JP3128149U - ハードディスク装置内蔵型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードディスク装置を内蔵した電子機器において、ハードディスク装置から温度情報を取得することで、機器内部の温度を直接検出する温度検出手段を不要とする。
【解決手段】制御部1は、HDD9がライトベリファイを実行したか否かを確認し、ライトベリファイを実行した場合には、次にサーミスタ9aによる装置内部の温度情報をHDD9から取得し、その取得した温度情報が予め設定された第1の基準温度を超えた場合には、冷却ファン10aを駆動するとともに表示部7に注意メッセージを表示し、取得した温度情報が予め設定された第2の基準温度を超えた場合には、レコーダ自体の動作を強制的に停止させるとともに表示部7に警告メッセージを表示する。
【選択図】図1

Description

本考案は、装置の内部温度を検出するサーミスタを備え、情報記録時に前記サーミスタによる装置内部の検出温度が所定温度を超えている場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能を実行するハードディスク装置を内蔵した、例えばハードディスク装置内蔵型DVDレコーダやハードディスク装置内蔵型液晶テレビ等の電子機器に関する。
DVDレコーダや液晶テレビ等の各種電子機器では、従来から機器内部に温度センサを配置して機器内部の温度を監視し、機器内部の温度が異常に上昇したとき、例えば冷却ファンを駆動したり、エラーメッセージを表示して異常をユーザに報知することで、機器の故障を未然に防止する工夫がされている(例えば、特許文献1〜5等参照)。
特許文献1記載の記録装置は、ハードディスクドライブ(HDD)付きのDVDビデオレコーダであって、サーミスタ等からなる温度検出部で装置内温度を直接検出し、装置内温度が上がり過ぎた場合に、冷却用ファンの制御により装置内温度を下げる構成となっている。
また、特許文献2記載の光学的情報記録再生装置は、サーミスタで装置内温度を直接計測し、その計測温度が所定値以上になった場合に、その旨を外部に警告する構成となっている。
また、特許文献3記載の温度検出機能を備える情報処理システムは、高温時のファイルメモリ装置へのアクセスによるファイルメモリ内容の破壊を防ぐために、装置内部の温度を直接検出する温度検出手段を備え、この温度検出手段で検出された温度が予め定めた温度であるか否かを検知し、予め定めた温度以上であることを検知しているときに、記憶内容の保護動作を実行する構成となっている。
また、特許文献4記載のディスク装置は、ディスク装置内の温度を直接検出する温度検出手段を備え、この温度検出手段により検出された温度がディスク装置の動作を保証する温度範囲内にあるか否かを判定し、動作保証温度範囲外と判定された場合には、ライトキャッシュ機能を無効にするとともに自動交替機能を無効にして、ライトコマンドを受領したときディスクへのライト後にベリファイを実施し、正常にライトできたか否かを確認する構成となっている。
特開2002−324391号公報 特開平3−268291号公報 特開平6−67910号公報 特開2003−297025号公報
上記各特許文献1〜5によれば、温度監視の対象となる装置内部に温度検出手段を設けることで、装置内部の温度を直接検出し、その検出温度に基づいて冷却ファンの制御や、メッセージの表示、ディスクへの書き込み制御等を行うようになっている。しかし、上記特許文献1〜5記載のものは、いずれも装置内部温度を直接検出するための温度検出手段を設ける必要があった。
ところで、最近では、記録媒体としてハードディスクドライブ(HDD)を搭載した電子機器が普及し始めている。ハードディスクドライブによる記録は、記録容量も大きく、アクセス速度も非常に高速であることから、今後、ハードディスクドライブを搭載した電子機器がさらに普及すると考えられる。
ハードディスクドライブは、コンピュータの補助記憶装置としても搭載されているように、情報の記録と再生とにおいて高い信頼性が要求される。そのため、ハードディスクドライブは、通常、金属製の筐体で密閉されており、内部的にも動作制御に関する種々の工夫がされている。例えば、装置の内部温度を検出するサーミスタを内蔵しており、情報記録時に、サーミスタによる装置内部の検出温度が所定の下限温度以下であった場合、及び所定の上限温度以上であった場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能(以下「ライトベリファイ」ともいう。)を実行する機能を備えている。ここで、所定の下限温度とは例えば20℃であり、これより低い温度で情報の記録を行うと、情報が正しく記録されない可能性があるからである。一方、所定の上限温度とは例えば60℃であり、これより高い温度で情報の記録を行うと、情報が正しく記録されない可能性があるからである。
このように、ハードディスクドライブは、筐体内部に内部温度を検出する温度検出手段としてのサーミスタを備えており、かつ、サーミスタにより検出した温度情報を保存するようになっている。また、このような温度情報は外部に出力可能な構造となっている。
本考案はかかる点に着目して創案されたもので、その目的は、ハードディスク装置を内蔵した電子機器において、ハードディスク装置から温度情報を取得することで、機器内部の温度を直接検出する温度検出手段を不要としたハードディスク装置内蔵型電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案のハードディスク装置内蔵型電子機器は、装置の内部温度を検出する温度検出手段を備えたハードディスク装置を内蔵した電子機器において、機器本体の各種機能を制御する制御手段と、機器本体の異常を報知する報知手段とを備えており、前記制御手段は、前記温度検出手段による装置内部の温度情報を前記ハードディスク装置から取得し、その取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を報知することを特徴としている。
