JPH0325547Y2 - - Google Patents

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JPH0325547Y2
JPH0325547Y2 JP1981189812U JP18981281U JPH0325547Y2 JP H0325547 Y2 JPH0325547 Y2 JP H0325547Y2 JP 1981189812 U JP1981189812 U JP 1981189812U JP 18981281 U JP18981281 U JP 18981281U JP H0325547 Y2 JPH0325547 Y2 JP H0325547Y2
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JP
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pivot
reaping
pin
section
fittings
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JP1981189812U
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JPS5894336U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は刈取回動形コンバインの刈取搬送部の
支持装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 脱穀装置の前部に配置した枢支軸に、刈取搬送
部を固設した回動枢支体を回動可能に設けた構成
は、実開昭55−8347号公報により公知とされてい
る。
また刈取部を機体にピンにより固着した構成も
実公昭42−16342号公報において公知とされてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 刈取回動形コンバインの場合には、脱穀装置の
前部で刈取搬送部の後部の回動枢支部を設ける必
要があり、従来はこの刈取搬送部の枢支部をU形
の軸受金具にて枢支軸を受けて、枢支軸を抱き込
んだ形で、上から軸受装置の蓋をボルトで固定し
ていたのである。
しかし従来の枢支部の固定方法は、工場で組み
立てる際には油圧・空気圧等のクレーンで組み立
てるには容易であるが、刈取作業時において圃場
で修理するには、スパナの入りづらい位置であ
り、ボルトが外しにくく、かつ重い刈取搬送部を
持ち上げてボルトを締めなければならないので困
難を伴うのである。
本考案は刈取搬送部を組み立てやすく、外しや
すくする為に枢支金具を前向きのコの字形とし、
該コの字形の枢支金具に前方から枢支軸を挿入
し、従来ボルトにて締結していたのを上下方向の
ピンにて締結し、組み立て時に一方だけ先に枢支
金具に嵌入固定した後に他方を嵌入固定したり、
又、一方だけピンを外せば他方のピンを中心に刈
取搬送部が回動されるようにしたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の解決すべく課題は以上の如くであり、
次に課題を解決する手段を説明する。
脱穀装置の前部に配置する刈取搬送部Aを枢支
金具16,18に枢支するにおいて、枢支軸7
と、該枢支軸7を中心に回動する回動枢支体25
を設け、回動枢支体25に駆動装置や刈取搬送部
を固設し枢支軸7の回りに回動させ、該枢支軸7
は枢支金具16,18に対して前方から嵌入し、
上下方向のピン19L,19Rにて固設したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以
上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例
の構成を説明すると。
第1図はコンバインの全体側面図、第2図は同
じく平面図であり、刈取搬送部を左側へ回動した
状態の図面、第3図は刈取搬送部の支持部を示す
拡大側面図、第4図は同じく拡大前面図、第5図
は枢支部の他の実施例を示す平面図、第6図は前
面図である。
コンバインはクローラー式の走行装置10上に
各種装置を搭載して、前部から穀稈を流し刈取・
搬送・脱穀・選別・排藁処理等を行つている。
刈取搬送部Aは引起し装置2、刈刃3、株元搬
送装置、上部搬送装置4、縦搬送装置5等をまと
めた総称であり、これら全体を脱穀装置9の脱穀
装置の前部に枢支金具16,18にて枢支してい
る。
この枢支部を中心に刈取搬送部Aを運搬車積み
込みや、畦越え時に回動するのが油圧シリンダー
20である。油圧シリンダー20は刈取搬送部の
刈取フレーム6を下方から押し上げるべく構成し
ている。
コンバインの作業時の穀稈の流れを説明する。
圃場面の立毛中の穀稈を分草板1にて左右に分
草し、引起し装置2へ導く。引起し装置2にて倒
伏穀稈を引起し乍ら、株元部を刈刃3で刈取る。
刈取つた後の株元部は穀稈株元搬送装置(図示せ
ず)にて、縦搬送装置5の下方まで搬送し、縦搬
送装置5に受継いだ後、急速に株元部を持ち上げ
て、脱穀装置9のフイードチエーン8へ受継ぐ。
一方穂先部は、引起し装置2より上部搬送装置
4へ引継がれた後に、脱穀装置の扱胴入口部まで
搬送されて扱胴室内へ入る。株元部をフイードチ
エーン8に挟持された状態で穂先部は扱室内を通
過し、扱胴の扱歯に触れて脱粒される。
脱粒後の排稈は、排稈処理装置13にて処理さ
れ圃場面に落とされる。
第1図・第2図に示す実施例において、脱穀装
置9の前部に左右一対の枢支金具18,16が固
設されており、この枢支金具18,16に刈取搬
送部Aの枢支軸7が前方から嵌装される。枢支金
具18,16は枢支軸7が前方から嵌入しやすい
ようにコの字形に構成されており、嵌入後は固定
ピン19L,19Rを上方から挿入し固定してい
る。11は刈取搬送部Aの駆動プーリー、12は
刈取搬送部Aの駆動ギアボツクスである。
これらの駆動プーリー11や駆動ギアボツクス
12よりなる駆動装置は、枢支軸7に遊嵌された
回動枢支体25に固設されている。
又、同様に刈取搬送部Aは、全て回動枢支体2
5に固設されている。枢支軸7は回動枢支体25
を外周に遊嵌させており、それ自体は回動しない
ので、上下方向からピン19L,19Rにて枢支
金具18,16に固定することができる。
従来は回動枢支体を枢支軸と兼用し、この外側
からU字形の枢支金具を当てて抱持し、脱穀装置
の前面に固定枢支していたのである。
第3図・第4図の実施例では枢支金具18,1
6は、シヤーシー22より支持杆23にて支持し
ている。17はミツシヨンケースであり、変速後
