JPH10191248A - 映像編集方法およびその方法の手順を記録した記録媒体 - Google Patents

映像編集方法およびその方法の手順を記録した記録媒体

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JPH10191248A
JPH10191248A JP9289344A JP28934497A JPH10191248A JP H10191248 A JPH10191248 A JP H10191248A JP 9289344 A JP9289344 A JP 9289344A JP 28934497 A JP28934497 A JP 28934497A JP H10191248 A JPH10191248 A JP H10191248A
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Aki Hashizume
亜紀 橋爪
Hirotada Ueda
博唯 上田
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Hitachi Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作画面と対話し、削除したい映像のシーンの
画像を選択することにより、映像を再生せずに、ロール
のIN点、OUT点を容易に決定して粗編集することが
でき、また、粗編集しながら、記録全体の素材長の確認
が可能であり、さらに、挿入したい映像も簡単に挿入す
ることができる映像編集方法およびその方法の手順を記
録した記録媒体を提供する。 【解決手段】映像と音声とからなる映像情報入力手段
と、映像情報記憶手段と、記憶映像情報編集手段と、編
集情報生成手段と、編集情報保持手段と、編集情報表示
手段とを有する映像編集システムに用いる映像編集方法
であって、映像情報編集のうち、映像情報の分割点、削
除開始点、削除終了点、挿入点の編集情報を記憶する映
像編集方法において、表示手段に映像情報の音声波形を
表示し、音声波形上に編集点に応じた表示位置を示す図
形を表示し、図形の表示位置を変更可能とし、変更に応
じて編集情報を変更し、変更された編集情報を保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダムアクセス
が可能な映像記録再生装置を使用した放送用編集システ
ムにおいて、映像と音声とからなる映像情報が記録され
た番組素材をもとに、所要の要件の放送番組に編集され
記録されて、所要の送出順序に従い出力される映像と音
声の送出制御情報を、効率良く作成する映像編集方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送を行なっている地上波
テレビジョン局、衛星テレビジョン局、ケーブルテレビ
ジョン局などの各放送局では、毎日、多くのテレビ放送
番組の放送を行なっている。これらテレビ放送番組の中
のドラマや映画などで用いられる番組素材の多くは、例
えばドラマや映画などの製作会社から購入して放送する
が、ドラマや映画などを放送する場合、一つの放送番組
のドラマや映画などの途中を数回中断し、複数のテレビ
CM(Commercial Message)で構成されたCM枠を挿入
して、放送を行なうことが多々ある。
【0003】このように、一つの番組素材(映像素材と
音声素材とを含んでいる。)をいくつかの部分に分割す
る編集作業を行なうが、これをロール分割と呼んでい
る。また、分割された番組素材のうち、分割された一つ
の部分をロールと呼び、ロール分割する編集作業をロー
ル編集と呼んでいる。このロール編集では、例えば、購
入した30分間のドラマを、テレビ放送番組のオープニ
ング、エンディング、CMを含めて、30分間の放送枠
に割り当てる場合があるが、この場合は、番組素材を一
部削除し短縮する編集を行なっている。また、テレビ放
送番組で、CM映像の後に、そのCM映像の直前の何秒
間かに放送した映像(以下、特に記さないかぎり、映像
は音声も含むものとする。)の部分と同一映像部分を再
度繰り返して放送する場合がある。この場合は、CM挿
入の後の位置に、CM直前の同一映像部分を再度放送す
るように編集を行なっている。
【0004】このようなロール編集作業を行なう従来の
映像編集方法を、図3に示す編集システムの系統図を使
用して説明する。ドラマや映画などの映像と音声とから
なる映像情報を記録した映像素材300は、ビデオテー
プあるいはフィルムに記録された形で入手され、この映
像素材300を放送枠に合うように短縮して放送をする
必要があり、編集を必要とする。編集において、まず、
映像素材300の映像を、例えば磁気記録再生装置ある
いはテレシネ装置のような映像再生機301を使用して
再生させ、映像編集機303を介し映像モニタ304で
再生した映像をモニタ(同様に音声については、スピー
カ306でモニタ)して、ビデオテープあるいはフィル
ムに記録された映像を短縮するための削除可能な映像の
位置を探し、削除可能な映像の位置のタイムコード、シ
ーンの概要、時間長を机上で記録する。
【0005】一例として、映画を放送する2時間番組が
あるとする。映像ソースの映画は全部で120分であ
り、挿入するCM映像が合計で12分と決められている
とすると、映像ソースの映画の映像から12分の量の映
像を削除してCM映像の挿入区間を確保しなくてはなら
ない。つまり映像ソースを108分に短縮するために、
削除する部分を選択する必要がある。映像ソースの一部
を削除し、またCM映像を追加する編集を行って決まっ