また、本考案のハードディスク装置内蔵型電子機器は、装置の内部温度を検出する温度検出手段を備え、情報記録時に前記温度検出手段による装置内部の検出温度が所定温度を超えている場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能を実行するハードディスク装置を内蔵した電子機器において、機器本体の各種機能を制御する制御手段と、機器本体の異常を報知する報知手段とを備えており、前記制御手段は、前記ハードディスク装置が前記自己診断機能を実行したか否かを確認し、前記自己診断機能を実行した場合には、次に前記温度検出手段による装置内部の温度情報を前記ハードディスク装置から取得し、その取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を報知することを特徴としている。
このような特徴を有する本考案によれば、機器本体内の温度を取得する手段として、ハードディスク装置から得られる装置内部の温度情報を利用することで、機器本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を省略することが可能となる。
電子機器から見れば、ハードディスク装置は、機器内部の電子部品の一部であり、その電子部品の一部であるハードディスク装置の内部温度と、これを内蔵した機器本体の内部温度とは、互いに影響し合う関係にあることは容易に推察される。すなわち、ハードディスク装置の内部温度が上昇すると、その影響を受けて機器本体内の温度も上昇し、逆に、機器本体内の他の部品の温度上昇等により機器本体の内部温度が上昇すると、その影響を受けてハードディスク装置の内部温度も上昇することになる。従って、このようなハードディスク装置の内部温度とこれを内蔵した機器本体の内部温度との間に関連性があることを踏まえることで、機器本体内に専用の温度検出手段が無くても、ハードディスク装置から得られる装置内部の温度情報に基づいて、機器本体の内部温度をある程度推察することができ、これにより装置本体内の温度上昇による注意や警告を報知することが可能となる。
すなわち、本考案では、ハードディスク装置から取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えた場合には、報知手段から機器本体の異常を報知する構成としている。
一方、ハードディスク装置では、上記したように情報記録時の装置内部の温度が所定の上限温度以上であった場合には、記録後に自己診断機能(ライトベリファイ)を実行する。そこで、電子機器の制御手段は、ハードディスク装置からの温度情報だけでなく、ハードディスク装置による自己診断機能の実行の有無も併せて確認することで、機器本体内の温度状態をより正確に推察することができ、これにより機器本体内の温度上昇による注意や警告をより正確に報知することが可能となる。
すなわち、本考案では、電子機器の制御手段は、ハードディスク装置が自己診断機能を実行したか否かを確認し、自己診断機能を実行した場合には、次にハードディスク装置から取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えたか否かを判断し、超えた場合には、報知手段から機器本体の異常を報知する構成としている。
ここで、本考案によれば、前記基準温度として、第1の基準温度(例えば、60℃)と、この第1の基準温度より所定温度高い第2の基準温度(例えば、70℃)とを設定し、前記制御手段は、ハードディスク装置から取得した温度情報が第1の基準温度(60℃等)を超えた場合には、報知手段から機器本体の異常を促す注意メッセージを出力(音声出力や表示等)し、ハードディスク装置から取得した温度情報が第2の基準温度(70℃等)を超えた場合には、報知手段から機器本体の異常を警告する警告メッセージを出力(音声出力や表示等)するように構成してもよい。
このように、機器本体の異常を2段階で報知することで、ユーザは注意メッセージが出力された初期の段階で、電子機器の電源をオフする等の対応策を講じることができる。
また、本考案によれば、機器本体の内部温度の上昇を防止するための冷却ファンを備えており、前記制御手段は、ハードディスク装置から取得した温度情報が第1の基準温度(60℃等)を超えた場合には、冷却ファンを駆動するように構成してもよい。このように、温度上昇の初期の段階で機器本体内の冷却を開始することで、機器本体内の温度上昇を防止することが可能となる。
また、本考案によれば、前記制御手段は、ハードディスク装置から取得した温度情報が第2の基準温度(70℃等)を超えた場合には、機器本体の動作を強制的に停止(すなわち、電源オフ等)させるように構成してもよい。強制停止することで、それ以上の温度上昇を防止し、機器本体内の各部品の温度破壊を防止することができる。
ところで、ハードディスク装置から取得した温度情報が第1の基準温度(60℃等)を超えた段階で冷却ファンを駆動しているにも係わらず、その後にハードディスク装置から取得した温度情報が第2の基準温度(70℃等)を超えるということは、冷却ファンが実際には駆動していない可能性(例えば、寿命やメンテナンス不良によりロック状態となっている場合等)もある。一般に、冷却ファンのこのような事態を事前に察知するために、冷却ファンの駆動を直接検知する検知回路を備えた冷却ファンも提供されているが、本考案では、冷却ファン駆動後に温度が第2の基準温度までさらに上昇した場合には、その時点で冷却ファンの駆動不良と予測して、機器本体の動作を強制的に停止することができるので、このような検知回路付きの冷却ファンを使用する必要がない。従って、その分安価な冷却ファンを使用することが可能となり、部品コスト、ひいては製造コストを低減することが可能となる。
