JP3674245B2 - カメラ及びカメラの組み立て方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラ及びカメラの組み立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カメラには、例えばカメラ本体を前面カバーと後面カバーで覆い、前面カバーから露出するレリーズの操作でカメラ本体に備えたレリーズ機構を作動させるものがある。
【0003】
このレリーズ機構を作動させるレリーズ釦構造として、例えば図14に示すように、カメラ本体100を覆う前面カバー101には、レリーズ釦102の台座103を一体に形成し、レリーズ釦102を前面カバー101の上側から台座103にスプリング104を介してはめ込んで組み付け、台座103に組み付けたレリーズ釦102を押すことでレリーズ機構を作動させるものがある。
【0004】
また、図14の台座103の形成が難しい金属製のカバーにおいては、例えば図15に示すように、前面カバー201の内側に、レリーズ釦202と連結した片持バネ210の端を接着等により取り付け、片持バネ210に支持したレリーズ釦202を押すことでレリーズ機構を作動させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図14のように前面カバー101に台座103を一体に形成するものでは、前面カバー101の内側に台座103が突出しているため、カメラ本体100への前面カバー101の組立時に台座103の部分が通過するスペースの逃げ部100aをカメラ本体100側に作らなければならず、さらにまた、組立後は前面カバー101の内側に突出している台座103の前方には、デッドスペース105が生じカメラのコンパクト化の妨げとなっている。
【0006】
また、図15のように前面カバー201の内側にレリーズ釦202と連結した片持バネ210の端を接着等で取り付けるものでは、レリーズ釦202の押し込みによりレリーズ釦202が傾くため、隙間が生じてゴミ等が侵入する恐れがある。また、レリーズ釦202が傾くと操作性が悪いと共に、レリーズ釦202の作動スペースを大きく確保する必要があり、この作動スペースがカメラのコンパクト化の妨げとなっている。さらに、片持バネ210の接着剤の乾きを待つ必要があり、組み付けに時間がかかり、また接着のための位置決めボス201a等を設けたり、ネジ止めするとネジが外観に現れるため外観品位が損なわれる。
【0007】
この発明は、前記課題を解決し、カメラのデッドスペースをなくしてコンパクト化を可能にし、また組付性の向上を可能にするカメラ及びカメラの組み立て方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記課題を解決し、かつ目的を達成するために次のように構成した。
【0009】
請求項1記載の発明は、
『上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔を有し、カメラ本体に対して水平方向から組み込まれる第一のカバーと、
前記第一のカバーの開口孔に上下方向より組み込まれ、カバー内側に突出するレリーズ操作部と、
前記第一のカバーの内面位置で前記レリーズ操作部へ水平方向より組み付けられる抜け止め部材と、
前記カメラ本体に前記第一のカバーと対向した方向より組み込まれる第二のカバーと、
を有し、
前記レリーズ操作部は、前記開口孔に装着されるレリーズ台座と、このレリーズ台座に軸方向に移動可能に組み付けられるレリーズ釦と、このレリーズ釦を常に非操作位置へ付勢する付勢手段を有し、
前記レリーズ台座は、外周部に係合孔を有し、
前記抜け止め部材は、前記係合孔に係合する凸部を有し、
前記凸部を係合孔に係合して前記抜け止め部材の位置決めをし、
前記レリーズ釦は、非操作位置では前記レリーズ台座内に位置し、操作位置では前記レリーズ台座から突出してカメラ本体に備えたレリーズ機構を作動可能に構成したことを特徴とするカメラ。』である。
【0010】
この請求項1記載の発明によれば、レリーズ操作部前方のデッドスペースがなくなり、コンパクト化が可能になる。また、第一のカバーにはカメラ本体側に突出する突起がないので、第一のカバーとカメラ本体との組付性が向上する。また、第一のカバーとレリーズ操作部が別体に形成されるため、レリーズ操作の作動性確認ができる。
