JP4010598B2 - 映像情報編集方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像情報の編集方法に関わり、特に、映像情報における編集候補位置を画面に表示して、編集作業の効率化を計るための作業支援方法として好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送に関わるテレビ局や有線放送に関わるCATV局では、例えば、ドラマや映画などの映像情報である番組素材を制作会社から購入しその素材に基づいて番組を作成する場合、必要であれば番組素材を分割し、分割された内の所定部分を削減することで番組素材を短縮した上で、CM(コマーシャル・メッセージ)をその番組の途中に挿入する編集作業を施して、編集した番組の放送を行う。
【0003】
例えば、購入された素材が30分間分のドラマである場合は、そのドラマを24分間に短縮し、代わりにCMを6分挿入するようにして、30分間の放送時間の番組として放送される。そのため、購入したときは30分間であったドラマを24分間に短くする編集作業が必要となる。以上のように素材が編集されることを、一般にロール編集と呼ぶ。ここでロールとは、所定の番組内容について連続し、その内容に切れ目がなく送出される番組部分のことを称するものである。
【0004】
以下、従来の映像編集装置を用いて、番組素材をロール編集して放送時間が30分の番組を作成する場合の編集方法について説明する。この番組の放送枠の中において挿入されるCMとしては、4つの部分、すなわち、前CM、中CM1、中CM2、後CMに分割されてそれぞれ放送枠中の所定の範囲の位置に挿入されるものとする。
【0005】
図4に一般的な映像編集装置のブロック構成の一例を示す。図4において、VTR(ビデオ・テープ・レコーダ)50では、番組素材やCM内容を記録したビデオテープから映像信号が再生され出力される。制御装置54では、VTR50からの映像信号が入力され、入力された映像信号を基に操作者の指示等によって編集制御情報が生成される。編集制御情報としては、番組素材の映像の分割点の位置を指定する情報、やフェードインあるいはフェードアウトをする位置を指定する情報などである。また、制御装置54からは、VTR50から入力された映像信号がモニタ52へ出力されると共に、VTR51へ出力される。モニタ52は、入力された映像信号をもとに画像を表示することで、VTR50が再生する番組素材等を画像表示する。VTR51では、入力された編集結果である映像信号が記録されると共に、入力されまたは記録された映像信号がモニタ53へ出力される。モニタ53は、入力された映像信号をもとに画像を表示することで、VTR51に入力された番組素材等を画像表示する。なお、VTR50およびVTR51の再生動作、記録動作等は、制御装置54から出力される各制御信号により制御される。
【0006】
次に、上記図4に示す編集装置を用いてロール編集を行う従来の編集方法の動作について、その動作の流れを示したフローチャートである、図10を用いて説明する。なお、図10の動作フローはすべて編集者がモニタ52による再生画像を見ながら制御装置54を手動で操作して実施するものである。
【0007】
まず、図10のステップ802において、番組素材を記録したビデオテープがVTR50にセットされ、VTR50は素材再生を行う。このときVTR50からは、再生された映像信号にタイムコード信号をスーパーインポーズさせ、その映像信号を送り出す。このVTR50による素材再生の開始や早送り等の動作は、例えば、操作者の指示に基づいて、制御装置54から制御信号が出力されることにより制御される。ここで、操作者はVTR50で再生されモニタ52で表示される再生画像を見ることによって、VTR50の動作制御の指示を、制御装置54に対して行う。
【0008】
次のステップ803において、操作者が番組素材のカット(分割)可能な候補位置を目視にて検出する。ここで、適当な分割候補位置が検出され、制御装置54にその検出された位置が操作者から指示された場合はステップ804に移り、操作者により検出されず指示のない場合はステップ805に移る。ステップ804では、検出された位置のタイムコード信号が、制御装置54により記録されステップ805に移行する。なお、操作者が必要とするならば、シーン内容の概要に関するメモや絵コンテ等の記録が操作者により別に作成されることがある。
【0009】
ステップ805では、制御装置54は、上記ステップ803の分割候補位置検出対象の番組素材が終了したか否かを確認する。終了した場合は次のステップ806に移り、終了していない場合は残った分割候補位置検出対象の番組素材に対して検出を行うために、上述のステップ803に戻る。
【0010】
以上の結果、分割候補位置検出対象の番組素材に対し分割候補位置を検出するための検索動作が終了すると、次のステップ806以降においては映像信号を記録しなおすための編集作業が行われる。
【0011】
