JPH07170477A - ビデオ編集装置 - Google Patents

ビデオ編集装置

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JPH07170477A
JPH07170477A JP5313781A JP31378193A JPH07170477A JP H07170477 A JPH07170477 A JP H07170477A JP 5313781 A JP5313781 A JP 5313781A JP 31378193 A JP31378193 A JP 31378193A JP H07170477 A JPH07170477 A JP H07170477A
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video
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JP5313781A
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Inventor
Kiyoshi Nakagawa
潔 中川
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない台数のモニタで編集システムが簡単に
構成できると共に、編集される映像などの確認が容易に
できるビデオ編集装置を提供する。 【構成】 第1及び第2の映像信号再生手段1,2から
の映像信号を切換える切換手段27と、この切換手段2
7で切換えられた映像信号を記録する映像信号記録手段
6と、切換手段27の切換制御と第1,第2の映像信号
再生手段1,2の再生制御と映像信号記録手段6の記録
制御とを行う制御手段31とを備え、この制御手段31
の制御で、各再生手段1,2から所定の箇所を再生させ
て切換手段27で選択させて、この選択された映像信号
を映像信号記録手段6で記録させるビデオ編集装置にお
いて、各再生手段1,2及び記録手段6から供給される
映像信号を切換える副切換手段41を設け、この副切換
手段41により選択された映像信号をモニタするように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数台のVTR
(ビデオテープ記録・再生装置)を接続して、ビデオテ
ープの編集を行う場合に好適なビデオ編集装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数台のVTRのビデオテープか
ら再生される映像信号を編集して、1台のVTRのビデ
オテープに記録する場合に、例えば図4に示すシステム
構成のビデオ編集装置が使用されていた。図4におい
て、1及び2は第1及び第2の再生側VTRを示し、こ
の第1及び第2の再生側VTR1及び2でのビデオテー
プからの再生タイミングは、編集全体を制御するコント
ローラ7により制御されるようにしてある。
【0003】そして、第1の再生側VTR1から出力さ
れる映像信号V1を、ビデオエフェクタ3に供給する。
このビデオエフェクタ3では、コントローラ7の制御に
基づいて、必要により画像に特殊効果を付加する処理
(以下エフェクト処理と称する)を行う。そして、この
ビデオエフェクタ3が出力する映像信号を、ビデオスイ
ッチャ4に供給する。また、第2の再生側VTR2から
出力される映像信号V2を、ビデオスイッチャ4に供給
する。
【0004】そして、このビデオスイッチャ4でコント
ローラ7の制御に基づいて2系統の映像信号を適宜切換
えて、編集された1系統の映像信号V3とし、この映像
信号V3を記録側VTR6に供給してビデオテープに記
録させる。この記録側VTR6での記録動作も、コント
ローラ7の制御に基づいて行われる。また、システム構
成によっては、図4に破線で示すように、第2の再生側
VTR2から出力される映像信号V2もビデオエフェク
タ3に供給し、2系統の映像信号V1,V2を合成させ
る処理を行う。
【0005】そして、第1の再生側VTR1から出力さ
れる映像信号V1を、第1の副モニタ11に供給して表
示させると共に、第2の再生側VTR2から出力される
映像信号V2を、第2の副モニタ12に供給して表示さ
せる。また、ビデオスイッチャ4が出力する映像信号V
3を、主モニタ13に供給して表示させる。
【0006】そして、第1の再生側VTR1が出力する
音声信号A1と、第2の再生側VTR2が出力する音声
信号A2とを、オーディオミキサ5に供給し、コントロ
ーラ7の制御に基づいて、2系統の音声信号A1,A2
を1系統の音声信号A3に合成する混合処理を行う。そ
して、合成して得た音声信号A3を、記録側VTR6に
供給してビデオテープに記録させる。