に駆動スプロケツト26にてクローラー式走行装
置10を駆動している。
第1図より第4図の実施例においては、右側の
固定ピン19Rを抜いた後、左側のピン19Lは
そのままで、右側部分を前方へ開いて回動し、刈
取搬送部Aの後側からの注油や整備が行われる
が、左側の枢支金具18と枢支軸7のみで刈取搬
送部Aの全体を支えることは出来ないので、回動
して開いた右側の刈取搬送部Aの下側に台をおい
て刈取搬送部Aが捩れないようにしてから修理・
補修をする必要がある。
第5図・第6図の実施例においては上記の点の
不具合いを解消すべく、左側の枢支金具18の後
面に回動ピン27を設け、右側の固定ピン19R
を抜いて、左側の固定ピン19Lを中心に回動
し、前方へ出した刈取搬送部Aを回動ピン27を
中心に回動して下方へ降ろし、地上にて支持でき
るように構成している。
右側の枢支金具16は回動ピンを設ける必要は
なく、脱穀装置の前面に固定したままでよい。
第5図・第6図に示す如く左側の枢支金具18
を、回動ピン27により左右回動可能に構成する
ことにより、刈取搬送部Aを左右交互に外したり
取付けたりすることが出来るので、1人で取付け
たり外したりすることが簡単に出来る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、枢支軸7と回動枢支体25とを別体に
構成したので、枢支軸7は回転する必要がなく、
枢支金具16,18に上下方向のピン19により
固定することが可能となり、軸受部が必要ないの
で、枢支金具16,18の前方から挿入し、上下
方向のピン19で固定することが可能となつたも
のである。
故に、刈取搬送部Aを脱着する際において、刈
取搬送部Aの部分をU形の軸受部から外したり嵌
合する為に持ち上げる必要が無くなつたのであ
る。
第2に、枢支金具16,18の一端の上下方向
のピン19を外した後に、他方の残つた上下方向
のピン19を中心に、刈取搬送部Aを回動するこ
とが出来るので、整備や補修の為に刈取搬送部A
を外す際に、油圧シリンダー20と刈取フレーム
6の連結部を外し、ピン19L,19Rの一方だ
け外し、オペレーターがコンバイン先端の分草板
1の部分を持ちあげ、外していない方のピン19
を中心に回動させることにより、該残つたピンを
中心に前方へ開くことができるのである。
その状態で部品交換や補修をした後に、また同
様の操作を逆の手順で行うことにより、1人で回
動して組み立てることができ、修理工場やリフト
等がなくとも簡単に分解・組立てが行えるのであ
る。
第3に、刈取搬送部Aは枢支軸7の外周に遊嵌
した回動枢支体25に固設しているので、該刈取
搬送部Aの上下回動は、従来と同じように行うこ
とが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの全体側面図、第2図は刈
取搬送部Aを左側へ回動した状態の平面図、第3
図は刈取搬送部の支持部を示す拡大側面図、第4
図は同じく前面拡大図、第5図は枢支部の他の実
施例を示す平面図、第6図は同じく前面図であ
る。 A……刈取搬送部、7……枢支軸、11……駆
動プーリー、12……駆動ギアボツクス、16,
18……枢支金具、25……回動枢支体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀装置の前部に配置する刈取搬送部Aを枢支
    金具16,18に枢支するにおいて、枢支軸7
    と、該枢支軸7を中心に回動する回動枢支体25
    を設け、回動枢支体25に駆動装置や刈取搬送部
    を固設し枢支軸7の回りに回動させ、該枢支軸7
    は枢支金具16,18に対して前方から嵌入し、
    上下方向のピン19L,19Rにて固設したこと
    を特徴とするコンバインの刈取搬送部支持装置。
JP18981281U 1981-12-19 1981-12-19 コンバインの刈取搬送部支持装置 Granted JPS5894336U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981281U JPS5894336U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 コンバインの刈取搬送部支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18981281U JPS5894336U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 コンバインの刈取搬送部支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS5894336U JPS5894336U (ja) 1983-06-27
JPH0325547Y2 true JPH0325547Y2 (ja) 1991-06-03

Family

ID=30103563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18981281U Granted JPS5894336U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 コンバインの刈取搬送部支持装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068940U (ja) * 1983-10-20 1985-05-16 セイレイ工業株式会社 コンバインの刈取部横回動装置
JP4717984B2 (ja) * 2000-06-20 2011-07-06 株式会社クボタ コンバイン

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JPS4216342Y1 (ja) * 1964-01-17 1967-09-21
JPS558347B2 (ja) * 1972-07-06 1980-03-03

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JPS6331539Y2 (ja) * 1978-07-03 1988-08-23
JPS642601Y2 (ja) * 1981-02-27 1989-01-23

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JPS5894336U (ja) 1983-06-27

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