JP3237311B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3237311B2
JP3237311B2 JP14892593A JP14892593A JP3237311B2 JP 3237311 B2 JP3237311 B2 JP 3237311B2 JP 14892593 A JP14892593 A JP 14892593A JP 14892593 A JP14892593 A JP 14892593A JP 3237311 B2 JP3237311 B2 JP 3237311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像信号や音声信号
の記録と再生を行い、複数の装置を接続することで編集
を行う磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置が広く普及し、
特にビデオテープレコーダ(以下、「VTR」という)
は、家庭においてはテレビ番組の録画やビデオ撮影ある
いはソフトテープの再生等に利用され、業務用途におい
ても番組放送や、コマーシャル画像の作成、画像データ
ベース等多方面に利用されている。このため、業務用は
勿論、家庭用装置においても、複数の装置を接続して番
組やカット(以下、「プログラム」という)の複写や編
集が容易に行える磁気記録再生装置が求められている。
【0003】従来、画像信号およびステレオ音声信号の
記録再生を行うとともに、記録したプログラムの編集や
複写を行う装置として、図10に示す構成のVTRがあ
った。これは家庭用のステレオ方式VTRの構成例であ
り、100はVTR、101はビデオ信号入力端子、1
02は右チャンネルオーディオ信号入力端子、103は
左チャンネルオーディオ信号入力端子、104は信号入
力手段、105は信号処理手段、106は記録/再生手
段、107は記録媒体、108は信号出力手段、109
はビデオ信号出力端子、110は右チャンネルオーディ
オ信号出力端子、111は左チャンネルオーディオ信号
出力端子、112は操作部、114はシステム制御手
段、115は制御信号入力端子、116は制御信号出力
端子である。
【0004】記録時には、他のVTRから入力されるビ
デオ信号とオーディオ信号は、ビデオ信号入力端子10
1、右チャンネルオーディオ信号入力端子102および
左チャンネルオーディオ信号入力端子103を通して信
号入力手段104に入力される。これらの入力信号は信
号処理手段105に出力され、信号処理手段105にお
いて所定の記録フォーマットに変換されて記録/再生手
段106に出力される。記録/再生手段106は入力信
号を記録する信号形態に変換して記録媒体107に記録
する。再生時には、記録媒体107に期録された信号を
記録/再生手段106が再生して信号処理手段105に
入力し、所定の信号形態に変換して出力手段108を通
してビデオ信号出力端子109、右チャンネルオーディ
オ信号出力端子110およびLチャンネルオーディオ信
号出力端子111に出力する。
【0005】VTRを操作する場合は、使用者が操作部
112のボタンを操作するか、または図示していないリ
モートコントローラを操作して制御信号を送出し、この
制御信号を制御信号入力端子115からシステム制御手
段114に入力する。リモートコントローラや他のVT
Rに制御信号を出力する場合は、制御信号出力端子11
6から出力する。
【0006】以上説明した図10のVTRを使用してプ
ログラムの複写や編集を行う場合は、同一構成の他のV
TRを接続して行う。図11は、VTR100と他のV
TR100Bの接続例を示したもので、VTR100の
信号入力端子101、102、103に他のVTR10
0Bの信号出力端子109、110、111を信号ケー
ブル120で各々接続する。同様に、VTR100の信
号出力端子109、110、111に他のVTR100
Bの信号入力端子101、102、103を各々ケーブ
ル120で接続する。
【0007】図11に示した接続装置でプログラムの複
写を行う場合、例えばVTR100にソースプログラム
を記録した記録媒体を入れ、他のVTR100Bに未記
録の媒体を入れる。操作部を操作し他のVTR100B
を記録待機状態とし、操作部112を操作しVTR10
0で複写したいソースブログラムの位置を検索する。次
にこのプログラムをVTR100で再生すると同時に他
のVTR100Bが記録を開始するように、両方のVT
Rの操作部の操作を同時に行う。
【0008】1台のVTRの操作部112を操作するこ
とで2台のVTRを同時に制御するためには、VTR1
00の制御信号入力端子115および制御信号出力端子
116を、他のVTR100Bの制御信号出力端子11
6および制御信号入力端子115にケーブルで接続す
る。図11においては、例えばVTR110が再生を開
始すると同時に制御信号を端子116から出力し、これ
を他のVTR100Bが受けて記録動作を開始する。
【0009】さらに多数のVTRを接続して相互にプロ
グラムの複写や編集を行う場合は、スイッチャを用い
る。図12は3台のVTRを接続できるスイッチャの構
成とVTRの接続例を示す図であり、900はスイッチ
ャ、100はVTR、120は信号接続ケーブルであ
る。スイッチャ900において、97は3入力3出力マ
トリックススイッチである。使用者はスイッチャ900
の図示していない操作部を操作してマトリックススイッ
チ97を切り替えることで、任意のVTRの出力信号を
他のVTRに入力することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のVTRは以上の
ように構成されていたので、複数のVTRを接続する場
合、接続するコネクタの数が多く配線作業が複雑で面倒
であった。また、接続した複数のVTRの操作部を同時
に操作することが困難であった。また、複数のVTRを
連携動作させる場合は、さらに制御信号の伝送ケーブル
を接続する必要があるので、ケーブルの数が多くなり、
紛らわしく接続も面倒であった。
【0011】また、他の従来のVTRとして、プログラ
ムの名前やテープ上の位置などのプログラムの付加デー
タをVTR内部の記憶手段に記憶するものがあったが、
プログラムを複写する際、これらの付加データが同時に
複写できないという問題があった。
【0012】さらに他の従来のVTRとして、複数の信
号の入力端子および出力端子をマルチコネクタに一体化
したものがあったが、コネクタや信号ケーブルが特殊な
ものとなるため高価になる。
【0013】この発明は以上の様な問題点を解決するた
めになされたもので、複数のVTRの接続を簡単に行え
るようにするとともに、接続した複数のVTRの操作が
容易に行え、さらにプログラムの付加データの編集や複
写ができるVTRを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、付加
データの出力手段および/または付加データの入力手
段、出力付加データに装置の識別番号を付加する手段お
よび/または入力付加データから装置の識別番号を読み
取る手段、出力付加データに装置の動作モードを表すコ
ードを付加する手段および/または入力付加データから
装置の動作モードを表すコードを読み取る手段、出力付
加データに装置の制御コードを付加する手段および/ま
たは入力付加データから装置の制御コードを読み取る手
段を備えたものである。
【0015】請求項2の発明はデータおよびコードの表
示手段を備えたものである。
【0016】請求項3の発明は、表示したデータおよび
コードを選択する手段および修正する手段をを備えたも
のである。
【0017】請求項4の発明は、データおよびコードを
記憶する手段を備えたものである。
【0018】請求項5の発明は、信号および付加データ
を記録する際に、記録する付加データに装置番号を付加
する手段を備えたものである。
【0019】請求項6の発明は、信号およびこれに対応
する付加データを出力する際に、付加データに装置番号
を付加する手段を備えたものである。
【0020】請求項7の発明は、信号および付加データ
の入力および/または出力をビットストリームで行う手
段を備えたものである。
【0021】請求項8の発明は、信号および付加データ
の入力および/または出力をビットストリームで行う手
段と、このビットストリームの入力と出力を切り替える
手段を備えたものである。
【0022】請求項9の発明は、信号および付加データ
の入力および/または出力をビットストリームで行う手
段と、このビットストリームの入力と出力を多重する手
段を備えたものである。
【0023】
【作用】請求項1の発明によれば、複数の磁気記録再生
装置を接続する際に、装置間で相互に付加データの入力
手段と出力手段を接続することで付加データの送受信を
可能とし、さらにこの付加データに装置の識別番号を加
えることで識別番号を送信し、付加データから装置の識
別番号を読み取ることで識別番号を受信し、あるいは付
加データに装置の動作モードを表すコードを加えること
で動作モード情報を送信し、付加データから動作モード
を表すコードを読み取ることで動作モード情報を受信
し、あるいは付加データに装置の制御コードを加えるこ
とで制御コードを送信し、付加データから装置の制御コ
ードを読み取ることで制御コードを受信し、これらの組
合せにより接続した複数の装置のなかの任意の装置から
他の装置の識別と動作モードの確認と制御が可能となる
ので、複数の装置の集中管理と操作が可能となり編集操
作が容易となる。
【0024】また、請求項2の発明によればデータおよ
びコードの表示手段を設けたので、これにより他の装置
より受信した付加データをもとに、装置の識別番号と装
置の動作モードを対応させて、例えば一覧表示すること
で他の複数の装置の個々の動作モードが任意の装置で一
括確認できるので、確実でミスの少ない操作が可能とな
る。
【0025】また、請求項3の発明によれば、表示した
データおよびコードを選択する手段と修正する手段を設
けたので、例えば任意の装置において複数装置の識別番
号と動作モードを対応させて一覧表示し、操作を行いた
い装置の動作モードを選択し修正したのち、この修正後
の動作モードを指示する制御コードを対応する識別番号
の装置に一括して送信することで、他の複数の装置の操
作が特定の装置で可能となる。
【0026】また、請求項4の発明によれば、データお
よびコードの記憶手段を設けたので、接続した装置から
の付加データの受信が間欠的な場合にも、接続した装置
の識別番号や動作モードを記憶しておくことが可能とな
り、例えば装置の接続を変更した場合や装置の動作モー
ドが変化した場合のみデータを送受信すればよく、無駄
なデータの伝送が不要となる。また複雑な編集操作を行
う場合には、予め記録媒体の再生や記録を行う位置のデ
ータと検索、再生等の制御コードを順に記憶しておくこ
とで操作のバッチ処理が可能となり、繰り返し操作や修
正操作が容易となる。。
【0027】また、請求項5の発明によれば、信号およ
び付加データを記録する際に、記録する付加データに装
置番号を付加する手段を設けたので、編集や複写を行う
際のソースプログラムと複写プログラムの識別と管理が
可能となり、とくに複写時に信号劣化の少ないディジタ
ル方式の磁気記録再生装置で編集や複写を行う場合に、
プログラムのハンドリングのミスが減少し確実な編集と
操作ができる。
【0028】また、請求項6の発明によれば、信号およ
び付加データを出力する際に、付加データに装置の識別
番号を付加する手段を設けたので、編集や複写を行う際
に、プログラムを入力して記録する装置からソースプロ
グラムを出力する装置の識別番号を確認することが可能
であり、とくに複数の装置を接続してこの中の特定の装
置の出力するプログラムを選択して入力し記録する場合
に有効で、プログラムを出力する装置の確認が確実に行
える。
【0029】また、請求項7の発明によれば、信号およ
び付加データの入力および/または出力をビットストリ
ームで行う手段を設けたので、一本の導体ケーブルまた
は光ケーブルで複数の種類の信号およびデータを伝送す
ることが可能となり、複数の装置を接続する際の作業が
簡単になるうえ接続ケーブルの本数が少なくなるので、
接続ミスが低減できる。
【0030】また、請求項8の発明によれば、信号およ
び付加データの入力および/または出力をビットストリ
ームで行う手段と、ビットストリームの入力と出力を切
り替える手段を設けたので、一本のケーブルを接続する
ことにより、信号および付加データの入力および出力を
択一的に行うことが可能であり、複数の装置の接続が簡
単になる。
【0031】また、請求項9の発明によれば、信号およ
び付加データの入力および/または出力をビットストリ
ームで行う手段と、ビットストリームの入力と出力を多
重する手段を設けたので、一本のケーブルを接続するこ
とにより、信号および付加データの入力および出力を同
時に行うことが可能であり、複数の装置の接続が簡単に
なる。
【0032】
【実施例】実施例1.本発明の実施例1を図において説
明する。図1は本実施例1のVTRのブロック回路図
で、図9と同一符号は同一または相当部分を示してお
り、200はVTR、2は信号入力/分離手段、3は信
号処理手段、4はシステム制御手段、7は付加情報の表
示手段、8は信号多重/出力手段、12はメモリであ
る。
【0033】信号を記録する場合は、外部装置からのビ
デオ信号、オーディオ信号および付加データを入力端子
1に入力する。ここで、これらの信号は、例えば周波数
多重、時分割多重またはシリアルディジタルデータとし
て多重したものとする。端子1に入力された信号は、信
号入力/分離手段2にて信号の多重方法に応じてビデオ
信号、オーディオ信号および付加データに分離され、ビ
デオ信号およびオーディオ信号は信号処理手段3に、付
加データはシステム制御手段4にそれぞれ出力される。
信号処理手段3に入力されたビデオ信号およびオーディ
オ信号は、磁気テープに記録する形態の信号に変換さ
れ、これにシステム制御手段4からのデータを付加して
記録/再生手段106に出力される。記録/再生手段1
06は、この入力信号を記録媒体107に記録する。ま
た、システム制御手段4は、入力された付加データの内
容を判別し、例えば制御コードであれば装置の制御を行
い、プログラムに付加された文字データであれば信号処
理手段3に出力し、外部装置の番号や状態であれば表示
手段7に出力する。
【0034】記録した信号を再生する場合は、記録媒体
107に記録した信号を記録/再生手段106が再生し
て信号処理手段3に出力する。信号処理手段3は、再生
信号からビデオ信号、オーディオ信号および付加データ
を所定の形態に変換して信号の信号多重/出力手段8に
出力する。信号多重/出力手段8は、システム制御手段
4から入されるデータを合わせて信号を多重し、出力端
子9に出力する。ここで出力する信号の多重方法は入力
信号と同様とする。
【0035】使用者がVTRを操作する場合、操作部
12のボタンを押すことでボタンに対応する制御信号を
発生して出力し、制御信号を受けたシステム制御手段4
がVTRの制御を行う。
【0036】装置番号や装置固有の設定データは、メモ
リ12に記憶する。データとして入力した他の装置の番
号や状態、付加データの中のTOC(Table Of Content
s)データおよび使用者の設定した一連の制御信号を表
すデータ等もメモリ12が記憶する。メモリ12が記憶
したデータは、システム制御手段4が随時読みだして表
示手段7に表示し、あるいは信号多重/出力手段8に出
力することで他の装置に出力する。
【0037】図2および図3は、システム制御手段4が
付加データを処理する手順を示したフローチャートで、
まずステップa1(以下、単に「a1」のように表す)
で操作部112が操作されたか判定し、されていればa
2で押されたボタンや操作に対応する操作コードを入力
し、されていなければa3で付加データの入力があるか
判定する。a3において付加データの入力がなければa
14に進み、入力があればこれをa4で入力する。つい
でa5で制御コードか判定し、制御コードであればa6
で当装置の識別番号を有するか判定し、識別番号を有す
る場合はa7で入力した制御コードに対応して装置の制
御を行う。
【0038】また、a6において当装置の識別番号が無
い場合、およびa5において制御コードではない場合
は、a8で入力データがプログラムのデータか判定し、
プログラムのでデータであればa9で入力データを信号
処理手段3に出力し、さらにa10で装置の識別番号を
信号処理手段3に出力する。
【0039】この後、a11で入力データが装置の状態
等を示すデータか判定し、そうであればa12で入力デ
ータをメモリ12に記憶し、次にa13で入力データを
表示手段7に出力する。入力したデータおよびa2にお
いて使用者が表示したデータは、必要に応じてa14で
修正を加える。続いて、a15で付加データを出力する
か判定し、出力する場合はa16で他の装置を制御する
コードを出力するか判定し、出力する場合はa17で制
御コードを出力し、さらにa18で制御を行う装置の識
別番号を出力する。この後、a19でタイトルや文字等
のプログラムのデータを出力するか判定し、出力する場
合はa20でプログラムのデータを信号多重/出力手段
8に出力する。この後、a21で本装置の状態データを
出力する。以上の手順を繰り返し行う。
【0040】プログラムの編集を行う場合には、複数の
VTRを接続する。図4は図1の構成の2台のVTRの
接続例であり、マスター動作を行うVTR200の入力
端子1および出力端子9を、スレーブ動作を行う他のV
TR200Bの出力端子9および入力端子1にケーブル
202で接続する。編集の操作はVTR200の操作部
112で行う。
【0041】図5は編集時のVTR200の表示手段の
表示例を示すもので、第1行はVTRの動作がマスター
動作かスレーブ動作かを表し、第2行は接続したVTR
の装置番号を表す。ここで装置番号は数字や文字等で表
し、使用者が自由に設定するかVTRの製造者が設定し
たものであり、この表示からマスター動作は「VTR
1」が行い、スレーブ動作は「VTR2」が行い、第3
のVTRは接続されていないことがわかる。ここでVT
R1は図4の200に、VTR2は200Bに対応する
ものである。第3行は各VTRに挿入した記録媒体であ
るビデオカセットの識別番号を表したもので、VTR1
には「撮影3」の識別番号のカセットが、VTR2には
未記録カセットが挿入されていることを表す。第4行は
カセットの現在のテープ位置をプログラム番号で表示し
たもので、第5行は同じくテープ位置をタイムコードの
時分秒のデータで表したものである。第6行はVTRの
状態を表したもので、VTR1は再生待機状態、VTR
2は記録待機状態であることを表す。
【0042】第7行から第10行はVTRの継続する操
作を一覧表示したもので、第7行に示すように、VTR
1の次の動作は再生待機の解除、VTR2の次の動作は
記録待機の解除である。第8行に示すようにVTR1は
続いてプログラム6の検知を行い、VTR2は記録を継
続する。第9行に示すようにVTR1はプログラム6を
検知すると再生待機状態に移行し、VTR2が記録待機
状態になった後、第10行に示すようにVTR1はプロ
グラム8の検索を行う。これらの操作は使用者がカーソ
ル301を任意の入力欄302に移動し、操作ボタンを
押すことで自由に設定できる。
【0043】第11行と第12行は、第10行までに表
示したデータに対する操作を行うための表示されたボタ
ンであり、カーソル301を移動することで選択する。
第7行から第10行の操作を1行づつ実行する場合は
「実行」303を選択し、連続して実行する場合は「連
続実行」304を選択し、これらの操作を記憶する場合
は「記憶」305を、記憶した操作を読みだす場合は
「読みだし」306を選択する。また、文字データを入
力するときは「文字入力」307を選択し、続いて例え
ばVTR2のカセット名の欄を選択し、「NEW」の文
字に代えて「撮影3、VTR2」と入力する。この例で
は、VTR2で記録するカセットが「撮影3」というカ
セットからVTR2で複写したものであることが示され
る。文字の入力はプログラム名についても同様に行うこ
とができる。操作を終了するときは「終了」308を選
択する。
【0044】図5に示した表示は、表示手段7に例えば
LCD(Liquid Crystal Display)やFLD(FLuoscen
t Display)を用いることで行うが、この他の方法とし
てビデオ信号用キャラクタージェネレータを用いてVT
Rに接続するモニターに画面表示を行うこともできる。
【0045】実施例2.図6はこの発明の実施例2のブ
ロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示している。以下の説明は、実施例1と異な
る構成または機能についてのみ行う。61は入出力端
子、62は入力信号と出力信号を切り替える入出力切替
手段である。
【0046】外部VTRからのビデオ信号、オーディオ
信号および付加データを端子61に入力する。ここで、
これらの信号は実施例1と同様に例えば周波数多重、時
分割多重またはシリアルディジタルデータとして多重し
たものとする。端子61に入力された信号は入出力切替
手段62が入力しここから入力/分離手段2に出力す
る。これを入力した入力/分離手段2は信号の多重方法
応じてビデオ信号、オーディオ信号および付加データを
分離し、ビデオ信号およびオーディオ信号は信号処理手
段3に、付加データはシステム制御手段4にそれぞれ出
力する。
【0047】信号処理手段3で再生されたビデオ信号、
オーディオ信号および付加データは、信号多重/出力手
段8に入力され、ここでシステム制御手段4から入力さ
れたデータを合わせて信号を多重して入出力切替手段6
2を介して入出力端子61から出力する。入出力端子6
1で入力を行うか出力を行うかはシステム制御手段4が
入出力信号切替手段62を制御することで択一的に切り
替える。
【0048】編集を行う場合は、図6の構成のVTR2
00を複数台接続する。図7は2台のVTRの接続例で
あり、マスター動作を行うVTR200の入出力端子6
1と、スレーブ動作を行う他のVTR200Bの入出力
端子61を接続する。通常はマスターVTR200の入
出力端子61は出力状態であり、スレーブVTR200
Bの入出力端子61は入力状態である。ソースプログラ
ムの信号とVTR200Bを制御する信号を含んだ付加
データは、VTR200の入出力端子61から出力さ
れ、VTR200Bの入出力端子61に入力される。
【0049】VTR200BからVTR200に信号を
伝送する場合は、例えば以下の手順で行う。VTR20
0のシステム制御手段4がVTR200BにVTR20
0Bの入出力切替手段62を一定時間(仮にT秒とす
る)出力状態に切り替えるよう指示する制御コードを発
生し、これをVTR1の信号多重/出力手段8、入出力
切替手段62および入出力端子61を通して出力する。
この後、VTR200のシステム制御手段4がVTR2
00の入出力切替手段を概ねT秒間入力状態に切り替え
る。一方、VTR200からの付加データを入力したV
TR200Bは、その入出力切替手段62をT秒間出力
状態に切り替える制御コードをシステム制御手段4が入
力し、VTR200Bの入出力切替手段62をT秒間出
力状態に切り替え、VTR200Bから信号あるいは付
加データをVTR200に出力する。時間TはVTR2
00BからVTR200に伝達するデータ量や信号の時
間に応じてVTR200で設定する。
【0050】実施例3.図8はこの発明の実施例3のブ
ロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示している。以下の説明は実施例1と異なる
構成または機能についてのみ行う。信号の入力および出
力は入出力端子81を通じて行う。入力信号および出力
信号は、信号多重/分離手段82で多重および分離を行
う。ここで、入力信号および出力信号に含まれるビデオ
信号、オーディオ信号および付加データは、実施例1と
同様に例えば周波数多重、時分割多重またはシリアルデ
ィジタルデータとして信号多重/出力手段8で多重する
ものとし、さらに入力信号と出力信号も、例えば公知の
WDM(Wavelength Division Multiplexer)等を信号
多重/分離手段82に用いることにより、双方向信号と
して多重する。他のVTRから入出力端子81に入力さ
れた入力信号は、信号多重/分離手段82に入力され、
分離された各信号が信号入力/分離手段2に出力され
る。信号入力/分離手段2は、信号の多重方法応じてビ
デオ信号、オーディオ信号および付加データを分離し、
ビデオ信号およびオーディオ信号は信号処理手段3に、
付加データはシステム制御手段4にそれぞれ出力され
る。
【0051】信号を出力する場合は、信号処理手段で再
生されたビデオ信号、オーディオ信号および付加データ
が多重/出力手段8に入力され、ここでシステム制御手
段4から入力されたデータを合わせて信号を多重し、信
号多重/分離手段82を介して入出力端子81から出力
される。
【0052】編集を行う場合は、図8の構成のVTR2
00を複数台接続する。2台のVTRの接続は実施例2
の接続を示す図7と同様である。さらに多数のVTR、
例えば3台以上を接続する場合は従来のVTRと同様に
スイッチャを使用する。このスイッチャの構成例を図9
に示す。図において、901はスイッチャで、91,9
2,93は入出力端子、94,95,96は信号多重/
分離手段、97は3入力3出力のマトリックススイッ
チ、98,99はマトリックススイッチ97の入力信号
と出力信号である。入出力端子91,92,93には、
それぞれVTR200を接続し、入出力端子91から入
力された信号は、信号多重/分離手段94,95,96
にそれぞれ入力される。信号多重/分離手段94は入出
力端子91から入力された入力信号98をマトリックス
スイッチ97に出力する。ここでマトリックススイッチ
97は1系統の3入力,3出力スイッチであり、任意の
入力を任意の出力に接続可能であり、その出力信号の一
つ99は信号多重/分離手段94に出力され、この信号
多重/分離手段94から入出力端子91に出力される。
【0053】図9のように構成されたスイッチャ901
を用いることで、3台のVTRをそれぞれ一本のケーブ
ル202で接続して任意に編集を行うことが可能とな
る。図12に示した構成の従来の装置では、信号の入出
力のために1台につき6本のケーブルが必要で、3台を
スイッチャに接続する場合は合計18本のケーブルが必
要であり、またスイッチャを構成するマトリックススイ
ッチは、ビデオ、右チャンネルオーディオ、左チャンネ
ルオーディオ各々独立に3系統が必要であったが、本実
施例では3本のケーブルと、1つのマトリックススイッ
チで足りる。
【0054】また、図9において、信号98はVTR1
が出力した、ビデオ信号、オーディオ信号、付加データ
を多重しているので、このなかの付加データにマトリッ
クススイッチ97の制御信号を加える構成、例えばスイ
ッチャにこの制御信号の分離手段とマトリックススイッ
チの制御手段を設けることで、VTRからスイッチャの
遠隔制御が可能となり、任意のVTRから他のVTRの
遠隔操作と同時にスイッチャの遠隔操作が可能となる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のVTRの接続を少ないケーブルでできるので、VTR
のつなぎかえが大幅に容易になるうえ、ケーブルの接続
ミスが低減できる。
【0056】また、接続した複数の装置のうち手元の装
置から他の装置の遠隔制御が可能であるので使い勝手が
改善され、さらに、プログラムのタイトルなどの付加デ
ータを編集して複写すること、複数の装置の一括制御を
行うこと、時系列操作を記憶し連続制御を行うといった
高度な操作も可能であり、使用者の希望するプログラム
の編集作業が確実にしかも簡単に行える効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のブロック回路図である。
【図2】実施例1の装置のシステム制御手段の制御手順
を示したフローチャートである。
【図3】実施例1の装置のシステム制御手段の制御手順
を示したフローチャートである。
【図4】実施例1の装置の接続例を示す図である。
【図5】実施例1におけるデータの表示例を示す図であ
る。
【図6】本発明の実施例2のブロック回路図である。
【図7】実施例2の装置の接続例を示す図である。
【図8】本発明の実施例3のブロック回路図である。
【図9】実施例3の装置を接続するスイッチャのブロッ
ク回路図である。
【図10】従来のVTRのブロック回路図である。
【図11】従来のVTRの接続例を示す図である。
【図12】従来のVTRを接続するスイッチャのブロッ
ク回路図である。
【符号の説明】
2 信号入力/分離手段 3 信号処理手段 4 システム制御手段 7 表示手段 8 信号多重/出力手段 12 メモリ 62 入出力切り替え手段 82 信号多重/分離手段 200 VTR
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−19990(JP,A) 特開 平3−163962(JP,A) 特開 平1−158524(JP,A) 特開 昭63−173114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/024 G11B 15/02 373

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付加データの出力手段および/または付
    加データの入力手段、出力付加データに装置の識別番号
    を付加する手段および/または入力付加データから装置
    の識別番号を読み取る手段、出力付加データに装置の動
    作モードを表すコードを付加する手段および/または入
    力付加データから装置の動作モードを表すコードを読み
    取る手段、および出力付加データに装置の制御コードを
    付加する手段および/または入力付加データから装置の
    制御コードを読み取る手段を備えた磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 データおよびコードの表示手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 データおよびコードの表示手段、表示し
    たデータおよびコードを選択する手段および修正する手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】 データおよびコードを記憶する手段を備
    えたこと特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 信号および付加データを記録する際に、
    記録する付加データに装置番号を付加する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】 信号および付加データを出力する際に、
    付加データに装置番号を付加する手段を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】 信号および付加データの入力および/ま
    たは出力をビットストリームで行う手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】 信号および付加データの入力および/ま
    たは出力をビットストリームで行う手段、およびこのビ
    ットストリームの入力と出力を切り替える手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】 信号および付加データの入力および/ま
    たは出力をビットストリームで行う手段、およびこのビ
    ットストリームの入力と出力を多重する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
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