【0007】そして、各再生側VTR1,2及び記録側
VTR6に装着されたビデオテープのタイムコードデー
タを、コントローラ7に伝送させ、このコントローラ7
で供給されるタイムコードに基づいて再生位置や記録位
置を判断して、各VTR1,2,6の再生動作や記録動
作を制御する。従って、各VTR1,2,6とコントロ
ーラ7との間は、双方向で通信ができる状態に接続させ
る。この接続には、例えばRS−232Cなどの規格の
通信用インターフェースを使用する。
【0008】そして、ビデオエフェクタ3,ビデオスイ
ッチャ4,オーディオミキサ5での処理は、コントロー
ラ7で対応したVTRのタイムコードが編集点のコード
になったとき、各処理装置3,4,5に処理を開始させ
る制御指令を伝送させ、処理を開始させる。
【0009】なお、ビデオエフェクタ3,ビデオスイッ
チャ4,オーディオミキサ5及びコントローラ7は、通
常はそれぞれ別体で構成され、それぞれが個別にマイク
ロコンピュータで構成されたコントローラを内蔵してい
る。また、コントローラ7としてはパーソナルコンピュ
ータが使用される場合がある。
【0010】このように構成された編集システムを使用
して、2台の再生側VTR1,2に装着されたビデオテ
ープに記録された映像素材に基づいて、記録側VTR6
に装着されたビデオテープに、編集された映像プログラ
ムを記録させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システム構成で編集を行う場合には、複数台のモニタ受
像機が必要で、編集に必要な機器が多くなってしまう不
都合があった。即ち、上述した構成の場合には、記録側
VTR6に供給される編集された映像を表示させる主モ
ニタ13の他に、各再生側VTR1,2から再生される
映像を表示させる2台の副モニタ11,12が必要で、
合計3台のモニタ受像機が必要になっていた。この3台
のモニタ受像機は、図4に示すような最小の構成の編集
システムの場合であり、編集時に切換える再生側VTR
の台数が多ければ、それに従ってモニタ受像機の台数は
増えてしまう。
【0012】このようにモニタ受像機が多く必要である
と、それだけ編集システムを構成するのに多大なコスト
がかかると共に、編集システムを構成する各機器の設置
スペースが大きくなってしまう不都合があった。
【0013】また、図4では図示しなかったが、通常は
これらの映像を表示するモニタ受像機の他に、編集用コ
ントローラに直結されたモニタ受像機を用意し、このモ
ニタ受像機の画面で編集制御状態(各VTRのタイムコ
ードデータ,切換状態,編集点の設定状態など)を文
字,数字などにより表示するようにしていた。従って、
編集を行う者は、再生映像や記録映像が表示される複数
台のモニタ受像機と、編集制御状態が表示されるモニタ
受像機とを確認して編集操作を行う必要があり、複数台
のモニタ受像機をほぼ同時に見る必要があり、非常に煩
わしい確認動作を必要とする不都合があった。
【0014】本発明の目的は、少ない台数のモニタで編
集システムが簡単に構成できると共に、編集される映像
などの確認が容易にできるビデオ編集装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、第1の映像信号再生手段1が接続される第
1の映像信号入力部21と、第2の映像信号再生手段2
が接続される第2の映像信号入力部22と、それぞれの
映像信号入力部21,22に得られる映像信号を切換え
る切換手段27と、この切換手段27で切換えられた映
像信号を出力し映像信号記録手段6が接続される映像信
号出力部28と、切換手段27の切換制御と第1,第2
の映像信号再生手段1,2の再生制御と映像信号記録手
段6の記録制御とを行う制御手段31とを備え、この制
御手段31の制御で、第1,第2の映像信号再生手段
1,2から所定の箇所の映像信号を再生させて切換手段
27で選択させると共に、この選択された映像信号を映
像信号記録手段6で記録させるビデオ編集装置におい
て、映像信号記録手段6側から映像信号が供給される第
3の映像信号入力部42と、第1,第2及び第3の映像
信号入力部21,22,42に得られる映像信号を切換
える副切換手段41と、この副切換手段41により選択
された映像信号を出力する副映像信号出力部44とを設
け、副映像信号出力部44から出力される映像信号によ
り第1,第2の映像信号再生手段1,2又は映像信号記
録手段6から供給される映像をモニタできるようにした
ものである。
【0016】また、上述した場合に副切換手段41によ
り選択された映像信号を、スーパーインポーズ回路43
を介して副映像信号出力部44に供給するようにし、こ
のスーパーインポーズ回路43で制御手段31での制御
に基づいた表示をスーパーインポーズするようにしたも