た時間長の1本の番組を作成する場合、映像の削除箇所
とCM映像の挿入箇所を決定する。CMの挿入箇所は映
像ソース中のどこでもよいわけでない。ロール分割点で
CM画像挿入することが視聴者への悪影響を最小限にす
るので望ましい。編集者は、映像ソースの再生画像を見
ながら適切なロール分割点の位置を決める。ロール分割
点では、映像ソースの流れが切断される。テレビの放送
番組の中には、番組の時間内でのCM映像の挿入箇所
(時刻)が予め決まっているものがある。たとえば、番
組の開始から20分間の1ロールで映画を流し、その後
に最初のCM画像を3分間挿入し、その次に、映画の続
きを15分流すロールがあり、次に2回目のCM画像を
3分流すというような番組構成が決まっている場合があ
る。この場合は、CM画像挿入点は映画の内容の連続性
とは無関係に決まり、ロール長(1ロールの素材長)が
それぞれ決められている。このようなロール長が決まっ
ている番組映像の編集で、映像内容の連続性とは無関係
に映像ソースの一部を削除して、そこにCM画像を挿入
した場合、削除して映像ソースが不連続になっている部
分にCM映像を挿入することにより、CM映像が緩衝期
間の役目をはたして視聴者への違和感を少なくすること
ができる。編集者は、映像ソースの削除可能な位置に関
する時間情報と、CM映像後の繰り返し映像の時間長と
に基づき、所定のロール長を考慮して、適切なロール分
割点を決定する。
【0006】そして、上記検討により削除する映像の位
置と、時間長と、ロール分割点とが決定されたならば、
映像素材300を編集作業を行い、ロール分割された記
録テープ302を作成する。編集作業は、まず、映像素
材300の映像を映像再生機301を使用して再生させ
モニタ304に映す。映像編集機303を介して、再生
した映像を映像記録機305に送りそれを記録テープ3
02に記録する。つぎに、モニタ304に再生されてい
る映像素材300が、削除する映像の初めの位置までき
たならば、映像記録機305を停止させたままで、削除
する一連の映像の終わりの位置まで、映像素材300を
進ませる。削除する映像の終わりの位置で、映像記録機
305を動作させ映像素材300をふたたび再生させ、
記録テープ302への記録を再開する。ロール分割点か
ら先の記録を、別の記録テープ307に記録する場合
は、映像素材300の再生が進み、再生位置がロール分
割点にきたときに、記録テープ302を別な記録テープ
307に入れ換える。
【0007】また、ロール分割点の後に、ロール分割点
直前の映像と同一映像の記録をする編集の場合は、映像
再生機301を動作させ、映像素材300を、同一映像
を再生させる開始点まで巻き戻す。また、ロール分割点
で、映像を削除させる編集の場合は、映像素材300を
巻き戻した位置からロール分割点の停止させた位置まで
再生させ、記録テープ302に記録する。そして、ふた
たび映像記録機305を停止させ、削除する映像を記録
しない。また、映像を削除短縮させない編集の場合は、
前記の巻き戻した位置より映像素材300を再生させ
て、映像を記録する。上記動作を、種々組合せて、映像
素材300の最後まで繰返し、削除すべき映像がすべて
削除され、ロール分割された記録テープ302を作成す
ることで編集が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による映像編
集方法では、一度、記録テープを作成し、編集を終了し
たものを後から一部を訂正するときは、訂正箇所から後
の部分を、すべて編集し直し、記録テープを再作成しな
ければならなかった。したがって、作業者は、編集操作
に先立って、映像を削除する箇所や時間長をすべて机上
で検討し終えてから、編集作業に入らなければ効率的に
編集作業を行なうことができず、後からの修正は融通が
効かないという問題があった。さらに、編集箇所を検討
するために、作業者は映像素材の映像を再生させて、映
像を目で確認する必要がある。また、大まかに編集する
箇所を検討する場合には、映像の全体的な流れを確認す
るため、映像素材の再生速度をあげることにより、作業
時間を短縮することは可能であるが、目で確認できる再
生速度は、ある程度限られてくる。また、編集におい
て、指定した複数のロール分割点それぞれに、同一の特
定の映像を挿入する場合、映像を再生しながら同一の特
定の映像を分割点毎にその都度挿入する必要があり、そ
のため、挿入箇所が多いほど作業が多くなる。また、複
数の分割点の特定の映像を他の同一の映像と入れ替えた
い場合も、すべての箇所で入れ替え作業を行なわなくて
はならない。
【0009】本発明は、前記問題点を解決し、ランダム
アクセスが可能な映像記録再生装置を使用した編集シス
テムにおける編集において、編集作業者が、操作画面と
対話し、削除したい映像のシーンの画像を選択すること
により、編集中は記録テープに映像を記録せずに、ロー
ルのIN点、OUT点を容易に決定して粗編集すること
ができ、また、粗編集しながら、記録全体の素材長の確
認が可能であり、さらに、挿入したい映像も簡単に挿入
することができる映像編集方法およびその方法の手順を
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による映像情報の
編集方法は、映像情報ソースの分割と削除及び該映像情
報ソースの映像に別の映像情報を挿入する処理を含む編
集処理をコンピュータとユーザが対話しながら実行され
る。映像情報ソースの映像と音声の情報及び別の映像情
報とを含む映像情報がランダムアクセス可能な記憶装置
に格納される。記憶装置に格納した映像情報と該映像情
