JP6513854B2 - 映像再生装置および映像再生方法 - Google Patents

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本発明は、映像記録再生装置および映像記録再生方法に関するものである。
近年、放送局が放送する放送番組(以下、単に「番組」ということもある)を視聴しながら、サービス事業者がインターネット等の電気通信回線を介して配信するアプリケーションおよび配信コンテンツを受信して、当該アプリケーションを実行することで放送番組と配信コンテンツとを連携させて再生することができる「放送通信連携サービス」が普及している。ここでいう「アプリケーション」とは、映像記録再生装置ごとに特化されたネイティブソフトウェアではなく、例えばJava(登録商標)アプリケーションやWebアプリケーションなど、映像記録再生装置が具備する実行環境によって動作するものを指している。映像記録再生装置は、サービス事業者から受信した様々なアプリケーションを実行することにより、各アプリケーションに応じた様々な動作を行うことができる。
例えば、下記の特許文献1には、現在視聴中(放送中)の番組と連携する放送通信連携サービスをアプリケーションの実行によって実現する放送番組受信装置が開示されている。
また、下記の特許文献2には、アプリケーションに基づく番組表制御装置の動作モデルの一例として、過去・現在・未来の番組表を一覧表示し、ユーザーが番組表から現在放送中の番組を選択した場合はその番組を表示し、未来に放送される番組(未放送番組)を選択した場合にはその番組の録画予約画面を表示する、といったものが開示されている。
特開2012−257221号公報(第2−3頁、図1) 特開2013−115829号公報(第2−4頁、図1)
特許文献1の放送通信連携サービスを実現するアプリケーションは、録画済みの番組(録画済番組)への対応が配慮されていない。例えば、アプリケーションが放送中の番組に予め紐づけられていれば、放送中の番組に係る情報をインターネットを介して取得することは容易である。しかし、一般的なアプリケーションは、録画済番組を一意に識別することができないため、インターネットを介して録画済番組に係る情報を取得することは困難である。
また、特許文献2では、アプリケーションが、番組表内の各番組が未放送の番組、現在放送中の番組、過去に放送された番組のどれに該当するかを識別しているため、過去に放送された録画済番組を一意に識別することも不可能ではない。しかし、録画済番組に紐づけされたチャプター情報をインターネット経由で取得して、当該チャプター情報に基づいた再生位置制御(指定した位置から再生を開始する制御)を行うと問題が発生する可能性が高い。なぜなら、インターネット経由で取得したチャプター情報に含まれる再生位置情報は、番組の放送開始からの経過時間を示しているため、実際の録画済番組の再生位置情報と一致するとは限らないためである。
例えば、1時間枠の放送番組を放送開始後30分から録画した録画済番組に対する再生位置制御を行う場合に、インターネットから取得した再生位置情報に基づいて放送開始後15分の位置から再生しようとすると、録画開始後15分の位置、すなわち放送開始後45分の位置から再生されてしまう。そのため、ユーザーが指定した位置からの再生を適切に行うことができず、ユーザーの混乱を招いたり、ユーザーが映像記録再生装置の故障と勘違いしたりするおそれがある。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、録画済番組に対して誤った再生位置制御が行われることに起因する問題の発生を防止することが可能な映像再生装置及び映像再生方法を提供することを目的とする。
本発明に係る映像再生装置は、放送通信連携サービスにおいて、放送通信連携アプリケーションにより録画済番組の再生制御を行う映像再生装置であって、録画済番組を記録する記録部と、録画済番組の再生を行う再生部と、放送通信連携アプリケーションを実行し、録画済番組に紐づけされた録画番組管理情報を用いて、再生部を制御するアプリケーション実行部とを備え、放送通信連携アプリケーションは、WEBアプリケーションであり、録画番組管理情報は、録画済番組に対応する放送番組を一意に識別できる情報と、放送番組が録画済番組として存在するか否かを判定できる情報と、録画済番組が全区間について録画されているか否かを示す情報を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る映像再生方法は、放送通信連携サービスにおいて、放送通信連携アプリケーションにより録画済番組の再生制御を行う映像再生方法であって、放送通信連携アプリケーションを実行し、録画済番組に紐づけされた録画番組管理情報を用いて、録画済番組の再生を制御するステップと、録画済番組の再生を行うステップとを備え、放送通信連携アプリケーションは、WEBアプリケーションであり、録画番組管理情報は、録画済番組に対応する放送番組を一意に識別できる情報と、放送番組が録画済番組として存在するか否かを判定できる情報と、録画済番組が全区間について録画されているか否かを示す情報を含むことを特徴とする。
本発明によれば、録画済番組に対して誤った再生位置制御が行われることに起因する問題の発生を防止することが可能な映像記録再生装置及び映像再生方法を提供することができる。
実施の形態1に係る映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。 録画済番組の構成例を示す図である。 実施の形態1に係る録画番組情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1に係る録画番組記録編集情報のデータ構造を示す図である。 実施の形態1に係る放送通信連携アプリケーションが表示する電子番組表の一例を示す図である。 実施の形態1に係る放送通信連携アプリケーションが表示する過去番組再生画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る放送通信連携アプリケーションが表示する警告画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る放送通信連携アプリケーションの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における過去番組再生処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における過去番組再生処理を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
