JP2762438B2 - Ｖｔｒ - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の設定項目夫々の設定状態を任意に設
定することのできるVTRに関する。 〔発明の概要〕 本発明はVTRに関し、複数の特定の設定項目夫々の互
いに異なる第１及び第２の設定状態を設定し、その設定
された複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を記憶せしめ、その記憶された複数の
特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定
状態を、共通の選択スイッチにて選択するようにしたこ
とにより、第１及び第２の設定状態の選択が容易と成る
ようにしたものである。 〔従来の技術〕 例えば、電子編集機能を有するVTR（ビテオテープレ
コーダ）では、予め設定すべき設定項目が多数ある。VT
Rを動作させるに当たっては、予めその多数の設定項目
を、夫々所定の設定状態に設定しておく必要がある。 しかし、その多数の設定項目の内、複数の特定の設定
項目については、通常の使用状態と、点検、修理、調整
等のための特殊な使用状態との違い、あるいは放送局の
部門の違いによる使用状態の違いによって、上述のVTR
の設定状態を異ならせる必要がある。 従来は、この複数の特定の設定項目夫々の２つの設定
状態の切換えは、その複数の特定の設定項目毎に設けら
れたディップスイッチを各別に切り換えることによって
行っていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、従来のVTRでは、複数の特定の設定項目
夫々の２つの設定状態の切換えを、その複数の特定の設
定項目毎に設けられたディップスイッチを各別に切り換
えることによって行っていたため、その切換えが煩雑で
あるという欠点があった。 かかる点に鑑み、本発明は複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる２つの設定状態の切換えを容易に行うこ
とのできるVTRを提案しようとうするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 第１の本発明によるVTRは、各部の複数の設定項目の
うちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を設定すると共に、複数の設定項目の
うちの残りの設定項目を異なる複数の設定状態のうちか
ら選択された設定状態に設定する設定手段と、設定手段
によって設定された複数の特定の設定項目夫々の互いに
異なる第１及び第２の設定状態並びに残りの設定項目の
選択された設定状態を記憶する記憶手段と、その記憶手
段に記憶された複数の特定の設定項目夫々の互いに異な
る第１及び第２の設定状態を選択する共通の選択スイッ
チと、記憶手段に記憶された複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの共通の
選択スイッチによって選択された設定状態並びに残りの
設定項目の選択された設定状態が読み出されて供給され
る制御手段とを有し、その制御手段の制御によって、各
部の複数の設定項目の設定状態が制御されるようにした
ものである。 第２の本発明によるVTRは、テープカセットを挿入す
るためのテープカセット挿入口が設けられた前面パネル
と、各部の複数の設定項目のうちの複数の特定の設定項
目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態を設定す
ると共に、複数の設定項目のうちの残りの設定項目を異
なる複数の設定状態のうちから選択された設定状態に設
定する設定手段と、設定手段によって設定された複数の
特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定
状態並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶
する記憶手段と、その記憶手段に記憶された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
を選択する、前面パネルの内側に設けられた共通の選択
スイッチと、記憶手段に記憶された複数の特定の設定項
目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの
共通の選択スイッチによって選択された設定状態並びに
残りの設定項目の選択された設定状態が読み出されて供
給される制御手段とを有し、その制御手段の制御によっ
て、各部の複数の設定項目の設定状態が制御されるよう
にしたものである。 〔作用〕 第１の本発明によれば、設定手段によって、各部の複
数の設定項目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互い
に異なる第１及び第２の設定状態を設定すると共に、複
数の設定項目のうちの残りの設定項目を異なる複数の設
定状態のうちから選択された設定状態に設定する。記憶
手段によって、設定手段によって設定された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶す
る。共通の選択スイッチによって、その記憶手段に記憶
