JP3548029B2 - 音響・映像コントロールシステム - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の音響・映像機器(以下、AV機器という)が制御装置に接続され、該制御装置に装備された入力器の操作に応じて、複数台のAV機器の動作が制御される音響・映像コントロールシステム(以下、AVコントロールシステムという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図14に示す様に、DVDプレーヤ(31)、VCR(32)、LDプレーヤ(33)、CDプレーヤ(34)、TV受像機(35)、AVアンプ(37)等のAV機器群(30)が、機器制御装置(20)を介してホストコンピュータ(40)に接続され、ホストコンピュータ(40)の入出力装置であるキーボード(42)及びディスプレイ(43)を用いて、AV機器群(30)を集中的に操作することが可能なAVコントロールシステムが提案されている。
該AVコントロールシステムによれば、ディスプレイ(43)に映し出された機器選択画面上で、動作させんとする所望のAV機器をキーボード(42)の操作によって選択し、更に、選択された機器についての複数の操作キーが表示された画面上で、必要な操作キーを選択操作することによって、当該AV機器に所望の動作を行なわしめることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のAVコントロールシステムにおいて、例えばVCRを用いて、TV放送のニュースやドラマなどの特定ジャンルの番組のみを選択して磁気テープに録画せんとする場合、録画に用いる1台のVCRを選択した上で、該VCRに対して、ユーザ自身が番組録画予約プログラムを組む必要があり、この作業は極めて複雑で、初心者には困難なものであった。又、異なる番組からなる別の録画予約を設定するためには、番組録画予約プログラムを最初から書き直す必要があり、例えば出勤前にその日の録画予約設定を簡単に変更することは出来なかった。更に又、磁気テープとして、未録画のテープ若しくは録画を消去してもよいテープを選んでVCRに装填する必要があり、この作業は煩わしいものであった。
【0004】
本発明の目的は、ユーザが番組録画予約プログラムを組むことなく、複数の番組を順次録画するための録画予約を容易に設定することが出来ると共に、簡易な操作で、異なる番組からなる別の録画予約を設定することが出来、然も、予約録画を行なう磁気テープなどの記録媒体が未録画若しくは消去可能なものかどうかの判断が不要となるAVコントロールシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るAVコントロールシステムにおいては、複数台のAV機器が制御装置に接続され、該制御装置は、画像表示面と、画像表示面に対する入力操作が可能な入力器とを具え、該入力器の操作に応じて、複数台のAV機器の動作が制御されるAVコントロールシステムであって、制御装置には、AV機器として、複数の番組を含む放送を受信するための受信装置と、受信された番組を映出するための映出装置と、受信された番組を録画するための録画装置とが接続されている。
ここで、制御装置は、
録画装置に予約録画を実行させるための録画情報を格納するための録画情報格納手段と、
録画情報格納手段に格納されている録画情報に従って、録画装置に予約録画を実行させる録画制御手段と、
画像表示面に、録画装置に録画されている番組を再生する際に操作すべき再生釦を表示する再生釦表示手段と、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に再生動作を行なわしめるための再生制御手段と、
異なる内容の予約録画を実行させるための複数の録画情報について、各録画情報のデフォルト値を格納するためのデフォルト値格納手段と、
画像表示面に、デフォルト値格納手段に格納されている複数のデフォルト値から1つのデフォルト値を選択するためのコンテンツ選択釦を表示するコンテンツ選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されているコンテンツ選択釦の操作に応じて、選択されたデフォルト値を録画情報格納手段に格納する録画情報選択設定手段
とを具えている。
【0006】
上記本発明のAVコントロールシステムにおいては、予め、デフォルト値格納手段に、異なる内容の予約録画を実行させるための複数の録画情報、例えば、その日に放送される複数のニュース番組のみを予約録画するための録画情報と、その日に放送される複数のスポーツ番組のみを予約録画するための録画情報と、その日に放送されるドラマ番組のみを予約録画するため録画情報について、各録画情報のデフォルト値が格納されている。ここで、録画情報は、各番組のチャンネル、録画を開始すべき時刻、録画を終了すべき時刻等を含んでいる。又、録画情報のデフォルト値は、出荷時にはメーカ設定値となっているが、後述の如くユーザが必要に応じて変更することも可能である。
【0007】
録画予約設定時には、先ず画像表示面に、複数のコンテンツ釦、例えば、“ニュース”、“スポーツ”、“ドラマ”が釦表示される。そこで、この中から任意の1つの釦を選択すると、選択された釦に対応した録画情報のデフォルト値(例えばその日に放送される複数のニュース番組のチャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻など)が読み出され、録画情報選択設定手段によって該デフォルト値が録画情報格納手段に格納される。
【0008】
この状態で、録画制御手段は、録画情報格納手段に格納されている録画情報に従って、録画装置に予約録画を実行させる。この結果、録画装置の記録媒体には、選択されたコンテンツ釦に対応した複数の番組が順次、記録されることになる。
全ての番組の録画が終了した後、入力器によって、画像表示面に表示された再生釦を操作すると、再生制御手段が、録画装置に再生動作を行なわしめる。これによって、録画された番組が順次、再生されることになる。
【0009】
具体的構成において、本発明に係るAVコントロールシステムは、更に、
画像表示面面に、前記デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるためのデフォルト値書き換え操作釦を表示するデフォルト値書き換え操作釦表示手段と、
画像表示面に表示されているデフォルト値書き換え操作釦の操作に応じて、デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるデフォルト値書き換え手段
とを具えている。
【0010】
該具体的構成によれば、画像表示面に表示されているデフォルト値書き換え操作釦を操作することによって、デフォルト値をユーザ好みのデフォルト値に書き換えることが出来る。ここで、デフォルト値書き換え操作釦は、例えばテンキー等によって構成することが出来、簡易な操作でデフォルト値を書き換えることが出来る。
【0011】
更に具体的構成において、再生制御手段は、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に録画されている複数の番組の中から、再生を開始すべき番組を選択するための番組選択釦を表示する番組選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の再生を開始せしめる再生開始制御手段
とを具えている。
