JP2000338928A - 車載用lcdモニタの保護装置及びその保護方法 - Google Patents
車載用lcdモニタの保護装置及びその保護方法Info
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- JP2000338928A JP2000338928A JP11144785A JP14478599A JP2000338928A JP 2000338928 A JP2000338928 A JP 2000338928A JP 11144785 A JP11144785 A JP 11144785A JP 14478599 A JP14478599 A JP 14478599A JP 2000338928 A JP2000338928 A JP 2000338928A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部回路の保護とLCDモニタの小型薄型化
を図るようにする。 【解決手段】 映像入力端子111とグランド端子11
2との間で、映像入力端子111に対し順方向に小型の
ツェナーダイオード101を接続し、映像入力端子11
1に印加された正成分の静電サージをツェナーダイオー
ド101のツェナー電圧でクリップするとともに、負成
分の静電サージ電圧をツェナーダイオード101を介し
てグランドに放出し、さらに映像入力端子111に印加
される電圧が一定以上のとき、映像入力端子111に接
続されるラインをオン/オフするアナログスイッチ10
2を直流電圧検出回路103によってオフするようにす
る。
を図るようにする。 【解決手段】 映像入力端子111とグランド端子11
2との間で、映像入力端子111に対し順方向に小型の
ツェナーダイオード101を接続し、映像入力端子11
1に印加された正成分の静電サージをツェナーダイオー
ド101のツェナー電圧でクリップするとともに、負成
分の静電サージ電圧をツェナーダイオード101を介し
てグランドに放出し、さらに映像入力端子111に印加
される電圧が一定以上のとき、映像入力端子111に接
続されるラインをオン/オフするアナログスイッチ10
2を直流電圧検出回路103によってオフするようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用LCDモニ
タの映像入力部に異常な電圧が印加されたときの内部の
回路を保護する車載用LCDモニタの保護装置及びその
保護方法に関する。
タの映像入力部に異常な電圧が印加されたときの内部の
回路を保護する車載用LCDモニタの保護装置及びその
保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用LCDモニタには、図2に
示すように、ダイオード201と、ダイオード20
2と、アナログスイッチ203と、直流電圧検出回路2
04と、電源回路205と、インバータ206と、バッ
クライトユニット207と、映像終端抵抗208と、映
像処理回路209と、LCDパネル210と、電源入力
端子211と、映像入力端子212と、グランド端子2
13とが備えられている。
示すように、ダイオード201と、ダイオード20
2と、アナログスイッチ203と、直流電圧検出回路2
04と、電源回路205と、インバータ206と、バッ
クライトユニット207と、映像終端抵抗208と、映
像処理回路209と、LCDパネル210と、電源入力
端子211と、映像入力端子212と、グランド端子2
13とが備えられている。
【0003】次に、このような従来の車載用LCDモニ
タの動作を説明する。
タの動作を説明する。
【0004】すなわち、通常使用状態では、アナログス
イッチ203がオン状態となる。入力された映像信号
は、映像終端抵抗208で終端された後、映像処理回路
209に入力される。入力された映像信号は、映像処理
回路209により、LCDパネル210に入力できるよ
うに種々の処理が加えられた後、LCDパネル210に
入力される。また、インバータ206に発生する高周波
電流によってバックライトユニット207が発光し、こ
れを光源として画面が表示される。
イッチ203がオン状態となる。入力された映像信号
は、映像終端抵抗208で終端された後、映像処理回路
209に入力される。入力された映像信号は、映像処理
回路209により、LCDパネル210に入力できるよ
うに種々の処理が加えられた後、LCDパネル210に
入力される。また、インバータ206に発生する高周波
電流によってバックライトユニット207が発光し、こ
れを光源として画面が表示される。
