JP3277424B2 - ビデオ編集装置 - Google Patents

ビデオ編集装置

Info

Publication number
JP3277424B2
JP3277424B2 JP31378493A JP31378493A JP3277424B2 JP 3277424 B2 JP3277424 B2 JP 3277424B2 JP 31378493 A JP31378493 A JP 31378493A JP 31378493 A JP31378493 A JP 31378493A JP 3277424 B2 JP3277424 B2 JP 3277424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time code
video signal
display
video
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31378493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07169248A (ja
Inventor
百合子 斉藤
祐二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31378493A priority Critical patent/JP3277424B2/ja
Publication of JPH07169248A publication Critical patent/JPH07169248A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3277424B2 publication Critical patent/JP3277424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数台のVTR
(ビデオテープ記録・再生装置)を接続して、ビデオテ
ープの編集を行う場合に好適なビデオ編集装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台のVTRのビデオテープか
ら再生される映像信号を編集して、1台のVTRのビデ
オテープに記録する場合に、例えば図8に示すシステム
構成のビデオ編集装置が使用されていた。図8におい
て、1及び2は第1及び第2の再生側VTRを示し、こ
の第1及び第2の再生側VTR1及び2でのビデオテー
プからの再生タイミングは、編集全体を制御するコント
ローラ7により制御されるようにしてある。
【0003】そして、第1の再生側VTR1から出力さ
れる映像信号V1を、ビデオエフェクタ3に供給する。
このビデオエフェクタ3では、コントローラ7の制御に
基づいて、必要により画像に特殊効果を付加する処理
(以下エフェクト処理と称する)を行う。そして、この
ビデオエフェクタ3が出力する映像信号を、ビデオスイ
ッチャ4に供給する。また、第2の再生側VTR2から
出力される映像信号V2を、ビデオスイッチャ4に供給
する。
【0004】そして、このビデオスイッチャ4でコント
ローラ7の制御に基づいて2系統の映像信号を適宜切換
えて、編集された1系統の映像信号V3とし、この映像
信号V3を記録側VTR6に供給してビデオテープに記
録させる。この記録側VTR6での記録動作も、コント
ローラ7の制御に基づいて行われる。また、システム構
成によっては、図8に破線で示すように、第2の再生側
VTR2から出力される映像信号V2もビデオエフェク
タ3に供給し、2系統の映像信号V1,V2を合成させ
る処理を行う。
【0005】そして、第1の再生側VTR1から出力さ
れる映像信号V1を、第1の副モニタ11に供給して表
示させると共に、第2の再生側VTR2から出力される
映像信号V2を、第2の副モニタ12に供給して表示さ
せる。また、ビデオスイッチャ4が出力する映像信号V
3を、主モニタ13に供給して表示させる。
【0006】そして、第1の再生側VTR1が出力する
音声信号A1と、第2の再生側VTR2が出力する音声
信号A2とを、オーディオミキサ5に供給し、コントロ
ーラ7の制御に基づいて、2系統の音声信号A1,A2
を1系統の音声信号A3に合成する混合処理を行う。そ
して、合成して得た音声信号A3を、記録側VTR6に
供給してビデオテープに記録させる。
【0007】そして、各再生側VTR1,2及び記録側
VTR6に装着されたビデオテープのタイムコードデー
タを、コントローラ7に伝送させ、このコントローラ7
で供給されるタイムコードに基づいて再生位置や記録位
置を判断して、各VTR1,2,6の再生動作や記録動
作を制御する。従って、各VTR1,2,6とコントロ
ーラ7との間は、双方向で通信ができる状態に接続させ
る。この接続には、例えばRS−232Cなどの規格の
通信用インターフェースを使用する。
