JP3672256B2 - エッチング液、薄膜トランジスタ・アレイ基板、薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法および表示装置 - Google Patents

エッチング液、薄膜トランジスタ・アレイ基板、薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法および表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エッチング液、薄膜トランジスタ・アレイ基板、薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法および表示装置に関する。特に、本発明は、テーパ形状を有する導電配線を容易に精度よく形成することができるエッチング液と、前記エッチング液を使用して製造された薄膜トランジスタ・アレイ基板とその製造方法、並びに前記薄膜トランジスタ・アレイ基板を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器などの表示装置として、液晶表示装置や、エレクトロ・ルミネッセンス表示装置などが広く使用されている。このような表示装置には、基板上に薄膜トランジスタ(TFT)がマトリックス状に配列された薄膜トランジスタ・アレイ基板(以下、「TFTアレイ基板」という。)が多く使用されている。
【0003】
TFTアレイ基板には、外部や周辺回路との接続に使用される配線や端子となる島状の接続配線、走査線、信号線などの複数の導電配線が備えられている。
【0004】
ところが、導電配線が設けられていることに起因する段差によって、導電配線の上に配置される層に段切れなどの不良が発生することがある。このような不良は、歩留まりの低下を招く。そこで、導電配線は、このような不良の発生を防ぐために、テーパ形状とされることが望ましい。
【0005】
このようなテーパ形状を有する導電配線は、通常、導電配線となる導電膜を形成した後、この導電膜をエッチングすることにより形成される。
【0006】
また、導電配線には、薄膜トランジスタを高速で動作させるため、一般に、抵抗の低いAlやAl合金が使用されている。AlやAl合金が使用された導電配線としては、例えば、Al膜の上と下の両方にMo膜を設けたMo/Al/Moの3層構造が知られている。Mo膜は、酸化され易いAl膜を保護するとともに、導電配線の上や下に設けられる層と導電配線との密着性を向上させる。
【0007】
しかしながら、従来のエッチング方法では、以下に示すように、テーパ形状を有するMo/Al/Moの3層構造の導電配線を形成することは困難であった。
【0008】
すなわち、Mo/Al/Moの導電膜を、例えば、硝酸とリン酸と酢酸と水とからなるエッチング液を用い、スプレーエッチングのみでエッチングすると、エッチングの途中の段階で、Mo膜が不動態化してMo膜がエッチングされなくなってしまう。このため、Al膜のエッチングレートが、Mo膜よりも速くなる。したがって、Mo膜の端部が、Al膜の端部よりも外側に残ってしまうという問題が生じる。
【0009】
一方、Mo/Al/Moの導電膜を、ディップエッチングのみでエッチングすると、上側のMo膜だけでなく、下側のMo膜も不動態化が生じにくくなる。このため、下側のMo膜のエッチングレートが、Al膜よりも速くなる。その結果、下側のMo膜の端部が、Al膜の端部よりも内側に食い込んでしまう。
【0010】
このため、エッチングの途中の段階で、スプレーエッチングからディップエッチングに切り替える方法により、Mo膜のエッチングレートを調節し、Mo/Al/Moの3層構造の導電配線がテーパ形状となるようにしている。
【0011】
しかしながら、エッチングの途中の段階で、スプレーエッチングからディップエッチングに切り替える方法を用いた場合であっても、図9に示すような導電配線の形状不良が発生する場合があった。
【0012】
図9は、従来の方法によって得られた導電配線の断面形状を説明するための図である。図9(a)は、導電配線の断面形状を示した写真である。図9(b)は、図9(a)に示した写真を説明するための模式図である。図9において、符号54は基板を示し、符号51は導電配線を示し、符号52はその上に付着されたSiNx層を示している。また、導電配線51は、Mo膜51aとAl膜51bとMo膜51cとが下から順に積層された3層構造となっている。導電配線51は、このMo/Al/Moの導電膜を、硝酸、酢酸、燐酸、水からなるエッチング液を使用し、エッチングの途中の段階で、スプレーエッチングからディップエッチングに切り替える方法により得られたものである。
【0013】
図9に示すように、導電配線51は、上側のMo膜51cの端部57はAl膜51bよりも内側となっている。しかし、下側のMo膜51aの端部55が、Al膜51bの端部56よりも内側に食い込んだ断面形状となっている。このため、導電配線51上に設けられたSiNx層52と導電配線51との間には、空洞53が形成されている。
【0014】
このように、良好なテーパ形状を得るために、エッチングの途中の段階で、スプレーエッチングからディップエッチングに切り替える方法を用いた場合であっても、テーパ形状を有する導電配線を精度よく形成することはこれまで困難であった。このため、導電配線の形状不良を少なくすることが求められていた。