【0005】ここで、LCDモニタ外部のコネクタの接
続ミスによって映像入力端子212と電源ラインとにシ
ョート等が発生すると、映像入力端子212に一定の値
を超えた直流電圧が印加される。この場合、通常、映像
終端抵抗208は75Ω程度の小さい値のため、その直
流電圧によって過電流が流れ、破壊されるおそれがあ
る。
続ミスによって映像入力端子212と電源ラインとにシ
ョート等が発生すると、映像入力端子212に一定の値
を超えた直流電圧が印加される。この場合、通常、映像
終端抵抗208は75Ω程度の小さい値のため、その直
流電圧によって過電流が流れ、破壊されるおそれがあ
る。
【0006】そこで、この破壊を防止するために、直流
電圧検出回路204によって映像入力端子212の電圧
を監視する。そして、一定以上の電圧が加わった場合
は、アナログスイッチ203をオフの状態にして映像信
号のラインを遮断する。これにより、映像終端抵抗20
8への一定以上の電圧の印加が防止される。
電圧検出回路204によって映像入力端子212の電圧
を監視する。そして、一定以上の電圧が加わった場合
は、アナログスイッチ203をオフの状態にして映像信
号のラインを遮断する。これにより、映像終端抵抗20
8への一定以上の電圧の印加が防止される。
【0007】また、映像入力端子212に静電放電等に
よるサージ電圧が印可されると、その正成分のサージ電
圧はダイオード201を通じて電源ラインに、負成分
のサージ電圧はダイオード202を通じてグランド側
に放出される。これにより、LCDモニタの内部回路が
保護される。
よるサージ電圧が印可されると、その正成分のサージ電
圧はダイオード201を通じて電源ラインに、負成分
のサージ電圧はダイオード202を通じてグランド側
に放出される。これにより、LCDモニタの内部回路が
保護される。
【0008】このように従来の車載用LCDモニタで
は、通常使用状態以外の直流電圧や静電サージ電圧が、
LCDモニタの映像入力端子212に印加されても、映
像終端抵抗208や内部回路が保護されるようになって
いる。
は、通常使用状態以外の直流電圧や静電サージ電圧が、
LCDモニタの映像入力端子212に印加されても、映
像終端抵抗208や内部回路が保護されるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車載用LCDモニタでは、次に列挙するような課題があ
った。
車載用LCDモニタでは、次に列挙するような課題があ
った。
【0010】すなわち、配線ミス等による不測の事態と
して、映像入力端子212と電源ラインとがショートす
るような事態は、LCDモニタがオフの状態、すなわち
電源入力に印加されていない場合でも起こることが想定
される。
して、映像入力端子212と電源ラインとがショートす
るような事態は、LCDモニタがオフの状態、すなわち
電源入力に印加されていない場合でも起こることが想定
される。
【0011】このような場合、映像入力端子212に印
加された直流電圧は、ダイオード201を通じて電源
回路205に流れる。電源回路205の電流容量によっ
ては、ダイオード201に過大な電流が流れる。その
ため、ダイオード201をその電流に絶え得る大型の
ものを用いる必要があり、小型化や薄型化が求められる
車載用LCDモニタには適さないという問題があった。
加された直流電圧は、ダイオード201を通じて電源
回路205に流れる。電源回路205の電流容量によっ
ては、ダイオード201に過大な電流が流れる。その
ため、ダイオード201をその電流に絶え得る大型の
ものを用いる必要があり、小型化や薄型化が求められる
車載用LCDモニタには適さないという問題があった。
【0012】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、内部回路の保護とLCDモニタの小型薄
型化を図ることができる車載用LCDモニタの保護装置
及びその保護方法を提供することができるようにするも
のである。
たものであり、内部回路の保護とLCDモニタの小型薄
型化を図ることができる車載用LCDモニタの保護装置
及びその保護方法を提供することができるようにするも
のである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車載用
LCDモニタの保護装置は、電源入力端子と、映像入力
端子と、グランド端子と、映像入力端子とグランド端子
との間で、映像入力端子に対し順方向に接続された半導
体素子と、映像入力端子に接続されるラインをオン/オ
フするアナログスイッチと、映像入力端子に印加される
電圧を検出するとともに、電圧が一定以上のとき、アナ
