JP3675122B2 - 映像装置及び映像装置の状態監視方法並びに映像装置の状態監視を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
映像装置及び映像装置の状態監視方法並びに映像装置の状態監視を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを利用して映像の記録再生装置を制御する装置において、装置が映像の記録再生状態を監視し、画像のデータ保持して、それを状態の記録として用いることにより、映像の記録再生状態の監視作業を支援する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的な、コンピュータを利用した映像システムの説明を図2、図3、図4、図7を用いて説明する。図2は従来の映像編集装置の構成の一例を示すブロック図で、201は映像再生装置、202は第1のモニタ、203は制御用コンピュータ、204はディスプレイ、205はキーボード、206はマウス、207は映像記録再生装置、208は映像素材、209は第2のモニタ、210は映像記録媒体、211はログファイル部、10は映像信号ケーブルである。制御用コンピュータ203は、映像再生装置201,映像記録再生装置207,ログファイル部211,ディスプレイ204,キーボード205,マウス206に接続している。映像素材208は前記映像再生装置201に接続し、第1のモニタ202は前記映像再生装置201に映像信号ケーブル10で接続され、映像記録媒体210は前記映像記録再生装置207に接続し、第2のモニタ209は前記映像記録再生装置207に映像信号ケーブル10で接続されている。前記映像再生装置201と前記映像記録再生装置207とは映像信号ケーブル10で接続されている。
【0003】
図2において、制御用コンピュータ203はソフトウエアの働きにより映像装置のシステム制御を行う。映像再生装置201は映像素材208の映像を再生する。該映像再生装置201で再生された映像は第1のモニタ202と映像記録再生装置207に送られ、該第1のモニタ202は再生画像を表示する。前記映像記録再生装置207は入力された映像を映像記録媒体210に記録する。また、前記映像記録再生装置207は前記映像記録媒体210に記録された画像を再生し、前記第2のモニタ209に送り、前記第2のモニタ209は送られてきた映像を表示する。前記制御用コンピュータ203は、周辺機器として、ディスプレイ204、キーボード205、マウス206、ログファイル部211を持つ。前記制御用コンピュータ203は、前記ディスプレイ204に押しボタン等の機能を代替えするためのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(Graphical User Interface:以後、GUIと称す)を用いた操作・制御画面を表示させ、前記キーボード205と前記マウス206の少なくとも一方を操作することによってこの映像装置のシステム制御を行っている。
【0004】
図3は前記ディスプレイ204に表示される前記GUIを用いた操作・制御画面の一例で、30は操作・制御画面、302-1,302-2,302-3は操作・制御画面30上のメッセージボックスやダイアログボックス等の表示画面で、301は表示画面302-1上のグラフィックス部品の押しボタンである。図3において、ダイアログボックスの表示画面302-3はメッセージの表示画面302-2の前面に表示されているが、該メッセージの表示画面302-2の中に前記マウス206のカーソルを移動させクリックすることにより前記ダイアログボックスの表示画面302-3の前面に表示させることができる。このような画面の表示の前面・後面または別の場所への移動はGUI画面の特徴で、他のGUI画面でも可能である。尚、クリックとは、例えば前記ディスプレイ204に表示されたGUIを用いた前記操作・制御画面30で、前記マウス206を使用して前記押しボタン301上にカーソル等のポインタを重ね合わせ、前記マウス206に付属している押しボタンスイッチの定められた1つを押す操作をいう。このようにディスプレイ上でマウス,トラックボール等のポインティング・デバイスを使って操作する場合の操作・制御画面をGUI画面という。またその他に、押しボタン操作はキーボード205の特定のキーを割り当てているので、当該の割当てられたキーを押すことによりクリックと同様の操作を行うこともでき、操作者は前記ポインティング・デバイスと前記キーボード205の両者を適当に使用して、映像装置を操作する。
【0005】
前記制御用コンピュータ203は、制御対象機器を制御できるように映像再生装置201や映像再生記録装置207との間を制御用ネットワークケーブル(例えば、RS−422A規格インターフェース)で接続している。
【0006】