【0008】そして、ビデオエフェクタ3,ビデオスイ
ッチャ4,オーディオミキサ5での処理は、コントロー
ラ7で対応したVTRのタイムコードが編集点のコード
になったとき、各処理装置3,4,5に処理を開始させ
る制御指令を伝送させ、処理を開始させる。
【0009】なお、ビデオエフェクタ3,ビデオスイッ
チャ4,オーディオミキサ5及びコントローラ7は、通
常はそれぞれ別体で構成され、それぞれが個別にマイク
ロコンピュータで構成されたコントローラを内蔵してい
る。また、コントローラ7としてはパーソナルコンピュ
ータが使用される場合がある。
【0010】このように構成された編集システムを使用
して、2台の再生側VTR1,2に装着されたビデオテ
ープに記録された映像素材に基づいて、記録側VTR6
に装着されたビデオテープに、編集された映像プログラ
ムを記録させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システム構成で編集を行う場合には、編集操作を行う者
が、接続された各VTR1,2,6の再生位置や記録位
置を示すタイムコードを常時判断する必要があった。即
ち、VTRに装着されたビデオテープの絶対的な走行位
置を、時,分,秒,フレームのタイムコードで表示する
ようにしてあり、このタイムコードが所定値になったと
き、切換などの編集操作を行う。
【0012】従って、編集操作を行う者は、タイムコー
ド表示部での各VTR1,2,6のタイムコード表示を
常時確認する必要があるが、従来のこのような編集シス
テムでのタイムコード表示は、見やすい表示ではなかっ
た。即ち、この場合に表示されるタイムコードとして
は、現在のテープの絶対的な走行位置のタイムコードを
表示するいわゆるステータス表示と、設定された編集点
のタイムコードを表示する編集点表示との2つの表示モ
ードがあり、通常はタイムコードを表示するための専用
のモニタ受像機の画面に、操作者の操作に応じてステー
タス表示モードと編集点表示モードとを切換えるように
していた。
【0013】ここで、このステータス表示モードと編集
点表示モードとの切換えは、表示切換キーなどの操作で
マニュアル操作により行うようにしてあるが、編集操作
者は通常は映像や音声の切換操作を行うのに忙しく、タ
イムコードの表示を切換えている余裕がない場合が多々
ある。また、何れのモードでも時間データの表示である
ので、一見しただけではステータス表示であるのか、編
集点表示であるのか判断し難く、必ずしも判りやすい表
示が行われるとは言えなかった。
【0014】本発明の目的は、この種の編集装置でのタ
イムコード表示が良好に行われるようにすることにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1及
び図2に示すように、第1の映像信号再生手段1が接続
される第1の映像信号入力部21と、第2の映像信号再
生手段2が接続される第2の映像信号入力部22と、こ
のそれぞれの映像信号入力部21,22に得られる映像
信号を切換える切換手段27と、この切換手段27で切
換えられた映像信号を出力し映像信号記録手段6が接続
される映像信号出力部28と、切換手段27の切換制御
と第1,第2の映像信号再生手段1,2の再生制御と映
像信号記録手段6の記録制御とを行う制御手段31と、
この制御手段31に制御状態を設定させる操作手段32
とを備え、制御手段31の制御で、第1,第2の映像信
号再生手段1,2から編集点として設定される所定の箇
所の映像信号を再生させて切換手段27で選択させると
共に、この選択された映像信号を映像信号記録手段6で
記録させるビデオ編集装置において、第1の映像信号再
生手段1での再生位置を示すタイムコードを表示する第
1のタイムコード表示部35aと、第2の映像信号再生
手段2での再生位置を示すタイムコードを表示する第2
のタイムコード表示部35bと、映像信号記録手段6で
の記録位置を示すタイムコードを表示する第3のタイム
コード表示部35cとを設け、操作手段32で編集点の
設定状況に関する操作を行うとき、この設定された編集
点の映像を再生又は記録する再生手段1,2又は記録手
段6のタイムコードを表示する何れかのタイムコード表
示部35a,35b,35cでの表示を、編集点のタイ
ムコード表示とすると共に、再度操作手段32で何れか
の操作が行われたとき、編集点のタイムコードの表示か
ら、現在の再生位置又は記録位置のタイムコードを示す
ステータス表示に戻すようにしたものである。
【0016】また、上述した場合にステータス表示に戻
る操作として、操作手段32の中の再生手段又は記録手
段の再生制御又は記録制御の操作手段32d,32eの
操作としたものである。
【0017】さらに、上述した場合にステータス表示に
戻る操作として、編集点の設定状況に関する操作を解除
する操作としたものである。
【0018】さらにまた、各タイムコード表示部とし
