大圧縮力の位置に対応する。別の構成として、可動要素8の第2位置は、筒26の内側に配置された肩部で規定することもできる。あるいは第2位置は、リングである可動要素8が直接トレインバー24に当接するような位置に対応する。
外側表面9に掛かっていた力が取り除かれると、スプリング34は緩み、可動要素8をケースの外側方向に向かって第1静止位置に押し戻す。この位置においては、可動要素8の第2円筒部分29はケースの肩部27に当たるよう配置され、外側表面9が時計のケースの裏面2と面一となる。
機械式時計1のムーブメント、特に香箱スプリング(図示せず)を巻き上げる操作において、巻き真7は巻きかぎ(図示せず)で回転駆動される。従って、巻き真7の端部、すなわちムーブメントから最も遠い端部は、凹型収納部分を形成するホールを具備する巻きかぎと協働する凸型収納部として用いられる。
図2aに示す可動要素8の静止位置から開始すると、巻き真7の端部はアクセスできない。かくして巻きかぎを外側表面9に当接するよう配列して、リングである可動要素8に圧力を加え、それを時計のムーブメントの方向に移動させる。同時に、巻き真7の端部は巻きかぎの孔(凹部)内に挿入されて、巻きかぎでもって巻き真を回転させる。
上記した保護装置により、機械式時計1のケースの内側、特にその時計ムーブメントは、従来の時計の内側よりもよりよく保護される。
実際に時計の最も通常の構成においては、すなわち時計が巻き上げられていない状態では、可動要素8は第1位置にある、すなわちケースの開口6内にある。この場合、開口6は、その直径は巻きかぎを挿入できる大きさであり、可動要素8により一部封止される。この構成により、ケースの内側に入り込みムーブメントに損傷を与えるゴミやちりの混入リスクが制限できる。さらにまた、リングである可動要素8がピストンと類似の動作をすることにより、リングである可動要素8を巻きかぎを用いて時計のケースの内側方向に容易に押し戻すことができる。
特に図2bに示すように、Oリング33は、ケースの内側に可動要素8と筒26の間の隙間を介してアクセスするのを阻止する。
特殊な実施例においては、ある種の光沢性の最終仕上げ作業を可動要素8の外側表面9に対して行うことができる。例えば巻き上げ操作の間、キーの回転方向と同一の回転方向に最終仕上げを行う。かくして外側表面9が巻き上げ操作の間起こる摩擦により、巻きかぎの端部により傷が付いた場合には、発生した傷は少なくとも部分的に光沢のある仕上げラインにとけ込み、機械式時計1の美的外観を維持する。
前記記載に基づいて他の実施例を可動要素8の孔10に対し特に適用できる。
孔10は、実際には、巻き真7の寸法よりもわずかに大きな矩形でもよく、これによりケースの内側へゴミが進入するリスクを減らしている。このような場合、リングである可動要素8は、ピストンのように動作して、時計ムーブメントの方向に押し戻されて、時計を巻く前に、巻き真7の少なくとも端部を解放する。巻き上げ操作の観点からの本質的な違いは、巻き真が「巻きかぎ」で回転駆動される時に起きる。本発明の他の実施例による矩形の孔と巻き真の相対的寸法故に、巻き真の回転は可動要素8の回転運動を引き起こす。その結果、時計の使用者は、上記した第1実施例に必要なトルクよりも若干大きなトルクを巻きかぎに掛ける必要がある。
従ってこの実施例を実行する場合、Oリング33の材料を適宜選択するのが好ましい。Oリング33が筒の内側に当たる時の摩擦力を最低にする材料を選択することである。従来のゴムあるいはシリコンベースの材料が好ましい。
上記の説明は本発明の実施例に対し限定的に解釈すべきものではなく、特に可動要素8と筒26に対し記載した構造に対して限定的に解釈すべきではない。
筒26は開口6の寸法と類似の寸法を有することもできる。この場合、さらなる手段が、可動要素8を第1静止位置に保持するために、巻き真7の代わりに必要である。
特に、リングである可動要素8が巻き真7により直接ガイドされ、筒26はケース内に配置されていない実施例も考えることができるが、この実施例では、保護が弱い問題があるが、特定のケースによってはそれで十分である。可動リングの孔が矩形でその寸法が巻き上げ軸の寸法に適合しているような実施例の場合には、効率的保護は、必須のものではない。同様に筒はさまざまな方法で具備することができる。例えば、筒をケースではなくトレイン・バーに固定すること、さらにはまた巻き上げ軸の両側に配置された単純なガイド軸の形態でも実施することができる。後者の場合、リングである可動要素は、ガイド軸に適合し、中央の孔の両側で且つそれに平行に配列するような孔を具備してもよい。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。