図7は映像装置の現在のシステム制御状態を説明するメッセージ表示のGUI画面の一例で、701はシステムの状態を説明するメッセージ、702はシステムの進行状態を模式的に表示した図形、703はこの命令をキャンセルするためのボタン、70はシステムの状態を説明するメッセージが書かれた表示画面であり、このメッセージ画面は前記操作・制御ウインドウ30上に表示される。図4は異常を説明するメッセージの表示のGUI画面の一例で、401は異常を説明するメッセージ(エラーメッセージ)、402は異常であることを強調したまたは異常状態の等級を示す異常表示マーク、40は異常を説明するメッセージ401が書かれた画面(エラーメッセージ画面)であり、このエラーメッセージ画面も前記操作・制御ウインドウ30上に表示される。403はグラフィックス部品の押しボタンで前記メッセージ401のメッセージを確認した後前記警告メッセージ画面40を閉じるために押すボタンである。
【0007】
映像素材208(例えば、ビデオテープ)を、映像の記録再生が可能な映像記録媒体210(例えば、ハードディスク)にダビングする場合、操作者は次のように作業を行う。
まず、前記映像素材208を映像再生装置201から再生可能な状態にする。また、前記映像記録媒体210を映像記録再生装置207から記録可能な状態にする。そして、ディスプレイ204に表示されているGUI画面上において、ダビングを開始するボタンをクリックし、ダビングを開始する。
このダビングが正常に行われているかどうかを操作者が確認できるように、前記画面30の前面に、映像システムの現在の状態を説明するメッセージ701(図7)が書かれた画面70(図7)がポップアップ表示され、システムの現在の状態が表示される。
異常が発生した場合には、前記制御用コンピュータ203に付属しているアラームが鳴り、異常を説明するエラーメッセージ401(図4)が書かれたエラーメッセージ画面40(図4)がポップアップ表示され、異常を操作者に知らせる。例えば前記制御用コンピュータ203が、前記映像再生装置201に映像の再生を指示した後、一定時間内に再生が実行されないような場合は異常と判断し、「再生側の装置を再生できませんでした。」というエラーメッセージ401が表示される。
【0008】
また前記制御用コンピュータ203は、監視した結果を前記操作・制御ウインドウ30に表示するだけでなく、記録として保持するためにログファイル部211に書き込みを行う。これによって該ログファイル部211には、前記制御用コンピュータ203が出した制御命令と、前記映像再生装置201や前記映像記録再生装置207からの応答等が、日時と共に発生した順にテキスト形式で書き込まれる。従って、操作者は映像システムの状態を監視するために、常に前記操作・制御ウインドウ30を見ている必要がない。即ち、操作者がこの映像システムから離れても、後で前記ログファイル部211の内容を確認することによって、この映像システムから離れていた時間の映像システムの状態を確認することができる。例えば、操作者が映像システムの前に戻ってきたときに、前記ディスプレイ204において前記操作・制御ウインドウ30上のエラーメッセージ画面40に「再生側の装置を再生できませんでした。」というエラーメッセージ401が出ていても、操作者は第1のモニタ202の再生映像を見ていないので、いつの時点から再生されなかったかを知ることができない。しかし前記ログファイル部211には、前記制御用コンピュータ203が出した命令が、いつの時点では正常に受け付けられ、どの時点から異常となったのかの情報が書き込まれているため、操作者はいつ異常が発生したかを知ることができる。もちろん、この確認は、操作者がこの映像システムを離れていない場合でも制御状態の異常の見逃しを防ぐために何度も行うことができる。
【0009】
以上のように異常なくダビングが終了した後、前記映像記録媒体210の映像がノイズなどによって乱れていないかなど、映像の再生状態や記録側の記録状態を確認するために、操作者は前記映像記録媒体210の映像を第2のモニタ209で再生または早送りして映像を目で確認する作業を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来技術による映像装置のシステム制御の状態監視方法では、発生した状態を画面に表示したり、システムが実行した命令を記録として保存していた。これにより、操作者が常にシステムの状態を監視する必要がなくなり、操作者はいつでも自由な時間に記録された内容を調べられるため操作者の作業が軽減した。
しかし、保存された記録の内容は、制御用コンピュータが制御対象装置に指示した命令と該制御対象装置の応答などであり、再生された映像の状態や記録された映像の状態の異常、すなわち、ノイズによる映像の乱れ,色がなくなる,同期の乱れ等の映像の画質に関係するものは操作者が実際に目で最初から最後まで映像を見ないと確認できなかった。
【0011】