された複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を選択する。記憶手段に記憶された複
数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の
設定状態のうちの共通の選択スイッチによって選択され
た設定状態並びに残りの設定項目の選択された設定状態
が読み出されて、制御手段に供給され、その制御手段の
制御によって、各部の複数の設定項目の設定状態が制御
される。 第２の本発明によれば、設定手段によって、各部の複
数の設定項目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互い
に異なる第１及び第２の設定状態を設定すると共に、複
数の設定項目のうちの残りの設定項目を異なる複数の設
定状態のうちから選択された設定状態に設定する。記憶
手段によって、設定手段によって設定された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶す
る。テープカセットを挿入するためのテープカセット挿
入口が設けられた前面パネルの内側に設けられた共通の
選択スイッチによって、その記憶手段に記憶された複数
の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設
定状態を選択する。記憶手段に記憶された複数の特定の
設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態の
うちの共通の選択スイッチによって選択された設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態が読み出さ
れて、制御手段に供給され、その制御手段の制御によっ
て、各部の複数の設定項目の設定状態が制御される。 〔実施例〕 以下に、図面を参照して、本発明を電子編集機能を有
するVTRに適用した一実施例を詳細に説明する。第１図
はこの実施例のVTRの要部の回路を示し、第２図はそのV
TRの操作部を示す。ここでVTR（ビテオテープレコー
ダ）は映像信号記録装置、映像信号再生装置及び映像信
号記録再生装置のいずれかを意味し、アナログ及びデジ
タル方式の別を問わない。このVTRの一例は、固定下ド
ラム及び回転上ドラムから成るテープ案内ドラムを備
え、その回転上ドラムには、１個又は複数個の磁気ヘッ
ド（回転磁気ヘッド）が設けられる。映像信号は、磁気
ヘッドによって磁気テープ上に傾斜トラックを形成する
如く記録される。 VTRにおける設定項目は多数あるが、その一部を以下
に説明する。 Ａ）プリロールタイム 電子編集時における、再生側VTR（外部のVTR）及び記
録側VTR（内蔵VTR本体）における、テープの編集点と、
その手前の調走開始点との間のテープ走行時間を、プリ
ロールタイムという。このプリロールタイムをVTRのメ
ーカーからの出荷時に例えば５分に設定しておくが、予
め設定された範囲で操作者が調整できるようになされて
いる。 Ｂ）キャラクタの水平及び垂直位置及び水平及び垂直サ
イズ これは、モニタ受像機の画面上で映像信号に基づく映
像と重畳される、VTRの操作モード等のキャラクタ（文
字、図形等）の水平及び垂直方向の位置並びに水平及び
垂直方向の寸法を言う。この各位置及び各寸法は、夫々
予め設定された範囲で操作者が調整できるようになされ
ている。 Ｃ）サーチダイアルの操作可能性の選択 サーチダイアルは、これを手で回すことにより、その
回す方向及び速度に応じてテープをそれに応じた方向及
び速度で走行させて、手動による変速再生を行わせるた
めのものである。 そして、このサーチダイアルによるテープの走行を、
サーチダイアルとは別のサーチスイッチの釦を押してか
ら、サーチダイアルを回さないと、テープを走行させる
ことのできない第１のモードと、単にサーチダイアルを
回すだけでテープを走行させ得る第２のモードを設け
る。第１のモードは、VTRの再生送出中に、誤って手が
サーチダイアルに触れて、テープが不用意に異常走行し
てしまわないようにするためのモードで、放送局の送出
部門で必要である。又、第２のモードは、電子編集を行
う場合の操作の迅速性を重視したモードで、放送局の編
集の部門で必要である。 Ｄ）可変テープ走行速度 この可変テープ走行速度の範囲を、第１のモードで、
例えば−１倍速〜０倍速度（静止）〜＋２倍速に設定
し、第２のモードで、例えば−1.15倍速〜０倍速度（静
止）〜＋2.3倍速に設定する。第１のモードは、再生画
面として保証し得る可変テープ走行速度の範囲で、放送
局の送出部門で必要である。第２のモードは、電子編集
時の変速再生状態の調走を考慮して、第１のモードにお
ける範囲を多少広げたもので、編集部門に必要である。 Ｅ）VITC位置 このVITC位置は、映像信号の垂直ブランキング区間の
タイムコード信号の挿入位置（ライン番号）を示し、通
常第12ライン及び第14ライン、第14ライン及び第16ライ
ン又は第16ライン及び第18ラインのいずれかで、VTRの
種類によって異なる。そして、第１のモードでは、VITC
位置がそのVTRの種類に応じた位置に選定され、これは
送出部門で必要である。又、第２のモードでは、電子編
集時にVTRのVITC位置を他の種類のVTRのVITC位置に合わ