そのステップ806において、操作者によりいくつかの分割候補位置の中から適当な2種類のロール分割点、すなわち、ロールの開始点であるIN点、およびロールの終了点であるOUT点の位置が最終的に決められる。この場合は、各OUT点(番組素材開始位置を含む)から、次の直近のIN点(番組素材終了位置を含む)に至る期間がそれぞれ削除期間とされて、それら削除期間すべての期間長の累積加算された値が、30分間から24分間を減じた6分間となるように、各点の位置が決められる。
【0012】
一つの番組中においてCMが挿入される時間帯の範囲は予め設定されていることが多い。このステップ806では、必要に応じていくつかのIN点、OUT点の位置は、このCMが挿入される時間帯の中に来るように決定される。
【0013】
この例では、番組の全時間は30分なので、前CMとしては、番組開始時間に近い時間帯(番組枠開始から2分乃至3分後)に挿入される。次に中CM1は、番組枠開始から10分前後に、また、中CM2は番組枠開始から20分前後にそれぞれ挿入される。最後の後CMは、番組終了に近い時間帯(番組枠終了から2乃至3分前)に挿入されるようにCM挿入候補点が決められる。
【0014】
次にステップ807において、再びVTR50から映像信号の再生出力が開始される。そしてステップ808では、上記ステップ806にて決められたOUT点とIN点のタイムコード信号等の情報に基づき、OUT点からIN点の間の番組素材の映像信号と音声信号を削除する。一方、CM映像素材がVTR50で再生されて、IN点の位置で再生されたCM映像が挿入開始される。ステップ809において、次のOUT点でCM映像の挿入が終了される。ステップ808と809の期間中、CM映像(音声も含む)が挿入された編集映像情報は、VTR51で記録される。
【0015】
ここで、編集映像信号がVTR51に記録される間は、モニタ53でその記録されている映像が表示されることで、その画像内容が確かめられる。
【0016】
次にステップ810において、上記ステップ807からステップ809間の編集作業の対象とされる素材部分の、すべての素材部分についての編集作業が終了したか否かを確認する。終了した場合は次のステップ811に移り、終了していない場合は残ったロール編集対象の素材部分に対してロール編集を行うために上述のステップ807に戻る。
【0017】
なお、日本特許出願の公開公報特開平2−184181号公報には、動画像の切れ目を、その動画像の音量等を解析することで検出する動画像編集装置が請求項に記載されている。また、同じく特開平5−290549号公報には、音声情報、例えば、音楽の切れ目、音声認識による特定話者の発生状況、ノイズレベルやノイズ特性などを分割基準として映像情報を分割する映像編集支援装置が示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術の編集方法では、操作者が、素材再生による映像信号及び音声信号に基づく再生画像と音声とを同時にモニタしながら、ロール分割点となるIN点、OUT点を決定する。そして、そのIN点、OUT点に関わる情報、例えば、フィールド期間を最小の単位とするタイムコード情報を記録し、ダビング作業時にすぐ呼び出せるようにする必要がある。その検出には、素材を再生中に番組内容の区切れる部分、シーンとシーンの変わり目の部分、または、CMが番組の途中に挿入されても問題なく放送できる部分等を探し出す。一般に、映像情報の情報量は膨大なものであり、映像内容も多岐に渡るため、操作者によって人手を用いて検出が行われる。そのため、その検出作業時に編集対象となる素材が再生されている間は、ロール分割点が検出されるか否かに関わらず、操作者が検出作業のために拘束されることになる。
【0019】
また、この従来の編集方法では、人手を用いて検出が行われることを考慮して、素材再生する場合は、人間が映像と音声とが同期していることを確認しながら視聴される。その場合は、人間の感覚に合わせた再生速度、すなわち、ほぼ通常の再生速度に制約されて再生されるため、検出作業をより高速化させることはできない。
【0020】
本発明の目的は、ロール編集作業時における操作者の作業を支援し、より迅速にロール編集できるようにする映像編集方法を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、映像信号と音声信号とが一緒に記録される形式の記録情報の編集点の候補を自動的に検出して表示して、編集者が簡単に編集点を決定できるようにする編集方法を提供する。
【0022】
さらに、本発明によれば、上記編集方法の手順がコンピュータで読まれて実行されるプログラムコードの形式で格納する記憶媒体が提供される。
【0023】
本発明による記録情報を編集する方法では、記録情報が再生され、再生した記録情報の音声信号中に所定の状態が発生したかどうか検出され、記録情報中の所定の状態が検出された位置に基づき編集位置を示す識別情報が生成されて表示装置の画面に表示される。
【0024】