特に、周辺回路との接続に使用される島状の接続端子となる導電配線では、より一層導電配線の形状不良が生じやすく問題となっていた。これは、Mo/Al/Moの導電膜をエッチングする工程の早い段階で、画素に接続する配線と周辺に位置する孤立した島状の配線との電位の違いにより、Mo膜の不動態化が容易に生じてしまうことによる。エッチングの途中の段階で、スプレーエッチングからディップエッチングに切り替えても、既にMo膜が不動態化してエッチングされない状態となっていることがある。従って、島状の配線について、形状不良を少なくすることが強く求められていた。
【0015】
また、ディップエッチングには、スプレーエッチングと比較して、エッチングの制御が困難でエッチングの均一性が確保しにくいという不都合がある。さらに、ディップエッチングには、スプレーエッチングと比較して、装置が大がかりで作業性が悪いという不都合もある。このため、スプレーエッチングのみでエッチング可能なエッチング方法が求められていた。
【0016】
さらに、最近、表示装置の大型化、高精細化に対応するため、導電配線を基板全面にわたって均一に精度よく高密度で形成する要求がより一層、高まってきている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、テーパ形状を有する導電配線を容易に精度よく高密度で形成することができるエッチング液を提供することを目的としている。
【0018】
また、上記のエッチング液を使用して製造された薄膜トランジスタ・アレイ基板とその薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法を提供することを目的としている。
さらに、上記の薄膜トランジスタ・アレイ基板を備えた大型化、高精細化に対応可能な表示装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のエッチング液は、不動態化する金属からなる第1層と、前記第1層上に設けられる第2層とからなる導電膜をエッチングするためのエッチング水溶液であって、
硝酸と、フッ化水素酸と、酢酸イオン源となる化合物とを含み、前記第1層を不動態化させるものであることを特徴とする。
【0020】
本発明において、「不動態化」とは、酸またはアルカリに対して金属が溶解しなくなる現象のことを意味している。また、本発明において、「不動態化する金属」とは、不動態化電位、すなわち不動態化する電流密度を生じさせるフラーデ電位を有する金属のことを意味している。
また、本発明において、「酢酸イオン源となる化合物」とは、酢酸、水溶性酢酸塩、酢酸エステルなどの酢酸イオンを供給可能な化合物のことを意味している。
【0021】
本発明のエッチング液を使用して導電膜をエッチングすると、不動態化する金属からなる第1層が、不動態化してエッチングされなくなる。このため、第2層のエッチングレートが第1層よりも速くなる。その結果、上記の導電膜は、テーパ形状に精度よくエッチングされる。
【0022】
また、本発明のエッチング液は、硝酸を13〜24%、フッ化水素酸を2.4〜5.3%、酢酸イオン源となる化合物を99.9%の氷酢酸を37〜58%含有するのに相当する酢酸当量含むものとすることができる。
なお、本発明において、「%」とは、容量%を意味している。
また、本発明において、「硝酸を13〜24%」とは、比重1.38の硝酸を13〜24%含有するのに相当する濃度を意味する。また、「フッ化水素酸を2.4〜5.3%」とは、含量50%のフッ化水素酸を2.4〜5.3%含有するのに相当する濃度を意味する。
【0023】
このようなエッチング液とすることで、第1層を速やかに不動態化させることができる。したがって、上記の導電膜を滑らかなテーパ形状に精度よくエッチングすることが可能なエッチング液とすることができる。
【0024】
また、本発明のエッチング液は、硝酸を13〜24%含むものであることが望ましい。本発明のエッチング液は、硝酸が13%未満であるとMoまたはMo合金がエッチングされなくなる恐れがある。また、本発明のエッチング液は、硝酸が24%を越えるとTiまたはTi合金のエッチングに支障をきたす恐れがある。
【0025】
また、本発明のエッチング液は、フッ化水素酸を2.4〜5.3%含むものであることが望ましい。本発明のエッチング液は、フッ化水素酸が2.4%未満であるとTiまたはTi合金がエッチングされなくなる恐れがある。また、本発明のエッチング液は、5.3%を越えるとテーパ形状を構成する斜面の角度が非常に緩やかとなり、所定のパターンが形成できなくなる恐れがある。
【0026】
さらに、本発明のエッチング液は、酢酸イオン源となる化合物を37〜58%含むものであることが望ましい。本発明のエッチング液は、酢酸イオン源となる化合物が37%未満であるとAlまたはAl合金や、MoまたはMo合金がエッチングされなくなる恐れがある。また、本発明のエッチング液は、58%を越えると、AlまたはAl合金のエッチングに支障をきたす恐れがある。
【0027】