せる場合で、これは編集部門に必要である。 先ず、第１図について説明する。（７）はマイクロコ
ンピュータを全体として示し、（１）〜（６）はスイッ
チ（SW）及びダイアル手段を示し、（８）、（９）及び
（10）はマイクロコンピュータ（７）の機能ブロックを
示す。そして、スイッチ等（１）〜（６）、入力手段
（８）及び制御手段（９）にて、各設定項目の設定状態
を設定する設定手段（30）が構成される。 （１）はシステムセットアップメニュースイッチ、
（２）はシステムセットアップセットスイッチ、（３）
はサーチダイアル手段、（４）はサーチスイッチ、
（５）はリセットスイッチ、（６）はモード切換えスイ
ッチである。 メニュースイッチ（１）は、VTRの各種設定項目の設
定を可能とするためのスイッチである。 セットスイッチ（２）は、設定項目の設定状態を確定
するためのスイッチである。 サーチダイアル手段（３）は、後述するサーチダイア
ル（23）の回転によって、その回転方向及び回転速度に
応じた出力を発生する。そして、メニュースイッチ
（１）が操作されたとき、サーチダイアル手段（３）を
単独で操作すると、設定項目を選択することができ、サ
ーチスイッチ（４）を操作しながら同時にサーチダイア
ル手段（３）を操作すると、夫々の設定項目の設定範
囲、設定機能等の設定状態を選択することができる。
尚、メニュースイッチ（１）が操作されないときは、上
述した如くこのサーチダイアル手段（３）の操作によっ
て、テープを可変速走行させることができる。 リセットスイッチ（５）は、各設定項目の設定状態を
標準設定状態に切換えるスイッチである。 モード切換えスイッチ（６）は、後述するメモリ（1
1）に記憶された特定の設定項目、ここでは上述のＣ）
〜Ｅ）の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設
定状態、即ち第１及び第２のモードを選択するスイッチ
である。尚、Ａ）、Ｂ）の設定項目は、通常の設定項目
で、モード切換えスイッチ（６）の切換えによってもそ
の設定状態は変化しない。 ここで、これらスイッチ等（１）〜（６）の操作子
を、第２図Ａ〜Ｃを参照して説明する。第２図Ａは電子
編集機能を有するVTRの前面パネル（15）を示し、これ
は上部パネル（16）及び下部パネル（17）から構成され
る。下部パネル（17）は、上部パネル（16）との境界線
付近を軸として上下に片開き的に開閉自在とされる。 （18）は、上部パネル（16）に設けられたテープカセ
ット挿入孔である。（14）は数字、文字等のキャラクタ
の表示器で、下部パネル（17）に設けられている。下部
パネル（17）において、表示器（14）の右側に、上述の
リセットスイッチ（５）のリセット釦（25）が設けら
れ、下側に上述のサーチダイアル手段（３）のサーチダ
イアル（23）が設けられ、このサーチダイアル（23）の
左側に、上述サーチスイッチ（４）のサーチ釦（24）が
設けられている。尚、この前面パネル（15）には、この
他にも種々のスイッチ等の操作子、メーター等が設けら
れているが、それらは図示及び説明を省略する。 第２図Ｂは、下部パネル（17）の内側に設けられたス
イッチの操作子の一部を示し、（21）は、上述メニュー
スイッチ（１）のメニュー釦、（22）は、上述のセット
スイッチ（２）のセット釦である。 第２図Ｃは、下部パネル（17）を開放し、上述の第２
図Ｂのスイッチの設けられているプラグイン式の基板
（20）の一部を示し、（26）は、その基板（20）の一部
に設けられた、上述のモード切換えスイッチ（６）のモ
ード切換え摘子で、この基板（20）を引き出さないと、
操作できないようになされている。 再び、第１図に戻って説明する。上述のスイッチ等
（１）〜（６）は、入力手段（８）に接続され、これよ
りスイッチ等（１）〜（６）の操作に基づくコード信号
が発生する。入力手段（８）からのコード信号は制御手
段（９）に供給される。この制御手段（９）の制御によ
って、VTRの各部の設定項目の設定状態が制御されると
共に、各設定項目の設定状態は、不揮発性メモリ（外部
メモリ）（11）に書き込まれて記憶されると共に、読み
出されて再び制御手段（９）に供給される。 制御手段（９）における各設定項目及びその設定状態
のデータは、表示制御手段（10）に供給される。この表
示制御手段（10）からのデコード信号は、キャラクタ発
生器（12）に供給される。そして、このキャラクタ発生
器（12）で、各設定項目及びその設定状態のデータに応
じたキャラクタ信号が作られて、表示器（14）に供給さ
れて単独で表示されると共に、映像信号に重畳されてモ
ニタ受像機（13）に供給されて、画面に映出される。
尚、表示器（14）において、左側の３桁の数字は設定項
目の番号を示し、右側の２桁はその設定項目の設定状態
を示す。 次にこの実施例のVTRの動作を説明する。 電源スイッチ（図示せず）が投入された状態で、メ
ニュースイッチ（１）のメニュー釦（21）を押すと、設
定項目は初期状態、即ち例えばプリロールタイムが選択
され、表示器（14）には、プリロールの設定項目番号
「001」が表示される。 サーチダイアル手段（３）のサーチダイアル（23）
を、時計方向又は反時計方向に回すと、設定項目が変化
し、それに応じて表示器（14）の設定項目の番号が増加
又は減少方向に変化する。 サーチスイッチ（４）のサーチ釦（24）を押しなが