本発明による機械式時計の裏面を表す図。 図1の時計の線II−IIに沿った断面で、リング要素が第1位置にある状態を表す図。 図1の時計の線II−IIに沿った断面で、リング要素が第2位置にある状態を表す図。
符号の説明
1 機械式時計
2 裏面
3 裏蓋
4 吊り輪
5 リング
6 開口
7 巻き真
8 可動(リング)要素
9 外側表面
10 孔
20 中間部分
21 ベゼル
22 ガラス
23 プレート
24 トレインバー
26 筒
27 肩部
28 第1円筒部分
29 第2円筒部分
30 肩部
31 第2孔
32 環状溝
33 Oリング
34 スプリング
35 第1端
36 第2端

Claims (9)

  1. ケース(3、21)を有する機械式時計(1)において、
    前記ケース内に、機械的エネルギーを蓄積する手段と、前記エネルギー蓄積手段に機械的エネルギーを提供する巻き上げ手段とを有する時計ムーブメントが収納され、
    前記巻き上げ手段は、外部から前記ケースの開口(6)を介してアクセス可能な巻き真(7)を有し、
    前記巻き真(7)は、「巻きかぎ」で回転駆動され、
    前記ケースは、2つの位置の間を移動する可動要素(8)と前記ケース内に配置された弾性手段(34)とを有し、
    前記弾性手段(34)は、前記可動要素(8)を第1位置と第2位置に保持し、
    前記第1位置では、前記可動要素(8)は、前記開口(6)を少なくとも部分的に閉鎖するために前記ケースと協働し、
    前記第2位置では、前記巻き真(7)の少なくとも先端が前記エネルギ蓄積手段を巻き上げられるよう十分解放されるような巻き上げ位置であり、
    前記可動要素(8)は、「巻きかぎ」で可動要素(8)に圧力をかけることにより、前記巻き上げ位置に移動する
    前記可動要素(8)は、前記巻き真(7)の周囲に配置されたリング(8)であり、
    前記リング(8)は、その外側の断面が前記開口(6)の断面よりも小さい中央孔(10)を有し、前記巻き真(7)に沿って移動し、前記巻き真(7)は、前記中央孔(10)を貫通する
    ことを特徴とする機械式時計。
  2. 前記可動要素(8)をガイドするガイド手段(26)をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式時計。
  3. 前記ガイド手段は、前記ケースに固定される
    ことを特徴とする請求項2記載の機械式時計。
  4. 前記ガイド手段は、前記開口(6)と同心で、且つ前記ケースから前記時計ムーブメントの領域に延びる筒(26)を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の機械式時計。
  5. 前記開口(6)は、円形であり、
    前記リング(8)は、第1円筒部分と第2円筒部分とを有し、
    前記第1円筒部分は、円形断面であり、前記開口(6)の直径よりも小さな外径を有し、
    前記第2円筒部分(29)は、円形断面であり、前記開口(6)の直径よりも大きな外径を有し、
    前記第1円筒部分(28)の長さは、前記開口(6)の領域の前記ケースの厚さ以下である
    ことを特徴とする請求項1−4のいずれかに記載の機械式時計。
  6. 前記ガイド手段は、前記開口(6)と同心で且つ前記ケースから前記時計ムーブメントの領域に延びる筒(26)を有し、
    前記筒(26)は、円形断面を有し、
    環状溝(32)が、前記第2円筒部分(29)のケース内に形成され、
    環状シーリング・ガスケット(33)が、前記環状溝内に部分的に配置され、
    前記第2円筒部分の直径は、前記筒(26)の内径よりも小さく、
    前記環状シーリング・ガスケット(33)は、前記リング(8)の第2円筒部分(29)と筒(26)の間で圧縮される
    ことを特徴とする請求項5記載の機械式時計。
  7. 前記リング(8)の中央孔(10)は、円形である
    ことを特徴とする請求項1−6のいずれかに記載の機械式時計。
  8. 前記弾性手段は、前記時計ムーブメントと前記可動要素(8)との間に挿入される螺旋スプリング(34)を有する
    ことを特徴とする請求項1−7のいずれかに記載の機械式時計。
  9. 前記螺旋スプリング(34)の外径は、前記リング(8)の時計ムーブメントの側の孔(31)の直径よりも小さく、
    前記孔(31)は、前記リング(8)の時計ムーブメント側の端部から所定の位置に配列され、前記螺旋スプリング(34)の一端(36)が当たるような肩部(30)を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の機械式時計。
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