JP3667150B2 - ガス封入開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は多相交流回路における電力系統を遮断する遮断器、断路器を備えたガス封入開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の金属閉鎖形配電盤設備における開閉装置の構成を示す模式的縦断側面図であり、図中40は配電盤設備を収蔵してある配電ボックスを示している。この配電ボックス40内には第1,第2の断路器41,42、引出形の遮断器43、変成器44、保護継電器45等が配設されている。配電ボックス40は薄い金属板にて密閉構造に構成されており、その一側下部から絶縁壁40aにて仕切られた配電ボックス40の空間内に給電ケーブル46の一端部が導入され、その一端部は支持台40b上の碍子47に支持され、第1の断路器41の一方の接続端子41aと接続されている。第1の断路器41は夫々絶縁台上に固定された接続端子41a,41b、接地端子41c及び接続端子41bに基端部を枢支連結された切替導体たるブレード41dを備えており、ブレード41dを図示しない操作手段によって接続端子41a,41bを接続する接続位置Aと、接続端子41bを接地端子41cに接続する断路位置Bとに選択的に接続し得るようにしてある。
【0003】
接続端子41aは前述した如く給電ケーブル46の端末に接続され、また接続端子41bは接続導体49にて第2の断路器42の接続端子42aに接続されている。第2の断路器42は接続端子42a及び42bを備えており、接続端子42aは接続導体49にて前述した如く第1の断路器41の接続端子41bに接続され、また接続端子42bは途中に変成器44を介在させた接続導体50にて負荷側に接続されている。そして両接続端子42a,42bの間の接続、断路は引出形の遮断器43にて行われるようにしてある。
【0004】
引出形の遮断器43は台車43e上に支持具43dにて真空バルブ43cを支持すると共に、この真空バルブ43cの固定電極、可動電極に基端部を接続され、先端部を第2の断路器42側に向けて突き出した接続導体43b,43aを備えており、台車43eを前進させることで前記第2の断路器42における接続端子42a,42bと接続導体43a,43bとを接続し、また台車43eを後退させることで両接続端子42a,42b間を断路せしめるようにしてある。
なお保護継電器45は変成器44に対する設定電圧等の指令を出力するように構成されている。
【0005】
図8は従来のガス封入開閉装置の構成を示す模式的縦断側面図であり、図中60は配電ボックスを示している。配電ボックス60内には絶縁性ガスである6弗化硫黄ガスを充填した密閉タンク61及び62が上下に重ねて設置されており、密閉タンク61内には第1の断路器63、遮断器64が、また密閉タンク62内には第2の断路器65が設置されている。
【0006】
第1の断路器63は接続端子63a,63b及び接地端子63cを備えると共に、接続端子63bにはこれに基端部を枢支したブレード63dを設けて構成されている。接続端子63aには外部から配電ボックス60内に導入され、絶縁性ブッシング66を通して密閉タンク61内に導入された給電ケーブル67の端末部が接続され、また接続端子63bは接続導体68を介して遮断器64の一方の接続端子64aに接続されており、ブレード63dを操作することで接続端子63a,63bを接続する位置A、いずれの端子63b,63cとも接触しない中立位置B、接地端子63dと接続する位置Cの3位置に選択的に設定され、夫々接続、断路及び接地状態に設定し得るようになっている。
【0007】
遮断器64は高真空容器内に固定電極、可動電極を対向配置して構成されており、固定電極に接続されている接続端子64aは接続導体68を介して前記した第1の断路器63の接続端子63bと接続され、また可動電極に接続されている接続端子64bは接続導体69を介して密閉タンク62内の第2の断路器65の接続端子65aに接続されており、可動電極を駆動操作することで固定電極に対して接離させ、接続、遮断を行うようにしてある。