また、映像信号ケーブルが外れたとか断線した等の、装置の外部的な要因による異常の場合には映像信号を正しく記録できないため、異常として判断が困難であった。以上の問題があったため、操作者が映像が正しく記録されているかを知るためには、映像を再生させて目で確認しなくてはならず、操作者の調査する時間が長くかかり、最悪の場合は見逃してしまって重大な放送事故に至ってしまうという問題があった。また更に、サブリミナル画像が挿入されていた場合には、通常の再生速度でも操作者は確認できないという問題があった。
【0012】
本発明の目的は上記のような欠点を除去し、映像の再生状態や記録状態の異常を、操作者が早く、正しく知ることができる監視方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は制御用コンピュータが画像認識によって映像の再生状態と記録状態を監視し、映像のシーンの変わり目や映像の異常を自動検出し、そのときの映像の静止画を取得し、取得した静止画を画面へ表示し、かつログファイルに画像として保管することとしたものである。
【0014】
このため、制御用コンピュータに映像信号を入力し、該制御用コンピュータが映像の再生状態と記録状態とを監視し、ソフトウエアによって映像のシーンの変わり目の検出と映像の異常検出を行う。そして、検出した画像のデータを保持し、かつディスプレイ上への表示と記憶装置への保管を行うものである。
【0015】
以上により操作者は、この一連の静止画表示を見ることによって、映像の再生状態や記録状態の異常を検知する監視方法を実現したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1、図4、図5、図6、図8、図9を用いて説明する。図8は本発明を用いた映像編集装置の構成の一例を示すブロック図で、801はスイッチャ、802はログ画像ファイル部であり、他の符号は図2の従来技術の構成例を示すブロック図と同じである。制御用コンピュータ203は、映像再生装置201,映像記録再生装置207,スイッチャ801,ログファイル部211,ログ画像ファイル部802,ディスプレイ204,キーボード205,マウス206に接続している。映像素材208は前記映像再生装置201に接続し、該映像再生装置201は第1のモニタ202とスイッチャ801にそれぞれ映像信号ケーブル10で接続している。映像記録媒体210は前記映像記録再生装置207に接続し、該映像記録再生装置207は第2のモニタ209と前記スイッチャ801に映像信号ケーブル10で接続している。また、該スイッチャ801は前記制御用コンピュータ203との間に制御用ネットワークケーブルの他に映像信号ケーブル10で接続している。
【0017】
図8において、制御用コンピュータ203はソフトウエアの働きにより映像装置のシステム制御を行う。映像再生装置201は該制御用コンピュータ203の指示によって、映像素材208の映像を再生し第1のモニタ202とスイッチャ801に送る。該第1のモニタ202は再生画像を表示する。前記スイッチャ801は、前記映像再生装置201から入力された映像を映像記録再生装置207に送り、該映像記録再生装置207は入力された映像を映像記録媒体210に記録する。また、前記映像記録再生装置207は前記映像記録媒体210に記録された画像を再生し、前記第2のモニタ209に送る。前記映像記録媒体210は、前記映像記録再生装置207から入力する映像データを記録する。前記映像記録再生装置207は、前記制御用コンピュータ203の指示によって、前記映像記録媒体210の映像を再生し、第2のモニタ209と前記スイッチャ801に送る。該第2のモニタ209は送られてきた映像を表示する。前記スイッチャ801は、前記制御用コンピュータ203の指示によって、
▲1▼ 前記映像再生装置201から入力された映像を前記映像記録再生装置207に送る。
▲2▼ 前記映像記録再生装置207から入力された映像を前記制御用コンピュータ203に送る。
▲3▼ 前記映像再生装置201から入力された映像を前記制御用コンピュータ203に送る。
のように映像信号経路を切換える。この切換えは、▲1▼,▲2▼,▲3▼それぞれ単独での切換えの他、例えば、▲1▼と▲2▼同時や▲1▼と▲3▼同時に行うことができる。前記制御用コンピュータ203は、周辺機器として、ディスプレイ204、キーボード205、マウス206、ログファイル部211、ログ画像ファイル部802を持つ。該ディスプレイ204、キーボード205、マウス206、ログファイル部211は従来の技術と同様の機能を持ち、前記ログ画像ファイル部802は静止画像を保持する。前記制御用コンピュータ203は、前記スイッチャ801から入力した画像をソフトウエアにより監視して、例えばシーン変化点とノイズによる映像の乱れ、サブリミナル画像の有無等の検出を行い、発生した時刻をタイムコードとして付加した静止画像をログ画像データとして、前記ログ画像ファイル部に保持する。前記ディスプレイ204にはGUI操作・制御画面が表示されている。 前記ログ画像を見たい場合には、前記ディスプレイ204に表示されている前記GUI操作・制御画面のログ画像表示ボタンをクリックすることによって、該画面の前面に前記ログ画像を表示した画面をポップアップする。