ログスイッチをオフさせる直流電圧検出回路と、アナロ
グスイッチの出力側であり、かつ映像入力端子とグラン
ド端子との間に接続された映像終端抵抗と、映像終端抵
抗の出力側に接続された映像処理回路と、電源入力端子
に接続され、映像処理回路に電源を供給する電源回路と
を備えることを特徴とする。また、半導体素子は、映像
入力端子に印加される静電サージを吸収できる程度の小
電流容量のツェナーダイオードであるようにすることが
できる。また、電源回路がオフのとき、アナログスイッ
チは、オフとされるようにすることができる。請求項4
に記載の車載用LCDモニタの保護方法は、映像入力端
子に静電サージ電圧が印加された場合や映像入力端子が
電源ラインとショートした場合に、映像終端抵抗や映像
処理回路の破壊を防止する第1の工程を備えることを特
徴とする。また、第1の工程には、映像入力端子に静電
サージ電圧が印加されると、正成分の静電サージをツェ
ナーダイオードのツェナー電圧でクリップする第2の工
程と、負成分の静電サージ電圧をツェナーダイオードを
介してグランドに放出する第3の工程とが含まれるよう
にすることができる。また、第1の工程には、映像入力
端子が電源ラインとショートした場合、直流電圧検出回
路によってアナログスイッチをオフする第4の工程が含
まれるようにすることができる。また、第4の工程に
は、電源回路がオフのとき、アナログスイッチをオフと
する第5の工程が含まれるようにすることができる。本
発明に係る車載用LCDモニタの保護装置及びその保護
方法においては、映像入力端子とグランド端子との間
で、映像入力端子に対し順方向に半導体素子である小型
のツェナーダイオードを接続し、映像入力端子に印加さ
れた正成分の静電サージをツェナーダイオードのツェナ
ー電圧でクリップするとともに、負成分の静電サージ電
圧をツェナーダイオードを介してグランドに放出し、さ
らに映像入力端子に印加される電圧が一定以上のとき、
映像入力端子に接続されるラインをオン/オフするアナ
ログスイッチを直流電圧検出回路によってオフするよう
にする。
LCDモニタの保護装置は、電源入力端子と、映像入力
端子と、グランド端子と、映像入力端子とグランド端子
との間で、映像入力端子に対し順方向に接続された半導
体素子と、映像入力端子に接続されるラインをオン/オ
フするアナログスイッチと、映像入力端子に印加される
電圧を検出するとともに、電圧が一定以上のとき、アナ
ログスイッチをオフさせる直流電圧検出回路と、アナロ
グスイッチの出力側であり、かつ映像入力端子とグラン
ド端子との間に接続された映像終端抵抗と、映像終端抵
抗の出力側に接続された映像処理回路と、電源入力端子
に接続され、映像処理回路に電源を供給する電源回路と
を備えることを特徴とする。また、半導体素子は、映像
入力端子に印加される静電サージを吸収できる程度の小
電流容量のツェナーダイオードであるようにすることが
できる。また、電源回路がオフのとき、アナログスイッ
チは、オフとされるようにすることができる。請求項4
に記載の車載用LCDモニタの保護方法は、映像入力端
子に静電サージ電圧が印加された場合や映像入力端子が
電源ラインとショートした場合に、映像終端抵抗や映像
処理回路の破壊を防止する第1の工程を備えることを特
徴とする。また、第1の工程には、映像入力端子に静電
サージ電圧が印加されると、正成分の静電サージをツェ
ナーダイオードのツェナー電圧でクリップする第2の工
程と、負成分の静電サージ電圧をツェナーダイオードを
介してグランドに放出する第3の工程とが含まれるよう
にすることができる。また、第1の工程には、映像入力
端子が電源ラインとショートした場合、直流電圧検出回
路によってアナログスイッチをオフする第4の工程が含
まれるようにすることができる。また、第4の工程に
は、電源回路がオフのとき、アナログスイッチをオフと
する第5の工程が含まれるようにすることができる。本
発明に係る車載用LCDモニタの保護装置及びその保護
方法においては、映像入力端子とグランド端子との間
で、映像入力端子に対し順方向に半導体素子である小型
のツェナーダイオードを接続し、映像入力端子に印加さ
れた正成分の静電サージをツェナーダイオードのツェナ
ー電圧でクリップするとともに、負成分の静電サージ電
圧をツェナーダイオードを介してグランドに放出し、さ
らに映像入力端子に印加される電圧が一定以上のとき、
映像入力端子に接続されるラインをオン/オフするアナ
ログスイッチを直流電圧検出回路によってオフするよう
にする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0015】図1は、本発明の車載用LCDモニタの保