また、本発明のエッチング液は、水を19〜42%含むものであることが望ましい。本発明のエッチング液は、水が19%未満であるとAlまたはAl合金がエッチングされなくなる恐れがある。また、本発明のエッチング液は、42%を越えると、AlまたはAl合金や、MoまたはMo合金のエッチングに支障をきたす恐れがある。
【0028】
また、上記のエッチング液は、第2層上に設けられる第3層を含み、前記導電膜に対するエッチングレートが、第2層≦第3層であるものとすることができる。
エッチング液のエッチングレートが、第2層≦第3層であれば、導電膜をエッチングした場合に、第2層の端部が第3層の端部よりも内側に食い込んでしまうことはない。よって、滑らかなテーパ形状を精度よく形成することができる。
【0029】
また、上記のエッチング液は、前記導電膜に対するエッチングレートが、第1層≦第3層であるものとすることができる。
エッチング液のエッチングレートが、第1層≦第3層であれば、導電膜をエッチングした場合に、第3層の端部が第1層の端部よりも外側に残ってしまうことはない。よって、滑らかなテーパ形状を精度よく形成することができる。
【0030】
また、上記のエッチング液は、前記導電膜に対するエッチングレートが、第1層≦第2層であるものとすることができる。
エッチング液のエッチングレートが、第1層≦第2層であれば、導電膜をエッチングした場合に、第1層の端部が第2層の端部よりも内側に食い込んでしまうことはない。よって、滑らかなテーパ形状を精度よく形成することができる。
【0031】
さらに、上記のエッチング液は、前記導電膜に対するエッチングレートが、第1層≦第2層≦第3層であるものとすることができる。
【0032】
エッチング液のエッチングレートが、第1層<第2層<第3層であれば、導電膜をエッチングした場合に、第2層の端部が第3層の端部よりも外側に残ってしまうことはない。また、エッチング液のエッチングレートが、第1層<第2層<第3層であれば、第1層の端部が第2層の端部よりも内側に食い込んでしまうこともない。したがって、より一層、滑らかなテーパ形状を精度よく形成することができる。
さらに、第2層は、第2層上に設けられた第3層がエッチングされてからエッチング液と接触し、第1層は、第3層と第2層とがエッチングされてからエッチング液と接触する。よって、エッチング液のエッチングレートが、第1層=第2層=第3層であっても、滑らかなテーパ形状を精度よく形成できる。
【0033】
さらに、硝酸を13〜24%、フッ化水素酸を2.4〜5.3%、酢酸イオン源となる化合物を37〜58%、水を19〜42%含むエッチング液とすることにより、第1層がMoまたはMo合金からなり、第2がAlまたはAl合金からなり、第3層がTiまたはTi合金からなる導電膜のエッチングに使用した場合のエッチングレートが、第1層≦第2層≦第3層となるエッチング液が得られる。
【0034】
すなわち、上記のエッチング液を上記の導電膜のエッチングに使用した場合、TiまたはTi合金からなる第3層のエッチングレートはAlまたはAl合金からなる第2層よりも速くなる。しかも、MoまたはMo合金からなる第1層が不動態化してエッチングされなくなる。このため、第2層のエッチングレートは第1層よりも速くなる。その結果、上記の導電膜は、上記のエッチング液によって滑らかなテーパ形状に精度よくエッチングされる。
【0035】
なお、上記のエッチング液を使用して上記の導電膜をエッチングする場合、上記のエッチング液によって不動態化するのはMoまたはMo合金からなる第1層のみであり、従来、問題となっていた不動態化現象を積極的に利用することができる。よって、従来のように不動態化を防ぐ必要はない。また、MoまたはMo合金の不動態化が問題となることもない。さらに、不動態化に起因する形状不良が発生することもない。
【0036】
すなわち、上記のエッチング液を使用して上記の導電膜をエッチングすることで、滑らかなテーパ形状を精度よく形成することが可能となる。その結果、従来と比較して、エッチングによる形状不良を少なくすることができるとともに、より微細なパターン形状を形成することが可能となる。
【0037】
さらに、不動態化を防ぐ必要はないので、ディップエッチングでエッチングすることも可能であるが、必ずしもディップエッチングでエッチングする必要はない。したがって、スプレーエッチングのみでもエッチングすることが可能となり、容易にエッチングすることができる。
【0038】
また、本発明においては、前記第1層がMoまたはMo合金からなり、前記第2がAlまたはAl合金からなり、前記第3層がTiまたはTi合金からなるものとすることができる。
このような導電膜とすることで、抵抗が低く、優れた耐久性を有し、導電配線の上や下に設けられる層との密着性に優れ、導電配線に好適に使用される導電膜となる。
【0039】
なお、上記の導電膜を構成する第1層としては、不動態化する金属であり、導電配線の下に設けられる層との良好な密着性が得られるMoまたはMo合金が好ましい。
また、第3層としては、耐熱性に優れ、第2層を保護することができ、導電配線の上に設けられる層との良好な密着性が得られるTiまたはTi合金が好ましいが、例えば、Cr、Vであってもよい。
また、Al合金としては、例えば、Alと希土類とからなる合金が好ましく、特に安価であるAl―Ndが好適に使用される。
【0040】
また、上記のエッチング液は、前記酢酸イオン源となる化合物と水との比が、1:1〜3:1の範囲で含まれているものとすることができる。