報に対応する音声信号の波形が表示装置の画面に表示さ
れる。編集処理を施される映像情報中の編集位置が音声
信号の波形と関連ずけて特定の図形により画面に表示さ
れる。ユーザの指示に応じて、編集位置が画面上で変更
される。編集位置および変更された編集位置に関する情
報が編集情報として記憶装置に格納される。
【0011】また、前述の課題を解決するために、本発
明は、映像と音声とからなる映像情報を入力する手段
と、入力された映像情報を記憶する手段と、記憶された
映像情報を編集する手段と、上記編集手段の編集内容を
表す編集情報を生成する手段と、前記編集情報を保持す
る手段と、前記編集情報を表示する表示手段とを有する
映像編集システムに用いる映像編集方法であって、前記
映像情報編集のうち、少なくとも分割、削除、挿入編集
における前記映像情報の分割点、削除開始点、削除終了
点、挿入点の編集点に関わる情報を編集情報として記憶
する映像編集方法において、前記表示手段に前記映像情
報の音声の波形を表示し、該音声波形上に前記編集点に
応じた表示位置を示す図形を表示し、該図形の表示位置
を変更可能とし、該変更がなされた場合に、該変更に応
じて前記編集情報を変更し、該変更された編集情報を保
持するものである。さらに本発明は、前記保持された編
集情報にもとづいて、前記編集された映像情報の映像時
間長を前記表示手段に表示するものである。さらに本発
明は、前記挿入点に挿入される挿入映像情報と、該挿入
点とを関連づけて前記表示手段に表示するものである。
また、本発明は、上述の映像編集方法を含む手順が記録
された記録媒体とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】放送用編集システムにおいて、テ
レビ放送番組を編集するための、本発明の映像編集方法
の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、放送
用編集システムを使用し、本発明の映像編集方法により
編集する映像は、音声を伴ったものであるが、特に説明
として必要でないかぎり、映像としての説明のみとす
る。図5は、本発明の映像編集方法を実施する放送用編
集システムの系統図である。編集システムは、ビデオテ
ープ、フィルム、ビデオディスク等の映像と音声とから
なる映像情報を記録した映像素材300を再生するため
の映像再生機301、映像を記録するための映像記録再
生装置503、映像再生機301で再生した映像をモニ
タするための映像モニタ304、映像再生機301で再
生した音声をモニタするためのスピーカ306、編集シ
ステムを制御するシステム制御コンピュータ504で構
成されている。
【0013】システム制御用コンピュータ504は、制
御プログラムに従って命令を実行するCPU511と、
制御プログラムを格納するメモリ512と、外部装置と
の信号のやり取りをする入出力インタフェース513と
を含む一般的なマイクロコンピュータやDSPなどで実
現できる。なお、コンピュータ504は、処理デー夕を
格納するメモリ(図示せず。)を含むこともできる。コ
ンピュータ504のメモリ512は、コンピュータ内部
に配置された半導体メモリや、あるいはコンピュータ外
部に設置された磁気ディスク装置あるいは光ディスク装
置などで読み取りが可能な記憶媒体などである。以下に
説明する編集処理の実施例では、編集者がコンピュータ
と対話しながら行う。コンピュータ504は編集処理プ
ログラムをメモリ512から読み出し、編集者が入力し
た情報に応じて処理プログラムを実行し、その処理結果
をディスプレイに表示する。
【0014】また、システム制御コンピュータ504に
接続されている周辺装置として、モニタディスプレイ5
07、キーボード508、マウス509、音声波形デー
タ用ファイル506、画像データ用ファイル505、送
出順序情報ファイル510がある。
【0015】次に、図5のシステムブロック図と図9の
フローチャートを参照して映像素材をランダムアクセス
記録媒体に記録する手順について説明する。映像ソース
の製作会社から購入したドラマや映画などの映像素材3
00の記録を、ステップ302で例えばハードディスク
を使用した、ランダムアクセスが可能な映像記録再生装
置503に記録開始する。記録媒体はランダムアクセス
が可能であれば他のメモリ装置、例えば、光ディスクや
半導体メモリでもよい。この映像記録再生装置503に
映像素材300の映像を記録する際に、システム制御コ
ンピュータ504は、映像素材300から映像信号を取
り込む。映像記録再生装置503は、取り込まれた映像
信号を記録する間に、ステップ31でシステム制御コン
ピュータ504は、記録する映像のシーンの変化点を検
出し、ステップ32で検出した映像シーンの変化点の画
像にタイムコードデータを付加して、ステップ33でそ
れらを画像データ用ファイル505へ出力し、画像デー
タ用ファイル505がそれらを記録する。なお、映像の
シーンの変化点とは、映像のカットの変わり目のことで
あり、シーンは1個以上のカットからなっている。
【0016】映像シーンの変化点の検出方法としては、
特開平2−184181号公報に開示された、音声信号
の解析により検出する方法や、特開平5−290549
号公報に開示の音声認識あるいはノイズレベルに基づく
検出方法などが利用できる。また、特開平9−2006
87号公報に開示された音声が所定時間無い期間の映像
を分割候補点とする方法も利用できる。
【0017】また、映像記録再生装置503での記録の
間に、コンピュータ504は、映像信号に付随する音声
信号をステップ34でサンプリングする。サンプリング
