JP3674353B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、根菜類収穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
根菜類が、例えば、人参であったとすると、この人参を収穫作業するときは、根菜類収穫機を圃場を走行させて、前部で人参を掘起しながら挾持して引き抜くと共に、上方後部へ向けて移送され、この挾持移送中に入力駆動装置から上伝動装置を介して回転駆動する首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置へと順次引継ぎされて挾持移送され、この挾持移送中に人参は首揃えされて葉部は切断され、切断済み葉部はこれらタッピング移送装置、及び葉移送装置で移送終端部まで挾持移送され、終端部から圃場へ排出する。
【0003】
この挾持移送中に前記首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置等のいずれかに不具合が発生して点検したり、又は部品を交換するとき等は、入力駆動装置より、これら首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置等を別々に全てを分解した後に点検、及び部品交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
首揃移送装置、タッピング移送装置、及び葉移送装置等の内のいずれかに不具合が発生して、部品の点検、及び交換するときは、これら各移送装置を全てを入力駆動装置と共に、別々に分解する必要があり、このために分解時間が長時間必要であったが、この発明により、この問題点を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、入力駆動装置(27)である伝動機構(30a)を内装した伝動ケ−ス(30)の上側に伝動機構(37a)を内装した下支持ケ−ス(37)を設け、該下支持ケ−ス(37)の上部に上伝動装置(38)である伝動機構(38b)を内装した上伝動ケ−ス(38a)を設け、該上伝動ケ−ス(38a)の上側に伝動機構(41a)を内装した上支持ケ−ス(41)を設け、前記上伝動ケ−ス(38a)の前部の下側に下方へ向けて着脱自在に首揃移送装置(33)を設けるにあたり、後プ−リ(39b)を前記上伝動ケ−ス(38a)の前部から下方へ向けて突出する中支持軸(38c)で軸支すると共に支持プレ−ト(39)に前プ−リ(39a)を軸支して該前プ−リ(39a)と前記後プ−リ(39b)とに移送ベルト(39c)を掛け渡し、前記タッピング移送装置(34)を上伝動ケース(38a)の前部の上側において上方へ向けて着脱自在に設けるにあたり、後プーリ(42b)を前記上伝動ケース(38a)の前端部から上方へ向けて突出する前支持軸(38d)で軸支すると共に前プーリ(42a)を軸支する支持枠(42d)を支持プレート(42)側に支持して前記前プ−リ(42a)と後プーリ(42b)とに移送ベルト(42c)を掛け渡し、前記葉移送装置(35)を上伝動ケース(38a)とタッピング移送装置(34)と上部支持フレーム装置(36)との上側において上方へ向けて着脱自在に装着するにあたり、前記上部支持フレーム装置(36)を上伝動ケース(38a)の後端部から上方へ向けて突出する後支持軸(38e)で軸支すると共に該上部支持フレーム装置(36)の上支持フレーム(36b)の中央部を上伝動ケース(38a)の上側面側に装着し、後プーリ(43b)を上伝動ケース(38a)の後端部から上方へ向けて突出する後支持軸(38e)で軸支すると共に前プーリ(43a)を軸支する支持枠(43d)を上支持フレーム(36b)側に支持して前記前プ−リ(43a)と後プーリ(43b)に移送ベルト(43c)を掛け渡し、前記切断装置(12)を前記首揃移送装置(33)の後方において上伝動ケース(38a)から下方へ突出する回転軸(46)の下端部の近傍に切断刃(46a)を装着して構成したことを特徴とする根菜類収穫機の構成とする。
【0006】
人参(イ)を収穫作業するときは、根菜収穫機を圃場を走行させて、前部で人参(イ)を掘起しながら挾持して引き抜くと共に、上方後部へ向けて移送され、この挾持移送中に入力駆動装置27から上伝動装置38を介して回転駆動する首揃移送装置33、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35へと順次引継ぎされて挾持移送され、この挾持移送中に人参(イ)は首揃えされて、葉部が切断され、切断済み葉部はこれらタッピング移送装置34、及び葉移送装置35で移送終端部まで挾持移送され、終端部から圃場へ排出する。