【0008】
第2の断路器65は接続端子65a,65b及び接地端子65cを備えると共に、前記接続端子65aに基端部を枢支したブレード65dを設けて構成されている。接続端子65aは密閉タンク61,62の隔壁に貫設した絶縁性ブッシング70内を通して前記接続導体69に接続され、また接続端子65bは絶縁母線71に接続されている。ブレード65dを図示しない操作部にて操作することで両接続端子65aと65bとを接続する位置A、いずれの端子65b,65cとも接触しない中立位置B、接地端子65cと接続する位置Cのいずれかの位置に選択的に設定され、夫々接続、断路及び接地状態に設定し得るようにしてある。なお図面には1相分の電力系統及び主回路機器のみが現れているが、多相交流回路の各相夫々に対応した電力系統及び主回路機器が複数組並設されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで図7に示した如き金属閉鎖形配電盤設備における開閉装置では、配電ボックス40の気密性が十分でないため、外気の塩分、粉塵、湿気等が侵入し、主回路機器に付着し、それらの絶縁性能を低下させ、絶縁破壊を招き易いという問題があった。また図8に示した如きガス封入開閉装置では絶縁性ガスとして用いられている6弗化硫黄ガスは二酸化炭素の2万倍以上の温室効果を有しており、地球環境に与える影響が大きく排出規制が要求されているという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは機器をコンパクト化すると共に、外気の影響による絶縁劣化が少なく、しかも地球環境に及ぼす影響も低減し得るガス封入開閉装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るガス封入開閉装置は、絶縁性ガスを封入した密閉タンクの内部に配設された断路器及び遮断器と、一端が前記遮断器の接続端子と接続又は遮断可能であり、他端が前記密閉タンクの内部への給電ケーブルの導入端に枢支された前記断路器の切替導体と、一端が前記密閉タンクの外部に配設された母線と接続され、他端が絶縁性ブッシングを経て前記密閉タンクの内部に導入されて前記遮断器の一端と接続された接続導体とを備えることを特徴とする。
【0011】
この発明にあっては、絶縁性ガスを充填した密閉タンク内に遮断器及び断路器を配設し、絶縁性ブッシングを介して密閉タンク内に導入された給電ケーブルの端末部に断路器の切替導体を枢支して遮断器の接続端子と接続又は遮断可能とし、また遮断器の一端は絶縁性ブッシングを介して外部の絶縁母線と接続することとしたから密閉化構造が容易となり、しかも構成が大幅に簡略化出来てコストの低減が図れる。
【0012】
請求項2に係る発明のガス封入開閉装置は、絶縁性ガスを封入した第1,第2の密閉タンクと、前記第1の密閉タンクの内部に配設された第1の断路器及び遮断器と、前記第2の密閉タンクの内部に配設された第2の断路器と、一端が前記遮断器の接続端子と接続又は遮断可能であり、他端が前記第1の密閉タンクの内部への給電ケーブルの導入端に枢支された前記第1の断路器の切替導体と、前記第1,第2の密閉タンクの内部に渡って配設され、一端部が前記遮断器と接続され、他端部に前記第2の断路器の切替導体を枢支してある第2の接続導体と、前記第2の密閉タンクの内部に配設され、一端部に前記第2の断路器の接続端子を備え、他端部が絶縁性ブッシングを介して前記第2の密閉タンク外に配設された母線と接続された第3の接続導体とを備えることを特徴とする。
【0013】
この発明にあっては、絶縁性ガスを充填した第1の密閉タンク内に遮断器、第1の断路器を、また絶縁性ガスを充填した第2の密閉タンク内に第2の断路器を配設したから、主回路機器の絶縁劣化を防止出来、また動物の侵入等による感電事故、短絡事故の発生を防止出来る。
【0014】
請求項3に係る発明のガス封入開閉装置は、遮断器、断路器、給電ケーブル及び母線はこれらを一組として多相交流回路の各相夫々に対応する数の組だけ設置されていることを特徴とし、また請求項4に係る発明のガス封入開閉装置は、密閉タンク又は第1,第2の密閉タンク内には乾燥空気が充填されていることを特徴とする。
【0015】
これらの発明にあっては、従来使用されている6弗化硫黄ガスに代えて乾燥空気を用いたことで、環境に与える影響が全くなく、たとえ漏出しても環境汚染の虞れがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、その実施の形態である3相交流回路用のガス封入開閉装置に適用した場合を示す図面に基づき具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る実施の形態1の構成を示す模式的縦断側面図、図2は図1のII−II線による縦断正面図であり、図中1は3相交流回路用のガス封入開閉装置の配電ボックスを示している。配電ボックス1内にはその上,下の中央部よりも上方寄りに位置して、内部に乾燥空気を充填した密閉タンク2が設置されており、またこの密閉タンク2内には各相夫々に対応した断路器(図面には一個のみが現れている)4、遮断器5が設置されている。
【0017】
断路器4は密閉タンク2の底壁に貫設した絶縁性ブッシング6内の接続端子4a、遮断器5の固定電極に接続された接続端子4b及び接地端子4cを備え、前記接続端子4aに基端部を枢支したブレード4dを設けると共に、このブレード4dを操作する絶縁材料からなるレバ7を設けて構成されている。
レバ7は一端部を回転軸8にて密閉タンク2内の取付板2aに軸支され、先端部にはブレード4dの先端に設けたピン4pを係入するガイド溝7aを備え、長手方向の中間部には絶縁材料からなるリンク9の一端が連繋され、その他端は操作レバ10の一端に連繋されている。操作レバ10の他端は配電ボックス1の取付壁1aに軸支されている。前記断路器4の接続端子4aには給電ケーブル12の先端が接続されており、操作レバ10の操作によってレバ7を回転軸8回りに回動させ、ブレード4dを一点鎖線で示す遮断器5の固定接点と接触する位置Aと、いずれの端子4b,4cとも接触しない中立位置Bと、接地端子4cと接触する接地位置Cとのいずれかの位置に選択的に設定され、夫々によって給電、断路及び接地の各状態を選択、設定し得るようになっている。
【0018】
遮断器5は密閉タンク2内の下側に2個及びこの2個に跨がる態様でこれらの上方に1個配設されており、夫々高真空容器内に図示しない固定電極と可動電極とを対向配置し、可動電極を固定電極に対して前進、後退移動させることで電路の接続、遮断を行うようにしてある。
各遮断器5における固定電極は前述した如く断路器4の接続端子4bと接続され、また可動電極は接続導体13の一端と接続され、接続導体13の他端は密閉タンク2の上壁に貫設した絶縁性ブッシング14内に配設してある接続導体15の一端部と接続されている。この接続導体15の他端は密閉タンク2の上部に配設した各相夫々に対応する絶縁母線16の各一つと接続されている。
なお絶縁母線16は母線を構成する導線を絶縁チューブ等にて被覆して構成されている。
【0019】
このような実施の形態1にあっては各給電ケーブル12を通じて供給される電力は、夫々のブレード4dを通じて遮断器5の固定接点側に供給される。遮断器5が閉鎖指令によって閉鎖(入という)されている場合には接続導体13を通じ、絶縁性ブッシング14内の導体を経て絶縁母線16に接続され、負荷側に対する給電が行われる。
【0020】
一方各遮断器5に開放指令が発せられている場合には固定電極と可動電極とが離反せしめられ、この結果電流が遮断され、また操作レバ10の操作によってブレード4dを中立位置Bに位置決めすることで断路が行われる。これによって負荷機器の点検、修理及び交換等の作業が可能となる。
このような開閉装置にあっては、乾燥空気を充填した密閉タンク2内に断路器4及び遮断器5を配設し、断路器4における給電ケーブル12の先端と接続されたブレード4dの操作によって遮断器5との接続、断路を行う構成としたから構成が大幅に簡略化され、小型化が可能となると共に、絶縁性ガスとして乾燥空気を用いることで、安価で環境に与える影響を小さく出来る。
【0021】
(実施の形態2)
図3は実施の形態2の構成を示す模式的縦断側面図、図4は図3のIV−IV線による縦断正面図である。
この実施の形態2は配電ボックス1内に2個の密閉タンク2、3を上,下に接した状態で配設し、下方の密閉タンク2内には実施の形態1におけるのと同様に各相夫々に対応する断路器(第1の断路器という)4及び遮断器5を設置し、また上方の密閉タンク3内には第2の断路器20を配設してある。下方の密閉タンク2内に配設した第1の断路器4及び遮断器5の構成は実施の形態1におけるそれと実質的に同じである。
【0022】
即ち第1の断路器4は密閉タンク2の底壁に貫設した絶縁性ブッシング6内の接続端子4a、遮断器5の固定電極に接続された接続端子4b及び接地端子4cを備え、前記接続端子4aに基端部を枢支したブレード4dを設けると共に、このブレード4dを操作する絶縁材料からなるレバ7を設けて構成されている。
レバ7は一端部を回転軸8にて密閉タンク2内の取付板2aに軸支され、先端部にはブレード4dの先端に設けたピン4pを係入するガイド溝7aを備え、長手方向の中間部には絶縁材料からなるリンク9の一端が連繋され、その他端は操作レバ10の一端に連繋されている。操作レバ10の他端は配電ボックス1の取付壁1aに軸支されている。前記第1の断路器4の接続端子4aには給電ケーブル12の先端が接続されており、操作レバ10の操作によってレバ7を回転軸8回りに回動させ、ブレード4dを一点鎖線で示す遮断器5の固定接点と接触する位置Aと、いずれの端子4b,4cとも接触しない中立位置Bと、接地端子4cと接触する接地位置Cとのいずれかの位置に選択的に設定され、夫々によって給電、断路及び接地の各状態を選択、設定し得るようになっている。
【0023】
遮断器5は密閉タンク2内の下側に2個及びこの2個に跨がる態様でこれらの上方に1個配設されており、夫々高真空容器内に図示しない固定電極と可動電極とを対向配置し、可動電極を固定電極に対して前進、後退移動させることで電路の接続、遮断を行うようにしてある。
【0024】
一方第2の断路器20は第1,第2の密閉タンク2,3の隔壁を貫通させて設けた絶縁性ブッシング21内の接続導体21aに設けた接続端子20a、絶縁母線16に接続された接続導体26と接続されている接続端子20b、接地端子20cを備え、また前記接続端子20aには基端部を枢支連結したブレード20d及びこのブレード20dを操作するための絶縁材料からなるレバ22を備えている。
【0025】
レバ22は基端部を密閉タンク3内の取付板3aに軸23にて軸支され、先端部に前記ブレード20dの先端に設けてあるピン20pを係入させるガイド溝22aを備え、長手方向の中間部には絶縁材料からなるリンク24の一端が連繋されている。リンク24の他端は基端部を取付板1dに軸支した操作レバ25の一端と枢支連結して構成してある。
【0026】
操作レバ25を操作してレバ22を軸23回りに回動させることで、ブレード20dを接続端子20aと20bとを接続するA位置と、接続端子20aと設置端子20cとを接続するB位置に選択的に設定することで、絶縁母線16に接続される接続位置と、接地端子20cと接続する断路位置とに選択的に設定される。
【0027】
このような実施の形態2にあっては夫々乾燥空気を充填した密閉タンク2内に第1の断路器4及び第1の断路器4のブレード4dにて接続、断路される遮断器5を配置し、また他の密閉タンク3内に第2の断路器20を配置し、そのブレード20dにて遮断器5と絶縁母線16とを接続、断路する構成としたから、従来装置と比較してその構成が大幅に簡略化されてコスト低減が図れ、また6弗化硫黄ガスに代えて乾燥空気を用いるから、たとえ漏出しても環境に与える影響が全くない。
【0028】
(実施の形態3)
図5は実施の形態3の構成を示す模式的縦断正面図、図6は図5のVI−VI線による模式的平面図である。