実施の形態1では、録画済番組の再生位置制御を行う前に、その録画済番組が再生位置制御の正しく行えるものか否かを判定することができる映像記録再生装置を提案する。実施の形態1の映像記録再生装置は、録画済番組が再生位置制御を正しく行えないものであった場合に、映像記録再生装置がその旨やその原因をユーザーに通知したり、外部のネットワーク上から録画済番組と同じ番組を取得して再生したりして、誤った再生位置制御により生じる不具合を未然に防ぐように動作する。また、これら一連の動作は、映像記録再生装置で実行されるアプリケーションによって制御される。
図1は、実施の形態1に係る映像記録再生装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、映像記録再生装置100は、デコーダブロック110、ネットワークインターフェース部121、ダウンロードデータ記録部122、メモリ部130、および、それらの動作を統括的に制御するシステム制御部140を備えている。また、映像記録再生装置100には、表示装置150、操作部160が接続されている。
デコーダブロック110は、放送番組の録画および録画済番組の再生を行う録画再生部として機能するブロックであり、チューナー部111、ストリーム制御部112、記録再生ドライブ部113、映像デコーダ部114、音声デコーダ部115、グラフィックス生成部116および映像ミキシング部117を備えている。
チューナー部111は、外部のアンテナ(不図示)で受信した放送波から放送信号を抽出し、それをMPEG−2トランスポートストリームに復号する。ストリーム制御部112は、チューナー部111が出力したMPEG−2トランスポートストリームに対する各種の処理を行う。
例えば、映像記録再生装置100が放送番組を録画する場合、ストリーム制御部112は、録画対象の番組を符号化映像が多重化されたストリーム情報として、記録再生ドライブ部113に記録する。以下、記録再生ドライブ部113に記録された番組を「録画済番組」と称する。
ストリーム制御部112は、記録再生ドライブ部113に録画済番組を記録する際、録画済番組のストリーム情報に加えて、そのストリーム情報から分離した符号化映像ストリームに関する映像や音声の属性情報、ならびに、再生位置制御を行うために必要な再生制御情報も記録する。再生制御情報は、録画済番組の再生位置と時間との対応関係を示す情報である。録画済番組の再生位置は、ストリーム情報のアクセス単位(通常はGOP(Group Of Picture)単位)で表される値となる。
また、映像記録再生装置100が、記録再生ドライブ部113に記録されている録画済番組を再生する場合、ストリーム制御部112は、その録画済番組のストリーム情報を記録再生ドライブ部113から読み込み、それを符号化圧縮された映像ストリーム(例えばMPEG−2形式の映像ストリーム)と音声ストリーム(例えばAC−3形式の音声ストリーム)に分離して取り出すためのデマルチプレクサを行う。ストリーム制御部112が取得した映像ストリームは映像デコーダ部114へ送られ、音声ストリームは音声デコーダ部115へ送られる。
映像デコーダ部114は、ストリーム制御部112が取得した映像ストリームをデコード処理して映像信号に生成する。グラフィックス生成部116は、システム制御部140が生成した警告表示や、アプリケーションが生成した各種のグラフィックスなどに対応する画像信号を生成する。映像ミキシング部117は、映像デコーダ部114が復号した映像信号と、グラフィックス生成部116が生成した映像信号とを合成(重畳)した出力映像信号を生成する。音声デコーダ部115は、ストリーム制御部112が取得した音声ストリームをデコード処理して出力音声信号を生成する。
映像ミキシング部117が生成した出力映像信号および音声デコーダ部115が生成した出力音声信号は、表示装置150に入力される。表示装置150は、表示部151と音声出力部152とを備えており、表示部151には出力映像信号に応じた映像が表示され、音声出力部152には出力音声信号に応じた音声が出力される。
ここでは、表示装置150が表示部151と音声出力部152を備える構成としたが、音声出力部152は表示装置150とは独立したスピーカ等でもよい。また、表示装置150と映像記録再生装置100とを一体的に構成して、録画再生機能付の表示装置としてもよい。
ネットワークインターフェース部121は、映像記録再生装置100と外部ネットワーク170(インターネット等)と接続するためのインターフェースである。ダウンロードデータ記録部122は、外部ネットワーク170からダウンロードした情報が記録される不揮発性の記録媒体である。ダウンロードデータ記録部122は、例えばスマートメディア(登録商標)やメモリカードのような、映像記録再生装置100から取り外し可能なものでもよい。
メモリ部130は、各録画済番組に紐づけされた録画番組管理情報が記録される不揮発性の記録媒体であり、録画番組管理情報として、録画番組情報131および録画番組記録編集情報132が記録される。録画番組情報131は、番組の録画時に生成される当該番組の属性情報である。また、録画番組記録編集情報132は、録画済番組の編集履歴、番組記録状態、録画ソースおよびその信頼性などの情報である。録画番組記録編集情報132は、番組の録画時、録画済番組の編集時、録画番組情報131の編集時などに適宜更新される。録画番組情報131および録画番組記録編集情報132の詳細については後述する。
システム制御部140は、録画番組管理部141、放送サービス通信部142およびアプリケーション実行部143を備えている。ここでは、録画番組管理部141、放送サービス通信部142、およびアプリケーション実行部143は、システム制御部140内のファームウェアなどにより実現されたものと仮定して説明するが、それらはシステム制御部140とは個別の要素であってもよい。例えば、録画番組管理部141、放送サービス通信部142およびアプリケーション実行部143が、それぞれハードウェアによって実現されていてもよい。また、録画番組管理部141、放送サービス通信部142、アプリケーション実行部143を統合して1つのブロックとしてもよいし、逆に、さらに細分化してもよい。
録画番組管理部141は、メモリ部130に記録される録画番組管理情報、すなわち録画番組情報131および録画番組記録編集情報132を管理する。例えば、番組を録画する際(つまり、新たな録画済番組が記録再生ドライブ部113に記録される際)に、その番組に対応する録画番組情報131および録画番組記録編集情報132を新たに作成したり、録画済番組または録画番組情報131の編集が行われた際に、その編集内容に応じて録画番組記録編集情報132を更新したりする。
放送サービス通信部142は、ネットワークインターフェース部121を介して、外部ネットワーク170に接続し、外部ネットワーク170上のリソースとしてのネットワークサーバー(不図示)から、アプリケーションや配信番組を取得する。