【0007】
この挾持移送中に前記首揃移送装置33、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35等に不具合が発生して点検したり、又は部品交換するときは、該首揃移送装置33は、上伝動装置38から下方へ向けて取外しを行い。又、該タッピング移送装置34、及び該葉移送装置35は、該上伝動装置38から上方へ向けて取外しを行い。これら首揃移送装置33と、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35とに分けて取り外して点検、及び部品交換する。
【0008】
【発明の効果】
この発明によると、点検、及び部品交換のときは、上伝動装置38に対して首揃移送装置33と、タッピング移送装置34、及び葉移送装置35とに分けて別々に分解できることにより、短時間で取り外しができると共に、点検、及び部品交換が容易である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図例は、根菜類(イ)が、例えば、人参(イ)であったとすると、この人参(イ)は圃場から掘起され、この掘起した人参(イ)を移送しながら葉部、及び根部の下方部の所定位置を切断して一時貯留等を行う根菜類収穫機1を図示して説明すると共に、根菜搬送装置6を図示して説明する。
【0010】
前記根菜類収穫機1は、走行車両2の一方側の側部外側には、収穫用作業装置3を設け、この収穫用作業装置3は前部に引起装置4、掘起装置5、及び後部の根菜搬送装置6等よりなる構成である。前記走行車両2の車台7の下部には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、該車台7上部の一方側には、走行操作、及び各種制御操作等を行う操作装置8、及び作業者が搭乗して各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下部には、原動機(エンジン)7b等を搭載している。この原動機7bで走行ギヤケース7c内の伝動機構7dを介して該走行クローラ7a,7aを回転駆動する構成である。
【0011】
前記車台7上部の後方部には、後述する葉切装置12で人参(イ)の葉の根元部が切断され、又、後述する人参下部切断装置47で根部の下方部の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済み人参(イ)の供給を受けて、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動する移送ベルト等を張設してなる第1移送コンベア13、及び回転駆動する移送ベルト等を張設してなる第2移送コンベア14を設け、これら第1・第2移送コンベア13,14は移送終端部へ向けて上り傾斜させて設けている。該第2移送コンベア14の移送終端部の下側で該車台7上側には、両者を介して切断済みの人参(イ)の供給を受け、収納して一時貯留する収納箱15を載置した構成である。
【0012】
前記第1・第2移送コンベア13,14は、図5で示す如く伝動ケース17の伝動機構17aから伝動機構17bを介して、該第1移送コンベア13の移送終端部に軸支したプーリ13a、及び該第2移送コンベア14の移送始端部に軸支したプーリ14aを回転駆動する構成である。
【0013】
前記車台7後部の左側には、上方へ突出する断面形状がコ字形状の支持板16を設け、この支持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下部へ突出する支持板18を設け、この支持板18の前端部には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固着した取付板19bを装着して設けると共に、この各受板19aの前端部には、前方下部へ突出する補助受板19cを固着した構成である。
【0014】
前記左右両側の引起装置4は、上部を伝動ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装する上受杆20aで支持すると共に、回転駆動させる構成である。下部を補助受板19cから前方へ突出する下受杆20bで支持させている。
【0015】
前記引起装置4は、根菜搬送装置6前部の左右両側に設け、この引起装置4は、左右両側の引起ケース21,21に内装して回転自在な引起チェン22aを張設し、この引起チェン22aには、所定間隔で引起ラグ22bを前側下端部から前側上端部の間は、該引起ケース21,21から突出して、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部とし、後側は引起しない非作用部とした構成である。