本発明によるコンピュータで読まれて実行されるプログラムコードを格納する記憶媒体は、映像信号と該映像信号に関連する音声信号とを含む記録情報を再生しながら、音声信号中に所定の状態が発生したかどうか検出するための手順のプログラムコードを格納する第1のセクションと、記録情報中の所定の状態が検出された位置を示す識別情報を生成し、該識別情報を表示装置の画面に表示するための手順のプログラムコードを格納する第2のセクションとを格納する(備える)。
【0025】
本発明によれば、自動的に音声信号が所定の時間以上にわたり所定のレベル以下となる部分、例えば、無音部分の存することに基づき、分割候補点と、その無音部分内の削除候補期間とを検出し、記憶することで、人手による削除候補期間の位置検出または決定に要する作業を大幅に削減することができ、ロール編集に関わる作業性を向上させることができる。
【0026】
また本発明によれば、自動的に、番組の長さに合わせて削除候補期間の期間長を修正することで、人手による番組期間長の設定作業を大幅に削減することができ、ロール編集に関わる作業性を向上させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に関わる映像信号編集装置のブロック構成例を図2に示す。
図2のVTR1では、番組素材やCM内容を記録したビデオテープから、編集対象の映像信号や音声信号が再生され出力される。VTR1より出力された映像信号や音声信号は分配器6に入力され、ビデオサーバ2および制御装置4にそれぞれ分配出力される。ビデオサーバ2は、情報が格納された領域にランダムにアクセスできる記憶装置であり、例えばディスク型記憶装置である。ビデオサーバ2の記憶領域へのアクセス(読みだしと書き込み動作)は制御装置4で制御される。制御装置4は、プログラムに従って情報処理をするためのCPU(図示せず)と制御プログラムを格納するメモリ(図示せず)とを含むコンピュータ(図示せず)と、VTR1やビデオサーバ2からの情報を格納する記憶装置(図示せず)とを有する。ビデオサーバ2では、分配器6からの映像信号や音声信号が入力され、入力された信号がランダム・アクセス方式でもって記録されるために、所定のフォーマットに応じた映像情報に変換され、記録される。ビデオサーバ2に記録されている映像情報は、必要に応じて映像信号や音声信号に変換されてモニタ3あるいは制御装置4へそれぞれ出力される。なお、制御装置4へは、上記フォーマットのままか、または別種のフォーマットに変換された上で出力されるとしてもよい。
【0028】
制御装置4では、分配器6またはビデオサーバ2から、映像信号や音声信号等の映像情報が入力され、それら入力された映像情報を基に編集用の制御データ等が生成される。その生成された制御データ等は、制御装置4あるいは制御装置4に接続された記憶装置5に保持される。制御装置4からは、その制御データ等を基にVTR1とビデオサーバ2とをそれぞれ制御するための制御信号が出力され、VTR1およびビデオサーバ2の再生動作、およびビデオサーバ2の記録動作等が、この制御信号によりそれぞれ制御される。
【0029】
また、操作者が編集制御の内容を確認し、または編集状態を確認するために、制御装置4に接続された表示装置7が、制御装置4からの表示用信号により、上記制御データや映像信号、音声信号に関する情報、例えば、タイムコード信号やシーンの概要に関する情報に基づいた表示を行う。なお、表示装置7では、操作者が操作するマウス等の入力装置(図示せず)の操作と組み合わせることによってデータ入力可能とするための表示が合わせて表示される。
【0030】
(実施例1)
以上説明した構成の映像編集装置において用いられる、本発明に関わる映像編集方法を実現した場合の一実施例について、本発明の映像編集方法のフローチャートの一例を示す図1と、表示装置7における表示画面の例を示した図3とを用いて説明する。
【0031】
図1では、ロール編集するために分割可能な位置を映像編集装置が検出し表示する手順を示す。まず、ステップ102において、番組素材を記録したビデオテープがVTR1にセットされ、VTR1は素材再生を行なう。このとき、例えばVTR1からは、再生された映像信号または音声信号にタイムコード信号がスーパーインポーズされて、その映像信号や音声信号が分配器6へ送り出される。このVTR1による素材再生は、例えば、操作者の指示などに基づいて、制御装置4から制御信号が出力されることにより制御される。VTR1から出力された映像信号や音声信号からなる映像情報は、分配器6を介してビデオサーバ2に入力されると共に、制御装置4に同様に入力される。
【0032】
次にステップ103において、制御装置4は、分割候補点とするのに最適な位置を抽出するために、入力された映像情報の音声信号の特徴検出を行う。この一例を示すと、ビデオサーバ2から入力された映像情報、または分配器6を介して入力された映像情報の音声信号において、所定の特徴、例えば、音声信号の再生時の音声信号レベルが所定時間、例えば、0.5秒間〜2秒間以上、望ましくは1秒間以上にわたり所定レベル以下になることを検出する。
【0033】
このような無音状態の検出による分割候補点の自動決定は、制御装置4の中に音声信号レベルの検出器(図示せず)と信号比較回路(図示せず)とを設けて、検出した音声信号のレベルと所定の閾値とを比較して、閾値以下となっている時間をカウントし、カウント値が基準値を越えた時を分割候補点とすることで実施できる。この分割候補点はOUT点候補とされる。
