JP2000333321A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2000333321A
JP2000333321A JP11140792A JP14079299A JP2000333321A JP 2000333321 A JP2000333321 A JP 2000333321A JP 11140792 A JP11140792 A JP 11140792A JP 14079299 A JP14079299 A JP 14079299A JP 2000333321 A JP2000333321 A JP 2000333321A
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祐一 山地
Koichi Shichida
浩一 七田
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卓 関谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断路装置を構成する遮断器のフード部材で覆
われた各相の主回路端子間距離、遮断器幅、配電盤の幅
寸法の縮小を可能とする。 【解決手段】 絶縁材料からなるブッシング部材24,
25に設けてある各相夫々の絶縁筒部24hをその両側
から挟む態様で、引出形遮断器10の各相夫々の絶縁材
料からなるU字形断面を持つフード部材13の両側端縁
を位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多相交流用の配電設
備における主回路の電路を開閉する開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は配電設備における3相交流回路用
の開閉装置の構成を示す縦断面図、図6は図5のVI−VI
線による横断面図であり、図中1は断路器本体(以下、
クレイドルという)、10は引出形遮断器を示してい
る。クレイドル1は隔壁2及び引出形遮断器10を載架
するために前記隔壁2の下端部から前方に延設されたガ
イドレール部3を有し、また前記隔壁2には上,下に所
定の間隔を隔てて一対のブッシング部材4,5がこれを
一組として3相の各相に対応させて3組が並列に貫設さ
れている。
【0003】各ブッシング部材4、5は絶縁材料を用い
て同一の構造に形成されており、フランジ部4a,5a
の両面に略同心に位置させて内,外2重に略同長の絶縁
筒部を突設して構成されている。各ブッシング部材4、
5における内側の絶縁筒部の内周面には内鍔が設けてあ
り、ここには上部、下部接続端子6、7の各一端部が固
定され、その他端は隔壁2の後方に延在されて、各相夫
々の主回路導体8又は9の各一端と接続されている。
【0004】一方引出形遮断器10は前記ガイドレール
部3に載架された台車11上に取付台12を介して絶縁
材料をモールド成形してなる3相の各相夫々に対応する
フード部材13が3個並設され、またその後方に位置し
て3相兼用の操作機構が収納されたボックス14が、更
にその後方に位置して保護壁15が設置されている。
【0005】各フード部材13は同一の構造に形成され
ており、断路器本体1と対向する前面及び上,下面が夫
々開放された図6に示す如き平面視でU字形をなし、夫
々のフード部材13は開放された前面側を上,下一対の
ブッシング部材4、5と対向させて設置されている。各
フード部材13の内奥壁には上,下に所定の間隔を隔て
て一対の支持アーム13a,13bが前記ブッシング部
材4、5側に向けて突き出して設けられており、これら
の間に真空バルブ16が配設されている。
【0006】真空バルブ16は高真空の真空容器内の上
部に固定電極17の一端を、また下部に可動電極18の
一端を臨ませて構成されており、固定電極17の他端は
主回路端子19の一端と接続され、主回路端子19の他
端は前記したクレイドル1の上部接続端子6と対向する
ようブッシング部材4側に向けて延在し、また可動電極
18の他端は可撓導体20を介在させて主回路端子21
の一端と接続され、主回路端子21の他端は前記したク
レイドル1の下部接続端子7と対向するようブッシング
部材5側に向けて延在されている。また、可動電極18
には絶縁ロッド22の上端が連結されており、その下端
は台車11に軸支した操作リンク23の一腕に連結さ
れ、また操作リンク23の他腕はボックス14内の操作