このようなエッチング液とすることで、上記の導電膜を滑らかなテーパ形状にエッチングすることが可能なものとなる。
【0041】
前記酢酸、水溶性酢酸塩、酢酸エステルは、主に、導電膜とエッチング液とのぬれ性を向上させてエッチングを促進させることに寄与するものであり、中でも、酢酸が好ましく使用される。
【0042】
また、上記のエッチング液は、PHが2以下であるものとすることができ、PHが1以下であるものとすることがより好ましい。
本発明者らは、PHを2以下、好ましくは1以下とすることで、上記の導電膜を滑らかなテーパ形状にエッチングすることが可能であることを見いだした。
【0043】
また、上記の課題を解決するために、本発明の薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法は、
基板上にマトリックス状に配列された薄膜トランジスタと、前記基板上に配置された導電配線とを備えた薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法であって、不動態化する金属からなる第1層と、前記第1層上に設けられる第2層とからなる導電膜を形成する工程と、
上記のいずれかのエッチング液を使用して前記導電膜をエッチングすることにより、前記導電配線を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0044】
なお、本発明において「導電配線」とは、外部や周辺回路との接続に使用される配線や端子となる島状の接続配線、走査線、信号線などを含む、薄膜トランジスタ・アレイ基板上に配置された各種の導電配線を意味している。
【0045】
このような薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法によれば、滑らかなテーパ形状を有する導電配線を精度よく形成することが可能である。そして、従来の製造方法と比較して、導電配線の形状不良を少なくすることができるとともに、より微細なパターンを有する導電配線を形成することができ、導電配線を高密度で設けることができる。
【0046】
また、不動態化に起因する問題が発生することはないので、従来特に形状不良が生じやすかった周辺回路との接続に使用される島状の接続端子となる導電配線も、他の導電配線と同様に容易に形成することができる。
【0047】
また、上記の薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法においては、前記第1層の層厚が10〜200nmの範囲であってもよい。
このような薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法とすることで、滑らかなテーパ形状を有する導電配線を形成することができるとともに、エッチングによって除去されるべき第1層がエッチング終了後に残存してしまう不良の発生を防止することができる。その結果、より微細なパターン形状を有する導電配線を形成することが可能となる。
【0048】
第1層の層厚が10nm未満であると、均一な第1層を形成することが困難となる場合がある。また、第1層の層厚が200nmを越えると、エッチングによって除去されるべき第1層がエッチング終了後に残存してしまう恐れがある。
【0049】
また、上記の薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法においては、前記エッチングが、スプレーエッチングであってもよい。
このような薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法とすることで、より一層容易に高密度の薄膜トランジスタ・アレイ基板を得ることができる製造方法となる。
【0050】
また、上記の課題を解決するために、本発明の薄膜トランジスタ・アレイ基板は、基板上にマトリックス状に配列された薄膜トランジスタと、前記基板上に配置された導電配線とを備え、上記のいずれかに記載の製造方法によって製造された薄膜トランジスタ・アレイ基板であって、
前記導電配線は、テーパ形状を有することを特徴とする。
【0051】
このような薄膜トランジスタ・アレイ基板によれば、導電配線がテーパ形状を有しているので、導電配線が設けられていることに起因する段差によって発生する不良が防止できるとともに、導電配線を高密度で設けることができる。その結果、不良が少なく優れた信頼性を有し、高精細化に対応可能なものとなる。
【0052】
また、上記の薄膜トランジスタ・アレイ基板においては、前記導電配線のテーパ角度が、15度〜70度の範囲であるものとすることができ、20度〜40度の範囲とすることがより好ましい。
このような薄膜トランジスタ・アレイ基板とすることで、導電配線が設けられていることに起因する段差によって発生する不良が効果的に防止できるとともに、導電配線をより一層高密度で設けることができる薄膜トランジスタ・アレイ基板が実現できる。
【0053】
導電配線のテーパ角度が、15度未満であると、導電配線を高密度で設けることが困難となる場合がある。また、導電配線のテーパ角度が、70度を越えると、テーパ形状を有する導電配線としたことによる効果が十分に得られない恐れがある。
