JP3671751B2 - 半導体装置およびその使用方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電力変換装置などに使用される電力用半導体装置(以下パワーデバイスと記す)特に、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、MOS電界効果トランジスタ(以下それぞれIGBT、MOSFETと記す)等の電圧制御型のパワーデバイスで、保護・制御等に使用される出力電圧の検出手段を備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パワーデバイスの保護・制御等は、回路としておこなうのが一般的であった。図3は、過電流保護機能を備えたパワーデバイス駆動回路の一例の回路図である。
【0003】
20はパワーデバイスとしてのIGBTであり、主電流はコレクタ端子21とエッミタ端子22間に流れる。23は電流を制御するためのIGBTのゲート端子23である。コレクタ端子21にカソードが接続されている高耐圧ダイオード24のアノードには、エッミタ端子22に対して正の電圧が電源31により定電流源25を介して印加されている。コンパレータ27は、高耐圧ダイオード24のアノードの電位を検出し、参照電源28の電圧と比較して制御回路29に検出信号を送出する。
【0004】
次に過電流保護の動作を説明する。IGBT20に電流が流れると、IGBT20のエミッタ−コレクタ間電圧はIGBTの特性で決まる所定のオン電圧となる。定電流源25の電源31の電圧が、そのオン電圧と高耐圧ダイオード24の順方向電圧との和より高い場合には、定電流源25から高耐圧ダイオード24を通してIGBT20のコレクタに電流が流れる。
【0005】
この電流を主電流より十分小さく設定しておけば、高耐圧ダイオード24のアノード電位はIGBT20のオン電圧より高耐圧ダイオード24の順方向電圧分だけ高い値にクランプされる。
【0006】
従って高耐圧ダイオード24のアノードの電位を検出すれば、IGBT20のオン電圧が検出できる。もし、過電流などによりIGBT20のオン電圧が上昇し、高耐圧ダイオード24のアノード電位が上昇して、参照電源28以上の電圧になると、コンパレータ27の出力は反転し、これを過電流信号として制御回路29に送出する。
【0007】
制御回路29は、過電流信号を受けるとIGBT20を遮断するが、通常の遮断時に比較して過大な電流を遮断することから、過大なdi/dtによるサージ電圧の発生を押さえるため、遮断を緩やかにおこなういわゆるソフト遮断をおこなう。
【0008】
また、図示していない負荷の短絡などにより過電流が流れてIGBT20のコレクタ電圧が数100Vまで上昇した場合、高電圧ダイオード24は逆方向バイアスとなるため、高耐圧ダイオード24のアノード電位は電源31の電圧となり、この場合も同様にIGBT20の遮断を行うことができる。その場合コンパレータ27の入力電圧は、理想的には電源31の電圧以上にはならないため、過電圧によりゲート等が破壊されることを防止できる。これはオフ時も同様であるがIGBTはすでにオフ状態であるので遮断を行う必要はない。
【0009】
また、図示されていない並列接続された還流ダイオードがあるような応用分野では、IGBT20がオフ状態であっても、還流モードにおいてはIGBT20に印加される電圧が低い(一般に並列ダイオードの還流モードでは電圧は数V程度の負の値)場合にもコレクタ電位にアノード電位は追従するため、実際にコレクタに印加されている電圧を検出することが可能であり、制御のために還流モードかどうか検出する必要がある場合に有効な検出方法である。これは、過電流保護に通常使用されているセンスIGBT方式による電流検出では得られない機能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年パワーデバイスと制御、保護回路を一つのパッケージにいれたインテリジェントパワーモジュール(IPM)化が急速に進んでいる。
特にモーター制御の分野では3相インバータの主回路と制御・保護回路を1パッケージにおさめて6イン1パッケージが主流を占めている。6イン1パッケージでは、IGBT等のスイッチング素子6個、還流ダイオード6個の計12個のパワーデバイスを1個のパッケージに入れ、さらにドライブ回路も同一のパッケージに入れ込まれる。
【0011】
ドライブ回路は近年IC化されパッケージの小型化が図られているが、高圧ダイオードは高耐圧が必要なため、通常のICプロセスでは形成できず、特殊で高価なプロセスを使用する必要があった。従って、従来技術では高耐圧ダイオードはディスクリート素子で構成されており、高耐圧ダイオードが6個必要であるため、パッケージの小型化を妨げていた。