レリーズ台座内にレリーズ釦が保持されているため押し込みに対してレリーズ釦が傾きにくく、操作性が向上する。また、レリーズ操作部により開口孔に装着されるため組み込む前に作動確認ができ、さらにレリーズ操作部を再利用できる。また、レリーズ操作部として組み付けることでカメラ内外の密封性が高いので、ごみ、静電気による悪影響を防止することができる。さらに、レリーズ台座がレリーズ釦の押し込みストッパーになるため、カメラ本体側に組み付けられるレリーズ機構への負荷を小さくすることができる。
また、レリーズ台座の外周部に形成した係合孔に、抜け止め部材の凸部を係合して位置決めして組み付けられ、カメラの組付性が向上する。
【0013】
請求項2記載の発明は、
『前記抜け止め部材と、前記第一のカバーの外面に係合する前記レリーズ台座に形成された鍔部とにより前記レリーズ操作部のカバーからの抜けを防止する抜け止め機構を構成したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。』である。
【0014】
この請求項2記載の発明によれば、抜け止め機構はレリーズ台座を利用し、しかも第一のカバーを内外から挟み付ける簡単な構造で、確実にレリーズ操作部の抜け止めを行うことができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、
『前記第一のカバーの開口孔と前記レリーズ台座とが廻り止め手段により組み付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のカメラ。』である。
【0016】
この請求項3記載の発明によれば、第一のカバーの開口孔とレリーズ台座が簡単な構造で、確実に廻り止めして組み付けられている。
【0019】
請求項4記載の発明は、
『前記第一のカバー及び/又は前記第二のカバーを金属製部材で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカメラ。』である。
【0020】
この請求項4記載の発明によれば、第一のカバーの上面に開口孔を形成するだけであるため、第一のカバー及び第二のカバーを金属製部材で容易に、かつ高品位に形成することができる。
【0021】
請求項5記載の発明は、
『前記第一のカバーが前面カバーであり、前記第二のカバーが後面カバーであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のカメラ。』である。
【0022】
この請求項5記載の発明によれば、カメラ本体を前面カバーと後面カバーで覆う簡便なカメラである。
【0023】
請求項6記載の発明は、
『上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔を有する第一のカバーを、カメラ本体に対して水平方向から組み込み、
前記カメラ本体に対して上下方向に操作され前記第一のカバー内側に突出するレリーズ操作部を、前記第一のカバーの前記カメラ本体への取り付け後に前記第一のカバーに上下方向より組み込み、
前記レリーズ操作部の前記第一のカバーヘの組み込み後、前記第一のカバーの内面位置で抜け止め部材を前記レリーズ操作部へ水平方向から組み付け、
前記レリーズ操作部は、前記開口孔に装着されるレリーズ台座と、このレリーズ台座に軸方向に移動可能に組み付けられるレリーズ釦と、このレリーズ釦を常に非操作位置へ付勢する付勢手段を有し、
前記レリーズ台座の外周部に形成した係合孔に、前記抜け止め部材の凸部を係合して位置決めをし、
前記レリーズ釦は、非操作位置では前記レリーズ台座内に位置し、操作位置では前記レリーズ台座から突出してカメラ本体に備えたレリーズ機構を作動可能にし、
前記抜け止め部材の組み付け後に第二のカバーをカメラ本体に前記第一のカバーと対向した方向より組み込む、
ことを特徴とするカメラの組み立て方法。』である。
【0024】
この請求項6記載の発明によれば、第一のカバーにはカメラ本体側に突出する突起がないので、レリーズ操作部前方のデッドスペースがなくなり、コンパクト化が可能になり、さらに第一のカバーとカメラ本体との組付性が向上する。また、第一のカバーとレリーズ操作部が別体に形成されるため、レリーズ操作の作動確認ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のカメラ及びカメラの組み立て方法を図面に基づいて詳細に説明する。図1はレリーズ操作部を組み付けたカメラの平面図、図2は図1のII―II線に沿うレリーズ操作部の周辺の断面図、図3は図1のIII―III線に沿うレリーズ操作部の周辺の断面図、図4はレリーズ操作部のレリーズ釦が非操作位置状態を示す断面図、図5はレリーズ操作部のレリーズ釦が操作位置状態を示す断面図、図6は図2のVI―VI線に沿うレリーズ操作部の断面図、図7はレリーズ操作部の底面図、図8は図6のVIII―VIII線に沿う断面図、図9は図6のIX―IX線に沿う断面図、図10はレリーズ台座を示す図、図11はレリーズ釦を示す図、図12はレリーズ固定板を示す図、図13はカメラの組立工程を示す図である。