した音声データを音声波形データ用ファイル506に記
録する。映像記録再生装置503に映像素材300のす
べての映像の記録が終了した後(ステップ35)から、
編集が必要な場合は、システム制御用コンピュータ50
4で用いられるグラフィカル・ユーザ・インタフェイス
(以下、GUIと記す。)の機能を利用して、編集シス
テムを操作することにより、編集をすることができる。
GUIを使用した各種編集操作は、システム制御コンピ
ュータ504に接続されているモニタ507に表示され
た操作画面を、キーボード508、マウス509を操作
して行なわれる。例えば、画面上のボタンを押す操作
は、マウス509で、カーソルを所要のボタン表示位置
に重ねて、マウス509のスイッチを押す操作、すなわ
ち、クリック操作でもってボタンを押す操作となる。
【0018】まず、映像素材300に記録されている映
像情報のどの位置を、どれだけ削除するかを大まかに決
定して、全体的な映像の流れを確認するための粗編集を
行なう。編集作業を始めるに当たり、モニタディスプレ
イ507上に、図1に示す操作画面10を表示する。操
作画面10には、映像記録再生装置503での映像の記
録と同時に検出した映像シーンの変化点の画像100
が、検出した順序でもって、画像100−1から100
−2、100−3・・・100−6と表示可能な数だけ
表示されている。このシーンの変化点の画像100が持
つ奥行き表現(奥行き)109は、画像100の下側に
数字で表示されているシーン長102の量を表現してお
り、シーン長が長いときは、奥行きが長くなっているた
め、シーン長が視覚的に理解できるようになっている。
なお、初期状態では、音声波形103は表示されていな
い。
【0019】分割点候補の抽出には、特開平9−200
687号公報に開示された無音区間の検出を利用する方
法が使用される。無音状態がある程度連続する場合は、
映像の内容が切り替わる場面である場合が多い。音声信
号の再生レベルがある所定値以下(実質的な無音)にな
る状態が所定時間続くと無音区間と判定し、その無音区
間の映像を分割点候補にするものである。
【0020】操作画面10の無音検出ボタン111を押
す(マウス509で選択する。以下、同じ。)と、図8
に示す、無音区間検出設定ウィンドウ80が操作画像1
0上にポップアップ表示され、この無音区間検出設定ウ
ィンドウ80でGUIの操作をすることにより、操作者
は無音区間を検出する設定を行なうことができる。
【0021】この無音区間検出の設定は、無音区間検出
設定ウィンドウ80の無音区間判定基準の設定欄801
に、キーボード508から無音区間と判定する時間長を
入力し指定するもので、これは、無音区間判定基準の設
定欄801に指定した時間長以下の無音区間は、無音区
間として検出しないということである。無音区間を検出
する区間を指定する場合は、その区間の開始位置のタイ
ムコードを検出区間の設定欄802に、終了位置のタイ
ムコードを検出区間の設定欄803に、キーボード50
8から入力し指定する。
【0022】図10に無音状態の検出による分割候補点
の自動決定のフローチャートを示す。システム制御コン
ピュータ504は、音声信号レベルの検出器(図示せ
ず)と信号比較回路(図示せず)とを有する。コンピュ
ータ504は、ステップ51において、検出した音声信
号のレベルとあらかじめ設定した閾値とを比較して、閾
値以下となっている時間をカウントし、カウント値が編
集者が入力した基準値を越えた時を分割候補点とする。
なお、分割点候補の検出方法として、音声信号の特徴を
検出する他の方法も可能である。例えば、座談会のよう
な会話が中心の番組素材では、その音声信号の周波数帯
はおおよそ300〜3,400Hzの範囲に集中する。
また、コンサートの録画のような番組素材では、音声信
号はより広い周波数範囲にエネルギ成分が分布する。従
って、音声信号の中に特定の周波数帯の成分が少なくな
るか、別の周波数帯に変化した場合を検知することによ
りシーンの切れ目を検出でき、それが分割点の候補とな
りうる。例えば、音声信号を300〜3,400Hzの
バンドパスフィルタを通過させてその出力レベルを基準
値と比較して、基準値以下の出力レベルが一定期間持続
した場合を分割候補点とすることができる。また、背景
音に特定の音声が重畳されている場合には、重畳されて
いる音声成分の音質を検出して、音質が変化してそれが
一定時間持続した場合を分割候補点とすることもでき
る。
【0023】つぎに、検出ボタン804を押すと、ステ
ップ51においてシステム制御コンピュータ504は、
音声波形データ用ファイル506に記録した音声波形デ
ータをもとに、映像記録再生装置503に記録した音声
の指定された区間の無音区間を検出する。図1の画面1
0内に、最初に検出した無音区間および前後の音声波形
103と、この音声波形103上に無音区間を示す図形
108(ハッチング)が表示される。図形108は、そ
の輝度や色を他の領域とは違う状態とすることで表示さ
れる。
【0024】この操作の例においては、無音区間を検出
し表示しても、検出した無音区間に対して何も行なわ
ず、つぎの無音区間を検出したい場合は、さらに図8の
検出ボタン804を押すことにより、つぎの無音区間を
検出し同様に表示する。検出され表示されている無音区
間に対して編集作業を行なう場合は、まず、図8の閉じ
るボタン805を押し、無音区間検出設定ウィンドウ8
0を閉じてから、編集作業を行なう。ステップ52にお
いて、図1の無音区間を示す図形108の横幅の大きさ
や位置を変更することができる。マウス509を用いて