【0012】
また、高耐圧ダイオードをディスクリート素子で構成した場合、パッドサイズ等の制約から、図3に破線で示した接合容量32が大きく、コレクタ電位の上昇に伴い電圧上昇率(dV/dt)に依存する変位電流が流れ、コンパレータ27に過大な電圧が印加されるなどの不都合があった。
【0013】
これを防止するにはコンデンサ26を挿入して接合容量32とコレクタ電圧を分圧する、保護用定電圧ダイオード33を挿入するなどの対策が必要であったが、これらはいずれも制御・保護用ICの面積増大と検出時間遅れの原因となる。
【0014】
また、放射ノイズの低減などを目的としてターンオン、ターンオフ時のドライブインピーダンスを切り替えるなどの制御を行うことが実施されているが、そのような場合にパワーデバイスの状態をフィードバックするために、パワーデバイスの出力電圧を検出しようとした場合は時間遅れが問題となるため、そのような用途には使えないなどの問題があった。
【0015】
更に、保護・制御等をおこなうために、出力電圧の検出手段を一体化したパワーデバイスが、注目されている。
このような様々な問題点に鑑み本発明の目的は、出力電圧の速やかな検出が可能で、異常電圧等を生じない、パワーデバイスと一体化した検出手段を備えた、しかも製造の容易な半導体装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のため本発明は、第一または第二導電型半導体基板上に形成された低不純物濃度の第一導電型ドリフト層と、その第一導電型ドリフト層表面層に選択的に形成された少なくとも1個の第二導電型ベース領域と、その第二導電型ベース領域内に形成された第一導電型エミッタ領域と、その第一導電型エミッタ領域と第一導電型ドリフト層とに挟まれた前記第二導電型ベース領域の表面上にゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極と、前記半導体基板表面に接触して設けられたコレクタ電極と、前記第一導電型エミッタ領域と第二導電型ベース領域の双方に接触して設けられたエミッタ電極とを備えた半導体装置において、前記第一導電型ドリフト層の表面層の前記第二導電型ベース領域と離れた場所に形成された第二導電型補助領域と、その第二導電型領域に接続されたアノード電極とからなる出力電圧検出素子を備えるものとする。
【0017】
オフ時や短絡などの出力電圧が高い場合は、この第一導電型ドリフト層と第二導電型ウェル領域との間の接合が逆バイアスされて電流が流れなくなることから、第二導電型ウェル領域の電位は、ほぼ定電流を流す手段の電源電圧となる。
【0018】
一方出力電圧が低い場合には、第一導電型ドリフト層と第二導電型ウェル領域との間のpn接合に電流が流れ、アノード電極の電位は、第一導電型ドリフト層における第二導電型ウェル領域近傍の電位に応じた電位となる。この第一導電型ドリフト層における第二導電型ウェル領域近傍の電位は出力電圧と相関があるため、アノード電極の電位を検出することにより出力電圧を検出することができる。
特に、第二導電型ウェル領域が第二導電型ベース領域から15μm以上離れていると良い。
【0019】
後記の実施例欄で述べるように、第二導電型ウェル領域の電位は第二導電型ベース領域からの距離に依存しており、15μm以上では、ほぼ安定した大きな値となる。
また、前記第二導電型ウェル領域と第二導電型ベース領域とが同じ製造工程で形成された不純物分布を有するものとする。
そのようにすれば、両領域形成のための工程が一つで済み、経済的である。
【0020】
上記のような半導体装置の使用方法としては、第一導電型がn型であるとき、第二導電型ウェル領域に接続されたアノード電極に、エミッタ電極に対して正の電位を印加し、第一導電型がp型であるとき、第二導電型ウェル領域に接続されたアノード電極に、エミッタ電極に対して負の電位を印加する。
【0021】
そのようにすれば、第二導電型ウェル領域と第一導電型ドリフトとの間のpn接合が順バイアスされ、電流が流れる。
第二導電型ウェル領域への正または負の電位は、定電流源から印加しても電流源から抵抗を介して印加しても良い。
いずれの方法によっても第二導電型ウェル領域の電位を与えられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[実施例]
図1は本発明の実施例の縦形IGBTの断面図であり、図の右側部分がIGBT部、左側部分が電圧検出部分に対応している。
【0023】
p基板1上にn+ バッファ層2を介しnドリフト層3が積層されている。そのnドリフト層3の表面層には選択的に複数のpベース領域4が形成され、その内部にnエミッタ領域5が形成されている。pベース領域4の表面層にはp+ コンタクト領域6が形成されている。