【0026】
カメラ1は、カメラ本体2を第一のカバーである前面カバー3と、第二のカバーである後面カバー4で覆うように組み立られる。すなわち、カメラ本体2に対して前面カバー3は、水平方向から組み込まれ、 後面カバー4は、 カメラ本体2に前面カバー3と対向した方向より組み込まれる。
【0027】
カメラ本体2には、レリーズ機構5、電気部品6等の構成部品が組み付けられている。前面カバー3及び後面カバー4は金属製部材で形成することができ、金属製部材で形成することでカバーを高品位にすることができる。
【0028】
前面カバー3の背面はカメラ本体2を組み付け可能に開放され、さらに上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔7が形成されている。この開口孔7には、レリーズ操作部10が上下方向から組み付けられ、レリーズ操作部10はカメラ本体側へ突出している。
【0029】
レリーズ操作部10は、開口孔7に装着されるレリーズ台座11と、このレリーズ台座11に軸方向に移動可能に組み付けられるレリーズ釦12と、このレリーズ釦12を常に非操作位置へ付勢する付勢手段13を有している。
【0030】
レリーズ台座11は、図10に示すように皿状に形成され、底部中央にレリーズ釦挿通孔11aが形成され、底部内側にはスプリング保持突起11bが形成されている。また、レリーズ台座11の底部から側部の角部に係合窓11cが4箇所に形成され、開口部周縁には鍔部11dが形成され、さらに側壁外周部には係合溝11eが3箇所に形成され、この係合溝11eの中央には係合孔11fが形成されている。
【0031】
また、レリーズ台座11の側部には、前面カバー3の開口孔7のガイド溝7aに係合する位置決め突起1lgが形成され、これによりレリーズ操作部10の組み付け位置が決定されるとともに、レリーズ操作部10の廻り止めをすることができる。このようにして前面カバー3の開口孔7とレリーズ台座11とが廻り止め手段により組み付けられ、前面カバー3の開口孔7とレリーズ台座11が簡単な構造で、確実に廻り止めして組み付けられている。
【0032】
レリーズ釦12は、図11に示すように中央部にレリーズ押し部12aが形成され、また側壁には係合爪12bが4箇所に形成されている。さらに、レリーズ釦12の表側には、金属製の化粧カバー14が嵌合されている。
【0033】
レリーズ台座11の係合窓11cに、レリーズ釦12の係合爪12bを係合して組付け、スプリング保持突起11bとレリーズ押し部12aの根元部との間に、付勢手段13を構成するコイルスプリングが介在されている。付勢手段13はレリーズ釦12を常に非操作位置へ付勢し、この非操作位置では係合爪12bが係合窓11cに係合して抜け止めされ、操作位置ではレリーズ押し部12aの先端部がレリーズ釦挿通孔11aから突出しレリーズ機構5を作動可能になっている。
【0034】
抜け止め機構20は、前面カバー3の外面に係合するレリーズ台座11に形成された鍔部11dと、前面カバー3の内面位置でレリーズ台座11の外周部の係合溝11eに係合された抜け止め部材としてのレリーズ固定板21とで構成されている。このように、抜け止め機構20は、レリーズ台座11を利用し、しかもレリーズ台座11とレリーズ固定板21とによる前面カバー3を内外から挟み付ける簡単な構造で、確実にレリーズ操作部10の抜け止めを行うことができる。
【0035】
レリーズ固定板21には、図12に示すように係合溝11eに当接するフラット部21aが3箇所に形成され、この左右のフラット部21aには係合孔11fに係合する凸部21bが形成され、この凸部21bを係合孔11fに係合してレリーズ固定板21の位置決めをすることができる。また、レリーズ固定板21には、表裏を判別して誤組付けを防止し、かつ取り外しの時に引っ掛ける孔21cが形成されている。
【0036】
レリーズ釦12は、非操作位置では図4に示すようにレリーズ台座11内に位置し、操作位置では図5に示すようにレリーズ台座11からレリーズ押し部12aの先端部が突出してレリーズ機構5を作動可能に構成されている。レリーズ台座11内にレリーズ釦12が保持されているため押し込みに対してレリーズ釦12が傾きにくい。
【0037】