【0034】
次のステップ104において、制御装置4は、ステップ103で検出された検出結果が該当する特徴であると判定すればステップ105に移り、該当する特徴でなければステップ106に移る。
【0035】
ステップ105では、制御装置4は、音声信号の所定の特徴、例えば上述したように、音声信号の再生時の音声信号レベルが所定時間以上にわたり所定レベル以下になる期間(第1の期間)を検出する。そして、その第1の期間内に、音声信号における第1の分割候補点(OUT点)、及びその第1の分割候補点に関わる映像信号における第2の分割候補点(IN点)を選定する。そして、制御装置4は、それら分割候補点に関わる情報、例えば、タイムコード信号等を記憶し、または記憶装置5に出力し、記憶装置5はその情報を記憶する。そして、次のステップ106に移る。
【0036】
音声信号の特徴を検出する方法としては、他の方法も可能である。座談会のような会話が中心の番組素材では、その音声信号の周波数帯はおおよそ300〜3,400Hzの範囲に集中する。また、コンサートの録画のような番組素材では、音声信号はより広い周波数範囲にエネルギ成分が分布する。従って、音声信号の中に特定の周波数帯の成分が少なくなるか、別の周波数帯に変化した場合を検知することによりシーンの切れ目を検出でき、それが分割点の候補となりうる。例えば、音声信号を300〜3,400Hzのバンドパスフィルタを通過させてその出力レベルを基準値と比較して、基準値以下の出力レベルが一定期間持続した場合を分割候補点とすることができる。
【0037】
また、背景音に特定の音声が重畳されている場合には、重畳されている音声成分以外の音質の音を検出して、その検出された音の音質あるいは音量が変化したときを分割候補点とすることもできる。例えば、ヘリコプターの音や、海岸の波の音あるいは草むらのカエルの声などの音質の音以外の音を検知して、その検知された音の音質あるいは音量が変化してそれが一定時間持続した場合を分割候補点とすればよい。
【0038】
ステップ106では、制御装置4は、音声信号の特徴を検出すべき映像情報入力が終わったか否かを判定し、それが終わった場合は次のステップ107に移り、終わっていない場合は、さらに、映像情報を入力するためにステップ102に戻る。なお、音声信号の特徴を検出すべき映像情報が、すでに制御装置4に記憶されている場合は、制御装置4にロードされる必要がないので、ステップ102に戻らずに、ステップ103に戻るとしてもよい。
【0039】
ステップ107では、表示部7が、選定された候補点を基に音声信号波形と、それに関連したフレーム画像とを表示する。以下、図3を用いてその表示の一例を説明する。
【0040】
上述のごとく各候補点が選定されると、記憶装置に記憶された情報または制御装置に保持された情報を基に、制御装置4に接続された表示部7は、図3に示す画面を表示する。図3において、30は、映像情報のうち、タイムコード信号の値を横軸にしてその映像情報を時間的に表示したスケールである。また31の矢印は、音声信号の特徴に基づいて自動検出された分割候補点(OUT点候補)である。この矢印31の示す先は、スケール30のタイムコードの値である。矢印31は、分割する区間の代表位置を示す記号であってもよい。分割候補点は図示のように複数検出される場合がある。後で説明するように、これら複数の分割候補点31の中から適切な点が選択される。
【0041】
32はカット部拡大表示領域で、分割候補点31の一つが選択された場合に、その位置に関わる静止画像(フレーム画像)33と音声波形34とが表示され、選択された候補点に関する音声や映像の内容を確認することができる。35は、本編カット画像表示部で、分割候補点であるIN点やOUT点前後の静止画が表示される。この本編カット画像表示部35に表示される静止画は、操作者がそれらIN点やOUT点を修正や設定のための指示を行う場合に、それらを見ながら指示内容を決定しやすいようにするものである。
【0042】
また、IN点設定ボタン36は、番組の放送で使う部分の開始点、すなわちIN点を決めるために、操作者がマウス等を操作し、画面上を移動させるカーソル等を用いて指示できるようにするためのボタン表示である。同様にOUT点設定ボタン37は、番組の放送で使う部分の終了点、すなわちOUT点を決めるためのものである。タイムコード表示部38は、分割候補点を選択した場合の、その選択された分割候補点に関わるタイムコード信号の値を表示する。1ロール長表示部39は、放送で使う番組部分(ロール)のうち、ある一つのロールのIN点からOUT点までの長さを時間で表示する。全ロール長表示部40は、放送で使う全ての番組部分の、ロール編集されたIN点からOUT点までの長さを加算した合計時間を表示する。そして、42の終了ボタンは、ロール編集の終了を指示できるようにするための表示である。
【0043】