て、表示データのスーパーインポーズによる編集映像確
認用のモニタでの表示で実現するようにしたものであ
る。
【0019】
【作用】本発明によれば、編集点のタイムコードを表示
させる操作を行ったとき、この編集点のタイムコードが
表示されると共に、この状態で何れかの操作を行ったと
き、自動的にステータス表示に戻るので、自動的に良好
なモードのタイムコードが表示される。
【0020】また、上述した場合に再生手段や記録手段
を制御する操作を行ったとき、自動的にステータス表示
に戻るようにしたことで、再生手段や記録手段の制御中
には必ず現在位置を示すタイムコードが表示され、タイ
ムコードを確認しながら良好に再生手段や記録手段の制
御ができるようになる。
【0021】さらに、上述した場合に編集点の設定状況
に関する操作を解除する操作を行ったとき、自動的にス
テータス表示に戻るようにしたことで、編集点の設定操
作が終わると、現在位置を示すタイムコードが表示され
るようになる。
【0022】さらにまた、各タイムコード表示部とし
て、表示データのスーパーインポーズによる編集映像確
認用のモニタでの表示で実現することで、タイムコード
表示専用の表示部が不要になり、それだけ表示部の構成
が簡単になり、簡単に良好なタイムコードが表示される
ようになる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。この図1〜図7において、従来例で説
明した図8に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0024】図1は本例のビデオ編集装置とその周辺の
構成を示す図で、図中20はビデオ編集装置全体を示
し、このビデオ編集装置20は、供給される映像信号に
特殊効果を付加するエフェクタとしての機能と、複数の
入力映像を切換えるスイッチャとしての機能と、複数の
入力音声の混合状態を変えるオーディオミキサとしての
機能と、接続されたVTRの動作を制御する編集コント
ローラとしての機能とを1台で有するようにしたもの
で、図2に示すように、1台の編集装置20の前面部に
ビデオスイッチャ部20aとVTRコントロール部20
bとオーディオミキサ部20cとタイムコード表示部3
5とが配置されて構成される。この場合、タイムコード
表示部35は、3台のVTRのタイムコード表示部35
a,35b,35cを備える。
【0025】そして、本例のビデオ編集装置20は、図
1に示すように、2台の再生側VTR1,2と1台の記
録側VTR6とが接続され、タイムコード表示部35a
で第1の再生側VTR1に装着されたビデオテープの走
行位置(再生位置)又はこのビデオテープに設定された
編集点を示すタイムコードを表示し、タイムコード表示
部35bで第2の再生側VTR2に装着されたビデオテ
ープの走行位置(再生位置)又はこのビデオテープに設
定された編集点を示すタイムコードを表示し、タイムコ
ード表示部35cで記録側VTR6に装着されたビデオ
テープの走行位置(記録位置)又はこのビデオテープに
設定された編集点を示すタイムコードを表示するように
してある。
【0026】このビデオ編集装置20の構成について説
明すると、第1及び第2の再生側VTR1及び2から再
生される映像信号を、それぞれ別の映像信号入力端子2
1,22に供給し、各入力端子21,22に得られる映
像信号を、それぞれ切換スイッチ23,24の固定接点
に供給する。そして、この切換スイッチ23,24の可
動接点の切換えで、第1のVTR1から供給される映像
信号と、第2のVTR2から供給される映像信号とを切
換える。この切換えは、この編集装置20のシステムコ
ントローラ31により制御される。
【0027】そして、切換スイッチ23で選択された映
像信号を、第1のフレームメモリ25に供給し、切換ス
イッチ24で選択された映像信号を、第2のフレームメ
モリ26に供給する。このそれぞれのフレームメモリ2
5,26は、映像信号に特殊効果を付加するエフェクト
処理を行うためのもので、例えば画面を複数に分割する
マルチ画面にしたり、モザイク状の映像にしたり、映像
の色を変化させたり、その他種々の処理ができるように
してある。このエフェクト処理は、システムコントロー
ラ31により制御される。但し、エフェクト処理をせず
に、フレームメモリからそのまま映像信号を出力させる
場合もある。
【0028】そして、各フレームメモリ25,26が出
力する映像信号を、スイッチャ部27に供給する。この
スイッチャ部27では、供給される2系統の映像信号の
中の何れかの映像信号を選択して出力する処理(場合に
よっては2系統の映像信号を合成して出力する)が行わ
れ、システムコントローラ31の制御に基づいて出力映
像信号の選択が行われる。そして、このスイッチャ部2
7で選択された映像信号を、映像信号出力端子28に供
給し、この出力端子28に接続された記録側VTR6に
供給する。
