JP2008271377A - 入力回路および記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む映像信号が、誤って映像入力端子に入力された場合であっても、終端手段の損傷を防止することができる。
【解決手段】本発明に係る映像入力回路1は、映像入力端子51と、映像入力端子51からの映像信号を終端する終端手段52と、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する直流電圧検知回路53とを備え、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、終端手段52への通電を停止する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る映像入力回路1は、映像入力端子51と、映像入力端子51からの映像信号を終端する終端手段52と、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する直流電圧検知回路53とを備え、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、終端手段52への通電を停止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、カメラもしくはカメラコントローラなどの周辺機器からの信号が入力される入力回路および記録再生装置に関するものである。
特許文献1には、映像信号に含まれる直流電圧成分の大きさに応じて短絡する短絡回路を搭載したカメラ装置が記載されている。
直流電圧成分を含む映像信号が供給されるシステムにおいて、通常であればカメラの入力端子に接続されるべきケーブル(以下、カメラ電源重畳ケーブル)が、据付時に誤って記録再生装置の映像入力端子に接続される場合がある。この記録再生装置の入力側には、低インピーダンスの終端抵抗からなる終端手段が設けられている。そのため、誤ってカメラ電源重畳ケーブルが記録再生装置の映像入力端子に接続されると、映像の記録ができないばかりか、その接続により発生する熱によって、終端手段が損傷もしくは破壊されてしまい、故障修理の対象となってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む映像信号が、誤って映像入力端子に入力された場合であっても、終端手段の損傷を防止することを目的とする。
請求項1に係る入力回路は、入力端子と、前記入力端子からの信号を終端する終端手段と、前記信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する検知手段とを備え、前記検知手段の検知結果に応じて、前記終端手段への通電を停止する。
本発明の入力回路によれば、所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む信号が、誤って入力端子に入力された場合であっても、終端手段の損傷を防止することができる。
<実施の形態1>
本実施の形態に係る記録再生装置は映像記録再生装置であるものとする。図1は、その映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る映像記録再生装置は、映像入力回路1と、デコーダ回路7と、MUX(multiplexer)回路8と、エンコーダ回路9と、映像出力端子10と、コーデック回路11と、CPU12と、メモリー13と、HDD(Hard Disk Drive)インターフェース回路14と、HDD15と、表示部16とを備える。
本実施の形態に係る記録再生装置は映像記録再生装置であるものとする。図1は、その映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態に係る映像記録再生装置は、映像入力回路1と、デコーダ回路7と、MUX(multiplexer)回路8と、エンコーダ回路9と、映像出力端子10と、コーデック回路11と、CPU12と、メモリー13と、HDD(Hard Disk Drive)インターフェース回路14と、HDD15と、表示部16とを備える。
入力回路である映像入力回路1は、映像入力端子51と、終端手段52と、直流電圧検知回路53とを備える。本実施の形態ではさらに、映像入力回路1は、映像入力端子51に直列接続されたコンデンサー54を備える。入力端子である映像入力端子51は、直流電圧成分を含む映像信号が入力される。
終端手段52は、映像入力端子51から出力される映像信号を終端する。検知手段である直流電圧検知回路53は、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を越えたか否かを検知する。直流電圧検知回路53は、その検知結果をCPU12、および、終端手段52に出力する。これら終端手段52と、直流電圧検知回路53の詳細については後述する。コンデンサー54は、映像入力端子51からの映像信号に含まれる直流電圧成分をカットし、カット後の映像信号をデコーダ回路7に出力する。