カーソルを所望の分割候補点の矢印に置いて、IN点設定ボタン36をマウスでクリックすれば、図3の43で示すような白い三角形の記号が画面に表示される。この白三角43は決定したIN点のスケール30上の位置を示す。カーソルを所望の分割候補点の矢印に置いて、OUT点設定ボタン37をマウスでクリックすれば、図3の44で示すような黒い三角形の記号が画面に表示される。この黒三角44は決定したOUT点のスケール30上の位置を示す。なお、IN点43とOUT点44は設定した後にその位置の変更や削除をすることも可能である。
【0044】
(実施例2)
次に、図5のフローチャートを用いて、CM挿入候補点を選択する手順について説明する。
まず、ステップ202において、制御装置4は、図1に示した手順(ステップ100)で検出された第1の分割候補点(OUT点)と第2の分割候補点(IN点)とからなる候補点ペアに関する情報を、例えばステップ105により記憶装置5に記憶されている場合はその記憶装置5からロードする。なお、その情報が制御装置4に保持されたままであれば、このロードは特に必要ない。
【0045】
次に、ステップ203において、候補点ペアのタイムコード信号等の情報を基に、制御装置4は、例えば、前CM、中CM1、中CM2、後CMそれぞれの映像と音声の信号を挿入するための放送枠中の所定の範囲内に、複数の候補点の位置の内どれが存在するかを決定する。
【0046】
次のステップ204において、制御装置4により、ステップ203で確認された候補点の位置が、上記所定の範囲内にあると判定された場合はステップ205に移り、上記所定の範囲内にないと判定された場合はステップ206に移行する。
【0047】
ステップ205では、制御装置4は、上記所定の範囲にあることに基づき、その分割候補点をCM挿入候補点として選択する。そのCM挿入候補点に関わる情報、例えば、タイムコード信号等を記憶装置5に出力し、記憶装置5はその情報を記憶する。そして次のステップ206に移る。
【0048】
ステップ206では、制御装置4は、CM挿入候補点か否かの確認をするためのすべての分割候補点ロードが終わったか否かを判定し、それが終わった場合は次のステップ207に移り、終わっていない場合はその確認されていない分割候補点をロードするために、ステップ202に戻る。
【0049】
以上により、CM挿入候補点が選択されることで、操作者が画像再生を見ながら検索することをしないで、操作者の作業が簡便化されて作業効率が向上する。
【0050】
(実施例3)
次に、図6を用いて、IN点とOUT点の間の削除され不要な映像情報の削除期間の候補となる削除候補期間の期間長を、制御装置4が調整して、残りの映像情報の期間と挿入するCM情報の期間の合計が、放送時間に入るように調整される処理について説明する。
【0051】
図6のステップ402において、制御装置4により、図1に示した手順(ステップ100)で検出された分割候補点に関わる、上記音声信号が所定レベル以下である期間(第1の期間)に関わる情報、例えば、その第1の期間の開始点、終了点の、それぞれのタイム信号等が記憶装置5からロードされる。なお、その情報が制御装置4に保持されたままであれば、このロードは特に必要ない。次にステップ403において、制御装置4は、その第1の期間内であって、各OUT点(映像情報終了点を含む)と、そのOUT点の後の直近のIN点までの期間を、削除される期間の候補期間、すなわち削除候補期間として検出する。そして制御装置4から、その削除候補期間に関わる情報、例えば、タイムコード信号等が記憶装置5へ出力され、記憶装置5はその情報を記憶する。
【0052】
制御装置4は、次のステップ404において、ステップ402でロードされた上記第1の期間に関わる情報の次に、更に別の第1の期間に関わる情報をロードするか否かを判定する。その判定の結果、ロードしない場合は次のステップ405に移行し、ロードする場合は、次の第1の期間に関わる情報をロードするために、ステップ402に戻る。
【0053】
以上の処理により、上記第1の期間に関わる全ての削除候補期間が検出され、検出された削除候補期間に関わる期間長等の情報が記憶されたことで、次のステップ405では、制御装置4により、それら削除候補期間の期間長の合計が計算される。その計算結果を受け、次のステップ406では、制御装置4により、その削除候補期間の期間長の合計が所定の長さであるか否かが判定され、所定の長さと一致する場合はステップ410に移行する。また、所定の長さでない場合は、その合計の期間を所定の長さとするために、ステップ407に移る。
【0054】
ステップ407では、制御装置4により、各削除候補期間の情報がロードされる。次に、ステップ408に移行し、制御装置4は、それぞれの削除候補期間の期間長を所定の手順を用いて最適な期間長となるように変更し、その変更後の削除候補期間に関わる情報、例えば、その期間長等を記憶する。
【0055】
ステップ408における削除候補期間の変更のための処理の例として以下のような方法が提案される。
【0056】
