JP3669079B2 - 両面光ディスクとその製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、センターコアを持たない中心穴の外周にデータエリアがそれぞれに形成されている2枚のディスク基板を貼り合せて、一方のディスク基板を通して照射される光によって2つのデータエリアのデータを選択的に再生するようになされた両面光ディスクとその製法に関する技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、両面光ディスクには、図5に示すようなMO等のセンターコアを有するものと、図4に示すようなDVD等のセンターコアを持たないものとの2種類がある。そして、図5に示すMO等の記録、再生の両方が可能な両面光ディスク1は、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリオレフィン等の透明な合成樹脂材料によって形成され、厚さT2 がそれぞれ1.2mmの第1及び第2のディスク基板2、3を用いている。そして、これら第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3aの外周で、これらの対向面側には磁性層4、5によって構成された環状の第1及び第2のデータエリア6、7が形成されている。そして、これら第1及び第2のディスク基板2、3をUV接着剤(紫外線硬化型接着剤)等の接着剤8や熱融着等によって貼り合せ、第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3a内にそれぞれ金属等で形成された第1及び第2のセンターコア9、10を接着して1枚の両面光ディスク1を製造している。
【0003】
また、図4に示すDVD等の再生専用の両面光ディスク11も、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリオレフィン等の透明な合成樹脂材料によって形成され、厚さT1 がそれぞれ0.6mmの第1及び第2のディスク基板12、13を用いている。そして、下側に配置される第1のディスク基板12の上面側で、中心穴12aの外周には押型加工後に半透明膜14をコーティングした環状の第1のデータエリア16が形成され、上側に配置される第2のディスク基板13の下面側で、中心穴13aの外周には押型加工後に反射膜15をコーティングした環状の第2のデータエリア17が形成されている。そして、これら第1及び第2のディスク基板12、13をやはりUV接着剤等の接着剤18や熱融着等によって貼り合せて、1枚の両面光ディスク11を製造したものであるが、この両面光ディスク11には図5に示した両面光ディスク1で使用されていた第1及び第2のセンターコア9、10は使用されていない。
【0004】
そして、図5に示す両面光ディスク1の場合は、ディスクドライブ内におけるディスクテーブル21上のセンターピン22に例えば第1のセンターコア9の中心穴9aを嵌合することによって、第1のセンターコア9の中心をディスクテーブル21の中心に位置決めするようにしてその両面光ディスク1をディスクテーブル21上に水平に装着する。そして、そのディスクテーブル21によって両面光ディスク1を回転駆動しながら、光学ピックアップの対物レンズ23から上方に照射されるレーザー光24を下側に配置されている第1のディスク基板2を通して第1のデータエリア6に垂直に照射し、その対物レンズ23を両面光ディスク1の中心からの放射線に沿って水平に走査しながら、その第1のデータエリア6にデータを選択的に記録、再生する。そして、この両面光ディスク1の表裏を反転(第1及び第2のディスク基板2、3の上下を反転させること)させてディスクテーブル21上に水平に装着させることによって、図5に点線で示すように、上側に配置されている第2のディスク基板3の第2のデータエリア7にレーザー光24を垂直に照射して、その第2のデータエリア7にデータを選択的に記録、再生するようにしている。
【0005】