ら、サーチダイア手段（３）のサーチダイアル（23）
を、時計方向又は反時計方向に回すと、設定項目の設定
状態、即ち設定範囲、設定機能等が変化し、それに応じ
て表示器（14）の設定状態の番号が増加又は減少方向に
変化する。 セットスイッチ（２）のセット釦（22）を押すと、
各設定項目の設定状態が確定してメモリ（11）に記憶さ
れる。 メニュースイッチ（１）のメニュー釦（21）を押し
た後に、リセットスイッチ（５）のリセット釦（25）を
押すと、各設定項目の設定状態は標準状態に設定され
る。 モード切換えスイッチ（６）のモード切換え摘子
（スライド摘子）（26）を第１のモード側に動かすと、
上述の例示したＣ）、Ｄ）及びＥ）の如き特定の設定項
目の設定状態が夫々第１のモードに設定され、第２のモ
ード側に動かすと、設定状態が第２のモード側に設定さ
れる。但し、モード切換えスイッチ（６）のモード切換
え摘子（26）を第１又は第２のモードのいずれに動かし
ても、上述の例示したＡ）及びＢ）の如き通常の設定項
目の設定状態に変化はない。しかして、このモード切換
えスイッチ（６）のモード切換え摘子（26）は、通常は
上述のＣ）、Ｄ）、Ｅ）の夫々第１のモードが選択され
るように、第１のモード側に切換えられ、VTRの点検、
修理、調整等を行う者あるいは編集部門の操作者が、プ
ラグイン基板（20）を引き出して、このモード切換えス
イッチ（６）のモード切換え摘子（26）を第２のモード
側に切り換えて、VTRの点検、修理、調整を行いあるい
は電子編集を行い、それらの作業が終了したら、再び第
１のモード側に切り換えるようにする。 〔発明の効果〕 上述せる第１の本発明によれば、各部の複数の設定項
目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第
１及び第２の設定状態の切換えを容易に行なうことので
きるVTRを得ることができる。 上述せる第２の本発明によれば、各部の複数の設定項
目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第
１及び第２の設定状態を、夫々通常使用時と、点検、修
理、調整時とに使い分け、特に、点検、修理、調整時に
おいて、前面パネルの内側に設けられた共通の選択スイ
ッチを操作することによって、第１及び第２の設定状態
の切換えを容易に行なうことのできるVTRを得ることが
できる。
定することのできるVTRに関する。 〔発明の概要〕 本発明はVTRに関し、複数の特定の設定項目夫々の互
いに異なる第１及び第２の設定状態を設定し、その設定
された複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を記憶せしめ、その記憶された複数の
特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定
状態を、共通の選択スイッチにて選択するようにしたこ
とにより、第１及び第２の設定状態の選択が容易と成る
ようにしたものである。 〔従来の技術〕 例えば、電子編集機能を有するVTR（ビテオテープレ
コーダ）では、予め設定すべき設定項目が多数ある。VT
Rを動作させるに当たっては、予めその多数の設定項目
を、夫々所定の設定状態に設定しておく必要がある。 しかし、その多数の設定項目の内、複数の特定の設定
項目については、通常の使用状態と、点検、修理、調整
等のための特殊な使用状態との違い、あるいは放送局の
部門の違いによる使用状態の違いによって、上述のVTR
の設定状態を異ならせる必要がある。 従来は、この複数の特定の設定項目夫々の２つの設定
状態の切換えは、その複数の特定の設定項目毎に設けら
れたディップスイッチを各別に切り換えることによって
行っていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 このように、従来のVTRでは、複数の特定の設定項目
夫々の２つの設定状態の切換えを、その複数の特定の設
定項目毎に設けられたディップスイッチを各別に切り換
えることによって行っていたため、その切換えが煩雑で
あるという欠点があった。 かかる点に鑑み、本発明は複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる２つの設定状態の切換えを容易に行うこ
とのできるVTRを提案しようとうするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 第１の本発明によるVTRは、各部の複数の設定項目の
うちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を設定すると共に、複数の設定項目の
うちの残りの設定項目を異なる複数の設定状態のうちか
ら選択された設定状態に設定する設定手段と、設定手段
によって設定された複数の特定の設定項目夫々の互いに
異なる第１及び第２の設定状態並びに残りの設定項目の
選択された設定状態を記憶する記憶手段と、その記憶手
段に記憶された複数の特定の設定項目夫々の互いに異な
る第１及び第２の設定状態を選択する共通の選択スイッ
チと、記憶手段に記憶された複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの共通の
選択スイッチによって選択された設定状態並びに残りの
設定項目の選択された設定状態が読み出されて供給され