この実施の形態3にあっては3相交流回路用のガス封入開閉装置が複数組(図面では2組)並設した場合を示している。その構造は実施の形態2に示したものを2組並設したのと実質的に同じ構成となっており、対応する部分には同じ番号を付して説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に係る発明にあっては、絶縁性ガスを充填した密閉タンク内に遮断器及び断路器を配設し、絶縁性ブッシングを介して密閉タンク内に導入された給電ケーブルの端末部に断路器の切替導体を枢支接続し、また遮断器の一端は絶縁性ブッシングを介して外部の絶縁母線と接続することとしたから構成が簡略化され、密閉構造が容易となり、コストの低減が図れる。
【0030】
請求項2に係る発明にあっては、絶縁性ガスを充填した第1の密閉タンク内に遮断器、第1の断路器を、また第2の密閉タンク内に第2の断路器を配設し、これらの断路器の切替導体を、第1の密閉タンク内に導入された給電ケーブルの端末部及び第1,第2の密閉タンクの内部に渡って配設された第2の接続導体に夫々枢支接続したから、請求項1の発明と同様の効果が得られると共に、主回路機器の絶縁劣化を防止出来、また動物の侵入等による感電事故、短絡事故の発生を防止出来る。
【0031】
請求項3、4に係る発明にあっては、従来使用されている絶縁性ガスとしての6弗化硫黄ガスに代えて乾燥空気を用いたことで、環境に与える影響が殆どなく、たとえ漏出しても環境汚染の虞れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の構成を示す模式的縦断側面図である。
【図2】 図1のII−II線による縦断正面図である。
【図3】 実施の形態2の構成を示す模式的縦断側面図である。
【図4】 図3のIV−IV線による縦断正面図である。
【図5】 実施の形態3の構成を示す模式的縦断正面図である。
【図6】 図5のVI−VI線による模式的平面図である。
【図7】 従来の金属閉鎖形開閉装置の構成を示す模式的縦断側面図である。
【図8】 ガス封入開閉装置の構成を示す模式的縦断側面図である。
【符号の説明】
1 配電ボックス、2,3 密閉タンク、4 第1の断路器、5 遮断器、
7 レバ、8 回転軸、9 リンク、16 絶縁母線、20 第2の断路器。
Claims (4)
- 絶縁性ガスを封入した密閉タンクの内部に配設された断路器及び遮断器と、
一端が前記遮断器の接続端子と接続又は遮断可能であり、他端が前記密閉タンクの内部への給電ケーブルの導入端に枢支された前記断路器の切替導体と、
一端が前記密閉タンクの外部に配設された母線と接続され、他端が絶縁性ブッシングを経て前記密閉タンクの内部に導入されて前記遮断器の一端と接続された接続導体と
を備えることを特徴とするガス封入開閉装置。 - 絶縁性ガスを封入した第1,第2の密閉タンクと、
前記第1の密閉タンクの内部に配設された第1の断路器及び遮断器と、
前記第2の密閉タンクの内部に配設された第2の断路器と、
一端が前記遮断器の接続端子と接続又は遮断可能であり、他端が前記第1の密閉タンクの内部への給電ケーブルの導入端に枢支された前記第1の断路器の切替導体と、
前記第1,第2の密閉タンクの内部に渡って配設され、一端部が前記遮断器と接続され、他端部に前記第2の断路器の切替導体を枢支してある第2の接続導体と、
前記第2の密閉タンクの内部に配設され、一端部に前記第2の断路器の接続端子を備え、他端部が絶縁性ブッシングを介して前記第2の密閉タンク外に配設された母線と接続された第3の接続導体と
を備えることを特徴とするガス封入開閉装置。 - 遮断器、断路器、給電ケーブル及び母線はこれらを一組として多相交流回路の各相夫々に対応する数の組だけ設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガス封入開閉装置。
- 密閉タンク又は第1,第2の密閉タンク内には乾燥空気が充填されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガス封入開閉装置。
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