【0054】
また、上記の課題を解決するために、本発明の表示装置は、上記の薄膜トランジスタ・アレイ基板を備えたことを特徴とする。
このような表示装置とすることで、不良が少なく優れた信頼性を有し、高精細化に対応可能な表示装置が実現できる。
【0055】
また、上記の表示装置は、液晶表示装置またはエレクトロ・ルミネッセンス表示装置から選択されるものとすることができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のTFTアレイ基板10の一例を示した上面図である。図1に示すように、TFTアレイ基板10は、ガラスなどの透明で絶縁性を有する基板12と、基板12上に形成された複数のゲートバス・ライン16およびソースバス・ライン14とを備えている。ゲートバス・ライン16とソースバス・ライン14との交点付近には、薄膜トランジスタが形成されている。薄膜トランジスタは、TFTアレイ基板10上にマトリックス状に配置されている。
【0057】
また、基板12の薄膜トランジスタが形成される領域を取囲む部分には、ゲートバス・ライン16とソースバス・ライン14とがそれぞれ延設され、それぞれ引出端子18と接続されている。引出端子18は、ゲートバス・ライン16およびソースバス・ライン14の数に対応して基板12の端部に形成され、それぞれ薄膜トランジスタと電気的に接続されている。
【0058】
図2は、図1のAで示され薄膜トランジスタが形成された領域を拡大して示した図である。図2に示すように、薄膜トランジスタ20は、ゲートバス・ライン16とソースバス・ライン14との交点付近に形成され、それぞれソース電極22とドレイン電極24とゲート電極26とを含む構成とされている。そして、ソース電極24には、ソースバス・ライン14が接続され、ゲート電極26には、ゲートバス・ライン16が接続されている。
【0059】
また、ドレイン電極24は、コンタクトホール44を介してITOにより形成された画素電極28と接続されている。また、ゲートバス・ライン16とソースバス・ライン14とにより囲まれた領域に形成された画素電極28は、図示しない液晶セルに対して薄膜トランジスタ20により制御される電界を印加することにより、適切に表示装置の駆動を行う構成とされている。
【0060】
図3は、図2に示したTFTアレイ基板10を切断線S−Sに沿って示した断面図である。図3に示すように、TFTアレイ基板10は、基板12上に形成されたゲート電極26と、ゲート電極26上に形成されたSiO、SiO、SiN、SiOなどからなるゲート絶縁膜32とを有する、いわゆる逆スタガ型構成の薄膜トランジスタ20を備えている。ゲート絶縁膜32の上側には、多結晶シリコンやアモルファス・シリコンを含む半導体層34が形成されている。半導体層34の上側には、チャネル保護膜36が形成され、チャネル保護膜36に隣接してソース電極22と、ドレイン電極24とが形成されている。
【0061】
なお、本発明においては、薄膜トランジスタ20は、図3に示した逆スタガ型のみではなく、正スタガ型、すなわちトップゲート型の薄膜トランジスタを採用することができる。
【0062】
さらに、薄膜トランジスタ20を覆うように、SiO、SiO、SiN、SiOなどからなるパッシベーション膜38が堆積され、薄膜トランジスタ20を保護している。さらに、TFTアレイ基板10上には、アクリル樹脂やポリイミド樹脂などからなり、画素電極28の下層側に形成される各種導電配線または電極と画素電極28との間の寄生容量を低減すると共に、下層パターンにより形成される凹凸を低下させる層間絶縁膜42が設けられている。
【0063】
画素電極28は、層間絶縁膜42に形成されたコンタクトホール44と配線40とを介してドレイン電極24に接続されている。また、図3に示すように、ソースバス・ライン14が、ソース電極22に接続されている。
【0064】
図4は、ソースバス・ライン14の断面構成を説明するために、TFTアレイ基板10を構成する基板12とソースバス・ライン14とを選択して示した拡大断面図である。図4に示すように、本発明により形成されるソースバス・ライン14は、滑らかなテーパ形状が付与されたものである。また、ソースバス・ライン14は、Mo膜14aと、Mo膜14a上に設けられたAl膜14bと、Al膜14b上に設けられたTi膜14cとから構成されている。
【0065】
ソースバス・ライン14のテーパ角度は、15〜70度の範囲とされている。また、ソースバス・ライン14を構成する各層の膜厚は、Mo膜14aが10〜200nm、好ましくは30〜80nm、より好ましくは50nm、Al膜14bが50〜500nm、好ましくは200〜400nm、より好ましくは350nm、Ti膜14cが10〜200nm、好ましくは30〜80nm、より好ましくは50nmとされている。
また、ソースバス・ライン14を構成する各層の膜厚の比は、Mo膜14a:Al膜14b:Ti膜14cが1:(2〜10):(0.3〜3)、より好ましくは、1:7:1とされる。
【0066】
次に、本発明のエッチング液およびTFTアレイ基板の製造方法を、図1〜図4に示したTFTアレイ基板10の製造方法を例に挙げて詳しく説明する。なお、本発明のTFTアレイ基板の製造方法は、ソースバス・ライン14を形成する工程を除く工程は、従来のアレイ基板の製造方法と同様の工程とすることができる。よって、ソースバス・ライン14を形成する工程のみ、詳細に説明する。