護装置の一実施の形態を示す回路ブロック図である。
護装置の一実施の形態を示す回路ブロック図である。
【0016】図1に示すように、車載用LCDモニタの
保護装置は、ツェナーダイオード101と、アナログス
イッチ102と、直流電圧検出回路103と、電源回路
104と、インバータ105と、バックライトユニット
106と、映像終端抵抗107と、映像処理回路108
と、LCDパネル109と、電源入力端子110と、映
像入力端子111と、グランド端子112とを備えてい
る。
保護装置は、ツェナーダイオード101と、アナログス
イッチ102と、直流電圧検出回路103と、電源回路
104と、インバータ105と、バックライトユニット
106と、映像終端抵抗107と、映像処理回路108
と、LCDパネル109と、電源入力端子110と、映
像入力端子111と、グランド端子112とを備えてい
る。
【0017】半導体素子であるツェナーダイオード10
1は、映像入力端子111とグランド端子112との間
で、映像入力端子111に対し順方向に接続されてい
る。
1は、映像入力端子111とグランド端子112との間
で、映像入力端子111に対し順方向に接続されてい
る。
【0018】アナログスイッチ102は、映像入力端子
111のラインをオン/オフする。直流電圧検出回路1
03は、映像入力端子111への印加電圧を検出するも
のであり、映像入力端子111へ一定以上の電圧が印加
されると、アナログスイッチ102をオフする。
111のラインをオン/オフする。直流電圧検出回路1
03は、映像入力端子111への印加電圧を検出するも
のであり、映像入力端子111へ一定以上の電圧が印加
されると、アナログスイッチ102をオフする。
【0019】電源回路104は、電源入力端子110に
接続されるとともに、車載用LCDモニタの電源がオン
のとき、映像処理回路108に電源を供給する。また、
電源回路104を接続するラインと、映像入力端子11
1のラインとはオープンとなっている。
接続されるとともに、車載用LCDモニタの電源がオン
のとき、映像処理回路108に電源を供給する。また、
電源回路104を接続するラインと、映像入力端子11
1のラインとはオープンとなっている。
【0020】映像終端抵抗107は、アナログスイッチ
102と映像処理回路108との間に設けられている。
102と映像処理回路108との間に設けられている。
【0021】次に、このような構成の車載用LCDモニ
タの保護装置の動作について説明する。
タの保護装置の動作について説明する。
【0022】まず、映像入力端子111に静電サージ電
圧が印加されると、正成分の静電サージはツェナーダイ
オード101のツェナー電圧でクリップされる。また、
映像入力端子111に対しツェナーダイオード101は
順方向に接続されているので、負成分の静電サージ電圧
はグランドに放出される。これにより、LCDモニタの
内部回路は保護される。
圧が印加されると、正成分の静電サージはツェナーダイ
オード101のツェナー電圧でクリップされる。また、
映像入力端子111に対しツェナーダイオード101は
順方向に接続されているので、負成分の静電サージ電圧
はグランドに放出される。これにより、LCDモニタの
内部回路は保護される。
【0023】次に、映像入力端子111が不測の事態に
よって電源ラインとショートした場合、直流電圧検出回
路103によってアナログスイッチ102がオフとさ
れ、内部回路が保護される。
よって電源ラインとショートした場合、直流電圧検出回
路103によってアナログスイッチ102がオフとさ
れ、内部回路が保護される。
【0024】さらに、LCDモニタの電源がオフの状態
で、映像入力端子111が電源ラインとショートした場
合、映像入力端子111と電源回路104との間はオー
プンのため、映像入力端子111に印加された直流電圧
が電源回路104に流込むことはない。
で、映像入力端子111が電源ラインとショートした場
合、映像入力端子111と電源回路104との間はオー
プンのため、映像入力端子111に印加された直流電圧
が電源回路104に流込むことはない。
【0025】また、電源がオフのときは、アナログスイ
ッチ102がオフになるように設計しておけば、内部回
路に影響を与えることもない。このため、ツェナーダイ
オード101は静電サージ電圧を吸収できる程度の小電
流容量であればよく、小型のものを用いることができ
る。
ッチ102がオフになるように設計しておけば、内部回
路に影響を与えることもない。このため、ツェナーダイ
オード101は静電サージ電圧を吸収できる程度の小電
流容量であればよく、小型のものを用いることができ