機構に連繋されている。
【0007】このような開閉装置にあっては引出形遮断
器10をガイドレール部3上をクレイドル1側に向けて
移動させてクレイドル1内に押し込むことで、各相夫々
の上,下部の主回路端子19、21の各先端が相対応す
る各相夫々のブッシング部材4、5内に進入して上、下
部接続端子6、7と接続される。これによって、主回路
導体8、9は上、下部接続端子6、7、上,下部の主回
路端子19、21、可撓導体20、及び真空バルブ16
の固定電極17、及び可動電極18にて繋がり、電路が
形成される。引出形遮断器10をガイドレール部3上で
逆に移動、即ちクレイドル1から引出せれば、上,下部
の主回路端子19、21と上,下部接続端子6、7とが
離反し、電路が開閉される。
【0008】また上記した電路は操作機構によって操作
リンク23をその軸支点回りに回転させ、絶縁ロッド2
2を引下げることで真空バルブ16内の固定電極17か
ら可動電極18が離反することで遮断が行える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来の開閉装置では、図6に示す如く引出形遮断器10を
クレイドル1に押し込んだ状態では各相の主回路端子1
9同士(又は21同士)は所定の距離Pを隔てて位置す
るが、これらの間での放電を防止するには金属間の気中
絶縁距離Lを満たすよう設定しなければならないから、
引出形遮断器10の幅寸法Wもこれに従って自ずと決ま
り、その幅寸法を縮小するには限界があった。
【0010】また特開平5−64324号公報には、各
相夫々の主回路導体の周囲に絶縁筒を配設し、また遮断
器の主回路端子の外周にも夫々前記絶縁筒より内径の大
きい絶縁筒を配設し、主回路端子を主回路導体に接続し
た状態では両絶縁筒が内,外に嵌め合わされる構造とし
たものが提示されている。この構造では金属間の気中絶
縁距離Lが大きくなるものの、各相夫々に絶縁筒を設け
る構成のため構造的には相間寸法、遮断器幅寸法Wの縮
小化が難しいという問題があった。
【0011】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは主回路端子を覆う断面
U字形のフード部材の両側縁がブッシング部材における
各絶縁筒部の両側にこれとオーバラップして位置するよ
うにし、気中絶縁距離Lを大きくし、相間寸法、遮断器
幅寸法、断路器幅寸法を縮小可能とした開閉装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の開
閉装置は、隔壁に貫設され、多相交流回路の各相夫々の
主回路導体の一端を個別に臨ませる区画域が形成された
絶縁材料からなるブッシング部材を備えた断路器本体
と、相互に接離される固定電極及び可動電極を備えた真
空バルブ、前記固定電極及び可動電極に一端を接続さ
れ、他端が前記主回路導体に接続、離反せしめられる主
回路端子及び前記真空バルブ、主回路端子を各相毎に覆
う絶縁材料からなるフード部材を有し、前記断路装置本
体に対して進退可能に配設された遮断器とを備え、前記
ブッシング部材は夫々の区画域毎に前記主回路端子を導
入する絶縁筒部を有し、また前記フード部材は、ブッシ
ング部材と対向する側が開放された断面U字形に形成さ
れ、遮断器が前記断路装置本体側に前進した場合に、前
記絶縁筒部の両側にこれと重なり合って位置する両側端
縁を有していることを特徴とする。
【0013】請求項1に係る発明にあっては、U字形を
なすフード部材の両側縁がブッシング部材における絶縁
筒部の両側に臨んで位置するようにしてあるから、気中
絶縁距離が長くなり、各相の主回路導体間距離の短縮が
可能となり、小型化が容易に行える。
【0014】請求項2に係る発明の開閉装置は、前記ブ
ッシング部材の各絶縁筒部の両側には夫々絶縁板部が突
設されていることを特徴とする。
【0015】請求項3に係る発明の開閉装置は、前記ブ
ッシング部材の並設された絶縁筒部の両外側には絶縁筒
部と間隔を隔てて絶縁板部を突設してあることを特徴と
する。
【0016】請求項4に係る発明の開閉装置は、前記各
相の真空バルブ及び主回路端子を覆う絶縁材料からなる
フード部材は一体的に成形されており、相隣する各相の
真空バルブ間には夫々の間を仕切る絶縁板部が形成され
ていることを特徴とする。
【0017】請求項5に係る発明の開閉装置は、前記フ
ード部材は断面U字形をなし、フード部材の両側縁はブ
