JP3669034B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部から入力されたオン/オフ信号に基づいて制御動作を行うプログラマブルコントローラ(以下、PCと略す)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、外部からオン/オフ信号が入力されて制御動作を行うPCとしては、入力信号の立ち上がりや立ち下がりの検出,割り込み処理,カウンタ等の機能を備えたものがあった。
このPCでは、これらの各機能を実現するために、入力信号の立ち上がりを検出する立ち上がり検出回路と、入力信号の立ち下がりを検出する立ち下がり検出回路と、入力信号の立ち上がり又は立ち下がりを検出すると割込信号を発生する割込回路と、入力信号をカウントするカウンタ回路とが設けられており、各機能の回路毎に特定の入力端子が割り当てられていた。従って、所望の機能を使用する場合、入力信号を、所望の機能の回路に割り当てられた入力端子に接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のPCでは、入力信号の立ち上がり検出,立ち下がり検出,割込み処理,カウンタ等の各機能毎に特定の入力端子が割り当てられていたので、所望の機能が割り当てられた入力端子に入力信号を接続する必要があり、PCの使い勝手が悪いという問題点があった。
【0004】
また、各機能毎の入力端子の数は予め定められているが、PCの用途によって各機能毎に必要な入力端子の数が異なっているために、各機能毎の入力端子の内,未使用の入力端子が発生し、未使用の入力端子の回路が無駄になるという問題点もあった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、請求項1及び2の発明は、1つの入力信号を複数の機能に切り替えて使用できるPCを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、入力信号の処理内容が設定されたレジスタと、レジスタに設定された時定数で入力信号を遅延させる遅延回路と、遅延回路から入力された信号をレジスタに設定された処理内容にしたがってカウンタ用、立ち上がり検出用、又は立下がり検出用に振り分けて出力するセレクタと、セレクタから入力された信号の立ち上がりを検出する立ち上がり検出回路と、セレクタから入力された信号の立ち下がりを検出する立ち下がり検出回路と、セレクタから入力された信号を計数用、加算用、減算用の信号に分別する分別回路と、分別回路の出力信号をカウントするカウンタ回路と、立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号を記憶する記憶回路と、立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号が入力されると割込信号を発生する割込回路と、レジスタに入力信号の処理内容を設定するとともに、処理内容に応じて、記憶回路に記憶された記憶信号、割込回路が発生した割込信号、又はカウンタ回路のカウント信号の内の何れかの信号を取り込む制御部とを備えているので、1つの入力信号の処理内容をレジスタの設定によって切り替えることができる。
【0006】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、遅延回路及び記憶回路の内,レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を制御部に出力する選択回路を備え、制御部が割込回路,カウンタ回路,又は,選択回路の内,レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を取り込んでいるので、入力信号をスルーさせて制御部に入力させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本実施形態のPCは、図2に示すように、外部から入力信号が入力される入力端子1と、各入力端子1に夫々設けられ,入力端子1に入力された入力信号に所定の信号処理を行う入力部2と、入力部2から入力された信号に基づいて制御演算を実行する制御部としてのCPU3と、CPU3によって入力部2の処理内容が設定されたレジスタ4とから構成されており、入力部2の処理内容は、レジスタ4の設定によって、所定の機能に切り替えられている。
【0008】
