JPH052189A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH052189A
JPH052189A JP15434791A JP15434791A JPH052189A JP H052189 A JPH052189 A JP H052189A JP 15434791 A JP15434791 A JP 15434791A JP 15434791 A JP15434791 A JP 15434791A JP H052189 A JPH052189 A JP H052189A
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JP
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auxiliary
wiring
address
electric conductors
electrode
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Application number
JP15434791A
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English (en)
Inventor
Meiko Ogawa
盟子 小川
Mitsushi Ikeda
光志 池田
Yoshifumi Ogawa
吉文 小川
Toshiya Kiyota
敏也 清田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH052189A publication Critical patent/JPH052189A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各画素毎に画質向上のための補助容量を設
け、かつ従来構造の基板で同じ容量の補助容量を設けた
基板と比較した場合に、開口率の高くなる液晶表示装置
を提供すること。 【構成】 絶縁性透明基板10上に形成された複数のア
ドレス配線11と、アドレス配線11と交差するよう形
成された複数のデータ配線13と、アドレス配線11及
びデータ配線13で囲まれた各画素領域にそれぞれ配置
された表示用透明電極12と、アドレス配線11とデー
タ配線13の交差部に隣接して設けられ、アドレス配線
11に接続されたゲート11aの電圧によりデータ配線
13と透明電極12を選択的に接続する薄膜トランジス
タと、各画素領域毎に設けられた補助容量とを備えた液
晶表示装置において、補助容量を、表示用透明電極12
と、その上下に絶縁膜21,22を介して設けた補助電
極11b,13cとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス方式の液晶表示装置に係わり、特に補助容量構成部分
の改良をはかった液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(液晶表示装置)は軽
量,薄形化が可能で、低消費電力であることから、例え
ば携帯用TV,ラップトップパソコンのディスプレイな
どに応用されており、さらに大画面化,高精細化の研究
開発が各所で行われている。
【0003】液晶表示装置用の駆動回路基板として、互
いに交差する複数本ずつのアドレス配線とデータ配線と
共に、アモルファスSi(以下a−Siと略記する)或
いはポリSi(以下p−Siと略記す)により構成した
薄膜トランジスタ(TFT)又は、MIM素子を基板上
に配列した、アクティブマトリックス基板が知られてい
る。液晶表示装置は、このアクティブマトリックス基板
と対向基板との間に液晶を封入することによって構成さ
れる。
【0004】ところで、この種の液晶表示装置において
は、画面のちらつきを無くすため、各画素毎に表示用透
明電極に絶縁膜を介して対向する補助容量を設け、該電
極により補助容量を形成している。図7及び図8に、こ
の補助容量を有する従来装置の1画素構成を示す。な
お、図7は平面図であり、図8(a)は図7の矢視A−
A断面図、図8(b)は図7の矢視B−B断面図であ
る。
【0005】図において、10は絶縁性透明基板、11
はアドレス配線、11aは薄膜トランジスタのゲート、
11bは補助電極、12は透明電極、13はデータ配
線、13a,13bはソース・ドレイン電極、21,2
2は絶縁膜を示している。図8(b)に示すように、補
助容量はアドレス配線11の一部11bを透明電極12
の下に潜り込ませることにより形成されており、この補