のである。
【0017】さらに、このスーパーインポーズ回路43
を設けた場合に、制御手段31での制御に基づいた第
1,第2の映像信号再生手段1,2又は映像信号記録手
段6での記録・再生位置などを示すタイムコード情報
を、スーパーインポーズで表示するようにしたものであ
る。
【0018】
【作用】本発明によれば、副映像信号出力部から出力さ
れる映像信号により各映像信号再生手段又は映像信号記
録手段から供給される映像をモニタできることで、この
副映像信号出力部に1台のモニタ受像機を接続するだけ
で、接続された全ての映像機器での再生映像や記録映像
を表示させることができる。
【0019】また、上述した場合に副映像信号出力部か
ら出力される映像信号に制御状態に基づいた表示をスー
パーインポーズするようにしたことで、編集される映像
の確認と編集装置の制御状態とを同一のモニタ受像機に
表示させることができる。
【0020】さらに、このスーパーインポーズする場合
に、記録・再生位置などを示すタイムコード情報をスー
パーインポーズで表示させるようにしたことで、スーパ
ーインポーズされる情報により接続された再生手段や記
録手段の状態が同時に判る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図3を参
照して説明する。この図1〜図3において、従来例で説
明した図4に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0022】図1は本例のビデオ編集装置とその周辺の
構成を示す図で、図中20はビデオ編集装置全体を示
し、このビデオ編集装置20は、供給される映像信号に
特殊効果を付加するエフェクタとしての機能と、複数の
入力映像を切換えるスイッチャとしての機能と、複数の
入力音声の混合状態を変えるオーディオミキサとしての
機能と、接続されたVTRの動作を制御する編集コント
ローラとしての機能とを1台で有するようにしたもの
で、図2に示すように、1台の編集装置20の前面部に
ビデオスイッチャ部20aとVTRコントロール部20
bとオーディオミキサ部20cとタイムコード表示部3
5とが配置されて構成される。そして、本例のビデオ編
集装置20は、図1に示すように、2台の再生側VTR
1,2と1台の記録側VTR6とが接続される。
【0023】このビデオ編集装置20の構成について説
明すると、第1及び第2の再生側VTR1及び2から再
生される映像信号を、それぞれ別の映像信号入力端子2
1,22に供給し、各入力端子21,22に得られる映
像信号を、それぞれ切換スイッチ23,24の固定接点
に供給する。そして、この切換スイッチ23,24の可
動接点の切換えで、第1のVTR1から供給される映像
信号と、第2のVTR2から供給される映像信号とを切
換える。この切換えは、この編集装置20のシステムコ
ントローラ31により制御される。
【0024】そして、切換スイッチ23で選択された映
像信号を、第1のフレームメモリ25に供給し、切換ス
イッチ24で選択された映像信号を、第2のフレームメ
モリ26に供給する。このそれぞれのフレームメモリ2
5,26は、映像信号に特殊効果を付加するエフェクト
処理を行うためのもので、例えば画面を複数に分割する
マルチ画面にしたり、モザイク状の映像にしたり、映像
の色を変化させたり、その他種々の処理ができるように
してある。このエフェクト処理は、システムコントロー
ラ31により制御される。但し、エフェクト処理をせず
に、フレームメモリからそのまま映像信号を出力させる
場合もある。
【0025】そして、各フレームメモリ25,26が出
力する映像信号を、スイッチャ部27に供給する。この
スイッチャ部27では、供給される2系統の映像信号の
中の何れかの映像信号を選択して出力する処理(場合に
よっては2系統の映像信号を合成して出力する)が行わ
れ、システムコントローラ31の制御に基づいて出力映
像信号の選択が行われる。そして、このスイッチャ部2
7で選択された映像信号を、映像信号出力端子28に供
給し、この出力端子28に接続された記録側VTR6に
供給する。
【0026】また本例においては、映像信号入力端子2
1及び22に得られる第1及び第2の再生側VTR1及
び2の再生映像信号を、モニタ切換スイッチ41の固定
接点に供給する。また、記録側VTR6から得られる映
像信号(VTR6で記録するために供給される映像信号
又はVTR6で再生した映像信号)の入力端子42を備
え、この映像信号入力端子42に得られる映像信号を、
モニタ切換スイッチ41の固定接点に供給する。このモ
ニタ切換スイッチ41は、可動接点がシステムコントロ
ーラ31の制御に基づいて切換えられ、この可動接点の
切換で、第1,第2の再生側VTR1,2の再生映像信