また、図4に示す両面光ディスク11の場合は、ディスクドライブ内におけるディスクテーブル31上の円錐台形状のセンターリング用ハブ32のテーパー面32aの外周に下側の第1のディスク基板12の中心穴12aを嵌合することによって、その中心穴12aの中心をディスクテーブル31の中心に位置決めするようにして、その両面光ディスク11をディスクテーブル31上に水平に装着する。そして、そのディスクテーブル21によって両面光ディスク11を回転駆動しながら、光学ピックアップの対物レンズ33から上方に照射されるレーザー光34を下側の第1のディスク基板12を通して例えば下側の第1のデータエリア16に垂直に照射及びフォーカスし、その対物レンズ33を両面光ディスク11の中心からの放射線に沿って水平に走査しながら、その第1のデータエリア16のデータを選択的に再生する。また、図4に点線で示すように、レーザー光34を下側の第1のディスク基板12を通して上側の第2のディスク基板13の第2のデータエリア17に垂直に照射及びフォーカスすることによって、その第2のデータエリア17のデータを選択的に再生するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種両面光ディスク1及び11では、第1、第2のディスク基板2、3及び12、13の中心穴2a、3a及び12a、13aの中心S1 、S2 及びS11、S12を基準とした第1、第2のデータエリア6、7及び16、17の中心D1 、D2 及びD11、D12の偏心量E1 、E2 及びE11、E12が問題となり、これらの偏心量E1 、E2 及びE12、E13が規格寸法を越えた場合には、データを正確に再生することができなくなる。しかし、図5に示すMO等の両面光ディスク1のように、第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3a内に第1及び第2のセンターコア9、10を取り付けておき、第1及び第2のディスク基板2、3をその都度上下に反転させながら、第1及び第2のセンターコア9、10の中心穴9a、10aをディスクテーブル21のセンターピン22に選択的に嵌合させるように使用するものでは、その第1及び第2のセンターコア9、10の中心穴9a、10aの中心S1`、 S2`が実質的に第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3aの中心となる。しかも、第1及び第2のセンターコア9、10を第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴4、5内に取り付ける際に、治具を用いて、第1及び第2のセンターコア9、10を第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3a内で位置調整することによって、これら第1及び第2のセンターコア9、10の中心穴9a、10aの中心S1`、S2`を第1及び第2のデータエリア6、7の中心D1 、D2 に正確に、かつ、簡単に一致させることができるので、第1及び第2のディスク基板2、3の中心穴2a、3aの中心S1 、S2 に対する第1及び第2のデータエリア6、7の中心D1 、D2 の偏心量E1 、E2 は実質的に0となる。
【0007】
しかし、図4に示すDVD等の両面光ディスク11のように、センターコアを持たず、第1のディスク基板12の中心穴12aをディスクテーブル31のセンターリング用ハブ32に直接的に嵌合させるものでは、第1及び第2のディスク基板12、13を相互に貼り合せる際に、第1のディスク基板12の中心穴12aの中心S11に対する第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の偏心量E11、E12を規格寸法の範囲内に正確に定める必要がある。
【0008】
なお、DVD等の両面光ディスク11のデータの記憶容量は、CD−ROM等の単一のディスク基板で構成される片面光ディスクのデータの記憶容量の7〜8倍に増大されていて、その両面光ディスク11のトラックピッチは片面光ディスクのトラックピッチの約半分の値である0.8μmとなっている。そこで、従来の両面光ディスク11では、第1及び第2のディスク基板12、13の中心穴12a、13aの中心S11、S12に対する第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の偏心量E11、E12の製造上の許容値を0±0.035mmに規定していた。しかし、従来は第1及び第2のディスク基板12、13を相互に貼り合せる際に、治具を用いて、これら第1及び第2のディスク基板12、13の中心穴S11、S12を一致させて貼り合せる方法を採っていたために、第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の偏心量が最大で、E11+E12=0.070mmとなり、データ再生上の最大許容値とされている0.050mmの規格寸法を越えるものも発生していると言う実情を呈していた。