る制御手段とを有し、その制御手段の制御によって、各
部の複数の設定項目の設定状態が制御されるようにした
ものである。 第２の本発明によるVTRは、テープカセットを挿入す
るためのテープカセット挿入口が設けられた前面パネル
と、各部の複数の設定項目のうちの複数の特定の設定項
目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態を設定す
ると共に、複数の設定項目のうちの残りの設定項目を異
なる複数の設定状態のうちから選択された設定状態に設
定する設定手段と、設定手段によって設定された複数の
特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定
状態並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶
する記憶手段と、その記憶手段に記憶された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
を選択する、前面パネルの内側に設けられた共通の選択
スイッチと、記憶手段に記憶された複数の特定の設定項
目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの
共通の選択スイッチによって選択された設定状態並びに
残りの設定項目の選択された設定状態が読み出されて供
給される制御手段とを有し、その制御手段の制御によっ
て、各部の複数の設定項目の設定状態が制御されるよう
にしたものである。 〔作用〕 第１の本発明によれば、設定手段によって、各部の複
数の設定項目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互い
に異なる第１及び第２の設定状態を設定すると共に、複
数の設定項目のうちの残りの設定項目を異なる複数の設
定状態のうちから選択された設定状態に設定する。記憶
手段によって、設定手段によって設定された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶す
る。共通の選択スイッチによって、その記憶手段に記憶
された複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及
び第２の設定状態を選択する。記憶手段に記憶された複
数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の
設定状態のうちの共通の選択スイッチによって選択され
た設定状態並びに残りの設定項目の選択された設定状態
が読み出されて、制御手段に供給され、その制御手段の
制御によって、各部の複数の設定項目の設定状態が制御
される。 第２の本発明によれば、設定手段によって、各部の複
数の設定項目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互い
に異なる第１及び第２の設定状態を設定すると共に、複
数の設定項目のうちの残りの設定項目を異なる複数の設
定状態のうちから選択された設定状態に設定する。記憶
手段によって、設定手段によって設定された複数の特定
の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態を記憶す
る。テープカセットを挿入するためのテープカセット挿
入口が設けられた前面パネルの内側に設けられた共通の
選択スイッチによって、その記憶手段に記憶された複数
の特定の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設
定状態を選択する。記憶手段に記憶された複数の特定の
設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態の
うちの共通の選択スイッチによって選択された設定状態
並びに残りの設定項目の選択された設定状態が読み出さ
れて、制御手段に供給され、その制御手段の制御によっ
て、各部の複数の設定項目の設定状態が制御される。 〔実施例〕 以下に、図面を参照して、本発明を電子編集機能を有
するVTRに適用した一実施例を詳細に説明する。第１図
はこの実施例のVTRの要部の回路を示し、第２図はそのV
TRの操作部を示す。ここでVTR（ビテオテープレコー
ダ）は映像信号記録装置、映像信号再生装置及び映像信
号記録再生装置のいずれかを意味し、アナログ及びデジ
タル方式の別を問わない。このVTRの一例は、固定下ド
ラム及び回転上ドラムから成るテープ案内ドラムを備
え、その回転上ドラムには、１個又は複数個の磁気ヘッ
ド（回転磁気ヘッド）が設けられる。映像信号は、磁気
ヘッドによって磁気テープ上に傾斜トラックを形成する
如く記録される。 VTRにおける設定項目は多数あるが、その一部を以下
に説明する。 Ａ）プリロールタイム 電子編集時における、再生側VTR（外部のVTR）及び記
録側VTR（内蔵VTR本体）における、テープの編集点と、
その手前の調走開始点との間のテープ走行時間を、プリ
ロールタイムという。このプリロールタイムをVTRのメ
ーカーからの出荷時に例えば５分に設定しておくが、予
め設定された範囲で操作者が調整できるようになされて
いる。 Ｂ）キャラクタの水平及び垂直位置及び水平及び垂直サ
イズ これは、モニタ受像機の画面上で映像信号に基づく映