ッシング部材の絶縁筒部と絶縁板部との間に介在せしめ
られるようにしてあることを特徴とする。
【0018】請求項6に係る発明の開閉装置は、前記U
字形をなすフード部材の絶縁板部のうち、両外側に位置
する絶縁板部はブッシング部材の絶縁筒部と絶縁板部と
の間に、また他の絶縁板部はブッシング部材の絶縁筒間
に夫々介在させるようにしてあることを特徴とする。
【0019】請求項2、3、5、6に係る発明にあって
は、絶縁カバー部材における主回路端子間を隔てるため
の絶縁筒部の間に絶縁材料からなる絶縁板部を突設する
ことにより、金属の気中絶縁距離が延長され、絶縁筒部
間の寸法の短縮が図れて一層の小型化が可能となる。
【0020】請求項4に係る発明にあっては、各相毎の
絶縁材料からなるのフード部材を一体化構造とすること
で構成の簡略化が図れる利点がある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の構成を
示す3相交流用の配電盤設備における開閉装置の縦断面
図、図2は図1のII−II線による横断面図であり、図中
1は断路器本体(クレイドルという)、10は引出形遮
断器である。断路器本体1は隔壁2及びその下端部から
前方に延在させたガイドレール部3を備えており、隔壁
2には上,下に所定の間隔を隔てて3相一体構造の上部
のブッシング部材24、及び下部のブッシング部材25
が上,下に相対向する位置に夫々貫設されている。
【0022】上,下部のブッシング部材24及び25は
絶縁材料を用いて一体にモールド成形されており、一方
は他方をその上,下を反転したのと同じ構成となってい
る点で異なるが、実質的には同形等大に構成されている
から以下に上部のブッシング部材24について説明す
る。ブッシング部材24は3相夫々の各主回路導体8を
導入する絶縁材料をモールド成形して一体に形成した3
個の区画域24a,24b,24cを備えている。夫々
の区画域24a,24b,24cは下部、上部、前部が
夫々絶縁材料からなる下板部24d、上板部24e、前
板部24f及び側板部24gにて囲われた空域となって
いる。
【0023】そして各前板部24fには絶縁筒部24h
が、区画域24bにあってはその略中央部に、また区画
域24a,24cにあっては区画域24b寄りに位置さ
せて設けられている。各絶縁筒部24hは夫々基端部が
前板部24fを貫通して区画域24a,24b,24c
の内側に通じ、また先端部は引出形遮断器10側に向け
て、即ち前方に向けて所定長突き出して前板部24fと
一体に設けられている。各区画域24a,24b,24
c内には夫々絶縁材料製の支持具24iを介して接続具
24jが設置されており、各接続具24jには上部主回
路導体8(又は9)の一端部が固定されている。下部の
ブッシング部材25についても構造は上部のブッシング
部材24と実質的に同じであり、対応する部分には同じ
番号を付してある。
【0024】一方引出形遮断器10は台車11上に取付
台12を介して絶縁材料をモールド成形して一体化した
横断面がU字形をなし、クレイドル1側が開放され、上
部及び下部が閉鎖された3個のフード部材13が各クレ
イドル1における上,下の絶縁筒部24hに対応させて
横並びに並設されると共に、台車11の後方には操作機
構を収容したボックス14、更にその後方に位置して保
護壁15が並設されている。フード部材13はその内奥
壁に上,下に所定の間隔を隔てて支持アーム13a,1
3bの基端部が設けられ、その先端部を前記クレイドル
1側に向けて延在させてあり、この間に真空バルブ16
が縦向きに配置されている。
【0025】真空バルブ16は高真空の真空容器内に、
上部に固定電極17の下端を、また下部には可動電極1
8の上端を夫々相対向するよう臨ませてあり、固定電極
17の上端には主回路端子19の一端が接続され、その
他端は前記クレイドル1の主回路導体8に向けて側方に
延在せしめてある。一方可動電極18の下端には可撓導
体20の一端が接続され、その他端は主回路端子21の
一端に接続され、その他端はクレイドル1の主回路導体
9に向けて側方に延在せしめてある。
【0026】また可動電極18の下端には絶縁ロッド2
2の上端が連結され、その下端は操作リンク23の一腕
に連結されている。絶縁ロッド22は、軸長方向に一定
間隔で鍔縁22aを備えた碍子等にて構成されている。
操作リンク23はその中央部を台車11に軸支されてお
り、また他腕はボックス14内に配した操作機構に連結