【0016】
前記引起装置4の引起チェン22aの回転駆動は、図5で示す如く伝動ケース17の伝動機構17aから駆動用入力軸22cを介して回転駆動する構成である。 前記引起ケース21下部外側面には、人参(イ)の葉部を分離する分草体23を前方へ突出させて設けた構成であると共に、図2で示す如く掘起し高さ、及び畦の凹凸を検出する掘起し高さセンサ24を一方側の該引起ケース21に設けている。この掘起し高さセンサ24は、該引起ケース21の外側面に回動自在に設けた支持板25aに接地プレート25bを装着すると共に、該支持板25aの上端部とポテンションメータ25cとを連結する連結ロット25dよりなる構成である。
【0017】
前記掘起し高さセンサ24の接地プレート25bが、圃場迄の高さによって回動すると共に、圃場の凹凸を検出して上下回動し、この回動が該ポテンションメータ25cで検出され、この検出が操作装置8の制御装置10のCPU10aへ図6で示す如く入力され、この検出の入力により、掘起部上昇ソレノイド26b、又は掘起部下降ソレノイド26cの作動により、伝動ケース17の中心位置を上下回動中心26位置として、上下シリンダ26aが作動して、掘起装置5を上下回動制御する構成である。
【0018】
前記掘起装置5の上下回動制御に伴って、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同時に上下回動制御する構成である。
前記掘起装置5は、左右両側の補助受板19cに上下調節可能に設けている。この掘起装置5は前方下部へ傾斜して突出する支持杆5aの前端部に、上下方向に所定長さの掘起板5bを装着した構成であり、この左右両側の掘起装置5の掘起板5bで人参(イ)の左右両側を掘起す構成である。
【0019】
前記車台7の支持板16の前部には、前支持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部には、L字形状の上下回動機構の回動板16cを回動自在に装着して設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前端部とを連接させ、他方側の前端部には、該上下回動機構の支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端の近傍部とを連接させた構成である。
【0020】
前記上下シリンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動中心26位置を回動中心として、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c、及び後述する連結板29等を介して、引起装置4、掘起装置5、及び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成である。
【0021】
前記根菜搬送装置6の移送装置28は、引起装置4の後側の左右両側に設け、この移送装置28の上端の移送終端は、伝動ケース17の後側に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する上入力駆動装置31の伝動機構31aを内装した伝動ケース31bの上側に設けた伝動ケース32に、内装した伝動機構32aで支持させると共に、回転駆動する構成である。この伝動ケース30は該伝動ケース17の上下回動中心26を回動位置とする回動によって、該連結板29を介して同時に上下回動する構成である。
【0022】
前記移送装置28は、上・下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28cに移送ベルト28aを掛け渡した構成である。掘起装置5で掘起した人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a間で挾持されて上部へ向けて移送する構成であり、この移送途中で首揃移送装置33へ引継ぎする構成である。
【0023】
前記移送装置28の下ケース29aには、図7、及び図8で示す如く上下方向に複数箇所に支持杆29bを設け、この各支持杆29bには、回動自在に各支持ピン29cを設け、この支持ピン29cには、移送ベルト28aを全面に上部から覆う状態に上ケース29dを装着して設け、該支持ピン29cを回動中心として、この上ケース29dを開閉自在に構成すると共に、該上ケース29dは、締付具29eで受具29fへ締付け、装着して固定する構成である。