【0067】
本発明においては、まず、図5(a)に示すように、ガラスなどの透明な絶縁性を有する基板12上に、10〜200nmのMo膜14aと50〜500nmのAl膜14bと10〜200nmのTi膜14cとを、スパッタリングや蒸着などの適切な方法を使用して順に堆積させ、Ti/Al/Moの3層構造を有する導電膜140を形成する。このときの導電膜140の膜厚は、70〜900nmとすることができる。
【0068】
次いで、導電膜140上に、スピンコーティング法などの適切な方法を使用して、フォトレジスト層を設ける。そして、フォトレジスト層を露光および現像することにより、図5(b)に示す所定のパターンを有するフォトレジスト層141を形成する。
【0069】
続いて、本発明の最も好ましい実施の形態として、硝酸を13〜24%と、フッ化水素酸を2.4〜5.3%と、酢酸を37〜58%と、水を19〜42%とからなり、酢酸:水が、1:1〜3:1の範囲で含まれ、導電膜140に対するエッチングレートが、第1層≦第2層≦第3層であり、PHが1であるエッチング液を使用して、導電膜140のスプレーエッチングを行うことにより、図4に示すテーパ形状を有するソースバス・ライン14を形成する。
【0070】
ここで、導電膜140に対するエッチングレートが、第1層≦第2層≦第3層であることを確認するために、上記の本発明の最も好ましい実施の形態のエッチング液を用いてMo/Alの2層構造を有する導電膜とTi/Al/Tiの3層構造を有する導電膜のスプレーエッチングを行った結果を図6および図7に示す。
【0071】
図6は、上記の本発明の最も好ましい実施の形態のエッチング液を使用して、Mo/Alの導電膜のスプレーエッチングを行った結果の断面形状を説明するための図である。図6(a)は、断面形状を示した写真である。また、図6(b)は、図6(a)に示した写真を説明するための模式図である。
【0072】
図6において、符号12は基板を、符号15aはAl膜を、符号15bはMo膜を、符号141はフォトレジスト層を示している。図6に示すように、Al膜15aの端部17aがMo膜15bの端部17bよりも内側に位置している。このことから、Mo膜15bよりもAl膜15aのエッチング速度が速いことがわかる。
【0073】
また、図7は、上記の本発明の最も好ましい実施の形態のエッチング液を使用して、Ti/Al/Tiの導電膜のスプレーエッチングを行った結果の断面形状を説明するための図であって、図7(a)は、断面形状を示した写真であり、図7(b)は、図7(a)に示した写真を説明するための模式図である。
【0074】
図7において、符号12は基板を、符号15cはTi膜を、符号15dはAl膜を、符号15eはTi膜を、符号141はフォトレジスト層を示している。図7に示すように、Al膜15dの端部17dよりもTi膜15c、15eの端部17c、17eが内側に位置している。このことから、Al膜15dよりもTi膜15c、15eのエッチング速度が速いことがわかる。
【0075】
さらに、図6および図7から、上記の本発明の最も好ましい実施の形態のエッチング液は、エッチングレートがTi<Al<Moであることが確認できた。
【0076】
図4に示すTFTアレイ基板10の製造方法では、上記のエッチング液を使用して導電膜140のスプレーエッチングを行うことにより、滑らかなテーパ形状を有するソースバス・ライン14を精度よく形成することが可能である。その結果、従来と比較して、ソースバス・ライン14の形状不良を少なくすることができるとともに、より微細なパターンを有するソースバス・ライン14を形成することができる。
【0077】
このようにして得られたTFTアレイ基板10は、ソースバス・ライン14がテーパ形状を有しているので、ソースバス・ライン14が設けられていることに起因する段差によって発生する不良が防止できる。また、ソースバス・ライン14を高密度で設けることができる。したがって、不良が少なく優れた信頼性を有し、高密度化に対応可能なものとなる。
【0078】
なお、上記の実施形態においては、ソースバス・ライン14がテーパ形状を有するTFTアレイ基板およびその製造方法を、例に挙げて説明したが、本発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、ゲートバス・ライン16や引出端子18などの導電配線の少なくとも一部をテーパ形状としたTFTアレイ基板およびその製造方法に適用することが可能である。
【0079】
次に、本発明の表示装置について、図面を参照して詳しく説明する。図8は、本発明の表示装置の一例を示した図であり、図1に示したTFTアレイ基板10を備えた液晶表示装置を示した斜視図である。図8に示すように、液晶表示装置62は、表示ウインドウ63を構成するための開口が形成されたフレーム64と、バックライト・ユニットを構成する導光板66と、フレーム64と導光板66との間に保持されたTFTアレイ基板10と、TFTアレイ基板10に隣接して配置された液晶セル68と、導光板66に隣接して配置されたプリズムシート70と、拡散シート72とを備えている。
【0080】