【0029】また本例においては、映像信号入力端子2
1及び22に得られる第1及び第2の再生側VTR1及
び2の再生映像信号を、モニタ切換スイッチ41の固定
接点に供給する。また、記録側VTR6から得られる映
像信号(VTR6で記録するために供給される映像信号
又はVTR6で再生した映像信号)の入力端子42を備
え、この映像信号入力端子42に得られる映像信号を、
モニタ切換スイッチ41の固定接点に供給する。このモ
ニタ切換スイッチ41は、可動接点がシステムコントロ
ーラ31の制御に基づいて切換えられ、この可動接点の
切換で、第1,第2の再生側VTR1,2の再生映像信
号と記録側VTR6からの映像信号との何れかが選択さ
れる。そして、このモニタ切換スイッチ41で選択され
た映像信号を、スーパーインポーズ回路43に供給す
る。このスーパーインポーズ回路43は、システムコン
トローラ31からの制御に基づいて、数字,文字などの
情報を映像中にスーパーインポーズする回路である。
【0030】このスーパーインポーズ回路43でスーパ
ーインポーズする情報としては、システムコントローラ
31での制御に基づいた編集状態(即ちスイッチャ部2
7での切換状態など)や、後述する各VTR1,2,6
のタイムコードデータなどがある。
【0031】そして本例においては、このスーパーイン
ポーズ回路43でのスーパーインポーズによるタイムコ
ードの表示や、編集装置20の前面パネル上のタイムコ
ード表示部35a,35b,35cでのタイムコードの
表示を行う場合には、現在のテープの走行位置(再生位
置,記録位置)のタイムコードを示すステータス表示を
行う場合と、イン点,アウト点等の編集点のタイムコー
ドを示す編集点表示を行う場合とがある。このステータ
ス表示と編集点表示との切換えは、編集装置20の前面
パネル上の操作キー32の操作に基づいて行われる。こ
の操作に基づいた表示切換については後述する。また、
ここで述べるイン点とは、編集の開始点であり、アウト
点は編集の終了点である。
【0032】なお、音声信号のミキサ部の構成について
は図示しないが、各再生側VTR1,2から再生される
音声信号を混合して、記録側VTR6に供給するように
してある。
【0033】次に、このビデオ編集装置20のシステム
コントローラ31の周辺の構成について説明すると、本
例のシステムコントローラ31はマイクロコンピュータ
で構成され、装置の前面に配された操作キー32の操作
情報が供給され、この操作キー32の操作に基づいて各
種制御が行われる。この場合、本例においては図2に示
すように、VTRコントロール部20bに関連した操作
キーとして、例えばイン点表示キー32a,アウト点表
示キー32b,ソース選択キー32c,ジョグダイヤル
32d,記録・再生制御キー32eを備える。
【0034】そして、本例のシステムコントローラ31
には、タイムコードカウンタ33とメモリ34が接続さ
れる。タイムコードカウンタ33は、内部に基準となる
同期パルス発生手段を有し、発生される同期パルスをカ
ウントしてタイムコードデータを生成させる回路で、得
られたタイムコードデータをシステムコントローラ31
に供給する。また、メモリ34は、設定された編集点の
データなどの制御に必要なデータを記憶し、システムコ
ントローラ31が必要により記憶データを読出せるよう
にしてある。
【0035】そして、システムコントローラ31には、
上述したタイムコード表示部35が接続してあり、各V
TRのタイムコードを個別に表示するようにしてある。
【0036】また、この編集装置20と接続された各V
TR1,2,6は、その制御用端子が編集装置20の通
信端子36と接続され、この通信端子36を介してシス
テムコントローラ31から制御指令を各VTR1,2,
6に供給できるようにしてある。この制御指令の伝送
で、各VTR1,2,6の記録・再生動作が行われる。
また、各VTR1,2,6側からは通信端子36を介し
てシステムコントローラ31に、各VTRに装着された
ビデオテープのタイムコードデータが供給されるように
してある。
【0037】そして、システムコントローラ31では、
供給される各VTRのタイムコードを、タイムコード表
示部35に直接表示させると共に、スーパーインポーズ
回路43でのスーパーインポーズにより、モニタ45の
画面に表示させる。また、メモリ34に記憶させて設定
された編集点のタイムコードと、供給される各VTRの
タイムコードとを判断して、供給されるタイムコードが
編集点となったとシステムコントローラ31が判断した
とき、編集点のタイムコードと共に記憶された編集状態
(スイッチャ部27での切換など)になるように制御す
る。
【0038】そして本例においては、タイムコード表示
部35a,35b,35cでのタイムコードの表示やス
ーパーインポーズ回路43でのスーパーインポーズによ
るモニタ45でのタイムコードの表示は、通常状態では
それぞれのVTR1,2,6のステータス表示を行うよ