シーンの変化点の位置で画像を抽出する方法としては、例えば、特開平4-111181号公報に開示されているように、コンピュータの画像認識によってシーンの変化点を検出する方法がある。またサブリミナル画像の挿入の有無の検出方法については、シーンのカット分割で次のカット分割との検出間隔が、例えば1フレームから数フレーム分しかないものを検出する方法があり、逆にシーンのカット分割で次のカット分割との検出間隔が、以上に長い場合は接続ケーブルが外れたり断線したと考えられるので、この場合もある程度検出できる。
【0018】
図6は前記ディスプレイ204に表示されたGUI操作画面60の一例で、60はGUI操作画面、600はダビング開始ボタン、601は映像再生パネル、602は映像信号の切換えを行う切換パネル、603はログ画像の表示を指示するログ画像表示ボタン、604は映像再生パネル操作部である。
【0019】
映像素材208(例えば、ビデオテープ)を、映像の記録再生が可能な映像記録媒体210(例えば、ハードディスク)にダビングする場合、操作者はディスプレイ204に表示されているGUI画面60上において、ダビング開始ボタン600をクリックし、ダビングの開始を制御用コンピュータ203に指示する。
これにより、該制御用コンピュータ203はダビングを行うための制御命令を映像再生装置201と映像記録再生装置207に出力する。そして、該映像記録再生装置207が映像記録媒体210に映像を記録し、並行して該記録された映像を再生し始めると、該再生された映像はスイッチャー801を介して制御用コンピュータ203に入力するので、制御用コンピュータ203は該入力された映像の監視を開始する。
図5は映像システムを監視するソフトウエアの一例を説明する図で、ノイズの検出とシーンの変化点の検出を行うフローチャートである。
制御用コンピュータ203は該入力された映像の監視を開始する。(ステップ501)。
そして1フレーム毎の画像とそのタイムコードを取得する(ステップ502)。
次にその画像にノイズが検出されたかどうかを確認し、ノイズが検出されなかったらステップ506へ進み、ノイズが検出されたらステップ504へ進む(ステップ503)。
ステップ506において、その画像がシーンの変化点であるかどうか判定し、シーンの変化点であったら、ステップ507へ進み、シーンの変化点でなければステップ502へ戻る(ステップ506)。
ステップ507においては、その画像とタイムコードをシーンの変化点としてログ画像ファイル部802に保存する(ステップ507)。
ステップ504では、ノイズを検出したことにより操作者に注意を促すための警告を出す(ステップ504)。
そしてノイズが検出された画像とタイムコードをノイズ検出点としてログ画像ファイル部802に保存する(ステップ505)。
ステップ505とステップ507の次には、映像が終了かどうかの確認を行い、映像がまだ続いているならばステップ502へ戻り、映像が終了したならばステップ509へ進む(ステップ508)。
ステップ509では映像の監視を終了する(ステップ509)。
以上で述べたノイズの検出以外にも、サブリミナル画像の検出等や他の種類の映像の品質のチェックも、上記と同様の方法で行うことができる。
上述のステップ504において、前記制御用コンピュータ203が操作者に注意を促すための警告は、異常を警告するアラーム音やを発生するとともに図9に示すように、GUI画面60に「ノイズが検出されました。確認してください」というメッセージ401´を表示した異常を説明するメッセージが書かれた画面40´を表示する。操作者はメッセージを確認したならば、前記メッセージ401´のメッセージを確認した後前記警告メッセージ画面40を閉じるためにグラフィックス部品の押しボタン403´を押す。前述の他に、従来例で説明した異常が発生した場合にも、前記制御用コンピュータ203に付属しているアラームが鳴り、異常を説明するエラーメッセージ401(図4)が書かれたエラーメッセージ画面40(図4)がポップアップ表示され、異常を操作者に知らせる。また、前述の異常を警告するものは、音だけではなく、光、振動、等補助動物または操作者が感じることのできるものすべてあるいはその複合が考えられる。更に、ログ画像ファイル部802だけではなく、ログファイル部211に検出した異常の種類・時刻等をテキスト形式で書込むことで、該ログファイル部211の内容を確認することで、ノイズ等が発生した前後の映像装置の異常と関連付けて、異常の診断を従来より的確に行うことができる。また、これら異常の警告は、インターネット回線やLANに接続することにより、離れた場所からも監視できる。