図形108をドラッグすることで、画面上でカーソルを
重ね選択されている図形の位置を移動させることができ
る。すなわち編集者はマウスの手動操作でもって、無音
区間の位置であって、切り取り対象となる位置の微調整
ができる。そして、無音区間の映像を削除する編集作業
の場合は、ステップ53において切り取りボタン112
を押すことで無音区間を削除でき、無音区間に対応する
映像情報の区間も削除される。
【0025】切り取り位置の微調整をするときに、音声
波形を拡大表示して、さらに細かい位置の設定を行ない
たい場合は、図1の画面の目盛120にカーソルを重ね
てマウス509のスイッチをダブルクリックすると、操
作画面10上に、図6に示す、音声波形目盛設定ウィン
ドウ60がポップアップ表示され、この目盛設定ウィン
ドウ60で目盛の幅を設定することができる。この目盛
の幅設定は、目盛設定ウィンドウ60上で、ある時間長
を、図1の画面10上においていくつの長さで表現する
かを指示するもので、画面10上の長さの値を、図6の
目盛りの設定欄603に、および時間長でいくつにする
かを目盛りの設定欄604に、所要の値をキーボード5
08から入力する。同様に、図1の画面10の目盛12
0をどれくらいの間隔で表示するかを、図6の目盛り表
示の設定欄600に、所要の値をキーボード508から
入力する。
【0026】設定が終了したらOKボタン601を押す
ことにより、設定結果が図1の音声波形103に反映さ
表示される。
【0027】このほかに、無音区間は比較的時間が短い
ため、無音区間の削除だけでは映像短縮が効果的になさ
れない場合は、あるシーンを削除して長い時間分の映像
を短縮させる方法がある。この方法は、前述した、操作
画面10(図1参照)に表示されている、映像の記録時
に取得したシーンの変化点の画像100−1〜100−
6を使用して操作する。図11にそのフローチャートを
示す。ステップ71で削除するシーンの画像を、マウス
509でダブルクリックすると、その画像が選択状態に
なる。つぎにステップ72で音声波形ボタン110を押
すと、削除するシーンの音声波形103が表示される。
表示された音声波形103上に、削除される位置の範囲
が図形106(ハッチング)で示される。ステップ73
で、この図形106は、無音区間を示す図形108の場
合と同様に、マウス509でドラッグすることにより、
手動で位置や大きさを微調整することができる。ステッ
プ74で、切り取りボタン112を押し下げて微調整さ
れた図形106の区間の映像と音声が削除される。
【0028】このようにして粗編集が終了したら、粗編
集された映像素材全体の素材長(ロール長)がロール長
表示ウィンドウ118に表示されて、その表示の値を確
認しながら、さらに、ロール分割点を決定するととも
に、全体的なより細かい調整をすることができる。ま
た、映像をノーカットで放送する場合は、削除する編集
は必要ないので、ロール分割点だけを決定することがで
きる。ロール分割点の決定は、図1の分割点ボタン11
3を押し、ロール分割位置を指定することで行なわれ
る。図12にロール分割位置決定の編集処理フローチャ
ートを示す。
【0029】ステップ91において、最初のIN点が設
定される。最初のIN点は、原則的に素材映像の先頭に
自動的に設定される。素材映像の先頭が削除編集されて
いる場合には、削除された素材映像の先頭が最初のIN
点に設定される。
【0030】ステップ92で例えば図1に示す画像10
0−4をマウス509でダブルクリックして選択する。
次にステップ92でさらに分割点ボタン113を押す
と、画像100−4が含まれるシーンと、画像100−
4のシーンの一つ前のシーン(画像100−3の最後の
フレーム)の変わり目をロール分割点と設定することが
できる。
【0031】ステップ94において、分割点が削除され
る区間の先頭位置かあるいはその後ろの位置かどうかが
判定される。ステップ94でYESであれば、ステップ
95において、削除される区間の先頭をOUT点とし、
該区間の後ろをIN点と設定する。ステップ94で分割
点が削除される区間の先頭位置でも後ろの位置でもない
と判定された場合には、ステップ96で、分割点をIN
点とOUT点の共通位置として設定する。
【0032】そして、音声波形103上に、ロール分割
位置のIN点を示す直線105、ロール分割位置のOU
T点を示す直線104、または、ある一点がOUT点と
IN点の共通点であることを示す直線119が表示され
る。
【0033】マウス509を使用して直線119をドラ
ッグすることにより、このIN点とOUT点の共通点を
示す1本の直線119を、互いに異なる位置のIN点と
OUT点を示す2本の直線に変更することができる。す
なわち、IN点とOUT点の共通点をIN点とOUT点
とが別々の位置に変更できる。(ステップ97) なお、上述の直線104、105、119は、音声波形
上の位置を示すことができる図形であれば、直線に限ら
ず他の記号でも良い。以下に記述される直線についても
同様である。なお、IN点とは一連の映像からなるロー
ルの始まりを示し、OUT点とはロールの終わりを示
す。
【0034】通常は、CM挿入点となるロールの分割
点、すなわち前のロールのOUT点と、つぎのロールの
IN点は、同位置(隣接)であるが、そうでない場合も
ある。例えば、画像100−4を選択して、分割点ボタ
ン113を押すと、画像100−4は、削除されるシー
ンの画像なので、ロールのOUT点は、削除される映像
の直前の位置となり、図形106の左にOUT点を示す
直線104が表示される。(ステップ95)つぎのロー