【0024】
これにより、前記移送ベルト28aの全面を上ケース29dで覆うことにより、移送途中のどの箇所で人参(イ)の葉部が詰まっても、安全により速く除去することができる。
【0025】
前記移送装置28の上ケース29dの人参(イ)の挾持側の内側壁部には、図9、及び図10で示す如く移送ベルト28aに付着する人参(イ)の葉、草、及び泥等を除去する上下に所定幅で該移送ベルト28aに略接触状態に、スクレーパ28dをボルト、及びナット等で着脱自在に装着した構成である。
【0026】
これにより、前記移送ベルト28aに付着する葉、草、及び泥を除去することにより、挾持ミスが減少し、又、上ケース29d後部に葉等が堆積しないことにより、葉の流れがスムーズである。
【0027】
前記移送装置28の上プーリ28b部には、図9、及び図10で示す如くこの上プーリ28bに巻き付く人参(イ)の葉、及び草等を除去するプーリ用スクレーパ28eをボルト、及びナット等で下ケース29aの上端部へ着脱自在に装着した構成である。又、下プーリ28c部にも同じようにプーリ用スクレーパ28eを設けた構成とするもよい。
【0028】
これにより、前記上プーリ28bに付着物がなくなることにより、移送ベルト28aのはずれが防止できる。
前記根菜搬送装置6は、図2で示す如く移送装置28の後側で、移送終端部から所定距離下方に位置させて左右両側に設ける首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35、葉切断装置12、上伝動装置38、及び上部支持フレーム装置36等よりなり、人参(イ)を収穫作業状態のときには、圃場面に対して略平行状態に設けた構成である。
【0029】
前記根菜搬送装置6は、図1で示す如く入力駆動装置27である伝動機構30aを内装した伝動ケース30の上側に伝動機構37aを内装した下支持ケース37を設け、この下支持ケース37の上部には、上伝動装置38を設け、この上伝動装置38は伝動機構38bを内装した上伝動ケース38aよりなる構成であり、この上伝動ケース38aの上側には、伝動機構41aを内装した上支持ケース41を設け、該上伝動ケース38aは該上・下支持ケース37,41へボルト、及びナット等により、着脱自在に装着した構成である。
【0030】
前記根菜搬送装置6は、図1で示す如く上伝動装置38の上伝動ケース38aの前部の下側には、下方へ向けて着脱自在に首揃移送装置33を装着した構成である。該首揃移送装置33の後プーリ39bは、上伝動ケース38aの前部に下方へ向けて突出する中支持軸38cで軸支すると共に、支持プレート39に前プーリ39aを軸支した構成である。これら前・後プーリ39a,39bには、移送ベルト39cを掛け渡した構成である。
【0031】
前記各首揃移送装置33は、各移送装置28の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挾持して上部へ移送中に、この移送途中で該各首揃移送装置33の該各移送ベルト39c間で、人参(イ)の葉部を挾持して引継ぎする構成であり、この人参(イ)の葉部は両者で挾持され、この各移送ベルト28aにより、更に上部へ移送されることにより、これら各移送ベルト39cの下端部位置まで、この人参(イ)の根部の上部が当接するまで上部へ向けて移動され、首揃えが行われる構成である。
【0032】
前記タッピング移送装置34は、図1で示す如く上伝動ケース38aの前部の上側に上方へ向けて着脱自在に装着した構成である。該タッピング移送装置34の後プーリ42bは、上伝動ケース38aの前端部に上方へ向けて突出する前支持軸38dで軸支すると共に、前プーリ42aを軸支する支持枠42dは、支持プレート42に設ける支持ボルト42eで支持した構成である。これら前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42cを掛け渡した構成である。これら移送ベルト42c,42cで首揃移送装置33,33で挾持移送中の人参(イ)を途中から引継ぎして、挾持移送する構成である。
【0033】
前記上部支持フレーム装置36は、図1で示す如く上伝動ケース38a、及びタッピング移送装置34の上側に上方へ向けて着脱自在に装着した構成である。該上部支持フレーム装置36の支持具36aは上伝動ケース38aの後端部に上方へ向けて突出する後支持軸38eで軸支すると共に、該上部支持フレーム装置36の上支持フレーム36bの略中央部は、該上伝動ケース38aの上側面に設けた支持板38fへボルト等によって装着する構成である。