うに、システムコントローラ31が表示を制御する。そ
して、所定のキーの操作により何れかのVTR1,2又
は6を指定した状態で、イン点表示キー32a又はアウ
ト点表示キー32bを押したとき、対応したVTRのタ
イムコード表示部35a,35b又は35cでのタイム
コードの表示が、対応した編集点(イン点又はアウト
点)の表示に切換わるように、システムコントローラ3
1が表示を切換えさせる。また、スーパーインポーズ回
路43でのスーパーインポーズによるモニタ45でのタ
イムコードの表示も、同様に編集点表示に切換えさせ
る。
【0039】例えば、第1の再生側VTR1を指定し
て、イン点表示キー32aを押して、タイムコード表示
部35aでイン点の表示が行われるときには、図4に示
すように、カウンタであるタイムコード表示部35aの
脇の“イン”と表示された部分を点灯させて、イン点表
示であることを告知した状態で、数字の表示部で設定さ
れたイン点のタイムコードを表示させる。
【0040】また、この場合にはスーパーインポーズ回
路43でのスーパーインポーズによるモニタ45でのタ
イムコードの表示状態も、図6に示すように、第1の再
生側VTR1に対応した表示エリア(3段のタイムコー
ド表示エリアの最上段)でのタイムコード表示が、イン
点の表示になる。他のVTRのタイムコード表示は、ス
テータス表示のまままである。なお、このイン点表示キ
ー32aなどを押したときに、対応した編集点が設定さ
れてない場合には、数字では何も表示させない。
【0041】そして、このようにしてイン点などの編集
点を表示させた状態で、所定の操作キー(図示せず)の
操作により、新たな編集点の設定,編集点の修正など
の、編集点に関する制御指令の設定ができる。
【0042】そして、このように編集点を表示させた状
態で、表示させたときと再度同じ操作キー(即ちイン点
表示キー32a,アウト点表示キー32bの何れか)を
押すことで、システムコントローラ31が、タイムコー
ド表示部35a,35b又は35cでの表示をステータ
ス表示に戻させると共に、スーパーインポーズ回路43
でのスーパーインポーズによるタイムコード表示もステ
ータス表示に戻させる。
【0043】また本例においては、このように編集点を
表示させたときと再度同じ操作キーを押さない場合で
も、各VTR1,2又は6の再生動作や記録動作を制御
するキーを操作したときにも、ステータス表示に戻るよ
うにしてある。例えば、ジョグダイヤル32dや何れか
の記録・再生制御キー32eを操作したとき、システム
コントローラ31の制御で、ソース選択キー32cで選
択されたVTR1,2又は6の再生動作又は記録動作が
対応した状態に制御させる指令を、対応したVTRに送
ると共に、タイムコード表示部35a,35b又は35
cでの表示をステータス表示に戻させる。さらに、スー
パーインポーズ回路43でのスーパーインポーズによる
タイムコード表示もステータス表示に戻させる。
【0044】例えば図5に示すように、カウンタである
タイムコード表示部35aの脇の“イン”と表示された
部分を消灯させて、ステータス表示であることを告知し
た状態で、数字の表示部で現在のビデオテープの走行位
置のタイムコードを表示させる。
【0045】また、スーパーインポーズ回路43でのス
ーパーインポーズによるモニタ45でのタイムコードの
表示状態も、図7に示すように、全て現在のビデオテー
プの走行位置のタイムコード表示になる。
【0046】以上のタイムコード表示のシステムコント
ローラ31による切換え処理を、図3のフローチャート
に示すと、最初の段階では現在のタイムコードを表示さ
せる(ステップ101)。そして、この状態でイン点表
示キー32a,アウト点表示キー32bの何れかが押さ
れたか否かシステムコントローラ31は判断し(ステッ
プ102)、押された場合には、押されたキーに対応し
た編集点の表示に切換えさせる(ステップ103)。そ
して、この編集点の表示では、システムコントローラ3
1が表示切換のためのキー又は各VTRの動作を制御す
るキーが操作されたか否か判断し(ステップ104)、
操作されたと判断したとき、ステップ101の現在のタ
イムコード表示に戻る。
【0047】このようしてタイムコード表示が切換わる
ことで、このビデオ編集装置20を操作する者は、一度
編集点の表示にした後は、タイムコード表示をステータ
ス表示に戻す操作をしなくても、編集のためにVTRの
再生操作などを行うことで、自動的にタイムコード表示
が元のステータス表示に戻り、それだけタイムコード表
示を切換えるための操作が必要なくなり、編集に必要な
操作が簡単になると共に、常時操作状態に応じた適切な
タイムコード表示が行われることになり、編集状態の判
断がし易くなる。
【0048】また、本例の場合には、出力端子44に接
続された1台のモニタ45で、編集装置20に接続され
た2台の再生側VTR1,2から送出される映像素材の