【0024】
nエミッタ領域5とnドリフト層3に挟まれたpベース領域4の表面部分とnドリフト層3の表面露出部上には、ゲート酸化膜7を介してゲート電極8が形成されている。また、pベース領域4とnエミッタ領域5との双方に接触するエミッタ電極9が設けられており、p基板1の裏面には、コレクタ電極15が設けられていて、IGBT部が構成されている。
【0025】
一方、IGBT部のpベース領域4からLdだけ離れた位置に、電圧検出素子のpウェル領域41が形成されており、そのpウェル領域41の表面層にも高濃度のp+ コンタクト領域61が形成されており、その表面にアノード電極91が設けられている。
【0026】
IGBT部のpベース領域4と電圧検出素子のpウェル領域41との間には、さらに別のp補助領域42が形成されている。pウェル領域41とp補助領域42に挟まれたnドリフト層3の表面には、厚いフィールド酸化膜16を介してフィールドプレート81が形成されており、その一部にはスリット82が設けられている。
【0027】
pベース領域4、pウェル領域41とp補助領域42は、すべて共通のイオン注入および拡散工程で形成することができる。
電圧検出素子は、以下のように動作する。アノード電極91には、電源12に例えばデプレッションタイプのMOSFETなどの定電流源13が接続され、200μA 程度の低い定電流を供給する。定電流源13とアノード電極91との接続点は、電圧検出端子14に接続されている。
【0028】
IGBTがオフの状態では、通常コレクタ電極15には数100Vが印加されており、電源12の電圧が例えば15Vであったとしても、pウェル領域41、nドリフト層3間のpn接合は逆バイアスされており、定電流源13を介して電流が流れることはなく、電圧検出端子14の電位は電源12と同じ電位となる。
【0029】
一方、IGBTがオンの状態では、コレクタ電極15の電位はIGBTのオン電圧できまる電位となっており、pウェル領域41近傍のnドリフト層3の電位は、nドリフト層3内の電圧分担できまり、エミッタ電極9の電位より高く、かつコレクタ電極15の電位より低い値となっている。
【0030】
この時、電源12の電圧が、pウェル領域41近傍のnドリフト層3の電位よりも高い場合には、アノード電極91の電位はpウェル領域41近傍のnドリフト層3の電位よりもpウェル領域41/nドリフト層3間のpn接合の順方向電圧分だけ高い電位となり、pウェル領域41近傍のnドリフト層3の電位、従って、それと相関のあるコレクタ電極15の電位を検出することができる。
【0031】
IGBT部のpベース領域4からLdだけ離れた位置にpウェル領域41を形成したのは、次に述べる理由による。
もし、pウェル領域41をIGBT部の近傍に設けた場合、オン状態ではpウェル領域41近傍のnドリフト層3の電位が、nドリフト層3内の電位分担によりエッミタ電極9の電位に近くなるため、短絡などでコレクタ電圧が非常に高い場合でも十分な検出電圧を得られないという問題があるためである。
【0032】
図2は、pベース領域4とpウェル領域41との間の距離Ldと、出力短絡時の検出電圧との関係を示した特性図である。
Ldが小さい間は、検出電圧はLdと共に急激に増加するが、15μm以上では、ほぼ一定の検出電圧となつている。すなわち、pウェル領域41を、IGBT部のpベース領域4から15μm以上離せば十分であることがわかる。
【0033】
このようにして、出力電圧の速やかな検出が可能で、異常電圧等を生じない、パワーデバイスと一体化した検出手段を備えた、しかも製造の容易な半導体装置とすることができる。
【0034】
先に述べたように、pベース領域4、pウェル領域41とp補助領域42をほぼ同じディメンジョンとすれば、すべて共通のイオン注入および拡散工程で形成することができるため、特に工程を増すこと無く製造でき、耐圧が低下することも無い。
【0035】
また、pウエル領域41を十分小さくし接合容量を小さくできることから、制御・保護IC等に形成される電圧比較手段を保護するためのコンデンサ、定電圧ダイオード等を十分小さくできるため、電圧検出の遅れ時間を最小にとどめることが可能となる。これは出力電位検出をゲートドライブの制御に利用する場合等に有効である。
【0036】
p補助領域42は、pベース領域4からpウェル領域41までの距離Ldを大きくした場合に、オフ時の空乏層の広がりを均一にするためのものであり、耐圧の低下などの悪影響が無い場合には特に必要ではない。フィールドプレート81も空乏層の広がりを促し耐圧低下を防止するもので、必要に応じて導入すれば良い。
【0037】