されている。
【0027】このような実施の形態1の動作を説明す
る。図1、図2ではクレイドル1側に向けて引出形遮断
器10を前進させ、その前進限に達した状態を示してお
り、引出形遮断器10における上,下部の主回路端子1
9、21は夫々絶縁筒部24hを通してクレイドル1の
上,下部のブッシング部材24、25内の各接続具24
jに差し込まれ、主回路導体8、9と接続された状態と
なっている。この状態では主回路導体8、9は接続具2
4j、主回路端子19、21、可撓導体20、固定電極
17、可動電極18を介在させて真空バルブ16の固定
電極17、可動電極18にて相互に接続された状態とな
っている。
【0028】また引出形遮断器10におけるフード部材
13は、絶縁材料をモールド成形して断面U字形に一体
成形されており、開放側をクレイドル1側に向け、また
その両側端縁はクレイドル1の上,下一対をなす絶縁筒
部24hの両外側にこれとの間に若干の隙間を隔てた状
態でオーバラップして位置し、他相の絶縁筒部から遮蔽
している。これによって金属部分同士が直接的に対向す
ることがなく、気中絶縁距離が大きくなり、その分だけ
相間寸法、遮断器寸法等の縮小化が図れる。また真空バ
ルブ16の接続、遮断は操作機構によって操作リンク2
3をその軸支点回りに回動させることで操作ロッド22
を介して可動電極18を昇降させ、固定電極17に対し
て接離させることで電路の接続、遮断を行う。
【0029】このような実施の形態1にあっては上,下
部の主回路端子19、21はクレイドル1に設けられて
いる区画域24a,24b,24cにおける各絶縁筒部
24hを通して接続具24jにて主回路端子導体8、9
に接続されるが、同時に上,下の区画域24a,24
b,24c夫々の各絶縁筒部24hを一まとめにしてフ
ード部材13にて両側から覆うこととなり、相隣して位
置する主回路端子19同士又は21同士が直接対向する
ことがなく、金属等の気中絶縁距離Lが大きくなり、遮
断器幅、断路器幅、相間寸法幅が短縮されることとな
る。
【0030】(実施の形態2)図3は実施の形態2の構
成を示す図2と対応する開閉装置の横断面図である。こ
の実施の形態2にあってはクレイドル1の各区画域24
a,24b,24cにおける上,下の絶縁筒部24hに
わたって、各相の絶縁筒部24hの間、及び両側の絶縁
筒部24hの外側に夫々絶縁筒部24hの長さと略等大
の高さに絶縁材料からなる絶縁板部28を突設して構成
してある。
【0031】これによって引出形遮断器10におけるフ
ード部材13の両側端縁は、絶縁板部28と絶縁筒部2
4hとの間の隙間毎にこれらと非接触の状態で挿入位置
せしめられることとなり、相隣する主回路端子19間の
気中絶縁距離Lが一層大きくなり、両主回路端子19同
士又は21同士の距離を一層近づけることが可能とな
る。他の構成及び作用は実施の形態1における構成及び
作用と実質的に同じであり、対応する部分に同じ番号を
付して説明を省略する。
【0032】(実施の形態3)図4は実施の形態3の構
成を示す図2と対応する開閉装置の横断面図である。こ
の実施の形態3にあっては各個別に並列されているフー
ド部材を一体化構造とし、絶縁材料をモールド成形して
一体構造としたフード部材29の前面側に3つのU字形
凹部29a、29b、29cを形成し、凹部間及び両外
側には夫々の間を仕切る絶縁板部29dを形成してあ
る。
【0033】一方クレイドル1には実施の形態1におけ
る並設された絶縁筒部24hの両外側に位置する絶縁筒
の外側に絶縁板部28を立設してある。このような実施
の形態3にあっては金属である主回路端子19間の気中
絶縁距離Lが大きくなり、主回路端子19間の幅寸法を
短縮することが可能となると共に、フード部材29の構
成が簡略化され、コストの低減が図れる。他の構成及び
作用は実施の形態1における構成と実質的に同じであ
り、対応する部分には同じ番号を付して説明を省略す
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る発明にあっては、U字形
をなすフード部材の両側縁がブッシング部材における絶
縁筒部をその両側から挟む態様で位置するようにしてあ
るから気中絶縁距離が長くなり、各相の主回路導体間距
離の短縮が可能となり、小型化が容易に行える。
【0035】請求項2、3、5、6に係る発明にあって
は、絶縁カバー部材における主回路端子間を隔てるため
の絶縁筒部の間に絶縁材料からなる絶縁板部を突設する