アプリケーション実行部143は、放送サービス通信部142が取得したアプリケーションの実行環境である。放送通信連携サービスで取得したアプリケーション(放送通信連携アプリケーション)は、デコーダブロック110が再生する番組に関する情報を外部ネットワーク170上のネットワークサーバーから取得したり、番組の映像に同期して各種の情報やグラフィックスを重畳表示させたりすることができる。
ネットワークサーバーから取得したアプリケーションおよびそれが扱うグラフィック部品などは、ダウンロードデータ記録部122に記録される。アプリケーション実行部143によりアプリケーションが実行されると、そのアプリケーションの指示のもと、グラフィックス部品はグラフィックス生成部116に送られて、適切な画像信号に変換される。
また、ネットワークサーバーから受信した配信番組は、ネットワークインターフェース部121からデコーダブロック110のストリーム制御部112に逐次供給され、録画済番組の再生と同様の処理によって、表示装置150から出力される。
操作部160は、映像記録再生装置100に対するユーザーの操作を受け付けるユーザーインターフェースである。操作部160は、映像記録再生装置100のフロントパネルに配設された操作パネルでもよいし、映像記録再生装置100を遠隔操作するリモコンでもよい。映像記録再生装置100のシステム制御部140は、ユーザーが操作部160に行った操作の内容を解釈し、それに基づいて映像記録再生装置100内の各要素を制御する。それにより、映像記録再生装置100は、ユーザーの要求に応じた番組(ストリーム情報)の録画および再生を行うことができる。
図2は、録画済番組の構成例を示す図である。録画の対象とする放送番組200を基準にして考えると、放送番組200の前後には、時間的に過去方向に先行番組201(放送番組200の直前に放送される番組)が存在し、時間的に未来方向に後続番組202(放送番組200の次に放送される番組)が存在する。以下、放送番組200の放送時間帯が20時00分から21時00分までと仮定し、録画や編集を考慮した上で、放送番組200が映像記録再生装置100の記録再生ドライブ部113にどのような態様で記録され得るかを説明する。
最も一般的な録画の方法は、番組単位での録画予約によって行うことである。ユーザーが映像記録再生装置100を用いて放送番組200を番組単位で録画予約し、映像記録再生装置100がその録画予約に従って放送番組200を録画した場合(「ケースA」と定義)、放送番組200の全区間である20時00分から21時00分までが録画された録画済番組(ケースA)210が、記録再生ドライブ部113に記録される。
デジタル放送を録画する場合、秒単位で正確に録画開始を行うことは困難である。デジタル放送番組の符号化/復号化処理には1〜3秒程度を要するため、放送番組に含まれる時刻情報に遅延が生じるおそれがあるからである。そのため、一般的な映像記録再生装置には、番組の冒頭部分を確実に録画して、番組の「頭欠け」を防止するために、録画予約された番組の開始時刻の数秒前(この時間は「オフセット時間」と呼ばれ、一般的に1〜5秒程度である)から録画を開始する「頭欠け防止機能」を有している。映像記録再生装置100が、頭欠け防止機能を用いて、番組単位で録画予約された放送番組200を録画した場合(「ケースB」と定義)、放送番組200の先行番組201の最後の5秒程度と放送番組200の全区間が録画された録画済番組(ケースB)220が、記録再生ドライブ部113に記録される。
録画予約に従って番組を録画している途中で、記録媒体の容量不足やユーザーの操作によって録画が中断される場合(「ケースC」と定義)もある。例えば、放送番組200を録画中の20時45分にその録画が中断された場合、放送番組200の20時00分から20時45分までの部分のみが録画された録画済番組(ケースC)230が、記録再生ドライブ部113に記録される。なお、上記の録画済番組(ケースA)210を編集してその後半部分を削除した場合、編集後の録画済番組(ケースA)210は、録画済番組(ケースC)230として扱われる。
番組が放送されている途中から、その番組を予約録画した場合(「ケースD」と定義)は、番組の途中から録画が開始され、番組の終了と同時に録画が終了する。例えば、放送番組200を、20時15分に予約録画すると、20時15分から21時00分までの部分のみが録画された録画済番組(ケースD)240が、記録再生ドライブ部113に記録される。なお、上記の録画済番組(ケースA)210を編集してその冒頭部分を削除した場合、編集後の録画済番組(ケースA)210は、録画済番組(ケースD)240として扱われる。
録画の開始時刻と終了時刻を指定する録画予約(時刻指定録画予約)や、録画の開始・終了がユーザーの操作で行われる録画(手動録画)など、番組単位でない録画予約が行われる場合もある(「ケースE」と定義)。例えば、ユーザーが20時00分から21時30分までの時刻指定録画予約を行い、映像記録再生装置100がその時刻指定録画予約に従って録画を行った場合、放送番組200と後続番組の最初の30分が続けて録画された長さ90分の録画済番組(ケースE)250が、記録再生ドライブ部113に記録される。
記録再生ドライブ部113に記録された録画済番組に対し、その一部を削除(カット)する編集が行われる場合(「ケースF」と定義)もある。例えば、放送番組200の全区間が録画された録画済番組(ケースA)210に対し、ユーザーが、映像記録再生装置100を用いて、20時00分から20時15分の部分と20時45分から20時55分まで部分を削除する編集を行った場合、編集後の録画済番組(ケースA)210は、放送番組200の20時15分から20時45分の部分と20時55分以降の部分が録画された長さ35分の録画済番組(ケースF)260になる。また、一時的な電波障害などにより番組の一部を受信することができず、番組の途中がカットされた場合も、記録再生ドライブ部113には、結果として録画済番組(ケースF)260が記録されることになる。
図3は、メモリ部130に記録される録画番組情報131のデータ構造を示す図である。先に述べたように、録画番組情報131は、番組の録画時に生成される当該番組の属性情報である。録画番組情報131は、録画済番組ごとに区分けして管理されている。以下、1つの録画済番組に対応した録画番組情報131を「録画番組レコード300」と呼ぶ。
録画番組レコード300は、番組ID301、番組の放送日(録画日)を示す放送日付情報302、放送ネットワークを示すNID303、放送チャンネル番号を示すCID304、番組を示すEID305、番組の名称を示す番組タイトル情報306、録画開始時刻を示す録画開始時刻情報307、録画時間の長さを示す録画時間長308、録画レート309、オフセット時間310、および録画番組関連URL311から構成される。番組ID301は、記録再生ドライブ部113に記録されている各録画済番組を特定するために録画番組管理部141が付した番号である。