【0034】
前記葉移送装置35は、図1で示す如く上伝動ケース38a、タッピング移送装置34、及び上部支持フレーム装置36の上側に上方へ向けて着脱自在に装着した構成である。該葉移送装置35の後プーリ43bは、上伝動ケース38aの後端部に上方へ向けて突出する後支持軸38eで軸支すると共に、前プーリ43aを軸支する支持枠43dは、上支持フレーム36bに設ける支持ボルト36cで支持する構成である。これら前・後プーリ43a,43bには移送ベルト43cを掛け渡した構成である。これら移送ベルト43c,43cでタッピング移送装置34,34で挾持移送中の人参(イ)を途中から引継ぎして、挾持移送する構成であり、これら移送ベルト43c,43cで人参(イ)の切断済み葉部を移送終端部まで挾持移送して、圃場へ排出する構成である。
【0035】
前記切断装置12は、図1で示す如く首揃移送装置33の後方で、上伝動ケース38aから下方へ突出する回転軸46の下端部の近傍に切断刃46aを装着した構成である。
【0036】
前記根菜搬送装置6の首揃移送装置33は、下方へ着脱自在な構成であり、又、タッピング移送装置34、葉移送装置35、及び上部支持フレーム装置36は上部へ着脱自在な構成として、不具合が発生したときに分解して点検したり、又は部品交換等のときに容易に交換できる構成である。
【0037】
前記タッピング移送装置34の支持枠42d、及び葉移送装置35の支持枠43dには、図11で示す如く該タッピング移送装置34の前プーリ42a、及び該葉移送装置35の前プーリ43aに巻き付く人参(イ)の葉、及び草等を除去する各スクレーパ42f,43eを各々に設けると共に、該各移送装置34,35の各後プーリ42b,43bに巻き付く人参(イ)の葉、及び草等を除去する各後スクレーパ42h,43fを各々に設けた構成である。
【0038】
これにより、前側に設けた前記各スクレーパ42f、43eは、支持枠42d、及び43dに設けたことにより、各移送ベルト42c,43cを調節操作しても、調節する必要がない。又、後側に後スクレーパ42h,43fを設けたことにより、該各移送ベルト42c,43cのはずれを防止できる。
【0039】
前記入力駆動装置27の伝動ケース30の横側には、図15で示す如く上入力駆動装置31の伝動ケース31bの上下に設けた締付部31c,31cをボルト等によって装着する構成である。
【0040】
これにより、分解、及び組立が容易であり、又、前記葉切断装置12を分解するとき等は、伝動ケース31bを一時的に取り外しを行なった後に、該葉切断装置12を分解することができることにより、分解が容易である。
【0041】
前記根菜搬送装置6は、図14で示す如く伝動ケース30の上側面へ下支持ケース37の下端部に設けた締付板37bをボルト等によって装着する構成である。この根菜搬送装置6は葉切断装置12、首揃移送装置33、タッピング移送装置34、上伝動装置38、及び葉移送装置35を一体に構成している。
【0042】
これにより、作業終了後の点検、及び補修が容易であり、又、生産性が向上する。
前記人参下部切断装置47は、掘起装置5後方上部に前方下部から上方を後部をへ向けて傾斜状態に設け、この人参下部切断装置47は、左右方向に所定間隔で、上下方向に2箇所に山形状を形成した案内杆48aを複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48cを回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支している。
【0043】
前記人参下部切断装置47は、各移送装置28の各移送ベルト28a間で挾持されて上部へ移送中の全長の短い人参(イ)の根部の先端部が下側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断刃48bにより、この人参(イ)の根部の先端の所定位置を切断する。又、上部へ移送中の全長の長い人参(イ)は、下側の山形の該案内杆48a部は通過し、上側の山形の該案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の根部の先端部が入り、この根部の先端の所定位置を上側の該切断刃48bによって切断する。人参(イ)の根部の全長により、この根部の先端の所定位置を切断する構成である。
【0044】
前記車台7の後端部には、図13で示す如く折り畳み自在な補助車台44を設け、この補助車台44の上側には、葉移送装置35で挾持移送して排出する人参(イ)の切断済み茎葉部を受ける茎葉収納箱45を載置した構成である。
【0045】