ことにより、金属の気中絶縁距離が延長され、絶縁筒部
間の寸法の短縮が図れて一層の小型化が可能となる。
【0036】請求項4に係る発明にあっては、各相毎の
絶縁材料製のフード部材を一体化構造とすることで構成
の簡略化が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の構成を示す縦断面図
である。
【図2】 図1のII−II線における横断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の構成を示す横断面図
である。
【図4】 本発明の実施の形態3の構成を示す横断面図
である。
【図5】 従来の配電設備における3相交流回路用の開
閉装置の構成を示す縦断面図である。
【図6】 図5のVI−VI線による横断面図である。
【符号の説明】
1 断路器本体(クレイドル)、2 隔壁、3 ガイド
レール部、8,9 主回路導体、10 引出形遮断器、
11 台車、13 フード部材、15 保護壁、16
真空バルブ、17 固定電極、18 可動電極、23
操作リンク、24,25 ブッシング部材、24j 接
続具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関谷 卓 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G012 DD02 DD08 GG11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁に貫設され、多相交流回路の各相夫
    々の主回路導体の一端を個別に臨ませる区画域が形成さ
    れた絶縁材料からなるブッシング部材を備えた断路器本
    体と、 相互に接離される固定電極及び可動電極を備えた真空バ
    ルブ、前記固定電極及び可動電極に一端を接続され、他
    端が前記主回路導体に接続、離反せしめられる主回路端
    子及び前記真空バルブ、主回路端子を各相毎に覆う絶縁
    材料からなるフード部材を有し、前記断路装置本体に対
    して進退可能に配設された遮断器とを備え、 前記ブッシング部材は夫々の区画域毎に前記主回路端子
    を導入する絶縁筒部を有し、 また前記フード部材は、ブッシング部材と対向する側が
    開放された断面U字形に形成され、遮断器が前記断路装
    置本体側に前進した場合に、前記絶縁筒部の両側にこれ
    と重なり合って位置する両側端縁を有していることを特
    徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記ブッシング部材の各絶縁筒部の両側
    には夫々遮断器側に向けて絶縁板部が突設されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記ブッシング部材の並設された絶縁筒
    部の両外側には絶縁筒部と間隔を隔てて前記遮断器側に
    向けて絶縁板部を突設してあることを特徴とする請求項
    1に記載の開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記各相の真空バルブ及び主回路端子を
    覆う絶縁材料からなるフード部材は一体的に成形されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の開閉
    装置。
  5. 【請求項5】 前記フード部材は断面U字形をなし、フ
    ード部材の両側縁はブッシング部材の絶縁筒部と絶縁板
    部との間に介在せしめられるようにしてあることを特徴
    とする請求項2又は3に記載の開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記U字形をなすフード部材の両側に位
    置する絶縁材料からなる仕切板部はブッシング部材の絶
    縁筒部と絶縁板部との間に、また他の絶縁板部はブッシ
    ング部材の絶縁筒部間に夫々介在させるようにしてある
    ことを特徴とする請求項5に記載の開閉装置。
JP14079299A 1999-05-20 1999-05-20 開閉装置 Expired - Fee Related JP3813035B2 (ja)

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