る。
【0026】このように、本実施の形態では、映像入力
端子111とグランド端子112との間で、映像入力端
子111に対し順方向に小型のツェナーダイオード10
1を接続し、映像入力端子111に印加された正成分の
静電サージをツェナーダイオード101のツェナー電圧
でクリップするとともに、負成分の静電サージ電圧をツ
ェナーダイオード101を介してグランドに放出し、さ
らに映像入力端子111に印加される電圧が一定以上の
とき、映像入力端子111に接続されるラインをオン/
オフするアナログスイッチ102を直流電圧検出回路1
03によってオフするようにしたので、内部回路の保護
とLCDモニタの小型薄型化を図ることができる。
端子111とグランド端子112との間で、映像入力端
子111に対し順方向に小型のツェナーダイオード10
1を接続し、映像入力端子111に印加された正成分の
静電サージをツェナーダイオード101のツェナー電圧
でクリップするとともに、負成分の静電サージ電圧をツ
ェナーダイオード101を介してグランドに放出し、さ
らに映像入力端子111に印加される電圧が一定以上の
とき、映像入力端子111に接続されるラインをオン/
オフするアナログスイッチ102を直流電圧検出回路1
03によってオフするようにしたので、内部回路の保護
とLCDモニタの小型薄型化を図ることができる。
【0027】また、LCDモニタの電源がオフの状態で
映像入力端子111が電源ラインとショートした場合、
映像入力端子111と電源回路104との間はオープン
のため、映像入力端子111に印加された直流電圧の電
源回路104への流込みが阻止される。
映像入力端子111が電源ラインとショートした場合、
映像入力端子111と電源回路104との間はオープン
のため、映像入力端子111に印加された直流電圧の電
源回路104への流込みが阻止される。
【0028】さらに、電源がオフのとき、アナログスイ
ッチ102がオフになるようになっているため、内部回
路に影響を与えることもない。
ッチ102がオフになるようになっているため、内部回
路に影響を与えることもない。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明に係る車載用LCDモ
ニタの保護装置及びその保護方法によれば、映像入力端
子とグランド端子との間で、映像入力端子に対し順方向
に半導体素子である小型のツェナーダイオードを接続
し、映像入力端子に印加された正成分の静電サージをツ
ェナーダイオードのツェナー電圧でクリップするととも
に、負成分の静電サージ電圧をツェナーダイオードを介
してグランドに放出し、さらに映像入力端子に印加され
る電圧が一定以上のとき、映像入力端子に接続されるラ
インをオン/オフするアナログスイッチを直流電圧検出
回路によってオフするようにしたので、内部回路の保護
とLCDモニタの小型薄型化を図ることができる。
ニタの保護装置及びその保護方法によれば、映像入力端
子とグランド端子との間で、映像入力端子に対し順方向
に半導体素子である小型のツェナーダイオードを接続
し、映像入力端子に印加された正成分の静電サージをツ
ェナーダイオードのツェナー電圧でクリップするととも
に、負成分の静電サージ電圧をツェナーダイオードを介
してグランドに放出し、さらに映像入力端子に印加され
る電圧が一定以上のとき、映像入力端子に接続されるラ
インをオン/オフするアナログスイッチを直流電圧検出
回路によってオフするようにしたので、内部回路の保護
とLCDモニタの小型薄型化を図ることができる。
【図1】本発明の車載用LCDモニタの保護装置の一実
施の形態を示す回路ブロック図である。
施の形態を示す回路ブロック図である。
【図2】従来の車載用LCDモニタの保護装置の一例を
示す回路ブロック図である。
示す回路ブロック図である。
101 ツェナーダイオード 102 アナログスイッチ 103 直流電圧検出回路 104 電源回路 105 インバータ 106 バックライトユニット 107 映像終端抵抗 108 映像処理回路 109 LCDパネル 110 電源入力端子 111 映像入力端子 112 グランド端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA23 HA06 MA20 2H093 NC02 NC58 ND42 ND47 5C006 AC21 AF64 AF78 BB11 BC16 BF36 EC09 FA00 FA33 5C080 AA10 BB05 DD18 EE32 JJ02 JJ03 5G435 AA16 BB12 EE34 GG31 HH13 LL17
Claims (7)