【0020】
さて、ダビング終了後またはダビングの途中において、操作者は前記映像記録媒体210に記録された映像の品質を確認するためにログ画像を見る。操作者は前記ディスプレイ204上に表示される前記GUI操作画面60のログ画像表示ボタン603をマウス206によってクリックする。前記GUI操作画面60の前面にログ画像表示パネルが表示され、該ログ画像表示パネルには前記ログファイル部211に記録されていたログ画像データが表示される。
図1は前記ディスプレイ204に表示されるログ画像表示パネルの一例を説明する図である。図1において、10はログ画像表示パネル、101-1,101-2,101-3,101-4,101-5,101-6,101-7,101-8は前記ログ画像ファイル部802に保持された一連の静止画像、102-1,102-2,102-3,102-4,102-5,102-6,102-7,102-8は検出した位置の情報を表示するタイムコードで“時:分:秒:フレーム番号”を表す(例えばタイムコード102-1の“00:00:02:13”は作業開始2秒13フレームを表す)。103は取得した一連の静止画像101-1,101-2,101-3,101-4,101-5,101-6,101-7,101-8のうちでノイズが検出された画像に表示する色枠、104はログ画像表示パネル10を閉じるボタン、105はスクロールバーである。前記一連の静止画像101-1,‥‥‥は検出された時間の順番に前記ログ画像表示パネル10に表示可能な数だけ表示される。図1では前記ログ画像表示パネル10に1度に表示できる数は8個であるが、それより少ない場合はその数だけ表示され、多い場合は操作者が前記スクロールバー105を使って上下に画面をスクロールさせる等の方法によって、ログ画像の確認を行う。
【0021】
次に、操作者は前記ログ画像表示パネル10に表示されたログ画像を見て、映像記録媒体210に記録された映像の品質を確認を行う必要があるログ画像を選択する。
【0022】
映像の品質を確認するために、操作者は前記制御用コンピュータ203は前記ディスプレイ204上に表示される前記GUI操作画面60の映像再生パネル601に再生映像を表示する。該映像再生パネル601に表示される映像は前記映像再生装置201と前記映像記録再生装置207から再生された画像で、スイッチャ801によってどちらかが選択されて表示される。操作者は、この映像信号の選択を切換パネル602によって行う。例えば、前記映像再生装置201からの映像を見たい場合は前記切換パネル602の“A”の表示ボックスにチェックを入れ、前記映像記録再生装置207の映像を見たい場合は前記切換パネル602の“B”の表示ボックスにチェックを入れる。図6の場合、現在前記切換パネル602の“A”の表示ボックスにチェックが入っているので、前記表示パネル601では前記映像再生装置201からの再生映像が写し出される。また操作者は、表示パネル601に再生された画像を映像再生パネル操作部604のボタン群を操作することによって、“再生”、“早送り”、“逆送り、“ストップ”、“シャトル操作”等を行い、より綿密に確認を行うことができる。
【0023】
以上述べたように、本発明では、例えば、操作者がダビングの終了まで映像編集システムから離れ、終了後に戻ってきたとすると、この時編集したすべての映像を目で確認しなくても、前記GUI操作画面60に表示されたメッセージ画面40及びログ画像表示パネル10により、映像にノイズが検出されたことを知ることができる。図1の色枠103で強調されている画像101-4をクリックすると、前記制御用コンピュータ203の制御により、前記切換えパネル602で選択されている方の媒体を頭出して再生させるので、操作者は前記切換えパネル602を“B”に切換えて第2のモニタ209で映像を確認する。映像にノイズがあった場合、更に操作者は前記切換えパネル602を“A”に切換えて第1のモニタ202で映像を確認して、元の映像素材201の方にノイズがあるか否かを確認すれば、前記映像記録媒体207だけにノイズがあるのか、前記元の映像素材201自体にノイズがあるのか、などといった原因をすばやく追求することができる。この様に、映像品質の確認は、ディスプレイ204の映像再生パネル601への表示だけではなく、ログ画像と、映像再生装置201と前記第1のモニター202及び前記映像記録再生装置207と前記第2のモニタ209とをリンクさせることにより、選択したログ画像と関連付けられた映像が前記第1のモニタ202に及び、前記第2のモニタ209にそれぞれ写し出されることにより更に詳細に確認することができる。
【0024】