また、図1におけるフィールドプレート81に設けたスリット82は、コレクタ電極15の電位が高い場合に、フィールドプレート81直下のnドリフト層3表面に反転層が形成されて、pウェル領域41とp補助領域42とが電気的に接続され、pウェル領域41の電位が低下するのを防止するためのものであり、フィールド酸化膜16の厚さおよびnドリフト層3の表面濃度によっては必要無い。
【0038】
なお、図1ではフィールドプレート81をゲート電極8に接続してその電位としているが、電位的に大差のないエミッタ電極9に接続してその電位としてもよい。また、本実施例ではアノード電極91に定電流源13を直接接続しているが、抵抗を介して電圧を印加しても良い。
【0039】
ここでは、IGBTの例を挙げたが、他のMOSFET等のMOSゲートを有する半導体装置にも適用できる。MOSFETの場合は、コレクタをドレインと、エミッタをソースと読み変えれば良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、IGBT、MOSFET等のパワーデバイスにおいてそのパワーデバイスの保護・制御のために、パワーデバイスと一体化したダイオード構造と定電流源等の手段を設けることにより、出力電圧の速やかな検出が可能になった。
【0041】
特に、パワーデバイスの主素子部分とほぼ同じ構造の高耐圧ダイオードをパワーデバイス内部に形成したため、製造が容易で、かつIPMの小型化・低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のIGBTの断面図。
【図2】IGBTにおける短絡時のLdと検出電圧との関係を示す特性図。
【図3】従来の実施例の回路図。
【符号の説明】
1 p+ 基板
2 n+ バッファ
3 n- ドリフト
4 pベース領域
5 n+ エミッタ領域
6、61、62 p+ コンタクト領域
7 ゲート酸化膜
8 ゲート電極
9 エミッタ電極
10 ゲート端子
11 エミッタ端子
12 電源
13 定電流電源
14 電圧検出素子
15 コレクタ電極
16 フィールド酸化膜
17 コレクタ端子
20 IGBT
21 コレクタ端子
22 エミッタ端子
23 ゲート端子
24 高耐圧ダイオード
25 定電流電源
26 コンデンサ
27 コンパレータ
28 参照電源
29 制御回路
30 入力端子
31 電源
32 接合容量
33 定電圧ダイオード
41 pウェル領域
42 p補助領域
81 フィールドプレート
82 スリット
91 アノード電極
92 引き抜き電極

Claims (7)

  1. 第一または第二導電型半導体基板上に形成された低不純物濃度の第一導電型ドリフト層と、その第一導電型ドリフト層表面層に選択的に形成された少なくとも1個の第二導電型ベース領域と、その第二導電型ベース領域内に形成された第一導電型エミッタ領域と、その第一導電型エミッタ領域と第一導電型ドリフト層とに挟まれた前記第二導電型ベース領域の表面上にゲート酸化膜を介して形成されたゲート電極と、前記半導体基板表面に接触して設けられたコレクタ電極と、前記第一導電型エミッタ領域と第二導電型ベース領域の双方に接触して設けられたエミッタ電極とを備えた半導体装置において、前記第一導電型ドリフト層の表面層の前記第二導電型ベース領域と離れた場所に形成された第二導電型ウェル領域と、その第二導電型ウェル領域に接続されたアノード電極とからなる出力電圧検出素子を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 第二導電型ウェル領域が第二導電型ベース領域から15μm以上離れていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第二導電型ウェル領域と第二導電型ベース領域とが同じ製造工程で形成された不純物分布を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 第一導電型がn型であるとき、第二導電型ウェル領域に接続されたアノード電極に、エミッタ電極に対して正の電位を印加することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置の使用方法。
  5. 第一導電型がp型であるとき、第二導電型ウェル領域に接続されたアノード電極に、エミッタ電極に対して負の電位を印加することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置の使用方法。
  6. アノード電極の正または負の電位を定電流源から印加することを特徴とする請求項4または5に記載の半導体装置の使用方法。
  7. アノード電極の正または負の電位を電流源から抵抗を介して印加することを特徴とする請求項4または5に記載の半導体装置の使用方法。
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