【0012】
該具体的構成によれば、再生釦を操作することによって、画像表示面には、録画装置に録画されている複数の番組を表わす複数の番組選択釦が表示され、この中から、再生せんとする所望の番組を選択すると、該番組から再生が開始される。
【0013】
又、具体的には、録画装置は磁気テープを記録媒体とするビデオカセットレコーダ(VCR)であって、再生開始制御手段は、画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の録画開始位置まで磁気テープを走行させる頭出し制御手段を具えている。
該具体的構成においては、選択された番組の録画開始位置に磁気テープが頭出しされた後、再生動作が開始される。
【0014】
該具体的構成において、番組選択釦が表示された後に再生釦が操作されたときは、再生制御手段はVCRの再生動作を中止して、録画制御手段の予約録画動作を許容する。そして、VCRの再生動作が停止された後、録画制御手段は、磁気テープを未録画領域の先頭位置まで進める。
この結果、磁気テープの未記録領域の先頭から、予約録画が再開されることになる。
これに対し、番組選択釦が表示された後に再生釦が操作されなかったときは、VCRの再生動作が維持され、その後に録画予約時刻が到来したとしても、該録画予約はキャンセルされる。
【0015】
尚、上述の画像表示面に表示すべき複数の釦表示画面は、画像表示面に表示された画面切り換え釦の操作によって切り換えることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係るAVコントロールシステムによれば、例えば、TV放送のニュースやドラマなどの特定ジャンルの番組のみを選択して磁気テープに録画せんとする場合、1つのコンテンツ選択釦を操作するだけで、ニュース、ドラマ、スポーツなどの複数のコンテンツの中の所望のコンテンツを構成すべき複数の番組について、自動的に録画予約が設定される。従って、ユーザは、従来の如く番組録画予約プログラムを組む必要はなく、初心者にも操作が容易である。又、例えば出勤前にその日の録画予約設定を変更するときも、変更せんとする目的のコンテンツを表わすコンテンツ選択釦を操作するだけでよく、番組録画予約プログラムを最初から書き直す必要はない。然も、録画装置として、予約録画専用のVCRを接続して、該VCRに専用の磁気テープを装填しておけば、従来のように未録画若しくは消去可能なテープであるかどうかの煩わしい判断は不要となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るAVコントロールシステムは、図1に示す様に、マイクロコンピュータなどからなるコントローラ(1)に、入力操作装置として、液晶ディスプレイなどの画像表示面を覆ってタッチパネルを配備してなるタッチパネル入力器(2)が接続されると共に、AV機器として、予約録画専用のシステムVCR(3)、ユーザが自由に使用することが出来るVCR(4)、DVD(5)、TV受信機(6)、液晶プロジェクター(7)等が接続されている。
尚、コントローラ(1)は、図14に示す従来のAVコントロールシステムを構成している機器制御装置(20)とホストコンピュータ(40)の機能を併せ持つと共に、後述するコンテンツ自動録画予約機能を有するのである。又、タッチパネル入力器(2)は、マイクロコンピュータを具えて、画像表示面に対する映像表示制御や、コントローラ(1)との通信処理を実行する。
【0018】
本発明に係るAVコントロールシステムにおいて、タッチパネル入力器(2)の画面には、図2〜図7に示す釦表示画面が映出される。
図2は、システム電源を投入することによって映出されるトップ画面を示しており、該画面には、“VCR−1”、“VCR−2”、“TV”、“Music”、“Sports”等の複数のコンテンツ選択釦が表示されている。この中で“Sports”と表示されているコンテンツ選択釦が、本発明に係るコンテンツ自動録画予約に関する操作釦である。
【0019】
又、トップ画面の右上には、図4〜図6に示す複数の釦表示画面を切り換え表示させる際に操作すべき“CONFIG”釦が表示されている。
トップ画面から“CONFIG”釦を操作すると、図3に示すCONFIG画面が表示される。CONFIG画面には、図4に示すコンテンツ配置画面を表示するための操作釦“コンテンツ配置画面”、図5に示すコンテンツ予約選択画面を表示するための操作釦“コンテンツ画面”、図6に示すコンテンツ予約内容変更画面を表示するための操作釦“コンテンツ割当画面”等が表示されている。
【0020】
本発明に係るコンテンツ自動録画予約を設定するためには、その準備として、図4に示すコンテンツ配置画面を表示し、図示の如く変更コンテンツとして表示されている複数のコンテンツから、自動録画予約の対象とするコンテンツ、即ち、“News”、“Sports”及び“drama”の中から例えば“Sports”を選択する。これによって初めて、トップ画面に表示すべき1つのコンテンツ選択釦として、自動録画予約のためのコンテンツ(図示する例では“Sports”)が設定される。
【0021】
その後、図5に示すコンテンツ予約選択画面を表示し、“News”、“Sports”及び“drama”の中から、自動録画せんとする1つのコンテンツを選択する。これによって、トップ画面に表示されるべき自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が入れ替わることになる。例えば図5に示す例において、“News”を操作すると、トップ画面のコンテンツ選択釦“Sports”が“News”と入れ替わり、図2のトップ画面には“News”が表示される。
【0022】
従って、ユーザは、朝の出勤前に、その日に放送される複数の番組のジャンルの内、ニュース、スポーツ及びドラマの内、何れのジャンルに属する番組を自動予約録画するかによって、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択する。
この結果、選択されたジャンルに属する複数の番組が自動録画予約されることになる。
【0023】
ある1つのジャンルに属する複数の番組を予約録画するための録画情報としては、各番組のチャンネル、番組放送開始時刻、番組放送終了時刻等が必要となるが、これらの録画情報は、コンテンツ毎のデフォルト値として、予めコントローラ(1)に格納されている。
上記例では、複数のニュース番組について、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第1デフォルトテーブルに格納されている。複数のスポーツ番組についても、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第2デフォルトテーブルに格納されている。又、複数のドラマ番組についても、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第3デフォルトテーブルに格納されている。
【0024】
上述の如く、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択すると、選択されたコンテンツ(ジャンル)についてのデフォルトテーブルが、図1中に示す録画情報テーブルに書き込まれ、録画予約が設定される。