【0009】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、第1及び第2のディスク基板の中心穴の中心に対する第1及び第2のデータエリアの中心の偏心量の許容値を0±0.035mmに規定した場合に、相互に貼り合された第1及び第2のディスク基板の第1及び第2のデータエリアの中心の最大偏心量を規格寸法の最大許容値である0.050mm以下に確実に抑えることができる両面光ディスクとその製法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の両面光ディスクとその製法は、センターコアを持たない中心穴を有する第1及び第2のディスク基板を用い、第1のディスク基板上に第2のディスク基板を貼り合せて、第1のディスク基板を通して照射される光によって第1及び第2のディスク基板の第1及び第2のデータエリアのデータを選択的に再生するものにおいて、第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心を割り出して、その第2のディスク基板のデータエリアの中心を第1のディスク基板の中心穴の中心に一致させた状態で、第1のディスク基板上に第2のディスク基板を貼り合せたものである。
【0011】
上記のように構成された本発明の両面光ディスクとその製法によれば、両面光ディスクの第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心が第1のディスク基板の中心穴の中心に一致されているので、第1及び第2のディスク基板の中心穴の中心に対する第1及び第2のデータエリアの中心の偏心量の許容値を0±0.035mmに規定した場合に、相互に貼り合された第1及び第2のディスク基板の第1及び第2のデータエリアの中心の最大偏心量を0.035mm以下に抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用したDVD等の両面光ディスクとその製法の実施の形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、図4と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0013】
まず、図1に示すように、本発明のDVD等の両面光ディスク11は、第2のディスク基板13の第2のデータエリア17の中心D12を第1のディスク基板12の中心穴12aの中心S11に正確に一致させた状態で、第1のディスク基板12上に第2のディスク基板13をUV接着剤等の接着剤18や熱融着等にて貼り合せたものである。
【0014】
従って、本発明の両面光ディスク11では、第1及び第2のディスク基板12、13の中心穴12a、13aの中心S11、S12に対する第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の偏心量の許容値を0±0.35mmに規定した場合に、相互に貼り合された第1及び第2のディスク基板12、13の第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の最大偏心量を0.035mm以下に抑えることができて、規格寸法の最大許容値である0.050mmを大幅に下回ることになる。
【0015】
つまり、図1に示すように、この両面光ディスク11は、ディスクドライブ内におけるディスクテーブル31上の円錐台形状のセンターリング用ハブ32のテーパー面32aの外周に下側の第1のディスク基板12の中心穴12aを嵌合することによって、その中心穴12aの中心S11をディスクテーブル31の中心S13に位置決めするようにして、その両面光ディスク11をディスクテーブル31上に水平に装着するので、このディスク装着状態では、ディスクテーブル31の中心S13に対する下側の第1のディスク基板12における第1のデータエリア16の中心D11の最大偏心量E11は0.035mmとなる。しかし、上側の第2のディスク基板13における第2のデータエリア17の中心D12は、第1のディスク基板12の中心穴12aの中心S11に予め正確に一致されているので、ディスクテーブル31の中心S13に対する第2のディスク基板13における第2のデータエリア17の中心D12の偏心量は0となる。従って、第1及び第2のデータエリア16、17の中心D11、D12の最大偏心量が0.035mm以下となる。
【0016】
そして、ディスクテーブル31によって両面光ディスク11を回転駆動しながら、対物レンズ33から上方に照射されるレーザー光34を下側の第1のディスク基板12を通して第1及び第2のデータエリア16、17に選択的に垂直に照射及びフォーカスしながら、その対物レンズ34を両面光ディスク11の中心からの放射線に沿って水平に走査して、これら第1及び第2のデータエリア16、17のデータを選択的に再生する際、第1のデータエリア16については、その偏心量E11がデータ再生上の最大許容値とされている0.050mm以下であることから、従来通りに正確に再生することができる上に、第2のデータエリア17については、その偏心量E12が0となっていることから、極めて高精度に再生することができ、DVD等の大容量、高密度の両面光ディスク11として最適なものとなる。