像と重畳される、VTRの操作モード等のキャラクタ（文
字、図形等）の水平及び垂直方向の位置並びに水平及び
垂直方向の寸法を言う。この各位置及び各寸法は、夫々
予め設定された範囲で操作者が調整できるようになされ
ている。 Ｃ）サーチダイアルの操作可能性の選択 サーチダイアルは、これを手で回すことにより、その
回す方向及び速度に応じてテープをそれに応じた方向及
び速度で走行させて、手動による変速再生を行わせるた
めのものである。 そして、このサーチダイアルによるテープの走行を、
サーチダイアルとは別のサーチスイッチの釦を押してか
ら、サーチダイアルを回さないと、テープを走行させる
ことのできない第１のモードと、単にサーチダイアルを
回すだけでテープを走行させ得る第２のモードを設け
る。第１のモードは、VTRの再生送出中に、誤って手が
サーチダイアルに触れて、テープが不用意に異常走行し
てしまわないようにするためのモードで、放送局の送出
部門で必要である。又、第２のモードは、電子編集を行
う場合の操作の迅速性を重視したモードで、放送局の編
集の部門で必要である。 Ｄ）可変テープ走行速度 この可変テープ走行速度の範囲を、第１のモードで、
例えば−１倍速〜０倍速度（静止）〜＋２倍速に設定
し、第２のモードで、例えば−1.15倍速〜０倍速度（静
止）〜＋2.3倍速に設定する。第１のモードは、再生画
面として保証し得る可変テープ走行速度の範囲で、放送
局の送出部門で必要である。第２のモードは、電子編集
時の変速再生状態の調走を考慮して、第１のモードにお
ける範囲を多少広げたもので、編集部門に必要である。 Ｅ）VITC位置 このVITC位置は、映像信号の垂直ブランキング区間の
タイムコード信号の挿入位置（ライン番号）を示し、通
常第12ライン及び第14ライン、第14ライン及び第16ライ
ン又は第16ライン及び第18ラインのいずれかで、VTRの
種類によって異なる。そして、第１のモードでは、VITC
位置がそのVTRの種類に応じた位置に選定され、これは
送出部門で必要である。又、第２のモードでは、電子編
集時にVTRのVITC位置を他の種類のVTRのVITC位置に合わ
せる場合で、これは編集部門に必要である。 先ず、第１図について説明する。（７）はマイクロコ
ンピュータを全体として示し、（１）〜（６）はスイッ
チ（SW）及びダイアル手段を示し、（８）、（９）及び
（10）はマイクロコンピュータ（７）の機能ブロックを
示す。そして、スイッチ等（１）〜（６）、入力手段
（８）及び制御手段（９）にて、各設定項目の設定状態
を設定する設定手段（30）が構成される。 （１）はシステムセットアップメニュースイッチ、
（２）はシステムセットアップセットスイッチ、（３）
はサーチダイアル手段、（４）はサーチスイッチ、
（５）はリセットスイッチ、（６）はモード切換えスイ
ッチである。 メニュースイッチ（１）は、VTRの各種設定項目の設
定を可能とするためのスイッチである。 セットスイッチ（２）は、設定項目の設定状態を確定
するためのスイッチである。 サーチダイアル手段（３）は、後述するサーチダイア
ル（23）の回転によって、その回転方向及び回転速度に
応じた出力を発生する。そして、メニュースイッチ
（１）が操作されたとき、サーチダイアル手段（３）を
単独で操作すると、設定項目を選択することができ、サ
ーチスイッチ（４）を操作しながら同時にサーチダイア
ル手段（３）を操作すると、夫々の設定項目の設定範
囲、設定機能等の設定状態を選択することができる。
尚、メニュースイッチ（１）が操作されないときは、上
述した如くこのサーチダイアル手段（３）の操作によっ
て、テープを可変速走行させることができる。 リセットスイッチ（５）は、各設定項目の設定状態を
標準設定状態に切換えるスイッチである。 モード切換えスイッチ（６）は、後述するメモリ（1
1）に記憶された特定の設定項目、ここでは上述のＣ）
〜Ｅ）の設定項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設
定状態、即ち第１及び第２のモードを選択するスイッチ
である。尚、Ａ）、Ｂ）の設定項目は、通常の設定項目
で、モード切換えスイッチ（６）の切換えによってもそ
の設定状態は変化しない。 ここで、これらスイッチ等（１）〜（６）の操作子
を、第２図Ａ〜Ｃを参照して説明する。第２図Ａは電子
編集機能を有するVTRの前面パネル（15）を示し、これ
は上部パネル（16）及び下部パネル（17）から構成され
る。下部パネル（17）は、上部パネル（16）との境界線
付近を軸として上下に片開き的に開閉自在とされる。 （18）は、上部パネル（16）に設けられたテープカセ
ット挿入孔である。（14）は数字、文字等のキャラクタ
の表示器で、下部パネル（17）に設けられている。下部
パネル（17）において、表示器（14）の右側に、上述の
リセットスイッチ（５）のリセット釦（25）が設けら
れ、下側に上述のサーチダイアル手段（３）のサーチダ
イアル（23）が設けられ、このサーチダイアル（23）の
左側に、上述サーチスイッチ（４）のサーチ釦（24）が
設けられている。尚、この前面パネル（15）には、この
他にも種々のスイッチ等の操作子、メーター等が設けら
れているが、それらは図示及び説明を省略する。 第２図Ｂは、下部パネル（17）の内側に設けられたス
イッチの操作子の一部を示し、（21）は、上述メニュー