そこで、コントローラ(1)は、録画情報テーブルに書き込まれている録画情報(複数の番組について、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻)に基づいて、システムVCR(3)に対して、録画動作を指令するのである。
【0025】
コントローラ(1)に設定されている録画情報のデフォルト値は、ユーザが変更可能であって、図3に示すCONFIG画面から“コンテンツ割当”釦を操作して、図6に示すコンテンツ予約内容変更画面を表示し、該画面中のテンキーなどを操作することによって、番組毎に、チャンネル番号、開始時刻及び終了時刻を入力する。この際、開始時刻及び終了時刻としては、任意の時刻を入力することが可能であって、例えばドラマ番組について、開始時刻として、各番組の放送終了5分前の時刻、終了時刻として、各番組の放送終了時刻を入力すれば、次回の放送内容の予告編のみを録画することが出来、これによって、1日のドラマ番組のダイジェスト版を作成することが出来る。
【0026】
この様にしてシステムVCR(3)に複数の番組が録画された後、ユーザは、例えば夜に帰宅した後、図2のトップ画面から、自動録画予約に関するコンテンツ選択釦(再生釦)、図示する例では“Sports”を操作する。
これによって、タッチパネル入力器(2)には、図7に示すコンテンツ再生画面が表示される。該コンテンツ再生画面は、録画されている複数の番組のチャンネル、録画開始時刻及び録画終了時刻を時間順に配置した録画タイムテーブルを、トップ画面上にサブメニューとして表示したものであって、録画タイムテーブルから1つの番組を選択すると、コントローラ(1)からシステムVCR(3)へ指令が発せられて、選択された番組の記録位置まで磁気テープが送られた後、再生動作が開始される。
従って、ユーザは、複数の番組から所望の番組を選択して視聴することが出来る。
【0027】
尚、最後の番組の録画が未だ始まっていない時点でシステムVCR(3)の再生を開始した場合において、再生中に最後の番組の録画開始時刻が到来したときは、その旨を報知するメッセージを表示し、これに応じてトップ画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作すると、強制的に再生を中断して、録画予約設定を有効化する。これによって、予約録画が続行されることになる。
これに対し、前記メッセージに拘わらず、トップ画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作しないときは、再生動作を続行し、録画予約設定はキャンセルする。
【0028】
図8及び図9は、コントローラ(1)の自動予約録画モードの動作を表わしている。
図1に示すAVコントロールシステムのコントローラ(1)に電源が投入されると、先ず、図8のステップS1にて、システムVCR(3)を長時間録画モードに設定する等の初期化、システムVCR(3)の電源オン、及びシステムVCR(3)の巻き戻し動作(REW)が実行され、その後、ステップS2の巻き戻しが完了したかどうかの判断を経て、ステップS3にて、システムVCR(3)の電源がオフとされる。
【0029】
その後、ステップS4にて、午後12時を経過したかどうかを判断し、イエスのときはステップS1に戻る。午後12時を経過していないときは、ステップS5に移行して、録画情報テーブルを検索し、何れかの番組の録画開始時刻となったかどうかを判断し、ノーの場合はステップS4に戻る。何れかの番組の録画開始時刻となったときは、ステップS6にてシステムVCR(3)の状態をチェックし、ステップS7にて録画を開始してもよいかどうかの判断を行なう。具体的には、録画情報の編集中であることを表わす録画禁止フラグが立っているかどうか、システムVCR(3)の再生中であることを表わす録画中止フラグが立っているかどうかが判断される。何れかのフラグが立っているときは、ステップS4に戻る。何れのフラグも立っていないときは、録画OKと判断して、図9のステップS8に移行する。
【0030】
ステップS8ではシステムVCR(3)の電源をオンとした後、ステップS9にて、システムVCR(3)の磁気テープを未録画領域の先頭位置まで進めて、頭出しを行なうと共に、録画情報テーブルからチャンネルコードを算出して、システムVCR(3)のチャンネルをセットする。尚、頭出しは、後述するVISS信号の検出に基づいて行なうことが出来る。
次にステップS10にて、システムVCR(3)を録画モード(REC)に設定する。これによって、システムVCR(3)は録画動作を開始する。尚、磁気テープの録画開始位置には、頭出しのためのVISS信号が記録される。そして、ステップS11にて録画終了時刻を検出した後、ステップS12にてシステムVCR(3)を停止させ、その後、数秒間だけ録画モードを設定する。これによって、磁気テープの最後に録画された番組の終了位置、即ち、録画未録画領域の先頭位置にVISS信号が記録されることなる。
その後、ステップS13にてシステムVCR(3)の電源をオフとし、図8のステップS4に戻る。
【0031】
上記録画手続きによれば、図5に示すコンテンツ予約選択画面から所望の1つのコンテンツを選択する操作を行なうだけで、システムVCR(3)の磁気テープには、録画情報テーブルに録画予約設定されている複数の番組が、録画予約情報に従って、順次録画されることになる。
【0032】
図10及び図11は、コントローラ(1)の再生モードの動作を表わしている。先ずステップS21にて、図2に示すタッチパネル入力器(2)のトップ画面から自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が操作されると、ステップS22では、図7に示すコンテンツ再生画面を表示する。続いて、ステップS23では、コンテンツ再生画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が操作されたかどうかを判断し、イエスと判断されたときは、ステップS24に移行して、システムVCR(3)を停止させる。
これによって、再生動作は中止され、自動予約録画動作が有効化される。
【0033】
一方、ステップS23にてノーと判断されたときは、ステップS25に移行して、タッチパネル入力器(2)にサブメニューとして表示されている録画タイムテーブルから1つの番組が選択され、ステップS26では、録画タイムテーブルの操作によって入力された釦コードが、録画済みの番組を表わしているかどうかを判断する。ここで、ノーと判断されたときはステップS23に戻り、イエスと判断されたときは、ステップS27にて更に録画タイムテーブルの操作は最初かどうかを判断する。ここで、イエスと判断されたときは、ステップS28に移行する。
【0034】
ステップS28では、現在、予約録画中であるか否かを判断し、ノーの場合はシステムVCR(3)の電源をオンとした後、イエスの場合はシステムVCR(3)を停止させた後、ステップS31にて、録画中止フラグをセットすると共に、頭出し前のテープ位置を表わす変数である“前テーブルボタン番号”を“1”(テープ先頭位置)にセットする。
その後、ステップS32にてシステムVCR(3)を巻き戻しモード(REW)に設定し、ステップS33てに磁気テープが先頭まで巻き戻されたかどうかのチェックを経て、図11のステップS35へ進む。
一方、上記ステップS27にて、録画タイムテーブルの操作が2回目以降のものであれば、図11のステップS34へ移行して、システムVCR(3)を停止させた後、ステップS35へ移行する。
【0035】