▲1▼削除候補期間の期間長の合計とステップ406の所定の長さとの比率が求められ、求められた比率を各削除候補期間の期間長に乗算または除算して得られる期間に一律に変更する。例えば、削除候補期間の期間長の合計が8分間で、上記所定の長さが6分間の場合は6/8=0.75を各削除候補期間の期間長に乗じた期間長となるように各削除候補期間に係わるIN点およびOUT点の少なくともいずれかの位置を変更する。
【0057】
あるいは、▲2▼ステップ105で決定している所定時間および所定レベル値の少なくとも一方を複数の値が選択切り換え可能なようにしておき、それを適宜切り換えたことによって各削除候補期間の期間長が変更されるようにする。それにより、例えば、削除候補期間の期間長合計をより長くしたい場合は上記所定期間のより短い値を選択するか上記所定レベルのより小さい値を選択することで、より期間長合計を短くすることができる。
【0058】
あるいは、▲3▼各削除候補期間の期間長に応じて、例えば削除候補期間の合計長をより短くしたい場合、ある所定の長さより各削除期間の期間長が短ければその削除候補期間はそのままとし、同じか長ければその削除候補期間の長さを短くするようにすることで、合計長が短くされる。さらに、例えば削除候補期間の期間長をより長くしたい場合、ある基準値より各削除期間の期間長が短ければその削除候補期間は候補から外されて削除しない期間に変更し、基準値と同じかより長ければそのままとすることで、合計長が長くされる。
あるいは、▲4▼上述の▲1▼〜▲3▼を適宜組み合わせて処理する手順とする。
【0059】
次のステップ409では、制御装置4により、削除候補期間のロードが全てなされたか否かが判定され、全てロードされた場合は、再度期間長の合計を求めるためにステップ405に移行し、ロードが終了していない場合は、次の削除候補期間の情報をロードするためにステップ407に戻る。
【0060】
以上の動作を繰り返すことにより、操作者の確認設定作業を必要とせずに、削除候補期間の期間長の合計が所定の長さに一致し、あるいは近似することで、より作業効率よくロール編集を行うことができる。もし、上記合計が、所定の長さと一致しない場合であっても、一致させるために必要なとなる操作者による残作業が、大幅に低減できる。
【0061】
(実施例4)
次に、図7を用いて削除候補期間のOUT点およびIN点の位置を確定し、削除候補期間を削除期間として設定するときの手順を説明する。なお、この手順では、OUT点およびIN点の位置と期間長とが必要に応じて修正される。
【0062】
図7において、ステップ501からステップ505までは、それぞれ図6のステップ401からステップ405までと同様の動作が行なわれ、削除候補期間の検出とそれらの期間長の合計が計算される。
【0063】
ステップ505の次に実行されるステップ506においては、ステップ406と同様に、制御装置4により、上記計算された削除候補期間の期間長の合計が所定の長さと一致するか否かの判定がなされる。その判定の結果、削除候補期間の期間長の合計が所定の長さの場合はステップ511に移行する。また、所定の長さでない場合は、ステップ507に移る。ステップ507では、制御装置4により、削除候補期間のそれぞれが、対応する第1の期間と同じ幅か否かが検出される。削除候補の期間が第1の期間と同じ幅である場合は、それ以上削除期間長が長くできない、すなわち、可変量が存在しないとされる。さらに、全ての削除候補期間について可変量が存在しない、すなわち、可変量の限界であると判定された場合は、ステップ512に移行する。また、まだ可変量が限界でないと判定された場合は、ステップ508に移行する。可変量が存在しないとされる場合に、もし削除期間をより長く変更すれば、必要な映像信号の一部が欠けることになる。
【0064】
ステップ508では、制御装置4は、まだ可変量が存在する削除候補期間の情報をロードする。次のステップ509では、制御装置4により、ロードされた削除候補期間の期間長が、その可変量の限度の範囲内で可変されて、上記合計量が、上記所定量に近づくように変更される。そして、その変更された削除候補期間に関する、タイムコード信号等の情報が記憶装置5でを記憶される。
【0065】
次のステップ510では、制御装置4により、次の削除候補期間をロードするか否かが判定され、ロードすると判定された場合はステップ508に戻り、ロードしないと判定された場合は、期間長の合計を求めるためにステップ505へ移行し、ステップ505と次のステップ506とにおいて、上述と同様の動作を行う。
【0066】
そして、ステップ506で、上述の期間長の合計が所定の長さと一致する場合は、前述のように次のステップ511に移行することになり、ステップ511において、上述した期間の期間長の修正が必要か否かが判定される。この判定には、例えば、操作者からの指示等が制御装置4に入力されると、その指示等に基づいて制御装置4により、修正要または修正不要と判定される。修正不要の場合は、ステップ519に移行する。また、修正要の場合はステップ512に移行する。
【0067】