ルのIN点は、削除されたシーン直後となり、図形10
6の右にロールのIN点を示す直線が表示される。(ス
テップ95) その他にも、無音区間を示す図形108(ハッチング)
を選択して、分割点ボタン113を押すと、削除される
映像を挾む両端位置に、OUT点とIN点が設定され
る。(ステップ95) また、挿入したCMの直後に、CMの直前の映像を再度
挿入する場合は、図には示されていないが、ロールのI
N点105を、前ロールのOUT点104より前に設定
する。ロール長の表示も、重複した映像の時間長を加算
して、ロール長表示ウィンドウ118に表示される。
【0035】ステップ97では、画面の音声波形上でI
N点とOUT点を必要に応じてマウス509の操作によ
り変更することができる。すなわち、IN点の線105
とOUT点の線104で囲まれた図形(ハッチング)は
無音区間を示す図形108と同様に、マウス509でド
ラッグすることによりその位置を微調整することができ
る。
【0036】また、設定したロール分割点を取り消した
い場合は、設定した分割点を示す直線104、105、
あるいは119を、マウス509で音声波形103の枠
外へドラッグすると消去される。このとき、OUT点を
示す直線104を枠外へドラッグすると、自動的に対応
するIN点を示す直線105も消去される。同様に、I
N点を示す直線105を枠外へドラッグすると、対応す
るOUT点を示す直線104が消去され、ロール長表示
ウィンドウ118にも、自動的に反映され表示内容が変
更される。また、ロール長表示ウィンドウ118を使用
して、直接ロール長をキーボード508から入力する
と、ロール分割点を設定することが可能である。ロール
長表示ウィンドウ118のロール長が記されているロー
ル長欄700(図7参照)に、キーボード508より値
を入力すると、音声波形103上で対応するIN点、O
UT点を示す直線104、105、119が、入力され
たロール長に変更した位置に表示される。
【0037】ステップ98で、編集対象のすべてのロー
ル分割位置が決定されたかどうか判定する。全てのロー
ル分割位置が決定されるまでステップ92〜98を繰り
返す。ステップ99では、番組の最後のロールのOUT
点を投定する。最後のOUT点は、通常は素材の最後の
位置に設定される。素材の最後が編集で削除されている
場合には、削除された素材の最後の位置が最後のOUT
点となる。
【0038】また、挿入したCMの前あるいは後に、放
送される番組に付随する固有の映像(例えば番組の案
内)を挿入する場合は、図1の挿入設定ボタン116を
押すと、図2に示す挿入操作ウィンドウ20がポップア
ップ表示される。挿入される映像は、上述の編集してい
る番組素材と同じ記録媒体に、あらかじめ記録されてい
る。モードの選択パネル203上で、ロールごとに挿入
点を設定(単独設定)することや、ロールとロールの間
に挿入されるCM、すなわち中CMが挿入される挿入点
(ロール分割点)を一度にすべて設定するなどとして、
挿入設定を指定する。そして、モード選択パネル203
上で、オプションボタン群207の中から、指定したい
項目のオプションボタン208を一つ選択し、マウス5
09でクリックすると、指定された項目のオプションボ
タン208がONになり、オプションボタン群207の
中のそれ以外の項目は自動的にOFFとなる。
【0039】この挿入映像の挿入位置(挿入点)は、前
記と同様にモード選択パネル203上で、オプションボ
タン群209の中から、ロールの最後か最初か、例えば
ロールの最初であればオプションボタン210をマウス
509でクリックすることにより指定される。以上のよ
うに挿入位置を指定したら、つぎに、挿入映像をリスト
204より選択する。挿入映像リスト204には、挿入
映像素材の識別符号(ID)と名前が表示されているの
で、挿入したい映像の欄をマウス509でクリックする
と、ウィンドウ20上に挿入映像のカットの画像206
が表示される。また、以後、ロール長を計算するうえ
で、挿入映像素材の素材長をロール長に加算して計算し
たい場合は、「素材長をロール長に加算」のチェックボ
ックス205を、マウス509でクリックする。ON状
態であればチェックボックスに、チェックマークが付
き、ON状態でクリックすると、再びOFF状態にな
り、チェックマークが消える。上述の編集作業を完了
し、編集結果に問題がない場合は、図1の操作画面10
上の完了ボタン117を押すことで、システム制御コン
ピュータ504が、図4に示す送出順序情報40を作成
し、送出順序情報ファイル510に記録する。
【0040】図4に示す送出順序情報40は、ある1つ
のロールの終わりに挿入映像が挿入設定された例であ
る。この送出順序情報40には、映像記録再生装置50
3に記録したときの編集対象映像ID番号401、各ロ
ール毎に付けられたロール番号402、各ロールの送出
位置と送出順序情報403と、挿入映像ID404とが
所定の順に記載されている。なお、作成された送出順序
情報40に変更あるいは修正を加える場合は、送出順序
情報ファイル510に記録されているこの送出順序情報
40をもとに、図1に示す操作画面10が再び呼び出さ
れ、操作画面10上で修正する個所だけを、設定時と同
様に操作し、変更作業を行なう。変更あるいは修正の終
了後は、再び図1の完了ボタン117を押すと、送出順
序情報40が変更操作に従って更新され、再び送出順序
情報ファイル510に記録される。以上の操作によりロ
ール編集したテレビ放送番組を放送する場合は、送出順
序情報ファイル510に記録されている送出順序情報4
0のもとに、映像記録再生装置503に記録されている
映像が映像送出装置(図示されていない。)へ直接出力
され、放送される。(編集された映像を映像記録再生装
置503に記録後は、記録された映像を別の記録媒体に
ダビングすることなく出力される。) 以上の編集処理全体のフローチャートを図13に示す。
ステップ131で、素材がランダムアクセス記録媒体に
記録される。ステップ132で、素材の削除位置が決定
される。ステップ133で、ロール分割位置が決定され
る。ステップ134で番組に付随する固有の映像(番組
予告等)の挿入箇所を決定する。ステップ135で、画
面上の音声波形を見ながら削除位置や分割位置などの設
定を微調整し、設定結果を確認する。ステップ136で
編集処埋された映像の送出順序情報を作成する。
【0041】上述した映像編集方法が用いられる映像編
集システムは、図9〜図13を参照して説明した映像編
集方法の手順がコンピュータが読み取り可能なコードの
形式で記録媒体に記録されているものである。なお、こ
の映像編集方法の手順が記録された記録媒体は、半導体
メモリ、磁気テープ、磁気ディスクあるいは光ディスク
など種々な形態を用いることができるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ランダムアクセスが可
能な映像記録再生装置を使用した編集システムにおける
編集において、編集作業者が、操作画面と対話し、削除
したい映像のシーンの画像を選択することにより、映像
を再生せずに、ロールのIN点、OUT点を容易に決定
して粗編集することができ、また、粗編集しながら、記
録全体の素材長の確認が可能であり、さらに、挿入した
い映像も簡単に挿入することができる映像編集方法およ
びその方法の手順を記録した記録媒体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像編集方法の操作画面の表示例。
【図2】本発明の挿入操作ウィンドウの画面の表示例。
【図3】従来の映像編集方法を実施する放送用編集シス
テムの系統図。
【図4】本発明の編集された映像の送出順序情報の表示
例。
【図5】本発明の映像編集方法を実施する放送用編集シ
ステムの系統図。
【図6】本発明の音声波形目盛設定ウィンドウの画面の
表示例。
【図7】本発明のロール長表示ウィンドウの画面の表示
例。
【図8】本発明の無音区間検出設定ウィンドウの画面の
表示例。
【図9】素材データをハードディスク記憶装置に記録す
る処理のフローチャート。
【図10】無音区間の映像を削除する処理のフローチャ
ート。
【図11】所望のシーンを削除する編集処理のフローチ
ャート。
【図12】ロール分割位置を決定する処理のフローチャ
ート。
【図13】本発明の実施例の番組編集処理のフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…映像編集を行う操作画面、20…挿入操作ウィン
ドウ、40…送出順序情報、60…目盛設定ウィンド
ウ、80…無音区間検出設定ウィンドウ、100…シー
ンの変化点の画像、101…タイムコード、102…シ
ーン長、103…音声波形、104…ロールのOUT点
を示す直線、105…ロールのIN点を示す直線、10
6…削除される区間の図形、108…無音区間を示す図
形、109…シーン長を表現する奥行き、110…音声
波形ボタン、111…無音検出ボタン、112…切り取
りボタン、113…分割点ボタン、115…PREVI
EWボタン、116…挿入設定ボタン、117…完了ボ
タン、118…ロール長表示ウィンドウ、119…ロー
ルのOUT点、IN点を示す直線、120…目盛。30
0…映像素材、301…映像再生機、304…映像モニ
タ、306…スピーカ、503…映像記録再生装置、5
04…システム制御コンピュータ、505…画像データ
用ファイル、506…音声波形用データファイル、50
7…モニタディスプレイ、508…キーボード、509
…マウス、510…送出順序情報ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 27/02 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報ソースの分割と削除及び該映像
    情報ソースの映像に別の映像情報を挿入する処理を含む
    編集処理をコンピュータ支援のもとで行う映像情報の編
    集方法において、映像情報ソースの映像と音声の情報及
    び前記別の映像情報とを合む映像情報をランダムアクセ
    ス可能な記憶装置に格納するステップと、記憶装置に格
    納した映像情報と該映像情報に対応する音声信号の波形
    を表示装置の画面に表示するステップと、前記編集処理
    を施される映像情報中の編集位置を前記音声信号の波形
    と関連づけて特定の図形により前記画面に表示するステ
    ップと、前記編集位置を前記画面上で変更するステップ
    と、前記編集位置および変更された編集位置に関する情
    報を編集情報として前記記憶装置に格納するステップと
    を有することを特徴とする映像編集方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法において、前記映像情報
    には映像の経過時間を示す時間情報が付与されて前記記
    憶装置に格納され、前記記憶装置に格納された前記編集
    情報に基づき、編集処理された映像情報の時間長が算出
    されて前記画面に表示されることを特徴とする映像編集
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の方法において、前記別の映像