放送日付情報302は、録画済番組に対応した番組の放送日(録画日)を示す情報である。NID303は、当該番組が放送された放送ネットワークの種別、例えばBSデジタル放送(BS)、CSデジタル放送(CS1/CS2)、地上デジタル放送などを特定する情報である。CID304は、NID303で特定された放送ネットワーク内で、当該番組が放送された放送チャンネル番号を示すものである。EID305は、放送チャンネル内で当該番組を一意に識別できる番号である。現在の放送運用規定によれば、EID305は、一定の期間(例えば1週間)でのみ各番組を一意に識別可能な情報として規定されている。つまり、一定の期間内に同一の放送チャンネルで放送される各番組には、ユニークな値のEID305を割り当てる必要があるが、その期間が経過した後は、EID305として用いた番号の使いまわしが可能となる。
放送日付情報302、NID303、CID304およびEID305を組み合わせれば、録画済番組がどの放送番組を録画したものなのかを一意に特定できる。本実施の形態では、これらを組み合わせた情報(録画済番組に対応する放送番組を一意に特定するための情報)を「番組識別情報」と定義する。なお、番組識別情報は、この例のように複数の情報の組み合わせである必要はなく、例えばサーバー型放送のコンテンツIDのように、全放送局の番組を通して一意な番号を放送波に重畳させ、その番号を番組識別情報として使用してもよい。
番組タイトル情報306は、録画済番組の番組名を示す情報である。録画開始時刻情報307は、番組の放送開始時間ではなく、実際に録画を開始した時間を示すものとする。また、録画時間長308は、録画時間の長さを示す情報である。例えば、図3に示す番組ID301が「1」の録画番組レコード300に含まれる録画開始時刻情報307および録画時間長308は、この録画番組レコード300に対応する録画済番組が、12時00分から1時間の録画によって記録されたものであることを示している。なお、録画時間長308に代えて、録画が終了した時刻を示す情報(録画終了時間情報)を用いてもよい(録画時間長は、録画開始時刻と録画終了時間との差として算出できる)。
録画レート309は、録画番組の録画品質の指標となる情報である。本実施の形態では、録画レート309が「HIGH」、「MID」、「LOW」の3種類に分けられるものとするが、さらに細分化してもよい。一般的に、放送番組は非常に多くの情報量を持っているため、放送番組を録画する際、それに含まれるデータをそのまま記録媒体に記録すると、録画可能な時間が短くなる。そこで、高い圧縮率でリエンコードして記録することにより、記録媒体に録画可能な時間を長くできる。このリエンコード処理はストリーム制御部112によって行われる。
なお、高い圧縮率で録画された録画済番組は、再生するとき映像の解像度が低くなったり、ブロックノイズが目立ってきたりするなど、品質が低下する。「HIGH」は高品質(低圧縮率)で録画されたことを示し、「LOW」は低品質(高圧縮率)で録画されたことを示し、「MID」は、「HIGH」と「LOW」の中間の品質で録画されたことを示している。
オフセット時間310は、頭欠け防止機能によって、録画の対象とした番組の前に記録された部分(先行番組の最後に相当)の長さ、すなわち、実際の録画開始時刻と番組の放送開始時刻と差を示している。言い換えれば、オフセット時間310は、録画済番組のストリーム情報の先頭に対する、録画の対象とした番組の先頭のディレイ時間である。例えば、12時00分に放送開始される番組の録画が、頭欠け防止機能によってその5秒前(11時59分55秒)から開始された場合、オフセット時間310の値は「5秒」となる。
録画番組関連URL311は、録画済番組に対応する放送番組に紐づいたアドレス(URL;Uniform Resource Locator)を示す情報であり、例えば、各番組専用のアプリケーションや配信コンテンツを取得するためのアドレスが記載される。このアドレスの情報は、番組の放送波に重畳されている。また録画番組関連URL311として、放送番組を一意に示す番組識別情報を取得するための情報が記録されていてもよい。
図4は、メモリ部130に記録される録画番組記録編集情報132のデータ構造を示す図である。先に述べたように、録画番組記録編集情報132は、録画済番組の編集履歴、番組記録状態、録画ソースおよびその信頼性などの情報であり、番組の録画時、録画済番組の編集時、録画番組情報131の編集時などに適宜更新される。録画番組記録編集情報132は、録画番組情報131と同様に、録画済番組ごとに区分けして管理されている。以下、1つの録画済番組に対応した録画番組記録編集情報132を「再生制御レコード400」と呼ぶ。
再生制御レコード400は、番組ID301、番組タイトル情報306、簡易情報編集フラグ401、再生時間編集フラグ402、入力ソース信頼性フラグ403、および番組記録状態404から構成される。
再生制御レコード400は、録画番組レコード300と1対1に対応しており、両者は番組ID301によって互いに紐づけられている。つまり、同じ録画済番組に対応する録画番組レコード300と再生制御レコード400には、共通の番組ID301が付される。再生制御レコード400に含まれる番組タイトル情報306は、録画番組レコード300の番組タイトル情報306と同じである。ここでは、録画番組レコード300との対応関係を明確に示すために、再生制御レコード400にも録画番組レコード300と同じ番組タイトル情報306が含まれる例を示したが、番組タイトル情報306は必ずしも再生制御レコード400に含まれなくてもよい。
なお、録画番組レコード300および再生制御レコード400は必ずしも別々に取り扱わなくてもよく、両者をまとめた情報がメモリ部130に記録されていてもよい。つまり、録画番組情報131および録画番組記録編集情報132を、一つの録画番組管理情報として扱ってもよい。逆に、それらがさらに細分化されてメモリ部130に記録されてもよい。
簡易情報編集フラグ401、再生時間編集フラグ402、入力ソース信頼性フラグ403、番組記録状態404の説明に先だって、録画済番組の編集機能ついて説明する。ここでいう「録画済番組の編集」には、録画済番組のストリーム情報の編集だけでなく、録画済番組の属性情報(例えば録画番組レコード300の内容)の編集も含まれる。
近年の一般的な映像記録再生装置は、録画済番組の編集機能を有しているが、実施の形態1の映像記録再生装置100も、「番組名称変更」、「番組保護/解除」、「録画レート変換」、「番組分割」、「番組部分削除」といった録画済番組の編集機能を有しているものとする。