確認や、記録側VTR6に供給される編集後の映像の確
認ができると共に、この映像の確認と同時にスーパーイ
ンポーズされたタイムコードの確認ができ、1台のモニ
タ45だけで編集状態の確認ができ、編集装置としての
使い勝手が良い。
【0049】なお、上述実施例ではモニタ45でのスー
パーインポーズによるタイムコードの表示と、タイムコ
ード表示部35でのタイムコードの表示との両方を行う
ようにしたが、何れか一方を使用したタイムコードの表
示だけとしても良い。
【0050】また、上述実施例では2台の再生側VTR
と1台の記録側VTRとを使用する編集システムとして
構成したが、再生側VTRや記録側VTRの台数を増や
しても良い。また、VTR以外の映像記録装置や映像再
生装置(例えばビデオディスクを記録媒体として使用し
た記録・再生装置)を使用するようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、編集点のタイムコード
を表示させる操作を行ったとき、この編集点のタイムコ
ードが表示されると共に、この状態で何れかの操作を行
ったとき、自動的にステータス表示に戻るので、自動的
に良好なモードのタイムコードが表示されるようにな
り、編集操作を行う者がタイムコードの表示を切換える
操作をしなくても自動的に適切なモードのタイムコード
が表示される。
【0052】また、上述した場合に再生手段や記録手段
を制御する操作を行ったとき、自動的にステータス表示
に戻るようにしたことで、再生手段や記録手段の制御中
には必ず現在位置を示すタイムコードが表示され、タイ
ムコードを確認しながら良好に再生手段や記録手段の制
御ができるようになる。
【0053】さらに、上述した場合に編集点の設定状況
に関する操作を解除する操作を行ったとき、自動的にス
テータス表示に戻るようにしたことで、編集点の設定操
作が終わると、現在位置を示すタイムコードが表示され
るようになる。
【0054】さらにまた、各タイムコード表示部とし
て、表示データのスーパーインポーズによる編集映像確
認用のモニタでの表示で実現することで、タイムコード
表示専用の表示部が不要になり、それだけ表示部の構成
が簡単になり、簡単に良好なタイムコードが表示される
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の編集装置とその周辺の構成
を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の編集装置の外観を示す平面
図である。
【図3】一実施例による表示制御を示すフローチャート
図である。
【図4】一実施例によるカウンタでの表示例を示す説明
図である。
【図5】一実施例によるカウンタでの表示例を示す説明
図である。
【図6】一実施例によるモニタでの表示例を示す説明図
である。
【図7】一実施例によるモニタでの表示例を示す説明図
である。
【図8】従来の編集システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1の再生側VTR 2 第2の再生側VTR 6 記録側VTR 20 ビデオ編集装置 21,22 映像信号入力端子 25 第1のフレームメモリ 26 第2のフレームメモリ 27 スイッチャ部 28 映像信号出力端子 31 システムコントローラ 32 操作キー 33 タイムコードカウンタ 34 メモリ 35 タイムコード表示部 36 通信用端子 41 モニタ切換スイッチ 42 映像信号入力端子 43 スーパーインポーズ回路 44 映像信号出力端子 45 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/024 G11B 27/28 H04N 5/7826

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号再生手段が接続される第
    1の映像信号入力部と、 第2の映像信号再生手段が接続される第2の映像信号入
    力部と、 該それぞれの映像信号入力部に得られる映像信号を切換
    える切換手段と、 該切換手段で切換えられた映像信号を出力し映像信号記
    録手段が接続される映像信号出力部と、 上記切換手段の切換制御と上記第1,第2の映像信号再
    生手段の再生制御と上記映像信号記録手段の記録制御と
    を行う制御手段と、 該制御手段に制御状態を設定させる操作手段とを備え、 上記制御手段の制御で、上記第1,第2の映像信号再生
    手段から編集点として設定される所定の箇所の映像信号
    を再生させて上記切換手段で選択させると共に、この選
    択された映像信号を上記映像信号記録手段で記録させる
    ビデオ編集装置において、 上記第1の映像信号再生手段での再生位置を示すタイム
    コードを表示する第1のタイムコード表示部と、 上記第2の映像信号再生手段での再生位置を示すタイム