    情報を前記映像情報ソースに挿入する編集処理の場合
    に、挿入する前記別の映像情報の映像の一部を挿入する
    位置に関連づけて前記画面に表示することを特徴とする
    映像編集方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の方法において、前記映像情報
    には映像の位置を示す時間情報を付与されて前記記憶装
    置に格納され、前記編集情報は前記編集位置の時間情報
    を含むことを特徴とする映像編集方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の方法において、さらに、前記
    映像情報を前記記憶装置に格納する間に、シーンが変化
    する点を検出するステップと、該検出したシーンが変化
    する点の時間情報を前記記憶装置に格納するステップと
    を有することを特徴とする映像編集方法。
  6. 【請求項6】 請求項1の方法において、さらに、所定
    レベルよりも小さい振幅の音声信号が所定時間以上検出
    された時に、その検出位置を映像情報ソースの分割位置
    候補に決定するステップと、前記分割位置候補を前記音
    声波形と関連づけて特定の図形で前記画面上に表示する
    ステップと、前記画面に表示された分割位置候補の図形
    の位置を画面上で所望の位置に移動させるステップと、
    前記分割位置候補の図形で示された音声波形の区間に対
    応する映像情報を削除するステップとを有することを特
    徴とする映像編集方法。
  7. 【請求項7】 請求項5の方法において、さらに、複数
    の前記シーンが変化した点の映像を前記画面に表示する
    ステップと、複数の前記シーンが変化した点の映像から
    一つの映像を選択するステップと、選択した映像を含む
    映像情報に対応する音声信号波形の区間が前記画面上に
    表示されるステップと、前記音声信号波形の区間を変更
    するステップと、前記音声信号波形の区間の映像情報と
    音声情報を削除するステップとを有することを特徴とす
    る映像編集方法。
  8. 【請求項8】 請求項5の方法において、さらに、複数
    の前記シーンが変化した点の映像を前記画面に表示する
    ステップと、複数の前記シーンが変化した点の映像から
    一つの映像を選択するステップと、前記選択した映像の
    点をロール分割点として設定するステップと、前記ロー
    ル分割点を前記画面上の音声信号波形に対応ずけて表示
    するステップと、設定した前記ロール分割点を前記画面
    上で変更するステップとを有することを特徴とする映像
    編集方法。
  9. 【請求項9】 請求項1の方法において、さらに、前記
    記憶装置から読み出した映像情報に前記編集情報に基づ
    き編集処理を施すステップを有することを特徴とする映
    像編集方法。
  10. 【請求項10】 映像と音声とからなる映像情報を入力
    する手段と、入力された映像情報を記憶する手段と、記
    憶された映像情報を編集する手段と、上記編集手段の編
    集内容を表す編集情報を生成する手段と、前記編集情報
    を保持する手段と、前記編集情報を表示する表示手段と
    を有する映像編集システムに用いる映像編集方法であっ
    て、前記映像情報編集のうち、少なくとも分割、削除、
    挿入編集における前記映像情報の分割点、削除開始点、
    削除終了点、挿入点の編集点に関わる情報を編集情報と
    して記憶する映像編集方法において、前記表示手段に前
    記映像情報の音声の波形を表示し、該音声波形上に前記
    編集点に応じた表示位置を示す図形を表示し、該図形の
    表示位置を変更可能とし、該変更がなされた場合に、該
    変更に応じて前記編集情報を変更し、該変更された編集
    情報を保持することを特徴とする映像編集方法。
  11. 【請求項11】 映像編集方法の手順を記録した記録媒
    体であって、映像情報ソースの分割と削除及び該映像情
    報ソースの映像に別の映像情報を挿入する処理を含む編
    集処理を行う映像情報の編集のためのコンピュータで読
    み取り可能なコード手段をその中に格納する記憶媒体に
    おいて、映像情報ソースの映像と音声の情報及び前記別
    の映像情報とを合む映像情報をランダムアクセス可能な
    記憶装置に格納するためのコンピュータ読み取り可能な
    プログラムコード手段と、記憶装置に格納した映像情報
    と該映像情報に対応する音声信号の波形を表示装置の画
    面に表示するためのコンピュータ読み取り可能なプログ
    ラムコード手段と、前記編集処理を施される映像情報中
    の編集位置を前記音声信号の波形と関連ずけて特定の図
    形により前記画面に表示するためのコンピュータ読み取
    り可能なプログラムコード手段と、ユーザの指示に応じ
    て、前記編集位置を前記画面上で変更するためのコンピ
    ュータ読み取り可能なプログラムコード手段と、前記編
    集位置および変更された編集位置に関する情報を編集情
    報として前記記憶装置に格納するためのコンピュータ読
    み取り可能なプログラムコード手段とを格納することを
    特徴とする記憶媒体。
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