「番組名称変更」は、番組タイトル情報306の内容を編集する機能である。「番組保護/解除」は、ユーザーの不注意によって録画済番組が消去されないように保護する機能の設定・解除を切り替える機能である。「録画レート変換」は、録画済番組に対してリエンコードダビングを行うことにより、録画レートを変更する機能である。一般的には、記録媒体の空き容量を増やす目的で、録画レートを下げることが行われる。なお、録画済番組の録画レートが変更されると、それに対応する録画番組レコード300(図3)の録画レート309の内容も変更される。
「番組分割」は、録画済番組の途中で2つに分割する機能である。この機能は、例えば、時刻指定録画予約や手動録画により録画された録画済番組に2つの放送番組が含まれていた場合(図2のケースE)に、それを2つの放送番組の境界で分割して、番組単位の再生を可能にするために利用される。
「番組部分削除」は、録画済番組の一部分を削除する機能である。この機能は、例えば、録画番組からコマーシャル(CM)の部分を削除したい場合や、自分の好みの映像シーンのみを残して1つの番組として構成したい場合に利用される。
図4に戻り、簡易情報編集フラグ401は、「番組名称変更」、「番組保護解除」、「録画レート変換」のように、録画済番組の総再生時間に影響を及ぼさない編集(「簡易情報編集」という)が行われたか否かを示す情報である。簡易情報編集は、基本的に、録画済番組のストリーム情報の編集ではなく録画済番組の属性情報の編集を指すが、「録画レート変換」は番組の総再生時間が変わらない編集であるため、簡易情報編集に属するものとみなしている。図4において、簡易情報編集された録画済番組には「○」の簡易情報編集フラグ401が付され、簡易情報編集されていない録画済番組には「×」の簡易情報編集フラグ401が付されている。
再生時間編集フラグ402は、「番組分割」や「番組部分削除」のように、録画済番組の総再生時間が変化する編集(「再生時間編集」という)が行われたか否かを示す情報である。図4において、再生時間編集された録画済番組には「○」の再生時間編集フラグ402が付され、再生時間編集されていない録画済番組には「×」の再生時間編集フラグ402が付されている。
入力ソース信頼性フラグ403は、録画済番組が信頼できる入力ソースから生成されたか否かを示す情報である。例えば、放送局からの放送波は第三者に改竄される余地がないため信頼性の高い入力ソースである。そのため、放送波から抽出したストリーム情報からなる録画済番組は、入力ソースの信頼性が高いと判断される。一方、外部ネットワーク170や他の記録媒体から取得した情報は、第三者によって改竄された可能性もあり、十分に信頼性の高い入力ソースとは言えない。そのため、外部ネットワーク170や他の記録媒体から取得したストリーム情報からなる録画済番組は、入力ソースの信頼性が低いと判断される。図4において、放送波から抽出したストリーム情報から生成した録画済番組には「○」の入力ソース信頼性フラグ403が付され、外部ネットワーク170や外部記録媒体から取得したストリーム情報から生成した録画済番組には「×」の入力ソース信頼性フラグ403が付されている。
番組記録状態404は、録画済番組がどのような状態で録画されたものかを示す情報である。具体的には、番組単位で且つその番組の全区間が録画された録画済番組であるか否かを示している。例えば電子番組表を用いて録画予約された場合、基本的に、図2に示した録画済番組(ケースA)210または録画済番組(ケースB)220のように、番組単位で且つその番組の全区間が録画された録画済番組が生成される。しかし、それ以外の録画方法や録画済番組の編集が行われた場合には、図2に示した録画済番組(ケースC)230、録画済番組(ケースD)240、録画済番組(ケースE)250、および録画済番組(ケースF)260などのように、番組の一部のみが録画された録画済番組や、複数の番組(オフセット時間を除く)に跨がって録画された録画済番組が生成される。図4において、番組単位で且つその番組の全区間が録画された録画済番組には「○」の番組記録状態404が付され、それ以外の構成の録画済番組には「×」の番組記録状態404が付されている。
本実施の形態では、再生時間編集フラグ402および番組記録状態404に基づき、録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものか否かを判断する。具体的には、再生時間編集フラグ402が「○」の録画済番組は、「再生時間編集」が加えられているため、再生位置制御を正しく行えないと判断される。また、番組記録状態404が「×」の録画済番組も、番組単位で録画されていなかったり、番組の一部の区間しか録画されていなかったりするため、再生位置制御を正しく行えないと判断される。従って、再生時間編集フラグ402が「×」であり、なお且つ、番組記録状態404が「○」の録画済番組が、再生位置制御を正しく行えるものと判断されることになる。このように再生位置制御を正しく行えるか否かを判断できる情報を「再生位置制御可否情報」と定義する。
再生位置制御可否情報は、再生時間編集フラグ402および番組記録状態404に加えて、入力ソース信頼性フラグ403も含ませてもよい。具体的には、入力ソース信頼性フラグ403が「×」の録画済番組も、ストリーム情報またはその属性情報が改竄された可能性もあるため、再生位置制御を正しく行えないと判断してもよい。
図5は、放送通信連携サービスで取得したアプリケーション(放送通信連携アプリケーション)が表示する電子番組表500の例を示す図である。一般的な電子番組表には、現在と未来の番組表のみが表示され、過去の番組の番組表(すなわち放送履歴)は表示されないが、本実施の形態の電子番組表500には、過去・現在・未来の番組表が表示される。
番組表を構成するためには、各番組の放送日時の情報が必要となる。現在および未来の番組の放送日時の情報は、放送波から取得することができる。しかし、放送波には過去の番組の放送日時の情報は含まれていない。過去の番組の放送日時の情報は、例えば、外部ネットワーク170を介して取得してもよいし、放送波から取得した各番組の放送日時の情報を映像記録再生装置100内に蓄積しておき、それを過去の番組の放送日時の情報として用いてもよい。
図5に示すように、電子番組表500は、番組欄表示領域501および番組欄開始時刻表示領域502から構成される。番組欄表示領域501の横軸には各チャンネルを示すチャンネル軸503が表示され、縦軸には放送時間を示す時間軸504が表示される。そして、チャンネル軸503と時間軸504とで規定される2次元の領域内に、各番組のタイトル等の情報が記載された枠が、その番組の放送チャンネルと放送時間に応じた位置に表示される。また、番組欄表示領域501には、番組表に対応する放送ネットワークの種別(BS、CS1、CS2、地上デジタル等)が表示されるネットワーク種別表示領域505が設けられている。