スイッチ（１）のメニュー釦、（22）は、上述のセット
スイッチ（２）のセット釦である。 第２図Ｃは、下部パネル（17）を開放し、上述の第２
図Ｂのスイッチの設けられているプラグイン式の基板
（20）の一部を示し、（26）は、その基板（20）の一部
に設けられた、上述のモード切換えスイッチ（６）のモ
ード切換え摘子で、この基板（20）を引き出さないと、
操作できないようになされている。 再び、第１図に戻って説明する。上述のスイッチ等
（１）〜（６）は、入力手段（８）に接続され、これよ
りスイッチ等（１）〜（６）の操作に基づくコード信号
が発生する。入力手段（８）からのコード信号は制御手
段（９）に供給される。この制御手段（９）の制御によ
って、VTRの各部の設定項目の設定状態が制御されると
共に、各設定項目の設定状態は、不揮発性メモリ（外部
メモリ）（11）に書き込まれて記憶されると共に、読み
出されて再び制御手段（９）に供給される。 制御手段（９）における各設定項目及びその設定状態
のデータは、表示制御手段（10）に供給される。この表
示制御手段（10）からのデコード信号は、キャラクタ発
生器（12）に供給される。そして、このキャラクタ発生
器（12）で、各設定項目及びその設定状態のデータに応
じたキャラクタ信号が作られて、表示器（14）に供給さ
れて単独で表示されると共に、映像信号に重畳されてモ
ニタ受像機（13）に供給されて、画面に映出される。
尚、表示器（14）において、左側の３桁の数字は設定項
目の番号を示し、右側の２桁はその設定項目の設定状態
を示す。 次にこの実施例のVTRの動作を説明する。 電源スイッチ（図示せず）が投入された状態で、メ
ニュースイッチ（１）のメニュー釦（21）を押すと、設
定項目は初期状態、即ち例えばプリロールタイムが選択
され、表示器（14）には、プリロールの設定項目番号
「001」が表示される。 サーチダイアル手段（３）のサーチダイアル（23）
を、時計方向又は反時計方向に回すと、設定項目が変化
し、それに応じて表示器（14）の設定項目の番号が増加
又は減少方向に変化する。 サーチスイッチ（４）のサーチ釦（24）を押しなが
ら、サーチダイア手段（３）のサーチダイアル（23）
を、時計方向又は反時計方向に回すと、設定項目の設定
状態、即ち設定範囲、設定機能等が変化し、それに応じ
て表示器（14）の設定状態の番号が増加又は減少方向に
変化する。 セットスイッチ（２）のセット釦（22）を押すと、
各設定項目の設定状態が確定してメモリ（11）に記憶さ
れる。 メニュースイッチ（１）のメニュー釦（21）を押し
た後に、リセットスイッチ（５）のリセット釦（25）を
押すと、各設定項目の設定状態は標準状態に設定され
る。 モード切換えスイッチ（６）のモード切換え摘子
（スライド摘子）（26）を第１のモード側に動かすと、
上述の例示したＣ）、Ｄ）及びＥ）の如き特定の設定項
目の設定状態が夫々第１のモードに設定され、第２のモ
ード側に動かすと、設定状態が第２のモード側に設定さ
れる。但し、モード切換えスイッチ（６）のモード切換
え摘子（26）を第１又は第２のモードのいずれに動かし
ても、上述の例示したＡ）及びＢ）の如き通常の設定項
目の設定状態に変化はない。しかして、このモード切換
えスイッチ（６）のモード切換え摘子（26）は、通常は
上述のＣ）、Ｄ）、Ｅ）の夫々第１のモードが選択され
るように、第１のモード側に切換えられ、VTRの点検、
修理、調整等を行う者あるいは編集部門の操作者が、プ
ラグイン基板（20）を引き出して、このモード切換えス
イッチ（６）のモード切換え摘子（26）を第２のモード
側に切り換えて、VTRの点検、修理、調整を行いあるい
は電子編集を行い、それらの作業が終了したら、再び第
１のモード側に切り換えるようにする。 〔発明の効果〕 上述せる第１の本発明によれば、各部の複数の設定項
目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第
１及び第２の設定状態の切換えを容易に行なうことので
きるVTRを得ることができる。 上述せる第２の本発明によれば、各部の複数の設定項
目のうちの複数の特定の設定項目夫々の互いに異なる第
１及び第２の設定状態を、夫々通常使用時と、点検、修
理、調整時とに使い分け、特に、点検、修理、調整時に
おいて、前面パネルの内側に設けられた共通の選択スイ
ッチを操作することによって、第１及び第２の設定状態
の切換えを容易に行なうことのできるVTRを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例のVTRの要部の回路系を示す
ブロック線図、第２図はそのVTRの操作部の要部を示す
線図である。 （１）〜（６）はスイッチ等、（７）はマイクロコンピ
ュータ、（８）は入力手段、（９）は制御手段、（10）
は表示制御手段、（11）は不揮発性メモリ、（12）はキ
ャラクタ発生器、（14）は表示器、（30）は設定手段で
ある。
ブロック線図、第２図はそのVTRの操作部の要部を示す
線図である。 （１）〜（６）はスイッチ等、（７）はマイクロコンピ
ュータ、（８）は入力手段、（９）は制御手段、（10）
は表示制御手段、（11）は不揮発性メモリ、（12）はキ
ャラクタ発生器、（14）は表示器、（30）は設定手段で
ある。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名)