一方、このような温度上昇は、冷却ファンの駆動不良ではなく、その他の原因である可能性もある。そこで、本考案では、前記制御手段は、機器本体の動作を強制的に停止させた場合でも、冷却ファンの駆動を継続するように構成してもよい。冷却ファンの駆動を継続することで、動作の強制停止後も余熱等によって自然に上昇する機器本体内の温度を抑えることができるとともに、機器本体内の温度を積極的に低下させることが可能となる。
本考案のハードディスク装置内蔵型電子機器によれば、機器本体内の温度を取得する手段として、ハードディスク装置から得られる装置内部の温度情報を利用することで、機器本体内の温度状態を予測する構成としたので、機器本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を省略することができ、その分、部品点数の削減や製造コストの低減を図ることができる。
また、ハードディスク装置から得られる装置内部の温度情報を利用することで、機器本体内の温度異常を報知することができる。この場合、機器本体の異常を注意メッセージと警告メッセージの2段階で報知する構成とすることで、ユーザは注意メッセージが出力された初期の段階で、電子機器の電源をオフする等の対応策を講じることができる。
また、ハードディスク装置から取得した温度情報が第1の基準温度(60℃等)を超えた場合には、冷却ファンを駆動するように構成してもよい。このように、温度上昇の初期の段階で機器本体内の冷却を開始することで、機器本体内の温度上昇を防止することが可能となる。
また、ハードディスク装置から取得した温度情報が第2の基準温度を超えた場合には、機器本体の動作を強制的に停止させる構成とすることで、それ以上の温度上昇を防止し、機器本体内の各部品の温度破壊を防止することができる。さらに、機器本体の動作を強制的に停止させた場合でも、冷却ファンの駆動を継続するように構成することで、動作の強制停止後も余熱等によって自然に上昇する機器本体内の温度を抑えることができるとともに、機器本体内の温度を積極的に低下させることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本考案のハードディスク装置内蔵型電子機器の一実施形態であるハードディスクドライブ(HDD)内蔵型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態1のHDD内蔵型DVDレコーダは、制御部1、テレビ番組等の放送信号(番組情報)を受信するアンテナ2に接続されたチューナ3、信号処理部4、記録媒体であるDVD(DigitalVersatile Disk)20の着脱が可能なディスク読書部5、リモコン15からのコントロール信号を受信するリモコン受信部6、表示部7、操作部8、内蔵のハードディスクドライブ(HDD)9、レコーダ本体内に設けられた冷却ファン10aを駆動制御するファン駆動部10からなり、信号処理部4の出力がテレビジョン受像機(以下、テレビという)30に接続されている。
制御部1は、CPU1a、メモリ部1b、及び再生や録画等の時間をカウントするカウンタ1c等から構成されている。メモリ部1bは、本コレーダの各種動作プログラムが格納されたROM、動作時には種々のデータの一時保存やワークエリアとして働くRAM等からなる。チューナ3は、アンテナ2で受信した放送信号から映像を含んだアナログの信号を抽出する。信号処理部4は、アナログやデジタルの信号処理用の回路から構成されている。この信号処理部4は、チューナ3から入力されるアナログの信号をテレビ30に出力したり、デジタル化した後にMPEG2(MovingPicture Experts GroupPhase2)形式等の圧縮されたデータに処理してディスク読書部5や制御部1に出力する。
ディスク読書部5は、ピックアップやピックアップ駆動回路やディスク駆動回路等から構成されている。このディスク読書部5は、信号処理部4から出力されるデータをDVD20に記録したり、DVD20に記録されているデータを読み込んで信号処理部4に出力したりする。信号処理部4は、ディスク読書部5から出力されるDVD20のデータを再生し、アナログの信号に処理した後テレビ30に出力する。また、信号処理部4は、OSD回路を備えており、制御部1からの制御により、テレビ30のモニタにメニュー画面等の表示を行うようになっている。テレビ30は信号処理部4から出力されるアナログの信号に基づいてCRT等のモニタに映像を映し出し、スピーカから音声を出力する。
表示部7は、本レコーダの動作状態等を表示するものであり、FLD(蛍光表示管)やLEDランプ等を備えている。操作部8は、本レコーダ本体の前面等に設けられたボタンやスイッチ等を備えた操作パネル部である。
HDD9は、金属製の筐体で密閉されており、装置の内部温度を検出するサーミスタ9aを内蔵している。そして、情報記録時に、サーミスタ9aによる装置内部の検出温度が所定の下限温度以下であった場合、及び所定の上限温度以上であった場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能(ライトベリファイ)を実行する機能を備えている。ここで、所定の下限温度とは例えば0℃であり、これより低い温度で情報の記録を行うと、情報が正しく記録されない可能性があるからである。一方、所定の上限温度とは例えば60℃であり、これより高い温度で情報の記録を行うと、情報が正しく記録されない可能性があるからである。また、ファン駆動部10は、制御部1からの制御により冷却ファン10aの駆動、停止を制御する。
リモコン15と操作部8には、再生、録画、早送り、巻戻し、及び停止といった本レコーダの動作を指示するために操作するキーが設けられている。また、録画予約(タイマー録画)を設定するための録画キー等も設けられている。
図2は、リモコン15のキー配置の構造の一例を示す説明図である。すなわち、リモコン15には、電源キー111、テンキー112、メニューキー113、録画キー114、上下左右キー115、決定キー116、及びその他の各種機能キー117が設けられている。
制御部1は、例えばリモコン15の電源キー111がオンされ、記録先として例えば内蔵のHDD9が選択されて、録画キー114が操作されると、外部からアンテナ2とチューナ3を通じて入力され、信号処理部4で圧縮処理された番組情報のデータを、HDD9が内蔵のハードディスク(図示省略)に記録する。このとき、同時再生(すなわち、テレビ30での視聴)が選択されている場合には、記録と同時に再生し、再生したデータを信号処理部4によって処理した後、テレビ30に出力する。これにより、録画中のテレビ番組がテレビ30のモニタに映像として映し出され、スピーカから音声として出力される。
また、制御部1は、リモコン15の録画キー114が操作されたり、予め設定された録画予約の録画開始時刻になると、チューナ3によって受信され、信号処理部4で圧縮処理された番組情報のデータを、HDD9のハードディスクに記録して保存する。
また、制御部1は、HDD9からDVD20へのダビング機能を備えており、ダビングモードの設定に際しては、すぐにダビングを実行する「即実行ダビングモード」、ユーザがダビング実行時間を指定することでダビング予約を行う「時間指定ダビングモード」、本レコーダ側でダビング時間を設定する「オートダビングモード」のいずれかのダビングモードが選択可能となっている。この選択は、リモコン15のキー操作によって行われるが、このダビング処理は本考案の要部ではないので、ここでは説明を省略する。
また、制御部1は、HDD9から取得したサーミスタ9aによる装置内部の温度情報と、予め設定された基準温度とを比較する。そして、その比較の結果、取得した温度情報が基準温度を超えた場合には、表示部7にレコーダ本体内の異常を報知するようになっている。ここで、本実施形態では、基準温度として、第1の基準温度(60℃)と、この第1の基準温度より所定温度高い第2の基準温度(70℃)とが設定されており、これらの基準温度は、メモリ部1b内のROMに予め格納されている。
すなわち、本考案は、レコーダ本体内の温度を取得する手段として、HDD9のサーミスタ9aで検出したHDD9内部の温度情報を利用することで、レコーダ本体内の温度状態を予測し、これによってレコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を省略可能とした点に特徴を有するものである。
以下、HDD9から取得した温度情報やライトベリファイの有無情報等に基づいてDVDレコーダ本体内の温度監視を行う各種実施例について具体的に説明する。
本実施例1は、HDD9から取得した温度情報に基づいてDVDレコーダ本体内の温度監視を行う最も基本的な実施例である。以下、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS1)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている基準温度とを比較する(ステップS2)。ここで、本実施例1での基準温度は70℃に設定されている。すなわち、HDD9は60℃以上になるとライトベリファイを実行するため、このライトベリファイ実行温度よりも10℃(請求項に記載の所定温度)高い70℃を比較基準温度としている。
その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS2でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS3)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS2でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7にエラーメッセージを表示する(ステップS4)。ここで、エラーメッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が異常に上がっています。」、「電源を一度落として下さい。」、「サービスセンターへご連絡下さい。」等の各種のメッセージの表示が可能である。ただし、エラーメッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による警告表示、あるいは音声合成による音声警告などであってもよい。
このように、HDD9から取得した温度情報に基づいてレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。
本実施例2は、エラーメッセージを2段階表示とした実施例である。以下、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS11)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている第1の基準温度とを比較する(ステップS12)。ここで、本実施例2では第1の基準温度として60℃が設定されている。これは、HDD9が60℃以上になるとライトベリファイを実行するため、このライトベリファイ実行温度に設定したものである。
その結果、取得温度が60℃を超えていなければ(ステップS12でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS13)。
一方、取得温度が60℃を超えた場合(ステップS12でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づき始めていると判断し、制御部1は、表示部7に注意メッセージを表示する(ステップS14)。ここで、注意メッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が上昇し始めています、注意してください。」等のメッセージの表示が可能である。ただし、注意メッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による注意表示、あるいは音声合成による音声注意などであってもよい。
次に、制御部1は、取得温度と第2の基準温度とを比較する(ステップS15)。ここで、本実施例2では第2の基準温度として70℃が設定されている。すなわち、ライトベリファイ実行温度よりも10℃(請求項に記載の所定温度)高い温度に設定している。
その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS15でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS13)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS15でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7に警告メッセージを表示する(ステップS16)。ここで、警告メッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が異常に上がっています。」、「電源を一度落として下さい。」、「サービスセンターへご連絡下さい。」等の各種のメッセージの表示が可能である。ただし、警告メッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による警告表示、あるいは音声合成による音声警告などであってもよい。
このように、HDD9から取得した温度情報と、HDD9のライトベリファイの実行温度とを考慮してレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。
本実施例3は、上記実施例2に冷却ファン10aの駆動制御を加えた実施例である。以下、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS21)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている第1の基準温度である60℃とを比較する(ステップS22)。その結果、取得温度が60℃を超えていなければ(ステップS22でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS23)。
一方、取得温度が60℃を超えた場合(ステップS22でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づき始めていると判断し、制御部1は、表示部7に注意メッセージを表示するとともに(ステップS24)、ファン駆動部10を制御して冷却ファン10aを駆動する(ステップS25)。
次に、制御部1は、取得温度と第2の基準温度である70℃とを比較する(ステップS26)。その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS26でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS23)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS26でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7に警告メッセージを表示する(ステップS27)。また、制御部1は、本レコーダ自体の動作を停止する(ステップS28)。このとき、冷却ファン10aについては駆動を継続してもよい。これにより、レコーダ本体内の温度を強制的に下げることが可能となる。
このように、HDD9から取得した温度情報と、HDD9のライトベリファイの実行温度とを考慮してレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。また、冷却ファン10a駆動後の温度上昇を判断することで、冷却ファン10a自体が寿命やメンテナンス不良等によるロック状態で実際には駆動していない可能性があることが推察されるので、冷却ファンの故障等もいち早く見つけることができる。
本実施例4は、上記実施例1に、HDD9から得られるライトベリファイ実行の有無も判断の一つに加えることで、より精度の高い温度監視を可能とした実施例である。以下、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9からライトベリファイ実行の有無の情報を定期的に(若しくは随時)取得する(ステップS31)。そして、HDD9がライトベリファイをまだ実行していない場合(ステップS32でNoと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度もまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS33)。
一方、HDD9がライトベリファイを実行していた場合(ステップS32でYesと判断された場合)には、次に制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS34)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている基準温度とを比較する(ステップS35)。ここで、本実施例4での基準温度は70℃に設定されている。すなわち、ライトベリファイ実行温度よりも10℃高い温度に設定されている。
その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS35でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS33)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS35でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7にエラーメッセージを表示する(ステップS36)。ここで、エラーメッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が異常に上がっています。」、「電源を一度落として下さい。」、「サービスセンターへご連絡下さい。」等の各種のメッセージの表示が可能である。ただし、エラーメッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による警告表示、あるいは音声合成による音声警告などであってもよい。
このように、HDD9から取得したライトベリファイ実行の有無情報と温度情報とに基づいてレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。
本実施例5は、上記実施例2に、HDD9から得られるライトベリファイ実行の有無も判断の一つに加えることで、より精度の高い温度監視を可能とした実施例である。以下、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9からライトベリファイ実行の有無の情報を定期的に(若しくは随時)取得する(ステップS41)。そして、HDD9がライトベリファイをまだ実行していない場合(ステップS42でNoと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度もまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS43)。
一方、HDD9がライトベリファイを実行していた場合(ステップS42でYesと判断された場合)には、次に制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS44)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている第1の基準温度とを比較する(ステップS45)。ここで、本実施例5では、第1の基準温度としてライトベリファイ実行温度である60℃に設定している。
その結果、取得温度が60℃を超えていなければ(ステップS45でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS43)。
一方、取得温度が60℃を超えた場合(ステップS45でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づき始めていると判断し、制御部1は、表示部7に注意メッセージを表示する(ステップS46)。ここで、注意メッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が上昇し始めています、注意してください。」等のメッセージの表示が可能である。ただし、注意メッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による注意表示、あるいは音声合成による音声注意などであってもよい。
次に、制御部1は、取得温度と第2の基準温度とを比較する(ステップS47)。ここで、本実施例5では、第2の基準温度としてライトベリファイ実行温度よりも10℃(請求項に記載の所定温度)高い70℃に設定している。
その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS47でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS43)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS47でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7に警告メッセージを表示する(ステップS48)。ここで、警告メッセージとしては、「レコーダ本体内の温度が異常に上がっています。」、「電源を一度落として下さい。」、「サービスセンターへご連絡下さい。」等の各種のメッセージの表示が可能である。ただし、警告メッセージの報知方法としては、このような文字によるメッセージの表示以外にも、例えば電子ブザーによる警告音やLEDの点灯または点滅による警告表示、あるいは音声合成による音声警告などであってもよい。