号と記録側VTR6からの映像信号との何れかが選択さ
れる。そして、このモニタ切換スイッチ41で選択され
た映像信号を、スーパーインポーズ回路43に供給す
る。このスーパーインポーズ回路43は、システムコン
トローラ31からの制御に基づいて、数字,文字などの
情報を映像中にスーパーインポーズする回路である。
【0027】このスーパーインポーズ回路43でスーパ
ーインポーズする情報としては、システムコントローラ
31での制御に基づいた編集状態(即ちスイッチャ部2
7での切換状態など)や、後述する各VTR1,2,6
のタイムコードデータなどがある。
【0028】そして、スーパーインポーズ回路43が出
力する映像信号を、映像信号出力端子44に供給し、こ
の出力端子44に接続されたモニタ45に供給して表示
させる。このモニタ45での表示例を図3に示すと、例
えば左上のソース種類の表示部45a(ここではP1と
表示して第1の再生側VTR1を示す)と、右上の編集
切換状態表示部45b(ここではFM A(P1),T
O B(P2)と表示して第1の再生側VTR1から第
2の再生側VTR2に切換えることを示す)と、下側の
タイムコード表示部45c(ここでは3台のVTR1,
2,6のタイムコードを順に表示する)とを備え、それ
ぞれの状態が対応した文字,数字で表示される。
【0029】なお、タイムコード表示部45cでタイム
コードを表示する場合には、現在のテープの走行位置の
タイムコードを示すステータス表示を行う場合と、イン
点,アウト点等の編集点のタイムコードを示す編集点表
示を行う場合とがある。また、タイムコード表示部45
cで各VTRのタイムコードを表示した後に、〔IN〕
或いは〔OUT〕と表示されているのは、このVTRか
ら再生されるプログラムにイン点或いはアウト点が設定
されていることを示す。
【0030】次に、このビデオ編集装置20のシステム
コントローラ31の周辺の構成について説明すると、本
例のシステムコントローラ31はマイクロコンピュータ
で構成され、装置の前面に配された操作キー32の操作
情報が供給され、この操作キー32の操作に基づいて各
種制御が行われる。この場合、本例においては図2に示
すように、VTRコントロール部20bに関連した操作
キーとして、モニタ制御切換キー32a,ソース選択キ
ー32b,ジョグダイヤル32cを備える。そして、モ
ニタ制御切換キー32aで入力ソースのモニタを選択す
ることで、ソース選択キー32bで選択されたソース
(VTR1,2,6の何れか)から供給される映像信号
を、モニタ切換スイッチ41で選択するようにシステム
コントローラ31が切換制御する。
【0031】また、このシステムコントローラ31に
は、タイムコードカウンタ33とメモリ34が接続され
る。タイムコードカウンタ33は、内部に基準となる同
期パルス発生手段を有し、発生される同期パルスをカウ
ントしてタイムコードデータを生成させる回路で、得ら
れたタイムコードデータをシステムコントローラ31に
供給する。また、メモリ34は、設定された編集点のデ
ータなどの制御に必要なデータを記憶し、システムコン
トローラ31が必要により記憶データを読出せるように
してある。
【0032】そして、システムコントローラ31には、
タイムコード表示部35が接続してあり、各VTRのタ
イムコードを表示するようにしてある。
【0033】また、この編集装置20と接続された各V
TR1,2,6は、その制御用端子が編集装置20の通
信端子36と接続され、この通信端子36を介してシス
テムコントローラ31から制御指令を各VTR1,2,
6に供給できるようにしてある。この制御指令の伝送
で、各VTR1,2,6の記録・再生動作が行われる。
また、各VTR1,2,6側からは通信端子36を介し
てシステムコントローラ31に、各VTRに装着された
ビデオテープのタイムコードデータが供給されるように
してある。
【0034】そして、システムコントローラ31では、
供給される各VTRのタイムコードを、タイムコード表
示部35に直接表示させると共に、スーパーインポーズ
回路43でのスーパーインポーズにより、モニタ45の
画面に表示させる。また、メモリ34に記憶させて設定
された編集点のタイムコードと、供給される各VTRの
タイムコードとを判断して、供給されるタイムコードが
編集点となったとシステムコントローラ31が判断した
とき、編集点のタイムコードと共に記憶された編集状態
(スイッチャ部27での切換など)になるように制御す
る。
【0035】なお、音声信号のミキサ部の構成について
は図示しないが、各再生側VTR1,2から再生される
音声信号を混合して、記録側VTR6に供給するように
してある。
【0036】このように構成される編集装置を使用して
編集処理を行うことで、1台のモニタ45を使用して、
良好に編集処理を行うことができる。即ち、本例の編集
装置20には、モニタ切換スイッチ41と、この切換ス
イッチ41により選択された映像の出力端子44が設け
られ、この出力端子44にモニタ45を接続すること
で、編集装置20に接続された2台の再生側VTR1,
2から送出される映像素材の確認や、記録側VTR6に
供給される編集後の映像の確認ができる。或いは、記録
側VTR6で記録された編集後の映像を再生させて確認
することもできる。
【0037】そして、これらの確認を行うためのモニタ
切換スイッチ41の切換は、このビデオ編集装置20の
前面パネルのVTRコントロール部20bに設けられた
モニタ制御切換キー32aとソース選択キー32bとの
操作だけでよく、このVTRコントロール部20bでジ
ョグダイヤル32cなどによりVTRの再生位置などを
制御しながら、簡単に映像の切換を行うことができ、各
映像素材の送出状態などを簡単に確認することができ
る。従って、従来は編集装置に接続したVTRの台数だ
けモニタが必要であったのが、1台のモニタだけで良く
なり、本例の編集装置20により構成される編集システ
ム構成を簡単にすることができると共に、編集作業を行
う場合に作業者が1台のモニタだけを監視すれば良くな
り、編集作業者の負担が軽減される。
【0038】なお、モニタ切換スイッチ41で記録側V
TR6を選択してモニタ45でモニタさせる場合には、
記録側VTR6に供給される編集後の映像(即ちスイッ
チャ部27で切換えられた映像)の確認ができると共
に、VTRコントロール部20bでこの記録側VTR6
に装着されたビデオテープの再生操作を行うことで、編
集などによりVTR6で既に記録された映像を再生して
モニタ45で確認することもできる。
【0039】そして本例の場合には、このモニタ切換ス
イッチ41で選択されてモニタ45に表示される映像
に、編集状態やタイムコードをスーパーインポーズで表
示させるようにしたので、編集装置20による制御状態
などがこのモニタ45の表示状態を確認するだけで同時
に判り、編集状態やタイムコードなどを表示するための
モニタも必要なくなり、より構成が簡単になると共に、
全く他のモニタを見る必要がなく、編集作業の作業性が
大幅に向上する。
【0040】なお、上述実施例では2台の再生側VTR
と1台の記録側VTRとを使用する編集システムとして
構成したが、再生側VTRや記録側VTRの台数を増や
しても良い。また、VTR以外の映像記録装置や映像再
生装置(例えばビデオディスクを記録媒体として使用し
た記録・再生装置)を使用するようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、副映像信号出力部から
出力される映像信号により各映像信号再生手段又は映像
信号記録手段から供給される映像をモニタできること
で、この副映像信号出力部に1台のモニタ受像機を接続
するだけで、接続された全ての映像機器での再生映像や
記録映像を表示させることができ、モニタ受像機として
1台だけ用意すれば良く、簡単な構成で編集システムを
構成できると共に、編集操作時にこの1台のモニタ受像
機の画面を確認すれば編集状態を判断でき、複数台のモ
ニタを同時に確認する必要がなく、編集作業者の負担が
軽減される。
【0042】また、上述した場合に副映像信号出力部か
ら出力される映像信号に制御状態に基づいた表示をスー
パーインポーズするようにしたことで、編集される映像
の確認と編集装置の制御状態とを同一のモニタ受像機に
表示させることができ、編集制御状態を表示させるモニ
タを別に用意することがなくなり、より構成が簡単にな
ると共に、この1台のモニタの画面を確認するだけで、
編集制御状態の確認もでき、より編集作業者の負担が軽
減される。
【0043】さらに、このスーパーインポーズする場合
に、記録・再生位置などを示すタイムコード情報をスー
パーインポーズで表示させるようにしたことで、スーパ
ーインポーズされる情報により接続された再生手段や記
録手段の状態が同時に判り、より編集装置としての使い
勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の編集装置とその周辺の構成
を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の編集装置の外観を示す平面
図である。
【図3】一実施例による表示例を示す説明図である。
【図4】従来の編集システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1 第1の再生側VTR 2 第2の再生側VTR 6 記録側VTR 20 ビデオ編集装置 21,22 映像信号入力端子 25 第1のフレームメモリ 26 第2のフレームメモリ 27 スイッチャ部 28 映像信号出力端子 31 システムコントローラ 32 操作キー 33 タイムコードカウンタ 34 メモリ 35 タイムコード表示部 36 通信用端子 41 モニタ切換スイッチ 42 映像信号入力端子 43 スーパーインポーズ回路 44 映像信号出力端子 45 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8224−5D G11B 27/28 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の映像信号再生手段が接続される第
    1の映像信号入力部と、 第2の映像信号再生手段が接続される第2の映像信号入
    力部と、 該それぞれの映像信号入力部に得られる映像信号を切換
    える切換手段と、 該切換手段で切換えられた映像信号を出力し映像信号記
    録手段が接続される映像信号出力部と、 上記切換手段の切換制御と上記第1,第2の映像信号再
    生手段の再生制御と上記映像信号記録手段の記録及び再
    生制御とを行う制御手段とを備え、 上記制御手段の制御で、上記第1,第2の映像信号再生
    手段から所定の箇所の映像信号を再生させて上記切換手
    段で選択させると共に、この選択された映像信号を上記
    映像信号記録手段で記録させるビデオ編集装置におい
    て、 上記映像信号記録手段側から映像信号が供給される第3
    の映像信号入力部と、 上記第1,第2及び第3の映像信号入力部に得られる映
    像信号を切換える副切換手段と、 該副切換手段により選択された映像信号を出力する副映
    像信号出力部とを設け、 上記副映像信号出力部から出力される映像信号により上
    記第1,第2の映像信号再生手段又は上記映像信号記録
    手段から供給される映像をモニタできるようにしたビデ
    オ編集装置。
  2. 【請求項2】 上記副切換手段により選択された映像信
    号を、スーパーインポーズ回路を介して上記副映像信号
    出力部に供給するようにし、 このスーパーインポーズ回路で上記制御手段での制御に
    基づいた表示をスーパーインポーズするようにした請求
    項1記載のビデオ編集装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段での制御に基づいた上記第
    1,第2の映像信号再生手段又は上記映像信号記録手段
    での記録・再生位置を示すタイムコード情報を、スーパ
    ーインポーズで表示するようにした請求項2記載のビデ
    オ編集装置。
JP5313781A 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置 Pending JPH07170477A (ja)

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JP5313781A JPH07170477A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

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JP5313781A JPH07170477A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

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JP5313781A Pending JPH07170477A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 ビデオ編集装置

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JP (1) JPH07170477A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053839A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Sony Corp 編集装置,映像記録再生装置の制御方法及び編集システム

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JP2008053839A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Sony Corp 編集装置,映像記録再生装置の制御方法及び編集システム

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