番組欄開始時刻表示領域502は、現在日時を示すものではなく、番組欄表示領域501にいつからの番組表が表示されているのかを示す情報が表示される。図5には、3つのチャンネルにおける2013年2月15日の午後10時10分に放送中の番組から、その後の3時間分の番組表が表示された例を示している。現在日時は、番組欄表示領域501に重畳表示された現在時刻表示バー511によって表される。図5の現在時刻表示バー511は、現在日時が同日の午後11時15分であることが示している。つまり、図5の番組表において、例えばチャンネル4の「ニュース11」は現在放送中の番組、「お笑いアワー」および「火曜ワイド」は過去に放送された番組、「英会話:英語でリスニング」および「国内旅行ガイド」は未来に放送される番組である。
さらに、番組欄表示領域501には、ユーザーが番組を選択するためのハイライト枠510が重畳表示される。操作部160には、「上方向」キー、「下方向」キー、「左方向」キーおよび「右方向」キーからなる上下左右キーと、「決定」キーが備えられており、ユーザーは、上下左右キーを操作してハイライト枠510を好みの番組の枠へ移動させ、決定キーを押下することにより、その番組を選択することができる。
図6は、放送通信連携アプリケーションが表示する過去番組再生画面600の一例を示す図である。放送通信連携アプリケーションは、ユーザーの操作により過去に放送された番組が選択され、且つ、その番組が再生位置制御を正しく行えるものと判断された場合に、過去番組再生画面600を表示部151に出力する。
過去番組再生画面600の主な特徴は、再生される映像が放送中の番組ではなく過去に放送された番組(録画済番組など)であること、さらに再生位置制御を利用したシーン選択機能が提供されていることである。シーン選択機能は、外部ネットワーク170から取得したチャプター情報(番組内の各シーンの位置を示すリスト)に基づいて、ユーザーが番組の再生位置を選択できる機能である。
過去番組再生画面600は、過去番組再生領域601、シーンリスト領域602、および過去番組情報領域603から構成される。過去番組再生領域601は、電子番組表500から選択された過去の番組の再生映像を表示する領域である。再生される映像は、過去番組再生領域601のサイズに合わせてスケーリングされる。
シーンリスト領域602は、再生中の番組(過去番組再生領域601に表示されている番組)のチャプター情報が表示される。チャプター情報は、放送通信連携アプリケーションが外部ネットワーク170上に存在する特定のネットワークサーバーから取得する。また、シーンリスト領域602には、ユーザーが操作部160の「上方向」キーおよび「下方向」キー(上下キー)を用いて移動させることができるシーンハイライト枠604が重畳表示され、ユーザーは、上下キーを操作してシーンハイライト枠604を好みのシーンへ移動させ、「決定」キーを押下することで、そのシーンを選択することができる。シーンが選択されると、再生位置がそのシーンの位置へジャンプする。
また過去番組情報領域603は、放送通信連携アプリケーションが、再生中の番組の出演者情報を表示したり、録画済番組がシリーズ番組であった場合に、前回の番組までのあらすじや他の回の番組の再生を案内する情報(シリーズ再生制御情報)を表示したりする領域である。
なお、過去番組再生領域601に表示される番組の映像は、映像デコーダ部114によって生成される。一方、シーンリスト領域602および過去番組情報領域603の画像は、外部ネットワーク170から取得した情報に基づいてグラフィックス生成部116が生成する。それらを映像ミキシング部117が合成することによって、過去番組再生画面600が生成されることになる。
一般に、外部ネットワーク170から取得できるチャプター情報では、各シーンの位置が、番組の先頭を基準とした時間として表されている。そのため、再生時間編集が行われた録画済番組や、番組の冒頭から録画されていない録画済番組などでは、録画済番組における位置とチャプター情報が示す位置との不整合が生じる。その場合、シーンを選択する再生位置制御を正しく行うことができず、ユーザーが混乱したり、映像記録再生装置の故障と勘違いしたりする問題が生じる。本実施の形態の映像記録再生装置100では、記録再生ドライブ部113に記録されている録画済番組の再生を行う前に、放送通信連携アプリケーションがその録画済番組の再生位置制御を正しく行えるか否かを判断し、再生位置制御を正しく行えない場合はその旨をユーザーに通知する警告を行うことによって、上記の問題を回避する。
図7は、放送通信連携アプリケーションが、録画済番組の再生位置制御を正しく行えないと判断したときに表示装置150に表示する警告画面の一例である。警告画面700は、録画済番組の再生を指示する再生指示ボタン701と、録画済番組の再生を行わずにそれと同じ配信番組を外部ネットワーク170上で検索することを指示する検索指示ボタン702を有している。再生指示ボタン701および検索指示ボタン702は、ユーザーが「左方向」キーおよび「右方向」キー(左右キー)を用いてどちらかを選び、決定キーを押下することで選択することができる。また、警告画面700には、図7のように再生位置制御が行えない理由を表示する原因表示領域703を設けてもよい。
ユーザーにより再生指示ボタン701が選択された場合、放送通信連携アプリケーションは、映像記録再生装置100を制御して、再生位置制御を正しく行えない録画済番組をそのまま再生する。一方、検索指示ボタン702が選択された場合、放送通信連携アプリケーションは、映像記録再生装置100を制御して、録画済番組と同じ配信番組が存在しないか外部ネットワーク170を検索し、録画済番組と同じ配信番組が見つかればそれを再生する。通常、外部ネットワーク170で提供されている配信番組は、再生位置制御を正しく行えるものであるため、高いインタラクティブ性を持った番組再生を行うことができる。
なお、録画済番組が再生位置制御を正しく行えないものであった場合に、警告画面700の表示を省略して、映像記録再生装置100が自動的にそれと同じ配信番組を検索するようにしてもよい。そうすることにより、ユーザーの入力負担を減らすことができる。
図8は、実施の形態1に係る放送通信連携アプリケーションの実行動作フローを示す図である。放送通信連携アプリケーションは、システム制御部140のアプリケーション実行部143によって実行される。放送通信連携アプリケーションの起動方法としては、例えば、操作部160に放送通信連携アプリケーションを起動させる専用のボタンを設け、ユーザーがそれを押下することによって起動させる方法が考えられる。
放送通信連携アプリケーションは、起動すると、表示装置150の表示部151に電子番組表500(図5)を表示させる(ステップS101)。そして、ユーザーが操作部160を操作して番組を選択するのを待つ(ステップS102)。
ユーザーにより番組が選択されると(ステップS102でYES)、放送通信連携アプリケーションは、選択された番組(選択番組)が現在時刻に対して未来の番組であるか否かを判定する(ステップS103)。選択番組が未来の番組であった場合(ステップS103でYES)、選択番組の録画予約を実行し(ステップS104)、電子番組表500を非表示にして終了する。
選択番組が未来の番組でなかった場合(ステップS103でNO)、放送通信連携アプリケーションは、選択番組が現在放送中の番組であるか否かを判断する(ステップS105)。現在放送中の番組であった場合(ステップS105でYES)、選択番組の放送チャンネルを選局し、表示部151の表示を電子番組表500から選択番組の映像に切り替える(ステップS106)。このとき音声出力部152からは、選択番組の音声を出力させる。
選択番組が未来の番組でも現在の番組でもなかった場合(ステップS105でNO)、放送通信連携アプリケーションは、選択番組を過去の番組と判定し(ステップS107)、過去の番組の再生処理(過去番組再生処理)を実行する(ステップS108)。
図9は、過去番組再生処理(図8のステップS108)を示すフローチャートである。過去番組再生処理が開始されると、放送通信連携アプリケーションは、メモリ部130の録画番組情報131および録画番組記録編集情報132から、記録再生ドライブ部113に記録されている各録画済番組の番組識別情報(図3に示した放送日付情報302、NID303、CID304、EID305)と、再生位置制御可否情報(図4の再生時間編集フラグ402および番組記録状態404)を取得する(ステップS201,S202)。
続いて、放送通信連携アプリケーションは、選択番組の番組識別情報を電子番組表500に基づいて判断し、ステップS201で取得した各録画済番組の番組識別情報と比較することで、選択番組に対応する録画済番組が記録再生ドライブ部113内に存在するか否かを判定する(ステップS203)。
選択番組に対応する録画済番組が存在しない場合(ステップS203でNO)、放送通信連携アプリケーションは、放送サービス通信部142を制御して外部ネットワーク170上の特定のネットワークサーバーに接続する(ネットワークサーバーのアドレスは、映像記録再生装置100により予め保持されている)。そして、選択番組の番組識別情報とネットワークサーバー上の配信可能番組の番組識別情報とを比較することによって、選択番組に対応する配信可能番組を検索する(ステップS204)。
選択番組に対応する配信可能番組が存在しない場合(ステップS204でNO)、放送通信連携アプリケーションは、選択番組を再生できない旨を表示装置150を用いてユーザーに通知して(ステップS205)、過去番組再生処理を終了する。
ネットワークサーバーに選択番組に対応する配信可能番組が存在する場合(ステップS204でYES)、放送通信連携アプリケーションは、ネットワークサーバーに対し、選択番組に対応する配信可能番組の配信を要求する(ステップS206)。そして、ネットワークサーバーから配信された配信番組をデコーダブロック110でデコードし、表示装置150を用いて再生する(ステップS207)。これにより、ユーザーは選択番組(配信番組)を視聴することができる。
一方、選択番組に対応する録画済番組が存在した場合は(ステップS203でYES)、ステップS202で取得した再生位置制御可否情報に基づいて、その録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものか否か判定する(ステップS208)。録画済番組が再生位置制御を正しく行えないものであった場合は(ステップS208でNO)、警告画面700(図7)を表示装置150に表示し、録画済番組をそのまま再生するか、選択番組に対応する配信可能番組をネットワークサーバー上で検索するかの選択をユーザーに促す。
ユーザーによりネットワークサーバーでの検索(ネットワーク検索)が選択された場合(ステップS209でYES)、ステップS204に遷移して処理を進める。
一方、ユーザーにより録画済番組の再生が選択された場合(ステップS209でYES)、ネットワークサーバーにアクセスし、番組識別情報に基づいて、選択番組のチャプター情報(シーンリスト)や番組関連情報を取得する(ステップS210)。その後、それらの情報に応じて過去番組再生画面600(図6)を構成するとともに、表示装置150を用いて録画済番組の再生を行う(ステップS211)。このように、本実施の形態では、選択番組に対応する録画済番組が再生位置制御を正しく行えないものであった場合、ユーザーの許可が得られなければ、その録画済番組の再生は行われない。
また、選択番組に対応する録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものであった場合も(ステップS208でYES)、ステップS210へ移行して、放送通信連携アプリケーションがネットワークサーバーからチャプター情報等を取得し、表示装置150を用いた録画済番組の再生が行われる(ステップS211)。
なお、過去番組再生画面600において、録画済番組の再生位置制御を行う際には、オフセット時間を加味して再生位置を決定することが望ましい。例えば5秒のオフセット時間を有する録画済番組において、番組の先頭から1分30秒の位置を再生するのであれば、実際の録画済番組の先頭から1分35秒の位置を再生するとよい。それによって、より正確な再生位置制御を行うことができる。
実施の形態1によれば、放送通信連携アプリケーションが録画済番組と放送通信連携サービスとの連携を行う場合に、録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものか否かを事前に判断することができる。それにより、録画済番組の誤った再生位置制御が行われることで生じる問題を未然に防ぐことができる。
例えば、ユーザーが選択した番組(選択番組)に対応する録画済番組が再生位置制御を正しく行えないものである旨を、ユーザーに警告画面を通して通知することで、ユーザーが無駄な操作を行うことを防止できる。さらに再生位置制御を正しく行えない理由も通知すれば、ユーザーが混乱したり、映像記録再生装置100の故障と勘違いしたりすることを防止できる。
また、選択番組に対応する録画済番組が再生位置制御を行えないものであった場合に、放送通信連携アプリケーションが、自動的に外部ネットワーク170上のネットワークサーバーでそれと同じ配信可能番組を検索し、録画済番組の代わりに配信番組を再生することもできる。通常、外部ネットワーク170で提供されている配信番組は、再生位置制御を正しく行えるものであるため、高いインタラクティブ性を持った番組再生を行うことができる。また、配信可能番組を検索するためのユーザーの手間を削減でき、利便性の高い映像記録再生装置100を得ることができる。
なお、上の説明では、ユーザーが操作部160を操作して放送通信連携アプリケーションを起動させる例を示したが、放送通信連携アプリケーションの起動方法は任意でよい。例えば、特定のイベントが発生したことを条件にして、自動的に起動させてもよい。