そして、ステップS35では、頭出しせんとする目的のテープ位置を表わす変数である“新テーブルボタン番号”と前記“前テーブルボタン番号”との差を、“オフセット値”としてセットし、該オフセット値を“頭出し値”にセットする。
次に、ステップS36にて、頭出し値が1以上かどうかを判断し、1以上の場合は、ステップS37にて、システムVCR(3)に対し、頭出しコード、頭出し値及び早送り(FF)若しくは巻き戻し(REW)指令を送信する。その後、システムVCR(3)との間で問い合わせによる応答チェックを行ない、頭出し動作が完了したことを確認した後、手続きを終了する。この結果、システムVCR(3)がプレイモードに設定されて、頭出し位置から再生が開始されることになる。
一方、ステップS36にて頭出し値が0であると判断されたときは、既に頭出し状態にあるので、ステップS39に移行して、システムVCR(3)へPLAYコマンドを送信した後、手続きを終了する。この結果、システムVCR(3)がプレイモードに設定されて、その位置から再生が開始されることになる。
【0036】
上記再生手続よれば、図7に示すコンテンツ再生画面に表示されている録画タイムテーブルから所望の1つの番組を操作するだけで、該番組から自動的に再生が開始されることになる。
但し、録画予約されている全ての番組の録画が終了する前に、システムVCR(3)の再生を開始した場合、その後の録画予約はキャンセルされることになる。
【0037】
図12及び図13は、録画手続及び再生手続についての他の実施例を表わしている。図12の手続は、録画手続において図9のステップS12に代えてステップS12′を実行する点を除き、図9の手続と同様であって、ステップS12′では、図9のステップS12と同様にシステムVCR(3)を停止させた後、数秒間だけ録画動作を実行させると共に、テープ先頭に録画されている番組を初期値“1”として、その後に順次録画されている番組の内、最後の番組の番号(REC位置)を記憶しておく。
【0038】
図13の手続は、再生手続において図10のステップS24に引き続いて実行されるものであって、ステップS41にて、“前テーブルボタン番号”と“REC位置”の差をオフセット値として、該オフセット値を頭出し値としてセットする。
その後、ステップS42にて、頭出し値が1以上かどうかを判断し、1以上の場合は、ステップS43にて、システムVCR(3)に対し、頭出しコード、頭出し値及び早送り(FF)若しくは巻き戻し(REW)指令を送信する。その後、システムVCR(3)との間で問い合わせによる応答チェックを行ない、頭出し動作が完了したことを確認した後、システムVCR(3)を停止させる。一方、ステップS42にて0と判断されたときは、ステップS45に移行して、システムVCR(3)を停止させる。
この結果、システムVCR(3)の磁気テープは、未記録領域の先頭位置に頭出しされて、自動予約録画に待機することになる。
【0039】
従って、図12及び図13に示す手続を採用した実施例においては、図7に示すコンテンツ再生画面から所望の番組を選択した後、再生を中断すべくトップ画面のコンテンツ再生釦を操作すると、システムVCR(3)は、磁気テープを未記録領域の先頭位置に頭出しするので、その後の自動予約録画は、磁気テープの未記録領域から再開されることになる。
【0040】
上記本発明に係るAVコントロールシステムによれば、ユーザは、朝の出勤前に、その日に放送される複数の番組のジャンルの内、ニュース、スポーツ及びドラマの内、何れのジャンルに属する番組を自動予約録画するかによって、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択するだけで、特別な番組録画予約プログラムを組むことなく、容易に、所望のジャンルに属する複数の番組を自動的に予約録画することが出来る。
又、ユーザは、夜に帰宅した後、図2のトップ画面から、自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作し、更に、図7に示すコンテンツ再生画面の録画タイムテーブルから1つの番組を選択するだけで、所望の番組を再生することが出来る。
【0041】
又、本発明に係るAVコントロールシステムにおいては、システムVCR(3)を自動予約録画専用のVCRとして用いているので、予約録画を行なう磁気テープが未録画若しくは消去可能なものかどうかの判断は不要である。
尚、システムVCR(3)に装填されている磁気テープは繰り返し使用されるので、使用回数をカウントして、該カウント値が所定の限界値を越えたとき、テープ交換メッセージを表示すれば、磁気テープの管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るAVコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】タッチパネル入力器に表示されるトップ画面を表わす図である。
【図3】CONFIG画面を表わす図である。
【図4】コンテンツ配置画面を表わす図である。
【図5】コンテンツ予約選択画面を表わす図である。
【図6】コンテンツ予約内容変更画面を表わす図である。
【図7】コンテンツ再生画面を表わす図である。
【図8】録画モードの動作の前半を表わすフローチャートである。
【図9】同上の後半を表わすフローチャートである。
【図10】再生モードの動作の前半を表わすフローチャートである。
【図11】同上の後半を表わすフローチャートである。
【図12】再生モードの他の動作例の要部を表わすフローチャートである。
【図13】録画モードの他の動作例の要部を表わすフローチャートである。
【図14】従来のAVコントロールシステムの構成を表わすブロック図である。
【符号の説明】
(1) コントローラ
(2) タッチパネル入力器
(3) システムVCR
(4) ユーザVCR
(5) DVD
(6) TV受信機
(7) 液晶プロジェクター
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台の音響・映像機器(以下、AV機器という)が制御装置に接続され、該制御装置に装備された入力器の操作に応じて、複数台のAV機器の動作が制御される音響・映像コントロールシステム(以下、AVコントロールシステムという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図14に示す様に、DVDプレーヤ(31)、VCR(32)、LDプレーヤ(33)、CDプレーヤ(34)、TV受像機(35)、AVアンプ(37)等のAV機器群(30)が、機器制御装置(20)を介してホストコンピュータ(40)に接続され、ホストコンピュータ(40)の入出力装置であるキーボード(42)及びディスプレイ(43)を用いて、AV機器群(30)を集中的に操作することが可能なAVコントロールシステムが提案されている。
該AVコントロールシステムによれば、ディスプレイ(43)に映し出された機器選択画面上で、動作させんとする所望のAV機器をキーボード(42)の操作によって選択し、更に、選択された機器についての複数の操作キーが表示された画面上で、必要な操作キーを選択操作することによって、当該AV機器に所望の動作を行なわしめることが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のAVコントロールシステムにおいて、例えばVCRを用いて、TV放送のニュースやドラマなどの特定ジャンルの番組のみを選択して磁気テープに録画せんとする場合、録画に用いる1台のVCRを選択した上で、該VCRに対して、ユーザ自身が番組録画予約プログラムを組む必要があり、この作業は極めて複雑で、初心者には困難なものであった。又、異なる番組からなる別の録画予約を設定するためには、番組録画予約プログラムを最初から書き直す必要があり、例えば出勤前にその日の録画予約設定を簡単に変更することは出来なかった。更に又、磁気テープとして、未録画のテープ若しくは録画を消去してもよいテープを選んでVCRに装填する必要があり、この作業は煩わしいものであった。
【0004】
本発明の目的は、ユーザが番組録画予約プログラムを組むことなく、複数の番組を順次録画するための録画予約を容易に設定することが出来ると共に、簡易な操作で、異なる番組からなる別の録画予約を設定することが出来、然も、予約録画を行なう磁気テープなどの記録媒体が未録画若しくは消去可能なものかどうかの判断が不要となるAVコントロールシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るAVコントロールシステムにおいては、複数台のAV機器が制御装置に接続され、該制御装置は、画像表示面と、画像表示面に対する入力操作が可能な入力器とを具え、該入力器の操作に応じて、複数台のAV機器の動作が制御されるAVコントロールシステムであって、制御装置には、AV機器として、複数の番組を含む放送を受信するための受信装置と、受信された番組を映出するための映出装置と、受信された番組を録画するための録画装置とが接続されている。
ここで、制御装置は、
録画装置に予約録画を実行させるための録画情報を格納するための録画情報格納手段と、
録画情報格納手段に格納されている録画情報に従って、録画装置に予約録画を実行させる録画制御手段と、
画像表示面に、録画装置に録画されている番組を再生する際に操作すべき再生釦を表示する再生釦表示手段と、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に再生動作を行なわしめるための再生制御手段と、
異なる内容の予約録画を実行させるための複数の録画情報について、各録画情報のデフォルト値を格納するためのデフォルト値格納手段と、
画像表示面に、デフォルト値格納手段に格納されている複数のデフォルト値から1つのデフォルト値を選択するためのコンテンツ選択釦を表示するコンテンツ選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されているコンテンツ選択釦の操作に応じて、選択されたデフォルト値を録画情報格納手段に格納する録画情報選択設定手段
とを具えている。
【0006】
上記本発明のAVコントロールシステムにおいては、予め、デフォルト値格納手段に、異なる内容の予約録画を実行させるための複数の録画情報、例えば、その日に放送される複数のニュース番組のみを予約録画するための録画情報と、その日に放送される複数のスポーツ番組のみを予約録画するための録画情報と、その日に放送されるドラマ番組のみを予約録画するため録画情報について、各録画情報のデフォルト値が格納されている。ここで、録画情報は、各番組のチャンネル、録画を開始すべき時刻、録画を終了すべき時刻等を含んでいる。又、録画情報のデフォルト値は、出荷時にはメーカ設定値となっているが、後述の如くユーザが必要に応じて変更することも可能である。
【0007】
録画予約設定時には、先ず画像表示面に、複数のコンテンツ釦、例えば、“ニュース”、“スポーツ”、“ドラマ”が釦表示される。そこで、この中から任意の1つの釦を選択すると、選択された釦に対応した録画情報のデフォルト値(例えばその日に放送される複数のニュース番組のチャンネル、録画開始時刻、録画終了時刻など)が読み出され、録画情報選択設定手段によって該デフォルト値が録画情報格納手段に格納される。
【0008】
この状態で、録画制御手段は、録画情報格納手段に格納されている録画情報に従って、録画装置に予約録画を実行させる。この結果、録画装置の記録媒体には、選択されたコンテンツ釦に対応した複数の番組が順次、記録されることになる。
全ての番組の録画が終了した後、入力器によって、画像表示面に表示された再生釦を操作すると、再生制御手段が、録画装置に再生動作を行なわしめる。これによって、録画された番組が順次、再生されることになる。
【0009】
具体的構成において、本発明に係るAVコントロールシステムは、更に、
画像表示面面に、前記デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるためのデフォルト値書き換え操作釦を表示するデフォルト値書き換え操作釦表示手段と、
画像表示面に表示されているデフォルト値書き換え操作釦の操作に応じて、デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるデフォルト値書き換え手段
とを具えている。
【0010】
該具体的構成によれば、画像表示面に表示されているデフォルト値書き換え操作釦を操作することによって、デフォルト値をユーザ好みのデフォルト値に書き換えることが出来る。ここで、デフォルト値書き換え操作釦は、例えばテンキー等によって構成することが出来、簡易な操作でデフォルト値を書き換えることが出来る。
【0011】
更に具体的構成において、再生制御手段は、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に録画されている複数の番組の中から、再生を開始すべき番組を選択するための番組選択釦を表示する番組選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の再生を開始せしめる再生開始制御手段
とを具えている。
【0012】
該具体的構成によれば、再生釦を操作することによって、画像表示面には、録画装置に録画されている複数の番組を表わす複数の番組選択釦が表示され、この中から、再生せんとする所望の番組を選択すると、該番組から再生が開始される。
【0013】
又、具体的には、録画装置は磁気テープを記録媒体とするビデオカセットレコーダ(VCR)であって、再生開始制御手段は、画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の録画開始位置まで磁気テープを走行させる頭出し制御手段を具えている。
該具体的構成においては、選択された番組の録画開始位置に磁気テープが頭出しされた後、再生動作が開始される。
【0014】
該具体的構成において、番組選択釦が表示された後に再生釦が操作されたときは、再生制御手段はVCRの再生動作を中止して、録画制御手段の予約録画動作を許容する。そして、VCRの再生動作が停止された後、録画制御手段は、磁気テープを未録画領域の先頭位置まで進める。
この結果、磁気テープの未記録領域の先頭から、予約録画が再開されることになる。
これに対し、番組選択釦が表示された後に再生釦が操作されなかったときは、VCRの再生動作が維持され、その後に録画予約時刻が到来したとしても、該録画予約はキャンセルされる。
【0015】