    コードを表示する第2のタイムコード表示部と、 上記映像信号記録手段での記録位置を示すタイムコード
    を表示する第3のタイムコード表示部とを設け、 上記操作手段で編集点の設定状況に関する操作を行うと
    き、この設定された編集点の映像を再生又は記録する再
    生手段又は記録手段のタイムコードを表示する上記何れ
    かのタイムコード表示部での表示を、上記編集点のタイ
    ムコード表示とすると共に、 再度上記操作手段で何れかの操作が行われたとき、上記
    編集点のタイムコードの表示から、現在の再生位置又は
    記録位置のタイムコードを示すステータス表示に戻すよ
    うにしたビデオ編集装置。
  2. 【請求項2】 上記ステータス表示に戻る操作として、
    上記操作手段の中の再生手段又は記録手段の再生制御又
    は記録制御を行うための操作部の操作とした請求項1記
    載のビデオ編集装置。
  3. 【請求項3】 上記ステータス表示に戻る操作として、
    編集点の設定状況に関する操作を解除する操作とした請
    求項1記載のビデオ編集装置。
  4. 【請求項4】 上記各タイムコード表示部として、表示
    データのスーパーインポーズによる編集映像確認用のモ
    ニタで表示するようにした請求項1記載のビデオ編集装
    置。
JP31378493A 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置 Expired - Fee Related JP3277424B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31378493A JP3277424B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31378493A JP3277424B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07169248A JPH07169248A (ja) 1995-07-04
JP3277424B2 true JP3277424B2 (ja) 2002-04-22

Family

ID=18045492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31378493A Expired - Fee Related JP3277424B2 (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3277424B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07169248A (ja) 1995-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0339517B1 (en) Video tape recorder having picture-in-picture function
US5193009A (en) Signal switching method of a TV-VCR combination having two tuners
KR100395541B1 (ko) 콤비네이션 시스템 및 그에 적용되는 자동 복사 방법
JP2935824B2 (ja) 映像記録再生装置
JP3309408B2 (ja) 入出力状態表示装置
JP3277424B2 (ja) ビデオ編集装置
JP3277423B2 (ja) ビデオ編集方法
JP4725458B2 (ja) 編集装置,映像記録再生装置の制御方法及び編集システム
JPH07170477A (ja) ビデオ編集装置
JP2742491B2 (ja) 字幕情報処理装置
JP3503164B2 (ja) ビデオ編集装置
JP2885286B2 (ja) 再生装置
KR960006400B1 (ko) 편집 기능을 갖춘 시디아이 플레이어(CD-i player)
JP3307039B2 (ja) ビデオ編集装置
JP3144181B2 (ja) 記録再生装置
JP2762438B2 (ja) Vtr
JPS6017001Y2 (ja) 電子機器
JP3427438B2 (ja) ビデオシステム
JPH08102910A (ja) 映像信号処理装置
JP2773879B2 (ja) オンスクリーン表示装置
JP2000083209A (ja) ビデオカメラ装置
JP3424311B2 (ja) 電子機器
JPH08129793A (ja) 磁気記録再生装置
JPH05109251A (ja) 情報記録装置
JPH05244548A (ja) 記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees