JP3674462B2 - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室暖房乾燥機に関し、具体的には、浴室内を暖房し、また浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させるための天井取付型の浴室暖房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
温風を吹き出すことによって浴室内を暖房したり、浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させるための浴室暖房乾燥機で、浴室の天井部に設置されたものが従来より用いられている。
【0003】
従来の浴室暖房乾燥機の構造を図1の断面図に示す。この浴室暖房乾燥機1にあっては、浴室暖房乾燥機本体2が浴室の天井パネル3の上に設置されており、その下面にはフロントカバー4が取り付けられている。浴室暖房乾燥機本体2内には送風路5が取り付けられており、この送風路5内にはフロントカバー4の温風吹き出し口6から空気を吐出させるための送風ファン7と、送風ファン7によって温風吹き出し口6から吹き出される空気を加熱するための熱交換器8とが設けられている。
【0004】
そして、この浴室暖房乾燥機1では、送風ファン7を運転して送風を開始すると、フロントカバー4の空気吸込み口9から空気が吸引され、熱交換器8で加熱された温風がフロントカバー4の温風吹き出し口6から吐出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような浴室暖房乾燥機1では、フロントカバー4の空気吸込み口9は、図1に示すように均一に開口されていた。しかし、このような浴室暖房乾燥機1では、熱交換器8を通過する空気量は均一でなく、例えば図1に示すように熱交換器8を斜めに傾けて設置した浴室暖房乾燥機1では、熱交換器8の下部では風速が大きくて通過する空気量が多く、熱交換器8の上部では風速が小さくて通過する空気量が少なくなり、熱交換器8の熱交換効率が不均一になり、熱交換効率が低下していた。
【0006】
また、従来の浴室暖房乾燥機では、フロントカバーの温風吹き出し口も単に開口されているだけであるか、せいぜい風向調整用のルーバー板が設けられているだけであった。このため、ルーバー板を設けられている浴室暖房乾燥機の場合には、浴室に吊した衣類等の乾燥を行うとき、衣類の吊されている方向へ温風を吹き出させるためにルーバー板の傾きを調整することはできる。しかし、大きな洗濯物と小さな洗濯物とが吊されている場合、小さな洗濯物は速く乾くが、大きな洗濯物は乾きにくかった。
【0007】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴室暖房乾燥機のカバーに設けられている空気の吸い込み口及び温風の吹き出し口の高機能化ないし合理化を図ることにより、上記のような問題点を解決することにある。また、本発明の別な目的は、浴室暖房乾燥機のカバーに設けられている受信機取付用の窓の高機能化を図ることにある。
【0010】
【発明の開示】
請求項1に記載の浴室暖房乾燥機は、空気を加熱するための加熱器と、加熱器で加熱された空気を吹き出すための送風機と、送風機からカバーの吹き出し口へ温風を導くための送風路とを備えた浴室暖房乾燥機本体を浴室の天井部に設置し、浴室暖房乾燥機本体の下面を覆うようにして天井の下面にカバーを配置された浴室暖房乾燥機において、前記カバーに複数の開口部からなる空気吸込み口を設けると共に、それぞれの開口部の開閉状態を選択することによって前記空気吸込み口における開口比率の分布を調整可能としたものである。
【0011】
また、請求項2に記載の浴室暖房乾燥機は、前記開口部は、破り取ることのできる薄肉部によって塞がれていることを特徴としている。また、請求項3に記載の浴室暖房乾燥機は、前記開口部を遮ることができる開閉可能な遮蔽板をそれぞれの前記開口部に設けて構成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項1〜3に記載した浴室暖房乾燥機では、空気吸込み口に設けた開口部の開閉状態を選択することができるようになっているので、空気吸込み口における開口比率の分布を調節することによって加熱器を通過する空気の風速、または加熱器に送られる空気量の分布が均一になるように調整することができ、加熱器の加熱能力を高めることができる。特に、浴室暖房乾燥機の小型化を図った場合でも、十分な温風加熱能力を発揮させることができる。しかも、空気吸込み口における開口比率の分布を調節することによって空気吸込み口から吸い込まれる空気量またはその分布を調整することができるので、浴室暖房乾燥機の構造や設置状況に応じて空気吸込み口の空気量またはその分布を調整することができる。
【0013】
特に、請求項3に記載した浴室暖房乾燥機によれば、開閉可能な遮蔽板で開口部を部分的に覆うことによって空気吸込み口からの吸気量又はその分布を調整できるので、吸気調整手段の構造と調整作業が簡単になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図2は本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥機11の断面図、図3は浴室暖房乾燥機11の下面図である。この浴室暖房乾燥機11は、主として浴室暖房乾燥機本体12及びフロントカバー13によって構成されており、浴室暖房乾燥機本体12にあっては、下面開口したケーシング14の内部にファン収納部15と換気装置収納部16とが一体に成形され、ケーシング14の下端部外周にフランジ17が周設されている。ファン収納部15の下部には送風路本体18が取り付けられており、送風路本体18の外周には送風路摺動部19がスライド自在に接続され、固定された送風路本体18とスライド可能な送風路摺動部19とによって伸縮自在な送風路20が構成されている。
【0021】
ファン収納部15内には、クロスフローファンのような送風ファン21が設置されており、ファン収納部15の吸引側には2台の熱交換器22が設けられている。空気を加熱するための手段としては電気ヒーターなどでもよいが、この実施形態では、給湯機から供給される温水を循環させ、温水と浴室から吸引した空気とを熱交換させて空気を加熱する熱交換器22を用いている。
【0022】
浴室暖房乾燥機は、浴室天井部に設置する関係で、かなりのコンパクト化が要求されるが、コンパクト化しても所定の温風発生能力は必要とされる。そのため、熱交換器22は複数台のものを屈曲させるように配設してあり、熱交換器をコンパクトにしながら熱交換器22の面積を大きくし、熱交換器22の熱交換効率を大きくしている。
【0023】
また、換気装置収納部16内にはシロッコファン23とモータ24によって構成された換気装置25が納められており、換気装置25の吹き出し方向では、ケーシング14に排気口26が開口されている。
【0024】
図4は上記送風路20の構造を示す分解斜視図である。送風路本体18及び送風路摺動部19は、いずれも横に長い矩形状の開口を有しており、送風路本体18が送風路摺動部19内に挿入され、送風路摺動部19が送風路本体18に対して上下にスライド自在となっている。送風路摺動部19には、図2に示すように風向調整用のルーバー板27が設けられている。ルーバー板27は、送風路摺動部19内の中央部で軸支されており、図4に示すように送風路摺動部19の外部に固定されたパルスステップモータ等からなるルーバーモータ28で駆動されて傾き(角度)を変更される。
【0025】
送風路本体18の両端面からは、水平に支持片29が延出されており、送風路摺動部19の両端面にはガイドプレート31が設けられている。支持片29の下面にはガイド軸30が垂設されている。一方、送風路摺動部19側面のガイドプレート31には、ガイド軸30を通すことができる貫通孔32が開口されており、圧縮バネ33を通したガイド軸30の下端部を貫通孔32に摺動自在に挿通させ、ガイド軸30の先端にネジ35でワッシャ34を固定している。この結果、圧縮バネ33は支持片29とガイドプレート31との間に圧縮した状態で介在させられ、送風路摺動部19は圧縮バネ33の弾性によって下方へ突出付勢されると共に、送風路摺動部19は上方へ力を加えられると圧縮バネ33を押し縮めて上方へ移動する。
【0026】
また、図4に示すように、送風路摺動部19の一方側面の下部には取付プレート36が設けられており、取付プレート36の先端部には、ワイヤレスタイプのリモートコントローラ(図示せず)によって浴室暖房乾燥機11のオン、オフや送風量、送風温度、送風方向(ルーバー板27の角度)などを遠隔操作するためのリモコン受信機37がネジや爪などによって取り付けられている。
【0027】
図5は上記リモコン受信機37の構造を示す断面図、図6はその分解斜視図であって、部品実装面を下にした受信回路基板42をボックス39内に納めて封止用樹脂50で封止し、ボックス39の下面にシート47を貼り付けている。受信回路基板42の片面には受信回路を構成するIC等の回路部品44が実装され、他方の面にはリモートコントローラからの赤外線信号を受信するための赤外線受光素子45と信号着信用のブザー43が実装されている。ボックス39の下面では、少なくともブザー43や赤外線受光素子45に対向する箇所に窓38が設けられており、窓38の縁から内側へ向けて当該窓38を囲むようにして筒状の樹脂止め部40が延出されている。また、ボックス39の内面には、樹脂止め部40と同じ高さの基板支持部41aが突設されている。受信回路基板42は、ブザー43等が実装された面を下にして基板支持部41a及び樹脂止め部40の上に載置され、受信回路基板42にあけられた通孔46に通したビス41bを基板支持部41aに螺入して固定されている。ボックス39内に受信回路基板42が固定された状態では、受信回路基板42の下面に設けられているブザー43と赤外線受光素子45は、樹脂止め部40内に納まっている。
【0028】
樹脂止め部40の上端が受信回路基板42の下方に当接してボックス39内を樹脂止め部40の内外に仕切っているので、ボックス39内に受信回路基板42を取り付けた後、ボックス39内に封止用樹脂50をポッティングすると、図5のように封止用樹脂50は樹脂止め部40で止められ、ボックス39内の樹脂止め部40よりも外側にのみ充填される。よって、ブザー43及び赤外線受光素子45以外の回路部品44は、封止用樹脂50内に埋め込まれ、受信回路基板42上に実装されている受信回路が防水性と耐湿性を付与される。一方、ブザー43と赤外線受光素子45は、封止用樹脂50を充填しても封止用樹脂50内に埋まらず、樹脂止め部40内でボックス39下面に露出しているので、リモートコントローラによって下方から投射された赤外線の信号を赤外線受光素子45によって鋭敏にとらえることができる。また、リモートコントローラからの信号を着信したことを知らせるブザー43の音圧も高くなるので、浴室からブザー43の音が聞こえ易くなる。
【0029】
さらに、ボックス39の下面は、シート47によって覆うことにより、浴室内から直接ブザー43や赤外線受光素子45が見えないようにしている。このシート47は、赤外線や音を通し易い材質のものを用いてもよく、あるいは、ブザー43に対向させて複数の小孔からなる透音部48を設け、赤外線受光素子45に対向させて赤外線の透過する(例えば、透明ないし半透明の)赤外線透過部49を設けている。
【0030】
一方、フロントカバー13は、図2又は図3に示すように、浴室暖房乾燥機本体12の送風路20下端面と対向させて温風吹き出し口51が設けられ、リモコン受信機37と対向させてリモコン受信機露出窓55が設けられている。この温風吹き出し口51は、送風路20の下面開口とほぼ一致するように形成されている。さらに、温風吹き出し口51と隣接して一方には空気を吸い込むための空気吸込み口52が、他方には換気用吸気口53が設けられている。空気吸込み口52はグリル状に形成されており、その上面には着脱自在にフィルタ54を取り付けられるようになっている。
【0031】
しかして、この浴室暖房乾燥機11によれば、換気装置25を運転することにより、排気口26に接続された排気ダクトを通じて浴室内の湿気を屋外へ排出することができる。
【0032】
また、送風ファン21を運転すると、フロントカバー13の空気吸込み口52から吸い込まれた空気が、熱交換器22によって加熱され、熱交換器22によって加熱された温風が送風路20を通ってフロントカバー13の温風吹き出し口51から吹き出される。従って、入浴時または入浴直前に送風ファン21を運転して温風吹き出し口51から浴室内に温風を吐出させることにより、浴室内の暖房を行うことができる。
【0033】
また、浴室暖房乾燥機11の下方に衣類等の洗濯物を吊り下げておけば、浴室暖房乾燥機11の温風吹き出し口51から吹き出された温風によって衣類等を乾燥させることができる。
【0034】
ここで、フロントカバー13の空気吸込み口52は、図7に示すように、開口幅の異なる複数の開口部52aを配列し、熱交換器22に空気が送られにくい領域では空気吸込み口52の開口幅(開口比率)を大きくし、熱交換器22に空気が送られ易い領域では空気吸込み口52の開口幅(開口比率)を小さくすることにより、熱交換器22に一様に空気が送られるようにしている。例えば、図2又は図7のように、2台の熱交換器22が屈曲するようにして斜めに配置されている場合には、下部には空気が流れ易い(空気の流速が大きい)が、上部には空気が流れにくい(空気の流速が小さい)ので、熱交換器22の下部に対応する箇所では空気吸込み口52の開口比率を比較的小さくして空気抵抗を大きくし、熱交換器22の上部に対応する箇所では空気吸込み口52の開口比率を比較的大きくして空気抵抗を小さくし、これによって熱交換器22の全体を空気が均一に通過するようにし、熱交換器22の熱交換能力を高めている。よって、浴室暖房乾燥機11を小型化した場合にも、高い温風発生能力を発揮させることができる。
【0035】
また、この浴室暖房乾燥機11では、送風路20が伸縮できるようになっていて送風路摺動部19が温風吹き出し口51に向けて付勢されているので、施工状態によって浴室暖房乾燥機本体12とフロントカバー13との間の距離が異なっても、送風路20とフロントカバー13の温風吹き出し口51の縁との間に隙間が生じず、送風路20からの風損を防止して騒音や温風吹き出し量の不足などを低減することができる。
【0036】
さらに、送風路20には、風向調整用のルーバー板27を設けているので、衣類等の洗濯物の位置や入浴者の位置に応じてルーバー板27を駆動することにより、温風の吹き出し方向もリモートコントローラによって自由に変更することができる。
【0037】
なお、浴室暖房乾燥機11を操作するのに赤外線や電波を用いた無線方式のリモートコントローラを用いず、浴室暖房乾燥機11とリモートコントローラとを信号線で結んでもよい。このとき、浴室暖房乾燥機11にはリモコン受信機37が必要なくなるので、フロントカバー13のリモコン受信機露出窓55には、図8(a)(b)に示すように、閉止板(化粧蓋)56を取り付けて塞いでおけばよい。図7の例では、閉止板56を爪57でリモコン受信機露出窓55の縁に引っ掛けて嵌め殺しにしているが、ネジ止めしたり、弾性的に嵌合させるようにしていてもよい。このように無線方式のリモートコントローラを用いない場合には、リモコン受信機露出窓を閉止板で覆える要にすることで、リモコン受信機露出窓が目立ちにくくなる。また、無線方式のリモートコントローラを用いる場合と、有線方式のリモートコントローラを用いる場合とでフロントカバー13を共用することができ、コストを抑えることができる。
【0038】
また、図7に示したフロントカバー13の空気吸込み口52では、空気吸込み口52の開口部52aの幅を変化させることによって空気吸込み口52の開口比率を変化させているが、空気吸込み口52の開口比率(=開口部の開口幅/当該開口部に隣接する桟の中心間の距離)を変化させる方法はこれに限るものではない。例えば、図9(a)に示すように、開口部52aの幅aは一定にして開口部52aの間の桟52bの幅bを変化させてもよい。また、図9(b)に示すように、開口部52aまたは桟52bの中心間の距離cを一定にして開口部52aの幅aと桟52bの幅bの双方を変化させてもよい。
【0039】
(第2の実施形態)
第1の実施形態で説明した浴室暖房乾燥機11では、空気吸込み口52の不均一な開口比率は予め決められており、施工現場で調整したり変更したりすることはできない。次に述べる実施形態は、施工現場において、空気吸込み口52の開口比率を自由に設定できるようにしたものである。
【0040】
図10に示す空気吸込み口52では、薄肉部61によって塞がれた複数の開口部52aを合成樹脂製のフロントカバー13に設けている。薄肉部61が破られていない箇所では、下面からフロントカバー13を見上げても開口部52aは見えないが、図11に示すように、必要に応じて薄肉部61を破り取ることによって任意の位置に開口部52aをあけることができ、浴室暖房乾燥機の設置現場でその状況に応じて適切な分布で空気吸込み口52の開口部52aを設けることができる。また、開口部52aをあけていない領域では、薄肉部61によって開口部52aが隠されるので、浴室暖房乾燥機の外観が損なわれることがない。
【0041】
(第3の実施形態)
また、図12に示す実施形態では、フロントカバー13の空気吸込み口52に複数枚の遮蔽板62を並べて各遮蔽板62を回転自在に軸支したものである。各遮蔽板62は、垂直に立てて空気吸込み口52の開口部52aを開き、水平に寝かして空気吸込み口52の開口部52aを閉じることができるようになっており、すべての遮蔽板62を閉じると空気吸込み口52を塞ぐことができる。しかして、この実施形態でも、図13に示すように、浴室暖房乾燥機11の構造や設置場所に応じて適当な遮蔽板62を開閉し、熱交換器22に均一に空気が供給されるように調整することができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載した浴室暖房乾燥機によれば、空気吸込み口における開口比率の分布を調節することによって加熱器を通過する空気の風速、または加熱器に送られる空気量の分布が均一になるように調整することができるので、加熱器の加熱能力を高めることができる。特に、浴室暖房乾燥機の小型化を図った場合でも、十分な温風加熱能力を発揮させることができる。しかも、空気吸込み口における開口比率の分布を調節することによって空気吸込み口から吸い込まれる空気量またはその分布を調整することができるので、浴室暖房乾燥機の構造や設置状況に応じて空気吸込み口の空気量またはその分布を調整することができる。
【0049】
さらに、請求項3に記載した浴室暖房乾燥機によれば、開閉可能な遮蔽板で開口部を部分的に覆うことによって空気吸込み口からの吸気量又はその分布を調整できるので、吸気調整手段の構造と調整作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の浴室暖房乾燥機の断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥機の断面図である。
【図3】 同上の浴室暖房乾燥機の下面図である。
【図4】 同上の浴室暖房乾燥機における送風路の一部を示す分解斜視図である。
【図5】 同上の浴室暖房乾燥機に用いられているリモコン受信機の構造を示す断面図である。
【図6】 同上のリモコン受信機の分解斜視図である。
【図7】 図2の浴室暖房乾燥機における空気吸込み口の構造を拡大して示す断面図である。
【図8】 (a)はリモコン受信機露出窓に閉止板を取り付けられたフロントカバーを示す一部破断した下面図、(b)は(a)の一部を拡大して示した断面図である。
【図9】 (a)(b)はいずれも空気吸込み口の別な構造を示す拡大断面図である。
【図10】 本発明の別な実施形態による浴室暖房乾燥機の空気吸込み口の構造を拡大して示す部分断面図である。
【図11】 同上の実施形態において、空気吸込み口を部分的に開口させた状態を示す断面図である。
【図12】 本発明のさらに別な実施形態による浴室暖房乾燥機の空気吸込み口の構造を拡大して示す部分断面図である。
【図13】 同上の実施形態において、空気吸込み口を部分的に開口させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
13 フロントカバー
20 送風路
21 送風ファン
22 熱交換器
37 リモコン受信機
40 樹脂止め部
42 受信回路基板
43 ブザー
45 赤外線受光素子
50 封止用樹脂
51 温風吹き出し口
52 空気吸込み口
52a 開口部
52b 桟
55 リモコン受信機露出窓
56 閉止板
61 薄肉部
62 遮蔽板
Claims (3)
- 空気を加熱するための加熱器と、加熱器で加熱された空気を吹き出すための送風機と、送風機からカバーの吹き出し口へ温風を導くための送風路とを備えた浴室暖房乾燥機本体を浴室の天井部に設置し、浴室暖房乾燥機本体の下面を覆うようにして天井の下面にカバーを配置された浴室暖房乾燥機において、
前記カバーに複数の開口部からなる空気吸込み口を設けると共に、それぞれの開口部の開閉状態を選択することによって前記空気吸込み口における開口比率の分布を調整可能とした浴室暖房乾燥機。 - 前記開口部は、破り取ることのできる薄肉部によって塞がれていることを特徴とする、請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
- 前記開口部を遮ることができる開閉可能な遮蔽板をそれぞれの前記開口部に設けて構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
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