尚、上述の画像表示面に表示すべき複数の釦表示画面は、画像表示面に表示された画面切り換え釦の操作によって切り換えることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明に係るAVコントロールシステムによれば、例えば、TV放送のニュースやドラマなどの特定ジャンルの番組のみを選択して磁気テープに録画せんとする場合、1つのコンテンツ選択釦を操作するだけで、ニュース、ドラマ、スポーツなどの複数のコンテンツの中の所望のコンテンツを構成すべき複数の番組について、自動的に録画予約が設定される。従って、ユーザは、従来の如く番組録画予約プログラムを組む必要はなく、初心者にも操作が容易である。又、例えば出勤前にその日の録画予約設定を変更するときも、変更せんとする目的のコンテンツを表わすコンテンツ選択釦を操作するだけでよく、番組録画予約プログラムを最初から書き直す必要はない。然も、録画装置として、予約録画専用のVCRを接続して、該VCRに専用の磁気テープを装填しておけば、従来のように未録画若しくは消去可能なテープであるかどうかの煩わしい判断は不要となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係るAVコントロールシステムは、図1に示す様に、マイクロコンピュータなどからなるコントローラ(1)に、入力操作装置として、液晶ディスプレイなどの画像表示面を覆ってタッチパネルを配備してなるタッチパネル入力器(2)が接続されると共に、AV機器として、予約録画専用のシステムVCR(3)、ユーザが自由に使用することが出来るVCR(4)、DVD(5)、TV受信機(6)、液晶プロジェクター(7)等が接続されている。
尚、コントローラ(1)は、図14に示す従来のAVコントロールシステムを構成している機器制御装置(20)とホストコンピュータ(40)の機能を併せ持つと共に、後述するコンテンツ自動録画予約機能を有するのである。又、タッチパネル入力器(2)は、マイクロコンピュータを具えて、画像表示面に対する映像表示制御や、コントローラ(1)との通信処理を実行する。
【0018】
本発明に係るAVコントロールシステムにおいて、タッチパネル入力器(2)の画面には、図2〜図7に示す釦表示画面が映出される。
図2は、システム電源を投入することによって映出されるトップ画面を示しており、該画面には、“VCR−1”、“VCR−2”、“TV”、“Music”、“Sports”等の複数のコンテンツ選択釦が表示されている。この中で“Sports”と表示されているコンテンツ選択釦が、本発明に係るコンテンツ自動録画予約に関する操作釦である。
【0019】
又、トップ画面の右上には、図4〜図6に示す複数の釦表示画面を切り換え表示させる際に操作すべき“CONFIG”釦が表示されている。
トップ画面から“CONFIG”釦を操作すると、図3に示すCONFIG画面が表示される。CONFIG画面には、図4に示すコンテンツ配置画面を表示するための操作釦“コンテンツ配置画面”、図5に示すコンテンツ予約選択画面を表示するための操作釦“コンテンツ画面”、図6に示すコンテンツ予約内容変更画面を表示するための操作釦“コンテンツ割当画面”等が表示されている。
【0020】
本発明に係るコンテンツ自動録画予約を設定するためには、その準備として、図4に示すコンテンツ配置画面を表示し、図示の如く変更コンテンツとして表示されている複数のコンテンツから、自動録画予約の対象とするコンテンツ、即ち、“News”、“Sports”及び“drama”の中から例えば“Sports”を選択する。これによって初めて、トップ画面に表示すべき1つのコンテンツ選択釦として、自動録画予約のためのコンテンツ(図示する例では“Sports”)が設定される。
【0021】
その後、図5に示すコンテンツ予約選択画面を表示し、“News”、“Sports”及び“drama”の中から、自動録画せんとする1つのコンテンツを選択する。これによって、トップ画面に表示されるべき自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が入れ替わることになる。例えば図5に示す例において、“News”を操作すると、トップ画面のコンテンツ選択釦“Sports”が“News”と入れ替わり、図2のトップ画面には“News”が表示される。
【0022】
従って、ユーザは、朝の出勤前に、その日に放送される複数の番組のジャンルの内、ニュース、スポーツ及びドラマの内、何れのジャンルに属する番組を自動予約録画するかによって、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択する。
この結果、選択されたジャンルに属する複数の番組が自動録画予約されることになる。
【0023】
ある1つのジャンルに属する複数の番組を予約録画するための録画情報としては、各番組のチャンネル、番組放送開始時刻、番組放送終了時刻等が必要となるが、これらの録画情報は、コンテンツ毎のデフォルト値として、予めコントローラ(1)に格納されている。
上記例では、複数のニュース番組について、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第1デフォルトテーブルに格納されている。複数のスポーツ番組についても、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第2デフォルトテーブルに格納されている。又、複数のドラマ番組についても、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻がテーブル化されて、図1中に示す第3デフォルトテーブルに格納されている。
【0024】
上述の如く、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択すると、選択されたコンテンツ(ジャンル)についてのデフォルトテーブルが、図1中に示す録画情報テーブルに書き込まれ、録画予約が設定される。
そこで、コントローラ(1)は、録画情報テーブルに書き込まれている録画情報(複数の番組について、各番組のチャンネル、放送開始時刻、放送終了時刻)に基づいて、システムVCR(3)に対して、録画動作を指令するのである。
【0025】
コントローラ(1)に設定されている録画情報のデフォルト値は、ユーザが変更可能であって、図3に示すCONFIG画面から“コンテンツ割当”釦を操作して、図6に示すコンテンツ予約内容変更画面を表示し、該画面中のテンキーなどを操作することによって、番組毎に、チャンネル番号、開始時刻及び終了時刻を入力する。この際、開始時刻及び終了時刻としては、任意の時刻を入力することが可能であって、例えばドラマ番組について、開始時刻として、各番組の放送終了5分前の時刻、終了時刻として、各番組の放送終了時刻を入力すれば、次回の放送内容の予告編のみを録画することが出来、これによって、1日のドラマ番組のダイジェスト版を作成することが出来る。
【0026】
この様にしてシステムVCR(3)に複数の番組が録画された後、ユーザは、例えば夜に帰宅した後、図2のトップ画面から、自動録画予約に関するコンテンツ選択釦(再生釦)、図示する例では“Sports”を操作する。
これによって、タッチパネル入力器(2)には、図7に示すコンテンツ再生画面が表示される。該コンテンツ再生画面は、録画されている複数の番組のチャンネル、録画開始時刻及び録画終了時刻を時間順に配置した録画タイムテーブルを、トップ画面上にサブメニューとして表示したものであって、録画タイムテーブルから1つの番組を選択すると、コントローラ(1)からシステムVCR(3)へ指令が発せられて、選択された番組の記録位置まで磁気テープが送られた後、再生動作が開始される。
従って、ユーザは、複数の番組から所望の番組を選択して視聴することが出来る。
【0027】