助容量により画面のちらつきを無くしている。
【0006】しかしながら、この種の装置にあっては次
のような問題があった。即ち、各画素毎に補助電極11
bを設けて補助容量を形成しているので、補助容量形成
部分では光が透過することはできず、透明電極12は画
素電極としては機能しなくなる。このため、補助容量の
無い構造の基板に比べて、補助容量の占める面積だけ開
口率が低下し、ディスプレイを高精細化していく上で問
題となる。また、ディスプレイが大画面化にするに伴
い、配線抵抗のための信号の遅延による画質の低下が問
題となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、アク
ティブマトリックス方式の液晶表示装置においては、表
示画質を向上するために各画素毎に補助容量を設ける
と、その補助容量の占める面積分の開口率が低下すると
いう問題があった。また、画面の大型化に伴って、配線
抵抗のための信号の遅延による画質の低下という問題も
あった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、画質向上のための補助
容量を設けることに起因する開口率の低下を抑制するこ
とができ、高精細化に適した液晶表示装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【発明の構成】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、透明電
極との重なりにより単位面積当りの補助容量を増大し開
口率を高くするために、透明電極の上下に補助電極を形
成することにある。
【0011】即ち本発明は、絶縁性透明基板上に形成さ
れた複数のアドレス配線と、これらのアドレス配線に絶
縁膜を介して交差するよう形成された複数のデータ配線
と、アドレス配線及びデータ配線で囲まれた各画素領域
にそれぞれ配置された表示用透明電極と、アドレス配線
とデータ配線との交差部に隣接して設けられ、アドレス
配線に接続されたゲートの電圧によりデータ配線と透明
電極を選択的に接続する薄膜トランジスタと、各画素領
域毎に設けられた補助容量とを備えた液晶表示装置にお
いて、補助容量を、表示用透明電極とその上下に絶縁膜
を介して設けた補助電極とから構成するようにしたもの
である。
【0012】また、本発明の望ましい実施態様として
は、次に述べる (1)〜(3) が上げられる。 (1) 補助電極は、アドレス配線を透明電極側に延長した
下部補助電極と、これに電気的に接続され透明電極の上
側に位置する上部補助電極とからなること。 (2) 下部補助電極はアドレス配線形成時に同時に形成さ
れ、上部補助電極はデータ配線形成時に同時に形成され
ること。 (3) アドレス配線,データ配線のうち、下層に形成され
た配線が、上層の配線形成時に、その材料で形成された
補助配線と接続することによって、配線抵抗が低下して
いること。
【0013】
【作用】本発明によれば、表示用透明電極の下側のみな
らず上側にも補助電極を設けているので、同じ面積では
補助容量の大きさを大きく(約2倍に)することができ
る。従って、従来構造のアクティブマトリックス基板と
同じ容量の補助容量を各画素毎に設けた場合、従来構造
の基板よりも開口率の高い基板を得ることができる。つ
まり、各画素毎に画質向上のための補助容量を設けて
も、同じ容量の補助容量を設けた基板と比較して開口率
を高くすることが可能となる。また、本発明によれば、
従来構造のアクティブマトリックス基板と同じ太さの下
層配線を形成した場合、補助ラインに接続することによ
って、より低い配線抵抗を得ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】図1は本発明の第1の実施例に係わる液晶
表示装置の1画素部分を拡大して示す平面図、図2
(a)は図1の矢視A−A断面図、図2(b)は図1の
矢視B−B断面図である。
【0016】絶縁性透明基板10上に第1の信号配線と
してのアドレス配線11が複数本形成され、さらにこれ
らのアドレス配線11に直交するように第2の信号配線
としてのデータ配線13が複数本形成されている。アド
レス配線11とデータ配線13で囲まれた画素領域に
は、表示用透明電極12が形成されている。また、アド
レス配線11とデータ配線13との交差部の近傍には、
後述する薄膜トランジスタが形成されている。
【0017】ここで、アドレス配線11を形成する工程
で、ゲート電極11aと共に下部補助電極11bが同時
に形成される。透明電極12は、画素領域内に薄膜トラ