修正要の場合、ステップ512では、制御装置4にて修正対象である削除候補期間の情報がロードされる。次のステップ513では、その削除候補期間が、削除候補から解除されるか否かが判定される。この判定には、例えば、操作者からの指示等が制御装置4に入力されると、その指示等に基づいて制御装置4は、解除要または解除不要と判定する。解除要と判定された場合は、ステップ517に移行する。また、解除不要と判定された場合は、次のステップ514に移行し、ステップ514で制御装置4により、さらに削除候補期間について修正要か否かが判定される。修正要の場合はステップ515に移行し、修正不要の場合はステップ516に移行する。ステップ515では、削除候補期間に関する期間長等の修正がなされる。そして、次のステップ516に移行する。
【0068】
ステップ516では、制御装置4により、削除候補期間が削除期間として確定され、その確定された削除期間に関わる情報が記憶装置5に記憶される。そして、つぎのステップ518に移行する。
【0069】
ステップ517では、制御装置4により、削除候補期間が削除候補から解除され、その解除された期間に関わる情報が記憶装置5に記憶される。そして、次のステップ518に移行する。
【0070】
ステップ518では、ステップ517あるいはステップ516においてそれぞれ解除または確定された期間の、次の削除候補期間を、制御装置4がロードするか否かを判定する。ロードすると判定された場合は、ステップ512に戻り、次の削除候補期間の情報が制御装置4によりロードされる。また、ロードしないと判定された場合は、ステップ505に戻り、制御装置4により再度期間長の合計が計算され、以下、前述した動作が行われる。
【0071】
また、前述したように修正不要時にステップ519に移行した場合は、そのステップ519において、確定前の削除期間にされていない削除候補期間が制御装置4により検出される。また、削除候補期間ありと判定された場合は、ステップ520に移り、そこで削除候補期間が削除期間として確定され、次のステップ521へ移行する。また、ステップ519で削除候補期間なしと判定された場合はそのままステップ521へ移行する。
【0072】
以上により、全ての削除候補期間が削除期間として確定され、全ての削除期間の合計が所定の長さとなることで、操作者は、簡単な操作、例えば、上述したようにステップ511における指示等のような操作を除いては、作業する必要がなく、効率的にロール編集作業を行うことができる。
【0073】
(実施例5)
図7に示したフローチャートによる手順は、第1の期間に関わる削除候補期間の期間長を修正またはその期間を解除することによって、所定の長さと一致させるものである。しかしながらこのフローチャートでは、第1の期間外の期間にはみ出し、または、第1の期間以外の期間内に削除期間を設ける場合については考慮されていない。従って、このことが考慮された手順について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0074】
図8のフローチャートは、ステップ612およびステップ618の二つを除き、ステップ601からステップ621までが、図7のステップ501からステップ521までとそれぞれ同様の動作となる。従って、ステップ612及びステップ618以外のステップの動作の説明は省略する。
【0075】
ステップ612へは、ステップ607、611、618から移行する。ステップ612では、図7のステップ512と同様に修正対象である削除候補期間の情報が制御装置4へロードされると共に、さらに、削除期間に関わる情報がロードされる。さらに、第1の期間によらない任意の時点における、新たなOUT点およびIN点が設定され、その設定されたOUT点およびIN点間の期間(第1の期間によらない削除期間)に関わる情報が制御装置4にロードされて、ステップ618へ移行する。
【0076】
次に、ステップ618へは、ステップ616またはステップ617から移行する。ステップ618では、図7のステップ518と同様に次の削除候補期間のロードがあるか否かが制御装置4によりを判断されると共に、次の削除期間があるかが判断される。そして、次の削除候補期間または次の削除期間があると判断された場合は、ステップ612に移行し、それらがないと判断された場合は、ステップ605に移動する。
【0077】
以上のように構成することによって、図7のフローチャートでは削除候補期間の解除あるいは確定は、上述の第1の期間内の削除候補期間が対象であったものを、図8のフローチャートでは、その対象が広げられて、削除期間についても解除または確定(再確定を含む)できる。さらに、第1期間によらない削除期間または削除候補期間についてもその対象とすることができる。
【0078】
(実施例6)
次に、上述した図7または図8にそれぞれ示したフローチャートの手順によって得られた削除期間の中から、さらに、CM挿入候補点を選択する手順について、図9を用いて説明する。図9のフローチャートの構成は、図5のフローチャートの構成と同一であり、フローチャートを構成しているステップの一部について動作内容の違いが存する。
【0079】
まず、ステップ702において、制御装置4は、図7または図8に示した手順(ステップ500またはステップ600)で検出された削除期間に関する情報を、例えば記憶装置5に記憶されている場合はその記憶装置5からロードする。なお、その情報が制御装置4に保持されたままであれば、このロードは特に必要ない。