【0017】
次に、図2及び図3によって、本発明の両面光ディスク11の製造装置について説明する。即ち、この製造装置には、治具41と、第1及び第2のディスク基板12、13の外周の少なくとも3点を挟持する第1及び第2のディスクチャック43、44と、第2のディスク基板13の第2のデータエリア17の中心を割り出すためのCCDカメラ等の3つのビデオカメラ45と、これら3つのビデオカメラ45から出力された画像信号を処理する画像処理装置46と、UV接着剤等の接着剤18を塗布する接着剤塗布装置47又は熱融着装置(図示せず)等が備えられている。なお、治具41上の中心には円錐台形状のテーパー面42aを有するセンターリング用ハブ42が形成されていて、治具41、第1及び第2のディスクチャック43、44、3つのビデオカメラ45等は直角な水平2軸方向であるX、Y方向に移動可能であると共に、垂直方向であるZ方向にも移動可能に構成されている。
【0018】
次に、両面光ディスク11の製造に際しては、まず、第1のディスクチャック43によって第1のディスク基板12の外周の少なくとも3点を挟持して、その第1のディスク基板12の中心穴12aを治具41のセンターリング用ハブ42のテーパー面42aの外周に水平に嵌合して、その中心穴12aの中心S11を治具41の中心S14に位置決めする。
【0019】
次に、第2のディスクチャック43によって第2のディスク基板13の外周の少なくとも3点を挟持して、その第2のディスク基板13を第1のディスク基板12の上部位置にて、座標上の原位置に位置決めした後、3つのビデオカメラ45によって第2のディスク基板13における第2のデータエリア17の外周又は内周の3等分位置を撮影し、これら3つのビデオカメラ45から出力された画像信号を画像処理装置46に入力して画像処理することによって、その第2のデータエリア17の中心D12を座標上で極めて簡単、かつ、正確に割り出すことができる。
【0020】
次に、第1のディスク基板12が水平に嵌合されている治具41をX、Y方向に水平に移動調整して、その治具41の中心S14を第2のデータエリア17の中心D12に極めて簡単、かつ、正確に一致させた後、接着剤塗布装置47によって第1のディスク基板12上に塗布する。なお、この際、接着剤塗布装置47によってUV接着剤等の接着剤18を第1のディスク基板12上に適量滴下した後、治具41によって第1のディスク基板12を高速で回転駆動して、その時の遠心力によって接着剤18を第1のディスク基板12上に均一に塗布する。
【0021】
そして、この接着剤塗布後に、第1及び第2のディスク基板12、13をこれらの中心D12及びD14に沿ってY方向から相対的に接合するようにして、これら第1のディスク基板12上に第2のディスク基板13を接着剤18によって貼り合せる。なお、接着剤18がUV接着剤であれば、第1のディスク基板12上に第2のディスク基板13を接合した後に、紫外線照射によって接着剤18を硬化することによって、これら第1及び第2のディスク基板12、13を相互に貼り合せる。また、接着剤塗布装置47に換えて、熱融着装置を用いた場合には、加熱、加圧手段等によって第1及び第2のディスク基板12、13を上下から相互に加熱、加圧して熱融着することになる。
【0022】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の両面光ディスクとその製法は、次のような効果を奏する。
【0024】
請求項1及び2の両面光ディスクとその製法は、第1及び第2のディスク基板の中心穴の中心に対する第1及び第2のデータエリアの中心の偏心量の許容値を0±0.035mmに規定した場合に、相互に貼り合された第1及び第2のディスク基板の第1及び第2のデータエリアの中心の最大偏心量を0.035mm以下に抑えることができるようにしたので、その最大偏心量0.035mmは、データ再生上の最大許容値とされている0.050mmの規格寸法を大幅に下回ることになり、第1及び第2のデータエリアのデータを常に極めて高精度に再生することができて、DVD等の大容量、高密度の両面光ディスクに最適なものを得ることができる。
【0025】