このように、HDD9から取得したライトベリファイの実行の有無情報と温度情報とに基づいてレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。
本実施例6は、上記実施例3に、HDD9から得られるライトベリファイ実行の有無も判断の一つに加えることで、より精度の高い温度監視を可能とした実施例である。以下、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
本レコーダによって情報の記録動作やダビング動作等、各種の動作を開始すると、制御部1は、HDD9からライトベリファイ実行の有無の情報を定期的に(若しくは随時)取得する(ステップS51)。そして、HDD9がライトベリファイをまだ実行していない場合(ステップS52でNoと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度もまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS53)。
一方、HDD9がライトベリファイを実行していた場合(ステップS52でYesと判断された場合)には、次に制御部1は、HDD9から定期的に(若しくは随時)温度情報を取得する(ステップS54)。そして、取得した温度情報と内部に予め設定されている第1の基準温度である60℃とを比較する(ステップS55)。その結果、取得温度が60℃を超えていなければ(ステップS55でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS53)。
一方、取得温度が60℃を超えた場合(ステップS55でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づき始めていると判断し、制御部1は、表示部7に注意メッセージを表示するとともに(ステップS56)、ファン駆動部10を制御して冷却ファン10aを駆動する(ステップS57)。
次に、制御部1は、取得温度と第2の基準温度である70℃とを比較する(ステップS58)。その結果、取得温度が70℃を超えていなければ(ステップS58でNoと判断されれば)、レコーダ本体内の温度がまだ上限までは達していないと判断し、この時点ではそのまま通常動作を継続する(ステップS53)。
一方、取得温度が70℃を超えた場合(ステップS58でYesと判断された場合)には、レコーダ本体内の温度も上限温度に近づいたと判断し、制御部1は、表示部7に警告メッセージを表示する(ステップS59)。また、制御部1は、本レコーダ自体の動作を停止する(ステップS60)。このとき、冷却ファン10aについては駆動を継続してもよい。これにより、レコーダ本体内の温度を強制的に下げることが可能となる。
このように、HDD9から取得したライトベリファイの実行の有無情報と温度情報とに基づいてレコーダ本体内の温度を予測することで、レコーダ本体内の温度を検出する専用の温度検出手段を設けなくても、レコーダ本体内の温度監視を行うことが可能となる。また、冷却ファン10a駆動後の温度上昇を判断することで、冷却ファン10a自体が寿命やメンテナンス不良等によるロック状態で実際には駆動していない可能性があることが推察されるので、冷却ファンの故障等もいち早く見つけることができる。
本考案のハードディスクド装置内蔵型電子機器の一実施形態であるハードディスクドライブ(HDD)内蔵型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック図である。 リモコンのキー配置の構造を示す説明図である。 実施形態1に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態2に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態3に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態4に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態5に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。 実施形態6に係るDVDレコーダ本体内の温度監視の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
1a CPU
1b メモリ部
1c カウンタ
2 アンテナ
3 チューナ
4 信号処理部
5 ディスク読書部
6 リモコン受信部
7 表示部
8 操作部
9 ハードディスクドライブ(HDD)
9a サーミスタ
10 ファン駆動部
10a 冷却ファン
15 リモコン
20 DVD
30 テレビ
111 電源キー
112 テンキー
113 ダビングキー
114 録画キー
115 上下左右キー
116 決定キー

Claims (11)

  1. 装置の内部温度を検出するサーミスタを備え、情報記録時に前記サーミスタによる装置内部の検出温度が所定温度を超えている場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能を実行するハードディスク装置を内蔵した電子機器において、
    機器本体の各種機能を制御する制御手段と、
    機器本体の異常を報知する報知手段と、