ンジスタ形成領域を除いて形成され、その一部が下部補
助電極11bと重なるように形成される。また、データ
配線13を形成する工程で、ソース・ドレイン電極13
a,13bと共に上部補助電極13cが同時に形成され
る。上部補助電極13cは、下部補助電極11b及びそ
れにつながるアドレス配線11の一部を覆うように形成
される。そして、上部補助電極13cは、コンタクトホ
ール14を介してアドレス配線11と接続されるものと
なっている。
【0018】次に、上記構成のアクティブマトリックス
基板の製造例について、具体的に説明する。まず、絶縁
性透明基板10としてのガラス基板上に、スパッタリン
グ法で第1の配線材料、例えばMoTaを250nm成
膜する。続いて、これをケミカルドライエッチング(Ch
emical Dry Etching:以下CDEと略記する)により選
択エッチングし、アドレス配線11(第1の信号配線
層),ゲート電極11a及び補助容量部分の下部補助電
極11bを形成する。
【0019】次いで、第1の絶縁膜21として、例えば
プラズマCVD法で膜厚170nm程度のSiO2 膜を
堆積する。その後、第1の絶縁膜21上にスパッタリン
グ法でITO膜を100nm成膜し、これを王水系のエ
ッチング溶液で選択的にエッチングして表示用透明電極
12を形成する。続いて、第2の絶縁膜22として、第
1の絶縁膜21と同様にプラズマCVD法で膜厚170
nm程度のSiO2 膜を成膜する。
【0020】次いで、第3の絶縁膜23として例えば窒
化シリコン(以下、SiNxと略記する)を50nm、
a−Si膜24を50nm、第4の絶縁膜25として例
えばSiNx膜を200nm、それぞれプラズマCVD
法で成膜する。その後、第4の絶縁膜25を弗酸系のエ
ッチング溶液で選択的にエッチングする。次いで、ソー
ス、ドレイン電極とのコンタクトをとるためのn+ 型の
a−Si膜26を、例えばプラズマCVD法で膜厚50
nm成膜する。続いて、a−Si膜26,24及び第3
の絶縁膜23をCDEで選択エッチングして、薄膜型の
MOSトランジスタを形成する。
【0021】次いで、第1の絶縁膜21及び第2の絶縁
膜22を弗化アンモニウム溶液で選択エッチングして、
アドレス配線11と上部補助電極13cとの接続のため
のコンタクトホール14を形成し、さらに第2の絶縁膜
22に透明電極12とソース電極13aとの接続のため
のコンタクトホール15を形成する。
【0022】次いで、スパッタリング法で第2の配線材
料、例えばCr/Alを500nm成膜し、硝酸燐酸酢
酸混合溶液と硝酸セリウムアンモニウム溶液で、Al,
Crをそれぞれ選択的にエッチングし、データ配線13
(第2の信号配線),ソース電極13a及びドレイン電
極13b、さらに補助容量部の上部補助電極13cを形
成する。そして、ソース電極13aとドレイン電極13
bの間に露出したa−Si膜26を、ソース、ドレイン
電極13a,13bをマスクにして、CDEでエッチン
グ除去することにより、液晶駆動用アクティブマトリッ
クス基板が完成する。
【0023】かくして作成された本実施例装置において
は、表示用透明電極12の端部を下部補助電極11b及
び上部補助電極13cで挟む構成となり、透明電極12
の上下に補助容量が形成される。このため、下部補助電
極11と透明電極12のみで補助容量を形成する従来装
置に比して、同じ面積では容量の増大をはかることがで
きる。換言すれば、同じ容量の補助容量を得るには、図
8(b)と図2(b)とを比較して分かるように、補助
容量形成のための面積を小さく(約1/2に)すること
ができる。
【0024】従って、各画素毎に画質向上のための補助
容量を設けても、同じ容量の補助容量を設けた基板と比
較して開口率を高くすることが可能となる。ちなみに、
各画素毎に従来と同じ容量の補助容量を設けた場合、開
口率が約4%程度上昇した。また、本実施例では、上部
補助電極13cが下層配線、つまりアドレス配線11の
補助配線となっているため、アドレス配線11が低抵抗
化する利点がある。具体的には本実施例では、対角4イ
ンチのディスプレイにおいて第1の信号配線の抵抗が、
従来の約14kΩから約5kΩまで低下した。
【0025】なお、本実施例におけるアクティブマトリ
ックス基板は、第1の配線材料にスパッタリング法によ
って成膜したMoTa以外の配線材料、例えばスパッタ
リング法や蒸着法によって成膜したMo,Ta,Ta
N,Cr,Al,Al−Si−Cu,W,ITO,Cu
及びそれらを主成分とする合金、又はそれらの積層膜を
使用して、作製することもできる。また、第2の配線材
料としてはスパッタリング法によって成膜したCr/A