請求項3は、第2のディスク基板の第2のデータエリアを撮影するビデオカメラと、そのビデオカメラから出力された画像信号を処理する画像処理装置とを用いて、そのデータエリアの中心を割り出すようにしたので、その第2のデータエリアの中心を常に極めて簡単、かつ、正確に割り出すことができて、両面光ディスクの製造を容易に行える。
【0026】
請求項4は、第1のディスク基板の中心穴が嵌合されるセンターリング用ハブを備え、その中心穴の中心を第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心に位置出しすべく直角2軸方向に移動可能な治具を備えたので、第2のデータエリアの中心に対する第1のディスク基板の中心の位置出し作業を極めて簡単、かつ、正確に行えて、両面光ディスクの製造を容易に行える。
【0027】
請求項5及び6は、第1及び第2のディスク基板を接着剤や熱融着にて貼り合わせるので、両面光ディスクの製造を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVD等の両面光ディスクの実施の形態を説明する一部切欠き断面側面図である。
【図2】本発明を適用した両面光ディスクの製造装置の実施の形態を説明する一部切欠き断面側面図である。
【図3】同上の製造装置の概要を説明する斜視図である。
【図4】従来のDVD等の両面光ディスクを説明する一部切欠き断面側面図である。
【図5】従来のMO等の両面光ディスクを説明する一部切欠き断面側面図である。
【符号の説明】
11は両面光ディスク、12は第1のディスク基板、12aは第1のディスク基板の中心穴、13は第2のディスク基板、13aは第2のディスク基板の中心穴、16は第1のデータエリア、17は第2のデータエリア、18は接着剤、41は治具、42はセンターリング用ハブ、43は第1のディスクチャック、44は第2のディスクチャック、45はビデオカメラ、46は画像処理装置、47は接着剤塗布装置、S11、S12は第1及び第2のディスク基板の中心穴の中心、D11、D12は第1及び第2のデータエリアの中心、S13はディスクテーブルの中心、S14は治具の中心である。
Claims (6)
- センターコアを持たない中心穴の外周に、環状の第1のデータエリアを形成してある第1のディスク基板と、
センターコアを持たない中心穴の外周に、環状の第2のデータエリアを形成してある第2のディスク基板とを備え、
上記第1のディスク基板上に上記第2のディスク基板を貼り合せ、上記第1のディスク基板を通して照射される光によって上記第1及び第2のデータエリアのデータを選択的に再生するように構成された両面光ディスクにおいて、
上記第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心を上記第1のディスク基板の中心穴の中心に一致させた状態で、第1のディスク基板上に第2のディスク基板を貼り合せた
ことを特徴とする両面ディスク。 - センターコアを持たない中心穴の外周に、環状の第1のデータエリアを形成してある第1のディスク基板と、
センターコアを持たない中心穴の外周に、環状の第2のデータエリアを形成してある第2のディスク基板とを備え、
上記第1のディスク基板上に上記第2のディスク基板を貼り合せ、上記第1のディスク基板を通して照射される光によって上記第1及び第2のデータエリアのデータを選択的に再生するように構成された両面光ディスクの製法において、
上記第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心を割り出す工程と、
上記第1のディスク基板の中心穴の中心を上記第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心に一致させる工程と、
上記第1のディスク基板上に上記第2のディスク基板を貼り合せる工程とを備えた
ことを特徴とする両面光ディスクの製法。 - 上記第2のディスク基板の第2のデータエリアを撮影するビデオカメラと、そのビデオカメラから出力された画像信号を処理する画像処理装置とを用いて、その第2のデータエリアの中心を割り出す
ことを特徴とする請求項2記載の両面光ディスクの製法。 - 上記第1のディスク基板の中心穴が嵌合されるセンターリング用ハブを備え、その中心穴の中心を上記第2のディスク基板の第2のデータエリアの中心に位置出しすべく直角2軸方向に移動可能な治具を備えた
ことを特徴とする請求項2記載の両面光ディスクの製法。 - 上記第1及び第2のディスク基板を接着剤で接着した
ことを特徴とする請求項2記載の両面光ディスクの製法。 - 上記第1及び第2のディスク基板を熱融着した
ことを特徴とする請求項2記載の両面光ディスクの製法。
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