また、レリーズ操作部10により開口孔7に装着されるため組み込む前に、レリーズ操作部10の作動確認ができる。さらに、レリーズ固定板21により前面カバー3にレリーズ操作部10を容易に着脱可能で再利用できる。また、レリーズ操作部10として組み付けることでカメラ内外の密封性が高いので、ごみ、静電気による悪影響を防止することができる。さらに、レリーズ台座11がレリーズ釦12の押し込みストッパーになるため、カメラ本体側に組み付けられるレリーズ機構5への負荷を小さくすることができる。
【0038】
また、前面カバー3の上面に開口孔7を形成するだけであるため、前面カバー3及び後面カバー4を金属製部材で容易に形成することができる。
【0039】
カメラ1の組立は、図13(a)に示すように、前面カバー3の背面の開放側から構成部品を組み付けたカメラ本体2を装着し、その後前面カバー3の開口孔7からレリーズ操作部10をカメラ本体側へ突出して組付ける。そして、図13(b)に示すように、前面カバー3の背面の開放側からレリーズ固定板21を前面カバー3の内面位置でレリーズ台座11の外周部の係合溝11eに係合され、レリーズ操作部10を前面カバー3に抜け止めする。次いで、図13(c)に示すように、後面カバー4を組付け、前面カバー3から露出するレリーズ操作部10の操作でカメラ本体2に備えたレリーズ機構5を作動可能にしており、前面カバー3にはカメラ本体側に突出する突起がないので、前面カバー3とカメラ本体2との組付性が向上する。
【0040】
また、図3乃至図5に示すように、レリーズ操作部前方の空間30に電気部品6のフレキシブル基板等が配置でき、デッドスペースがなくなり、その分コンパクト化が可能になる。また、前面カバー3とレリーズ操作部10が別体に形成されているため、レリーズ操作の作動確認ができる。
【0041】
【発明の効果】
前記したように、請求項1記載の発明では、第一のカバーが上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔を有し、カメラ本体に対して水平方向から組み込まれ、この第一のカバーの開口孔にレリーズ操作部が上下方向より組み込まれ、カバー内側に突出し、さらに抜け止め部材をレリーズ操作部へ水平方向より組み付け、第二のカバーをカメラ本体に第一のカバーと対向した方向より組み込むから、レリーズ操作部前方のデッドスペースがなくなり、コンパクト化が可能になる。また、第一のカバーにはカメラ本体側に突出する突起がないので、第一のカバーとカメラ本体との組付性が向上する。また、第一のカバーとレリーズ操作部が別体に形成されるため、レリーズ操作の作動確認ができる。
【0042】
また、レリーズ台座内にレリーズ釦が保持されているため押し込みに対してレリーズ釦が傾きにくく、操作性が向上する。また、レリーズ操作部により開口孔に装着されるため組み込む前に作動確認ができ、さらにレリーズ操作部を再利用できる。また、レリーズ操作部として組み付けることでカメラ内外の密封性が高いので、ごみ、静電気による悪影響を防止することができる。さらに、レリーズ台座がレリーズ釦の押し込みストッパーになるため、カメラ本体側に組み付けられるレリーズ機構への負荷を小さくすることができる。
また、レリーズ台座と抜け止め部材とが位置決め手段により組み付けられており、レリーズ台座と抜け止め部材とが位置決めして組み付けられ、カメラの組付性が向上する。
【0043】
請求項2記載の発明では、抜け止め機構はレリーズ台座を利用し、しかも第一のカバーを内外から挟み付ける簡単な構造で、確実にレリーズ操作部の抜け止めを行うことができる。
【0044】
請求項3記載の発明では、第一のカバーの開口孔とレリーズ台座とが廻り止め手段により組み付けられ、第一のカバーの開口孔とレリーズ台座が簡単な構造で、確実に廻り止めして組み付けられている。
【0046】
請求項4記載の発明では、第一のカバー及び/又は第二のカバーを金属製部材で形成し、第一のカバーの上面に開口孔を形成するだけであるため、第一のカバー及び第二のカバーを金属製部材で容易に、かつ高品位に形成することができる。
【0047】
請求項5記載の発明では、第一のカバーが前面カバーであり、第二のカバーが後面カバーであり、カメラ本体を前面カバーと後面カバーで覆う簡便なカメラである。
【0048】
請求項6記載の発明では、第一のカバーにはカメラ本体側に突出する突起がないので、レリーズ操作部前方のデッドスペースがなくなり、コンパクト化が可能になり、さらに第一のカバーとカメラ本体との組付性が向上する。また、第一のカバーとレリーズ操作部が別体に形成されるため、レリーズ操作の作動確認ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レリーズ操作部を組み付けたカメラの平面図である。