デコーダ回路7は、映像入力回路1から出力される映像信号をA−D変換する。MUX回路8は、入力された信号をスイッチャー制御する回路であり、その制御は、CPU12によって行われる。MUX回路8は、CPU12からの制御により、デコーダ回路7からの映像信号をコーデック回路11に出力する。なお、MUX回路8は、入力された映像信号に文字情報を重畳させることもできる。これにより、モニター画面において文字を追加した表示を行うことができる。
コーデック回路11は、MUX回路8を介して、デコーダ回路7から出力される映像信号を圧縮し、圧縮後の映像信号をメモリー13に一時的に格納する。メモリー13に一時的に格納された映像信号は、HDDインターフェース回路14を介してHDD15に出力され、HDD15に書き込まれる。CPU12は、これらコーデック回路11、および、メモリー13、および、HDDインターフェース回路14と接続されており、これらが上述の動作を行うように制御する。
CPU12は、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、表示部16における表示により、異常が発生したことを外部、例えば、ユーザに知らせる。本実施の形態では、表示部16は、CPU12からの制御により、図2に示すように、「カメラ入力端子(1)に異常発生」と表示画面に表示する。この表示部16には、例えば、LED表示装置や、液晶表示装置などが該当する。
図3は、映像入力回路1の構成の一例を示す図である。映像入力回路1は、上述したように、映像入力端子51と、破線で示される終端手段52と、破線で示される直流電圧検知回路53と、コンデンサー54とを備える。
終端手段52は、本実施の形態では、終端抵抗59と、スイッチング素子である終端制御トランジスター60とを含む。終端抵抗59は、映像入力端子51に入力された映像信号を終端する。終端抵抗59のインピーダンスが、例えば、75Ωである場合、終端抵抗59は、映像入力端子51に入力された映像信号を、1.0Vp-pに終端する。終端制御トランジスター60の詳細については後述する。
検知手段である直流電圧検知回路53は、上述したように、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する。直流電圧検知回路53は、本実施の形態では、バッファトランジスター55と、抵抗56,57、コンデンサー61からなるフィルター回路と、電圧判定トランジスター58とを備える。この構成からなる直流電圧検知回路53が、上述した機能を行う動作について説明する。
映像入力端子51から出力される映像信号のうち、直流電圧成分は、バッファトランジスター55を通過する。そして、その直流電圧成分は、抵抗56の抵抗値R1と、抵抗57の抵抗値R2の比を乗じた電圧Vrに変換された後、コンデンサー61でフィルタリングされて、電圧判定トランジスター58のベースに印加される。
この抵抗値R1と抵抗値R2の比は、所定の電圧以下の直流電圧成分が、映像入力端子51に入力された場合に、電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを超えないように設定されているものとする。ここで、所定の電圧は、例えば、映像記録再生装置において通常時に使用される直流電圧が該当する。
換言すれば、抵抗値R1と抵抗値R2の比は、所定の電圧を超える直流電圧成分が、映像入力端子51に入力された場合に、電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを超えるように設定されているものとする。なお、本実施の形態では、所定の電圧を超える直流電圧成分は、DC12Vであるものとする。
ベースに印加される電圧Vrが電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを超えない場合、電圧判定トランジスター58は、コレクタ側の電圧Vcを接地から電気的に切離す。そのため、コレクタ側の電圧Vcは”H”となる。
一方、カメラ電源重畳ケーブルが接続されて、上述したDC12Vが映像入力端子51に入力された場合には、ベースに印加される電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを超える。この場合、電圧判定トランジスター58は、コレクタ側の電圧Vcを接地する。そのため、コレクタ側の電圧Vcは”L”となる。
こうして、直流電圧検知回路53は、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する。その検知結果は、コレクタ側の電圧Vcの”L”/”H”として、CPU12、および、終端制御トランジスター60のベースに伝えられる。
上述したように、終端手段52は、終端抵抗59と、スイッチング素子である終端制御トランジスター60とを含む。この終端制御トランジスター60は、終端抵抗59に直列に接続され、直流電圧検知回路53の検知結果に応じてオン/オフする。
本実施の形態では、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えないと検知した場合、つまり、終端制御トランジスター60のベースに印加される電圧Vcが”H”となる場合には、終端制御トランジスター60はオンとなり、終端抵抗59を接地する。
一方、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合、つまり、終端制御トランジスター60のベースに印加される電圧Vcが”L”となる場合には、終端制御トランジスター60はオフとなり、終端抵抗59を接地から電気的に切離す。
このようにして、映像入力回路1は、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、終端手段52への通電を停止する。
以上のような本実施の形態に係る映像記録再生装置によれば、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合には、映像入力回路1は、終端手段52への通電を停止する。このため、所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む映像信号が、誤って映像入力端子51に入力された場合であっても、終端手段52の損傷を防止することができる。
また、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、表示部16は、エラー警告の表示によって異常が発生していることを外部、例えば、ユーザに知らせる。これにより、ユーザは、速やかにその異常を取り除く操作に移ることができる。
なお、本実施の形態では、回路的に終端抵抗59を接地から切離して、終端手段52への通電を停止する構成とした。しかし、これに限ったものではなく、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えた場合に、終端抵抗59の両端をショートして、終端手段52への通電を停止する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、1チャンネルの映像入力端子51の場合について示した。しかし、これに限ったものではなく、複数チャンネルの映像入力端子51であってもよい。また、本実施の形態では、記録再生装置は、映像信号が入力される映像記録再生装置として説明した。しかし、これに限ったものではなく、音声信号が入力される音声記録再生装置であっても同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、映像信号に含まれる直流電圧成分に抵抗値R1と、抵抗値R2との比を乗じた電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを超えたか否かを検知する直流電圧検知回路53の構成を示した。しかし、直流電圧成分が検知可能であればこの構成に限ったものではなく、例えば、抵抗56,57の代わりにツェナーダイオードを用いてもよく、あるいは、電圧判定トランジスター58の代わりにオペアンプを用いてもよい。
さらに、本実施の形態では、CPU12の制御により、表示部16は、図2のような文字によるエラー警告を表示した。しかし、これに限ったものではなく、視認がより容易な表示や、グラフィック表示によって、異常が発生したことを外部に知らせるようにしてもよい。
<実施の形態2>
図4は、本実施の形態に係る映像記録再生装置の映像入力回路1の構成を示す図である。この図に示すように、本実施の形態の映像入力回路1は、LED(Light Emitting Diode)70を備えている点で実施の形態1と異なる。さらに、本実施の形態に係る映像入力回路1は、直流電圧検知回路53の検知結果、つまり、電圧判定トランジスター58のコレクタ側の電圧Vcが、CPU12へ伝えられない点で、実施の形態1と異なる。以下、新たに説明しないものについては、実施の形態1と同様であり、同一符号を付すものとする。
図4は、本実施の形態に係る映像記録再生装置の映像入力回路1の構成を示す図である。この図に示すように、本実施の形態の映像入力回路1は、LED(Light Emitting Diode)70を備えている点で実施の形態1と異なる。さらに、本実施の形態に係る映像入力回路1は、直流電圧検知回路53の検知結果、つまり、電圧判定トランジスター58のコレクタ側の電圧Vcが、CPU12へ伝えられない点で、実施の形態1と異なる。以下、新たに説明しないものについては、実施の形態1と同様であり、同一符号を付すものとする。
本実施の形態では、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、LED70が点灯表示することにより、異常が発生したことを外部、例えば、ユーザに知らせる。なお、LED70は、図5に示すように、映像入力端子51が設けられた付近に設けられているものとする。
このように構成された本実施の形態に係る映像記録再生装置の動作を、図4を用いて説明する。ここでは、実施の形態1の例と同様に、所定の電圧を超えた直流電圧成分は、DC12Vであるものとし、このDC12Vが、映像入力端子51に入力された場合について説明する。
まず、映像入力端子51から出力される映像信号のうち、直流電圧成分は、バッファトランジスター55を通過する。そして、その直流電圧成分は、抵抗56の抵抗値R1と、抵抗57の抵抗値R2との比を乗じた電圧Vrに変換された後、コンデンサー61でフィルタリングされて、電圧判定トランジスター58のベースに印加される。DC12Vが映像入力端子51に入力された場合には、ベースに印加される電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを越える。
この場合、電圧判定トランジスター58は、コレクタ側の電圧Vcを接地するため、コレクタ側の電圧Vcは”L”となる。直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合、つまり、終端制御トランジスター60のベースに印加される電圧Vcが”L”となる場合には、終端制御トランジスター60はオフとなり、終端抵抗59を接地から電気的に切離す。本実施の形態では、それとともに、LED70に駆動電流が供給されるため、LED70は点灯表示する。
このようにして、映像入力回路1は、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、終端手段52への通電を停止する。
以上のような本実施の形態に係る映像記録再生装置によれば、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、映像入力回路1は、終端手段52への通電を停止する。このため、実施の形態1と同様、所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む映像信号が、誤って映像入力端子51に入力された場合であっても、終端手段52の損傷を防止することができる。
また、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、LED70は、点灯表示によって異常が発生していることを外部、例えば、ユーザに知らせる。これにより、ユーザは、速やかにその異常を取り除く操作に移ることができる。
また、LED70は、CPU12を介さずに、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、点灯/消滅表示する。そのため、実施の形態1で示した表示部16を用いたり、表示部16を制御するためのソフトウエア開発が不要となる。このようにして、本実施の形態では、実施の形態1よりも容易で安価な構成によって、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、LED70を用いた。しかし、CPU12を介さずに異常が発生したことを外部に知らせるものであればこれに限ったものではなく、例えば、ブザーやミニ電球であってもよい。
<実施の形態3>
図6は、本実施の形態に係る映像記録再生装置の映像入力回路1の構成を示す図である。以下、新たに説明しないものについては、実施の形態1と同様であり、同一符号を付すものとする。
図6は、本実施の形態に係る映像記録再生装置の映像入力回路1の構成を示す図である。以下、新たに説明しないものについては、実施の形態1と同様であり、同一符号を付すものとする。
本実施の形態では、図6に示すように、直流電圧検知回路53の検知結果、つまり、電圧判定トランジスター58のコレクタ側の電圧VcがCPU12へ伝えられる点で実施の形態1と同じである。また、本実施の形態の映像入力回路1は、LED70を備えている点で、実施の形態1と異なるが、実施の形態2と同じである。
図7は、本実施の形態に係る映像記録再生装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施の形態に係る映像記録再生装置は、図1に示した映像記録再生装置のうち、表示部16の代わりに記録部17がCPU12に接続されている点で、上述した実施の形態と異なる。記録部17は、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、所定の情報が記録される。本実施の形態では、所定の情報は、日時情報であるものとする。
この記録部17には、例えば、不揮発性メモリーが該当する。この記録部17は、CPU12の制御により、上述した動作を行う。本実施の形態に係る映像記録再生装置は、日時情報が記録部17に記録された場合には、例えば、図8に示すように、記録された日時情報を表示可能であるものとする。ここでは、「2006−4−1」と表示することにより、2006年4月1日に、直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合が示されている。
このように構成された本実施の形態に係る映像記録再生装置の動作を、図6および図7を用いて説明する。ここでは、実施の形態1の例と同様に、所定の電圧を超えた直流電圧成分は、DC12Vであるものとし、このDC12Vが、映像入力端子51に入力された場合について説明する。
まず、映像入力端子51から出力される映像信号のうち、直流電圧成分は、バッファトランジスター55を通過する。そして、その直流電圧成分は、抵抗56の抵抗値R1と、抵抗57の抵抗値R2との比を乗じた電圧Vrに変換された後、コンデンサー61でフィルタリングされて、電圧判定トランジスター58のベースに印加される。DC12Vが映像入力端子51に入力された場合には、ベースに印加される電圧Vrが、電圧判定トランジスター58の閾値電圧Vbeを越える。
この場合、電圧判定トランジスター58は、コレクタ側の電圧Vcを接地するため、コレクタ側の電圧Vcは”L”となる。直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合、つまり、終端制御トランジスター60のベースに印加される電圧Vcが”L”となる場合には、終端制御トランジスター60はオフとなり、終端抵抗59を接地から電気的に切離す。それとともに、LED70に駆動電流が供給されるため、LED70は点灯表示する。さらに、本実施の形態では、直流電圧検知回路53において、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合、つまり、終端制御トランジスター60のベースに印加される電圧Vcが”L”となる場合には、その電圧Vcを受けたCPU12は、記録部17に日時情報を記録する制御を行う。
このようにして、映像入力回路1は、直流電圧検知回路53の検知結果に応じて、終端手段52への通電を停止する。
以上のような本実施の形態に係る映像記録再生装置によれば、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、映像入力回路1は、終端手段52への通電を停止する。このため、実施の形態1と同様、所定の電圧よりも大きな直流電圧成分を含む映像信号が、誤って映像入力端子51に入力された場合であっても、終端手段52の損傷を防止することができる。
また、直流電圧検知回路53が、映像信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたと検知した場合に、LED70は、点灯表示によって異常が発生していることを外部、例えば、ユーザに知らせる。これにより、ユーザは、速やかにその異常を取り除く操作に移ることができる。
また、LED70の点灯表示のみ行う場合には、異常が発生したことを確認することができるが、点灯表示したタイミングに気づかない場合もある。本実施の形態に係る記録再生装置によれば、記録部17に異常が発生した日時情報を記録するため、異常がいつ発生したかを確実に知ることができる。
なお、本実施の形態では、LED70の点灯表示によって、異常が発生したことを外部に知らせるものとした。しかし、これに限ったものではなく、通信ラインを介して外部に知らせるものとしてもよく、さらに別の方法で遠隔地へ異常を外部に知らせるものとしてもよい。なお、日時情報についての表示内容や表示方法は、図8に示したものに限ったものではない。また、本実施の形態では、記録部17は、CPU12と接続する不揮発性メモリとして、HDD15と別個のものであるとしたが、これに限ったものではなく、記録部17は、HDD15であってもよい。
1 映像入力回路、7 デコーダ回路、8 MUX回路、9 エンコーダ回路、10 映像出力回路、11 コーデック回路、12 CPU、13 メモリー、14 HDDインターフェース回路、15 HDD、16 表示部、17 記録部、51 映像入力端子、52 終端手段、53 直流電圧検知回路、54,61 コンデンサー、55 バッファトランジスター、56,57 抵抗、58 電圧判定トランジスター、59 終端抵抗、60 終端制御トランジスター、70 LED。
Claims (6)
- 入力端子と、
前記入力端子からの信号を終端する終端手段と、
前記信号に含まれる直流電圧成分が所定の電圧を超えたか否かを検知する検知手段とを備え、
前記検知手段の検知結果に応じて、前記終端手段への通電を停止する、
入力回路。 - 前記終端手段は、
終端抵抗と、
前記終端抵抗に直列接続され、前記検知結果に応じてオン/オフするスイッチング素子とを含む、
請求項1に記載の入力回路。 - 前記検知手段において、前記信号に含まれる前記直流電圧成分が前記所定の電圧を超えたと検知した場合に、異常が発生したことを外部に知らせる、
請求項1または請求項2に記載の入力回路。 - 前記検知手段において、前記信号に含まれる前記直流電圧成分が前記所定の電圧を超えたと検知した場合に、所定の情報が記録される記録部をさらに備える、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の入力回路。 - 前記所定の情報は、日時情報を含む、
請求項4に記載の入力回路。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の入力回路を備え、
前記入力端子は映像入力端子である、
記録再生装置。
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