G11B 27/024
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．各部の複数の設定項目のうちの複数の特定の設定項
目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態を設定す
ると共に、上記複数の設定項目のうちの残りの設定項目
を異なる複数の設定状態のうちから選択された設定状態
に設定する設定手段と、 上記設定手段によって設定された上記複数の特定の設定
項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態並びに
上記残りの設定項目の選択された設定状態を記憶する記
憶手段と、 該記憶手段に記憶された上記複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる第１及び第２の設定状態を選択する共通
の選択スイッチと、 上記記憶手段に記憶された上記複数の特定の設定項目夫
々の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの上記
共通の選択スイッチによって選択された設定状態並びに
上記残りの設定項目の選択された設定状態が読み出され
て供給される制御手段とを有し、 該制御手段の制御によって、上記各部の複数の設定項目
の設定状態が制御されるようにしたことを特徴とするVT
R。 ２．テープカセットを挿入するためのテープカセット挿
入口が設けられた前面パネルと、 各部の複数の設定項目のうちの複数の特定の設定項目夫
々の互いに異なる第１及び第２の設定状態を設定すると
共に、上記複数の設定項目のうちの残りの設定項目を異
なる複数の設定状態のうちから選択された設定状態に設
定する設定手段と、 上記設定手段によって設定された上記複数の特定の設定
項目夫々の互いに異なる第１及び第２の設定状態並びに
上記残りの設定項目の選択された設定状態を記憶する記
憶手段と、 該記憶手段に記憶された上記複数の特定の設定項目夫々
の互いに異なる第１及び第２の設定状態を選択する、上
記前面パネルの内側に設けられた共通の選択スイッチ
と、 上記記憶手段に記憶された上記複数の特定の設定項目夫
々の互いに異なる第１及び第２の設定状態のうちの上記
共通の選択スイッチによって選択された設定状態並びに
上記残りの設定項目の選択された設定状態が読み出され
て供給される制御手段とを有し、 該制御手段の制御によって、上記各部の複数の設定項目
の設定状態が制御されるようにしたことを特徴とするVT
R。 ３．特許請求の範囲第１項に記載のVTRにおいて、 上記第１の設定状態は、通常使用時における設定状態で
あり、 上記第２の設定状態は、点検、修理、調整時における設
定状態であることを特徴とするVTR。 ４．特許請求の範囲第２項に記載のVTRにおいて、 上記第１の設定状態は、通常使用時における設定状態で
あり、 上記第２の設定状態は、点検、修理、調整時における設
定状態であることを特徴とするVTR。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174508A JP2762438B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | Ｖｔｒ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174508A JP2762438B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | Ｖｔｒ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6419573A JPS6419573A (en) | 1989-01-23 |
| JP2762438B2 true JP2762438B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=15979731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62174508A Expired - Lifetime JP2762438B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | Ｖｔｒ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2762438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102805626B (zh) * | 2012-07-29 | 2014-07-16 | 宁波江东峻峰医疗器械技术咨询有限公司 | 轮弧读数式心外科手术精确测量仪 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP62174508A patent/JP2762438B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6419573A (en) | 1989-01-23 |
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