また、上の例では、電子番組表の表示から選択番組の再生までの一連の処理を、同一の放送通信連携アプリケーションが行う例を示したが、例えば、汎用の放送通信連携アプリケーションが電子番組表の表示を行い、番組が選択されると、その番組に紐づいた放送通信連携アプリケーションが起動するように構成してもよい。それにより、選択番組に応じたきめの細かい放送通信連携サービスの提供が可能になる。
<実施の形態2>
実施の形態2では、録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものであっても、録画品質が著しく悪い場合は、録画済番組の代わりにそれと同じ配信番組を再生する映像記録再生装置100を提案する。
図10は、実施の形態2に係る過去番組再生処理を示すフローチャートである。実施の形態1の過去番組再生処理(図9)と同様の処理が行われるステップには、それと同一符号を付してあるため、以下では主に図9と異なるステップについて説明する。なお、映像記録再生装置100の構成や、過去番組再生処理を除く放送通信連携アプリケーションの動作は、実施の形態1と同様である。
まず、実施の形態2の過去番組再生処理では、放送通信連携アプリケーションが、メモリ部130の録画番組情報131および録画番組記録編集情報132から、記録再生ドライブ部113に記録されている各録画済番組の番組識別情報および再生位置制御可否情報を取得するともに(ステップS201,S202)、録画番組情報131から録画レート309を取得する(ステップS301)。その後のステップS203〜S209の処理については、実施の形態1と同様である。
選択番組に対応する録画済番組が再生位置制御を正しく行えるものであった場合(ステップS208でYES)、または、再生位置制御を正しく行えないものであってもユーザーがその再生を選択した場合(ステップS209でNO)は、実施の形態1と同様にステップS210へ移行して、放送通信連携アプリケーションがネットワークサーバーから選択番組のチャプター情報等を取得するが、実施の形態2では、ステップS210の後に以下の処理が行われる。
すなわち、ステップS210の後、放送通信連携アプリケーションは、ネットワークサーバーから選択番組に対応する配信可能番組を検索して、その録画レートの情報を取得する(ステップS302)。そして、ステップS301で取得した選択番組に対応する録画済番組の録画レート309と、ステップS302で取得した選択可能番組に対応する配信可能番組の録画レートとを比較して、どちらの録画品質が高いかを判定する(ステップS303)。
録画済番組の録画レートの方が高い場合は、ステップS211へ移行し、選択番組に対応する録画済番組の再生が実行される。一方、配信可能番組の録画レートの方が高い場合には、ステップS206へ移行し、選択番組に対応する配信番組の再生が実行される。
なお、ステップS302において、外部ネットワーク170にアクセスできない場合や、ネットワークサーバー上に選択番組に対応する配信可能番組が存在しない場合には、ステップS211に移行して、選択番組に対応する録画済番組の再生が実行される。
実施の形態2の映像記録再生装置100によれば、選択番組に対応する録画済番組と配信可能番組のうち、録画品質の高い方が再生されることになるため、選択番組をより高い品質で再生することができるという効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100 映像記録再生装置、110 デコーダブロック、111 チューナー部、112 ストリーム制御部、113 記録再生ドライブ部、114 映像デコーダ部、115 音声デコーダ部、116 グラフィックス生成部、117 映像ミキシング部、121 ネットワークインターフェース部、122 ダウンロードデータ記録部、130 メモリ部、140 システム制御部、141 録画番組管理部、142 放送サービス通信部、143 アプリケーション実行部、131 録画番組情報、132 録画番組記録編集情報、150 表示装置、151 表示部、152 音声出力部、160 操作部、170 外部ネットワーク、200 放送番組、201 先行番組、202 後続番組、210,220,230,240,250,260 録画済番組、300 録画番組レコード、301 番組ID、302 放送日付情報、303 NID、304 CID、305 EID、306 番組タイトル情報、307 録画開始時刻情報、308 録画時間長、309 録画レート、310 オフセット時間、311 録画番組関連URL、400 再生制御レコード、401 簡易情報編集フラグ、402 再生時間編集フラグ、403 入力ソース信頼性フラグ、404 番組記録状態、500 電子番組表、501 番組欄表示領域、502 番組欄開始時刻表示領域、503 チャンネル軸、504 時間軸、505 ネットワーク種別表示領域、510 ハイライト枠、511 現在時刻表示バー、600 過去番組再生画面、601 過去番組再生領域、602 シーンリスト領域、603 過去番組情報領域、604 シーンハイライト枠、700 警告画面、701 再生指示ボタン、702 検索指示ボタン、703 原因表示領域。

Claims (2)

  1. 放送通信連携サービスにおいて、放送通信連携アプリケーションにより録画済番組の再生制御を行う映像再生装置であって、
    前記録画済番組を記録する記録部と、
    前記録画済番組の再生を行う再生部と、
    前記放送通信連携アプリケーションを実行し、前記録画済番組に紐づけされた録画番組管理情報を用いて、前記再生部を制御するアプリケーション実行部と
    を備え、
    前記放送通信連携アプリケーションは、WEBアプリケーションであり、
    前記録画番組管理情報は、前記録画済番組に対応する放送番組を一意に識別できる情報と、前記放送番組が前記録画済番組として存在するか否かを判定できる情報と、前記録画済番組が全区間について録画されているか否かを示す情報を含む
    ことを特徴とする映像再生装置。
  2. 放送通信連携サービスにおいて、放送通信連携アプリケーションにより録画済番組の再生制御を行う映像再生方法であって、
    前記放送通信連携アプリケーションを実行し、前記録画済番組に紐づけされた録画番組管理情報を用いて、前記録画済番組の再生を制御するステップと、
    前記録画済番組の再生を行うステップと
    を備え、
    前記放送通信連携アプリケーションは、WEBアプリケーションであり、
    前記録画番組管理情報は、前記録画済番組に対応する放送番組を一意に識別できる情報と、前記放送番組が前記録画済番組として存在するか否かを判定できる情報と、前記録画済番組が全区間について録画されているか否かを示す情報を含む
    ことを特徴とする映像再生方法。
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