またサブリミナル画像の検出やケーブル外れ・断線のように、ノイズ検出以外の異常についても自動的に行い、ノイズの検出と同じまたは区別するような色枠または模様枠をつけてログ画像表示を行うことにより、ノイズの検出と同様の結果が得られる。このように、異常と考えられる、または異常な状態となりうる画像を自動的に検出し、そのタイムコードとともに記憶しておくことにより、操作者が映像編集装置から離れていても後から確認できる上、操作者が映像編集装置から離れていなくても何度も確認し直すことができる。この検出した異常の種類、異常の緊急度、その他操作者が欲しい要求に対して区別できるように、ログ画像に付ける色枠は、枠の幅・形状を含め、色(白色、黒色、透明色も含む)、模様等のあらゆる組合せが適用できるのは言うまでもない。また、枠以外の形状や記号等のアクセントを付けることでも可能である。
【0025】
また、サブリミナル画像があった場合は次の映像のシーンの変化点がすぐあること、更に映像装置の接続ケーブルが外れた場合やテープの映像が終わった場合などでは、映像のシーンの変化点が長い時間なく、ログ画像が例えば青一色のような表示画面となるため、早く異常を感知することができ、その静止画の位置により、どの映像に問題があるのかすぐ分かり、必要な箇所だけ、映像をすばやく確認し、対策することができる。更に、DCクランプが外れた場合は解像度が落ちるため(数ライン分の絵が消える)判定できる他、色がなくなるまたは赤色だけ消える等の現象や、同期の乱れによる画像の乱れなども、ログ画像を見ることにより素早く見つけ出すことができる。
【0026】
以上のように、記録した映像の品質が悪い場合には、対象のログ画像を選択することにより、まず元からの映像素材の品質が悪いのか、それともその元からの映像素材を再生したときまたは記録するときに問題があったのかを素早く確かめる。そして、元からの映像素材の品質が悪い場合には、その元からの映像素材の交換をする。また、映像装置の再生状態や記録状態が悪かった場合には、異常の箇所を取直す。
【0027】
また、以上述べた映像装置及び映像装置の状態監視方法の実行を、記録媒体に記録された手順によって行ってもよい。尚、この状態監視方法の手順が記録された記録媒体は、フロッピーディスク、コンパクトディスク、光ディスク等、種々の形態を用いることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、入力された映像のシーンの変化点の検出と、ノイズによる映像の乱れの検出を自動的に行い、映像のシーンの変化点の静止画像とノイズにより映像が乱れた時点の静止画像とをログファイルとして保持することにより、今までに再生または記録された映像を作業結果のログとして保持できる。
【0029】
また、本発明の第2の効果として、ケーブルが外れた場合やテープの映像が終わった場合などでは、映像のシーンの変化点が長時間なく、ログ画像が例えば青一色のような表示画面となるため、早く異常を感知することができ、その静止画が検出された位置により、どの映像に問題があるのかすぐ分かり、必要な箇所だけ、映像をすばやく確認し、対策することができる。
【0030】
特に前記映像記録媒体207にランダムアクセスが可能な記録媒体(例えば、ハードディスク)を用いることによって、映像の記録中でも再生が可能である。このような場合、映像の記録作業中に、映像記録作業を中止することなく任意の位置を再生することができる。従って、映像記録作業中でもノイズが検出されたなら、作業を中断することなく、映像の確認を行うことができる。
【0031】
また、本発明の第3の効果として、画像の色がなくなるとか、赤色が消える等の現象が検知でき、その静止画の位置により、どの映像に問題があるのかすぐ分かり、必要な箇所だけ、映像をすばやく確認し、対策することができる。
【0032】
また、本発明の第4の効果として、サブルミナル画像の検出も可能となり、その静止画の位置により、必要な箇所だけ、映像をすばやく確認し、修復することができる。
【0033】
また、本発明の第5の効果として、同期の乱れの検出も可能なため、その静止画の位置により、必要な箇所だけ、映像をすばやく確認し、記録し直すことができる。
【0034】
また、本発明の第6の効果として、ノンリニア映像システムにおいては、映像の記録中でも、再生が可能であるため、記録を続行しながら、画像の確認が行える。よってモニターし続けなくても、記録の途中の段階で問題のある部分だけ確認でき、効率よく、作業の進み具合や、映像の再生、記録のチェックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法のログ画像表示パネルの一例を示す図。
【図2】従来の映像編集装置の構成例を示すブロック図。
【図3】従来方法のGUIによる操作の一例を説明する図。
【図4】警告メッセージ画面の表示の一例を示す図。
【図5】本発明の映像システムを監視するソフトウエアのフローチャート図
【図6】本発明のGUIによる操作の一例を説明する図。
【図7】現在のシステムの状態を説明するメッセージ画面の表示の一例を示す図。
【図8】本発明の映像編集装置の構成の一例を示すブロック図。