- 【請求項1】 電源入力端子と、 映像入力端子と、 グランド端子と、 前記映像入力端子とグランド端子との間で、前記映像入
力端子に対し順方向に接続された半導体素子と、 前記映像入力端子に接続されるラインをオン/オフする
アナログスイッチと、 前記映像入力端子に印加される電圧を検出するととも
に、前記電圧が一定以上のとき、前記アナログスイッチ
をオフさせる直流電圧検出回路と、 前記アナログスイッチの出力側であり、かつ前記映像入
力端子とグランド端子との間に接続された映像終端抵抗
と、 前記映像終端抵抗の出力側に接続された映像処理回路
と、 前記電源入力端子に接続され、前記映像処理回路に電源
を供給する電源回路とを備えることを特徴とする車載用
LCDモニタの保護装置。 - 【請求項2】 前記半導体素子は、前記映像入力端子に
印加される静電サージを吸収できる程度の小電流容量の
ツェナーダイオードであることを特徴とする請求項1に
記載の車載用LCDモニタの保護装置。 - 【請求項3】 前記電源回路がオフのとき、前記アナロ
グスイッチは、オフとされることを特徴とする請求項1
に記載の車載用LCDモニタの保護装置。 - 【請求項4】 前記映像入力端子に静電サージ電圧が印
加された場合や前記映像入力端子が電源ラインとショー
トした場合に、前記映像終端抵抗や映像処理回路の破壊
を防止する第1の工程を備えることを特徴とする車載用
LCDモニタの保護方法。 - 【請求項5】 前記第1の工程には、 前記映像入力端子に静電サージ電圧が印加されると、正
成分の静電サージをツェナーダイオードのツェナー電圧
でクリップする第2の工程と、 負成分の前記静電サージ電圧を前記ツェナーダイオード
を介してグランドに放出する第3の工程とが含まれるこ
とを特徴とする請求項4に記載の車載用LCDモニタの
保護方法。 - 【請求項6】 前記第1の工程には、前記映像入力端子
が電源ラインとショートした場合、前記直流電圧検出回
路によって前記アナログスイッチをオフする第4の工程
が含まれることを特徴とする請求項4に記載の車載用L
CDモニタの保護方法。 - 【請求項7】 前記第4の工程には、前記電源回路がオ
フのとき、前記アナログスイッチをオフとする第5の工
程が含まれることを特徴とする請求項6に記載の車載用
LCDモニタの保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144785A JP2000338928A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 車載用lcdモニタの保護装置及びその保護方法 |
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JP11144785A JP2000338928A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 車載用lcdモニタの保護装置及びその保護方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2406007A (en) * | 2003-09-11 | 2005-03-16 | Visteon Global Tech Inc | Excess voltage protection for termination resistor |
CN100371188C (zh) * | 2005-04-07 | 2008-02-27 | 杨学昌 | 防静电危害的安全卸油系统 |
JP2008271377A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Mitsubishi Electric Corp | 入力回路および記録再生装置 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11144785A patent/JP2000338928A/ja active Pending
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GB2406007B (en) * | 2003-09-11 | 2005-09-14 | Visteon Global Tech Inc | Video protection circuit providing short to battery protection while maintaining termination impedance |
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