【図2】図1のII―II線に沿うレリーズ操作部の周辺の断面図である。
【図3】図1のIII―III線に沿うレリーズ操作部の周辺の断面図である。
【図4】レリーズ操作部のレリーズ釦が非操作位置状態を示す断面図である。
【図5】レリーズ操作部のレリーズ釦が操作位置状態を示す断面図である。
【図6】図2のVI―VI線に沿うレリーズ操作部の断面図である。
【図7】レリーズ操作部の底面図である。
【図8】図6のVIII―VIII線に沿う断面図である。
【図9】図6のIX―IX線に沿う断面図である。
【図10】レリーズ台座を示す図である。
【図11】レリーズ釦を示す図である。
【図12】レリーズ固定板を示す図である。
【図13】カメラの組立工程を示す図である。
【図14】従来のカメラの組立工程を示す図である。
【図15】従来のカメラの組立工程の他の例を示す図である。
【符号の説明】
l カメラ
2 カメラ本体
3 前面カバー
4 後面カバー
5 レリーズ機構
7 開口孔
10 レリーズ操作部
20 抜け止め機構
Claims (6)
- 上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔を有し、カメラ本体に対して水平方向から組み込まれる第一のカバーと、
前記第一のカバーの開口孔に上下方向より組み込まれ、カバー内側に突出するレリーズ操作部と、
前記第一のカバーの内面位置で前記レリーズ操作部へ水平方向より組み付けられる抜け止め部材と、
前記カメラ本体に前記第一のカバーと対向した方向より組み込まれる第二のカバーと、
を有し、
前記レリーズ操作部は、前記開口孔に装着されるレリーズ台座と、このレリーズ台座に軸方向に移動可能に組み付けられるレリーズ釦と、このレリーズ釦を常に非操作位置へ付勢する付勢手段を有し、
前記レリーズ台座は、外周部に係合孔を有し、
前記抜け止め部材は、前記係合孔に係合する凸部を有し、
前記凸部を係合孔に係合して前記抜け止め部材の位置決めをし、
前記レリーズ釦は、非操作位置では前記レリーズ台座内に位置し、操作位置では前記レリーズ台座から突出してカメラ本体に備えたレリーズ機構を作動可能に構成したことを特徴とするカメラ。 - 前記抜け止め部材と、前記第一のカバーの外面に係合する前記レリーズ台座に形成された鍔部とにより前記レリーズ操作部のカバーからの抜けを防止する抜け止め機構を構成したことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
- 前記第一のカバーの開口孔と前記レリーズ台座とが廻り止め手段により組み付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のカメラ。
- 前記第一のカバー及び/又は前記第二のカバーを金属製部材で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカメラ。
- 前記第一のカバーが前面カバーであり、前記第二のカバーが後面カバーであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のカメラ。
- 上面にレリーズ操作部組み込み用の開口孔を有する第一のカバーを、カメラ本体に対して水平方向から組み込み、
前記カメラ本体に対して上下方向に操作され前記第一のカバー内側に突出するレリーズ操作部を、前記第一のカバーの前記カメラ本体への取り付け後に前記第一のカバーに上下方向より組み込み、
前記レリーズ操作部の前記第一のカバーヘの組み込み後、前記第一のカバーの内面位置で抜け止め部材を前記レリーズ操作部へ水平方向から組み付け、
前記レリーズ操作部は、前記開口孔に装着されるレリーズ台座と、このレリーズ台座に軸方向に移動可能に組み付けられるレリーズ釦と、このレリーズ釦を常に非操作位置へ付勢する付勢手段を有し、
前記レリーズ台座の外周部に形成した係合孔に、前記抜け止め部材の凸部を係合して位置決めをし、
前記レリーズ釦は、非操作位置では前記レリーズ台座内に位置し、操作位置では前記レリーズ台座から突出してカメラ本体に備えたレリーズ機構を作動可能にし、
前記抜け止め部材の組み付け後に第二のカバーをカメラ本体に前記第一のカバーと対向した方向より組み込む、
ことを特徴とするカメラの組み立て方法。
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