【図9】本発明の警告メッセージ画面の他の表示例を示す図。
【符号の説明】
10:ログ画像表示パネル、 101-1,101-2,101-3,101-4,101-5,101-6,101-7,101-8:取得した画像、 102-1,102-2,102-3,102-4,102-5,102-6,102-7,102-8:タイムコード、 103:色枠、 104:ノイズが検出されたときの画像、 105:スクロールバー、 201:映像再生装置、 202:第1のモニタ、 203:制御用コンピュータ、 204:ディスプレイ、 205:キーボード、 206:マウス、 207:映像記録再生装置、 208:映像素材、 209:第2のモニタ、 210:映像記録媒体、 211:ログファイル部、 30:GUI操作画面、 301:グラフィックス部品の押しボタン、 302-1,302-2,302-3:表示画面、 40,40´:警告メッセージ画面、 401,401´:警告メッセージ、 402:異常表示マーク、 403:押しボタン、 60:GUI操作画面、 600:ダビング開始ボタン、 601:映像再生パネル、 602:映像信号切換ボタン(グラフィックス部品)、 603:ログ画像表示ボタン(グラフィックス部品)、 604:映像再生パネル操作部、 70:映像装置の現在のシステム制御状態を説明するメッセージが書かれた表示画面、 701:映像装置の現在のシステム制御状態を説明するメッセージ、 702:映像装置の現在のシステム制御の進行状態を模式的に表示した図形、 703:キャンセルボタン(グラフィックス部品)、
Claims (9)
- 映像を映像記録媒体に記録再生する手段を有する映像装置において、該映像記録媒体に記録された映像を再生した映像から映像状態の変化と映像の異常を検出する手段と、該検出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の各々の映像を静止画として抽出する手段と、前記検出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の各時刻を抽出する手段と、該抽出された各時刻を前記抽出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の映像の対応する静止画と関連付けて保持する手段とを有し、前記保持された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の映像の各静止画と該各静止画と関連付けられた各時刻とを一欄表示することによって映像装置の状態の異常を監視することを特徴とする映像装置。
- 請求項1に記載の発明において、前記検出された映像の異常の開始点の静止画を所定の強調表示することを特徴とする映像装置。
- 請求項1または2に記載の発明において、前記映像の異常を検出した場合、該異常を警告する手段を具備したことを特徴とする映像装置。
- 請求項1乃至3に記載の発明において、前記一欄表示された静止画から選択した所定の静止画と関連付けられた時刻を開始位置として映像を再生する手段を具備したことを特徴とする映像装置。
- 映像を映像記録媒体に記録再生する手段を有する映像装置において、再生した映像から映像状態の変化と映像の異常を検出するステップと、該検出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の各々の映像を静止画として抽出するステップと、前記検出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の各時刻を抽出するステップと、該抽出された各時刻を前記抽出された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の映像の対応する静止画と関連付けて保持するステップとを有し、前記保持された映像状態の変化の開始点と異常の開始点の映像の各静止画と該各静止画と関連付けられた各時刻とを一欄表示することによって映像装置の状態の異常を監視することを特徴とする映像装置の状態監視方法。
- 請求項5に記載の発明において、前記検出された映像の異常の開始点の静止画を所定の強調表示することを特徴とする映像装置の状態監視方法。
- 請求項5または6に記載の発明において、前記映像の異常を検出した場合、該異常を警告することを特徴とする映像装置の状態監視方法。
- 請求項5乃至7に記載の発明において、前記一欄表示された静止画から選択した所定の静止画と関連付けられた時刻を開始位置として映像を再生するステップを具備したことを特徴とする映像装置の状態監視方法。
- 請求項8に記載の発明において、前記選択した静止画に関連した映像を、前記一欄表示する静止画と別に再生表示することを特徴とする映像装置の状態監視方法。
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