尚、最後の番組の録画が未だ始まっていない時点でシステムVCR(3)の再生を開始した場合において、再生中に最後の番組の録画開始時刻が到来したときは、その旨を報知するメッセージを表示し、これに応じてトップ画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作すると、強制的に再生を中断して、録画予約設定を有効化する。これによって、予約録画が続行されることになる。
これに対し、前記メッセージに拘わらず、トップ画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作しないときは、再生動作を続行し、録画予約設定はキャンセルする。
【0028】
図8及び図9は、コントローラ(1)の自動予約録画モードの動作を表わしている。
図1に示すAVコントロールシステムのコントローラ(1)に電源が投入されると、先ず、図8のステップS1にて、システムVCR(3)を長時間録画モードに設定する等の初期化、システムVCR(3)の電源オン、及びシステムVCR(3)の巻き戻し動作(REW)が実行され、その後、ステップS2の巻き戻しが完了したかどうかの判断を経て、ステップS3にて、システムVCR(3)の電源がオフとされる。
【0029】
その後、ステップS4にて、午後12時を経過したかどうかを判断し、イエスのときはステップS1に戻る。午後12時を経過していないときは、ステップS5に移行して、録画情報テーブルを検索し、何れかの番組の録画開始時刻となったかどうかを判断し、ノーの場合はステップS4に戻る。何れかの番組の録画開始時刻となったときは、ステップS6にてシステムVCR(3)の状態をチェックし、ステップS7にて録画を開始してもよいかどうかの判断を行なう。具体的には、録画情報の編集中であることを表わす録画禁止フラグが立っているかどうか、システムVCR(3)の再生中であることを表わす録画中止フラグが立っているかどうかが判断される。何れかのフラグが立っているときは、ステップS4に戻る。何れのフラグも立っていないときは、録画OKと判断して、図9のステップS8に移行する。
【0030】
ステップS8ではシステムVCR(3)の電源をオンとした後、ステップS9にて、システムVCR(3)の磁気テープを未録画領域の先頭位置まで進めて、頭出しを行なうと共に、録画情報テーブルからチャンネルコードを算出して、システムVCR(3)のチャンネルをセットする。尚、頭出しは、後述するVISS信号の検出に基づいて行なうことが出来る。
次にステップS10にて、システムVCR(3)を録画モード(REC)に設定する。これによって、システムVCR(3)は録画動作を開始する。尚、磁気テープの録画開始位置には、頭出しのためのVISS信号が記録される。そして、ステップS11にて録画終了時刻を検出した後、ステップS12にてシステムVCR(3)を停止させ、その後、数秒間だけ録画モードを設定する。これによって、磁気テープの最後に録画された番組の終了位置、即ち、録画未録画領域の先頭位置にVISS信号が記録されることなる。
その後、ステップS13にてシステムVCR(3)の電源をオフとし、図8のステップS4に戻る。
【0031】
上記録画手続きによれば、図5に示すコンテンツ予約選択画面から所望の1つのコンテンツを選択する操作を行なうだけで、システムVCR(3)の磁気テープには、録画情報テーブルに録画予約設定されている複数の番組が、録画予約情報に従って、順次録画されることになる。
【0032】
図10及び図11は、コントローラ(1)の再生モードの動作を表わしている。先ずステップS21にて、図2に示すタッチパネル入力器(2)のトップ画面から自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が操作されると、ステップS22では、図7に示すコンテンツ再生画面を表示する。続いて、ステップS23では、コンテンツ再生画面の自動録画予約に関するコンテンツ選択釦が操作されたかどうかを判断し、イエスと判断されたときは、ステップS24に移行して、システムVCR(3)を停止させる。
これによって、再生動作は中止され、自動予約録画動作が有効化される。
【0033】
一方、ステップS23にてノーと判断されたときは、ステップS25に移行して、タッチパネル入力器(2)にサブメニューとして表示されている録画タイムテーブルから1つの番組が選択され、ステップS26では、録画タイムテーブルの操作によって入力された釦コードが、録画済みの番組を表わしているかどうかを判断する。ここで、ノーと判断されたときはステップS23に戻り、イエスと判断されたときは、ステップS27にて更に録画タイムテーブルの操作は最初かどうかを判断する。ここで、イエスと判断されたときは、ステップS28に移行する。
【0034】
ステップS28では、現在、予約録画中であるか否かを判断し、ノーの場合はシステムVCR(3)の電源をオンとした後、イエスの場合はシステムVCR(3)を停止させた後、ステップS31にて、録画中止フラグをセットすると共に、頭出し前のテープ位置を表わす変数である“前テーブルボタン番号”を“1”(テープ先頭位置)にセットする。
その後、ステップS32にてシステムVCR(3)を巻き戻しモード(REW)に設定し、ステップS33てに磁気テープが先頭まで巻き戻されたかどうかのチェックを経て、図11のステップS35へ進む。
一方、上記ステップS27にて、録画タイムテーブルの操作が2回目以降のものであれば、図11のステップS34へ移行して、システムVCR(3)を停止させた後、ステップS35へ移行する。
【0035】
そして、ステップS35では、頭出しせんとする目的のテープ位置を表わす変数である“新テーブルボタン番号”と前記“前テーブルボタン番号”との差を、“オフセット値”としてセットし、該オフセット値を“頭出し値”にセットする。
次に、ステップS36にて、頭出し値が1以上かどうかを判断し、1以上の場合は、ステップS37にて、システムVCR(3)に対し、頭出しコード、頭出し値及び早送り(FF)若しくは巻き戻し(REW)指令を送信する。その後、システムVCR(3)との間で問い合わせによる応答チェックを行ない、頭出し動作が完了したことを確認した後、手続きを終了する。この結果、システムVCR(3)がプレイモードに設定されて、頭出し位置から再生が開始されることになる。
一方、ステップS36にて頭出し値が0であると判断されたときは、既に頭出し状態にあるので、ステップS39に移行して、システムVCR(3)へPLAYコマンドを送信した後、手続きを終了する。この結果、システムVCR(3)がプレイモードに設定されて、その位置から再生が開始されることになる。
【0036】
上記再生手続よれば、図7に示すコンテンツ再生画面に表示されている録画タイムテーブルから所望の1つの番組を操作するだけで、該番組から自動的に再生が開始されることになる。
但し、録画予約されている全ての番組の録画が終了する前に、システムVCR(3)の再生を開始した場合、その後の録画予約はキャンセルされることになる。
【0037】
図12及び図13は、録画手続及び再生手続についての他の実施例を表わしている。図12の手続は、録画手続において図9のステップS12に代えてステップS12′を実行する点を除き、図9の手続と同様であって、ステップS12′では、図9のステップS12と同様にシステムVCR(3)を停止させた後、数秒間だけ録画動作を実行させると共に、テープ先頭に録画されている番組を初期値“1”として、その後に順次録画されている番組の内、最後の番組の番号(REC位置)を記憶しておく。
【0038】
図13の手続は、再生手続において図10のステップS24に引き続いて実行されるものであって、ステップS41にて、“前テーブルボタン番号”と“REC位置”の差をオフセット値として、該オフセット値を頭出し値としてセットする。
その後、ステップS42にて、頭出し値が1以上かどうかを判断し、1以上の場合は、ステップS43にて、システムVCR(3)に対し、頭出しコード、頭出し値及び早送り(FF)若しくは巻き戻し(REW)指令を送信する。その後、システムVCR(3)との間で問い合わせによる応答チェックを行ない、頭出し動作が完了したことを確認した後、システムVCR(3)を停止させる。一方、ステップS42にて0と判断されたときは、ステップS45に移行して、システムVCR(3)を停止させる。
この結果、システムVCR(3)の磁気テープは、未記録領域の先頭位置に頭出しされて、自動予約録画に待機することになる。
【0039】
従って、図12及び図13に示す手続を採用した実施例においては、図7に示すコンテンツ再生画面から所望の番組を選択した後、再生を中断すべくトップ画面のコンテンツ再生釦を操作すると、システムVCR(3)は、磁気テープを未記録領域の先頭位置に頭出しするので、その後の自動予約録画は、磁気テープの未記録領域から再開されることになる。
【0040】
上記本発明に係るAVコントロールシステムによれば、ユーザは、朝の出勤前に、その日に放送される複数の番組のジャンルの内、ニュース、スポーツ及びドラマの内、何れのジャンルに属する番組を自動予約録画するかによって、図5のコンテンツ予約選択画面から1つのコンテンツを選択するだけで、特別な番組録画予約プログラムを組むことなく、容易に、所望のジャンルに属する複数の番組を自動的に予約録画することが出来る。
又、ユーザは、夜に帰宅した後、図2のトップ画面から、自動録画予約に関するコンテンツ選択釦を操作し、更に、図7に示すコンテンツ再生画面の録画タイムテーブルから1つの番組を選択するだけで、所望の番組を再生することが出来る。
【0041】
又、本発明に係るAVコントロールシステムにおいては、システムVCR(3)を自動予約録画専用のVCRとして用いているので、予約録画を行なう磁気テープが未録画若しくは消去可能なものかどうかの判断は不要である。
尚、システムVCR(3)に装填されている磁気テープは繰り返し使用されるので、使用回数をカウントして、該カウント値が所定の限界値を越えたとき、テープ交換メッセージを表示すれば、磁気テープの管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るAVコントロールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】タッチパネル入力器に表示されるトップ画面を表わす図である。
【図3】CONFIG画面を表わす図である。
【図4】コンテンツ配置画面を表わす図である。
【図5】コンテンツ予約選択画面を表わす図である。
【図6】コンテンツ予約内容変更画面を表わす図である。
【図7】コンテンツ再生画面を表わす図である。
【図8】録画モードの動作の前半を表わすフローチャートである。
【図9】同上の後半を表わすフローチャートである。
【図10】再生モードの動作の前半を表わすフローチャートである。
【図11】同上の後半を表わすフローチャートである。
【図12】再生モードの他の動作例の要部を表わすフローチャートである。
【図13】録画モードの他の動作例の要部を表わすフローチャートである。
【図14】従来のAVコントロールシステムの構成を表わすブロック図である。
【符号の説明】
(1) コントローラ
(2) タッチパネル入力器
(3) システムVCR
(4) ユーザVCR
(5) DVD
(6) TV受信機
(7) 液晶プロジェクター
Claims (7)
- 複数台の音響・映像機器が制御装置に接続され、該制御装置は、画像表示面と、画像表示面に対する入力操作が可能な入力器とを具え、該入力器の操作に応じて、複数台の音響・映像機器の動作が制御される音響・映像コントロールシステムにおいて、制御装置には、音響・映像機器として、複数の番組を含む放送を受信するための受信装置と、受信された番組を映出するための映出装置と、受信された番組を録画するための録画装置とが接続され、制御装置は、
録画装置に予約録画を実行させるための録画情報を格納するための録画情報格納手段と、
録画情報格納手段に格納されている録画情報に従って、録画装置に予約録画を実行させる録画制御手段と、
画像表示面に、録画装置に録画されている番組を再生する際に操作すべき再生釦を表示する再生釦表示手段と、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に再生動作を行なわしめるための再生制御手段と、
異なる内容の予約録画を実行させるための複数の録画情報について、各録画情報のデフォルト値を格納するためのデフォルト値格納手段と、
画像表示面に、デフォルト値格納手段に格納されている複数のデフォルト値から1つのデフォルト値を選択するためのコンテンツ選択釦を表示するコンテンツ選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されているコンテンツ選択釦の操作に応じて、選択されたデフォルト値を録画情報格納手段に格納する録画情報選択設定手段
とを具えていることを特徴とする音響・映像コントロールシステム。 - 更に、
画像表示面に、前記デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるためのデフォルト値書き換え操作釦を表示するデフォルト値書き換え操作釦表示手段と、
画像表示面に表示されているデフォルト値書き換え操作釦の操作に応じて、デフォルト値格納手段に格納されているデフォルト値を書き換えるデフォルト値書き換え手段
とを具えている請求項1に記載の音響・映像コントロールシステム。 - 再生制御手段は、
画像表示面に表示されている再生釦の操作に応じて、録画装置に録画されている複数の番組の中から、再生を開始すべき番組を選択するための番組選択釦を表示する番組選択釦表示手段と、
画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の再生を開始せしめる再生開始制御手段
とを具えている請求項1又は請求項2に記載の音響・映像コントロールシステム。 - 録画装置は磁気テープを記録媒体とするビデオカセットレコーダであって、再生開始制御手段は、画像表示面に表示されている番組選択釦の操作に応じて、選択された番組の録画開始位置まで磁気テープを走行させる頭出し制御手段を具えている請求項3に記載の音響・映像コントロールシステム。
- 番組選択釦が表示された後に再生釦が操作されたとき、再生制御手段はビデオカセットレコーダの再生動作を停止させて、録画制御手段の予約録画動作を許容する請求項4に記載の音響・映像コントロールシステム。
- ビデオカセットレコーダの再生動作が停止された後、録画制御手段は、磁気テープを未録画領域の先頭位置まで進める請求項5に記載の音響・映像コントロールシステム。
- 更に、画像表示面に表示すべき複数の釦表示画面を切り換えるための画面切り換え釦を表示する画面切り換え釦表示手段を具えている請求項1乃至請求項6の何れかに記載の音響・映像コントロールシステム。
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