導光板66の側部には、冷陰極管74が保持されていて、導光板66と、プリズムシート70と、拡散シート72と、リフレクタ73と、冷陰極管74とが、液晶セル68へ光線を照射させるためのバックライト・ユニットを構成している。
【0081】
また、表示ウインドウ63の内側領域には、TFTアレイ基板10を構成する図示しない画素電極が形成されていて、隣接して配置される液晶セル68に対して、表示に必要な電界を発生させる構成とされている。さらに、TFTアレイ基板10の外周部には、TCP(tape carrier package)タイプのドライバを搭載するTAB(tape automate bonding)IC76が配列されている。TABIC76は、TFTアレイ基板10を構成する図示しない引出端子と電気的に接続され、ソースバス・ラインおよびゲートバス・ラインを介して薄膜トランジスタに駆動信号を供給している。
【0082】
なお、上述したTABIC76を使用する以外にも、ドライバLSIのベアチップを薄膜アレイ基板12に直付けするCOG(chip on glass)方式など、これまで知られたいかなる実装方式でも使用することができる。
【0083】
また、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を得ることができる限り適用することができる。例えば、本発明のTFTアレイ基板を、反射型液晶表示装置および有機材料または無機材料を活性物質として使用するエレクトロ・ルミネッセンス表示装置を駆動するためのTFTアレイ基板としても使用することができる。この場合には、TFTアレイ基板を構成する基板は特に透明とされる必要はなく、いかなる絶縁性の材料によって形成されたものであってもよい。
【0084】
【実施例】
以下、本発明を実施例を示して詳細に説明するが、本発明は以下に説明する実施例に限定されるものではない。
(実験例1〜実験例21)
ガラスからなる基板上に、スパッタリングすることにより堆積させて、200nmのMo膜からなる導電膜と、200nmのTi膜からなる導電膜と、300nmのAl膜と50nmのMo膜とが下から順に設けられた(Mo/Al)2層構造を有する導電膜と、50nmのTi膜と250nmのAl膜と50nmのTi膜とが下から順に設けられた(Ti/Al/Ti)3層構造を有する導電膜とをそれぞれ形成した。
【0085】
次いで、導電膜上に、スピンコーティングすることによりフォトレジスト層を設け、露光および現像することにより、所定のパターンを有するフォトレジスト層を形成した。
続いて、表1および表3に示す組成の異なる種々のエッチング液を使用して、導電膜のスプレーエッチングを行った。その結果を表2および表4に示す。
なお、表1に示した実験例1〜実験例11のエッチング液は、本発明の実施例である。また、表3に示した実験例12〜実験例21のエッチング液は、比較例である。
【0086】
また、表2および表4における評価の欄は、エッチング後に得られた導電膜の形状を目視により判定して評価した結果を示したものである。なお、Al膜とMo膜とが下から順に設けられた(Mo/Al)導電膜のAl膜の端部がMo膜の端部よりも内側に位置し、かつ、Ti膜とAl膜とTi膜とが下から順に設けられた(Ti/Al/Ti)導電膜のAl膜の端部よりもTi膜の端部が内側に位置している場合を○で示した。
また、表2および表4に示すエッチングレートの欄は、目視でエッチングの様子を観察しながら時間を測定する方法によって得られた結果を示したものである。
【0087】
【表1】
Figure 0003672256
【0088】
【表2】
Figure 0003672256
【0089】
【表3】
Figure 0003672256
【0090】
【表4】
Figure 0003672256
【0091】
表1および表2より、表1に示した本発明の実施例のエッチング液を使用して、Al膜とMo膜とが下から順に設けられた(Mo/Al)導電膜のスプレーエッチングを行うことにより、(Mo/Al)導電膜のAl膜の端部がMo膜の端部よりも内側に位置し、Mo膜が不動態化することが確認できた。
また、表1に示した本発明の実施例のエッチング液では、表2に示すように全て評価が○となった。よって、表1に示した本発明の実施例のエッチング液を使用した場合、(Ti/Al/Ti)導電膜のAl膜の端部よりもTi膜の端部が内側に位置するものとなる。
このため、表1に示した本発明の実施例のエッチング液を使用を使用すれば、Mo膜とAl膜とTi膜とが下から順に設けられた(Ti/Al/Mo)導電膜をスプレーエッチングすることにより、テーパ形状が形成されることが確認できた。
【0092】
また、本発明のエッチング液を使用して形成された導電配線を備えた薄膜トランジスタ・アレイ基板は、導電配線が設けられていることに起因する段差によって発生する不良が防止できるとともに、導電配線を高密度で設けることができ、良好な特性を示した。さらに、本発明の薄膜トランジスタ・アレイ基板を備えた表示装置についても、良好な特性を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のTFTアレイ基板の一例を示した上面図である。
【図2】 図1のAで示され薄膜トランジスタが形成された領域を拡大して示した図である。
【図3】 図2に示したTFTアレイ基板を切断線S−Sに沿って示した断面図である。