l以外にも、スパッタリング法や蒸着法によって成膜し
たMo,Al,Cr,Cu,Ti,Ta,TaN,Al
−Si−Cu,W,ITO、及びそれらの主成分とする
合金、又はそれらの積層膜を使用してもよい。
【0026】また、第1の絶縁膜21としてはプラズマ
CVD法によるSiO2 以外にも、第1の配線材料の陽
極酸化膜、スパッタリング法で形成されたSiOx,S
iNx,TaOx、プラズマCVD法で形成したSiN
x、及びそれらの積層膜を使用してもよい。第2の絶縁
膜22としては、プラズマCVD法によるSiO2 以外
にも、スパッタリング法で形成されたSiOx,SiN
x,TaOx、プラズマCVD法で形成されたSiNx
及びそれらの積層膜を使用してもよい。第3の絶縁膜2
3は、プラズマCVD法で形成されたSiNx以外で
も、スパッタリング法で形成されたSiOx,SiN
x、プラズマCVD法で形成されたSiOx及びそれら
の積層膜を形成してもよい。第3の絶縁膜23はコンタ
クトホール以外の基板のどの領域に残してもよい。さら
に、第3の絶縁膜23及び第4の絶縁膜25は存在しな
い構造でもよい。
【0027】また、第1の配線として、データ配線を形
成し、第2の配線としてアドレス配線を形成してもよ
い。さらに、TFTの構造は、チャネル部に保護絶縁膜
のないもの或いは、トップゲート型のものでもよく、a
−Siの変わりにp−Siを使用してもよい。
【0028】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3に本実施例における画素構成の平面図を示
し、図4に図3の矢視A−A断面図を示す。なお、図1
及び図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい
説明は省略する。
【0029】第1の実施例においては、補助容量の配線
はアドレス配線11と共通の配線11bを使用していた
が、本実施例では独立した補助容量の配線を有してい
る。即ち、アドレス配線11と平行に補助容量配線31
が各画素領域を横断するように設けられ、画素領域にお
いては補助容量配線31の上に上部補助電極32が形成
されている。そして、補助容量配線31と上部補助電極
32とはコンタクトホール33を介して接続されてい
る。また、アドレス配線11上には第1の実施例と同様
に上部補助電極13cが設けられ、これらはコンタクト
ホール14を介して接続されている。
【0030】製造工程は、第1の実施例と略同じである
が、第1の信号配線を形成するときに、アドレス配線1
1と共に補助容量配線31を同時に形成し、第2の信号
配線を形成するときに、データ配線13と共に上部補助
電極13c及び上部補助電極32を同時に形成する。
【0031】このような構成であっても、先の第1の実
施例と同様の効果が得られるのは勿論である。なお、第
1の配線の抵抗が十分に低く、補助配線を使用して抵抗
を下げる必要の無い場合には、この上部補助電極13c
は省略してもよい。また、補助容量のための配線は、画
素部分では第1の配線材料(補助容量配線31)と第2
の配線材料(上部補助電極32)の両方によって形成さ
れているため抵抗の低い配線となる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図5は、第3の実施例における画素部分の断面図
であり、(a)は図1の矢視A−A断面に相当し、
(b)は図1の矢視B−B断面に相当している。本実施
例は、画素の部分を拡大して平面的にみた場合には、第
1の実施例と同じ構造であるが、層間絶縁膜として使用
している絶縁膜の構成が異なり、従って第1の実施例と
は製造方法が異なる。
【0033】本実施例の構造のアクティブマトリックス
基板の製造方法について説明する。まず、第1の実施例
と同様に、絶縁透明基板10上にスパッタリング法で第
1の配線材料を250nm成膜し、これをパターニング
してアドレス配線11,ゲート電極11a及び補助容量
部分の下部電極11bを形成する。
【0034】次いで、第1の絶縁膜21として、例えば
プラズマCVD法で膜厚350nm程度のSiO2 膜を
堆積する。続いて、第3の絶縁膜23及びa−Si膜2
4を例えばプラズマCVD法でそれぞれ50nm堆積す
る。その後、a−Si膜24及び第3の絶縁膜23を、
CDEでパターニングする。次いで、第1の実施例と同
様に、第1の絶縁膜21上にITO膜を100nm成膜
し、これを選択的にエッチングして表示用透明電極12
を形成する。
【0035】次いで、第4の絶縁膜25を堆積したの
ち、これを選択エッチングする。このとき、第4の絶縁