これにより、切断済み茎葉部が圃場の畦上へ排出されることがなくなり、収穫作業が容易であり、又、折り畳みができることにより、収納、及び運搬が容易である。
【0046】
前記車台7の上側には、図12で示す如く第2移送コンベア14の上側に位置すべく支持枠49を設け、この支持枠49上側には、空の収納箱15を載置した構成である。この空の収納箱15は上下に二段は載置可能に構成している。
【0047】
これにより、人参(イ)で満量になった前記収納箱15と空の該収納箱15との交換が短時間できるし、又、容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 根菜搬送装置部の拡大側面図。
【図2】 根菜類収穫機の作業状態時の全体側面図。
【図3】 根菜類収穫機の非作業状態時の全体側面図。
【図4】 根菜類収穫機の全体平面図。
【図5】 根菜類収穫機の伝動機構図。
【図6】 ブロック図。
【図7】 移送装置部の拡大側面図。
【図8】 移送装置部の拡大平面図。
【図9】 移送装置部の拡大平面図。
【図10】 移送装置部の拡大側面図。
【図11】 タッピング移送装置部、及び葉移送装置部の拡大平面図。
【図12】 他の実施例を示す図で、根菜類収穫機の一部破断した平面図。
【図13】 他の実施例を示す図で、根菜類収穫機の一部破断した側面図。
【図14】 他の実施例を示す図で、根菜搬送装置部の拡大側面図。
【図15】 他の実施例を示す図で、上入力駆動装置部の拡大側面図。
【符号の説明】
12 切断装置
27 入力駆動装置
30 伝動ケ−ス
30a 伝動機構
33 首揃移送装置
34 タッピング移送装置
35 葉移送装置
36 上部支持フレーム装置
36b 上支持フレーム
37 下支持ケ−ス
37a 伝動機構
38 上伝動装置
38a 上伝動ケ−ス
38b 伝動機構
38c 中支持軸
38d 前支持軸
38e 後支持軸
39 支持プレ−ト
39a 前プ−リ
39b 後プ−リ
39c 移送ベルト
41 上支持ケ−ス
41a 伝動機構
42 支持プレート
42a 前プーリ
42b 後プーリ
42c 移送ベルト
42d 支持枠
43a 前プーリ
43b 後プーリ
43c 移送ベルト
43d 支持枠
46 回転軸
46a 切断刃
イ 根菜類(人参)

Claims (1)

  1. 入力駆動装置(27)である伝動機構(30a)を内装した伝動ケ−ス(30)の上側に伝動機構(37a)を内装した下支持ケ−ス(37)を設け、該下支持ケ−ス(37)の上部に上伝動装置(38)である伝動機構(38b)を内装した上伝動ケ−ス(38a)を設け、該上伝動ケ−ス(38a)の上側に伝動機構(41a)を内装した上支持ケ−ス(41)を設け、前記上伝動ケ−ス(38a)の前部の下側に下方へ向けて着脱自在に首揃移送装置(33)を設けるにあたり、後プ−リ(39b)を前記上伝動ケ−ス(38a)の前部から下方へ向けて突出する中支持軸(38c)で軸支すると共に支持プレ−ト(39)に前プ−リ(39a)を軸支して該前プ−リ(39a)と前記後プ−リ(39b)とに移送ベルト(39c)を掛け渡し、前記タッピング移送装置(34)を上伝動ケース(38a)の前部の上側において上方へ向けて着脱自在に設けるにあたり、後プーリ(42b)を前記上伝動ケース(38a)の前端部から上方へ向けて突出する前支持軸(38d)で軸支すると共に前プーリ(42a)を軸支する支持枠(42d)を支持プレート(42)側に支持して前記前プ−リ(42a)と後プーリ(42b)とに移送ベルト(42c)を掛け渡し、前記葉移送装置(35)を上伝動ケース(38a)とタッピング移送装置(34)と上部支持フレーム装置(36)との上側において上方へ向けて着脱自在に装着するにあたり、前記上部支持フレーム装置(36)を上伝動ケース(38a)の後端部から上方へ向けて突出する後支持軸(38e)で軸支すると共に該上部支持フレーム装置(36)の上支持フレーム(36b)の中央部を上伝動ケース(38a)の上側面側に装着し、後プーリ(43b)を上伝動ケース(38a)の後端部から上方へ向けて突出する後支持軸(38e)で軸支すると共に前プーリ(43a)を軸支する支持枠(43d)を上支持フレーム(36b)側に支持して前記前プ−リ(43a)と後プーリ(43b)に移送ベルト(43c)を掛け渡し、前記切断装置(12)を前記首揃移送装置(33)の後方において上伝動ケース(38a)から下方へ突出する回転軸(46)の下端部の近傍に切断刃(46a)を装着して構成したことを特徴とする根菜類収穫機。
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