【図4】 ソースバス・ラインの断面構成を説明するための図であり、TFTアレイ基板を構成する基板とソースバス・ラインのみを示した拡大断面図である。
【図5】 本発明のエッチング液およびTFTアレイ基板の製造方法を説明するための拡大断面図である。
【図6】 Mo/Alの導電膜のスプレーエッチングを行った結果の断面形状を説明するための図であって、図6(a)は、断面形状を示した写真であり、図6(b)は、図6(a)に示した写真を説明するための模式図である。
【図7】 Ti/Al/Tiの導電膜のスプレーエッチングを行った結果の断面形状を説明するための図であって、図7(a)は、断面形状を示した写真であり、図7(b)は、図7(a)に示した写真を説明するための模式図である。
【図8】 本発明の表示装置の一例を示した図である。
【図9】 従来の方法によって得られた導電配線の断面形状を説明するための図であって、図9(a)は、導電配線の断面形状を示した写真であり、図9(b)は、図9(a)に示した写真を説明するための模式図である。
【符号の説明】
10…TFTアレイ基板
12…基板
14…ソースバス・ライン
14a…Mo膜
14b…Al膜
14c…Ti膜
16…ゲートバス・ライン
18…引出端子
20…薄膜トランジスタ
22…ソース電極
24…ドレイン電極
26…ゲート電極
28…画素電極
30…補助容量ライン
32…ゲート絶縁膜
34…半導体層
36…チャネル保護層
42…層間絶縁膜
44…コンタクトホール
62…液晶表示装置
63…表示ウインドウ
64…フレーム
66…導光板
68…液晶セル
70…プリズムシート
72…拡散シート
73…リフレクタ
74…冷陰極管
76…ドライバIC(TAB)

Claims (14)

  1. MoまたはMo合金からなり不動態化する第1層と、前記第1層上に設けられ、エッチングレートが第1層≦第2層である第2層とからなる導電膜をエッチングするためのエッチング水溶液であって、
    硝酸と、フッ化水素酸と、酢酸イオン源となる化合物とを、硝酸を13〜24%、フッ化水素酸を2.4〜5.3%、酢酸イオン源となる化合物を氷酢酸として37〜58%含有するのに相当する酢酸当量含み、
    前記第1層を不動態化させるエッチング液。
  2. 前記第2層上に設けられる第3層を含み、
    前記第2層に対するエッチングレートが、第2層≦第3層である請求項1に記載のエッチング液。
  3. 前記第1層に対するエッチングレートが、第1層≦第3層である請求項に記載のエッチング液。
  4. 前記第2層がAlまたはAl合金からなり、前記第3層がTiまたはTi合金からなる請求項に記載のエッチング液。
  5. 前記酢酸イオン源となる化合物と水との比が、1:1〜3:1の範囲で含まれている請求項1に記載のエッチング液。
  6. 前記酢酸イオン源となる化合物が、酢酸である請求項1に記載のエッチング液。
  7. 前記エッチング液のpHが2以下である請求項1に記載のエッチング液。
  8. 基板上にマトリックス状に配列された薄膜トランジスタと、前記基板上に配置された導電配線とを備えた薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法であって、
    MoまたはMo合金からなり不動態化する第1層と、前記第1層上に設けられ、エッチングレートが第1層≦第2層である第2層とからなる導電膜を形成する工程と、
    硝酸と、フッ化水素酸と、酢酸イオン源となる化合物とを、硝酸を13〜24%、フッ化水素酸を2.4〜5.3%、酢酸イオン源となる化合物を氷酢酸として37〜58%含有するのに相当する酢酸当量含み、前記第1層を不動態化させるエッチング液を使用して前記導電膜をエッチングすることにより、前記導電配線を形成する工程
    を有する薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法。
  9. 前記第1層の層厚が10〜200nmの範囲である請求項に記載の薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法。
  10. さらに前記第2層上に前記第2層に対するエッチングレートが、第2層≦第3層である前記第3層を含み、前記エッチングが、スプレーエッチングである請求項に記載の薄膜トランジスタ・アレイ基板の製造方法。
  11. 基板上にマトリックス状に配列された薄膜トランジスタと、前記基板上に配置された導電配線とを備え、請求項に記載の製造方法によって製造された薄膜トランジスタ・アレイ基板であって、
    前記導電配線は、テーパ角度が15〜70度の範囲のテーパ形状を有する薄膜トランジスタ・アレイ基板。
  12. さらに、前記第2層上に前記第2層に対するエッチングレートが、第2層≦第3層である前記第3層を含む、請求項11に記載の薄膜トランジスタ・アレイ基板。
  13. 請求項11または12のいずれか1項に記載の薄膜トランジスタ・アレイ基板を備えた表示装置。
  14. 前記表示装置は、液晶表示装置またはエレクトロ・ルミネッセンス表示装置から選択される請求項13に記載の表示装置。
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