膜25を透明電極12の上にも残すと共に、コンタクト
ホール15を形成する。続いてn+ 型a−Si膜26を
堆積する。次いで、第1の絶縁膜21を弗化アンモニウ
ム溶液でエッチングしてコンタクトホール14を形成す
る。
【0036】これ以降は、第1の実施例と同様に、スパ
ッタリング法で第2の配線材料を成膜し、これを選択エ
ッチングしてデータ配線13,ソース電極13a及びド
レイン電極13b、さらに補助容量部の上部補助電極1
3cを形成する。そして、ソース電極13a及びドレイ
ン電極13bの間に露出したa−Si膜26をCDEで
エッチング除去することにより、液晶駆動用アクティブ
マトリックス基板が完成する。
【0037】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図6は、第4の実施例における補助容量部分の断
面図であり、図3の矢視A−A断面に相当している。本
実施例は、画素部分を拡大して平面的に見た場合は第2
の実施例に同じであり、具体的な膜構造は第3の実施例
と同じである。従って、本実施例のアクティブマトリッ
クス基板は、第3の実施例の製造方法にて製造をするこ
とができる。
【0038】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。例えば、前記補助容量を構成するた
めの電極(上部補助電極及び下部補助電極)に使用する
導電膜は、第1の配線材料と第2の配線材料ばかりでな
く、これ以外に光遮蔽用の材料など、アクティブマトリ
ックス基板を製造する上で使用している導電性の任意の
材料を使用してもよい。また、補助容量を構成する絶縁
膜としては、ゲート絶縁膜,チャネル保護膜ばかりでな
く、パッシベーション膜,アンダーコート膜など、アク
ティブマトリックス基板を製造する上で、使用している
任意の絶縁膜を使用してもよい。その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、透
明電極の上下に補助電極を形成しているので、透明電極
との重なりによって形成する補助容量の増大をはかるこ
とができ、これにより画質向上のための補助容量を設け
ることに起因する開口率の低下を抑制することができ、
高精細化に適した液晶表示装置を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる液晶表示装置の
1画素構成を示す平面図、
【図2】図1の矢視A−A断面及び矢視B−B断面を示
す図、
【図3】本発明の第2の実施例の1画素構成を示す平面
図、
【図4】図3の矢視A−A断面を示す図、
【図5】本発明の第3の実施例を説明するための断面
図、
【図6】本発明の第4の実施例を説明するための断面
図、
【図7】従来の液晶表示装置の1画素構成を示す平面
図、
【図8】図7の矢視A−A断面及び矢視B−B断面を示
す図。
【符号の説明】
10…透明基板、 11…アドレス配
線、 11a…ゲート電極、 11b…下部補助
電極、 12…表示用透明電極、 13…データ配
線、 13a…ソース電極、 13b…ドレイン
電極、 13c,32…上部補助電極、 14,15,33
…コンタクトホール、 21…第1の絶縁膜、 22…第2の絶縁
膜、 23…第3の絶縁膜、 24…a−Si
膜、 25…第4の絶縁膜、 26…n+ 型a−
Si膜、 31…補助容量配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清田 敏也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】絶縁性透明基板上に形成された複数のアド
    レス配線と、これらのアドレス配線に絶縁膜を介して交
    差するよう形成された複数のデータ配線と、前記アドレ
    ス配線及びデータ配線で囲まれた各画素領域にそれぞれ
    配置された表示用透明電極と、前記アドレス配線とデー
    タ配線との交差部に隣接して設けられ、アドレス配線に
    接続されたゲートの電圧によりデータ配線と前記透明電
    極を選択的に接続する薄膜トランジスタと、前記各画素
    領域毎に前記透明電極の上下に絶縁膜を介して設けられ
    た補助容量形成のための補助電極とを具備してなること
    を特徴とする液晶表示装置。
JP15434791A 1991-06-26 1991-06-26 液晶表示装置 Pending JPH052189A (ja)

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