入力部2は、図1に示すように、入力端子1に入力された入力信号をレジスタ4に設定された時定数で遅延させる入力フィルタ用の遅延回路21と、遅延回路21を介して入力された信号をレジスタ4の設定によってカウンタ用,立ち上がり検出用,又は,立ち下がり検出用に振り分けて出力する第1のセレクタ22と、第1のセレクタ22から入力された信号をレジスタ4の設定によって計数信号,加算信号,減算信号に分別する分別回路23と、第1のセレクタ22から入力された信号の立ち上がりを検出するための立ち上がり検出回路24と、第1のセレクタ22から入力された信号の立ち下がりを検出するための立ち下がり検出回路25と、分別回路23から入力された計数信号,加算信号,又は,減算信号をカウントしてカウント値をCPU3のカウンタポート(図示せず)に出力するカウンタ回路26と、立ち上がり検出回路24及び立ち下がり検出回路25の内,レジスタ4の設定によって選択された検出回路の出力信号が入力されると割込信号をCPU3の割込ポート31に出力する割込回路27と、立ち上がり検出回路24及び立ち下がり検出回路25の内,レジスタ4の設定によって選択された検出回路の検出信号を記憶する記憶回路としてのフリップフロップ28と、第1のセレクタ22を介して入力された遅延回路21の出力信号とフリップフロップ28の出力信号の内,レジスタ4の設定によって選択された出力信号をCPU3の入力ポート32に出力する選択回路としての第2のセレクタ29とから構成されている。
【0009】
ここで、CPU3がレジスタ4の設定を変更することにより、各入力端子1に接続された入力部2の回路の組み合わせが変更されて、各入力端子1の機能が切り替えられるので、1つの入力信号を複数の機能に切り替えて使用することができる。また、遅延回路21は、入力端子1に入力された入力信号をレジスタ4で設定された時定数で遅延させて、入力信号のノイズ成分を除去したり、入力信号のチャタリングを防止している。遅延回路21の時定数はレジスタ4によって設定されるので、入力部2の機能に適した時定数で入力信号を遅延させることができる。
【0010】
さて、CPU3が、入力信号を立ち上がり検出に用いるようにレジスタ4に設定した場合、入力部2では、レジスタ4の設定によって、第1のセレクタ22が遅延回路21の出力信号を立ち上がり検出回路24に出力している。立ち上がり検出回路24は入力信号の立ち上がりを検出すると、フリップフロップ28に検出信号を出力する。フリップフロップ28は立ち上がり検出回路24の検出信号を記憶するとともに,第2のセレクタ29に出力する。第2のセレクタ29は、レジスタ4の設定によって、フリップフロップ28の出力信号をCPU3の入力ポート32に出力する。CPU3は入力ポート32をサンプリングして、入力ポート32に入力された立ち上がり検出回路24の検出信号を検知することにより、入力信号の立ち上がりを検知している。
【0011】
また、CPU3が、入力信号の立ち下がりで割込処理を行うようにレジスタ4に設定した場合、第1のセレクタ22は、レジスタ4の設定によって、遅延回路21の出力信号を立ち下がり検出回路25に出力する。立ち下がり検出回路25は入力信号の立ち下がりを検出すると、割込回路27に検出信号を出力する。割込回路27は立ち下がり検出回路25から検出信号が入力されると、CPU3の割込ポート31に割込信号を出力する。CPU3は割込ポート31に割込信号が入力されると割込処理を実行している。
【0012】
一方、CPU3が、入力信号をカウンタ用に用いるようにレジスタ4に設定した場合、入力部2では、第1のセレクタ22が、レジスタ4の設定によって、遅延回路21の出力信号を分別回路23に出力している。分別回路23は、遅延回路21の出力信号を計数用,加算用,又は,減算用の信号に分別してカウンタ回路26に出力している。カウンタ回路26は分別回路23から入力された信号をカウントして、出力信号をCPU3のカウンタポートに出力している。
【0013】
また、割込回路27及びフリップフロップ28は、レジスタ4の設定によって、立ち上がり検出回路24又は立ち下がり検出回路25の内どちらか一方の回路から検出信号を取り込んでも良いし、立ち上がり検出回路24及び立ち下がり検出回路25の両方から検出信号を取り込んでも良い。さらに、レジスタ4の設定によって、割込回路27に、カウンタ回路26の出力信号によって割り込み信号を発生させても良い。
【0014】
このように、CPU3がレジスタ4の設定を変更することにより、入力部2の回路の組み合わせを変更して、1つの入力信号の機能を切り替えて使用することができる。
尚、入力部2の各回路の組み合わせは、上述の組み合わせに限定する趣旨のものではなく、上述した組み合わせ以外の組み合わせによって、入力信号を複数の機能に切り替えて使用しても良いのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明は、上述のように、入力信号の処理内容が設定されたレジスタと、レジスタに設定された時定数で入力信号を遅延させる遅延回路と、遅延回路から入力された信号をレジスタに設定された処理内容にしたがってカウンタ用、立ち上がり検出用、又は立下がり検出用に振り分けて出力するセレクタと、セレクタから入力された信号の立ち上がりを検出する立ち上がり検出回路と、セレクタから入力された信号の立ち下がりを検出する立ち下がり検出回路と、セレクタから入力された信号を計数用、加算用、減算用の信号に分別する分別回路と、分別回路の出力信号をカウントするカウンタ回路と、立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号を記憶する記憶回路と、立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号が入力されると割込信号を発生する割込回路と、レジスタに入力信号の処理内容を設定するとともに、処理内容に応じて、記憶回路に記憶された記憶信号、割込回路が発生した割込信号、又はカウンタ回路のカウント信号の内の何れかの信号を取り込む制御部とを備えており、1つの入力信号の処理内容をレジスタの設定によって切り替えることができるので、1つの入力信号を複数の機能に使用でき、使い勝手が良くなるという効果がある。また、レジスタの設定によって、回路の組み合わせを変更して機能を切り替えることができるので、各機能毎に特定の回路を設ける必要がなく、回路の無駄を省けるという効果もある。
【0016】
請求項2の発明は、遅延回路及び記憶回路の内,レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を制御部に出力する選択回路を備え、制御部が割込回路,カウンタ回路,又は,選択回路の内,レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を取り込んでおり、入力信号をスルーさせて制御部に入力させることができるので、1つの入力信号に所望の処理を行うことができ、使い勝手が良くなるという効果がある。また、レジスタの設定によって回路の組み合わせを変更できるので、1つの入力部で複数の機能を実現でき、回路の無駄を省けるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のPCの入力部を示すブロック図である。
【図2】同上のPCを示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入力端子
2 入力部
3 CPU
4 レジスタ
22 第1のセレクタ
23 分別回路
24 立ち上がり検出回路
25 立ち下がり検出回路
Claims (2)
- 入力信号の処理内容が設定されたレジスタと、前記レジスタに設定された時定数で前記入力信号を遅延させる遅延回路と、前記遅延回路から入力された信号を前記レジスタに設定された処理内容にしたがってカウンタ用、立ち上がり検出用、又は立下がり検出用に振り分けて出力するセレクタと、前記セレクタから入力された信号の立ち上がりを検出する立ち上がり検出回路と、前記セレクタから入力された信号の立ち下がりを検出する立ち下がり検出回路と、前記セレクタから入力された信号を計数用、加算用、減算用の信号に分別する分別回路と、前記分別回路の出力信号をカウントするカウンタ回路と、前記立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、前記セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号を記憶する記憶回路と、前記立ち上がり検出回路及び立ち下がり検出回路の内、前記セレクタから信号が入力された検出回路の検出信号が入力されると割込信号を発生する割込回路と、前記レジスタに前記入力信号の処理内容を設定するとともに、前記処理内容に応じて、前記記憶回路に記憶された記憶信号、前記割込回路が発生した割込信号、又は前記カウンタ回路のカウント信号の内の何れかの信号を取り込む制御部とを備えて成ることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
- 前記遅延回路及び記憶回路の内,前記レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を前記制御部に出力する選択回路を備え、前記制御部が前記割込回路,カウンタ回路,又は,選択回路の内,前記レジスタの設定によって選択された回路の出力信号を取り込むことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
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JP04923296A JP3669034B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | プログラマブルコントローラ |
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JPH09244715A JPH09244715A (ja) | 1997-09-19 |
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JP (1) | JP3669034B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP04923296A patent/JP3669034B2/ja not_active Expired - Fee Related
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