    前記機器本体の内部温度の上昇を防止するための冷却ファンとを備えており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置が前記自己診断機能を実行したか否かを確認し、前記自己診断機能を実行した場合には、次に前記サーミスタによる装置内部の温度情報を前記ハードディスク装置から取得し、その取得した温度情報が予め設定された第1の基準温度を超えた場合には、前記冷却ファンを駆動するとともに前記報知手段から機器本体の異常を促す注意メッセージを出力し、前記取得した温度情報が予め設定された前記第1の基準温度より所定温度高い第2の基準温度を超えた場合には、機器本体の動作を強制的に停止させるとともに前記報知手段から機器本体の異常を警告する警告メッセージを出力することを特徴とするハードディスク装置内蔵型電子機器。
  2. 装置の内部温度を検出する温度検出手段を備えたハードディスク装置を内蔵した電子機器において、
    機器本体の各種機能を制御する制御手段と、
    機器本体の異常を報知する報知手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記温度検出手段による装置内部の温度情報を前記ハードディスク装置から取得し、その取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を報知することを特徴とするハードディスク装置内蔵型電子機器。
  3. 前記基準温度として、第1の基準温度と、この第1の基準温度より所定温度高い第2の基準温度とが設定されており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第1の基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を促す注意メッセージを出力し、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第2の基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を警告する警告メッセージを出力することを特徴とする請求項2に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  4. 前記機器本体の内部温度の上昇を防止するための冷却ファンを備えており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第1の基準温度を超えた場合には、前記冷却ファンを駆動することを特徴とする請求項3に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第2の基準温度を超えた場合には、機器本体の動作を強制的に停止させることを特徴とする請求項4に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  6. 前記制御手段は、機器本体の動作を強制的に停止させる場合に、前記冷却ファンの駆動は継続することを特徴とする請求項5に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  7. 装置の内部温度を検出する温度検出手段を備え、情報記録時に前記温度検出手段による装置内部の検出温度が所定温度を超えている場合には、一旦記録した情報を再度読み出して記録内容の確認を行う自己診断機能を実行するハードディスク装置を内蔵した電子機器において、
    機器本体の各種機能を制御する制御手段と、
    機器本体の異常を報知する報知手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置が前記自己診断機能を実行したか否かを確認し、前記自己診断機能を実行した場合には、次に前記温度検出手段による装置内部の温度情報を前記ハードディスク装置から取得し、その取得した温度情報が予め設定された基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を報知することを特徴とするハードディスク装置内蔵型電子機器。
  8. 前記基準温度として、第1の基準温度と、この第1の基準温度より所定温度高い第2の基準温度とが設定されており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第1の基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を促す注意メッセージを出力し、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第2の基準温度を超えた場合には、前記報知手段から機器本体の異常を警告する警告メッセージを出力することを特徴とする請求項7に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  9. 前記機器本体の内部温度の上昇を防止するための冷却ファンを備えており、
    前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第1の基準温度を超えた場合には、前記冷却ファンを駆動することを特徴とする請求項8に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  10. 前記制御手段は、前記ハードディスク装置から取得した温度情報が前記第2の基準温度を超えた場合には、機器本体の動作を強制的に停止させることを特徴とする請求項9に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
  11. 前記制御手段は、機器本体の動作を強制的に停止させる場合に、前記冷却ファンの駆動は継続することを特徴とする請求項10に記載のハードディスク装置内蔵型電子機器。
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