【0080】
次に、ステップ703において、削除期間に関するタイムコード信号等の情報を基に、制御装置4は、例えば従来技術の説明時に上述したような前CM、中CM1、中CM2、後CMを挿入するための放送枠中の所定の範囲内に、削除期間の開始位置(OUT点の位置)のいずれかが存するか否かを確認する。
【0081】
次のステップ704において、制御装置4により、ステップ703で確認された候補点の位置が、上記所定の範囲内にあると判定された場合はステップ705に移行し、上記所定の範囲内にないと判定された場合はステップ706に移行する。
【0082】
ステップ705では、制御装置4は、上記所定の範囲にあることに基づき、その分割候補点をCM挿入候補点として選択する。そのCM挿入候補点に関わる情報、例えば、タイムコード信号等が記憶装置5へ出力され、記憶装置5はその情報を記憶する。そして次のステップ706に移る。
【0083】
ステップ706では、制御装置4により、CM挿入候補点か否かの確認をするために全ての分割候補点ロードが終わったか否かが判定され、それが終わった場合は次のステップ707に移り、終わっていない場合はその確認がなされていない分割候補点をロードするためにステップ702に戻る。
【0084】
以上により、CM挿入候補点が選択されることで、操作者が検索することなく、操作者の作業が簡便化されて作業効率が向上する。
【0085】
【発明の効果】
本発明によりロール編集のための分割候補点を、例えば、映像情報の無音部分の期間の中から自動的に検出することにより、操作者による分割点候補位置を探すための作業、分割点候補位置の情報を記録する作業に掛かる時間が、大幅に短縮され、作業効率が格段に向上される。また、ロール編集のための分割点候補位置が表示装置の表示画面に表示され、かつ、分割候補点の音声波形や、分割点の静止画像が組合わされて表示されることにより、操作者が削除候補期間やCM挿入候補点を決定するのに必要な情報を画面を見るだけで簡便に決定することができる。また、各ロールの長さが自動的に、番組放送枠に合わせて調整されることで、ロール分割点とする候補の位置を自動で選択調整するので、より早くロール分割点を決めることができる。
【0086】
以上のことから、番組の素材をロール編集して放送する素材にするまでの、作業時間や効率が向上する。
【0087】
本発明による記録情報の編集方法は、図4に示す編集装置を使用して実施することも可能である。本発明は、CM情報を挿入する編集以外の編集処理にも適用できる。本発明の方法を応用して、音声信号の特徴に基づき特定の音声信号の状態を検出し、検出位置を画面に表示する映像監視装置などにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像編集方法の実施例の手順を図示したフローチャート
【図2】本発明による編集方法を実施可能な映像編集装置のブロック構成例を示す図
【図3】本発明に関わる映像編集装置の表示装置における表示画面の一例を示す図
【図4】映像編集装置のブロック構成例を示す図
【図5】本発明の映像編集方法の一実施例の手順を図示したフローチャート
【図6】本発明の映像編集方法の一実施例の手順を図示したフローチャート
【図7】本発明の映像編集方法の一実施例の手順を図示したフローチャート
【図8】本発明の映像編集方法の一実施例の手順を図示したフローチャート
【図9】本発明の映像編集方法の一実施例の手順を図示したフローチャート
【図10】従来の映像編集方法の手順の例を図示したフローチャート
【符号の説明】
1、50、52 VTR(ビデオ・テープ・レコーダ)
2 ビデオサーバー
3、51、53 モニタ
4 制御装置
5 記憶装置
6 分配器
7 表示装置
30 スケール
31 位置を示す記号
32 カット部拡大表示領域
33 静止画像
34 音声波形
35 本編カット画像表示部
36 IN点設定ボタン
37 OUT点設定ボタン
38 タイムコード表示部
39 1ロール長表示部
40 全ロール長表示部
42 終了ボタン

Claims (1)

  1. 映像信号と音声信号とが記録媒体に記録された情報を編集する方法において、
    前記記録媒体に記録された映像信号と音声信号を再生するステップと、
    前記再生した音声信号の波形を表示装置に表示するステップと、
    前記音声信号から所定レベルよりも小さい振幅が所定時間以上存在する期間を分割候補点として検出するステップと、
    前記音声信号の所定の音声成分以外の音質の音から音量変化または音質の変化が所定時間以上持続した場合に分割候補点として検出するステップと、
    前記表示装置に表示した音声信号波形に前記各々検出した分割候補点位置を示す識別情報を表示するステップとを有し、
    さらに、前記分割候補点位置の前後の映像信号画像を前記表示装置に表示するステップを有することを特徴とする映像情報編集方法。
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